苗坊の徒然日記

読書とV6をこよなく愛する苗坊が気ままに書いてます。 お気軽にどうぞ。

エッセイ

そしていま、一人になった 吉行和子5

そしていま、一人になった
吉行 和子
ホーム社
2019-04-23


父、兄、妹、そして母・あぐりへ。
女優・吉行和子がいま明かす、あふれる想い。
父は詩人で作家の吉行エイスケ、母はNHK朝ドラ主人公である美容師のあぐり、兄は作家の吉行淳之介、妹は詩人・作家の吉行理恵という一家に育った女優・吉行和子が、107歳まで生きた母の三回忌を終えたいまだからこそ語れる家族の歴史、そして80歳を過ぎた自分の来し方について綴る。
○推薦のことば
「風を受け流す柳の枝のようですね、和子さんは! さわさわと貴女はなにを語ってくれるのですか?」――俳優・藤竜也
○目次
第一章 母・あぐり、百七歳の静かな旅立ち
第二章 私にとっての吉行家
第三章 劇団民藝からはじまった女優人生
第四章 兄・淳之介、妹・理恵との日々
第五章 人生の残り時間を楽しむ

私が初めて最初から最後まで欠かさず見た朝ドラが「あぐり」でした。どうしてその朝ドラを見ようと思ったのか、そのきっかけは分からないのですが。
でも、ドラマはとても面白かったです。若くして結婚した主人公は家族のために美容師として修業をして働きます。その間に戦争も経験します。
ドラマを見ていた当時、主人公のモデルの方がまだご健在だと知って驚きました。更にその当時はまだ現役の美容師だったんですよね。
吉行さんの存在もこのドラマを見て知ったと思います。そういえば野村萬斎さんもこのドラマを見て知ったなー。斗真君も出てたね。
田中美里さんが演じる望月あぐりはとても魅力的でした。世間知らずでぽわっとしているのだけど、芯が強くてまっすぐで一生懸命で。この本を読んで実際のあぐりさんもそんな感じだったんだなぁと思い嬉しくなりました。
ドラマは今でも覚えているんですけど、中でも戦時中にあぐりと淳之介が一緒にいたら兵隊に「日本がこんな大変な時に男女交際とは何事か!」と怒鳴られ、親子だと言っても信じてもらえなかったシーンが印象的でした。
17歳しか離れていない2人。放浪癖のあるエイスケさんが旦那さんだし早くに亡くなっているから、淳之介は恋人のような感じだったのかもしれないですね。淳之介さんハンサムだし。2人のエピソードも恋人のように可愛らしいですし。でも、性教育を息子に教わったと書かれていたところでは吹き出しましたよね。面白すぎますよ、あぐりさん。
和子さん自身の事も書かれていましたね。私が女優さんとして印象的なのは「ごちそうさん」のぬか床役ですかね^^和子さんはおばあちゃん役のイメージがやはり強いですが、話し方に気品があって好きです。
この本を読んでいて気になる作品が出てきたので、いつか観たいと思います。
あぐりさんは最後10年間も寝たきりだったんですね…。頭がしっかりしているのに身体が動かないって、本当に家族も辛いと思います。少しぼーっとできたらと思うお気持ちも分かります。
ご家族の事を書いてくださり、ありがとうございました。
私が言うのもおこがましいですが、どうか吉行さんご自身も元気で長生きしてください。

<ホーム社 2019.4>2019.7.20読了

思わず考えちゃう ヨシタケシンスケ4

思わず考えちゃう
ヨシタケシンスケ
新潮社
2019-03-29


あわよくば、生きるヒントに。
「考えすぎても、いいじゃない! 」人気絵本作家ヨシタケシンスケのみんな待ってた、初エッセイ集!
電車で、カフェで、自分の家で。「ついつい考えすぎちゃう」ヨシタケ氏が、スケッチと共に書きとめた、まじめーな事から、世にも下らぬ事まで。
たとえば。
「仕事のピンチを乗り切るには?」/「いわゆる男女の仲って、何?」
「他人のストローの袋が気になる」/「孤独感を、どう解消するか」
「明日、すごいやる気を出す方法」……。/がんばりたくない「大人」のための絵本!

この方の絵本、どれも有名ですがそういえば私1冊もちゃんと読んだことが無い気がします^^;なぜこの本を最初に取ったのか…色々すみません。
それでも人気絵本作家の頭の中を少し覗けたような気がします。
たくさんのアンテナを持っていて、色々ちゃんと疑問に思っていて、そしてきっと頭が柔らかい。
ヨシタケさんが考えていることを相手に話したらきっと面倒くさい奴って思われるかもしれないですが(笑)
物語を創り出す人としてはとても良い部分なんじゃないかなと思いました。

<新潮社 2019.3>2019.5.26読了

この世界は思ってたほどうまくいかないみたいだ 新井見枝香5



某有名書店の"型破り”書店員によるエッセイ第2弾。前作の『探してるものはそう遠くはないのかもしれない』から、さらにパワーアップ。30代後半独身女性の日常生活を、赤裸々に綴った「うまくいかない仕事」「うまくいかない美」「うまくいかない恋」「うまくいかない人生」は、新井ワールド全開、面白さ半端ない。

書店員さんによるエッセイなんですけどこのシリーズは本の事はあまり書かれていない気がします…っていうか新井さんそんなことまで言っちゃっていいんですか…と思わずにはいられないんですけども…面白かったけど。
私が初めて新井さんを知ったのは「すずらん本屋堂」にご出演されているのを拝見した時。
書店員さんがたくさんの本を勧めてる!と思って、何の本か忘れたのですが私が大好きな割とマニアックな作家さんを紹介されていて、おこがましいですが親近感を覚えたのが最初です^^
それから「セブンルール」や「ゴロウ・デラックス」でも拝見して他の著書も見てすっかりファンに。
3月に剛ちゃんの舞台を観に行ったとき、三省堂書店 神保町本店に行って新井さんに会いに行きましたからね^m^お見かけして「いたー!」と思って声をかけたいし握手したいと思ったけど周りのお客さんは当然新井さんを見ても動じないし(?)新井さんはお仕事されてるし、近くをうろうろしてじーっと見つめるだけで終わりました。ま、予想はしてましたよ。私小心者だから。
でも、もうこちらにはいらっしゃらないんですね。新天地も行ってみよう。本屋さん自体もとても気になります。
私は新井さんに比べれば地味でつまんない日常だけど、本が好きで本の良さを広めたいという想いは一緒だとこれまたおこがましいですが思ってます。
にしても新井さんと桜木さんの師弟関係凄いですね…。

<秀和システム 2019.2>2019.5.22読了

かわいい夫 山崎ナオコーラ5

かわいい夫
山崎 ナオコーラ
夏葉社
2015-12-21


オススメ!
日々の暮らし。父との死別。流産。ふたたびの妊娠。さまざまな出来事をとおして、浮かび上がってくる、あたらしい結婚の形。変化していく、作家のこころ。毎日、少しずつ読みたくなる、結婚エッセイ集。

山崎さんの作品、小説はあまり読んだことはないのですがエッセイはよく読んでいるな…ということに気づきました。この本を手に取ったのは前回読んだ「文豪 お墓まいり記」と時系列が似ていて、旦那さんがよく登場していたので気になったからでした。まず表紙から惹かれますよね。みつはしちかこさんのチッチとサリーですよね。
実家に「チッチとサリー」という詩集があって、子どもの頃よく母に読んでもらっていたんです。当時詩に書かれている愛なんて全くわかっていなかったと思うんですけど^^;毎日毎日読んでもらっていました。なので懐かしかったです。
そしてエッセイも面白かったです。山崎さんのエッセイを良く手に取るのは、仕事に対する考え方や結婚観が似ているからかなと思いました。
7年前に刊行された「泥酔懺悔」という11人の作家さんが書かれたお酒にまつわるエッセイ集があるのですが、特に山崎さんの文章が印象的でした。
「結婚はしなくていい。金は自分で稼ぐし、自分の食事や飲み代は自分で払いたい。旅行は自分で手配したいし、バーのドアは自分で開けたい。」
この言葉は私の人生の指針であると言っても過言ではないかもしれません。当時は山崎さんは独身ですが、エッセイを読んでいると結婚された今でも考え方はきっと変わられていないんだろうなと思います。
旦那様は素敵な方ですね。私も仕事に対して楽しく一生懸命であるところが良いなと思います。どちらもどちらを無理に立てたり勿論卑下したりもせず、対等に友達のようにそれでも可愛いと言い合って慈しみ合って生活を営んでいることが分かります。
エッセイの中によく「ぶす」という言葉が出てきました。
私は小学校1年生の時、面識のない見知らぬ高学年の男の子から笑いながら「お前、ものすごくブサイクだな」と言われたことがあります。それ以来私はブサイクなんだと刷り込まれ、自分の容姿に自信を持たないまま成長してきました。人が可愛いと言ってくれても大いなるお世辞で無理させている。気を遣わせていると思っていました。
山崎さんの文章を読んで、周りにどう思われようが、私は私自身の顔は嫌いではないな…と思いました。30数年生きてきてホント今更ですけど、他人にどう思われていようと、私が私の顔を嫌いじゃなければ良いんだって思えました。この本を読んで良かったです。自分と改めて向き合って、もう少し自分のことを好きになれそうな気がします。

<夏葉社 2015.12>2019.5.9読了

大好きな町に用がある 角田光代4

大好きな町に用がある (SWITCH LIBRARY)
角田光代
スイッチパブリッシング
2019-02-28


24歳の私ははじめて自分の脚と頭を使って旅をしていた。電気のないその島は当時の私にとってとくべつな天国みたいだった。帰ってきてもその天国感はまったく薄れず、この25年のあいだ、ずーっととくべつな天国として、私の内にある。―「緑と旅と人生の仕組み」より。珠玉のエッセイ集。

私も旅行が好きなのですが国内限定なので、アクティブに海外を旅行される角田さんは凄いなーと旅エッセイを読むたびに思います。
読んでいてきっと素敵な町なんだろうなと思いつつ、私は旅行できないなとも思ったり^^;
国内でも海外でも、自分にとっての天国を見つけられたらいいのかなと思います。
私はまだ見つけられてないかな。私は国内の旅行を今後も楽しみたいと思います。
角田さんの作品を読んで海外に行った気分になりました。

<スイッチパブリッシング 2019.2>2019.5.8読了

文豪 お墓まいり記 山崎ナオコーラ5

文豪お墓まいり記
山崎 ナオコーラ
文藝春秋
2019-02-22


終戦の前日、永井荷風と谷崎潤一郎がすき焼きを食べた。
あの文豪を、もうちょっと知りたい。二十六人の作家と出会う、お散歩エッセイ!
永井荷風(先輩作家)と谷崎潤一郎(後輩作家)は七歳差です。谷崎はデビューしたとき、先輩作家である荷風から自分の小説を褒めてもらえたことが嬉しくてたまりませんでした。
一九四五年八月十四日、二人は疎開先の岡山で再会します。終戦の前日に、谷崎は牛肉を手に入れ、すき焼きでもてなします。
……このように、文豪たちは互いに関わりながら生きていました。今は、お墓の中にいます。時代が違うので、実際には関われませんが、お墓には行けます。現代の作家が、昔の作家に会いにいきます。
二十六人の文豪たち――中島敦、永井荷風、織田作之助、澁澤龍彦、金子光晴、谷崎潤一郎、太宰治、色川武大、三好十郎、幸田文、歌川国芳、武田百合子、堀辰雄、星新一、幸田露伴、遠藤周作、夏目漱石、林芙美子、獅子文六、国木田独歩、森茉莉、有吉佐和子、芥川龍之介、内田百痢高見順、深沢七郎。

お散歩エッセイというまとめ方で良いんだろうかとちょっと思ってしまうくらいの大御所の方々のお墓へ著者さんがお参りに行く話。
そのお墓の近くにあるお店でご飯を食べて、お花を買って作家さんをお参りする。
歴史上の人物レベルの小説家さんも多くいらっしゃいますが、当たり前ですけどお墓は皆さん残っているんですよね。
生きている時代は違えどその方にお逢いすることが出来るなんて何だか不思議な気持ちです。26人の作家さんの中には今回初めて知った方もいらっしゃいましたが、どの方のお話も興味深かったです。
太宰治のお墓参りはちゃんと著作を読んでから行くことにして←
冒頭に登場した永井荷風と谷崎潤一郎のお墓にはお参りに行ってみたいと思いました。戦争の前日のおもてなしの話は聞いたことがあります。お二人の繋がりとこのエピソードがとても印象的だったので、記憶に残っていたのだと思います。あとは林芙美子さん。記念館もあるんですよね。アド街で紹介されてから1度行ってみたいと思っていたんです。
また、ナオコーラさんのエッセイでもあった気がします。
お父様を亡くされたこと、流産されたこと、再び妊娠され、入院して出産されたこと、エッセイだから淡々と書かれていました。お墓参りに一緒に行かれた旦那さまやお母様の人柄も垣間見えた気がします。

<文藝春秋 2019.2>2019.4.18読了

ナナメの夕暮れ 若林正恭5

ナナメの夕暮れ
若林 正恭
文藝春秋
2018-08-30


オードリー若林、待望の新エッセイ集!
『完全版 社会人大学人見知り学部 卒業見込』から3年。
雑誌「ダ・ヴィンチ」での連載に、大幅に書き下ろしエッセイを加えた、「自分探し」完結編!
ゴルフに興じるおっさんなどクソだと決めつけていた。恥ずかしくてスタバで「グランデ」が頼めない。そんな自意識に振り回されて「生きてて全然楽しめない地獄」にいた若林だが、四十を手前にして変化が訪れる――。
ゴルフが楽しくなり、気の合う異性と出会い、あまり悩まなくなる。だがそれは、モチベーションの低下にもつながっていて……
「おじさん」になった若林が、自分と、社会と向き合い、辿り着いた先は。
キューバへの旅行エッセイ『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』では第三回斎藤茂太賞を受賞。 「生き辛い」と感じている全ての人に送ります。

若林さんが考える生きづらさがとても共感できました。なぜみんなと同じ意見ではないのか。なぜみんなはやらないのか。小さい頃からそういう疑問って大なり小なりありました。でも、目立ちたくないから言わないまま流されて今に至る。
今も昔も、私も生き辛さを感じます。それもきっと誰しもが少なからず考えていることで。それを若林さんが言葉で表してくれているから、あぁ、私だけじゃないんだってそれだけで救われます。人に言わないにしても、こういう考えを持ったまま生きていって良いんだなと思えます。
私も若林さんと同じでどこか鳥瞰的で、ひねくれてて、でもそんな自分が嫌というか変わりたいとも思っていて、でもどう変わったらいいのか分からない。30代になっても変わらないです。でも、それでいいんですよね。
私も自分に自信が無くて、自信を持って楽しそうに生きている人が羨ましくて仕方がなくて。その人との違いは何だろうって思ったりもしました。でも、それに対する答えも教えてくれたような気がします。
私はどう思っているのか、私はどうしたいのか、私は何が好きなのか。
私もちゃんと向き合って、私というものを知って、少しは自分の事を好きになって、これから生きていけたらいいなと思えました。

<文芸春秋 2018.8>H31.2.3読了

泣くなら、ひとり 壇蜜日記3 壇蜜4



「幸せにします」と言われても、「幸せって何さ」と思い、手帳には大事な存在である「ある少女」からの手紙を挟んで持ち歩き、自分の中には、反対の性が住んでいると断言。
見られてマズイ画像を持っている人を心の中で数え、3月11日には、非力でも、向いてなくても、誰かを助けたい、と祈り、暴かれたら世間から血祭りに上げられそうな過去があり、たくさん寝ることが大好きで、孫自慢の激しい祖母の長生きを心の底から願い、 「私と春はどちらが図々しいだろう」と考える……35歳の壇蜜瓩箸いΑ⇔爐さなるキャラクターのリアルがここにある!
2015年7月~16年7月までの書き下し日記のほか、竹取物語をベースにした、壇蜜初の短篇小説「光ラズノナヨ竹」(「オール読物」掲載)を特別収録。

大分前に買っていたのですが気づいたら2年以上経過していた…。もう4が出てますよね。
30代女の赤裸々な想いが詰まっていると思いました。
以前「男と女の理不尽な愉しみ」の中で、壇蜜さんがブログやテレビなどタダで見られるものには本性は言わないけど、ちゃんとお金を払って読んでくれている本には自分をさらけ出しているみたいなことをおっしゃっていて、確かに本の中は赤裸々だなぁと改めて思ったり。
前々から思ってましたけど、壇蜜さんめっちゃ寝ますよね。水木さんもおっしゃっていますけどやはり美容と健康のためには睡眠って大事なんでしょうね…って壇蜜さん健康そうじゃないですけども。
私も女子力が高い女性って憧れますけど、一人暮らしの30過ぎの独身女なんてそんなもんですよね。って私と壇蜜さんを一緒にするなんておこがましいですけど。すみません(土下座)
スムージーを作るとか運動するとかエステに行くとかネイルをするとか…お金も時間もかかるから無理だから。
そして悪気のない悪口を夜に思い出してうじうじと考える…暗っ。
そうやって考えてしまうのは決して私だけじゃないんだと少し勇気をもらえる作品です。
4もちゃんと買って読まなくては。
「光ラズノナヨ竹」も面白かったです。最後にちゃんと自分で自分の道を切り開いていかないとと思った主人公に好感が持てました。

<文芸春秋 2016.10>H31.1.14読了

「その後」のゲゲゲの女房 あるがままに。すべてに感謝!! 武良布枝5



『ゲゲゲの女房』が刊行されてから10年。夫・水木しげるが亡くなってから3年が経ち、著者が今の想いを綴る人生エッセイ。
「ゲゲゲ」ブームの後、布枝夫人に水木さんに、さらに水木一家に、どのような出来事があったのか。そして水木さんが入院し、最期の日を迎えるまで、夫人がどのような思いで接したのか。
最愛の夫が亡くなり、一人になったこの先、何を指針として過ごそうと考えているのか。著者の今の想いがつまった一冊です。

水木さんが亡くなって、もう3年が経ったんですね…。時が経つのは早いです。
水木さんがご自身でおっしゃったように、死ぬ感じがしなくて、100歳まで生きるんじゃないかなんて勝手に思っていたのですが、亡くなったと聞いたときは突然だった気がして驚きました。確かに突然ではありましたが、その前にはいろいろとご病気をされていたんですね。知りませんでした…。
布枝さんも大腿骨骨折なんて大きな怪我をされて、一時車いす生活だったんですね。こちらも知りませんでした。布枝さんは回復されて、今はご自身で歩けるまでに回復されたとのことで、ほっとしました。
水木さんと布枝さん、お二人でテレビに出られている姿は朝ドラ以降よく拝見していましたが、あの隣にいるのが当たり前という雰囲気がとても素敵で、理想のご夫婦だなと思って観ていました。
娘さんお二人もお近くにいらして本当に両親思いで、素敵です。
水木さんも布枝さんに対して「お母ちゃんは、生まれてきたから、生きている。」なんてちょっと失礼なことを言っているようですけど、お互いにお互いを想い合っていたんだろうなと思いました。
布枝さんもいい意味で人生の荒波に流されて受け入れて生きてこられたんですよね。それって凄いことだと思います。どこかで立ち止まったり投げ出したり、ふと思い立つこともなくあるがままを受け入れるって凄いなと。
私は納得がいかないとすぐに動いちゃって、それで後悔したりしなかったり^^;
この本を読んで少し反省しました。多分治りませんけど←
先日プロファイラーでも水木さんが特集されていて、その時にも言いましたが私も一生懸命働いて、やりたいことをやって、年を重ねた時に「なまけものになりなさい」と言えるような人生を歩みたいです。
布枝さんの今を知ることも出来て良かったです。どうかどうか、お身体ご自愛ください。

<辰巳出版 2018.9>H31.1.12読了

本屋の新井 新井見枝香

本屋の新井
新井 見枝香
講談社
2018-10-04


本は日用品。だから毎日売ってます――。
ときに芥川賞・直木賞よりも売れる「新井賞」の設立者。『探してるものはそう遠くはないのかもしれない』(秀和システム)も大好評の型破り書店員・新井見枝香による”本屋にまつわる”エッセイ集!
「新文化」連載エッセイ「こじらせ系独身女子の新井ですが」に加え、noteの人気記事、さらには書き下ろしも。装幀、カバーイラスト、挿絵は寄藤文平!

新井さんの作品第2弾。
前作は本の話というよりは新井さんご自身の話がメインだったので、失礼ながら若干肩透かしをくらった感じだったのですが(面白かったけど)こちらは雑誌に連載されていたものを編集した作品なので本を通してのお話が多かったです。分かる分かると思うところがたくさんあって楽しめました。
私もよく聞かれます。1か月に何冊読むの?って。人によっては1週間とも聞かれる。1番酷かったのは1日に何冊読むの?って聞かれたこと。いや、1日で読めるのなんてせいぜい1冊だから。休日に何もすることが無くてひたすら読んでて数冊って言うこともあるけど、こういう聞き方をするってことは本当に本を読まない人なんだろうなと思いました^^;もしくは速読できる人で1日に何冊も読める人か←
私はブログをやっているから1か月にどれくらい読むのか1年にどれくらい読むのか何となくは把握しているけど、普通ちゃんと数えないですよね。
この作品の中で新井さんが読んだ本の話なんていちいち覚えていないよ!なんて書かれていたところがあったのですが、それこそブログをされている方はちゃんと覚えていて細かく考察されている人もいるので、私なんて読んだらすぐ忘れちゃう。もったいないのかなぁなんて思っていたのでちょっと救われました^^本は日用品。消耗品。だからすぐに買うし読んだらすぐに捨てる。この感覚が良いなーと思いました。
以前テレビか何かで作家の中山七里さんが本1冊を読んだだけで大きな世界を知ることが出来る。それを映画1本見るくらいの値段で買えるなんて本当に得だ!とおっしゃっていて、うんうんとうなずいたのを思い出しました。
読んだことのある作品もたくさん出てきましたし、本屋さんの裏側も知ることができて良かったです。紙袋って無料でもらっているけど本当に高いのね。私はもらうときは大体ビニールだけど、ビニールで良さそうなら紙袋出されても断ろうかな…。
新井さんの本の話、書店の話、もっと知りたいです。続編も待っています。
そしてあわよくばお会いしてみたい…。書店でお見かけしたら本買いますので握手してください…。

<講談社 2018.10>H30.12.4読了

奇跡の本屋をつくりたい くすみ書房のオヤジが残したもの 久住邦晴5

奇跡の本屋をつくりたい くすみ書房のオヤジが残したもの奇跡の本屋をつくりたい くすみ書房のオヤジが残したもの
著者:久住邦晴(くすみ書房・店主)
ミシマ社(2018-08-28)
販売元:Amazon.co.jp

「なぜだ⁉︎ 売れない文庫フェア」「中高生はこれを読め! 」「ソクラテスのカフェ」……ユニークな企画を次々と生み出し、地元はもちろん、遠方からも愛された札幌・くすみ書房の店主。閉店後、病が発覚し、2017年8月末、他界。その著者の遺稿を完全収録。
生前、久住さんと親交の深かった中島岳志さん(東京工業大学教授)が解説を担当。
くすみ書房の「なぜだ⁉︎ 売れない文庫フェア」は、時代に対する痛烈なアンチテーゼだった。品切れ・絶版。本が死んでいく。そんな悪循環に、ユーモアを交えて切り込んだのが久住さんのチャレンジだった。(略)くすみ書房のフェアは、苦境に立つ人間に、常に寄り添っていた。しかし、久住さんは正義を振りかざさなかった。常に笑顔で、優しく、ちょっとした「おせっかい」を続けた。だから、くすみ書房は札幌の庶民に広く愛された。——中島岳志「解説」より

札幌に住んでいる人なら一度は「くすみ書房」という名前を聞いたことがあると思います。個人経営の書店で様々なテーマの本を特集し打ち上げて行った方です。お顔も拝見したことがあります。ずっと行ってみたいと思っていたのですが、結局行かないで終わってしまいました。大谷地へ移転したのもどうしてだったのかなと思っていたのですが、それが苦渋の決断であったことが分かりました。
今回読んだことで久住さんの事を知ることができて良かったです。
息子さんを亡くされていたこと、奥さんの御病気、本当にいろんな苦難を乗り越えて本屋さんを続けられていたんだなと思いました。
またそれと同時に、個人経営の書店がどれほど大変なのかも知ることができました。
また、中島岳志さんの解説も載っていましたが、私は中島さんの講座に参加したことがあります。多分北大にいらした時ですよね。結構フランクに話されていたので、聴きやすかったですし分かりやすかったです。
くすみ書房の存在がこの本として遺ることが道産子としては嬉しく思います。

<ミシマ社 2018.8>H30.9.12読了

女も好きなことをして死ねばいい 曽野綾子5

女も好きなことをして死ねばいい女も好きなことをして死ねばいい
著者:曽野綾子
青萠堂(2018-06-08)
販売元:Amazon.co.jp

次々とベストセラーを世に送り出す著者が、いま、あらためて女性の生き方を問い直す! したいことをして生きる心の軸の持ち方。“素"の自分を出し、自由に生きる、最高の贅沢な人生は、恐ろしくもあり輝いてもいる……。ただひとりの存在としての人間の生き方とは? 待望の女性論を一冊に凝集!

タイトルに惹かれて手に取りました。
曽野さんの作品を読んだのは多分初めて。多分ですみません^^;
曽野さんのなかなかの毒舌に痛快というかすっきりするというか。
周りの目が怖くて言えないようなことを代わりに言ってくれているような気がしました。
多分最近の風潮というか世相から考えると批判を浴びそうな感じ。賛否両論かな。
でも、私も割と曽野さん寄りの意見だったので嬉しかったです。
内容は私が書いたら批判を浴びそうなのでここでは書きませんが←
曽野さんに「あなたが共感する筋合いはない」と言われたくないので(直接はないですけど)胸を張って言い訳せず前を向いて生きていきたいと思いました。

<青萠堂 2018.6>H30.9.1読了

母、野際陽子 81年のシナリオ 真瀬樹里5

母、野際陽子 81年のシナリオ母、野際陽子 81年のシナリオ
著者:真瀬樹里
朝日新聞出版(2018-05-21)
販売元:Amazon.co.jp

陽気にあるがままに――、愛娘が語る野際陽子の素顔
肺腺ガンと闘いながらも、亡くなる1カ月前までドラマ「やすらぎの郷」の撮影に参加し続けた野際陽子さん。
息をひきとる瞬間まで、その傍らで支え続けた愛娘の真瀬樹里さんだけが知る母の素顔を描く。
知的でクールな印象の強かった野際さんだが、実は「オッチョコチョイで“天然"なところがあって、そして何よりも大変な“ふざけんぼ"」だったという。
ユーモア溢れるエピソードやドラマよりコワイ!?母親の顔など、野際さんのちょっと意外な一面が明らかに!!
初公開となる貴重なプライベート写真も多数収録する。

野際さんのことは昔からもちろん存じ上げていましたが、ちゃんと認識したのは「ネバーランド」を見た時だと思います。ジャニーズドラマの中に太い幹のようにいてくださったような気がします^m^TBSドラマだったのでNG大賞があって、野際さんが噛んでしまって、みんなに突っ込まれて詰め寄られて嬉しそうだったのを覚えています^m^スタジオにもいらして「メル友なの♡」と嬉しそうに話されていたのも印象的でした。
いいともで健君を友達として紹介してくれたり、オカダも紹介してくれてましたね。オカダと話していたら後ろの方から「陽子〜!」という声が聞こえて^^それを嬉しそうに聞いてくださっていましたよね。大女優さんだけど身近にも感じられるような素敵な方だったなと思います。近年はイノッチとの共演が印象的です。本当に、悲しいです…
野際さんがもういないなんて、まだ信じられないです。
いろんな思い出を語ってくださって、読んでいて楽しかったです。
ありがとうございました。

<朝日新聞出版 2018.5>H30.8.6読了

真実 梶芽衣子5

真実真実
著者:清水 まり
文藝春秋(2018-03-12)
販売元:Amazon.co.jp

すべての世代に響く、かっこいい女性のパイオニア・梶芽衣子のすべてが詰まった一冊
17歳でスクリーンデビューした梶芽衣子。思ったことを口にしてしまう彼女は生意気な女優として名を馳せるが、その裏で心細さに泣いた日々もあった。しかし持ち前の負けん気と「勉強、努力、忍耐」のスローガンを抱え、女優としての道を切り拓いていく。「女囚さそり」での一言も話さない主役という案を考えたり、子供が欲しくて結婚を機に引退を考えていたり、恋人からのDV、それまでのイメージと異なる「寺内貫太郎一家」への出演、歌手活動、勝新太郎や高倉健との共演、「曽根崎心中」の苦労と成功、望んでいた企画を奪われた失意と怒りと達観、鬼平犯科帳に心血を注いだこと、亡くなった妹や海外で活躍する弟や料理人であった父のこと、これからやりたいこと……女優梶芽衣子の波乱万丈の人生を、振りかえる。

私は梶さんの事を正直知りませんでした。多分この本が出てメディアで目にするようになってからだと思います。
以前「ゴロウ・デラックス」に出演されていました。72歳とは思えない若さ!そして好奇心の強さ!同じ女性としてかっこよくて素敵で、すぐに好きになりました。
若い頃は生意気だったと書かれていますが、確かに(笑)でも、このくらいバシッと言える人ってそうそういないから尊敬してしまいます。
そして今もお美しいですがお若い頃の美貌が半端じゃないですね。なんですかあの美しさ。びっくり。見とれてしまいます。
様々な役柄にも境遇にも立ち向かっていった梶さんですが「鬼龍院花子の生涯」の一連の騒動はひどいものでしたね。実名を挙げてらっしゃって大丈夫かなと思いましたが。酷い話です。夏目さんも何の罪もないのに悲しい。酷い人でしたね。
それでもその騒動を乗り越えて達観したところもあって今に至る。何事も勉強なんですね。梶さんから見たら私はまだまだひよっこだなぁと思いました^^;
まだまだ人生は長い。前向きに頑張ろう。そう思わせてくれました。

表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬  若林正恭5

表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬
著者:若林 正恭
KADOKAWA(2017-07-14)
販売元:Amazon.co.jp

前作『社会人大学人見知り学部卒業見込』から約4年ぶり、新作の舞台はキューバ!航空券予約サイトで見つけた、たった1席の空席。何者かに背中を押されたかのように2016年夏、ひとりキューバへと旅立った。慣れない葉巻をくわえ、芸人としてカストロの演説に想いを馳せる。キューバはよかった。そんな旅エッセイでは終わらない。若林節を堪能できる新作オール書き下ろし!

ずっと気になっていた本でした。ようやく読めました。
長期休暇を利用してキューバへ旅行してきたという話は以前どこかで聞いたことがあって、キューバという国自体が未知の世界でどんな国なんだろうと楽しみながら読みました。
キューバは意外と治安が良いんですね。海外は治安が悪いという印象しかなくて^^;勝手に悪いと思っていましたが、若林さんが出会った人たちはみんな良い人たちでしたね。ビーチで会った大男以外は^^
人見知りの観光ガイドさんとの関わり、マリコさんとの関わり。お話で聴いていた人見知りな若林さんとは別人のようでした。周りに知っている人がいないというのもきっと良かったんですよね。
チェ・ゲバラもカストロも、詳しくは知りませんでした。以前観た「プロファイラー」でちゃんと知ったくらいで。どの場所も興味深く読みました。
最後の若林さんとお父さんのお話、素敵でした。
若林さんがいきなり会話しているような文章になったので、もう一人の自分と話しているのかなと思っていました。
お父さんとの会話、お父さんへの想い、素敵でした。
こちらもウルウルしてしまいました。
若林さんの書かれる文章、好きです。
初めて読みましたが、もう1冊出されているんですよね。読みたいと思います!

<KADOKAWA 2017.7>H30.7.2読了

探してるものはそう遠くはないのかもしれない 新井見枝香4

探してるものはそう遠くはないのかもしれない探してるものはそう遠くはないのかもしれない
著者:新井見枝香
秀和システム(2017-12-16)
販売元:Amazon.co.jp

某有名書店の"型破り"書店員による初エッセイ。「書店員が書いた心温まる本屋の話」ではなく、37歳、独身、彼氏なし、そんな女のおかしくてちょっぴり痛いお話です。「会社員に向いてない」「結婚に向いてない」日常のエピソードが満載。コラムニストのジェーン・スーさんからは「同業者の端くれとして、背筋の凍る文章力。誰にでもあるどうってことない日常を、こんなにおもしろく仕上げるなんてズルい!」と絶賛推薦コメントも。

テレビにも時々登場される書店員の新井さん初のエッセイ。楽しみにしていました。
書店員としてのエッセイなのかと思ったら少し違いましたね。
いやー面白い人だとは思っていましたけど、本当に面白いっすね。
ここまでさらけ出しちゃっていいの?っていうくらいの凄さでした^^;
でも誇張してるわけじゃなくてただただ真実と自分の想いを吐き出しているんだろうな。ここまで素直にさらけ出されたらもう清々しいとしか言いようがありません。
そしてここまで自由に生きることが出来たら良いなぁと羨ましさも感じました。…って言ったら新井さんは怒るかもしれませんが。
私の勝手な独断と偏見の思い込みなんですけど、書店員も図書館司書もですが、何かしらのオタクだったりオタク気質だったりする人が溢れているんじゃないかと思ってるんです。新井さんも特定はしていませんがビジュアル系バンドがお好きのようで。私も好きな人の誕生日にケーキを買って一人で食べますよ。ネームプレートは頼まないけど^^;そして1ホールでもないけど。
そして元オタクだった人からのLINEから見る裏切られた感も何となく分かります。裏切られたというか、置いてけぼりにされたというか…。こっちの勝手な感情で、向こうはそうは思っていないのは分かるんだけど、そう思っちゃうんですよね。それは仕方がないことだからそう思う自分を愛おしいと思ってあげようかと思います←仕方ないもの。
新井さんの考えるたくさんの事は分かるところと分からないところとありましたが^m^明日からも少し前向きに生きていけそうです。
タイトルがとても素敵です。私もこう感じられるように生きていきたい。

<秀和システム 2017.12>H30.6.10読了

おちゃめに100歳!寂聴さん 瀬尾まなほ4

おちゃめに100歳!  寂聴さんおちゃめに100歳! 寂聴さん
著者:瀬尾まなほ
光文社(2017-11-16)
販売元:Amazon.co.jp

「読んだ人は、笑いすぎて、お腹がすき、食べすぎて、幸福になります! 」
瀬戸内寂聴
95歳の寂聴先生。
2014年の壮絶だったがん闘病、そして今年はじめの緊急入院で2回のバイパス手術。しかし、目を見張る回復ぶりで術前より元気が漲っている―――。
「まなほが来てから、よく笑うようになったと言われるのよ」
その年齢を超越した元気の源は、7年前から傍らで24時間支えている秘書の著者だ。なんとその年齢差66歳!
「瀬戸内寂聴って誰?」
初めて寂庵に面接に来た時は先生の仕事も著書も何も知らなかった……。
しかし、今では、常に体調と気持ちを汲んで仕事をマネーメジメントし、私生活では“ため口"で好きなことを言い合う仲。そんな彼女の存在が先生の背中を押し続けている。先生の「おちゃめな素顔」と「愛あふれる本音」を赤裸々に綴った初めてのエッセイ本。
笑えます!
泣けます!
愛が沁みます!
先生の元気と才気の秘密がわかります!
同時に本著は、一人の女性の、魂の成長のドラマです。
少女時代の辛く孤独な経験から、将来に迷う青春時代を経て、先生との出会いによって、著者の人生がどのように大きく変わっていったのか。
いま人生の目的や社会との接点を持てずに生きている若い世代の人たちに、ぜひとも読んでほしい一冊です。
おちゃめなプライベート写真と本人直筆食卓レシピイラストも初公開。

秘書さんがお若い方だということはこの本が出た前後くらいからよくテレビで言われていたので知っていましたが、読むまでには至っていませんでした。ですが、日頃見ている番組でよく拝見するようになり、気になって手に取りました。
瀬戸内寂聴さんがどんな方なのか、確かに詳細には分からなかったですがそれでも面接で誰かもわからず著作があったことも分からないというのはなかなか凄いですよね^^
でも、寂聴先生ご本人が、本を読まないと聞いて、文学少女は本を読むばかりで身の回りのことは怠る人が多いと思っていたからこの子は良いと思って採用したとおっしゃっていましたよね(byあさイチ)実際は本は読むけど寂聴先生の作品は読んだことがないというのが正しい見解だったようですが、それでもお二人は相性が良く、お互いに喜怒哀楽を共有できるというのは幸せなことなんだろうなと思いました。
あさイチに出演された時に90歳を過ぎて大病で大きな手術を何度かされたと知って驚きました。正直寝たきりになってしまってもおかしくはない状態であったと思います。それでもこうして心配してくれる人が側にいるから、乗り越えられたんですね、きっと。そして若い人のエキスを吸っているからか^m^今もご病気等もあるでしょうがお元気そうで何よりです。
私もなんだかんだ言って寂聴先生の著作は読んだことがないですし、人となりも知らなかったので、この本を読んで知ることが出来て良かったです。

<光文社 2017.11>H30.4.15読了

にっぽんの履歴書 門井慶喜5

にっぽんの履歴書にっぽんの履歴書
著者:門井 慶喜
文藝春秋(2018-01-29)
販売元:Amazon.co.jp

新直木賞作家が平成の終わりに考えた「この国のかたち」。
・元号は平ったく言えば天変地異の占いの道具だった
・植民地経営に乗り出した戦前の日本はお人よしだった?
・宮沢賢治と夏目漱石の文体の「秘密」
・「艦これ」の隆盛を司馬遼太郎が予言していた!?
・新聞はほろびたという議論は明治時代からあった
・刀は物体、剣は精神である
・女工哀史は本当に「哀」なのか
・人口減少で「邪悪な正義」も減る ほか、 全50篇。
フェイクでもヘイトでもない。この国の豊かな歴史にふれる渾身の歴史エッセイ集。

門井さんって本名だったんですねぇ…。慶喜って名前はやはり徳川慶喜を思い浮かべてしまいます。だからか徳川慶喜の事が何度か登場しましたね。30代から長い余生を過ごし、様々な趣味を持ち、明治を通り越して大正まで生きたということは何となく知っていましたが、門井さんは徳川慶喜への愛情すらも感じました^^
その他にも歴史に関することが書かれています。
門井さんって歴史ものの小説を書かれていますが、そういえば私は読んだことがありませんでした^^;歴史もの以外は数冊読んでいるのですが。こちらのエッセイが歴史の入門編のようでした。入り込みやすかったですし、面白かったです。
これを機に門井さんの歴史小説も手に取って見ようかな。

<文芸春秋 2018.1>H30.3.15読了

大家さんと僕 矢部太郎5

大家さんと僕大家さんと僕
著者:矢部 太郎
新潮社(2017-10-31)
販売元:Amazon.co.jp

1階に大家のおばあさん、2階にトホホな芸人の僕(カラテカ・矢部太郎)。一緒に旅行するほど仲良くなった不思議な「2人暮らし」の日々は、もはや「家族」! ?

大切な人をもっと大切にしたくなる、泣き笑い、奇跡の実話漫画!

とても話題になっていたので便乗して読んでみました。
大家さんのお話はテレビでもよく話されていたので、仲が良いんだなぁとほのぼの聞いていた気がするのですが、本当に素敵な関係ですね。
ジェネレーションギャップが面白いし、勉強になるし、ほっこりします。
大家さんはわりと裕福な方なのか、私が今まで聞いてきた大家さんと同世代の方の話とは少し違う感覚があったりもしましたが、それでも大家さんの一本筋が通った、でも頭の柔軟性がある人柄に、好意を持ちました。
2人の会話が合っているようで合っていないところもまた素敵で、お互いにお互いを気遣っているのが分かってそれもまた素敵でした。
大家さんがいつまでもお元気で、矢部さんと同じ屋根の下で暮らしていけますように。

<新潮社 2017.10>

いのちの車窓から 星野源5

いのちの車窓からいのちの車窓から
著者:星野 源
KADOKAWA(2017-03-30)
販売元:Amazon.co.jp

星野源が、雑誌『ダ・ヴィンチ』で2014年12月号より連載をスタートした、エッセイ「いのちの車窓から」に、書き下ろしを加えて単行本化。
ドラマ「逃げ恥」、「真田丸」、大ヒット曲「恋」に2度目の「紅白」出演と、怒涛の駆け上がりを見せた2年間の想い、経験、成長のすべてがここに。
星野源の面白さと、哲学と、精確さのすべてを注ぎ込んだ、誠意あふれるエッセイ集。

星野さんのエッセイ。ようやく読めました。
ダ・ヴィンチに連載されてたんですねー。最近読まなくなってしまっていて知りませんでした^^;星野さんの文章は読みやすくてわかりやすくて、面白くて読む手が止まりませんでした。次は?次は?と、もったいないと思いつつ一気読みでした。
私が星野さんを初めて知ったのは「ゲゲゲの女房」に出演された時、主人公の弟役でした。なかなか悲しい最期を迎えた役だったので、印象に残っていました。数年後に歌手として歌われている姿を見て、母と歌手の人なんだねーと話したのを覚えています。
星野さんの人柄もあるのだと思いますが、エッセイを読んでいて素敵な方々と巡り合っている方なんだなと思いました。
吉田羊さんとの会話が素敵!洋ちゃんとの関係がとっても可愛い!細野晴臣さんとの未来への約束に感動!
そしてまさかの寺坂さんの登場に笑いました。Vヲタなら知っているデパートクマグスであり紅白クマグスの寺坂さん。最近結構紅白関係の番組に出てますよね。お知り合いとは。更に星野さんが紅白に出られた時の口上を寺坂さんが考えたとは。もう消してしまっているので確認ができませんが、何だか感動です。
「逃げ恥」で共演された新垣さんのお話も出てきました。私たぶん非国民だと思うので←「逃げ恥」見ていなかったんですけど、新垣さんとのエピソードがまた素敵で。新垣さんはいい意味で普通の感覚を持っている人なんでしょうね。本当に素敵な普通の女の子。良い表現だなーと思いました。
まだこの連載は続いているようなので第2巻が出るのを楽しみにしています。
あ、そういえばイノッチの名前も出てきて嬉しかったです。ほぼ名前だけでしたけど^m^

<角川書店 2017.3>H29.11.19読了

杏の気分ほろほろ 杏5

杏の気分ほろほろ杏の気分ほろほろ
著者:杏
朝日新聞出版(2016-10-20)
販売元:Amazon.co.jp

「ごちそうさん」「デート」から、「花咲舞」に「オケ老人!」まで。女優として駆け抜け、そして人生の新たなステージへと進んだ三年半の日々―朝日新聞デジタルの連載に、今だからこそ記せる「その後の話」を大幅加筆!エッセイ集第二弾!

発売した頃に買ったはずのこの本。ようやく読みました。
でも、買ってすぐに読まなくて良かったです。当時私はまだ「ごちそうさん」を見ていなかったので。見てから読んで良かったー。
もちろん話題はそれだけではないんですけどね。2013年からの怒涛の3年半が綴られています。テレビでもこの作品は紹介されていて杏さん自身もインタビューを受けていましたが、とにかく超多忙!杏さんホントに一人でこれ全部こなしたんですか?ってくらい多忙。そしてプライベートも超充実している(させている?)方だから一体いつ休んでいるんだろうと思うくらいの物凄い行動力です。
杏さんのエッセイを読んでいると、私も家に閉じこもっているばかりじゃなくていろんなところへ出かけていろんなことを吸収させて勉強していかないとなーと思わされます。人生を謳歌している感じが凄いなと尊敬したり嫉妬←してみたり。
中でも最初に書いた「ごちそうさん」でのエピソードが読んでいて楽しかったです。他の作品は申し訳ないのですが見ていなくて^^;だから裏話を読むことが出来て嬉しかったです。
そしてあとがきもたくさん書かれているのですが、旦那さんのことや生まれたばかりの双子ちゃんのことも書かれていてほのぼのします。夫婦の感じが凄く素敵。博識でちょっとオタク気質な二人だから気が合うんだろうなーなんて私が言うのもなんですが思ったりして。
面白かったのが杏さんが旦那さんの人間性?を「夏休みの少年のような二十代の男子」と表現しているのが面白かったです。そうか、そんな感じなんですね^^
3人目のお子さんも生まれることですし、もっと杏さんのエッセイを読んでいたいなと思って読み終えました。読んでいて、とても幸せな気持ちになれましたし、私も充実した実のある日々を送りたいとも思えました。感謝です。

<朝日新聞出版 2016.10>H29.9.29読了

服を10年買わないって決めてみました どいかや4

服を10年買わないって決めてみました ~買わずに楽しく絵本作家のシンプルライフ~ (MOE BOOKS)服を10年買わないって決めてみました ~買わずに楽しく絵本作家のシンプルライフ~ (MOE BOOKS)
著者:どい かや
白泉社(2017-03-24)
販売元:Amazon.co.jp

「チリとチリリ」シリーズ、アイヌの昔話「ひまなこなべ」など多数の絵本作品を発表しているどいかやさん。
10年前の大掃除のときに思います。「山ほど服を持っているのにまだ服を買い続けている。衝動買いしたまま着ていない服もあるし…。来年からとりあえず10年服を買わないチャレンジをしてみよう」
チャレンジが終了し、10年間の出来事を振り返ります。ある服で楽しく過ごすユニークなアイデアが具体的に提案されていて、明日からでもすぐに取り入れられそうです。
手芸クラブなど地域のコミュニティーとの交流や、どいさん姉妹の服をせっせと作ってくれたおばあさんの思い出など、微笑ましいエピソードも。
安く大量に消費されるファストファッションへの問題提起とともに、「丁寧にシンプルに楽しんで暮らす」喜びが描かれます。

タイトルに惹かれて読んでみました。とても薄い本だったので、文章が少な目で写真が多いのかなと思ったらイラストでしたね。可愛いイラストが散りばめられていました。絵本作家さんですもんね。
でも、イラストだと実際どう服がリメイクされたのかなどが分かりにくいのでもう少し写真を増やしてほしかったなと思ったり^^;最後にいくつかありましたけどね。オシャレに着こなされていました。
私はリメイクなどに自信がないので10年買わないというのは出来ないし、新しい服も欲しいなとは思うのですが、それでも著者さんの言葉は身につまされましたね。
たくさん服があるのに服を買ってしまう。確かにそうです。私は最近はもっぱらネットショッピングで家にいるだけで簡単に買えてしまうから危険だなと思います。
そして着なくなった服を処分する際に寄付したり売りに出したりするけど、相手に中古の服を渡して自分は新しい服を買うというのは正しいことなのだろうかというのも、はっとしました。もったいないからという考えは良いと思いますが確かに…と思います。
まずは私も着る服とあまり来ていない服を整理するところから始めてみようかなと思いました。

<白泉社 2017.3>H29.6.10読了

作家の口福おかわり5

作家の口福 おかわり (朝日文庫)作家の口福 おかわり (朝日文庫)
著者:朝井リョウ
朝日新聞出版(2016-09-07)
販売元:Amazon.co.jp

するめの出汁、トナカイの乳のミルクティー、ビーカーコーヒー、土筆の卵とじに素っぴん茶碗蒸し…。20人の作家が「食」をテーマに競演!大好物、調理における発見、思い出の味、食の結んだ縁まで、様々な「美味」が味わえる極上のアンソロジーエッセイ集、待望の最新作。

前作も読みましたがとても面白かったので今回も楽しみにしてました。人によって本当にいろんな思い出があって、色んな食べ物があるんだなぁと実感しました。どの方のお話も面白かったです。
最初の朝井さんの面白かったです。オートミールは私も食べたことないけど食べるのがちょっと怖いなと思ったり^^;確かにファミレスにいる姿をよく見かけましたね。「情熱大陸」も「SWITCH」も見ましたけどファミレスでした^m^ロイホのモーニングビュッフェ食べてみたいなぁ。
そして柚木麻子さんの回転寿司縛りがめちゃくちゃ面白かったです。めくれどめくれど回転寿司の話!統一感が素晴らしかったですしおいしそうでした。北海道でもあるのかな…。回転寿司はなごやか亭が好きです。
私の口福も考えてみました。
私は食べることは好きだけど舌は肥えていないので割と何でもおいしい人です^^;
好きなもので思い浮かぶもの…
祖母の作ったカレー、餃子、おやき、昆布巻、煮しめ、おからの炒り煮、肉巻き揚げ…
母の作ったカレー、はんぺんと野菜のかき揚げ、茄子とひき肉のドライカレー、ミックスピラフ、春巻き…
外食ならもうないけど丸井にあったファミリーレストランのシーフードドリア。
自分で作ったものではないなー。自分で作ったものではこれ!って言えるくらい料理ができるようになりたいなぁ。今「ごちそうさん」を見ているから尚更そう思います。

<朝日新聞出版 2016.9>H29.3.24読了

魂の退社 会社を辞めるということ。 稲垣えみ子4

魂の退社―会社を辞めるということ。魂の退社―会社を辞めるということ。
著者:稲垣 えみ子
東洋経済新報社(2016-06-10)
販売元:Amazon.co.jp

「まっとうに会社で働く人が日本を支えている。それは本当にそうだと思う。
しかし、会社で働いていない人だって日本を支えている。自営業の人たち、フリーランスで働く人たちは言うまでもない。さらに、お金を稼いでいない人たち、たとえば専業主婦、仕事をやめた高齢者、何かの事情で働けない人、子どもだって、みんな日本を支えているんじゃないだろうか?
食事をつくる、掃除をする、孫と遊ぶ、何かを買う、近所の人にあいさつをする、だれかと友達になる、だれかに笑顔を見せる――世の中とは要するに「支え合い」である。
必ずしもお金が仲介しなくたって、支え合うことさえできればそこそこに生きていくことができるはずだ。
しかし会社で働いていると、そんなことは忘れてしまう。毎月給料が振り込まれることに慣れてしまうと、知らず知らずのうちに、まずお金を稼がなければ何も始められないかのように思い込み始める。
そして、高給をもらっている人間がエラいかのようにも思い始める。 だから、会社で働いていると、どうしても「もっと給料よこせ」という感覚になる。これは、どんな高給をもらっていても同じである。(中略)しかし私は、もうその争いに意味を感じなくなってしまった」(プロローグより)
そういう著者が選択したのは、会社を辞め、電気代200円で暮らす清貧生活だった。しかし、著者はかつてないほど希望に満ちていると書く。日々がなにより新しい。それは「お金」や「会社」から自由になったことで得たものだ。会社とは、お金とは、人生とはなにかを問う。笑って泣けて考えさせられて最後に元気が出る本!

以前ゴロウ・デラックスに出演されてこの本を紹介されていて、気になったので読んでみました。稲垣さんは会社を辞めたと言ったら皆さんに「もったいない」と言われたとおっしゃっていました。私も同じくそう思います。朝日新聞社なんて本当に大きな会社で、そこにいれば安泰みたいなイメージがあるので。でも、稲垣さんの本を読めば読むほど、何がもったいないんだろうと思うようになりました。まあ、やっぱりお金のことなんですけどね。お金がないと生きていけないし不安だし。それは分かりますけど、それでも自分を失ってまでたくさん得るものではないなとも思います。
私は新卒で入った会社は北海道では大きな企業の子会社だったので、給料も福利厚生もしっかりしてました。女性も結婚出産しても割とみんな働いていて、そういう面では良い会社だったのだと思います。でも私は仕事内容が自分に合っていなくて、上司のパワハラ(当時パワハラとは思っていませんでしたがこの頃のことを言うとみんながパワハラだというのでそう言うことにします)が辛くて毎日辛くて泣いていて死にたいと思ってました。まだ若かったのもあると思いますけどそこまでお金に執着する想いもなかったので3年で辞めたのですが。辞めたら何か悪いレッテルが貼られるような気がしていたのですが全然そんなことはなくて。辞めたら世界は広いって、そこに執着する必要はなかったんだって思いました。
稲垣さんのところまではいきつけないですけど^^;でも世界は広いってことを改めて教えていただいた気がします。日本は敷かれたレールからはみ出す人を救わない社会なんですよねー。それが凄くよく分かりました。
でも私も会社のためとかではなくて、人のため人生のために仕事をしたいと思えるようになりたいなと思いました。

<東洋経済新報社 2016.6>H28.12.23読了

杏のふむふむ 杏5

杏のふむふむ (ちくま文庫)杏のふむふむ (ちくま文庫)
著者:杏
筑摩書房(2015-01-07)
販売元:Amazon.co.jp

ラブラドールのハリーと過ごした小学校時代、歴女の第一歩を踏み出した中学時代、単身海外にモデル修業に行った頃、そして、女優として活動を始めたとき…。NHK連続テレビ小説のヒロインを演じ国民的な女優となった杏が、それまでの人生を、人との出会いをテーマに振り返って描いたエッセイ集。そのとき感じたことを次につなげて明日に向かう姿は、感動必至。

杏さんのエッセイ集。新刊を読む前に以前出た作品を読もうと思って読んでみました。
いやー…凄い。20代前半から半ばに書いた文章とは思えなかったです。なんて大人びているんでしょう。なんて好奇心旺盛なんでしょう。素敵すぎます。
杏さんをテレビでよく拝見するようになってから、素敵な方だなぁと思って勝手に尊敬していたんです。私の方が少し年上なんですけど、姐さん!って言いたくなるような感じ^^それを、このエッセイを読んで再認識したような感じです。
今この時を大事に生きているような感じですかね…。若い時から人生の大切さをちゃんと理解して生きているような…。私も20代をこんな考えをもって生きていたかったななんて思いました。まあ、それで振り返るには早すぎるので、頑張って生きていこうと思いますけども!^^;
村上春樹さんの解説もまたいいですね。
今年出た本の方も読むのが楽しみです。

<筑摩書房 2012.6
      2015.1>H28.11.25読了

壇蜜日記2 壇蜜5

壇蜜日記2 (文春文庫)壇蜜日記2 (文春文庫)
著者:壇 蜜
文藝春秋(2015-09-02)
販売元:Amazon.co.jp

風呂上がりのアイスだけが仕事の励み。可愛い後輩の女の子を見れば、妹だったら…と妄想し、トイレットペーパーの「8ロール入り」の豊富さに気持ちを高揚させる―そんな壇蜜的日常に驚愕の新展開!―「抱かれた」。しなやかな筆致で綴られる「蜜」な生活と意見。ますます冴え渡る、待望の日記第二弾。文庫オリジナル。

1冊目って3万部も売れたんですね。知らなかった…凄い。
と言いつつ私も2冊とも買ってしまったんですけど^^;
以前も書いたのですが、普通綺麗な人が自分の事を卑下しているとイラッとするんですけど、壇蜜さんにはイラッとしないのが不思議です。どうしてかなー。だからと言って壇蜜さんが綺麗ではないなんてことを思っているわけではないんですけどね。
私は2の方が好きでした。それは分かるなぁと思うところが以前よりも多く感じたからかな。小さい頃に感じていた気持ち凄くよく分かりました。私もそう思ってたなーと思って。私、ここにいてごめん、いていいのかな。生きててごめんみたいな。
私はまだここで生きていていいんだというフィールドにまだ出会っていないような気がして。暗中模索な状態ですけど。
なによりも分かると思ったのはおばあさんのことが書かれていたところでした。
手術をされて家に帰ってきて、自分の幸せよりもおばあさんが健康で幸せに生活してくれることを願うということが書かれていて、本当に本当にそう思う!!と頷きたかったくらいでした^^;
私の祖母も3年前に大きな手術をして、今はもう回復して一人で生活しているし再発もしていないのだけど、体重は10キロくらい変わって、多少体の不調は残っていて、以前は前向きで明るかったのだけど今は少し元気がなくて弱気になる時もあって。
だから、尚更そう感じたのかも。そしてやっぱり壇蜜さん好きだなぁとも思いました。
それにしても、壇蜜さんに対して随分ひどいことを言う人がたくさんいるんですね。私ならへこんで立ち直れないかも…。壇蜜さんは強い人ですね。

<文芸春秋 2015.9>H28.7.13読了

壇蜜日記 壇蜜4

壇蜜日記 (文春文庫 た 92-1)壇蜜日記 (文春文庫 た 92-1)
著者:壇 蜜
文藝春秋(2014-10-10)
販売元:Amazon.co.jp

賞味期限切れのソースで運試し。新聞を読んでいると、つい求人欄に目がいってしまう。ショックなことがあると、食事もせずにひたすら眠り、たまたま入ったコンビニで肌着類の品揃えが充実していると、他人事なのにホッとする。抱かれる予定はしばらくなしーー。
これぞ裸単騎で現代日本を生き抜く33歳女子の生活と意見! 壇蜜はやっぱりスゴかった!!

1と2と両方ネットでポチッとなして購入しました。
好きなんですよね、壇蜜さん。
とても綺麗な方で自分に自信があるからグラビアをされているのかと思ったらそういうわけでもないみたいで。
日記を読んでいたら自虐的な言葉が満載で、綺麗な人がここまで言ったら「綺麗なくせに!じゃあ私なんかなんなんだよ!」とブチギレそうになるとこですがそうはならず^^;
この哀愁が何とも言えず良かったです。
共感できるところと出来ないところとどちらもあったんですけど^^;
30過ぎると色々思うところがあるよねぇ…っていう雰囲気が凄く好きでした。
私も以前は日記を書いていたのですが書かなくなって幾年月^^;何だかまた書きたくなってきました。

<文芸春秋 2014.10>H28.6.30読了

本なんて!作家と本をめぐる52話4

本なんて!作家と本をめぐる52話本なんて!作家と本をめぐる52話
著者:芥川 龍之介
キノブックス(2015-07-17)
販売元:Amazon.co.jp

読んだり、嗅いだり、埋もれたり。本への愛は、人さまざま。本好きのサガも、人それぞれ。52人の作家たちが綴る、珠玉の“本エッセイ”・アンソロジー。
秘め事のように本を読む。古書のページのあいだに残る誰かの痕跡を愉しむ。人生のうち死ぬまでに読書できる時間を数えてみる。崩れた本の山に滑って転ぶ。同じ本を30冊買う。……本が好きな人ってやっぱりちょっと変わっているのかもしれない。本への愛にずっぽりハマる、本好きにはたまらん52編!

作家さんの本にまつわるお話が書かれています。
いろんな本にまつわる話が書かれていて読んでいて幸せな気持ちになりました。
一番最初の「塩一トンの読書」好きでした。著者さんはもう亡くなられているんですね。天国でお母さんと旦那さんに逢って幸せに暮らしているといいなと思いました。
びっくりしたのが芥川龍之介の作品まであったこと。読みにくかったですけど^^;
いろんな世代の作家さんたちのお話が読めて良かったです。
面白かった作品はたくさんありましたが、いかんせん52話もあったのでこれってすぐ出てきません^^;
でも皆さん結構本に埋もれる生活をされていて、大変だなぁと思う反面羨ましいなぁとも思いました。

<キノブックス 2015.7>H28.1.18読了

ゆるい生活 群ようこ5

ゆるい生活ゆるい生活
著者:群 ようこ
朝日新聞出版(2015-01-20)
販売元:Amazon.co.jp

ある日突然めまいに襲われ、飛び込んだ「漢方薬局」。そこで教えられたのは、冷え、水分、甘み、余分なものすべてを体から抜きとっていく暮らしだった…約6年にわたる体質改善を綴った実録エッセイ。

漢方や薬膳は以前から気になっていました。
今回内容が気になったので群さんの作品を読んでみました。「かもめ食堂」以来2冊目です。
まず驚いたのは漢方を処方される前の群さんの生活。
甘いものの摂取量や仕事も座り仕事なのに好きなことが縫い物編み物読書なんて。そりゃ身体壊しますよ…なんて読んでいて思っちゃいましたが^^;
私はまだ若い方だと思いますが、年々身体に不調が生じるようになってきますよね。
先生の言葉はなるほどと思う事もあり、えぇ!?そうなの!?と思うこともあったり面白かったです。
体質によって摂取するものって全然違うんですね。テレビでこれが良い!って言われている者が必ずしも自分に合っているわけじゃないんだと思って驚きました。
身体を冷やす食べ物や温める食べ物も色々あって驚きました。特に甘いものは体を冷やすんですねー。
そして凄く痛そうでしたが私もリンパマッサージを受けてみたいなと思いました。
私もたぶんすんごい痛い思いをすると思うのですが^^;むくみが結構あるので見てもらいたいです。
でも私も甘いものが大好きなので1週間に1回って言うのは辛いなー^^;

<朝日新聞出版 2015.1>H27.6.21読了

敗者 松山ケンイチ5

敗者敗者
著者:松山 ケンイチ
新潮社(2013-02-28)
販売元:Amazon.co.jp

落ち込み、悩みながら掴みとったものは―松山ケンイチのすべて!一年間、清盛を生きた。妻への感謝。我が子への愛情。演技に対する苦悩。前を向き続ける志の源を赤裸々に綴る日記。

この間のあさイチに出演した際に某場所で著書に健君のことが書かれているという情報を得たので読んでみました←酷い理由ですみません^^;
中は本当に日記のように書かれていて、平清盛を演じることが決まってから演じ終えるまでの日々が書かれています。
面白かったです。大河もずっと見ていたので読んでいて思い出して何だか胸が熱くなりました^^平清盛って大河を見るまで悪人だとしか思っていなくて。
覚えているのは小学生の時に歴史の授業で勉強している時に先生が「名字に平という字がついている人は平清盛と繋がっているかもしれない」といい、平がつくクラスメートがからかわれていた場面を凄く覚えてます。敵だ!悪人だ!みたいな。
でも大河を見てただの悪人だとは思いませんでした。武士の世を作るという壮大な夢と野望を抱いた一人の武士。その生きざまは清々しいとさえ思いました。まあ晩年は色々ありましたけども…
1年間同じ人物を演じるということの大変さをこの日記を通して感じました。1年間というのもまた長いし、10代から晩年までを演じ続けるというのもまた本当に大変な作業ですよね。マツケンもずっと思い悩んでいました。それに、ずいぶん飛び飛びで撮影するんですねー。4回くらいを撮ってるのに次がいきなり12回とか。奥さんが亡くなるシーンの後に子供が生まれるシーンとか。役者さんって大変・・・と思いました。
低視聴率だとさんざん言われましたけど、民放じゃないですしあえてその時代を選んだんだろうし、それにこんなに苦労して演じていることが分かればそんなことあんまり言わないでって思います。
大河の話も面白かったですが、奥さんやお子さんの話も結構出てきて読んでいて楽しかったです。お子さんも生まれたばかりでお子さんの成長日記でもありました。
あ、健君の話題もちょこっと出てきてましたよ^^
あさイチでは小学生の時に踊った曲を忘れていましたけど、エッセイにはしっかりTAKE ME HIGHERって書いてありました^^
健君も言っていたけど、私もマツケンが自分の事を「わい」って言うの大好きなのでこれからも方言を使い続けてほしいなと思いました^^

〈新潮社 2013.2〉H27.4.2読了

ウドウロク 有働由美子5

ウドウロクウドウロク
著者:有働 由美子
新潮社(2014-10-30)
販売元:Amazon.co.jp

NHK有働アナ、初めての本、でました。
「あさイチ」わき汗論争、驚きました! /ワタシの好みの男性
独居中年の高熱/いろんな人からいろんなことを言われました
紅白司会の舞台裏/二日酔いの朝、必ず読む詩があります
ほどほどの美貌/小心者のお見合い/母のこと
自他ともに認めるクロい部分も、ちょっとだけ残っているシロい部分も、包み隠さず書いてみました。

買おうか図書館で借りようか、どうしようかなーと悩んでいるうちにいつも行ってる図書館に入ったので予約しました…ごめんなさい。
ということでようやく読みました。
最初からわき汗の話題で^^;さすがだなと思ったのですが。
私、最近親しみも込めて有働さんの事を由美子って言っているんですけど←
そんな言い方してごめんなさいと謝りたくなりました。
私は以前から知ってはいましたけど、あさイチの有働さんしかほとんど知りません。その部分でしか知らないから強い人だなという印象はあったんですけど、もちろんそれだけではないわけで。酸いも甘いもたくさんたくさん経験されているんだよな、なんて当たり前のことを思ったりしました。
特に男社会の仕事場だから苦労も本当にあったと思います。それを乗り越えたことでメリットありデメリットあり。ホント、他人って酷いこと言うなーと思って読んでいました。まあお互い様なんでしょうけど^^;
独身女性のいろんな覚悟を読んだ気がしました。
イノッチが有働さんの事を言ってからあまり年齢ネタはなくなりましたけど、その前のセクハラ発言に対して明るく返していた有働さん。その心の中にはいろんなことを乗り越えてきたからこその明るさがあるんだろうなぁと思ったり。
私は一人で生計を立てていくためにこれほどの覚悟があるのかなーなんて思ったりしました。今、私はやりたいことがたくさんありすぎて、正直結婚する気が全然全く持っていないのだけど、それは今の感情であって有働さんのように40代になったときにまた違った気持ちになったりするのかな。どうなんだろう。
上手く伝えられないですけど、この本を読んで、私はますます有働さんが好きになりました。クロい有働さんも、シロい有働さんも分かる分かるっていう部分がたくさんありました。私も40代になったときに有働さんのようになっていたいなと思います。
そして初めて語られたというお母さんの章。職場で読んでいたのですが涙が出ました。
有働さんがあさイチを休んだとき、覚えています。そのあとにお母さんが亡くなられたことを知りました。
やっぱりいくつになっても自分にとってお母さんはお母さんで。自分の指針なんですよね。自分の人生を決めるのはもちろん自分なんですけど、何を選んでも味方でいてくれるお母さんの存在は私も大きいです。お母さんがこの本を読まれていたら良いなと思いました。

〈新潮社 2014.10〉H27.1.13読了

私がデビューしたころ ミステリ作家51人の始まり5

私がデビューしたころ (ミステリ作家51人の始まり)私がデビューしたころ (ミステリ作家51人の始まり)
東京創元社(2014-06-28)
販売元:Amazon.co.jp

作家のデビューは、時に小説以上にドラマティックである。「ミステリーズ!」の好評連載に書き下ろしを加えた、豪華執筆陣全51名のエッセイ集。作家を志したきっかけや、新人賞受賞までの道のりなど、デビューまでの波瀾万丈の逸話と作家であり続けるための創作論を、デビュー年順に贈る。51のエピソードで読み解く、戦後日本ミステリ史!

東京創元社から出された本なので、マニアックで大好きな作家さんが何人も書かれていたので^m^楽しかったです。
ミステリといったら東京創元社というイメージがあるので皆様のお話はとても興味深かったです。特に割と現代の作家さんのデビューのきっかけで多かった戸川さんという方との出会いがどの方も結構凄い^^;表現がヘタクソですけど。
鯨さんが以前「努力しないで作家になる方法」の中で書かれていましたけど、結構な量を新人さんに書かせて「じゃあそろそろ1冊の本にまとめましょうか」っていうパターンの作家さんが何人かいらっしゃったことに驚き。鯨さんだけの凄く貴重なものだと思っていたのですが。坂木さんや大崎さんもそうだったんですね。
戸川さんの書いてみませんかという言葉に触発されて素直に書いた方が^^;今このエッセイに書かれているようにデビューされた方々なんだと思ったらちょっとじーんとしちゃいます。戸川さんたくさん話しかけてくださってありがとうございます!^^
好きな作家さんのデビュー当時の話は読んでいて面白かったです。
近藤さんが歌舞伎の作品が多い理由はここからか!と今更ながら思ったり^^;
鯨さんはやっぱりあの本の通り苦労されたんだなぁ…と思ったり。
倉知さんはデビュー当時からやっぱりなかなかな方だったんだなと思ったり^m^
個人的に桜庭さんのお話が10年近く前だったので最近書いたのもまた読みたいななんて贅沢なことを思ったりもしました。
そして最後まで読み終えて、やっぱり私は書く方じゃなくて読む専門だなと思いました^^;いや、小説家になりたいとまで思ったことはないんですけども。やっぱり大変なんだなということはものすっごくわかりました。

〈東京創元社 2014.6〉H26.8.13読了

大泉エッセイ 僕が綴った16年 大泉洋

大泉エッセイ ~僕が綴った16年 (ダ・ヴィンチブックス)大泉エッセイ ~僕が綴った16年 (ダ・ヴィンチブックス)
著者:大泉 洋
メディアファクトリー(2013-04-19)
販売元:Amazon.co.jp

大泉洋本人執筆による、大泉洋の素顔の16年間が詰まった、笑って泣けるエッセイ集。大泉洋が執筆文をまとめて出版するのは、本書が初めてとなる。また、表紙の装画には、大泉自身が子供の頃からファンだった『タッチ』のあだち充が担当。書籍の装画は初めてのあだち充が、1997年当時の若かりし大泉を描く。
本書では、大泉がまだ北海道を拠点に活動し、『水曜どうでしょう』レギュラー放送に出演していた1997年から2005年まで、雑誌3誌で執筆連載していた幻のエッセイ原稿108篇を一挙収録。 2誌に関しては、北海道版のみでの連載だったため、コアなファンも未読であろう幻の原稿を掘り起こし! 大学時のエピソード、レギュラー放送当時の『水曜どうでしょう』裏話、TEAM NACSについて、家族のことなど……大泉洋ならではの「笑い」が散りばめられたエピソードはもちろん、時にノスタルジック、時に切なくて、思わず「泣いて」しまいながらも、でも読むうちに不思議と元気になれる、まさに「大泉ワールド」全開のエッセイが満載。
さらに2013年書き下ろしで、大泉自身が本書で初めてあの伝説的人気番組『水曜どうでしょう』について本音を激白。大泉が考える『どうでしょう』分析、そしてレギュラー放送終了の意味、『どうでしょう』ファンはきっと胸が熱くなる、彼の秘めた想いとメッセージとは――?
またローカルタレントから全国区へ、急激な変貌を遂げた「心情と自負について」や、さらに大泉洋が「大泉洋という奴」について独白も。ネガティブをポジティブに反転させるその思考能力や、大泉洋のコミュニケーションスキルがわかる「在り方」と「感謝力」は、必読!
自身の本音が詰め込まれた熱い渾身の原稿は、爆笑必至なのに、思わず「胸が熱く」なる!
1997~2013年の「大泉洋」の16年が詰まった、饒舌なエッセイ、352ページ! 完全保存版!

北海道が生んだスター←大泉洋が24歳の時から書き溜めたエッセイをまとめたもの。
洋ちゃんやNACS関係は気になります。読みたいなって思います^^
で読みました。
最初はやっぱりヘタっていうかなんというか…ちょっと恥ずかしい感じでしたけど、だんだん文章がやっぱり上手くなってるなって思いました。ってエラソウですみません。
冒頭よく恒三という洋ちゃんのおじいちゃんが登場しました。
過去形じゃないから書いている時は健在で、もしかしたら…と思ったら亡くなった時の事も書いていて。ちょっと切なくなりました。
「水曜どうでしょう」の話や、NACSの舞台の話が楽しかったなぁ。
ミスターが監督をした「river」で釜山に行ったときの話が面白かった。
皆に「ミスターミスター」言われている男性と隣のモジャ男←知らない人が見たら意味が分からないよね。この間ケータイ大喜利の北海道あるあるで「ミスターと言えば鈴井貴之」っていうのがあったのを思い出しました^^
エッセイごとに全部じゃないけど振り返りコメントがあったのが面白かったです。
エッセイの中で全国放送の音楽番組に出た時の事が書かれていたのだけど、東京には染まらないとかローカルタレントとして頑張るとか、東京進出を全く考えてない話もあって新鮮でした。確かにNACSの中では1番東京に出ることをしり込みしていたらしいけど、こうやって昔書いてたんだなーと思ったりして。
その振り返りコメントで、この時はそう考えていたけどだんだん考え方が変わってきたんだよねって書かれていて、何だか深いなと思ったりしました。
最後に現在の洋ちゃんの語りがあったのですが。
洋ちゃんのくせに!←泣かせること書いてるんですよ。不覚にもうるっとしちゃいました。おじいちゃんへの想いや家族への想いがつづられていて、素敵だなぁと思いました。
洋ちゃんなりの「水曜どうでしょう」人気の見解も書かれています。
肩書がよく分からない洋ちゃんだけど←このままローカルの番組を持ちつつ東京でも頑張ってほしいなと一道民は思ってます。
「1×8」はあんまり見ないけど、「おにぎりあたためますか」と「ハナタレナックス」は大好きなので。これからもよろしくです。

〈メディアファクトリー 2013.4〉H25.7.2読了

スナックさいばらおんなのけものみち 七転び八起き編 西原理恵子3

スナックさいばら おんなのけものみち    七転び八転び篇スナックさいばら おんなのけものみち 七転び八転び篇
著者:西原 理恵子
角川書店(角川グループパブリッシング)(2013-01-29)
販売元:Amazon.co.jp

世の中、正論だけじゃ立ち向かえないから―。恋愛、結婚、出産、子育て。キレイゴトでは済まされない問題に血の通った言葉を贈る、本音のガールズトーク。女の“リアル”がここにある―。『生きる悪知恵』からさらに一歩踏み込んだ、実践版人生指南書。

「生きる悪知恵」が面白かったのでこちらも手に取ってみました。
面白かったけど、結婚も出産も経験していない私が手に取るのはまだ早かったかなと思いました。酸いも甘いも経験している方々の体験談を何もわかっていない実家暮らしの私が読むのは失礼では…なんて思ってしまった。
恋愛や結婚ネタはなるほどとは思ったけど、ちょっと下品だったかなぁ。カマトトぶっているつもりはありませんけど。私がそういうトークに慣れていないのか。
なんだかんだで私もいつのまにやらアラサーだしな。いい荒療治?になったかも。
本の中で夫婦が「あなたも変わったわね。でもしょうがないよねー」と言い合っているという話が出てきましたが、その会話がいいなーと思いました。
もしかして結婚したりして、10年以上経過して、そうやって笑いながら言い合えたらいいなと思います。

〈角川書店 2013.1〉H25.3.23読了

三角でもなく四角でもなく六角精児 六角精児4

三角でもなく 四角でもなく 六角精児三角でもなく 四角でもなく 六角精児
著者:六角 精児
講談社(2012-12-11)
販売元:Amazon.co.jp

人気個性派俳優が綴る、笑い、ときどき哀愁の個性的な生活。入籍4回、ギャンブル狂い、サラ金地獄。謙虚に見えて不謹慎、体は大きいが筋肉はゼロ。40歳すぎて食えるようになった個性派俳優の生き様を一緒に笑おう。

俳優六角精児さんが書かれたエッセイです。私が1番最初に六角さんを知ったのは何だったかなぁ…。「相棒」は観ていないので多分「電車男」だと思います。
ウィキってみたら「月下の棋士」とか「モナリザの微笑」とか「喰いタン」に出ていて結構V6と共演してるんだなぁという印象。「月下の棋士」見てたけどぜんっぜん思い出せない・・・。っていうかもはや山口さんと田辺さんしか思い出せん…。
で舞台「リボンの騎士」と「東京サンダンス」でイノッチと共演してるから仲良い感じなのですね^^
どのエッセイも3ページくらいなので読みやすくてどこから読んでも楽しめると思います。ただ、結論としては六角さんは最低なヤローだなと思いました^m^ギャンブルにサラ金。今までの奥さんは金銭面から逃げて行ったそうですけど、一緒にいようと思えることだけで凄いと思う。今の奥さんのお話もチラリと出てきましたけど、寛大な女性だなぁと読んでいてただひたすら思いました。
「あさイチ」のこともちらっと書かれていて嬉しかったです。生放送は慣れないのでいつもうまくしゃべれなくて落ち込むらしいです。六角さんはいるだけで面白いんだから良いんですよ。イノッチも楽しそうですし。
最後の章の電車話も面白かったです。
コラボで9係に出演されたことがありますけど、ドラマでまたイノッチと共演してほしいなと思いました。

〈講談社 2012.12〉H25.2.16読了

ザリガニとひまわり LiLiCo5

ザリガニとひまわりザリガニとひまわり
著者:LiLiCo
講談社(2010-12-02)
販売元:Amazon.co.jp

歌手になることを夢見てスウェーデンから来た、いじめられっ子のリリコ。所持金が43円になっても、セミが口に飛び込んでも、死体役でつかまっても、「ここであきらめることだけはイヤだ!」笑いと涙と、そして…勇気。映画コメンテーターLiLiCoが描く奇想天外な自伝小説ついに公開。

LiLiCoさんを初めて拝見したのは北海道で「王様のブランチ」が放送されるようになって見始めた時だと思います。失礼ですがこの番組以外で拝見したことがなくて、テレビではやたらとハイテンションで外国人っぽいけど日本語ペラペラだしいったい何者?と思っていました^^;
暫くその状態だったのですが、去年は「王様のブランチ」以外の多数のメディアで取り上げられていましたねー。スウェーデン人と日本人のハーフだとは存じ上げていましたが、テレビを見て幼少時代から今までの壮絶な人生を知りました。
幼少期に母親から愛されていなかった時代の事、読んでいてとてもつらかったです。学校でもいじめを受けていて、でも家にいるよりは良かったから笑顔を作って学校へ行っていたという話は泣けてきました。
今はLiLiCoさんは笑ってホームレス生活の話をされていますけど、20代のほとんどを車の中で生活して飛び込んで営業していて、本当に大変という言葉では片づけられないくらいの苦労をされていたんだと文章を読んで改めて知りました。凄すぎます。
それでも諦めなかったのが良かったんですよね。「王様のブランチ」には出るべくして出るようになったんですよね。18歳で日本に来たときに日本語が全然分からなかったというのも意外で、努力されたんだろうなと思いました。
今活躍されているのを知っているから、その20代の時に苦労を共にしたマネージャーさんの今が気になります。ちゃんとご飯食べているのかな。読み終えた後にそればかりが気になりました。
LiLiCoさんのおばあちゃんもとっても素敵な方ですね。おじさんも。今の活躍をとっても喜んでいると思います。

〈講談社 2010.12〉H25.2.4読了

そのノブはひとりの扉 劇団ひとり

そのノブはひとりの扉そのノブはひとりの扉
著者:劇団ひとり
文藝春秋(2012-10-27)
販売元:Amazon.co.jp

これは、「劇団ひとり」の自伝です。芸人の自伝だからといって、貧乏話やヤンキー話を期待してはいけません。ダンボールも食べないし、ケンカもしないけど、おっかしいんです。笑いが止まらないんです。おかしな子供がどんどんおかしさを増してビッグになっていく、コントの連続です。笑い涙は、最後には感動の涙に変わるかもしれません。芸人と作家、ふたつの才能において我々を唸らせる一品となっています。

劇団ひとりの出す本はすべて読んでいます。小説は好きですが、エッセイは文章はうまいけどくだらないなぁと思って読んでます。すみません^^;
本当に、文章は上手いんですよ。凄いなと思います。
エッセイはテレビで聞いたことがある内容が多かったので新鮮味はなかったのですが^^;
結婚出産のくだりはなんだかドタバタしていて夫婦ともども可愛かったです。
面白かったのは私、先日有吉さんのエッセイも読んだのですがほぼ同期なお二人なのでどちらの作品にもお互いのことが書かれていたことでした。
劇団は有吉がヒッチハイクに行って人気になったのをうらやましがっていて、有吉はその人気が低迷した後に劇団が人気になっていたのをうらやましがっていて、面白いなと思いました。
同期って大事ですね^^
でもお二人とも今はテレビで活躍してこうして本を出したりしているんですから、すごいですよね。

<文芸春秋 2012.10>H25.1.16読了

泥酔懺悔5

泥酔懺悔泥酔懺悔
著者:朝倉 かすみ
筑摩書房(2012-11-05)
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泥酔せずともお酒を飲めば酔っ払う。酒席は飲める人には楽しく、下戸には時に不可解……。お酒を介した様々な光景を女性の書き手が綴った連作エッセイ集。

お酒にまつわる11人の作家さんが書かれたエッセイです。
私事ですが、私自身はお酒は甘いのしか飲めません。カクテルとかチューハイとか…最近梅酒の水割りに凝ってます←ビールは苦くて焼酎や日本酒等は辛いです。
だから下戸らしい中島たい子さんの気持ちが凄く分かりました。
私が以前勤めていた会社の取引先?の人たちと飲んだとき、同じタクシーで帰ったんですけど、一人がげぼげぼしてたのですよ。タクシーの運転手は女性でこういうのに慣れていない模様。私も慣れておらず、同乗しているもう一人の男は「これくらいなら大丈夫大丈夫」とか適当な事を言っていち早く降りるし。結局もう一人の男は散々げぼげぼして帰っていきましたよ。私と運転手さんは2人になったらほっと一息でした。その男性は酔っぱらってなぜか私に千円札3枚と大量の小銭を渡してきたのですが、千円札は返しましたけど、小銭は介抱費だと思ってもらったことは内緒です。←
同じくお酒の飲めない中野翠さんの、記憶がなくなるほど飲んだらどうなるのかというのは私も考えたことがあります。でも、そこまで飲めないんですよね。私、お酒は酔いよりもトイレが近くなることの方が気になっちゃうので(家が遠方なもので…)私は酔っぱらったらどうなるのか、知りたいような知りたくないようなです。
室井滋さんは勝手に大酒のみというくくりにされていることに疑問を持っているらしい。私も室井さんはあまり知らないけど、たくさんお酒が飲めそうなイメージを持ってました。すみません…
1番共感できたのが山崎ナオコーラさんでした。一部抜粋しますね。
「結婚はしなくていい。金は自分で稼ぐし、自分の食事や飲み代は自分で払いたい。旅行は自分で手配したいし、バーのドアは自分で開けたい。」
この文章がですね、物凄く共感できたんです。まぁ、私はバーのドアは開けないんですけど。凄くわかるーと思ったんです。
私も同じで、人に奢って頂くとありがとうよりも先に申し訳ないって思っちゃうんです。甘えベタだし。だから私も結婚できないだろうなーと思っていて。まあ、私の場合はお金の稼ぎ具合がもうちょっと必要なんですけどね。
ナオコーラさんの本を今まで読んだことがなかったんですが、これを機に読んでみたいなと思いました。来年から←
そしてしをんさんのエッセイはやっぱり面白かったです。お酒の話だったのですが、内容が以前別のエッセイで亡くなったと書かれていたおばあさんのお通夜の話だったので、読めて良かったなと思いました。

〈筑摩書房 2012.11〉H24.12.13読了

女優激場 鈴木砂羽5

女優激場女優激場
著者:鈴木 砂羽
ワニブックス(2012-10-06)
販売元:Amazon.co.jp

自由すぎる鉄砲玉女優・鈴木砂羽の型破りエピソードを詰め込んだ初エッセイが発売!
オブラートに包んだ表現、一切ナシ!
フルヌードで女優デビューし、吠えるように泣き、山賊のように酒をあおり、恋愛をすれば血の雨が降る……。
そんな女優とは思えない生き方を描いた「裸の履歴書」

鈴木砂羽さんを1番最初に見たのは多分「あぐり」だと思います。あぐりの美容院で働くスタッフさん役でしたよね。1番弟子だったかなぁ。そんな役。でも、顔と名前は後々一致したのでその頃はうろ覚えな感じでしたが。
ちゃんと知ったのはやっぱり「PU−PU−PU」ですよね。このドラマを見てあぐりに出てた人だ〜って思った記憶があるので。印象的なのはやっぱりキスシーンかなぁ。ぐふふ←というかそのシーンというよりはオカダのキスシーンを見てやろうってんでそのシーンの時に剛健がガン見してたというエピソードが忘れられなくて。(D×Dで共演していることを知ったのは更に後の事・・・)
そういえばイノッチとも良く舞台仲間と共に自宅に呼んでたってTOKIOの番組で言ってたような。「終らない夏」がきっかけなのか。きっかけは忘れたが。
砂羽さんって最近バラエティに出るようになって姉御肌で男らしくて←凄くかっこよくて憧れるなぁと思っていましたが、エッセイを読んでそれだけではないんだなって改めて思いました。読んでいたら何だか涙が出てきそうなところ、たくさんありました。苦労してるとか大変だったとか、言えば簡単だけど簡単に言っちゃいけないなと思う。
凄い根性だなーと思って、やっぱりそのくらいの意気込みと根性がないとダメだよなーと思って、読み終えて改めて好きだ!砂羽さん!って思いました。
女優という仕事に懸ける想いが強くて強くて。来年に公開予定の「しあわせカモン」の撮影で、予算の都合上カットされたシーンがあるのだけど、それがなければ意味がないと言って粘って営業してその撮影シーンを撮ったエピソードが本当に素晴らしかった。女優魂だなと思いました。
旦那さんとのエピソードも素敵でした。旦那さんの包容力がハンパないですね。付き合うときに砂羽さんに言った「いいよ、だいたいわかってきた」って言ったセリフが好きです。恋愛エピソードで後日談の旦那さんの情報が入ってくるのだけどそれもいちいち面白いし^^
楽しく面白く感動して読みました。
今日、テレビを見ていたらちょうど砂羽さんが出ていてこの本を宣伝していて。書いて行ったら結果明け透けな内容になってしまったって書いていたけど、本当にここまで書いて良いのか!?と思った場所もたくさんあったけど、素敵な作品でした。

〈ワニブックス 2012.10〉H24.11.22読了

明日をひらく言葉 やなせたかし5

やなせたかし 明日をひらく言葉 (PHP文庫)やなせたかし 明日をひらく言葉 (PHP文庫)
PHP研究所(2012-07-04)
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大人気キャラクター「アンパンマン」や国民的唱歌「てのひらを太陽に」の父、やなせたかしさん。
幼少期は劣等感に悩み、戦争も経験し、作品がブレイクしたのは七十歳手前と、その人生は必ずしも順風満帆ではなかったといいます。
しかし、どんなときにも希望を失わず前へ進んできた彼の言葉からは、生きることの素晴らしさやよろこびがビシビシと伝わってきます。
本書ではそんなやなせさんの心がこもった、ユーモアあふれる深い言葉を精選。忘れかけていた大切なものが、きっと見えてくる一冊です。
◇本書の内容例◇
◎ひとはひとをよろこばせることが一番うれしい。
◎一寸先は闇でも、その一寸先には光がある。
◎人間は欠点のない人を好きにはなりませんよ。
◎笑って楽しむ気持ちがあれば、いくつになっても心を若々しく保つことができる。
◎今までやってきたことが、全部、役に立っているんだよ。無駄なことはひとつもない。
文庫書き下ろし。

読みました。私、アンパンマンのマーチが好きなんです。弱ってる時に聞いたら確実に泣きます。冒頭に歌詞が書かれていますがとても重たくて心に染み入る言葉です。
やなせさんは今93歳なんですよね。お元気で何よりです。それでも、早生まれな上に超未熟児だったやなせさんは身体のコンプレックスがとても強かったそうです。そして、大病も何度かされたそうで。だからお元気で良いですね。なんて軽々しく言っちゃいけないなと思います。
やなせさんが伝えてくれる言葉だから、何だかとても心に深く突き刺さります。一寸先は闇でも、その一寸先には光がある。素敵な言葉です。
悩んでいても、最終的には前向きに楽しく生きていけたら良いなと思いました。
去年、爆問学問という番組にやなせさんが出演された回を私も見てました。
やなせさんがアンパンマンマーチを歌われてました。素敵でした^^

〈PHP研究所 2012.7〉H24.10.31読了

だから図書館めぐりはやめられない 元塩尻市立図書館長のアンソロジー 内野安彦5

だから図書館めぐりはやめられない―元塩尻市立図書館長のアンソロジーだから図書館めぐりはやめられない―元塩尻市立図書館長のアンソロジー
著者:内野 安彦
ほおずき書籍(2012-06)
販売元:Amazon.co.jp
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茨城・鹿嶋市役所で将来を嘱望される中枢的な部署をけっとばし、自らの希望で図書館に異動した「変わり者」の著者が、新天地塩尻市に舞い降りた。新塩尻市立図書館づくりに全人生をかけた新人館長のユーモアとウイットにあふれるエッセイ。

元図書館長だった著者の本を交えたエッセイです。
著者が読まれた本がタイトルのして書かれており、その本を読んだ時の事、その本にまつわる出来事が細かく書かれています。
図書館や本に関する作品が多いのかと思えば完全に著者の趣味の音楽や車や野球などのマニアックな作品も載っていました。
作品の中で図書館職員は女性が多いので車関係の選書は疎いと書かれている部分がありました。ちょうど私は5の担当でもろに被ってます。というか車は担当部分です。確かに海外の会社はアメリカなのかヨーロッパなのかなんてわかりません^^;著者さんも分かって言ってらっしゃると思いますが、著者さんがこうしてほしいと思う棚づくりをすると予算がべらぼうに足りないと思う部分も然り。でも、とても参考になりました。選書はやってもやっても難しくて考える部分なので。特に5は車を始め工業や建築系の本も担当しなければならなくて難しいんです。それを言い訳にせずに選書して行けたら良いなと思いました。
でも、著者さんがおっしゃるように、漫画本を複本(同じ本を2冊以上買うこと)含めて大量に購入して貸出冊数を上げるという部分に関しては激しく同意です。それは無料貸本屋と言われても仕方ないと思います。貸出冊数を増やす前に利用者数を増やすこと。私もこちらの方が重要だと思います。図書館は図書館単体だと隔離された空間なのでいろんなジャンルの物と関わっていかなければならないと思うんです。なので図書館でのコンサートなどはとても興味深かったです。ただベストセラーを読むため、人気作を読むためだけでなく、様々なジャンルの作品をたくさんの利用者が手に取ってほしいと改めて思いました。
最後の章に書かれていた人生に悩んでいる人はNDC159の本ばかり読むという言葉にドキッとしました。私もそうです。159というのは「人生訓」と呼ばれる分類で「悩んでいるときに読む本」とか「幸せになるための○○の本」とかそういう類のものです。図書館ではあまり選書で選ばないジャンルでもあります。でも結構リクエストで来ます。「159を読んでいる間は何かを探しあぐねているだけで、実際には一歩も動き出していない。めざすべきものが見つかり、動き出せれば自ずと159とは縁がなくなる」という部分には納得でした。確かに何かに縋りたくてそういう本を読むけど、答えがほしいだけで、自分では動いていないかもと思いました。私も159の本に縋らないで自分から動き出さないとなと改めて思いました。
冒頭に図書館職員の現状も書かれていました。正規職員は司書資格を持っておらず、非正規職員は司書資格を持っているという図書館が多いと。私も非正規職員です。私だけでなく司書を目指している人は低賃金でもいいから図書館に従事したいと思っている人が多いので尚更広がっていくのかなと思います。ただ、私は全然ですが司書の方は自分で図書館や著作権等など勉強する人は本当に多いです。先輩を見ていたら思います。もう少し報われても良いんじゃないかななんて、思ったりもします。
著者さんの図書館や職員に対する熱い想いに胸が熱くなりました。
本の表紙に請求記号がのっていたのだけど、015(図書館サービス)と914.6(エッセイ)両方がついていたのが流石だなと思います。ジャンル的には914.6だとは思うけど、私は015の棚に置きたいなと思います。

〈ほおずき書籍 2012.6〉H24.8.12読了

杏のふむふむ 杏5

杏のふむふむ杏のふむふむ
著者:杏
筑摩書房(2012-06-09)
販売元:Amazon.co.jp
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オススメ!
ラブラドールのハリーと過ごした小学校時代、歴女の第一歩を踏み出した中学時代、単身海外にモデル修業に行った頃、決死の山登り“成人式”。そして、ゴルフをし、野球をし、本を語り、「名前をなくした女神」「妖怪人間ベム」などさまざまな現場で感じたこと。たくさんの人との出会いで紡がれてきた杏の“これまで”がまるごと詰まった一冊。

女優でモデルの杏さんのエッセイです。
杏さんってとても博識で、綺麗ででも何だか天然で面白くて好きなんです。
この本を読んで、ますます杏さんが好きになりました。
この本は主に「出会い」についてを書かれたそうです。まさしくそうで、その場で出会った人の話もあったり、ずっと仲の良い人の話だったり人との関わりが読んでいてとても面白かったです。
歯医者さんとのノブトモ(信長好き同士の友達)話や、始球式をすることになり、練習中に出会った自衛隊員の投球スバーンさん。デジデリオを探す旅をすることになりきっかけになった本の著作者の森下典子さん、黒岩比佐子さんとの出会いも素敵でしたし、黒柳さんとの上海旅も面白かった。
杏さんの人柄なんでしょうね。杏さんが素敵な人だから老若男女いろんな人が集まってくるんですよね^^
ちょこちょこ登場する杏さん直筆のイラストもとてもかわいかったです。
あ、寅さんの恰好をした杏さん、めちゃかっこよかったです。なんか、ついて行きます!って思います。

〈筑摩書房 2012.6〉H24.7.26読了

マイル 極貧からCAへ芸能界へ、階段をのぼる私 松尾知枝5

マイル 極貧からCAへ芸能界へ、階段をのぼる私マイル 極貧からCAへ芸能界へ、階段をのぼる私
著者:松尾 知枝
講談社(2012-02-07)
販売元:Amazon.co.jp
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私は自分の手で居場所をつかみ取る! 極貧の生活、児童養護施設での日々。
進学率10%から大学に進み、JALのCAとして大空を翔け、グラビアタレントとして芸能界に飛び込む----。
たとえどんなに転んでも、起き上がり続けた私の20年!

V6ファンの皆様は覚えているでしょうか…。「新知識階級 クマグス」で登場した合コンクマグスの事を。合コンクマグスについて若干小バカにしていた番組プロデューサー達をコテンパンにしたあの方です^m^
数か月前に「さんま御殿」を見ていたら、何だか見たことのある女性がいるなぁと思っていたんです。でも名前に見覚えはなくて誰だ?と思い、調べたら合コンクマグスの水谷舞さんという事が判明しました。松尾さんが本名なんですね。さんま御殿では小さい頃に極貧だったタレントの人たちが集まってトークが繰り広げられていたのですが、その中に松尾さんがいて驚きました。クマグスに出ていた風貌からお嬢様なんだろうなと思っていたので。
本名の方の名前を何となく憶えていて、新刊案内で発見したので手に取ってみました。ご自身の事を赤裸々に書かれています。私なんかが感想を言うのはおこがましいです。私も小さい頃から色々悩んではいたけれど、甘ったれた悩みだったんだなと思いました。
小さなころから本当に苦労されているのに、それでもお父さんとお母さんを愛しているのが凄いなと思います。そう思ってしまうのも、私は甘ったれて育ったからなのかなとも思いますが…。
よく周りに流されずに努力されたなと思います。「どんな辛い事があっても自分を信じて進めば、どんなことも乗り越えられる!」と言う言葉が身に染みました。
個人的意見としてはずっとJALに勤められていた方が良かったのでは?と失礼なことを思わなくはなかったですが、ご自身で決められた道ですもんね。ちょいちょいテレビでも拝見いたします。
プロフィール紹介でも本の中でも「新知識階級 クマグス」という言葉が出てきて何だか涙が出そうでした。テレビで見知ったアイドルタレントと言うのは彼らの事だなと思うだけできゅんとしてしまう自分はアホですね。ハイ。テレビ番組ってちょっと反響があったらその企画をずっと続けるからどうなんだ?と思うけど、今となってはそれもまた懐かしい…。
松尾さんが芸能界でこれからもご活躍されることを祈っております。

それにしてもクマグスに登場した人をちょいちょいテレビで見かけるんだよなぁ…。あさイチで紅白クマグスの寺坂さんが出ちゃうし混浴クマグスの人も出たし、トーストクマグスの人も料理してたし、べにこは温泉系の番組に出まくってるし、蛾クマグスの人も虫系の本(ざっくりしすぎててすみません)の中で登場してたし。
何だかなぁ…と余談でした。

〈講談社 2012.2〉H24.5.15読了

ゲゲゲの老境三昧‐水木3兄弟、合わせて270歳‐ 水木しげる4

ゲゲゲの老境三昧 水木3兄弟、合わせて270歳ゲゲゲの老境三昧 水木3兄弟、合わせて270歳
著者:水木しげる
徳間書店(2011-11-30)
販売元:Amazon.co.jp
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兄:宗平1920年(大正9年)生まれ。茂:1922年(大正11年)生まれ。弟:幸夫1924年(大正13年)生まれ。2つ違いで、宗平91歳、茂89歳、幸夫87歳、そろって米寿超えという驚くべき長寿の三兄弟。この元気三兄弟の抱腹絶倒座談会をメインに、老境を楽しむ、三兄弟の現在を伝える。三兄弟関連のマンガも収録。

水木3兄弟のお話です。水木しげるさんを筆頭にご兄弟は皆さんお元気。テレビで元気だという話は聞いていましたがどれほどかという事までは触れていなかったので、それがちゃんと分かる本ですね^^
ご兄弟全員が登場されます。本当に皆様お若い!90歳前後とは思えません。きっと気持ちも若いんでしょうね。
3兄弟それぞれのインタビューがあるのですが、健康法がそれぞれ違うのも面白かったです。長男の宗平さんは長男っぽく何だか真面目な感じな健康法^^ちゃんと健康に気を使ってるっていう感じ。でもしげるさんと幸夫さんは好きなことを好きなだけしてるって感じでしょうか。まあ、基本的に皆さん好きなようにしてる感じですけど(失礼な)
三兄弟関連の漫画も面白かったです。流石ユーモアがありますね^^
しげるさんの奥さん布枝さんも登場されます。布枝さんだって80歳くらいですよね?お写真を拝見するととても見えません。綺麗な方だなって思います。
こうやってみなさん笑顔で過ごされていて良いなと思います。それが長寿の秘訣なのかもしれないですねー。

〈徳間書店 2011.11〉H24.1.26読了

好奇心ガール、いま97歳 笹本恒子5

好奇心ガール、いま97歳好奇心ガール、いま97歳
著者:笹本 恒子
小学館(2011-09-29)
販売元:Amazon.co.jp
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日本で一番チャーミングな97歳の生き方本
笹本恒子、1914年東京まれ。2011年9月1日に満97歳の誕生日を迎えた。日本人初の女性報道写真家。
1940年に財団法人写真協会に入社、戦前から仕事を開始し、戦後も自筆記事とともに新聞雑誌に写真を発表。一時家庭の事情で現場を離れるも、1985年(71歳)の写真展で完全復帰。
2010年秋に開催した個展「恒子の昭和」が大反響を呼ぶ。2011年吉川英治文化賞、日本写真協会賞受賞。現在東京山の手のマンションで独り暮らし。毎晩一杯の赤ワインをたのしむ。
見た目も考え方も行動も圧倒的に若く、かつチャーミング。いまもはつらつと好奇心いっぱいにフォトジャーナリストとして活躍する秘訣とは?
本書は、関東大震災、戦争、結婚、転職、夫の闘病など幾多の困難を乗り越えてきた人生を振り返りつつ、現在の衣食住、生きる信条、仕事観、恋愛・結婚観、しまい支度などを余すところなく語ったエッセイ。
彼女が撮影した著名人や事件の写真のほか、巻頭にはいまのくらしを伝えるカラー写真も掲載。
明るく90代後半を生きる姿勢に、学ぶところ励まされるところは多い。「元気で長生き」のヒントがたくさん見つかるはず。

先日、あさイチでこの本が紹介され、またご本人も登場されていたのでとても気になっていた本でした。
お姿も心も97歳には見えません。笹本さんが年齢は言わないようにしていて、それは周りが年齢を聞いた事で制限したり、自分も年齢を感じないようにしたいからと言っていたのにとても説得力を感じました。
もうこの歳だから・・・という言葉は笹本さんにはありません。
とにかく好奇心旺盛で、気持ちがお若い!
その探究心の強さが若さの秘訣なんだろうなと思います。
でも、年齢の制限は何に対してもないとは思います。ただ、日本人は特に年齢って気にしますよね、自分も含め。
笹本さんのようにまずは挑戦するという心はいつまでも持っていなければいけないなと思いました。そしてその心が周りにも影響を与えたのかなと思います。昭和初期なんて今以上に男尊女卑な世界だと思うんです。でも、同僚の方々は全員ではないと思いますが笹本さんの仕事を評価してサポートしていて、周りの方々も素敵だなと思いました。
私も笹本さんのように苦労があっても表に出さず乗り越えて歳を重ねて笑顔で過ごせるようになりたいなと思いました。

〈小学館 2011.9〉H23.12.11読了

困ってるひと 大野更紗4

困ってるひと困ってるひと
著者:大野 更紗
ポプラ社(2011-06-16)
販売元:Amazon.co.jp
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難病女子による、画期的エンタメ闘病記!
ビルマ難民を研究していた大学院生女子が、ある日とつぜん原因不明の難病を発症。自らが「難民」となり、日本社会をサバイブするはめになる。
知性とユーモアがほとばしる、命がけエッセイ!!

王様のブランチで紹介されていたので、気になって読みました。
ランキングに入る度に、「難病と闘っている姿がユーモアに描かれている」といわれているのだけど。確かに文章はユーモアに描かれているけど、内容がユーモアなわけではないから、あまりユーモアという言葉を使わないほうがいいのでは?ともちょっと思う。
検査の日々やたらいまわしの状況や病状の大変さは読んでいてとても辛かったです。
そして明らかに歩行が困難になっているのに海外へ出向くって言うのが信じられないのだけど^^;大野さんの発病前の生活が私は同い年ながら住んでいる世界が違いすぎる気がしていましたけども。
ありきたりな言い方かもしれないけど、自分が悩んでいることが本当に小さなことに感じて。
1日1日を五体満足で生きていけることがいかに素晴らしいことなのか、読み進めて行くたびに強く思いました。

<ポプラ社 2011.6>H23.10.25読了

カワサキ・キッド 東山紀之5

カワサキ・キッドカワサキ・キッド
著者:東山 紀之
朝日新聞出版(2010-06-04)
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東山紀之が半生を語るエッセイ。貧しくも懸命に生きていたあのころ――。川崎での少年時代が「ヒガシ」をつくった。初めて語るおいたち、ジャニーズでの生活、運命の出会いと別れ、30年ぶりの故郷再訪フォトドキュメント、そしていま帰る場所は――。懐かしく、ちょっぴりせつなく、心あたたまるモノローグ。秘話満載。

先日あさイチにヒガシさんがゲストに来られた事で気になって読みました。
この本が出るまで、失礼ですがヒガシさんはいいところのおぼっちゃんだと思っていました。
だから、この本が出版されてヒガシさんの半生を知って驚きました。
幼児の頃の大やけど。そんな後遺症まで残るほどの怪我をされていたなんて知りませんでした。それでも、失礼だし不謹慎かもしれませんが、怪我をされたことによって筋力をつけないといけないと言われて、トレーニングをして。足の怪我によって今のヒガシさんが形成されているんだなと思いました。
少年時代はやはりヤンチャでしたね^^友達も何だかとってもいい人なんだということが文章からも伝わってきます。緒方さんの息子さんと同級生って凄い偶然!タケイチさんもそうですが、本当に素敵な方々ばかりですね^^
そしてヒガシさんはヤックンと仲がいいのは知っていましたが、出会いが分かりました。ヤックンってヒガシさんよりも先輩なんですね。ヒガシさんがヤックンをあこがれてたのか。何だか不思議な感じ。ヤックンがジャニーズ事務所にいた頃を私は知らないから。
少年隊としてデビューした話、少年隊3人の絆。グループ、ソロでの仕事。いろんな部分で悩みもあって葛藤もあって。だから今のヒガシさんがいるんですよね。たくさんの縁に恵まれた方なんだなって思いました。
TOKIOの話も書いてありましたね^^
本当に弟のように育てて^m^いたんだなぁと改めて思いました。
(坂本君の付き人話は書いてくれなかったか。。。いえ、何でもないです。すみません)
人気っていうのは、簡単に出るものじゃないんですよね。
たくさんの努力があって、初めて認められるんだって事を改めて知りました。

〈朝日新聞出版 2010.6〉H23.7.27読了

作家の口福5

作家の口福 (朝日文庫)作家の口福 (朝日文庫)
著者:恩田 陸
朝日新聞出版(2011-02-04)
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贄沢なチーズ鱈、卵の黄身をとろっと絡めたトースト、はんぺんのオイルフォンデュ、白砂糖入りの七草粥、ハーブティーで淹れたココア、モンゴルのいのちを頂くヤギのシチュー…20人の作家が自分だけの“ご馳走”を明かす。読めば「美味しい!」を共感できる極上のエッセイ集。

20人の作家さんの食べ物のエッセイです。すごく豪華です。ほとんど読んだ事がある作家さんでした。読んだことなくても皆さん知ってます。
ご馳走って人によってそれぞれですよね。エッセイもそれぞれの味が出ていてとても面白かったです。特に印象的だった作家さんの感想をいくつか。
恩田陸さん。恩田さんは小さなころ、絵本に登場するお菓子やパンを食べたいと強く思っていたそうなのだけど、大人になって小説を読むようになってからは登場する食べ物の印象がなくなったらしい。理由は登場するお酒に興味を持つようになったかららしいです。お・・・恩田さんらしい〜^^;恩田さんの作品はだからお酒を飲む宴会のシーンが多いんだといわれるのだそう。確かに私が初めて読んだ「ネバーランド」でも、高校生が普通にお酒を飲み明かしていて驚いた記憶があります^m^
山本文緒さん。三食とも自分で作られているって言うのが意外でした。それからおなかがすくと恐怖に駆られるっていうのはわかるかも。私もおなかがすくと不安になります。特に出かけているとき。帰るまで何も食べれないんだと思ったらちょっと悲しくなるし不安になります^^;
森絵都さん。森さんって普段走られるんですね。そこから「ラン」が生まれたのでしょうか。それとも取材してからの影響なのでしょうか。どちらにしても勝手に仲間だと思って嬉しいです^^でも、そんな健康的な感じなのに食生活はいただけないですね〜。病院へ行ったのはいいきっかけだったのかもですね。って、偉そうにすみません^^;
三浦しをんさん。しをんさんはいったいどこまで本当のことなの?やっぱり全部真実なのか^^;と思わずにはいられない。やっぱりしをんさんのエッセイは面白くて短いページなのに何度も「ぷ」と笑ってしまいました。でも台所に本を置くのは危険では・・・?あ、それから居酒屋メニューでご飯ものを見てしまうという気持ちはものすごくよくわかります!私は先に食べたい人です。やっぱり一食の中に炭水化物を食べたいですから!私はお酒は甘いのしか飲まないし。炭水化物のものを食べないと、なんだか食べた気がしないんですよね〜。だから私も痩せなくて太る一方なのかなぁ・・・。
朱川湊人さん。1番強烈に残っているかも。親の離婚により父親に半ば誘拐のように三兄弟を引き取り育てられた朱川さん。父親は男出ひとつで育ててくれたけど、お弁当を作るのは苦手だから、そういう時朱川さんはパンを買っていたのだそう。でも同級生のお弁当を見てうらやましくて遠足のときにお父さんにお願いしたのだそうで。お父さんは一生懸命作ってくれて、お昼にお弁当をあけたらきれいに作られていた。でも、あったかい状態のままお弁当箱に入れてしまっていたから全部痛んでいたらしい。朱川さんは号泣したそうだけど、子供ながらにお父さんがせっかく作ってくれたのにそれが食べられないことが悔しくて悲しかったんだろうな。このエピソードがすごく感動して、素敵だと思いました。
角田光代さん。旅行のエピソードが面白かったです。タジン鍋が流行っているけどモロッコに行った際に1ヶ月食べ続けたそうで^^;その国に行ったらその国の料理鹿食べないというポリシーがあるそうですが、そのときばかりは違うものを食べたそうで。その違うものが食べられたときの感動って凄まじい物だったんでしょうね^^
道尾秀介さん。バーで女性に「紫の君」って呼ばれているのにウケました^m^

どの作家さんも面白かったです〜^^
でも・・・ごめんなさい。仕事からの帰り道にも読んでいたのですが、約1年ぶりのV6の新曲情報が舞い込み、読んでいても右から左へ流れていくという状態が続き、後半の作家さんのは読めたんだか読めてないんだか微妙です・・・。すみません。テンションがあがって興奮して目で文字は追ってるんですが頭に入ってるんだかいないんだか。機会があったらぜひ読み返し・・・いや〜返さないかな^^;ごめんなさい。

〈朝日新聞出版 2011.2〉H23.6.24読了

負けるのは美しく 児玉清5

負けるのは美しく負けるのは美しく
著者:児玉 清
集英社(2005-09-05)
販売元:Amazon.co.jp
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おだやかな微笑みのむこうに、このような人生が!
俳優・児玉清が、母の死がきっかけで入った映画界、忘れ得ぬ監督や俳優たち、結婚、その後転身したテレビ界のこと、大好きな本、そして愛娘の闘病から死まで…。初の回想記。

児玉さんが亡くなられ、半生についての映像が流れていた時にこの本のタイトルが映っていて、これは読まなくてはと思い、手にしました。
私は年をとられた後の言い方があまりよくないですが、おじいちゃんスタイルの児玉さんしか存じ上げていないので、若かりし頃の児玉さんが嫌なものは嫌、違うものは違うと偉い人にでも誰にでもハッキリと言う性格だったとは驚きました。正義感が強かったんですかね。
そして私は児玉さんって司会業のイメージが強いのですが、ずっと俳優さんをされてきた方だったんですね。しかも、大学院へ進学予定のはずがお母様が亡くなった事で就職を余儀なくされたと言う事も、もちろん初めて知りました。
芸能界に興味がなく、面接も受ける気はなかったのに、夢の中にお母様が出てきて「受けなさい」だなんて。不思議ですよね。
それでも、ちゃんと受けて受かって、今では児玉さんの名前を知らない人はいないくらい有名になって。天職だったんだろうなと思います。
にしても同年代の当時スターだった人が言った「この人は雑魚だからサイン貰っても仕方ないよ」と言う言葉。ひどいですね。天狗になってるとしかいえない言葉。
本当に許せないと思いますが、その言葉から児玉さんは奮起したのですから今となってはその言葉が良かったのか悪かったのか、分からないですね。
娘さんとのエピソードは読んでいて辛かったです。娘さんも正義感に溢れ、きっと素敵な方だったんだと思います。
この本を読んで、テレビを通して拝見していた部分以外の児玉さんをたくさん知ることが出来てよかったと思います。想像していた性格とは全然違って、また読書家ですから文章もとても上手く、読んでいてとても楽しかったです。本の中で、児玉さんが本の映像化はあまり好きではないと書かれていて、私も常々そう思っていたので同じだ〜と嬉しくなりました。
週刊ブックレビューから生まれた「児玉清の「あの作家に会いたい」 人と作品をめぐる25の対話」まだ続いていたので、続編が出るのを楽しみにしていたんです。
もう、続編はないんですね。寂しいです。
児玉さんのご冥福をただただお祈りいたします。

〈集英社 2005.9〉H23.6.5読了

いつだってごきげんよう 小堺一機4

いつだってごきげんよう〜小堺一機が学んだ会話術〜いつだってごきげんよう〜小堺一機が学んだ会話術〜
著者:小堺 一機
扶桑社(2011-02-24)
販売元:Amazon.co.jp
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★内容
まず序章は萩本欽一氏、勝新太郎氏、森繁久弥氏など、芸能界の超大御所たちの「こんな会話術にしびれた!!」という体験談。達人たちとの出会いが、小堺氏の話術に磨きをかけた!?
そして、小さい頃から「面白い子」だった一機少年。話術のベースは少年時代に培われていたのかをインタビューから探る。
ほか、困った時の小堺流切り抜けドリルや、『ごきげんよう』の立ち上げ当時からのスタッフ座談会、『ごきげんよう』20年のデータ集など、この1冊で、小堺一機と『ごきげんよう』が丸ごとわかる!
★小堺流切り抜けドリルの一例
■ 自分の話で場がシーンとしてしまったとき
「東京にもこんなに静かな場所があったんですね~」
■ハイテンションでマシンガントークを続ける人に
「お客さん、そろそろ看板なんですけど……」
なんていう、日常にも役に立つトーク術がてんこ盛り!
★目次より
☆1章 小堺一機が見た「この人の会話術はスゴイ!」
小堺さんが諸先輩から学んだ会話術のあれこれ。
萩本欽一さんの“忘れられない話”
勝新太郎さんの“見事な話”
加山雄三さんの“熱の出る話”etc.
☆2章 小堺一機おしゃべり55年史
小堺一機を作ってきた土台とは何だったのか? 子供のころから人を笑わせるのが大好きだったという小堺さんのトークのベースを探る。
v ☆3章 『ごきげんよう』の20年
『ごきげんよう』の前身『いただきます』スタート当時からともに歩んできた、チーフプロディーサーの三宅氏、構成作家の高平氏、放送作家の鶴間氏との4人の座談会。
☆4章 『ごきげんよう』流、困ったときの切り抜けかたドリル
場がしーんとしてしまったとき、ゲストのトークが止まらないとき、こんな困ったシーンを小堺さんはどう切り抜けたか!?
☆ 5章 『ごきげんよう』データ集
ごきげんようの「記録」、ごきげんよう大賞リスト、サイコロトークのテーマリスト、『ごきげんよう』と楽曲など、ごきげんよう20年がわかるデータ集

小堺さんのエッセイ?です。「ごきげんよう」内でこの本がいつも紹介されていたので、気になっていました。
私、小堺さんが大好きなんです。あの愛嬌のあるお顔も好きですし^^
何よりあの切り返しの絶妙なトークがいいですよね。どんなお話でもフォローしてくれますし^^可愛らしくて大好きです。
小堺さんのエッセイって言うよりは小堺さんが仕事で今まで出会ってきた大御所さんの名言が綴られている感じですかね。小堺さんの言葉が聞きたかったのでちょっと残念でしたが、面白かったです。
いや〜・・・たくさん名言がありますね。
そして関根さんは想像通りいろんな意味で凄い人だったんですね。
欽ちゃんもやっぱり凄い人だったんだなぁ。
小堺さんの小さい頃の事や学生時代の話も面白かったです。
小堺さんは小さい頃から顔が小堺さんですね^m^

〈扶桑社 2011.2〉H23.6.3読了
自己紹介
苗坊と申します。
生まれも育ちも生粋の道産子。読書とゲームとマラソンとV6を愛してやまないオーバー30です。47都道府県を旅行して制覇するのが人生の夢。
過去記事にもTB、コメント大歓迎です。よろしくお願いいたします。
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