苗坊の徒然日記

読書とV6をこよなく愛する苗坊が気ままに書いてます。 お気軽にどうぞ。

三浦しをん

皇室、小説、ふらふら鉄道のこと。 原武史 三浦しをん5



鉄学者と作家、平成の終わりに皇室、小説をアツーく語り合う。

あるとき、会議中に原さんが猛然としゃべりだした。とある鉄道の本について、熱く熱く語っているのである。「いや、そんな細かい部分、ここにいるだれもわからんがな」と呆気に取られつつ、私は深く納得した。
なーんだ、ただのオタクだ!
そこからなにがどうなって対談をすることになったのか、いまいち記憶が定かではないのだが、小説や天皇制や鉄道について、二人で好きなようにしゃべったのが本書だ。
私と同様、門外漢のかたにも、肩肘張らずにお読みいただける内容になったのではないかと思う。
――三浦しをん(「まえがき」より抜粋)
*
三浦さんが女性作家として、時にびしっと本質を衝く意見や質問をされることに、思わずはっとさせられた。
「社会全体の中で女の人をどう位置づけるかは、学校教育も政治家も何も考えていないような気がします。」
「アマテラスは女性の神様ですが、その子孫であるとされる天皇家は、なぜ女系を採用しなかったんでしょうね。」
学者でない人々、とりわけ女性との対話を積み重ねることで、自らの学問が鍛えられてゆくことの大切さを、改めて思い知らされた次第である。
――原 武史(「あとがき」より抜粋)

学者と小説家であるお二人の対談集です。対談が5回行われている間に生前退位のニュースが飛び込み、タイムリーでしたね。
私は皇室に関してはしをんさんと同様にあまり興味を持ったことが無いので^^;原先生のお話はとても勉強になりました。皇室と政治の関係とか今の首相の皇室への考え方とか全然知らなかった…。
鉄道の話も面白かったです。私はオタクではないけど、乗るのは好きです。
お二人のロケ(?)も楽しそうでした。

<KADOKAWA 2019.2>2019.4.16読了

愛なき世界 三浦しをん5

愛なき世界 (単行本)
三浦 しをん
中央公論新社
2018-09-07


オススメ!
恋のライバルが人間だとは限らない!
洋食屋の青年・藤丸が慕うのは狄∧瓩慮Φ罎飽貪咾並膤惘\検λ楝爾気鵝殺し屋のごとき風貌の教授やイモを愛する老教授、サボテンを栽培しまくる「緑の手」をもつ同級生など、個性の強い大学の仲間たちがひしめき合い、植物と人間たちが豊かに交差する――
本村さんに恋をして、どんどん植物の世界に分け入る藤丸青年。小さな生きものたちの姿に、人間の心の不思議もあふれ出し……風変りな理系の人々とお料理男子が紡ぐ、美味しくて温かな青春小説。

しをんさんの新刊だ!と思い、内容を知らずに読み始めたので、タイトルからドロドロの恋愛劇なのかなぁなんて想像してたんですけど全然違いました^^;
愛なきというのは植物の事だったんですね。
円服亭の主人の料理にほれ込み住み込みで働いている藤丸は常連の大学院生本村さんに恋をします。簡単に言うとその藤丸君の恋愛模様が描かれているのですが、ライバルが人じゃないので一筋縄ではいきません。
本村さんはシロイヌナズナの研究をしており愛のない植物を研究するのだからと恋愛や結婚はしないと決めています。あっさり玉砕する藤丸ですが、徐々に植物の魅力に惹かれても行きます。
この藤丸君が本当にまっすぐで純粋で、良い子なんですよねー。表現がいちいち可愛いんですよね。イチョウの葉っぱを見て「妖精が吹くラッパみたい」とかめちゃくちゃ可愛くないですか。あっさり本村さんに告白したりとか、口調とかはめちゃくちゃイマドキな子というイメージでしたけど、最後にはすっかりファンになっていました^^
素直に本村さんを応援しているのも良いですよね。そして自分の料理の道にもちゃんと向き合って邁進している。それは本村さんにも言えることだけど、好きなことに一生懸命な人ってなんてキラキラしていて素敵なんだろうと思いました。勿論苦労も多いでしょうけど。
また脇を固める人たちも個性的で魅力的です。松田先生は殺し屋みたいにいつも黒のスーツを着ている見た目は怪しい人なのですが、実は大学院生時代に友人を失った過去があったんですよね。それが色々繋がっているのかなと思うと切なかったです。それでも、友人の親が言った言葉が救いになったんじゃないかな。っていうか親御さんが素敵すぎました。おイモ大好き諸岡先生もいい味出しているし、川井さんも岩間さんも加藤さんも面白くて優しいし、円服亭の主人も素敵だしはなちゃんも可愛い。みんな本当に素敵でした。
タイトルに反してたくさんの愛に満ち溢れた作品だったと思います。
好きなことに一生懸命になる事、簡単だけど難しいですよね。私もそうなりたいと改めて思わせてくれた作品でした。面白かった!

<中央公論新社 2018.9>H30.11.4読了

ののはな通信 三浦しをん4

ののはな通信ののはな通信
著者:三浦 しをん
KADOKAWA(2018-05-26)
販売元:Amazon.co.jp

横浜で、ミッション系のお壌様学校に通う、野々原茜(のの)と牧田はな。庶民的な家庭で育ち、頭脳明晰、クールで毒舌なののと、外交官の家に生まれ、天真爛漫で甘え上手のはな。二人はなぜか気が合い、かけがえのない親友同士となる。しかし、ののには秘密があった。いつしかはなに抱いた、友情以上の気持ち。それを強烈に自覚し、ののは玉砕覚悟ではなに告白する。不器用にはじまった、密やかな恋。けれどある裏切りによって、少女たちの楽園は、音を立てて崩れはじめ…。運命の恋を経て、少女たちは大人になる。女子の生き方を描いた傑作小説。女子校で出会い、運命の恋を得た少女たちの20年超を、全編書簡形式で紡いだ、女子大河小説の最高峰。

物語の全編が書簡でのやりとりです。
高校で出会ったののとはな。2人の性格も境遇も正反対の2人。それでも気が合い、親友となっていきます。そして親友以上の関係になっていく2人。
2人は恋人同士となり、幸せな時間を過ごしていた。それでもその時間は長くは続かない。その元凶は茜…だったのかな。はなが茜を許せないという気持ちは分かりました。
でも、2人は恋人という関係は解消されて良かったのかなと思います。
茜とはなの恋愛という価値観が違うと思ったので。価値観なんてみんなそれぞれだとは思うけど。高校を卒業した後のののへ宛てた手紙にはなはののが結婚したらとか、子どもが出来たらとか、そういうことを言っちゃうんだ…と思ったので。
はなの天真爛漫さはときに残酷だなと思いました。
はなの文章は読んでいてイラッとすることもあったけど、大人になってからのはなの決意が凄すぎて私も茜と同様、心配するようになっていました。
はなはブレない。芯の強い女性だったんだなと思いました。
どうかはなが無事であります様に。そう願って読み終えました。

<KADOKAWA 2018.5>H30.6.30読了

ぐるぐる♡博物館 三浦しをん5

ぐるぐる♡博物館ぐるぐる♡博物館
著者:三浦 しをん
実業之日本社(2017-06-16)
販売元:Amazon.co.jp

好奇心とユーモア全開の、胸躍るルポエッセイ! 人類史の最先端から秘宝館まで、個性あふれる博物館を探検! 好奇心とユーモア全開の愉快なルポエッセイ。博物館が大好きな著者が、興味のおもむくまま、全国のおもしろそうな博物館を訪問。まじめに、ときに妄想を膨らませつつ、お宝や珍品に迫ります。「なぜ、こんなにたくさん集めなすった!?」という著者の素朴な疑問に答えてくれるのは、慎み深くも超キャラ立ちした学芸員さんたち。話はついつい脱線し――。人類史、鉱物、漫画、SM、服飾、地場産業、伝統工芸etc、さまざまな世界の魅力を、著者の視点を通じて愉快に楽しめます。カラー写真も多数収録。実業之日本社創業120周年記念作品。【◎この本でぐるぐる旅した博物館】茅野市尖石縄文考古館(長野)、国立科学博物館(東京)、龍谷ミュージアム(京都)、奇石博物館(静岡)、大牟田市石炭産業科学館(福岡)、雲仙岳災害記念館(長崎)、石ノ森萬画館(宮城)、風俗資料館(東京)、めがねミュージアム(福井)、ボタンの博物館(大阪)、書き下ろし「ぐるぐる寄り道編」熱海秘宝館/日本製紙石巻工場/岩野市兵衛さん。「人間って不思議だ。なぜ、こんなに知りたいんだろう。なぜ、こんなにもなにかを愛し探究するひとがいるんだろう。その不思議がつまっているのが、博物館だ。だから、博物館が大好きだ」(あとがきより)

しをんさんの博物館レポ。楽しみにしてました。
私も美術館・博物館めぐりが好きです。旅行先で巡ったこともあります。でも私の場合はその旅行先でやってる展示が興味があって入ったという感じなので、しをんさんが今回周られたような、あるものに特化した博物館にはあまり行ったことがないのでとても興味深かったです。本当にいろんな世界があるんですねえ。読んでいて本当に楽しかったです。
行ったことがある場所はなかったのですが、京都の「龍谷ミュージアム」はニアミスしてました^^;去年、その場所には行ったんですよねー。イチョウがとても綺麗でその写真はたくさん撮って見学はしたのですがミュージアムの存在は気付かず。残念^^;
中でも興味深かったのはめがねミュージアム、奇石博物館、ボタンの博物館ですかね。
福井県って前々から気にはなっているのですが行ったことはないんですよね。いかんせんどう行って良いかわからない^^;多分小松空港から福井に向かえばいいと思うのだが…住んでいるところが北の大地だと行けるところに限界が…。
でも、いつか行きたいです!
日本製紙石巻工場、しをんさんがオススメしていた「紙つなげ!彼らが本の紙を造っている」私も読みました。
日本の本、紙をここまで担っている工場があって、そして震災にあって日本中の出版物が消えるとまで言われたのに復興を遂げた工場。読んで感動したんですよね。また出会えて嬉しかったです。
今度旅行へ行くときは、近くにある博物館のチェックもして赴こうと思います^^

<実業之日本社 2017.6>H29.10.19読了

あの家に暮らす四人の女 三浦しをん5

あの家に暮らす四人の女あの家に暮らす四人の女
著者:三浦 しをん
中央公論新社(2015-07-09)
販売元:Amazon.co.jp

謎の老人の活躍としくじり。ストーカー男の闖入。いつしか重なりあう、生者と死者の声―古びた洋館に住む女四人の日常は、今日も豊かでかしましい。谷崎潤一郎メモリアル特別小説作品。ざんねんな女たちの、現代版『細雪』

しをんさんの久々の新刊。待ってましたよ〜。
この作品は谷崎純一郎さんの「細雪」がモチーフなんですね。うぅ…未読です。
同じ名前の4人が出てくるそうで。そうですかそうですか←
でも流石に谷崎作品はカラス目線や幽霊目線はないですよね^^;
大きなお屋敷に住む鶴代と娘の佐知、佐知の友人の雪乃と雪乃の同僚の多恵美。
4人の性格はバラバラで生活サイクルも違う。親子の鶴代と佐知は分かるけど雪乃や多恵美が1年以上も人の家で暮らしているということが凄いなと思ってしまいます。私は多分どうしても居心地の悪さを感じたり自分で感じていなくても気を使っちゃうと思うし。
でもある意味神経の図太い4人だから上手いことやって行けているんだろうなと思います。
最初は読み進めるのに時間がかかったのですが、それは多分大きな事件や出来事が起こらなかったからだと思います。4人の日常の生活が描かれていて退屈というわけではないんだけどなかなか読み進まない。
でもその空気感が私は好きでした。
鶴代や佐知はなんとなく浮世離れしていて、雪乃と多恵美はまあまあ現実感があってそのバランスも良かったのかな。
山田さんの存在もいい味出してました。終盤で佐知が山田さんとの距離を縮めている感じも良かった。
佐知のお父さんの存在も良かったです。人と人との関わりは夫婦でも友人でも難しいですよね。分かり合うのって難しいです。
でも、佐知と雪乃の関係が私は1番好きでした。分かり合えないところもあるけど分かろうと思いやる気持ちも感じてそれが良かったです。
真面目な感じかと思いきや語り手がカラスになったり幽霊になったり^^;その雰囲気がしをんさんっぽくて私は好きでした。

<中央公論新社 2015.7>H27.10.27読了

白いへび眠る島 三浦しをん4

白いへび眠る島白いへび眠る島
著者:三浦 しをん
角川書店(2005-05-25)
販売元:Amazon.co.jp

高校最後の夏、悟史が久しぶりに帰省したのは、今も因習が残る拝島だった。十三年ぶりの大祭をひかえ高揚する空気の中、悟史は大人たちの噂を耳にする。言うのもはばかられる怪物『あれ』が出た、と。不思議な胸のざわめきを覚えながら、悟史は「持念兄弟」とよばれる幼なじみの光市とともに『あれ』の正体を探り始めるが―。十八の夏休み、少年が知るのは本当の自由の意味か―。文庫用書き下ろし掌篇、掲載。

もうずーっとずーっと家で眠っていた本。図書館で借りていた本が途切れたので手に取ってみました。14年も前の作品なんですね…初期も初期…
だからかしをんさんの作品と思えなかったです…内容も今まで読んできた作風とは異なっていたので…。ってそう思ってしまうのも私がずっと積読状態にしていたのが原因なのですが。
主人公悟史と、持念兄弟である光市とで『あれ』の正体を暴いていくのは面白かったです。2人は離れていても繋がっている。それが伝わってきました。これが持念兄弟という
荒太と犬丸の関係も気になって気になって…。
この2組はしをんさん好みそうな感じだなぁとか余計なことを考えつつ^m^読みました。
面白かったですが、正体に関してはちょっと拍子抜けだったかなぁ…色々想像しすぎてしまった。反省。

<角川書店 2001.11> H27.8.12読了

まほろ駅前狂騒曲 三浦しをん5

まほろ駅前狂騒曲まほろ駅前狂騒曲
著者:三浦 しをん
文藝春秋(2013-10-30)
販売元:Amazon.co.jp

オススメ!
まほろ駅前で起きる、混沌と狂乱の大騒ぎ!
まほろ市で便利屋稼業を営む多田と行天。ある日多田は行天の元妻から子供を無理やり預けられて困惑する。待望のシリーズ第三弾。

シリーズ第三弾です。二弾を読んだときは全然覚えていなかったのですが今回はちょこちょこ覚えてました^^
今回は長編でしたね。相変わらずの多田と行天のコンビが面白かったです。二人の口げんかは夫婦漫才のよう。
あらすじだけ読んでいたらバスジャックと書かれていたのでどういうことだろうと思っていたら…バスジャックなんてものすごく後半じゃないですか…しかも全然重要部分じゃないし。最近HPのあらすじに翻弄されているような気がします^^;読む自分も悪いんですけど。
という事で今回は行天の娘はるちゃんを預かってほしいと行天の元妻から依頼され不思議な共同生活を送ることになります。前作で行天が尋常じゃないほど子供に怯えて殺意すらわいてるんじゃないかと思い大丈夫かと思いましたが、はるちゃんを預かったことで行天も過去をほんの少しだけ払しょくできたんじゃないかなと思います。はるちゃんのいう「タダサン」「ギョーテン」っていう字面すら可愛かったです。
行天の過去が少し垣間見えましたが、何だか現代でもありそうな感じで凄く気持ち悪くなりました。実際こういうことして行き過ぎた事件ありましたよね。背後霊がそこまでいかなくてよかった。「正しいと感じることをしろ。正しいと感じる自分が正しいのか、いつも疑え」私もちゃんと理解できていないと思うけどこの言葉は良いなと思いました。
今回は結構分厚かったのですが、面白くてあっという間に読んでしまいました。本当は昨日夜通しで読みたかったけど仕事があるから自重したくらい^m^
ラストがこのままどうなるの〜と思っていて、でもよかった〜と思って、それからはぁ?!という展開だったので(読まないと全く意味不明)次回作も楽しみです。次回もあるとしか思えないラストで嬉しかったです^^

〈文芸春秋 2013.10〉H25.2.7読了

女子漂流 ーうさぎとしをんのないしょのはなしー 中村うさぎ 三浦しをん5

女子漂流 ーうさぎとしをんのないしょのはなしー女子漂流 ーうさぎとしをんのないしょのはなしー
著者:中村 うさぎ
毎日新聞社(2013-11-06)
販売元:Amazon.co.jp

あたしは、世界でたった一人のあたしの味方なんだから。
浪費、整形、ホスト・・・・・・女の業を体現し続ける作家・中村うさぎと、“女戦線"からの離脱を切に願う“隠遁女子"作家・三浦しをん。ともに女子校に育ち、だけど歩んできた道は正反対。そんな2人が、長い漂流の先に見つけたものは──。
美人か、ブスか。美醜という基準は、女子の生き方をとても縛るものだよね。女子って「でも、ブスじゃん」の一言で、そこまで積み上げられてきたものが、すべて台無しにされる感ってあるから───中村うさぎ
出家制度がもっと根付いたら楽なのにって最近よく思うんです。「大変残念ですけど、モテとかそういう文脈からは脱落させていただきます」っていうことを、もっと分かりやすく、世間に示す制度があっていいんじゃないかって───三浦しをん

私は中村さんはあまり存じ上げないのですが、お二人は正反対なのだけど女子高出身だからか女性に対する事や男性について思うことは結構共通しているところがあって面白かったです。私は大学は女子大だったけど高校までは共学だったので、え、こんな感じなの?!と斬新な感情を知ることもあって新鮮でした。そして凄く明け透け^^;読んでいてひえーと思うところもあったけど、な、なるほどと勉強になったと思うことにしました…。
中村さんに共感することはあんまりなかったんですけど^^;しをんさんには結構共感できました。あ、好きな男性のタイプは真逆ですけど。
しをんさんみたいな生き方をしたいなぁと羨んだりもするんですけど、直木賞は受賞しているし作品は数々映像化されているし、凄い人なんですよね。
エッセイを読んでいると凄く親近感があるから勘違いしちゃいます。
女性って、生きずらいですよね。結婚していてもしていなくてもどちらにしても相手をうらやましいなと思う時がたくさんあると思います。それをお二人は上手く解説してくださっていたように思いました。凄すぎて引いたところもありましたけど^^;
お二人でさえ生きづらいと思っているんだから、しょうがないよね。って思うことにします。

〈毎日新聞社 2013.11〉H26.1.10読了

政と源 三浦しをん5

政と源政と源
著者:三浦 しをん
集英社(2013-08-26)
販売元:Amazon.co.jp

簪職人の源二郎と元銀行員の国政は、ふたり合わせて146歳の幼なじみ。弟子の徹平と賑やかな生活をおくる源二郎と、男やもめの国政を中心にまき起こる、人情味豊かで心温まる事件の数々。
下町を舞台に繰り広げられる人情物語。三浦しをん、新境地!

しをんさんの新刊です。主人公はおじいさん。って言ったら失礼か。
おじいさんと言ったら「三匹のおっさん」を思い出すけど、同じ人が書いているわけじゃないからおじいさん像が全然違う。こちらに出てくるおじいさん2人は本当に正反対。
政が言っていたけど、幼馴染じゃなかったら仲良くならないだろうなと思うくらい2人は性格も境遇も正反対。
政はずっとひたすら源をうらやましそうにしてしょっちゅう妬んでいたけど、源は源で政を羨ましいと思っていた部分があるんじゃないかなと読んでいて思いました。
やっぱり奥さんが離れているとはいえ元気でいるとか。
源と花枝の出会いがドラマチックで素敵でした。こんな出会いは絶対ないだろうけど、きっと幸せだろうなと思う。
政も独居老人に変わりはないけど、源や徹平達のお蔭で状況が少し変わって良かったです。少ししか変わらないよね、だってもうおじいさんだもの。性格なんて簡単に変わらないよ。
しをんさんが男性ばかりを書かれるといらぬ想像をしてしまうのだけど。
そういえば、しをんさんはすんごい年取った男性と若い男性っていう組み合わせが好きだって言っていたような…なんでもないです。

〈集英社 2013.8〉H25.9.26読了

神去なあなあ夜話 三浦しをん5

神去なあなあ夜話神去なあなあ夜話
著者:三浦しをん
徳間書店(2012-11-28)
販売元:Amazon.co.jp

100年先を見据えて作業をしている、神去村の林業の現場。そこへ放り込まれた平野勇気も、村で暮らして1年が過ぎ、20歳になった。山仕事にも慣れ、憧れの直紀さんとドライブに出かけたりもするようになったけれど……。
お仕事小説の名手が描く林業エンタメ第二弾! 秘密がいっぱいの神去村へ、ようこそ!

読みました。まさか続編があるとは思いませんでした。今回も面白く読みました。
今回は勇気が自分で日記を書いていてそれを私たちが読んでいるという流れです。
勇気の「みんなたち!」っていう言い方が面白くて好き^^
林業を生業として働いて1年が経って、多少は慣れたのかなと思いましたけど、最年少であることは変わりないですし、100年先を見据えて仕事をしている業種ですから、まだまだ慣れたなんて言えないんだろうなぁと読んでいて思いました。
でも、性格的には丸くなったかなあ。前作を結構忘れていたけど、最初はグレてたよね^m^まあ、根は良い子なんでしょうけども。
勇気が怪我をして一晩山で過ごした時に、清一やヨキの家族が亡くなった理由を初めて告白しましたが、読んでいるこちらまで切なくなりました。
そしてそして、直紀との展開。
勇気にしては上出来だったと思いますよー。オンナゴコロが分かってない部分が多々ありましたけど。←すんごい上から目線。
前途多難な2人だけどこれからが楽しみ。
繁ばあちゃんもなかなかいい味出してました。
勇気のパソコンを勝手に立ち上げて勝手に勇気の作品を創作してるのには爆笑しました。また、古風な文章でそれがまた面白かったです。

〈徳間書店 2012.11〉H24.12.15読了

本屋さんで待ちあわせ 三浦しをん5

本屋さんで待ち合わせ本屋さんで待ち合わせ
著者:三浦 しをん
大和書房(2012-10-06)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る

オススメ!
口を開けば、本と漫画の話ばかり。2012年度本屋大賞に輝く著者が本と本を愛するすべてのひとに捧げる、三浦しをんの書評とそのほか。

困った…困りました…大変です。しをんさんの書評が面白いものが多すぎて読みたい本が増えて(リストアップしたら16冊も!)困る1冊です。←褒めてます。
私が好きな作家さんは、仕事もたくさんあるだろうにカナリの読書家の方が多いです。しをんさんもそうですし、桜庭一樹さん、恩田陸さん。などなど。
どこにそんなに本を読む時間が?と思いつつも書評も面白いのでどんどん読んでと思うのですが。
今回のしをんさんの本は書評集でしをんさんが読まれた本の感想が書かれているのですが、結構マイナーな本が多いです。小説だけではもちろんありませんし、漫画もあって結構バラエティに富んでます。私が読んだことがあるのは2,3冊だったかな…
色々気になる本があったのですが、魚偏の由来が書かれた「魚偏漢字の話」や川端康成が笑顔で写っているという写真が見てみたい「作家の犬」が特に気になったかな。あとは小説も諸々。
いつものしをんさんのエッセイよりも堅めでしたけど、でもしをん節(勝手に命名)も垣間見えて楽しい読書が出来ました^^
割と早目にあとがきが登場して「もう終わり?」と思ったら、そこに書ききれなかった最近読んだ本がかなりの数書かれていました。さ、流石。
そしてそこにBLの本のオススメも書かれていたのですが…。分かってる。私は分かってますけど…そこが1番テンションが上がっていたような^^;
面白かったです。
8月に同じ出版社で「お友だちからお願いします」という本が出ているのですが、表紙の物語がちょっと繋がっていてそれも良いです^^

<大和書房 2012.10>H24.10.14読了

お友だちからお願いします 三浦しをん5

お友だちからお願いしますお友だちからお願いします
著者:三浦 しをん
大和書房(2012-08-11)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る

だいたいこういう人生ですが、こんな私でよかったら・・・。どこを切ってもミウラシヲン(よそゆき仕様・自社比)が迸る。2012年度本屋大賞『舟を編む』に続く、待望の最新エッセイ集。

しをんさん久々のエッセイ集。楽しみにしていました。
過去のエッセイ集でまだ読んでいないものもあるのですが、ほんっとうにしをんさんのエッセイは危険なんですよ。移動中とかに読んでいたら変人と化しますから。笑っちゃうんです。
今回は新聞や雑誌などお堅い?ものに連載していたエッセイなので抑え気味なのかなと思いましたが、ハイ、確かにいつもよりは抑え気味な気がしますが、相変わらずのしをんさんでした^^相変わらずの方が安心します。あぁ、直木賞を受賞しようが本屋大賞を受賞しようが軒並み作品が映像化されようがしをんさんは変わっていないんだなと思うので。
可笑しかったのは弟さんのしをんさんに対する呼び方ですね。最初ブタさんで、次はブタで、今はどうなんだろうと思ったらトンタクって・・・^^;
しかもその呼び名に対して意味が分かったら拒否をしない意味が分からない。しをんさんはお姉さんなのに。
結構前のものもあったので、箱根駅伝の取材や林業の取材についても書かれていて、あぁあの作品の時の事ですか。ふむふむ。って思いながら読むのも面白かったです。
そして自分が贔屓のバンドが全国ツアー中だから参加するのに忙しいと書かれている時があって、あぁ・・・あの方々ですね。って知ってるよ〜ってうふふふしてました。←
有名になってもしをんさんは変わらずしをんさんのままでいてほしいなと思います。まあ、心配せずとも変わらないと思いますが^^
小説も楽しみですが、エッセイもこれからも書き続けてほしいなと思います。

〈大和書房 2012.8〉H24.8.28読了

黄金の丘で君と転げまわりたいのだ 進めマイワイン道! 三浦 しをん4

黄金の丘で君と転げまわりたいのだ黄金の丘で君と転げまわりたいのだ
著者:三浦しをん
ポプラ社(2011-12-08)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る

三浦しをんさんが、ワインと美食のスペシャリストに入門! 
「知識を詰めこむより、気の合う仲間と楽しく飲みたい」という超初級者も、自分好みのおいしいワインを見つけられます。読んで面白く、役に立つ一冊。
三浦しをんさんの軽妙洒脱な体験エッセイ&ワイン紹介と、岡元麻理恵先生によるわかりやすい解説の二部構成。
「覚えるのが苦手」でも大丈夫!大切なのは五感と自分の言葉です。
目からウロコのレッスンを体験してください。
○「赤は常温」は日本では嘘になる!?
○ワイングラスで飲めば、安いワインも3割増しに!
○どんな料理とも相性バツグンの万能ワインって?
○好みのブドウの品種を見つけたら、大ハズレはない。
○絶対失敗しない、目的別ワイン選び etc.

しをんさんの新刊。今回はワイン極め道です。
しをんさんの新刊だ〜!!と思って予約したのだけど、そういえば私はワインが飲めないんでした^^;
可愛いこぶってんじゃねぇと言われそうですけど、甘いお酒しか飲めません。
お酒は弱くはないと思うんですけどお酒が苦いと思ってるので甘いものと混ぜられてるものじゃないと飲めないのです。以前ワインの試飲をしたのだけど甘口でさえダメだったからなぁ。
じゃあなんで読んだんだって話ですけど。
でも面白かったです。しをんさん始め丁稚の方々のダメっぷり(失礼)もなかなか良かったですし、岡元先生が素敵な先生っぽいのに絵がとてつもなく下手だったりとかもちょっと抜けているのが良い感じです。ポプラ社の社員さんも個性的ですね〜^m^
知らないなりにへーと思ったのはワインを入れる器によってワインの香りや味が変わるということ。確かに紙コップにワインを入れるって想像するだけでもちょっと悲しいもんね。湯呑みも同様で。ワイングラスが理にかなっているんですね。やっぱりちゃんと考えられて作られているんだなぁ。
ワインについては本当によく分からないのだけど、ボージョレヌーボーとロマネ・コンティだけは知ってました。
ロマネ・コンティは金田一少年の事件簿で出てきたので知ってました^^ちゃんと説明付きだったのでとても高価なものだということも知ってました。マンガ様々です。
ワインを知らなくても楽しめてほっとしました。
これを機にちょっと1度頼んでみたいなと思ったりして^^

…ぜんっぜん関係ないのだけど何度見ても「マイワイン」が「マイワン」に見えて全然関係ないものを想像してしまう私…。もう病気だな…^^;

〈ポプラ社 2011.12〉H23.12.28読了

舟を編む 三浦しをん5

舟を編む舟を編む
著者:三浦 しをん
光文社(2011-09-17)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る

オススメ!
玄武書房に勤める馬締光也。営業部では変人として持て余されていたが、人とは違う視点で言葉を捉える馬締は、辞書編集部に迎えられる。新しい辞書『大渡海』を編む仲間として。定年間近のベテラン編集者、日本語研究に人生を捧げる老学者、徐々に辞書に愛情を持ち始めるチャラ男、そして出会った運命の女性。個性的な面々の中で、馬締は辞書の世界に没頭する。言葉という絆を得て、彼らの人生が優しく編み上げられていく―。しかし、問題が山積みの辞書編集部。果たして『大渡海』は完成するのか―。

私はしをんさんの新刊だ!と思い、内容は全く知らないで読み始めました。
なので、舟を編むというタイトルから、まさか辞書を創るお話だとは思いませんでした。
でも、全て読み終えたら、舟を編むという言葉はとても合っているなと思います。
言葉に対して強い強い思いを持っている松本先生に荒木さん。チャラいけど仕事への要領は良い西岡君に無愛想だけど仕事をしっかりこなす佐々木さん。そしてだんだん仕事を覚えて意欲に沸く岸辺さん。そして、馬締さん。
どのキャラクターも個性的で、そしてそれぞれの信念をもって辞書作りに勤しんでいるんですよね。
特に松本先生と荒木さんの辞書「大渡海」に対する想いはただならぬ執念すら感じました。そうですよね。辞書を創るなんて、生半可な決意じゃ出来ないですし、時間も相当かかりますよね。
何だか辞書を引きたくなりました。
自分が好んで使っていた辞書とか、聞かれても答えられないなぁ・・・。
でも、本を読んでいて知らない単語が出てきたら、私はすぐに辞書を引いて調べます。これは母親譲り。辞書はいろんな言葉が散りばめられているから、読んでいて面白いですよね。
そして仕事で物凄く辞書を引きます。
図書館司書なので、お客様から聞かれるいろんなことをいろんな辞書を引いて調べるので、辞書と近い関係?ではあります。
広辞苑が改正されて発売されるというニュースをちょっと前に見た気がしますが、ずいぶん経ってからの改正なんだなとうすぼんやりと思った記憶があります。
そりゃそうですよね。あんなに膨大な数の言葉があるんですから。日常会話の中でも常に気を配っていかなければいけない、大変な仕事だと思います。
馬締さんは、辞書編集部は天職だったのだと思います。言葉に対して貪欲で、探究心があって。私はチャラい西岡さんよりも、馬締さんの方が好きだな。
って、西岡さんもとっても良かったですけどね^^
香具矢との関係もとても良かったです。ああやってお互いの仕事を尊敬尊重し合える仲って素敵ですよね。
しをんさんの観点は素晴らしいです。今度はどんな作品を見せてくれるんだろうってワクワクします。
今回も楽しく読みました。自分に合った辞書を見つけてみたいなと思いました^^

<光文社 2011.9>H23.10.21読了

ふむふむ 教えて、お仕事! 三浦しをん5

ふむふむ―おしえて、お仕事!ふむふむ―おしえて、お仕事!
著者:三浦 しをん
新潮社(2011-06)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る

「職人さんや芸人さん、特殊技能を活かして働いている女性のお話をうかがおう」と始まった突撃実録の連載企画。小説と随筆、妄想の名手が驚きと感動とともに「ふむふむ」と相槌を打った四年にわたるインタビュー集。

しをんさんのインタビュー集って初めてですよね。
しをんさんが選ばれる職種だからきっと面白い(言い方失礼かしら^^;)だろうと思って楽しみに読みました。
そうしたら、やっぱり。凄く興味深い職種が満載でした。
その仕事に従事されている方も、なぜそれを専攻していてこの仕事?って思うことも多くてその経緯も面白かったり。
気になった職業は活版技師の方かな。大学生の時に東京へ図書館めぐりツアーがあって、その時に印刷博物館に行って活版もやったんです。それを思い出しました。その時はそこまで考えていなかったけど、深い世界が広がっているんだなと思いました。
あと大学研究員の方。理数系が向いていると言うところからとことん追求するのはまさに研究者肌ですよね。もう研究するために生まれてきたような^^私もそういう研究職って憧れましたけど、いかんせん理数系が苦手だったので断念しました。
また、現場監督さんのことは、「フリーター、家を買う」の千葉さんを思い出しました。思いっきり男職場で働くことって本当に大変だと思うんですけど、先入観を持ちすぎるのもよくないのかなと思いました。
どの方も自分らしく、一生懸命働いてるなって言うのを感じて、私も頑張らなきゃと改めて思わせてくれました。

〈新潮社 2011.6〉H23.8.8読了

乙女なげやり 三浦しをん5

乙女なげやり (新潮文庫)乙女なげやり (新潮文庫)
著者:三浦 しをん
新潮社(2008-08-28)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る

暴走する乙女の魂、だだ漏れる煩悩。さまよえる乙女の必読バイブル。三浦しをんの爆笑ミラクルエッセイ最新刊。

久しぶりにしをんさんのエッセイを読みました。
分かってはいましたが、通勤中に読むのは大変です^^;笑っちゃいそうになるから。
私は文庫本を読んだのですが単行本が発売されたのが2004年なので、ちょっと前のものなんですよね。でも、いい意味でしをんさんが全く変わってないなって言うのが分かって嬉しかったり^^
やっぱり弟さんネタはたくさん登場しましたね。ちょっと前だからまだブタさんと呼ばれてた。今はブタらしいから。弟にそう言われたら張り倒すけどね。名前で呼び捨ての時点で話しかけられても無視しているというのに。
自分が誕生日なのに弟のほしいものを買い、怪我をしているのに弟の命を受けて漫画を買いに行き、どんだけ弟さんに尽くしてるんだ!と突っ込みどころ満載でしたよ。
弟さんのことがすきって言うことなんでしょうか・・・。謎。でも残念ながら弟さんにはジロウ君という恋人(らしきひと)がいるから残念だね・・・ナンテ^m^
あとはツボをつらつらと・・・。
しをんさんがロード・オブ・ザ・リングが好きだっていうのは別のエッセイで言っていた気がするけど、今回も語ってました^^
それから「白い巨塔」!原作も読んでいないしドラマも見ていないけど、しをんさんんのポイントだけは分かった^^;
しをんさんは旅番組にどうして若い男がいないのかといっていたけど、この間BS朝日で元光GENJIの大沢さんと山本さん?が2人で旅してるのを見たよ。「うお〜!」とか「すげぇ〜!!」って言ってましたよ。
若いって言うところは微妙なところだが^^;
バクチクのおっかけも、してますね〜。お気持ちはとぉっても分かりますよ〜
私も時間とお金に余裕があればコンサートを全公演一緒に回りたいもん!
私はバクチクじゃないですけど^m^
そして済美高校の校歌が抜けないっていっていたけど、2004年に刊行された本だからきっと2003年の甲子園のときのことですよね。覚えてますよ。済美高校VS駒大苫小牧高校の決勝戦!マー君はその時は1年生だったから出場してないんですけどね。林選手が凄かったな〜。プロに来てほしいな。だってこの試合か忘れたけど甲子園でサイクルヒットを打ったんですよ!エースでしたもん^^済美の校歌は知らないけど、監督のニヤつき加減が私は嫌いで、あの監督の笑みを消してくれ!駒苫!と願った記憶はある(すみません)
でも、このときの試合に出場していたエース鵜久森選手が日ハムに来て、マー君は楽天なんだから、わからないもんですね。あ、それなら佑ちゃんの日ハムも同じことか。
って、話が逸れましたね^^;
あと最大に面白かったのはジャニーズ論ですね。あ、ジャ○ーズ論?^m^
しをんさんってジャニーズにあんまり興味なさそうなんですけど、エッセイの中でほぼ1回はジャニーズの話になるんですよね。それがちょっと嬉しい。
V6が出てきたことはほぼないけど。(あ、森○剛って言うのはあったな。でも、分からない人はわからん^^;)
どうしてジャニーズのアイドルの背は低いのか!?っていうのをしをんさんたちは議論されていまして。その理由は体の全エネルギーを顔に集中させているからよ!と言っておった。ほう、顔がかっこいいからそこにエネルギーがいっちゃって背までいかなかったと。ほうほう。
面白い意見ですね^^私はただ単に成長期の頃から体操みたいなことをしているから背が伸びなかったのかなと思ったんだけど。でも、最近背の高いジャニーズの人もいますよね?でもでも、バック転出来ない人も多いですよね。それに比例してるんじゃないでしょうか。おお!新たなる理論。
だから、バック転の練習をせざるをえなかったV○の人たちは(なぜかくす^^;)特に成長期だったカミ○ンの3人はあまり背が伸びなかったのでは・・・!
剛君も言ってたもんな〜。「あと5cm背が高かったら人生変わっただろうな〜」って言ってたもんね。
いやいやいや!背の高い剛君なんて想像出来ないから!(失礼?)
剛健はあの可愛らしいサイズだからいいのよ!
トニセンとカミセンの身長差に萌えるのよ!
・・・あ、また話がそれた。この話は永遠に出来そうなのでもうやめます^^;
しをんさんのエッセイ、後何冊か読んでいないので読んでいきます〜。

<太田出版 2004.6
   新潮社 2008.9>H23.7.4読了

木暮荘物語 三浦しをん4

木暮荘物語木暮荘物語
著者:三浦しをん
祥伝社(2010-10-29)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る

小田急線・世田谷代田駅から徒歩五分、築ウン十年、安普請極まりない全六室のぼろアパート・木暮荘。現在の住人は四人。一階には、死ぬ前のセックスを果たすために恋を求める老大家・木暮と、ある事情から刹那的な恋にのめり込む女子大生・光子。二階には、光子の日常を覗くことに生き甲斐を見いだすサラリーマン・神崎と、3年前に突然姿を消した恋人を想いながらも半年前に別の男性からの愛を受け入れた繭。その周りには、夫の浮気に悩む花屋の女主人・佐伯や、かつて犯した罪にとらわれつづけるトリマー・美禰、繭を見守る謎の美女・ニジコたちが。一見平穏に見える木暮荘の日常。しかし、一旦「愛」を求めたとき、それぞれが抱える懊悩が痛烈な哀しみとしてにじみ出す。それを和らげ、癒すのは、安普請であるがゆえに感じられる人のぬくもりと、ぼろアパートだからこそ生まれる他人との繋がりだった……。

しをんさんの新刊、読みました~
どういう内容か全く知らずに読んだのですが、連作短編だったんですね~
木暮荘物語に住む人たちの微妙な関わりが面白かったです。
でも、途中何だかセックスの話ばっかりで若干辟易したのだけど^^;
まあ何だか書き方がしをんさんっぽくて面白かったんだけども。
好きだったのはやっぱり繭の回かな。恋人と過ごしているところへかつての恋人が3年ぶりに帰ってくるとか^^わ~ドラマみたい~。
あとは光子のくだりが好きでした。始めは脇役で登場していましたけど、おじいちゃんの話し相手になったり、ちゃんと子どもの面倒を見たり、根はいい子なんだろうなと思いました。神崎とくっついちゃえばいいのに。そういうもんだいじゃない?
最後の章が並木で終わっているのがまたいいですね。

〈祥伝社 2010.11〉H22.11.25読了

天国旅行 三浦しをん5

天国旅行
天国旅行
クチコミを見る

そこへ行けば、救われるのか。富士の樹海に現れた男の導き、死んだ彼女と暮らす若者の迷い、命懸けで結ばれた相手への遺言、前世を信じる女の黒い夢、一家心中で生き残った男の記憶…光と望みを探る七つの傑作短篇。
「森の奥」
樹海で明男は目を覚ました。首がひりひりする。自分は自殺に失敗したようだった。目の前には青木と言う若い青年が立っていた。
「遺言」
妻に何度も言われた。「やっぱりあのとき死んでおけばよかったんですよ」と言う言葉。身分の違いから駆け落ちをし、何度も死に直面した。昔の事を、思い出す。
「初盆の客」
学生の子達が変わった昔話や言い伝えを調べにやってきた。私は自分の身に起きた不思議な話をする。ウメばあさんの初盆に見知らぬ男がやってきた。名前を聞いてもピンとこない。彼は、私とは従兄弟なのだ。ウメばあさんが戦争前に結婚した男性の孫なのだと言う。
「君は夜」
昔から、夢はもう一つの世界なのだと思っていた。理紗は夢の中では江戸時代におり、お吉と呼ばれていた。小平という男と貧乏ながらも幸せな日々を過ごしていた。
「炎」
私はいつも、同じバスで憧れの立木先輩を見つめていた。付き合いたいわけではない。ただ、見つめているだけで幸せだった。しかし、先輩は突然焼身自殺を図り、死んでしまう。なぜ、先輩は死ななければならなかったのか。先輩の彼女だった初音と共に調査を始める。
「星くずドライブ」
僕は、香那が死んでいる事に暫く気付かなかった。僕は、この世にいないものが昔から見える人間だった。香那は何者かにひき逃げされ、遺体すら見つからなかった。なぜ、香那はここにいるのだろう。
「SINK」
悦也は金属造形を仕事としている。一家心中の生き残りで、祖父に育てられた。そのせいか、悦也は人と関わる事が出来ないでいる。友人は幼馴染の悠助だけ。しかし、悠助のことは昔から好きではなかった。

しをんさんの新刊。短編集です。
「心中」をテーマに書かれている本だということは知っていたので、気合を入れてから読みましたが、やはりきつかったです。
必ず「死」がまとわりついてくるので、どこか気持ちが悪くて暗くなるような。そんな話でした。
でも、いろんな「死」の形があり、「愛」の形がありました。
どの作品も、必ず死が関わってきますが、愛についても描かれています。
それが、良かったり悪かったり怖かったり。
「君は夜」の根岸なんて最低です。自分の事ばかり可愛くて、多分奥さんの事も子供の事も理紗の事もちゃんとなんて考えていない。酷い男でした。
逆に「星くずドライブ」の佐々木君には、香那への深い愛情を感じました。でも、この状態はいつまで続くのでしょう。きっと、ものすごく辛い事でもあるのだと思う。
「SINK」もヘビーでしたけど、ラストが前向きで好きです。多分、それであっているのだと思います。深い深い、愛情を感じました。

〈新潮社 2010.3〉H22.6.17読了

まほろ駅前番外地 三浦しをん4

まほろ駅前番外地
まほろ駅前番外地
クチコミを見る

「光る石」多田便利軒に宮本由香里がやってきた。彼女は結婚が決まっており、指輪を選ぶのを手伝ってくれた会社の同僚武内小夜が、同じデザインでダイヤの大きな指輪を購入したというのだ。そして後日お披露目会があるらしい。それが我慢ならない由香里は、清掃を頼まれている小夜の家から指輪を探し出してほしいと依頼を受ける。
「星良一の優雅な日常」星良一の日常は規則的だ。今日は清海が寝ているために太ももが胸を圧迫し、早く目が覚めてしまった。いつも行っているジョギング中、刑事に話しかけられ気分を害した。家に戻って朝食を作っていると悪いタイミングで多田便利軒から連絡が入る。清海が星の家で猫を飼おうとしているようなのだ。
「思い出の銀幕」曾根田のおばあちゃんのお見舞いに来た多田と行天。ばあちゃんは自分の半世紀以上前の恋物語を語り始めた。菊子は映画館のもぎりをしている。歳は28歳。彼女には許婚の啓介がいたが、終戦から2年が過ぎても帰ってきてはいなかった。もう縁談をしてみてはどうかと言われていた頃、菊子は行天という男性と出会う。
「岡夫人は観察する」岡夫人には心配事がある。夫が頑固になったこと、嫁入りの際に植えて貰った椿の元気がないこと、そして夫に間引きの調査と庭の手入れを頼まれている便利屋の2人の仲が最近良くない事。便利屋と関わるようになり、2人のことが気になり始めた。特に飄々として言う行天という男に、岡夫人はかつて会ったことがあるのを思い出した。
「由良公は運が悪い」由良は両親が出かけてしまったために1人ですごす事になった。出かけると、苦手な便利屋に付きまとわれる。行天という男は若い女に食べ物をたかるし、人の後は付けるし変なやつだ。でも、腕っ節は強い。彼は多田と同窓会へ行きたくなく、逃げているようだった。
「逃げる男」多田便利軒の元へ、遺品を整理してほしいと言う連絡が入る。依頼主は柏木亜沙子。キッチンまほろの社長である。亡くなったのは夫で、遺品は部屋中に置かれている本たちだった。なぜ夫は狭い部屋で1人で暮らし、1人で死ぬ事になってしまったのか。
「なごりの月」出張に行かなければならないが妻がインフルエンザで寝込み、娘の美蘭の世話をしてほしいと連絡が入る。健康食品に心酔している妻により出前は頼めないという。2人で奮闘するが、子供の機嫌も悪くなる一方だ。だんだん、行天の様子がおかしくなる。

「まほろ駅前多田便利軒」の続編です。続編だと分かっていながら、読んでみても???というところがいくつもありました。
前の作品を読んだのが3年半前。行天の存在と、2人とも結婚は上手くいかなかったって言うのと、行天が昔大怪我をしたっていうことしか覚えていませんでした。岡夫人のくだりの間引きって言うところは何となく記憶にありますが。
でもまあ、人物があやふやな状態でも楽しんで読めました。
一つ一つのストーリーがとても面白いです。
私が好きなのはまず「岡夫人は観察する」です。岡夫人が多田と行天について思うところを想像している文章が、読んでいてしをんさんらしさを感じました。多田と行天が客観的に捉えられているのが新鮮で面白かったと思います。旦那さんは何だかうるさそうですけど、多田と行天のことは気に入っているし、奥さんの事もちゃんと思っている部分も伺えたのでよかったと思います。一緒に暮らしたいとは思いませんけど^^;椿の謎はなるほどと思いましたけど、納得はできませんでした。多田・・・それはないだろう。と思ってしまい。それなら家のトイレを借りなさいよ。と思います。
あと好きなのは「思い出の銀幕」です。昔話が面白くて面白くて。三角関係もいいですし、また男と女の感情を上手く描いていますよね。3人のバランスがとても上手く書かれているなぁと思いました。でも、しをんさんだから三角関係と見せておいて行天と啓介が実は出来ていて菊子は蚊帳の外なんじゃないかとかあらぬ妄想も立ててしまいました。まさにしをん病ですね^^;そんな事は置いておいても。この作品は好きです。
他の作品も勿論好きです。最後の行天の怯えが気になります。何だかまだまだ続きそうですね。
面白かったです。

〈文芸春秋 2009.10〉H22.2.16読了

星間商事株式会社社史編纂室 三浦しをん5

星間商事株式会社社史編纂室
星間商事株式会社社史編纂室
オススメ!
川田幸代は左遷を受けて社史編纂室に勤務している。
星間商事の60年の社史を作るのが目的の部署である。そこには同じく左遷されてきたみっこや矢田、本間課長がいた。
幸代には、誰にも言っていない秘密がある。友人の英里子、実咲と共に同人誌を書き、コミケに参加しているのだ。
ずっとひた隠しにしていた秘密だったが、ひょんなことから本間課長にそれがばれてしまう。
しかも、本間課長まで触発されて小説を書き始めた。
そして社史の方も続行の危機が。
「高度経済成長期の穴」と呼ばれる時期の資料が極端に少なかったのだ。
3人はその時代についてを知るため、社員OBの人間を当たりだす。

ネタバレしてます

面白かった!
もうこれはしをんさんの趣味の世界ではないですか!
というか、しをんさんご自分の話では?^^;
以前「王様のブランチ」に出演されていたときに、取り上げられていたけど、書いていてめちゃくちゃ楽しかった。っていってましたもんね。
だって、段々話が飛躍していってまさか海外の話まで行くとは。ないよね?サリメニって国^^;
そして社史の裏の話をなんとコミケでばら撒くとは!なんと痛快!
私はコミケに行った事はないから分からないけど、1回行ってみたい気もする。
どんな世界観なのかぜひとも見てみたい。
でも、出店となったら、大変なんだなぁ。
なんだかものすごく締め切りに追われているイメージが読んでいて感じました。
コミケの雰囲気がとってもよく分かりました。
30近い年齢って言う部分も出てきて、結婚とか、子育てとか、仕事とか、結構リアルに感じる部分もありました。
私、最近まで結婚したいなぁとか、出会いはないかなぁと思っていたんだけど、それはただ単に今の仕事が辛いから逃げたいと思っていただけなんだと思う。勿論恋愛はしたいけど。それは、キャリアウーマンにも主婦にも失礼な考えだと思う。前にテレビでやってた。恋愛をしたいと思うときは自分が弱いときだって。本当にそうですよ。
でも、今は充電が満タンなので頑張れてるからそう思わなくなってきたけど。
幸代と洋平の関係、私は好きだったけどな。
お互いのやりたいことを、お互いに容認しているし。2人の間の空気とかいいなぁと思った。
でも、確かにずーっとこの関係のままっていうのはちょっと辛いかもしれないけど…。
私も、自分の好きなものを否定されたくないので、洋平のような人と出会いたいです。相手の好きなものも、よく思わなくても放っておくように私もします^^;
実咲のように、自分の生きがいを捨ててまで、結婚とか、安定を求めたくないから。(実咲の考え方は徐々に変わっていくのかもしれないけど)
私はあんまり相手に干渉しないと思うので、彼がどんな趣味を持ってても多分大丈夫だと思います。(多分・・・)
面白かったけど、微妙に気になる点もあって…
脅迫状を送ったのは結局誰だったのか?とか(専務?)
でもでも、面白かったことには変わりはないのでー。
私は好きです^^

〈筑摩書房 2009.7〉H21.9.20読了

神去なあなあ日常 三浦しをん5

神去なあなあ日常
神去なあなあ日常
オススメ!
美人の産地・神去村でチェーンソー片手に山仕事。
先輩の鉄拳、ダニやヒルの襲来。
しかも村には秘密があって…!?
林業っておもしれ〜!
高校卒業と同時に平野勇気が放り込まれたのは三重県の山奥にある神去村。
林業に従事し、自然を相手に生きてきた人々に出会う。

面白かった!もうその一言です。
勇気も段々かっこよくなっていったし、性格も何だか可愛らしいし、村の人たちも素敵だし、清一さんもヨキもカッコイイし、みきさんも祐子さんも直紀も素敵だし山太は可愛いし。
林業って、人手不足だって言う事と力仕事って事くらいしか知らなかったけど(アバウトすぎ)1年を通していろんな仕事があるんですね。そして、きっと皆さん誇りを持って仕事をされているんだろうなーっていう印象です。
いつもはぐうたらなヨキが山仕事になると逞しいのがかっこよかったです。
まわりの爺ちゃんたちも素敵だし、繁ばあさんもとっても可愛い。
勇気はきっと、林業に向いているんだろうな。
1年経っても逃げ出さないで、寧ろもっと知ろうとしてるし。
直紀さんの力もあるかもだけど。
祭りも最高でした。ここらへんがしをんさんっぽいなと。
最初から最後まで楽しみました^^
最後のシメの感じも好きです。

〈徳間書店 2009.5〉H21.7.12読了

光 三浦しをん3

光

暴力はやってくるのではない。帰ってくるのだ。
理不尽をかいくぐり生きのびた魂に、安息は訪れるのか――
天災ですべてを失った中学生の信之。共に生き残った幼なじみの美花を救うため、彼はある行動をとる。二十年後、過去を封印して暮らす信之の前に、もう一人の生き残り・輔が姿を現わす。あの秘密の記憶から、今、新たな黒い影が生まれようとしていた――。

暗かったですね〜。読んでいてどんどん気持ちが堕ちていきましたよ。
美浜島が津波により、ほとんどの島民が死んでしまって、生き残った信之と美花と輔。
家族を失った2人+1人はどうなるのかと思ったらいきなり20年後になって南海子という女性の語りになるから、驚きましたよ。
よくなる事がなくって。娘の椿ちゃんの身におきた事とか、信之と輔の再会とか、南海子の浮気とか。
あ〜、読んでいて辛かったデス。
輔は親の虐待によって歪んだ愛情を持って、死に対しても恐怖というのとはちょっと違う感情を持っていて。
輔の事は私もずっと嫌いだったけど、やっぱり可愛そうな境遇だったなと思わざるを得ないなぁ。
だから、愛情も歪んでたのかなと。信之に対する感情はやっぱり特別なものだったんだろうと思う。それは恋愛というのとは別で。
輔もそうだけど、信之も美花もちょっと歪んでる。
信之は何で家庭を持ったんだろうか。きっと南海子も椿の事も愛情は感じてない。頭の中にあるのは美花のことだけ。美花と一緒に暮らしたいと願っているのに、どうしてそうしたのかってのも気になるし。
美花が自分の手を汚さずに邪魔な人間を排除するやり方は卑劣。何となく「幻夜」の美冬を思い出しました。
南海子も曲者。最初は子どもに対して自分の思うように動かそうとしすぎだって、思ったんだけど、結構共感できるところもあったりしてちょっと恐怖。
新入社員にはイライラしてしまうとか、周りを世間の目を気にしすぎることとか。
ここが共感できるって事は、自分に子どもが出来たとして、ちょっと鈍い子どもの行動に対してイライラしてしまうのだろうか、自分。
北海道はお受験に対してそんなピリピリしてないから、それはないと思うのだが。
新入社員のくだりは人によるとは思うけども。ここで言ってもしょうがないけど、若い子の仕事の態度とか、しゃべり方とか、雑談とか、イライライライラして、爆発しそうなのです、今。ストレスで胃に穴が開くかも。また。
だからか南海子の事は悪くは思えなかったのです。
だからって、浮気は絶対ダメだし、旦那が行方不明になっていてあからさまな言い訳をしているのに、普通に接して娘の受験の事とか生活を考えられるって言うのは恐ろしかったですが。

〈集英社 2008.11〉H21.6.4読了

余談ですが、しをんさん「格闘する者に○」で集英社の面接の事とか暴露していて、こんな大手の会社で自分の本を出すことはないだろうから、まいっか!って書いてたけど、出てるじゃないか^^;
凄いですね!っていうか、知られてないのでしょうか。気になる…。

ビロウな話で恐縮です日記 三浦しをん5

ビロウな話で恐縮です日記
ビロウな話で恐縮です日記
なぜ日記をつけるのかなと、日記を書きながらいつも考えた…。天下無敵の妄想体質作家・三浦しをんがインターネット上で2年弱書き続けた、ビロウな話ばかりの日記。著者自身による脚注&書き下ろしのおまけも収録。
1章 坊さんも三日で飽きる
2章 弘法大師さえ筆を折る
3章 河童は川遊びに興じる
4章 門前で小僧が昼寝する

しをんさんの作品、久しぶりに読みました。
「光」を大分前から図書館で予約しているのだが、未だに入ってこず。
こちらの方が先に入ってきて、読むことができました。
いやー、面白かった。私は最近通勤中とお昼休みにしか読んでいないから、人のいる所でしか読んでいなくて。
絶対変な人に見られていたと思う。不意打ちで「ぷっ」って笑えるところがたくさんあって。まぁ、予想はしていたけど。
しをんさんはタクシーのおじちゃんに好かれるのかね。私、あんまり話し掛けられた事ないです。
いや〜しをんさんのエッセイにV6の名前が。っていうか剛君の名前が!といっても結構伏せ字になっていて、分からない人がいる…かも^^;嬉しいのでいいっす。
アイシールド21の話も出ていたけど、漫画もアニメも全く観た事のない私は「あぁ、トニセンとカミセンが主題歌を歌った漫画ね」という認識しかできず。これもまた病気だな。
しをんさんが微妙に「ガラスの仮面」の登場人物を登場させるのがまた面白くて。こちらは分かるからどんどん登場していいのですが。
BLとか同人誌とか追っかけとか、相変わらずですね。そのまま突っ切ってください。
そしていつのまにしをんさんはキ○キファンになったのですか。最初からですか。「悶絶スパイラル」で「愛のかたまり」について語っていたけれども。
「やめないで、PURE」って…10年前の曲ですが。嵐がバックで踊ってた頃だよ。前からファンなのか…。
しをんさんとは部分的に気が合いそうだ。
1番しょっぱなが箱根駅伝の話で「山の神、ここに降臨!」とか書いてるのが嬉しかったよ。
ちなみに、私は20代半ばだけど瀬古選手も宗兄弟も知ってるよ、しをんさん。

〈太田出版 2009.2〉H21.5.26読了

夢のような幸福 三浦しをん4

夢のような幸福 (新潮文庫 み 34-6)

脳内妄想・欲望指数・急上昇! しをんエッセイの「癖になる味」をお試しください。
欲望の発露する瞬間を考察し、友人と特異な「萌えポイント」について語り合う。
伝説の名作漫画『愛と誠』再読でその不可解な魅力を再検証。
世界の名作『嵐が丘』を読み乙女のテイストを堪能し、女同士でバクチクライブ旅。
独自の見所発見の映画評、旅先の古書店の謎を探索。
物語の萌芽にも似て脳内妄想はふくらむばかり——小説とはひと味違う濃厚テイストのエッセイをご賞味あれ。

やっぱりおもしろいな〜。しをんさんのエッセイは^^
しをんさんが本当にこんな毎日を過ごしているんだったら、人生は楽しいと思う。
バクチクのために全国行脚。
妄想を働かせた友達とのトーク。
怒涛の映画鑑賞。
う〜ん…私は羨ましい気がします。
「嵐が丘」私も「ガラスの仮面」を読んでいて、読んだ気になっていました。
ヒースクリフ…そんな人だったのね^^;
「ガラスの仮面」についてもまた書かれていましたね〜
速水さんをあんなふうに考えた事はなかった…。確かにうじうじ悩んでいるかも^^;
早くくっついてくれればいいのになっていつも思ってるのよね。あの2人。
11歳差が何さ!
「ロード・オブ・ザ・リング」は私は観ていないのですが、しをんさんの好きっぷりはよ〜く分かりました。
「のだめカンタービレ」でしをんさんは千秋様を吾郎ちゃんと考えたのね。マンガ読んでないけど、わからんでもないキャスティング。
でも、年齢的に無理があるかなぁ。玉木様ならギリギリじゃろ。
ドラマも見てないんだけど^^;
そして、「月魚」と「白蛇島」(こっちは未読)は同人誌OKなんだ…
まあ、しをんさんは許すだろうな。
私も瀬名垣と真志貴のその後を想像(妄想)しなくもない^^;
あの作品は好きだ…。2人の今後がとても気になってるのは事実。でもかけない!
しをんさんの水着選びのくだりは爆笑でした。
でも、テレビでも何度かしをんさん見たことあるけど、結構細身のように思うんだが…。
そして相変わらず弟さんと仲が良いですね。
話し方が夫婦漫才みたい。っていったら、2人から反感を買いそうだけど^^;

〈大和書房 2003.12
 新潮社 2008.3〉   H20.9.4読了

悶絶スパイラル 三浦しをん5

悶絶スパイラル

オススメ!
三浦しをん待望のミラクルエッセイ最新刊!!描きおろし・爆笑「なんでもベスト5」大ボリュームで収録。
1章 魂インモラル(きれいなお姉さんも下痢で苦しみます
ボギーは肉をがっつく ほか)
2章 日常ニュートラル(頼むから手は洗ってください
悪霊に取り憑かれる ほか)
3章 豪速セントラル(かなわぬ夢を夜に見る
新作落語「カツラ山」 ほか)
4章 妄想カテドラル(Tシャツ三昧
日はまた昇る ほか)

やっぱりしをんさんのエッセイは面白いなぁ。
毎回エッセイの装丁は漫画家さんが書かれているんですよね。今回の絵もナイスです^^
しをんさんの世界観がありありと見て取れて、面白かったです。
前に乙一さんの作品を読んだ事で、しをんさんが1番好きだと言うマンガ「ジョジョ」の4章を読んだため、結構ついていける部分があったのが嬉しかった^^
「ガラスの仮面」もカナリ読んでいるので、どの場面がすぐ分かったし。嬉しい。
あとは日常生活の中で「そうそう!」って思ったのは「2番目でお待ちのお客様こちらへどうぞ」って言う言葉。
私、会計している人のすぐ後ろに並んでいて、この台詞を言われて、私の後ろに並んでたオバさんが平然と行きやがった事があったので思い出しました^^;
あの言葉はダメだよ、ホント。「お次でお待ちのお客様、こちらへどうぞ」でいいと思う。
あと、「メゾン・ド・ヒミコ」私見ました^^確かにしをんさん好きそう…。
でも、シャツがインだったのかは思い出せない…。独特な印象を醸し出していたのは覚えてるんだけど…。
そして!
しをんさんからキ○キの話がでるとは!ちょっと(いや、カナリ)嬉しい。
そうなのそうなの!「愛のかたまり」と言う歌は凄いんです!歌詞がとっても可愛らしくて素敵なの〜。
今年発売されたベストアルバムは、ファンの人気投票から選曲されたのですが、1位になったのが、シングルのA面ではなかったこの「愛のかたまり」だったんですね〜。
(カップリングだったんですけどね)
ツ○シ君、凄いよ!どうしてこんな歌詞が思い浮かぶの?ってくらい凄いです。
そして、その歌詞に曲をつけた光○君も凄いと思います。
この曲、カラオケに行ったら、9割方歌います^^;
そしてツ○シ君のソロ曲「溺愛ロジック」!この曲も好きです。
歌詞は「愛のかたまり」とは正反対な感じですね。歌詞は凄いです^^;
違う意味でどうしてこんな歌詞が思い浮かぶの?と思います。
是非、聞いてみてください!(宣伝?)
ゼイゼイ…つい語ってしまいましたが^^;
しをんさんのエッセイは本当に大好きです。
まだまだ未読の作品があるので、読んでみようと思います〜。

〈太田出版 2008.1〉H20.8.15読了

むかしのはなし 三浦しをん4

むかしのはなし

かぐや姫、花咲か爺、浦島太郎、天女の羽衣、桃太郎……などをテーマに気鋭の作家が書き下ろした衝撃の本格小説。「日本昔話」は、こんなにも新鮮で残酷で面白い「現代小説」だった!!
三カ月後に隕石がぶつかって地球が滅亡し、抽選で選ばれた人だけが脱出ロケットに乗れると決まったとき、人はヤケになって暴行や殺人に走るだろうか。
それともモモちゃんのように「死ぬことは、生まれたときから決まってたじゃないか」と諦観できるだろうか。
今「昔話」が生まれるとしたら、をテーマに直木賞作家が描く衝撃の本格小説集。

日本昔話の現代バージョンだろうと思って読み進めていたのですが、どうやら連作になっているようで、何度か前に戻って確認してしまいました。
面白かったですね〜。
しをんさんらしい感じもあり、「ディスタンス」では「私の男」を思い出し。
地球滅亡といえば「終末のフール」だし。
他の作家さんの話をだすのはなんかと思いますが^^;
何だか懐かしさも感じる作品でした。
きっと、自分が感じたものよりももっと深い話なんだろうなと思うのですが、私はまだまだ理解できなかったです。
悔しいですね…^^;

〈幻冬舎 2005.2〉H20.7.28読了

しをんのしおり 三浦しをん4

しをんのしおり (新潮文庫)

「漫画の王国」に生れた小説家の乙女な日常生活。
バンドを追っかけ上方へ、愉快な仲間と朝まで語り、わきあがる妄想の楽園に遊ぶ…
色恋だけじゃ、ものたりない!
なぜだかおかしな日常はドラマチックに展開—日本の政局も、家族の事件も、人気のTVドラマも、考え始めたらいつのまにかヒートアップ!
「読んで楽しく希望が持てる」、笑い出したら止まらない、抱腹微苦笑ミラクルエッセイ。

しをんさんのエッセイは面白いな〜^^
通勤中に読んでいて噴出しそうになりましたよ。
しをんさんの妄想世界が凄すぎます。
そしてそれについていけるお友達も凄いです。
漫画の知識も素晴らしいですね。私がついていけたのは「スラムダンク」と「ONE PIECE」だけでした^^;
私が好きなのは小暮くんと藤間くんでした(うわ〜マニアック)だってかっこいいんだもん(顔が)
湘北スタメンの5人の中ならミッチーかな。
ワンピースではゾロです。基本的に私は知的な硬派な感じの人が好きなのです。
ゲームのキャラクターでもジャニーズでも(そうなのか?)
しをんさんと好みは違うかもしれないけど、私の知ってる漫画の話なら^^;
して見たいと思います〜。あ、胸毛の話はなしにしていただきたい。
私もだめっす。
いや〜、ボンサイダーとバクチクライブの夜には笑ってしまいました。
しをんさん、最高です!

〈新潮社 2002.5
     2005.11〉H20.7.11読了

仏果を得ず 三浦しをん5

仏果を得ず

オススメ!
文楽に魅せられ笹本銀大夫に弟子入りして十年目の主人公、笹本健。
師匠から突然、三味線の鷺澤兎一郎と組めと命じられる。
文楽の世界に入ってから、ろくに会話をした事がなく、また「実力はあるが変人」という噂もある人物だった。
“好き”が過ぎるとバカになる。でも、そんなバカならなってみたい。文楽に賭ける若手大夫の熱い青春。

しをんさんらしい作品だなぁというのが最初の感想です。
「あやつられ文楽鑑賞」を読み、本当にのめりこんだんだなと言う事はカナリ伝わってきたのですが、それを小説にするとは。さすがしをんさんです。
そして、しをんさん独特の人間模様が形成されていましたね〜。
健と兎一郎なんて、まさしくそうですよね。あと、誠二もかな。
まあ、兎一郎は奥さんがいますし、健も女性に恋をするんですが^^
それもまた可愛らしいですけどね。
私はミラちゃんの気持ち、すぐに分かりましたけどね〜。微妙に変化した態度も。
健は学生時代にカナリ遊んでいたみたいだけど、女心が分かってないなぁ。ナンチャッテ。
それが、健の良さなのかもしれないけど。
そして、文楽バカなのも、また健の良さですよね。
あそこまで好きになってのめりこむ事ができるものと出会えるなんて、幸せものだと思います。
好きな人よりも大切なものがあったっていいじゃないか。
それもまた人生だ。なんて、若造の私が思いました^^;
一気に読んじゃいました。
文楽、一度鑑賞してみたいです。

〈双葉社 2007.11〉H20.3.25読了

ロマンス小説の七日間 三浦しをん5

ロマンス小説の七日間 (角川文庫)

オススメ!
あかりは海外ロマンス小説の翻訳を生業とする、二十八歳の独身女性。
ボーイフレンドの神名と半同棲中だ。
中世騎士と女領主の恋物語を依頼され、歯も浮きまくる翻訳に奮闘しているところへ、会社を突然辞めた神名が帰宅する。
不可解な彼の言動に困惑するあかりは、思わず自分のささくれ立つ気持ちを小説の主人公たちにぶつけてしまう。
原作を離れ、どんどん創作されるストーリー。
現実は小説に、小説は現実に、二つの物語は互いに影響を及ぼし、やがてとんでもない展開に!

最近異常に本を読んでおります…。
この作品、出たばっかりの頃に買ってずっと積読してました。
面白かったですね〜さすがしをんさん。
私はハーレクイン小説は読んだ事がないんですが、こういうストーリーなんだろうな〜。歯が浮くような台詞があってさ、最後はハッピーエンド。っていう。
でも、ずっと同じようなストーリーを翻訳しているわけだから、ちょっと変えてみたいと思う願望って何となく気持ちがわかるな。
実際の翻訳家の方はそんな事はしませんって、しをんさんがあとがきでおっしゃっていますが^^;
あかりの心情とか、まんましをんさんじゃないか!?って思ったのは私だけではないはず。
男性の体毛の描写がリアルすぎるなんて、しをんさん好みの男性だしさ。
そして私は、多分体毛についてリアルに書かれていたら引きます^^;
そしてあかりの翻訳したロマンス小説のストーリーは嫌いではないです。
思いっきり方向が変わったときは「え!?」って思ったけど。
あのラストも嫌いではなかったです。
そして、あかりと神名の関係も好きです。
神名のような彼氏、私は良いと思います。
定職についてないのだけ嫌ですけど…
ぶっとんだ性格だけど、飽きる事はなさそうだし、料理は上手いし、結構良い奴そうですし。
2人のラストも好きでした。

〈角川書店 2003.11〉H20.2.1読了

あやつられ文楽鑑賞 三浦しをん3

あやつられ文楽鑑賞

「この本は、文楽観劇のド素人であった私が、いかにしてこのとんでもない芸能にはまっていったかの記録である」
日本がほこる伝統芸能に、笑い、ツッコミ、ときに涙する。
若き直木賞作家が、文楽の魅力に迫る。

久しぶりに本の記事を書いてる気がします。
今読みかけの本がありますが、それを読み終えたら、しばらく本の更新は出来ないと思います。
仕事がちょっと・・・^^;
社会人って、大変ですね。と、言ってみる。
さて、しをんさんです。
しをんさんは好きになったらとことん追求するんだろうな〜というのが始めの感想です。
読んでいてとても興味を持ちました。
ストーリーもどうやら突っ込みどころ満載そうですが^^;
それも含めて観劇してみたいなぁと思いますね。
伝統芸能って、やっぱり奥深いんだなぁ・・・。

〈ポプラ社 2007.5〉H19.9.22読了

きみはポラリス 三浦しをん4

きみはポラリス

オススメ!
これって恋or愛?いえ、これこそ恋愛そのもの。
世間の注目も原稿の注文も「恋愛」のことばかり。
なら、とことん書いてみようじゃないの!
ということで生まれたただならぬ「恋愛短篇集」。
初恋、禁忌、純愛、結婚、信仰、偏愛、同性愛…本気で恋し、だれかを愛したいなら読むしかない!われらの時代の聖典。

面白かったなぁ〜。やっぱりしをんさんの作品は大好き^^
短編って、初めて・・・だよね。しをんさんの作品では。
ちょっと苦手な作品もあったけど、好きな作品ばかり。
特に好きなのは「永遠に完成しない二通の手紙」「裏切らないこと」「春太の毎日」「冬の一等星」「永遠に続く手紙の最初の一文」です。
特にって言っといてほとんどだけど。
「ペーパークラフト」と「夜にあふれるもの」がちょっと苦手でした。
最初の作品の最後の部分が切なくて好きです。
「俺がずっと一緒にいるよ」だけ文章の中ではちょっと不自然で、そこはきっと本心なんだろうなと感じたり。
しをんさんらしい作品だなと思いました。
それに、家族愛がとっても素敵。こんな家庭だったらいいなぁと思ったのが「裏切らないこと」ビックリしたシーンもあったけど^^;
こんな人が旦那さんだったら、幸せだろうなと思いました。
この作品好きです。

〈新潮社 2007.5〉H19.8.25読了

シュミじゃないんだ 三浦しをん4

シュミじゃないんだ

ボーイズラブ漫画にまみれた日常。で、ボーイズラブ漫画って…ナニ!?
新・直木賞作家による、愛してやまぬボーイズラブ漫画についてのエッセイ。
書き下ろしBL小説「夏の思い出」を収録。

・・・こういうテーマ(?)の作品とは知らなかった…。びっくり。
しをんさんがBLを好きだと言う事は知っていましたが、いやはや語っておりますなぁ。
専門用語らしき言葉がバンバン出てくるもんだから、分かるような分からないような。
私はBLは読んだ事はないですが、高校の時の友達が某アイドルのそういう感じの話?が好きだったらしく、私は聞きたくないのに延々と聞かされた記憶があります…。
読んでたら、何だか気になってきたよ。
最近、漫画を読んでいないんですけどね、しをんさんの言う事にもの凄く納得する所がいくつもあったんですよ。
ブッ○オフでバイトをしていた時に、少女マンガのタイトルをみて、驚いたんですよね。
1番びっくりしたのは「僕は妹に恋をする」だったんですけど^^;
私が小学生の時、こういう作品はなかった気がするんだよなぁ。
純愛というか、あってもキスくらいだったように思うんですが、今って少女マンガでも性描写が凄いのね。
閉店してからこっそり立ち読み(おい)してたらいきなりそういう場面になったからビックリしたんだよ。
小学生には・・・はや過ぎない?っていうか、中学生でも・・・。私だけ?
でも、BLは人間関係がとっても上手く書かれているという・・・。そういう部分は、気になりますねぇ。

バイトといえば、1回BL小説が300冊くらい一気に入ってきて頑張って補充した記憶があるなぁ・・・。
あれは大変だったし、男のスタッフと一緒にやってたって言うのが嫌だったね^^;

しをんさんはBL小説には可愛い女性も登場してほしい!って書いていたのですが、それでしをんさんの作品の「月魚」にはみすずちゃんが登場したのかなと思ったり。
みすずちゃんは主役(?)の真志貴のことが好きだったしね。

またイラストが可愛かったです^^
途中からそのイラストがなくなっていたので、どうしてだ?と思ったら、そのイラストを書いていたあとり硅子さんが、亡くなったからなんですね。
この方のイラストが欲しくなってしまいました。

最後の「夏の思い出」ですが・・・。
この作品は・・・なくても良かったかなぁ・・・なんて・・・

〈新書館 2006.11〉H19.2.19読了

三四郎はそれから門を出た 三浦しをん5

三四郎はそれから門を出た

オススメ!
それでも本から離れられない。人気作家にして筋金入りの活字中毒者、三浦しをんの秘密の日常。
初の、ブックガイド&カルチャーエッセイ集。
朝日新聞の人気連載、『anan』のカルチャーコラムも収録。
1章 犬のお散歩新刊情報
2章 三四郎はそれから門を出た
3章 本のできごころ
4章 役に立たない風見鶏
5章 本を読むだけが人生じゃない
6章 愛の唄
三四郎は門を出てどこへ行ったのか―あとがきにかえて
特別附録 「火宅拝見」

これとってもお勧めです。
本以外のエッセイも良いですが、やっぱりしをんさんが本のことを語っていて面白くないわけがないですよね^^;
書評が面白くって、読みたい本が増える増える。
嬉しいやら困るやら^^;
でも、本から離れられないしをんさんがオススメするんだから、やっぱり読んでみたいよね。
にしても凄いですね〜しをんさん。
私も本を読んでいる人が近くにいたら何読んでいるのかな〜って気にはなるけど。
思いっきり見はしないですね。
見れたら見ますけど(笑)
あと、しをんさんが理想の本屋を語ってたんですけど、その本屋の店員のイメージが、「月魚」の真志喜しか想像できなかった・・・。
「月魚」はしをんさんの理想の人たちなんだなぁと再確認。
しをんさんの周りの友達も、家族も何だか素敵な方々ですよね。

<「趣味は読書」と、てらいなく履歴書に記入できる人々がうらやましくてならない。いや率直に言って、うらやましさが高じて憎しみすら覚える。
「私、けっこう本読むんだー。『冷静と情熱のあいだ』はすっごくよかったよ」なんて言う、おまえらなんてみんな死ね。
・・・だそうです。私殺されます^^;
履歴書に書いてました。だって書くことないんだもん。読書以外の趣味って。
凄く面白かったです^^
ぜひ、読んでみてください。

〈ポプラ社 2006.7〉H18.12.6読了

人生激場 三浦しをん4

人生激場

オススメ!
気鋭作家の身辺雑記、だけに終わらぬ面白さ!
プレーンな日常を「非日常」に変えてしまう冴えた嗅覚。
世間お騒がせの事件もサッカー選手の容貌も、なぜかシュールに読み取ってしまう、しをん的視線。
「幸せになりたいとも、幸せだとも思わないまま、しかし幸せとはなんだろうと考えることだけはやめられない」
美しい男を論じ、日本の未来を憂えて乙女心の複雑さ全開のエッセイ。
序幕 こうして舞台ははじまった
2幕 玉蹴り三昧
3幕 それぞれの熱中時代
4幕 楽園に吹くロマンの風
5幕 火種は身近に転がっている
6幕 せちがらい年明け
終幕 つつがなく幕は下り

いや〜面白かった。
しをんさんのエッセイは「極め道」を読んだ事がありますが、それ以上でしたね^^
初めてですよ。
文章の羅列を読みながら声を出して笑ったの。
これ・・・雑誌に連載されてるんだよねぇ。良いんでしょうか^^;
中でも笑ったのは、宇多田ヒカルのプロモ話と、ハゲ遺伝かしら。
私も思ってたんだよ。
「光」のPVで、お皿ちゃんと洗ってないじゃん!
あ〜スポンジの泡まだ使えるのに・・・もったいない。
皿の下に泡残ってる!とか、思ってみてたし。
ハゲ遺伝は友達の思い込みが凄すぎて面白いし^^;
あとは「あぐり」という名前を聞いて、真っ先に朝ドラの「あぐり」を思い浮かべました。
名前の由来も知ってたし〜。
ちなみに私も、草野さんは大好きです。
隠れマッチョだと言う事も知ってました^^
文庫、見つけたら買おうかな〜

〈新潮社 2003.10〉H18.11.23読了

風が強く吹いている 三浦しをん5

風が強く吹いている

オススメ!
箱根の山は蜃気楼ではない。
襷をつないで上っていける、俺たちなら。
才能に恵まれ、走ることを愛しながら走ることから見放されかけていた清瀬灰二と蔵原走。
奇跡のような出会いから、二人は無謀にも陸上とかけ離れていた者と箱根駅伝に挑む。
ハイジ、走、ムサ、ニコチャン、キング、ジョータ、ジョージ、王子、ユキ、神堂の、たった十人で。
それぞれの「頂点」をめざして…。
長距離を走る(=生きる)ために必要な真の「強さ」とは!?

テーマにあるものが箱根駅伝だと知って、読むのをためらっていました。
箱根フリークの私は、いい加減に箱根駅伝が書かれている作品は読みたくないと思ったんです。失礼ですけど。
「格闘する者に○」とか、いい加減ではないけど、この就活はありえないだろうって思ったので、箱根もこんな感じで書かれていたら嫌だなぁと思っていました。
最初は走と同様、甘いって思って読んでました。予選会の所までは。
私は予選会もいつも見てます。
去年の予選会でたったの43秒差で9位以内に入れず、今年挽回を目指していたのに、たった1秒差で箱根に出場できなかった大学を見たんです。
一人ひとりが自分のせいだと言って悔やみ、また来年まで長い1年を過ごさなければならないという過酷な状況を見たから、やっぱり予選会の部分まで読んでもうーん。って思っちゃったんですよね。
本当の箱根の辛さは、こんなもんじゃないだろうなぁって。
私が走ったことがあるわけじゃないのに、生意気ですが。
でも、本戦の箱根駅伝の章はドキドキしながら読みました。
全くありえないとは言えないストーリーだと思います。
タイムとか、雰囲気とか。
選手が20キロ以上を走ってる時、こんなことを考えてたら面白いかも。とか。
私も凄く詳しいわけじゃないですけど、ものすっごい引き込まれました。
最後は無事に走りぬいてくれ!って思いながら読んでました。
しをんさん、ごめんなさい^^;面白かったです。
大東文化大と法政大の方に取材したらしいですね。
凄く駅伝の事が細かく書かれていて、勉強になりました。
やっぱりハイジと走が素敵です。
それぞれ走ることを止める事は出来ないのに、壁が立ちふさがる。
それを乗り越えようとしてる2人がとても素敵でした。かっこよかったです。
これから箱根が始まる、今時期に読んでよかったと思います。

今年の箱根はバイトで見れなかったんですよね〜全く。
私は個人的に法政大学と亜細亜大学を応援してるんです。毎年。
法政大学にいた選手でとても好きな選手がいたんです。
その方が花の2区を走っていたのですが、怪我によって棄権してしまったんですよね。
私、そのシーンを見て凄く泣いちゃいました。
だから、法政はずっと応援してます。
そしたら、今年は総合優勝が亜細亜大学、復路優勝が法政大学だったので驚きました。
嬉しかったんですけど、見たかった〜!!って、今でも悔やんでいます。
来年も是非是非活躍を期待しています。
あと注目は順天堂大学の5区ですよね。
5区を走る方は私と同い年なので来年は最後の駅伝。去年に9人抜き(だったかな?)で区間新記録を樹立。
今年も往路を優勝に導いた方なんです。主将だというし、楽しみです^^
あとは去年まで4連覇していて、全日本で優勝した駒澤大学も気になるし、今年こそはシード権を早稲田大学にとってほしいですよね。渡辺監督だし。
あ、中央大のエースも気になるし、予選会で拓殖大学に1秒差で箱根を勝ち取った国士舘大学も頑張っていただきたい。
言ってたらきりないですね^^;
この作品を読んで、箱根をたくさんの方にみてほしいなぁと思います。

〈新潮社 2006.9〉H18.11.15読了

まほろ駅前多田便利軒 三浦しをん5

まほろ駅前多田便利軒

オススメ!
多田啓介は、東京のはずれのまほろ市で、便利屋を営んでいる。
チワワを預かることになったのだが、その犬を見失い、探していたところ、駅で犬を抱えている男を見つける。
その男は、多田の高校時代に変人といわれていた行天春彦だった。
離婚して、一文無しというのだから追い出すわけにも行かない。
行天は多田の家に居候する事になる。

面白かったですね~^^さすが三浦さん。
男2人だからまず「月魚」を思い浮かべたけど、そんな関係ではまったくなく。
犬を預かったり、依頼人の代わりに見舞いへ行ったり、小学生の塾帰りの男の子の送り迎えをしたり、仕事は多種多様。
っていうか、便利屋だもんね。
多田も行天も不思議な雰囲気があるけど、それはやっぱりいろんな過去があるからなんだろうな~と思いつつ読んでました^^
仕事の解決方法とか、2人の関係とか、清々しいというか読んでいて気持ちがいい感じがしました。
にしても、直木賞候補になるとはビックリ!
獲ってほしいけど・・・伊坂さんもとってほしいし・・・
う~ん・・・。
ま、それはなしとして。面白いです^^

〈文芸春秋 2006.3〉H18.7.8読了

格闘する者に○ 三浦しをん5

格闘する者に○

オススメ!
マイペースに過ごす女子大生の可南子に忍び寄る就職戦線。
漫画大好き→漫画雑誌の編集者になりたいと、活動を始めるも連戦連敗、内定ゼロ。
呑気な友人の仁木に砂子。ワケありの家族。
歳の離れた書道家との恋。
格闘する女子大生の青春の日々を送る。

面白かった!想像以上でした。
これがデビュー作なんて、凄いなぁとおもいます。
主人公が今の私と同い年。
就活私もしている段階だから、親近感は沸く。
ただ・・・甘い!
と、突っ込みたくなりました^^;
就職難で、私(私だけ?)すっごく苦労しているというのに。
北海道限定にしているのが原因?のせいだと思うのだが。。。
活動は年明け1月からしているし(北海道はちょっと遅め)会社説明会は45社行ったし、面接も20社受けてるのに、内定もらえてないのよぅ。
可南子のような奴がそう簡単に内定取れてなるものか!
・・・な・ん・てね
張り合ったってしょうがない。私、すごく性格がわるい・・。
今読めてよかったと思います。高校生の時に読んだってわからないもん、この辛さ。
ちょっと現実感がなくて、だからか凄く引き込まれる。
やっぱり三浦さんはいいなぁ。
でも、三浦さん、漫画について詳しすぎ^^;
そして、K談社のことをこんな風に書いていいのか、ちょっと心配。
「極め道」で、「私のような小説家には、こんな大手からオファーはこないから平気なの。」って言ってたけど、私は来るような気がするんだけどなぁ。
面白いもん。

〈新潮社 2000.4〉H18.5.23読了

極め道 三浦しをん4



極め道―爆裂エッセイ

正直は美徳か?
視線の行方
眠れぬ夜に
女の友情
パスポートを取得する(予定)
秘孔を突かれる
台湾対談
台湾ってどんなとこ?
裏街道をゆく
縄文文化考〔ほか〕
普通に生活していても、感じることは無限大。ぜんぶ言葉にしてみたら、こんな感じになりました。注目の新人作家、エッセイ第1弾。
(esbookより)

しをんさんの初エッセイ本。
ようやく読みました。
いや〜面白いね^^;それだけ。
ホント、なんでこう言う事が思い浮かぶの?っていう感じ。
妄想の内容が面白い。
若干引いちゃう部分もあるけど^^;だって凄すぎるんだもん。
エッセイは結構出ているよね。
これからもチェックして読んでいこう。

〈知恵の森文庫 2000.10〉H18.4.13読了 

私が語りはじめた彼は 三浦しをん4

私が語りはじめた彼は

あっという間にアカの他人。でも実はまだ切れていない、「彼」と私の仲。
それぞれの「私」は闇を抱える、「彼」の影を引きずりながら。
男女の営みのグロテスクな心理を描く"関係"小説。
(es bookより引用)

村川融教授という人の周りを取り巻く人々を書いたものです。
家族や愛人。子ども。
男女の関係を上手く書いていると思いました。
浮気する人って、どうして浮気するんだろう。
村川教授は容姿が良い訳ではない。
性格も温厚で。
普通の中年男性。って、書かれてる。
でも、多くの人が魅了され、惹かれていってる。
そして、家族を犠牲にしている。
家族のいろんな視点から書かれてる短編集。
面白かったです。

〈新潮社 2004.5〉H16.8.25読了

月魚 三浦しをん5

月魚月魚
著者:三浦 しをん
販売元:角川書店
発売日:2001-05
おすすめ度:4.0
クチコミを見る

オススメ!
秘密を抱え、彼は彼に会いに行く。あの雑木林の向こう、古書店「無窮堂」まで。
瀬名垣太一は古書店「無窮堂」で向かっていた。
都心から遠くもないその場所は、珍しく雑木林がある。
その古書店には、幼馴染の本田真志貴がいる。2人は友人だが、どの友人よりも深く、冷めている。
そんな関係が続いていた。
幼い頃に起こった小さな「罪」が、2人を縛り付けていた。

この作品、高校生のときに高校の図書館で発見して読んだものです。
しをんさん初読作品。
私はこの作品、素直に好きと言えるのですが、高校にあるって言うのが凄いですよね^^;
まあ、そのお陰でしをんさんと出会えたので私にとっては良かったです。
太一と真志貴の関係がもどかしくて切なくて良いですね〜。
私、こういう世界観は平気かも。というか、すきかも^^妄想大好きなので(怪)
きっと太一と真志貴がかっこいいから好きなんです。
しをんさんらしい描写がたくさん出てきます。
文章がとても綺麗で、だから出てくる人々も風景も雰囲気もとても好きなのです。
秀郎とみすずがまた良いです。
中和剤?表現が悪いな^^;
2人の微妙な距離を、上手く埋めてくれている夫婦だと思うんだな。
2人がいなければ、この今の関係さえ、築けなかったんじゃないかなと思うもの。
2人の今後がもっと読みたいです。

〈角川書店 2001.5〉 H14.10.11 読了
自己紹介
苗坊と申します。
生まれも育ちも生粋の道産子。読書とゲームとマラソンとV6を愛してやまないオーバー30です。47都道府県を旅行して制覇するのが人生の夢。
過去記事にもTB、コメント大歓迎です。よろしくお願いいたします。
Categories
Archives
訪問者数
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

アクセス解析
記事検索
Recent Comments
ブログリスト
カウンタ





  • ライブドアブログ