苗坊の徒然日記

読書とV6をこよなく愛する苗坊が気ままに書いてます。 お気軽にどうぞ。

金城一紀

レヴォリューションNO.0 金城一紀5

レヴォリューションNo.0レヴォリューションNo.0
著者:金城 一紀
角川書店(角川グループパブリッシング)(2011-03-01)
販売元:Amazon.co.jp
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オススメ!
停学明けの一週間ぶりの学校で、僕らを待っていたのは、「第一学年団体訓練開催のお知らせ」だった…。ザ・ゾンビーズ結成前夜を描く、シリーズ、完結篇。

ようやくゾンビーズにまた会えました〜^^ずっとずっと待ってたんですよ〜。
なのに金城さんは相変わらず新刊出るのが遅くって。もう。
「SP」に力入れすぎなんですよ!って、それが原因かは知りませんが。
本当に、いい意味で期待を裏切られませんでした。
私がずっと会いたいと思っていたゾンビーズでした。
にしてもシリーズの完結篇がゾンビーズ結成前夜とは。
高校入学したばかりにしては皆さんやたらと貫禄がありましたけど^^;
舜臣はやっぱり文学少年で腕っ節が強くてかっこいいです。
ヒロシも元気そうで何より^^普通にいることが嬉しかったです。
山下も相変わらずのドジっぷりが母性本能をくすぐります。
萱野の言葉が何だかずしっと来ました。あの一仕事する前の言葉がかっこよかった。
アギーも同性に何度も抱かれてもいいと思わせる雰囲気は入学当時からだったのかと思ったし。
南方も、冷静でちょっと優等生っぽくてそれでもやるところはちゃんとやって。
ゾンビーズがした行動はとてもかっこよかった。
先生方に散々おちこぼれと言われていたけど、ゾンビーズたちは本当にかっこよかった。かっこよかったことをネタバレになるので言えないのが残念なのだけど。
そして、最後の最後の言葉を読んだ時、鳥肌が立ちました。
ここから、ゾンビーズは始まったんですよね。
卒業後のゾンビーズに会いたいなぁ。やっぱりもう完結しちゃったのかなぁ・・・

〈角川書店 2011.3〉H23.3.17読了

映画篇 金城一紀5

映画篇

オススメ!
「太陽がいっぱい」
僕のデビュー小説の映画化が決まり、撮影現場を訪れた時、一人の女性に話しかけられた。彼女は懐かしい僕の本名を呼び、自分は「永花(ヨンファ)」だと名乗った。
「ドラゴン怒りの鉄拳」
買い物から帰ってきたら夫が自殺していた。引きこもりの生活を送っていたが、レンタルショップから電話がかかってきた。どうやら自殺する前に夫がビデオを借りていたらしい。返しに行ったショップで一人の定員と出会う。
「恋のためらい/フランキーとジョニー もしくはトゥルーロマンス」
あまり学校へ来ない、隣の席の石岡に「好きな映画は何?」と聞かれた。それから話をするようになったのだが、石岡はどんでもない計画を秘めていた。
「ペイルライダー」
ユウは、クラスのいじめっ子に絡まれた時、大きなバイクに乗ったパンチパーマのおばちゃんに助けられた。おばちゃんは何やら決心してこの町に来たらしい。
「愛の泉」
おじいちゃんが亡くなり、おばあちゃんの様子がおかしい。
孫である5人が何とかしようと立ち上がる。
おばあちゃんに、かつておじいちゃんと見たという「ローマの休日」を上映する事となり、僕はプロデューサーとなった。

久しぶりの金城さんです。ずっと待ってたのよ〜^^
ようやく読めました。
たくさんの映画のタイトルが登場しましたね。全部観てみたくなりました。
金城さんの評価は間違いないですもん。きっと^^
どの作品も素晴らしかったです。特に好きなのは「ドラゴン怒りの鉄拳」かな。
2人の関係が可愛らしくて好きです。
そして、連作短編のようでしたね。
ラストで最大のネタバレのような大仕掛けが待っていて^^
愛を感じました。
実は私「ローマの休日」を観た事がないんです・・・。ちょこちょこはあるんですけど。
すみませんごめんなさい^^;
出てくる作品を観ていたら、もっと楽しめるんだろうな。
やっぱり金城作品は良いです!
最近では脚本も書いていますよね。そちらも良いです!
「SP」は最高ですよ^^こちらもオススメです。

〈集英社 2007.7〉H19.11.17読了

GO 金城一紀4

GO

杉原は私立高校に通う高校生。他の人と違うのは、日本人ではなく、韓国籍であること。
そのせいで、日本人からひどい差別を受ける。
ヤクザの父をもつ加藤以外は高校では誰も話しかけてこない。
その加藤の誕生パーティに呼ばれ、しぶしぶ出かけた杉原の前に一人の女性が現れた。
桜井というその女と杉原は互いに惹かれあい、デートを繰り返す。
しかし、杉原は自分が日本人ではない事を言えずにいた。

冒頭で、杉原自身がこれは恋愛小説であるって言ってました。
確かにそうです。ケンカは耐えないけれど。
でも、友情とか、家族とか、恋愛以外の部分も垣間見えました。
杉原は、いろいろあるけどそれでもたくさんの人に恵まれているんだなぁと思いました。
在日って言葉は差別用語なんだね。この言葉、普通に使っていたけど、この本を読んで学びました。
映画は全部は見てないんですよね。
ラストだけ、みました^^;
ケンカのシーンは怖いけど、好きです。この作品。

〈講談社 2000.3〉H13.10.24読了

対話篇 金城一紀5

対話篇

オススメ!
「恋愛小説」
僕は大学の同級生で誰とも関わろうとしない学生に、話を聞いてほしいと頼まれる。
彼に関わるものは、必ず「死」が訪れるというのだ。
彼は自分を死神だといい、過去についてを話し出す。
「永遠の円環」
「僕」の命はもう長くはない。
脱走を試みたが、失敗に終わった。しかし、「僕」にはやらなければならないことがある。
大学の同級生Kが見舞いに来たとき、相談を持ちかける。
ある人を、殺したいのだと。
「花」
「僕」は頭に大きな爆弾を抱えている。
脳の動脈瘤が大きくなっているのだという。
手術をしなければ、いつ爆発するか分からない。
「僕」は恐怖に覚えて毎日を送っていた。
そんな時、「僕」にひとつのアルバイトを依頼される。

「GO」やゾンビーズシリーズとは違って、金城さんらしくなく、大人しい作品。
でも、金城さんらしさがところどころあって、流石だな〜って言う感じです^^
どの作品も好きだけど中でも「花」が好きかな。
2人とも心の中に闇を抱えていて、車の中だけの出来事なのに、重たいけど良い空気が流れている気がしました。
病院へ着いてからの出来事が、ただただ感動でした。
奥さんの愛がたくさん詰まっています。
やっぱり金城さんはいいなぁ^^
そして、「永遠の円環」
「SPEED」に通じています。それもまた面白いんだよね^^

〈講談社 2003.1〉H16.1.21読了

SPEED 金城一紀5

SPEED

オススメ!
岡本佳奈子、16歳。
ついこの前までは、普通の高校生のはずだった。
しかし、今は違う。
家庭教師だった彩子さんが亡くなってから・・・
佳奈子は彩子の死に疑問を持つ。
もしかしたら、何者かに殺されたのではないだろうか。そんな想い募る。
佳奈子は以前面識があった中川という男と接触。
彩子の死について話し合うが、中川はその場にいたという。
佳奈子の思惑ははずれてしまった。
その帰り道。
佳奈子は何者かに襲われそうになる。
助けてくれたのは「救世主」
世間で言うオチコボレ軍団だった。

ゾンビーズ第3弾。
やっぱり彼らは最高よ〜^^
展開は「フライ、ダディ、フライ」に似ていますが。
でも、主人公が女の子ってのが新鮮!
金城さんの作品では見たことない気が・・・
佳奈子がたくましくなっていったのは、読んでいて微笑ましい感じがしたよ。
舜臣もカッコイイし。大好き^^
ゾンビーズは高校3年生で、「フライ、ダディ、フライ」の1年後。
なんとな〜く繋がっているのがまた良いのよね^^それに、今回はアギーが活躍。
女がらみだけじゃないのがよかったね。
アギーのお母さんもとっても素敵。
こんな人がお母さんだったら、きっと良い子に育つよ^^
読んでいったら、自分の悩みがちっぽけな感じがします。
ゾンビーズは永遠です。

「当分のあいだは頭で納得できても心が納得しなかったら、とりあえず闘ってみろよ。こんなもんか、なんて思って闘いから降りちまうのは、ババアになってからでいいじゃねえか。」

「カナコちゃんもどんどん強くなって、あの子たちがいる世界まで飛んでいって、一緒に飛べばいいよ。きっと楽しいよ。」

〈角川書店 2005.7〉 H17.9.18読了

レボリューションNO,3 金城一紀5

レヴォリューションNo.3

オススメ!
「レボリューションNO.3」
南方は有名な高校がいくつもある地域の中のオチコボレ男子校に通っている。
そのなかの「ザ・ゾンビーズ」の一員だ。女で金を稼ぐアギーに、父親が刑務所に服役中のために自らが家族を養っている萱野。
在日韓国人で喧嘩が強い文学少年の舜臣。ザ・ゾンビーズのリーダーで頼りになるヒロシなど素晴らしいメンバーがそろっている。
「ザ・ゾンビーズ」は毎年、清和女学院の学園祭に参加するための計画を練っていた。
去年もその前の年も今イチ成功しなかったため、今年こそは成功させたい。
そこで、良い計画をあみ出すため、ヒロシの元へ向かった。
ヒロシは病気のため、入院中なのである。
「ラン、ボーイズ、ラン」
1ヶ月の停学をくらっている間、バイトをして皆は沖縄へ行く準備をしていた。
しかし、金を集めていた山下が不良にからまれ、120万そっくり盗られてしまったのだ。
そこで、黙っちゃいないゾンビーズが立ち上がる。
それとは裏腹に南方の調子は良くない。不眠症なのだ。
理由は、夢。ガリガリに痩せ細ったヒロシが現われるのだ。
そのことばかり考えてしまい、学園祭で見つけた彼女とも上手く行かなくなる。
南方は、ヒロシや他のみんなと出会った日のことを考えていた。
「異教徒たちの祈り」
井上に頼まれ、南方は有名私立大学の依頼人のところへ向かった。
名は吉村京子。
ストーカーに悩まされているらしい。
毎日夜の9時に無言電話が来るというのだ。また、来ない日には視線を感じる。
南方はボディーガードをすることになる。
その犯人から暴行を受けた南方は、舜臣に助けを求める。
真相はザ・ゾンビーズの出番だ。

面白かった!高校時代に読む本だね、これは。
オチコボレ高校に通う彼ら。世間や社会の眼から見れば、彼らはダメなやつらなのかもしれない。
でも、彼らは人として大切なものを持っている。
仲間や勇気、自分の意思。
そこらへんのお偉いさんよりよっぽど凄いよ。
学はないかもしれないけど、楽しく生きるために必要な知恵をたくさんもってる。
「フライ、ダディ、フライ」にもでてくる彼ら。
彼らは最高です^^

〈講談社 2001.10〉 H15.7.2読了

フライ、ダディ、フライ 金城一紀5

フライ,ダディ,フライ

オススメ!
おっさん、空を飛んでみたくはないか?
鈴木一、47歳。
名も平凡だが、生活も平凡そのものである。
しかし、何よりも大切なものがある。それは家族だ。
妻と、娘の遙。この2人は自分が守らなければならないと思っていた。
しかし、娘が男から乱暴を受け、精神的に深い傷を負い病院で入院している。
犯人は高校生。彼の名誉のため、その事件はもみ消された。
鈴木は復讐を誓い、少年の高校へ向かった。
しかし、そこは少年のいる高校ではなかった。
現われたのは、世間で言う「オチコボレ」の少年達。南方、板良敷、菅野、朴舜臣、小林。
彼らの指導の下、少年を倒すべく、1ヵ月半のトレーニングが始まった。

好きです!一気に金城作品に引き込まれました。
「anan」で、V6の岡田君がお勧めしてまして、気になってたのです。
そんな理由ですみません。
「レボリューションNO.3」も読んでたから、存在は知っていたんだけど。
少年達が本当に良い奴らで。
周りにこういう人たちがいればいいのに。かっこいいし、かわいいし。
世間ではオチコボレなのかもしれませんが、ただ頭のいい人達よりも、大切なものをたくさん持っている子たちだなと思いました。
好きなのは、みんなで遊園地に行くところ。
はしゃいでる姿もおびえてる姿もかわいかった。
舜臣が怯えている姿が可愛くって。どんなに強くても怖いものはあるんですよね。

〈講談社 2003.1〉 H15.7.9読了
自己紹介
苗坊と申します。
生まれも育ちも生粋の道産子。読書とゲームとマラソンとV6を愛してやまないオーバー30です。47都道府県を旅行して制覇するのが人生の夢。
過去記事にもTB、コメント大歓迎です。よろしくお願いいたします。
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