球形の季節

4つの高校が居並ぶ東北の「谷津」で、奇妙な噂が広がった。
「5月17日、如月山にエンドウさんがつれていかれる」という不思議な内容。
「地歴研」のメンバー坂井みのり、浅沼博範、関谷仁らは、その発端を追跡調査し始める。
やがて、噂どおりに一人の女子生徒が姿を消した。名を遠藤といった。
町中では金平糖のおまじないが流行り、生徒達は新たな噂に身を震わせていた。

恩田さんの作品の2作目ですね。
この作品が、初めて最後が拍子抜けした作品だった気がする^^;
納得がいかなかったというか。え?そこで終わり?っていう。。。
でも、過程はとっても面白いのです。
内容が面白いよね。
みのりのキャラクターがかわいらしいと思ったし、谷津という地方についてが凄く伝わってきたし。
ホラー・・・?ではないのかな。
でも結構こわいし・・・。う〜ん、ジャンル分けは難しいね^^

〈新潮社 1994.4〉H13.7.5読了