スープ・オペラスープ・オペラ
著者:阿川 佐和子
販売元:新潮社
発売日:2005-11
おすすめ度:4.0
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島田ルイ、35歳独身。ベタなぎの毎日が大激変。いい男が現れ、同棲? しかも、お相手は2人! ひとつ屋根の下に、独身女性と男性が2人。スープでつながる恋の花咲く長編小説。『小説新潮』連載の単行本化。

映画化を知って、気になって読んでみました。
阿川さんの本は何冊か読んだことがありますが、文章が読みやすくて好きです。
今回はひとり暮らしをしている女性の家に見知らぬ男2人が居候するというになるというちょっと突飛なストーリーでしたが、それがまたわりと自然に入っていけて。
面白かったです。
トニーさんも、康介も、とても人柄が良さそうだけど、どこか人間としての欠点を抱えていて。
まあ、欠点のない人間なんていないんですけど。
トニーさんは昔はムチャやったんだろうけど、今は歳をとって多少は落ち着いたのかな?という風貌な印象でした。
康介は始めはルイと同じように人懐っこくて可愛らしいイメージだったけど、いっしょに暮らすようになったら些細なところでへそを曲げるし、ちょっと子どもっぽかった。
そう知ってからの康介は、う~ん・・・と思ったけど、人なんてそんなもんですよね。
ただ、怒った時にルイに言った言葉は私は許せません。
恋人に出来るかといったら、私は出来ないと思う。
いろいろもやもやな部分はもやもやなままでしたけど、何でもかんでも解決すればいいってわけでもないので、これでよかったのかなと思う。
私は好きな作品でした。
ただ、奈々子と下品な小説家は嫌いなままでした。奥さん、よくも30年以上も頑張ったよ。後は自由に生きてね。
映画も気になります。
読む前にキャストは知っていたので、その3人のイメージで読みました。
西島君はちょっと若いかな。でも、可愛らしいイメージは合っているかも。
にしても、大出世ですねぇ。西島君。
私はレコード大賞新人賞?を獲った時からAAAの曲は割りと好きでした。
CD持ってないけどね^^;ごめんね。
映画も観たいな。

〈新潮社 2005.11〉H22.10.14読了