人生がときめく片づけの魔法人生がときめく片づけの魔法
著者:近藤 麻理恵
サンマーク出版(2010-12-27)
販売元:Amazon.co.jp
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この本は、「一度片づけたら、二度と散らからない方法」について書いた本です。
「そんなことはありえない」
そう思った方にこそ、じつは読んでいただきたい本でもあります。
著者の近藤麻理恵さん(こんまり先生)は、床が見えないゴミ部屋をホテルのスイートルームのように劇的に変える 片づけコンサルタント。
5歳のときから 「ESSE」や「オレンジページ」等の主婦雑誌を愛読し、中学3年のときには、ベストセラー『「捨てる!」技術』を読んで開眼、以来、本格的に片づけ研究を始めたそうです。
そして、大学2年のとき、コンサルティング業務を開始、「こんまり流ときめき整理収納法」を編み出しました。
その極意をひと言でいうと……
まずは、「捨てる」を終わらせる。そして、一気に、短期に、完璧に片づける。
これを正しい順番で行うと、二度と散らからなくなり、一生、きれいな部屋で過ごせるというのです。
しかも、著者のコンサルティングを受けたお客さんからほとんど毎日のように「人生が劇的に変わった」と、たとえばこんな報告のメールが届くそうです。
「おだやかになったね、といわれるようになった」
「営業の仕事がたくさんとれるようになった」
「気乗りしないお誘いも、断れるようになった」
「仕事の面で、迷わなくなった」
「会いたかった人から、連絡がくるようになった」
「なぜか3キロやせた」
「自分が持っている力に気づけるようになった」
この「人生がときめく片づけの魔法」を手に入れて、
新しい人生のスタートを切ってください。

いつも立ち寄る本屋さんでやたらとこの本をプッシュしていたので気になって読みました。テレビで紹介されたこともあるらしく、図書館ではものすっごい予約数になっています。
私は結構物は捨てられる人です。未練があっても使わないだろうと思ったら捨てる人です。結構淡白だねと言われますが。
それでも部屋は汚くなりますし、掃除が億劫な時もあります。ものはあまり多くないとは言いつつも、本はたくさんあるしコンサートグッズや雑誌の切り抜きファイルやCD,DVDなど結構物にあふれていると思います。ロッカーもわりとぎゅうぎゅう。
断捨離の本も1冊読んだことがありますが、イマイチピンと来なかったんです。もうやってるよ!と思いまして。
でも、この本は一味違いました。帯に顔写真が載っていますが著者は私と同世代。そして本当に小さい頃から自然と片づけをしているからなのか言っていることが研究し尽くされている気がしました。そして年が近いからなのか分かりませんが文章も読みやすいと思いましたし。
そもそも、物を捨てるか残すかの基準が「その物を手にとってときめくかときめかないか」なんて、斬新ですよね。
それならどんどん物を捨てられそうです^^;
その言葉もそうですが私がふんふんなるほどと思ったことは他にもありまして。
とにかく一気に短期に完璧にすると言うこと。徐々に綺麗になっていったら達成感が薄れますけど、本当に一気に片付けて綺麗になったらまさに心がときめくような気がします。
あと、捨てる作業が終わるまでは収納について考えない。と言うこと。まずは残すか残さないかを決めて、それをどこにおくのかは考えないっていうのは新しいなと思いました。
そして作業は場所別ではなくモノ別で捨てるということ。
服なら服、本なら本を所蔵してる分全てを1箇所に集めてときめくかときめかないかで決めるって言うのはある意味究極ですよね。それなら本当に必要とするもの以外は見事に捨てられる気がします。
とはいっても。私はいつか読むと思っている本は捨てられないですし、中学生の時から付けている日記は全部捨てることは出来ないので、ここまで完璧には出来ないだろうなと思います。他にもCDとかDVDとかグッズとかそういうのは絶対に捨てられないし・・・。
完璧まで行かないとしても、実行に移してみたいと思いました。私も部屋も生まれ変わってときめきたいなと思いますし^^
今モノを捨てたくてウズウズしてきました。私は本格的にやったら、どれだけのゴミ袋がたまるんだろう。

<サンマーク出版 2010.12>H23.10.27読了