苗坊の徒然日記

読書とV6をこよなく愛する苗坊が気ままに書いてます。 お気軽にどうぞ。

森博嗣

「やりがいのある仕事」という幻想 森博嗣3

「やりがいのある仕事」という幻想 (朝日新書)「やりがいのある仕事」という幻想 (朝日新書)
著者:森博嗣
朝日新聞出版(2013-05-10)
販売元:Amazon.co.jp

―働くことって、そんなに大事?―
私たちはいつから、人生の中で仕事ばかりを重要視し、もがき苦しむようになったのか?
本書は、現在1日1時間労働の森博嗣がおくる画期的仕事論。
自分の仕事に対して勢いを持てずにいる社会人はもちろん、大学生にもおすすめ。
★著者より★
仕事に勢いが持てなくても、すごい成果が残せなくても、人が羨む職業に就けなくても、
きみの価値は変わらない。人々は、仕事に人生の比重を置きすぎた。
もっと自由に、もっと楽しく、もっと自分の思うように生きてみてもいいのではないだろうか。成功するとはどういうことなのか?
良い人生とは?すり切れた心に刺さる画期的仕事論!

いつもお邪魔しているブログ様のところに載っていたので気になって読みました。
私、結構こういう本を読みます。悩んでいる時は人に相談したり本を読んだりして人の意見を聞きます。鵜呑みにしてはいないと思うんですけど、多分背中を押してほしいんですよね。自分の考えは間違っていないよって。
森さんの作品を読むのは本当に久しぶりで、小説以外は初めて読みました。小説以外も結構出されているんですね。森さんの作品をコンプリートするのは不可能だと思います^^;
森さん独自の仕事に対する考え方は面白かったです。でも、仕事に悩んでいる人が縋って読むには不適切だと思います。なかなかブラックです。というか親身じゃないというか…悪く言っている訳ではないです。森さんはあくまで自分の捉え方を説明されていて、後は責任持てないから自分で考えなさいって促しているのだと思いますが。
まあ、自分で考えられないところもあるから縋って本を読むんですけどね。
でも、こういう意見もあるんだという事と、仕事で嫌な部分もそうとらえればいいのかと思う部分もあったりして読んでよかったと私は思います。
個人的に仕事を辞める時に引きとめられると思うなというくだりは納得^^;
私は辞めたところはどちらも私のためを思ってというていで(本心は分からんが)話を進めてくれたのでまだ良かったのかな。いなくなるのは寂しいけどあなたのためを思ったらしょうがないみたいな感じで。そこは気持ち的に救われていたのかも。申し訳ないっていう気持ちが和らいだから。
そうですよね、仕事は仕事ですもんね。私は社会人7年目ですがその根本的な事すらまだわかっていないような気がします…。

〈朝日新聞出版 2013.5〉H26.1.14読了

人形式モナリザ 森博嗣3

人形式モナリザ (講談社ノベルス)
人形式モナリザ (講談社ノベルス)
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衆人環視の舞台から殺人者は忽然と消えた。
神の手の殺人から2年、人形の館で何があった!?
避暑地に建つ私設博物館「人形の館」。そこに常設されているステージで、衆人環視の中「乙女文楽(おとめぶんらく)」の演者が謎の死を遂げた!
被害者の一族では、2年前にも、新婚の青年が殺されていた。
悪魔崇拝者だった彼は、「神の白い手」に殺されたのだと、若き未亡人は語るのだが!?
ラストの一行で、読者を襲う衝撃の真実!

Vシリーズ第2弾です。
読み始めてすぐに違和感が・・・。あれ?この人確か前作で・・・っていう(かなりのネタバレになるので言えませんが・・・)
今作も避暑地で起きた恐ろしい事件に保呂草、紅子、紫子、練無の4人が巻き込まれていきます。(っていうか勝手に首を突っ込んでる?)
このシリーズって、紅子が探偵役なんですね。今更ですけど。
事件の真相は、全く想像していないものでした。あの人は1番除外していたかも。
でも、なるほどなぁと思います。
今回のトリックは、森さんらしい理系な凄いトリック!っていうのではありませんでしたけど^^;それでも面白かったです。
今回は紅子と元夫の林の関係が、ほんの少しだけ見えました。
どうして離婚したのかっていう部分。
この作品を読んだだけなら、旦那が酷いって言うことなのかなぁ。
でも、まだまだ裏がありそう。紅子さんの本音もいまいちわからないし。
事件の真相よりこっちの方が気になりました。
そして、同様に、保呂草さんは何者?
今回も何だか衝撃的な事実が発覚しましたけども・・・。

〈講談社 1999.9〉H22.5.8読了

黒猫の三角 森博嗣4

黒猫の三角 (講談社ノベルス)
黒猫の三角 (講談社ノベルス)
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「野放しの不思議が集まる無法地帯」アパート阿漕荘の住人、保呂草探偵に奇妙な依頼が持ち込まれた。
連続殺人事件の魔手から一晩ガードして欲しい、というのだ。
ここ数年、那古野市には「数字にこだわる」殺人犯が跋扈している。
依頼人には殺人予告が送られていた!衆人環視の中、密室に入った依頼人の運命は!?
「遊びで殺すのが1番健全だぞ」
「仕事で殺すとか、勉強のために殺すとか、病気を直すためだとか、腹が減っていたからとか、そういう理由よりは、ずっと普通だ」

久しぶりの森さんです。
S&Mシリーズを読み終えてからの本なので、最初は物足りなさを感じてしまったのですが、やっぱり森さんは凄いです。
すぐに引き込まれていきました。
3年前の7月7日に11歳の子が殺され、翌年の7月7日には22歳の女性が殺され、その翌年の6月6日に33歳の女性が殺された。
今年は…っていう展開から、ぐいぐい引き寄せられて、犯人も驚き!
えぇ〜!?と思いましたよ。まさか犯人があの人とは。
物語の中で、いくつも伏線が張られているのですが、全然気づきませんでした。
紅子は本当に頭が切れますね。頭がいい、じゃなくて頭が切れる。
の方が正しい気がします。
このシリーズも続くのでしょうか。分からないのですが。
最後にある人のエピローグがあるのですが、別の事件に遭遇と書いてありました。
私、S&Mシリーズかで、名前を聞いたことがある気がするの…
特に練無という名前。
どこかでリンクしているんですね、きっと。

〈講談社 1999.5〉H21.10.21読了

地球儀のスライス 森博嗣4

地球儀のスライス (講談社ノベルス)
地球儀のスライス (講談社ノベルス)
「小鳥の恩返し」院長である父が急死した事により、院長となって忙しい日々を送っていた島岡清文。綾子という看護師長と結婚もした。父は殺されたのである。救急患者として運ばれてきた男に殴られたようなのだ。その現場に残されていたものがあった。その患者がかっていたらしい、小鳥がいた。
「石塔の屋根飾り」「黒窓の会」—それは、那古野市きっての資産家の令嬢、西之園萌絵を囲んで開催される秘密の勉強会である。ゲストとして招待されたN大学工学部助教授、犀川創平は一枚の写真にまつわるミステリィを披露する。それは、インドの石塔の遺跡に関する奇妙な謎であった。
「河童」日下部淳哉は婚約者を連れてある沼に来た。そこで、其志朗というかつてのともについてを話し始める。
「気さくなお人形、19歳」小鳥遊練無は不思議な老人に話しかけられ、バイトをしないかと誘われる。それはかなり割りのいいバイトで、老人の話し相手になる事が主だった。指定された服を着て老人の住む屋敷へ行くと、使用人たちは何故か驚いているようだった。
森ミステリィのあらゆる魅力が、一杯につまった珠玉集。

森さんの短編集。第2弾です。
犀川&萌絵シリーズを読み終えたと思ったらすぐに2人は登場しましたねぇ。しかも大人数で。2人の登場した2編も面白かったですが、私があらすじを書いた作品が結構お気に入りです。
「小鳥の恩返し」は院長だった父親が何者かに殺されて、その真実が次第に分かるんだろうなとは思いましたが、その進み方が面白い。いきなり、私はあのときの小鳥です。って言い出す看護師が登場して、そう言った理由がわかると、大きく納得しましたし。
「河童」も何だか不穏な空気が立ち込め、淳哉の過去にきっと何かあったんだろうなとどきどきして読みましたし。
個人的に結構好きだったのが「気さくなお人形、19歳」老人が練無にやたらと待遇のいいバイトを薦めるのは意味があるのだと思いましたが、ああやっぱりといえる真相でした。でも、それだけじゃ終わらなくてどんでん返しが待ってるんですよね。結構大人びている練無ですが、最後はいい奴じゃないか、と心があったまります。
森さんの作品は一癖も二癖もありますが、面白くて、止まらないんですよね〜

〈講談社 1999.1〉H21.6.10読了

有限と微小のパン 森博嗣4

有限と微小のパン (講談社ノベルス)
有限と微小のパン (講談社ノベルス)
日本最大のソフトメーカ「ナノクラフト」が経営するテーマパークを訪れた西之園萌絵と友人・牧野洋子、反町愛。
社長の塙理生哉はかつて萌絵の婚約者だったらしい。
パークでは過去に「シードラゴン事件」と呼ばれる死体消失事件があったという。
萌絵たちを待ち受ける新たな事件、そして謎。
核心に存在する、偉大な知性の正体は…。
S&Mシリーズの金字塔となる傑作長編。

ネタバレ注意!

2段組でしかも600ページ。長かった…。
真賀田四季博士との再会です。だからか事件も一筋縄ではいきません。
テーマパークの教会での松本さんの殺人。ホテルの個室内での新庄さんの殺人。そしてバーチャル内での藤原副社長の殺人。
例によって例のごとく、ちっともトリックは分かりません^^;
「ナノクラフト」の人たちが頭が良すぎて言っていることが分からないです…。
にしても、トリックには驚いた。まさかすべての人が仕掛け人だったとは。殺人は予期せぬ出来事だったのですね。
まあ、殺人は普通予期せぬ出来事だけど^^;
そして、相変わらず犀川先生と萌絵の関係が気になっていたのですが、ちっとも進展しないんですねぇ。
この作品でS&Mシリーズは終わりなのかと思っていたのですが、終わらないんでしょうか。どうなんでしょうか。
微妙に進展しているようなしてないような。
でも、今回の犀川先生はかっこよかったです^^ちゃんと萌絵のために長崎まで車をすっ飛ばしてきたんだもの〜。
四季博士は何度でも復活しそうですね…。これからどうなっちゃうのか。とっても気になります。
ただ、犀川先生と歩いた6時間は、ただの「人」だったんじゃないかなと思ったけど。

〈講談社 1998.10〉H21.5.12読了

数奇にして模型 森博嗣3

数奇にして模型 (講談社ノベルス)
数奇にして模型 (講談社ノベルス)
那古野市内で開催された模型交換会で、モデルの首無し死体が発見された。
死体と共に密室の中で昏倒していたのは、大学院生、寺林高司。
彼には同じ頃に起きた女子大学院生の絞殺事件の容疑もかけられていた。
もう一つの事件も、死体が見つかったのは「密室」の中。
犀川創平、西之園萌絵の師弟が事件の謎に挑む。

「S&M」シリーズもついに残す所あと1冊となりました。
寂しいなぁ。それにしては2人の恋の発展がなさ過ぎです。2人の関係はどうなるんでしょう。
まあ、婚姻届は出しているけど。というか書かされたんだけど。そして勝手に預かられているんだけど。その結末も後1冊でどうなるか分かるのかな。でも、萌絵の友達じゃないけど、私は犀川先生の良さが分からない…。いい先生だと思うんだけど、頭が良すぎて理屈っぽくて無駄な事は聞こうとしなそうで、ちょっと疲れそう^^;と、思ってしまいました。
事件は2重の密室殺人。そして容疑者は模型マニア、もしくはアーティスト。話の内容も何だか変わっていて、入り込むのがちょっと大変でした。話し方も皆独特だし。
雰囲気は今で言うオタクの集団という感じでしょうか。またしても森さんは時代を先取りしていました。
事件の真相は、驚きというよりはあっさりした感じがしました…。ちょっと拍子抜け。結論としては、アーティストの考える事は分からないって言う事でしょうか。
萌絵も相当変わってるけど。犀川先生も大変だ。多分、保護者として。

〈講談社 1998.7〉H21.1.14読了

今はもうない 森博嗣3

今はもうない (講談社ノベルス)
今はもうない (講談社ノベルス)

電話の通じなくなった嵐の別荘地で起きた密室殺人。
二つの隣り合わせの密室で、別々に死んでいた双子のごとき美人姉妹。
そこでは死者に捧げるがごとく映画が上映され続けていた。
そして、二人の手帳の同じ日付には謎の「PP」という記号が。
名画のごとき情景の中で展開される森ミステリィのアクロバット。

「S&M」シリーズです。どんどん佳境に入っていきますね。
萌絵が犀川先生をデートに連れ出す事に成功し、2人は萌絵の家の別荘へ向かいます。
車内での会話はやはり殺人事件の話。
その過去にあった殺人事件についてが主なのですが…。
騙された!もう、見事に騙されましたよ。
事件以外のあるトリックに全く気付きませんでした。
あぁもう。やられました。悔しいです!
その内容は完全なるネタバレになるので言いませんが、キーワードは「M・N」です。
今回は犀川先生はあまり多く登場しませんが、だんだん萌絵のペースにはまってますね。
萌絵の叔母さんが気に入るのも分かります。
にしてもこの2人、本当にそっくりなんですね。だから、衝突するんだろうなぁ。

〈講談社 1998.4〉H20.11.23読了

夏のレプリカ 森博嗣3

夏のレプリカ (講談社ノベルス)
夏のレプリカ (講談社ノベルス)

那古野市の実家に帰省したT大大学院生の前に現れた仮面の誘拐者。
そこには血のつながらない詩人の兄が住んでいた。
誘拐が奇妙な結末を迎えたとき、詩人は外から施錠されていたはずの部屋から消え去っていた。
朦朧とするような夏の日に起きた事件の裏に隠された過去とは!?
事件は前作と表裏をなし進展する。

前作「幻惑の死と使途」と同時進行で進んでいきます。なので、この本は偶数の数字の章しかありません。
どちらも萌絵と杜萌が登場しますが、こちらは杜萌が主人公。
杜萌が萌絵と2年ぶりに再会し、サーカスを見た帰り、自宅に仮面をつけた男に監禁される。
家族も誘拐され、盲目の兄素生はいなくなった。
そして誘拐犯2人が死に、1人は逃亡。
始めは堂々巡りなのですが、やはり萌絵が活躍します。犀川先生もやっぱり凄いし。
そしてビックリな真相ですよ。
全然気付かなかった…。
トリックがわかりやすかったので、今回も理解できました^^

〈講談社 1998.1〉H20.10.30読了

幻惑の死と使途 森博嗣3

幻惑の死と使途 (講談社ノベルス)
幻惑の死と使途 (講談社ノベルス)

「諸君が、一度でも私の名を叫べば、どんな密室からも抜け出してみせよう」
—自信に満ちたせりふと共にあらゆる状況からの脱出を果たす天才奇術師・有里匠幻が、衆人環視の状況の中で殺害された。
さらに、彼はなんと遺体となってまで、最後にして最大の奇跡を行う!?
犀川・西之園師弟が明かす驚愕の真実。

犀川&萌絵シリーズです。
今回もトリックはなかなか難しいです。ようやく萌絵が自分の推理を披露。
萌絵、絶対にならないと思うけど愛知県警に勤めればいいのに。
事件も奇想天外ですが、それ以外にもカラクリがあるようで。
始めに登場した萌絵の親友が途中から登場しなくなるし、章も偶数の章が抜けています。
どうやらその親友が何かの事件に巻き込まれているようですが。
それは次の作品を読んだら分かるのかな。
また、この作品で携帯電話が登場。また、Webページなるものも登場します。
97年って、まだどちらも主流じゃなかったと思うんですよね。
森さん、先読みしていますね。
どちらの事も萌絵は否定的でしたが。
どちらもなくてはならない時代になってしまいましたね。
事件も面白かったです。
このシリーズも後数冊かな。
2人の頭のいい、微妙にかみ合ってない会話が見れなくなってしまうのは寂しいですね^^;
でも、早く読んで2人の関係がどうなるのかも気になります。

〈講談社 1997.10〉H20.10.22読了

まどろみ消去 森博嗣4

まどろみ消去 (講談社ノベルス)
まどろみ消去 (講談社ノベルス)

大学のミステリィ研究会が「ミステリィツアー」を企画した。
ビルの屋上に案内された参加者たちは、離れた建物の屋上で、三十人のインディアンが踊っているのを目撃する。
現場に行ってみると、そこには誰もいなかった。
屋上への出入り口には見張りが立てられていたというのに!
参加者たちはこの謎を解くことができるか!?(「誰もいなくなった」)
著者初の、そして森ミステリィのエッセンスが全て詰まった全編書き下ろし短編集。

森さんの短編集です。
短い作品ですが、森さんの作品なんですよね。
楽しめました。
普通の夫婦かと思いきや、え〜!という展開になったり、何だか不思議な作品だなぁと読み進めていったら最後にとんでもない展開が待っていたり。
森さんの短編、好きです^^
それに、萌絵ちゃんと犀川先生も登場したので、嬉しかったです。
相変わらずでした^^
森さん、流石です。

〈講談社 1997.7〉H20.10.10読了

封印再度 森博嗣3

封印再度 (講談社ノベルス)

岐阜県恵那市の旧家、香山家には代々伝わる家宝があった。
その名は、「天地の瓢」と「無我の匣」。
「無我の匣」には鍵がかけられており、「天地の瓢」には鍵が入っている。
ただし、鍵は「瓢」の口よりも大きく、取り出すことが出来ないのだ。
五十年前の香山家の当主は、鍵を「瓢」の中に入れ、息子に残して、自殺したという。
果たして、「匣」を開けることが出来るのか?
興味を持って香山家を訪れた西之園萌絵だが、そこにはさらに不思議な事件が待ち受けていた。

騙された!
いや、本編とは全く関係のないところなんだけどさ^^;
ストーリーは旧家で起きた殺人事件。
その家の謎、そして殺人事件。
またしても、好奇心旺盛な萌絵お嬢様が首を突っ込むわけです。
今回は萌絵に好感をもてなかったなぁ。
犀川先生にあれは酷すぎる。
人を弄びすぎというか…
この作品が、1番萌絵が子どもだって思ってしまったかも。
事件も…なぁ。
失礼なのですが、どうも曖昧さが私はダメでした。
「S&M」シリーズはもう1作で終わりかな。
この2人はどうなるのか、とても気になります。

〈講談社 1997.4〉H20.9.8読了

詩的私的ジャック 森博嗣3

詩的私的ジャック (講談社ノベルス)

那古野市内の大学施設で女子大生が立て続けに殺害された。
犯行現場はすべて密室。
そのうえ、被害者の肌には意味不明の傷痕が残されていた。
捜査線上に上がったのはN大学工学部助教授、犀川創平が担任する学生だった。
彼の作る曲の歌詞と事件が奇妙に類似していたのだ。
犯人はなぜ傷痕を残し、密室に異様に拘るのか?
理系女子大生、西之園萌絵が論理的思考で謎に迫る。

久しぶりの森さんです。
相変わらずトリックが理系過ぎて理解不能です^^;
でも、ストーリーはわかったので、楽しめました。
萌絵は大人何だか子ども何だか分からないですね。
今回はトリックについては大活躍でしたが、恋愛のことになると子どもみたいなんだもん。
聡明な萌絵が。
最後の率直な言葉なんて、犀川じゃなくても噴出しちゃいますよ。
でも、犀川も思わせぶりな言葉を言ってますね。
「S&M」シリーズも佳境かしら。
2人の関係どうなるどうなる^^

〈講談社 1997.1〉H20.9.1読了

笑わない数学者 森博嗣4

笑わない数学者 (講談社ノベルス)

伝説的数学者、天王寺翔蔵博士の住む三ツ星館でクリスマスパーティーが行われる。
人々がプラネタリウムに見とれている間に、庭に立つ大きなブロンズのオリオン像が忽然と消えた。博士は言う。
「この謎が解けるか?」像が再び現れた時、そこには部屋の中にいたはずの女性が死んでいた。
しかも、彼女の部屋からは、別の死体が発見された。
パーティーに招待されていた犀川助教授と西之園萌絵は、不可思議な謎と殺人の真相に挑戦する。

はい〜第3弾です。
面白かったですね〜。このトリックは分かりました!理解できました^^;
今まで難しくって考えるのが大変だったのですが。
にしても、このシリーズはいろんなお金持ちがいますね。
萌絵がだんだん大胆になってきましたね…。
友達の援護は余計だと思いましたが^^;どうなるんでしょう。
犯人は何となく予想していましたが、この人が犯人になってほしくなかったです。
雰囲気が好きだったし、きっと苦労してきたんだろうなと思ったので。
切なかったです。
森作品、今更ながらはまっています^^
まだまだ積読本があるので、読んでいきます〜。

〈講談社 1996.9〉H20.6.13読了

冷たい密室と博士たち 森博嗣3

冷たい密室と博士たち (講談社ノベルス)

同僚の誘いで低温度実験室を訪ねた犀川助教授とお嬢様学生の西之園萌絵。
だがその夜、衆人環視かつ密室状態の実験室の中で、男女二名の大学院生が死体となって発見された。
被害者は、そして犯人は、どうやって中に入ったのか!?
人気の師弟コンビが事件を推理し真相に迫るが…。
究極の森ミステリィ第2弾。

「S&Mシリーズ」第2弾です。12年も前の作品なんですね。ビックリ。
萌絵はお嬢様だけど携帯持ってないもんな。ポケベルだった^^;
それ以外はそんなに昔って感じはしないんだけど。
森作品は本当に難しいなぁ^^;
密室の状態で殺されていた男女2人の死体。
そして、白骨化したひとつの死体。
どんどん新しい展開になっていき、ついていくのが大変です^^;
真相も、ちゃんと読まないと理解するのが大変でした。
人間関係も複雑ですね〜。森さんの作品は頭使います…。
このシリーズって今も続いているんでしょうかね。
犀川と萌絵の関係もどうなんでしょ。萌絵は微妙にアプローチしてるけど。
気になる所です。
まだ森作品は30冊以上積読してるのでちょこちょこ読んでいきます。

〈講談社 1996.7〉H20.6.13読了

工学部・水柿助教授の日常 森博嗣3

工学部・水柿助教授の日常 (幻冬舎文庫)

水柿君33歳。のちにミステリィ作家となるが、いまはN大学工学部の助教授である。専門は建築学科の建築材料。
しばしば独身と間違われるが、須摩子さんというミステリィ好きの、2つ年下の奥さんがいる。
水柿君は、いつしか自分の身の回りで起こるなにげない細やかな不思議を、須摩子さんに披露するようになっていた。
水柿君の周囲には、ほのぼのミステリィがいっぱい。
今日もまた、あれが消え、これが不思議、そいつは変だ、誰かなんとかしろ!と謎は謎を呼んで…。

ずっと積読していた作品です。
何と言いますか・・・。
小説というかなんというか…不思議な作品でしたね〜。
水柿君ののほほんとした性格は好きですが。
奥さんともデコボココンビのようで息が合っているようにも見えましたし。
なんともインテリな作品だと言う印象ですかね^^;

〈幻冬舎 2003.2〉H20.3.28読了

もえない-Incombustibles 森博嗣3

もえない―Incombustibles

クラスメートの杉山が死に、僕の名前を彫り込んだプレートを遺していった。
古い手紙には「友人の姫野に、山岸小夜子という女と関わらないよう伝えてほしい」という伝言が。
しかし、その山岸もまた死んでしまったらしい。
不可解な事件に否応なく巻き込まれてゆく僕は、ある時期から自分の記憶に曖昧な部分があることに気づき始める。
そして今度は、僕の目前で事件が―。

久しぶりの森さんです。最新刊が出ていて、シリーズものではないと知り、読みました。
最初はどういう展開になるのか全く読めず、読み進めるのに時間がかかったのですが、事件が発生してからは一気読みでした。
まさかあんな展開になるとは・・・。
そして主人公にあんな秘密があったとは。
何だか途中から主人公が変だなと思い始めていたんです。
もしや二重人格?と思うくらい。主人公の友人の姫野も心配していましたし。
同じクラスだけど、あまり会話のした事のない杉山の葬儀へ行った淵田。
葬儀へ行ってからというもの、杉山の死の真相を知ろうとする。
そして、自分の中に不思議な感覚が芽生え始めるんですよね。
それがなんなのか、読んでいる側はとっても気になるんですけど、どういう展開になるのか全くつかめなくて^^;
でも、最後は納得。あ〜だからか。って思えます。
面白かったです。

〈角川書店 2007.12〉H20.3.26読了

カクレカラクリ 森博嗣4

カクレカラクリ An Automaton in Long Sleep

廃墟マニアの郡司朋成と栗城洋輔は、同じ大学に通う真知花梨に招かれて鈴鳴村にやって来た。
その地にある廃墟施設を探検するためだ。
だが彼らを待ち受けていたのは奇妙な伝説だった。
鈴鳴村にはかつて天才絡繰り師が住んでいたが、120年後に作動するという絡繰りを遺してこの世を去った。
今年はまさに絡繰りが作動するその年にあたるというのだ!
2人は花梨と妹の玲奈の協力を得て、隠された絡繰りを探し始めるのだが…。

森さんの作品、久しぶりでした^^
3冊目ですが、萌絵といい、花梨といい、ものすっごいお嬢様がよく出てきますねぇ。
大学生でも敬語がちゃんと出来ている人ばっかりで、読みやすくて良いです^^
隠れ絡繰りの謎が分かっていくのは面白かったんだけど、結末が読んでもよく分からなかったという・・・。
「すべてがFになる」といい、理系大学教授の頭にはついていけないです・・・^^;
もっと読み込んでいかないと。
で、理解できるようになったらもう1回読もうかな。

〈メディアファクトリー 2006.8〉H18.1.4読了

すべてがFになる 森博嗣5

すべてがFになる

オススメ!
天才博士、真賀田四季。
彼女は14歳の時に両親殺害の容疑をかけられる。
それ以来、彼女は孤島の研究施設に閉じこもるようになる。
研究所の地下に住み、人前に出る事はない。
それから15年。
大学生の西之園萌絵は、N大学工学部助教授の犀川創平と共に1週間連絡を絶っている博士の部屋を訪れた。
その瞬間に進み出てきたのはウェディングドレスを着た女性の死体。
部屋の中のパソコンのディスプレイの中に映し出されていた言葉は「すべてがFになる」という謎の言葉だった。

ようやく読みました。
2年位前に買ったのに、ずっと本棚に飾ってあったこの作品を^^;
やっぱり予想通り面白かった。
止まらなくって、昨日は夜更かししちゃったよ。
でも、何だか未来的な、パソコン用語は理解不能でした^^;
解説してくれているけど、駄目だったなぁ^^;
でも、充分理解できるよ。
萌絵と創平のこれからが気になるところ。
にしても、儀同の正体、私はすぐ分かったけどなぁ。
凄く引っ張ってたね^^
森さんの作品は、まだ30冊以上所持してるので、頑張って読んでいこうと思います。
BOOKOFFで新書を大量に購入したんだけど、読んでないで溜まってるのよね〜。
もったいないったら。

〈講談社 1996.4〉H18.4.19読了

墜ちていく僕たち 森博嗣4

墜ちていく僕たち

オススメ!
ある日突然、男が女に、女が男に変わったら・・・。
神出鬼没のインスタントラーメンが巻き起こす、5つのミステリー。
女を楽しむ大学生や、男になることを喜ぶ漫画家。
性別が変わったことで、悲観するのではなく前向きに生きる。
新しい自分を見つけ、人生を駆け抜ける。

面白かったね〜。
森さんは良い良いといわれ、ようやく読んだ1冊。
発想が面白い。
元がインスタントラーメンだよ?
誰も思い浮かばないよねぇ・・・なんて^^
性別が変わって、ホントにみんな前向きに考えているのが不思議。
楽しんでいるんだよね。
私がもしも男になったら・・・
ひ弱ななよなよした、女に持てない男になるだろうな(笑)

〈集英社文庫 2004.5〉 H16.12.17読了
自己紹介
苗坊と申します。
生まれも育ちも生粋の道産子。読書とゲームとマラソンとV6を愛してやまないオーバー30です。47都道府県を旅行して制覇するのが人生の夢。
過去記事にもTB、コメント大歓迎です。よろしくお願いいたします。
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