思った通りの自分になれなくて、いつしか投げやりな生き方に慣れてしまった沙織(沢尻エリカ)。
彼女が心を開くのは、ロシアンブルーの猫・良男(吉沢亮)だけ。沙織の心に寄り添ううちに、良男は自分が沙織の「人間の恋人」なのだと思い込む。そんなある日、沙織の前に“ゴッホ"と呼ばれる売れない画家・後藤保(峯田和伸)が現れ沙織の日常に変化が訪れる。一方、良男は、沙織の家へ向かう途中で迷子になってしまい、野良猫たちが集まる「ねこすて橋」に辿りつく。1人と1匹は、ゴッホや迷い猫のキイロ(コムアイ)、個性豊かな猫たちとの出逢いを通じて、自分らしく生きるすべを見つけられるのか―。

去年の8月にWOWOWで放送されていた作品です。すっかり忘れていました^^;
犬童一心監督の作品だったんですね。「ジョゼと虎と魚たち」「メゾン・ド・ヒミコ」を見たことがあります。どちらも大好きな作品です。
更に原作は大山淳子さんだったんですね〜!知らなかったー!猫弁シリーズ大好きです。
元アイドルで今はスーパーでアルバイトをしている沙織と自分を人間だと思い込んでいる猫の良男の物語。
人間目線も猫目線も面白い。ちょっと舞台のような雰囲気も好きでした。猫が擬人化してるから、ちょっと非現実的な感じが合っていたのかも。
猫がタイトルに入っているから癒し系の映画なのかと思ったらめちゃくちゃグサグサくる作品でしたー…びっくりー。
面白かったです。凄く面白かった。
やりたくないことも恥ずかしいことも、歌うために頑張ってきたけど、頑張ってきたからと言って上手くいくわけでもない。そのやりきれなさや諦めにこちらも何だかグサグサきました。
東京に疲れて見知らぬ土地に来て、ゴッホという自分を理解してくれる人に出会えたことが本当に良かったなぁと思えました。ラストがとても好きです。
沢尻さんのポーカーフェイスも歌っている姿も戸惑う姿も笑顔もとっても可愛くて素敵でした。
素敵だったのになぁ…
原作も読んでみたいと思います。