新しい高齢者用住宅の準備計画〈R・P〉の中心人物として活気ある毎日を送る爽香。しかし、兄・充夫の借金癖には悩まされ続けていた。一方、河村の愛人・志乃の隣室に引っ越してきた“佐藤”という男は、一見善良そうだが!? また、爽香の秘書・麻生が車で怪我させてしまった少女が突然映画デビューして!? 事件に仕事に息つく間もない爽香が大活躍の大好評シリーズ第17弾!

爽香の周りを取り巻く人たちも少しずつ年下が増えてきましたね。
今回の1番の動きは河村刑事と志乃の関係かな。周りが何も言わないから、その環境に甘えて、河村刑事の事を見損ないましたよ。布子先生にあんなにアプローチしていた時が懐かしいです。自分に病気が見つかって現場仕事から事務仕事に変わって、だからと言って他に女を作って良いわけではもちろんなくて。しかも子供までいて。ずっと何とかしないとと思いつつそのままにしているからどうなるのかと思ったらかなりの怒涛の展開になりましたね。河村刑事が逮捕した佐藤という男。彼は離婚して実子と離れ離れに。勢いで連れ去ろうとして失敗し、たまたま隣に住んでいた志乃の子供であるあかねを利用して…。
志乃が目が覚めたなら良かったです。奥さんがいると分かっていて河村刑事の弱さをいわば利用したわけで、志乃の事も私は嫌いでしたけど、決意してくれてよかったですね。
佐藤の実子はなぜか子役としてデビューして英子におばあちゃんと言ってなついてるし、爽香の秘書の麻生はその母親に惚れるし…。みんな惚れっぽいね…←ここは幸せそうだから良いけど…
そして充夫ですよ。ここまで性格が破綻するものなんですかねぇ。最初は甘やかされて育ったダメ男だと思ってましたけど、今はタダのクズ男ですね(暴言失礼)女癖も悪いしお金の浪費も酷い。爽香に借金の事は任せっぱなしな上に暴言も吐くし一体何様なんだろう。妻も妻でそんな旦那の事をその母親に罵倒するとか意味が分からない。本当に胸糞悪い夫婦だわ(暴言すみません)
それに母親も結局は爽香に甘えているんですよねー…。それも許せないなぁ。みんなが爽香に甘えてる。爽香はちゃんとこなすけど、だからと言って平気なわけじゃない。
明男が今のところ支えてるけど、今後も支えてくれるのだろうかとか色々疑心暗鬼になってきていますが^^;
そして殺し屋に目をつけられちゃって、それも気になります。今後も気になる事ばかりですね。
ここまで来たら爽香にはただただ幸せになってほしいと願うばかりです。

<光文社 2004.9>2020.2.14読了