歴史に名を残す偉業を成し遂げた人物も、ほとんどの場合、本当に活躍したのは、ある一時期に限られる。それどころか、リタイヤ後に意外な「その後」の人生を送った人物が少なくない。「祟り」に慄き死んでいった藤原道長。健康に気を使いすぎて逆に死期を早めた徳川家康。老人になってから計画殺人を実行した徳川光圀。勘違いで殺人を犯して獄死した平賀源内……。有能な成功者である彼らはなぜ"晩節を汚す"ことになったのか。その分岐点には何があったのか。30人の偉人たちの知られざる末路を繙き「人生の本質」を追求する、画期的な書。

学校で習った歴史上の人物たちが活躍した後、老後はどんな人生を歩んでいたのか。30人の人生が書かれています。栄華を物にした人でも老後や死後は辛いものだったり…色々ありますね、人生は←
特に印象的だった方は人見絹枝さんでした。名前は知っていましたし、日本人の女性選手で初めてメダルを獲得した人というのも知っていましたが、メダル獲得後の人生は辛いですね…。円谷幸吉を思い出しました。
銀メダルだったから次は金メダルを。期待を持つ事は良いと思いますけど、過度はダメです。そして、健闘を称えないとダメです。見ているだけ、応援しているだけの国民は、血のにじむような努力をしている選手の過程も理解しようとしないとダメです。それを改めて思いました。
古代から近代までの歴史上の人物たちの生涯を知ることが出来て良かったです。

<幻冬舎 2019.4>2019.8.12読了