2007年01月18日

Jay-Z "Show Me What You Got "

showmewhatyougot「ラッパーとプロレスラーに引退なし!」テリー・ファンクも、長州力も帰ってきたんだから、Jay-Zが帰ってこないはずはない!2006年の秋ごろから年末年始にかけての最大の話題となった、Jay-Zの"オフィシャル"な復帰作・・・というかやっと出たか復帰作。

Public Enemyのインストナンバー"Show Em Whatcha Got"を引用したタイトル同様、Just Blazeの腕がなりまくるプロダクションも、Lafayette Afro Rock Bandの必殺ホーンフレーズを引用。貫禄のJigga節が爆発する、復帰を飾るにはこれ以上ない完璧なナンバー。ビート、ラップ、フック、どれも輝く、かもし出すメジャーな空気はJay-Zだからだせるそれ。やはり天性の華といいますか、スター性といいますか、ラップするとその場の空気が一変するような、こうした華は引退前と変わらないですし、客演という形でしばしば登場していただけに、ブランクも感じさせませんね。個人的には、復帰云々とか、曲の出来不出来とか、チャート何位とかよりもPEの傑作アルバム収録とはいえ、ある意味スキット的な一曲をモチーフにし、オマージュを捧げるかのようなJay-ZとJust Blazeのヒップホップ魂にグッと来た!

nado at 23:07|PermalinkComments(1)TrackBack(0)この記事をクリップ! Rap/HipHop  | Japan

2007年01月11日

Obie Trice "Cry Now"(#25)

crynow2006年にメジャーレーベルからリリースされたシングルの中でも大穴だった一枚。Eminem率いるShady軍団の若衆Obie Triceの2ndアルバムからのシングル。

ドラムブレイクを軸に、「Cry Now♪」とタイトルを歌い上げた印象的なコーラスのサンプルをフックに配した、シンプルなトラックはSicknoteプロデュース。そのシンプルでハードなビートがObieのラップを引き出しているのか、はたまたその逆か?ビート、ラップ、どちらも派手な仕掛けがあるわけでもないんですが、なかなか聴かせてくれるニクイ一曲。ObieというとEminem系列を中心に、豪華ゲストが大量に参加する路線が話題になっていますが、個人的にはGhostface的なソウルフル、かつハードめの路線のほうがいけるかと思います。

nado at 21:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ! Rap/HipHop 

2007年01月08日

Lakim Shabazz "Turn It Out"(#24)

turnitoutリリースされたのは2006年の夏ぐらいでしたが、自分も買い忘れていて、つい最近手にした一枚。高校時代のPercee-PとLord Finesseのフリースタイルバトルという驚愕の映像を世に問うたBBPからリリースされたLakim Shabazzの復帰作。

しかもStussyツアーで日本にもやってきた45Kingがプロデュースで、B面の"Turn It Out"はJames Brownの"Payback"をサンプルとくれば、どうでしょう?のっけからJBのシャウトが響き、そのままどファンキーなビートになだれ込むオールドスクール丸出しな展開、実に黒く、実に極太く、そして熱い!80年代のセッションでレコーディングされた楽曲をディスカバリー、という触れ込みでも、確実に信じてしまう人は続出でしょ。しかも45KingとK-Moetによる"Bonus Beats"も、素晴らしくどファンキーで、これがボーナスだとしたら45kingには大感謝祭を催したいぐらい。

nado at 00:53|PermalinkComments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ! Rap/HipHop  | NY

2007年01月06日

The Roots "Here I Come"(#23)

hereicomeDef Jam移籍第一弾として話題になった"ヒップホップ・バンド"The Rootsの最新作、ジャケットも強烈なアルバム"Game Theory"からの1stシングルと、2ndシングルを一枚に収めたお徳なEP。

Kool & The Gangの"Jungle Boogie"をサンプリングした1stシングルの"Don't Feel Right"もよいですが、2ndシングルのB面に収録されていた"Here I Come"は、初っ端のドラムロールから、これでもかとうねりながら吹き荒れるギターの嵐と、鉄壁のリズム部隊が巻き起こす、強力すぎるツープラトン攻撃に、Dice Raw、Malik Bも参加し煽情的なラップが加われる最高のロックンロール。そして、緩やかに始まるオープニングから徐々にギアを上げていうく壮大な展開と、ライブ感を前面に押し出しているアルバムタイトル曲"Game Theory"もこれまたロック色強し。どちらも、良くも悪くもメジャーなDef Jamからのリリースとは思えないプログレシッブな展開はRootsの真骨頂であり、思い起こさせるのはRick Rubin時代のDef Jam。爆発しております。

nado at 20:27|PermalinkComments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ! Rap/HipHop  | Philly

2007年01月01日

Boostin Kev "Dunt Da Dunt Dunt"(#22)

2007年一発目。一年の計は元旦にあり、ということで新年早々ですがマニアックな一枚を。

thatbeboostin1990年代半ばにWBLSで放送されていたDJ Premierのミックスショウでもヘビーローテーションされていた(というかそれでこの曲を知りました)、Boostin Kevによるアンダーグランド・クラシック。

このシングルの中でもB面に収録された"Dunt Da Dunt Dunt"は、軽やかにタイトルを連呼する、鼻歌的フックがどうにも病み付きになる、ディープなお奨め曲。ある部分Biz Markie的な匂いを漂わす、音も何もアンダーグランドなんだけど妙に陽気なところがマニアの琴線に触れるはず。ちなみにA面の"That Be Boostin"も、タイトル連呼のフックがやはり耳に引っかかるし、はとの鳴き声のような上ネタも怪しすぎる特濃曲。そしてそれより何より特筆したいのは、ラップ、コーラス、プロデュース、ミックス全てがBoostin Kev自身による、真にインディペンデントな一枚ということ。怪しいレーベルロゴも恐らくBoostinの手によるものと思われる、まさにBoostinワールド全開。

このインディ魂を見習いながら今年もブログ、HP共々頑張る所存であります。

nado at 10:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ! Rap/HipHop  | NY

謹賀新年2007

謹賀新年!明けましておめでとうございます。

今年もどうぞよろしくお付き合い下さい。


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2006年12月31日

2006年もあと少し!

今日で2006年もおしまいということで、月並みかもしれませんが2006年のベスト・シングルを15枚という中途半端な数ながらセレクトさせていただきました。

Trae f/Fat Pat,Hawk "Swang"
Ghostface Killah "The Champ"
Rhymefest "Dynomite"
Lupe Fiasco "Kick Push"
E-40 f/Keak Da Sneak "Tell Me When To Go"
Snoop Dogg f/B Real "Vato"
Termanology "Watch How It Go Down"
Lil Keke f/Paul Wall,Bun-B,Pimp-C "Chunk Up The Duece"
The Roots "Here I Come"
Mobb Deep "Put Em In Their Place
Too Short f/Snoop Dogg,Willi a.m. "Keep Bouncin"
Federation "18 Dummys"
Nas "Where Y'all At?"
9th Wonder f/Mos Def,Jean Grae,Memphis Bleek "Brooklyn In My Mind"
Pharoahe Monch "Let's Go"


他にも良質なシングルや年末にリリースされた話題のタイトルなんかもありますが、その辺はまだ聞込みが足りないということで、今年秋ぐらいまでにリリースされたシングルを中心に選んでみました・・・が、選び漏れも相当あるような・・・その辺はご容赦下さい。

今年を振り返ると、やや新譜離れが進む自分がいたりしましたが、来年はHPの全面改装とこのブログをうまく両立させていきたいと考えているので、どうぞヨロシクお付き合い下さい。

2007年が素晴らしい年になりますように。

nado at 09:20|PermalinkComments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ! Rap/HipHop