苗坊の徒然日記

読書とV6をこよなく愛する苗坊が気ままに書いてます。 お気軽にどうぞ。

鯨統一郎

戦国武将殺人紀行 歴女美人探偵アルキメデス 鯨統一郎4



毛利元就、上杉謙信、伊達政宗
ゆかりの地の事件でいざ出陣!
歴女3人寄れば「三本の矢」で推理が閃く! 書下ろしトラベル歴史ミステリー
美人歴史学者の静香、ひとみ、東子(はるこ)の三人が旅するところ戦国史にまつわる殺人事件あり。
毛利埋蔵金探検隊会長は石見銀山で謎の転落死。
謙信と信玄の激戦地・川中島では、ホテルと旅館対決の末に刺殺事件が。
仙台・広瀬川では伊達政宗と同じように右目をつぶされた青年が死体で発見された。
事件解明に向け、歴女探偵の推理は露天風呂で閃く!

このシリーズを読むのは2冊目のようです←
このシリーズは他のシリーズで登場する静香や東子が登場するので読んでいる気になるのですが違うようです^^
今回は戦国武将ゆかりの地へ3人が旅をし、旅先でことごとく殺人事件に出くわします。
ホント、誰かが呪われているとしか思えないのですが^m^
3人が居酒屋や旅先で歴史上の人物の話をあーでもないこーでもないと話しているのは読んでいて楽しいです。鯨さん独自の解釈もあったりしてやっぱり面白いです。
殺人事件に関しても犯人が意外だったりして楽しめました。

<実業之日本社 2018.10>2019.7.25読了

女子大生つぐみと古事記の謎 鯨統一郎4

女子大生つぐみと古事記の謎 (ハルキ文庫)女子大生つぐみと古事記の謎 (ハルキ文庫)
著者:鯨統一郎
角川春樹事務所(2018-06-13)
販売元:Amazon.co.jp

大学で古事記を研究する森田つぐみは、ある日、謎の組織に拉致されそうになり、雑誌記者の犬飼大志郎に助けられる。おまけに身に覚えのない同級生殺しの容疑者として警察からも追われるはめに。なぜつぐみが狙われるのか。二人は逃走を続けながら、その理由を探る。そしてつぐみが、古事記に関するある謎の鍵を握っていることを知る。神武天皇と草薙剣の重大な秘密に迫る、鯨流古代史ミステリー!

鯨さんの歴史ミステリです。
今回のテーマは古事記。ここら辺の歴史は私は今まであまり興味を持ったことが無く^^;子供向けのすら読んだ記憶がなかったので、この本を読んでいても何もわからず、そうだったんだ、へー。と思うことばかりだったのですが。
この作品の最後に出てきた草薙剣の解釈はやはり鯨さん独自のものなんでしょうか。
古事記も、世界史も、分からない時代だったのでそういう解釈もあるのかと私は素直に納得したのですが、まあそれでもトンデモであることは分かりますけども。
参考文献も載っていたので、分かりやすい古事記の本を読んでみたいと思いました。
新解釈は置いておいて物語もハラハラドキドキで面白く読みました。

<角川春樹事務所 2018.6>H30.9.9読了

銀幕のメッセージ 女子大生桜川東子の推理 鯨統一郎4

銀幕のメッセージ 女子大生桜川東子の推理銀幕のメッセージ 女子大生桜川東子の推理
著者:鯨統一郎
光文社(2018-07-19)
販売元:Amazon.co.jp

マスター、工藤、山内のヤクドシトリオ、酔えば酔うほど推理の冴える桜川東子、そしてアルバイトのいるかちゃん。刑事や推理自慢の映写技師までやってきて、今日も推理合戦は脱線たっぷりで展開中。でも、少しだけ変化の兆しが……。シリーズ第7弾!

今回は映画がテーマ。
その時に起きている事件と映画の内容を絡めて事件の真相に迫るのは良いんですけど、マスターの脱線具合が本当にイライラするんですよね…。
事件について話を進めてほしいのにいろんなところに脱線してしまって本当にイライラ…。
毎回そうでしたが、今回は新キャラの映写技師である千木良青年が登場します。
そして最終話はまさかの展開…少しだけどころではない変化がありました。
このシリーズは続くのでしょうか…続くなら雰囲気は少し変わってしまうでしょうね…

<光文社 2018.7>H30.8.15読了

歴史はバーで作られる 鯨統一郎4

歴史はバーで作られる歴史はバーで作られる
著者:鯨 統一郎
双葉社(2017-07-19)
販売元:Amazon.co.jp

研究家もびっくりな、歴史の新説がこのバーの掛け合いから次々生まれる! 大学で歴史を学ぶ安田学が喜多川教授ととあるバーに行くと、いつもいつも美人バーテンダー・ミサキと市井の歴史学者・村木老人がグルになって、とんでもない議論を吹っかけてくる。 義経は偽者にすりかわっている!? 八百屋お七の真の目的? 銅鐸が作られた理由!? バカバカしくて、どれもまったく受け入れられない……ハズなのに、いつも押し切られそうになるのはナゼ?

鯨さんお得意の歴史もの。
今回もまたバラエティに富んだ歴史ものでしたね。
ネアンデルタール人に八百屋お七にマヤ文明、銅鐸に源義経について。
トンデモな解釈がまたたくさん登場しましたけど、中でも八百屋お七の解釈は面白かったな。私もこの事件は「ガラスの仮面」でしか知らないし^^;
っていうかマヤ文明の章のタイトル、絶対にガラスの仮面から取りましたよね?私は分かったけど分からない人もたくさんいると思うのですが。まあいいですが。
それよりも安田君の上から目線とミサキと村田老人をバカにしている感じが終始嫌でしたねー。いちいちのツッコミもうざいし。
でもどのシリーズでもこういうツッコミ役がいるからまあ、これが鯨作品なのかなとも思いますけども。

<双葉社 2017.7>H29.8.7読了

崇徳院を追いかけて 鯨統一郎4

崇徳院を追いかけて (創元推理文庫)崇徳院を追いかけて (創元推理文庫)
著者:鯨 統一郎
東京創元社(2016-07-21)
販売元:Amazon.co.jp

星城大学の研究者早乙女静香は宮田六郎と京都へ旅することになり、かねて興味を抱いていた崇徳院について調べようとする。その矢先、宮田の知人である京都在住のジャーナリストが失踪、静香を敵視していた歴史学者が遺体となって崇徳院ゆかりの白峯神宮で見つかるなど、二人と接点を持つ人物が奇禍に遭う。そして知り合ったばかりの社長令嬢も……。警察に疑惑の目を向けられながら事件を解明すべく奔走する宮田と静香。歴史上の謎に通じるその真相とは?

タイトルが気になって購入しました。
大河ドラマの「平清盛」を見ていたので、人間関係も分かったし崇徳院の呪詛に関しても知っていたので読んでいて面白かったです。そしてその歴史上の人たちが大河の俳優さんたちで脳内が構成されていてさらに懐かしく分かりやすく^^
事件に関しては現代のことなんですけど、そこは鯨さんお得意の歴史上のことと上手く絡めていましたね〜。
崇徳院と西行のことを改めて勉強した気がします。
最後には鯨さんお得意の(2回目)新解釈が登場して、こじつけのような気がするしこういう真相があったら面白いなと思いますし、やっぱり鯨さんは凄いなと思いました。
白峯神宮に行ってみたくなりました。

<東京創元社 2016.7>H29.1.28読了

ベルサイユの秘密 女子大生桜川東子の推理 鯨統一郎4

女子大生桜川東子の推理 ベルサイユの秘密女子大生桜川東子の推理 ベルサイユの秘密
著者:鯨 統一郎
光文社(2016-08-17)
販売元:Amazon.co.jp

マスター、山内、工藤のヤクドシトリオと、大学院生の桜川さん、アルバイトのいるかちゃんが、ノスタルジックな酒場談義を繰り広げるバー“森へ抜ける道”に、現役刑事がやってきた。桜川さんの酩酊推理が数々の難事件を解決してきたことを聞きつけ、その実力を見極めようというのだ。桜川さんは、ひたすら脱線し続ける話題の中で、事件の真相を探り当てられるのか?縦横無尽の酒飲みトークと不可能犯罪の意表をつく推理。

大好きなシリーズ、今回は宝塚と事件。
前回は歌舞伎と絡めてだったので元ネタが分からなくて残念だったのですが、今回は分かるものもあって良かったです^^
そして今回は現役の刑事さんまで登場。その刑事さんたちを前に推理を披露する東子さん。東子さんはどこまでいっちゃうんでしょうか…。
にしてもだんだん脱線がイライラしてきました。マスターなんなの(怒)
「関白宣言」の歌詞がちょいちょい出てきてたけど、あれ、私は分かるけど若い子分かんないから。いるかちゃん20歳とか嘘でしょ。
宝塚で上演される物語と殺人事件の絡め方はさすがだなぁと思いました。
次も楽しみですけど、マスターのうるささは控えめにしていただきたいです←

<光文社 2016.8>H28.9.24読了

作家で十年いきのびる方法 鯨統一郎5

作家で十年いきのびる方法作家で十年いきのびる方法
著者:鯨 統一郎
光文社(2015-06-18)
販売元:Amazon.co.jp

十七年の投稿生活を経て、『邪馬台国はどこですか?』でデビューした伊留香総一郎。好評に迎えられ、ヒット作となったことで、自信を深めた彼だが、ある夜編集者からかかってきたのは、預けていた長編の原稿をボツにするという電話だった…。一作ごとに浮き沈みする評判に悩まされながら、多くの作品を手掛けつづけてきた著者が気づいた、「作家で十年いきのびる方法」とは?『努力しないで作家になる方法』で多くの同業者の共感と感動を呼んだ著者が、デビュー後の奮戦の日々をほぼノンフィクションで描く、禁断の自伝小説・プロ作家編!

4年前に刊行された「努力しないで作家になる方法」の続編ですね。
下積み時代の17年を経てついに小説家となった伊留香総一郎。そこからの10年の軌跡です。この作品、小説ですけどほぼ実話ですよね?
鯨さんって覆面作家だから男性だろうなとは思っていたのですが本当に小説家としての人生が壮絶。デビューしてからもいきなり生活が変わるなんてことはありませんよね。
1年目にちょっと調子に乗ってしまった時期もありましたけど、専務がちゃんと軌道を修正してくれて、どんな時でも応援してくれる奥さんがいて、とても恵まれた環境だなと思いました。
本当にたくさんの作品が出てますよね…。最後の著作リストの多さに驚愕。
私はこの本を入れて32冊読んでいるみたいですがまだまだ全然!コンプリートには程遠いですね。
1冊1冊、大げさではなく命を懸けて書いているのだということが伝わってきて、いつになるかわからないけどコンプリートしたいなと思いました。
そして伊留香さんがその時期で読んでいる小説が私が既読のものも多くてうれしくなりました。本の趣味が合いそうです^^
私も「なんじゃこりゃ?」と思う感想の時もありますが←
自分の意志を貫いて書きたい作品を存分にこれからも書いていってほしいなと思います。
でも個人的には歴史ものが好きなので、そこらへんのシリーズをたくさんまた書いてほしいなとも思います^^

<光文社 2015.6>H27.8.4読了

哲学探偵 鯨統一郎3

哲学探偵 (光文社文庫 く 10-11)哲学探偵 (光文社文庫 く 10-11)
著者:鯨統一郎
光文社(2011-09-13)
販売元:Amazon.co.jp

警視庁の高島警視と久保主任は、難事件を専門に扱う特捜班に所属している。鉄壁のアリバイを持つ容疑者、密室に突然出現した死者、細かく切り刻まれた惨殺死体…。二人がかかわる事件は、解決の糸口すらつかめないようなものばかり。事件に行き詰まった彼らは、たまたま訪れた競馬場で、哲学好きで短歌趣味で馬券師の男と出会う。男が開陳した、驚くべき推理とは!?変幻自在の鯨ミステリが、三十一文字の中に森羅万象を詠む。

割と新刊なのかと思ったら前に出た本が文庫化されていたんですねー。
そして今回のモチーフは短歌!鯨さん幅広いなぁ。
事件の内容も短歌に絡めている展開も面白かったです。
ただ短歌についてはホントにわからないので^^;入り込めなかったのが残念。
そしていつも競馬場だったのには何か理由があったんだろうか。

〈光文社 2011.9〉H26.11.7読了

オペラ座の美女 女子大生桜川東子の推理 鯨統一郎4

オペラ座の美女〜女子大生桜川東子の推理〜 (桜川東子シリーズ5)オペラ座の美女〜女子大生桜川東子の推理〜 (桜川東子シリーズ5)
著者:鯨 統一郎
光文社(2014-08-20)
販売元:Amazon.co.jp

毎週金曜日は、バー“森へ抜ける道”の特別な日。聖シルビア女学院の大学院生・桜川東子が来店するのだ。マスターの島、私立探偵の工藤、ライターの山内の「ヤクドシトリオ」と、最近ビールに凝り始めたアルバイトの阪東いるかは、桜川をまじえて、どっちへ転がるかわからない酒飲み話に興じはじめる。そして、いつものごとく、いささか強引に最近起こった未解決事件の話題に転じるのだ…。ずっと酔っ払っていたくなる、至福のバー・ミステリ、人気シリーズ最新刊!!

このシリーズももう5冊目なんですねー。いろんなジャンルが書かれてきましたが今回はオペラですか。知っているような知らないような…ちゃんと一つ一つの物語の解説もあるのでわかりやすかったです。
前回からとうじょうしたいるかちゃん。女性1人じゃおっさん3人と一緒だと負けちゃうからちょうどいいと思います←
ちょいちょい出てくるオヤジギャグやよく分からない解説がウザいウザい。
それに辟易しつつ^^;オペラの物語と殺人事件がまじりあっている感じが鯨さん流。
どのお話も面白かったです。オペラも見てみたいなー。でも席高いね…まあ舞台で散財している私が言う言葉じゃないけど。

〈光文社 2014.8〉H26.9.29読了

冷たい太陽 鯨統一郎3

冷たい太陽 (ミステリー・リーグ)冷たい太陽 (ミステリー・リーグ)
著者:鯨 統一郎
原書房(2014-06-13)
販売元:Amazon.co.jp

「娘を誘拐した。返してほしければ…」とんでもない条件に奔走する関係者たち。次々に仕掛けられるハードル。警察も翻弄されるなか、ある人物の一言が事件を急展開させるのだが…。張り巡らされた伏線と仕掛け、これぞ鯨マジックの真骨頂!あの手でもなく、この手でもない、前代未聞の誘拐ミステリ!

鯨さんのこういう感じの作品珍しいですよね。
面白くて読む手が止まらなくてあっという間に読んでしまいましたけど、結末としてはなるほど・・・で終わってしまった感じ^^;すみません。
私もすっかり騙されたけど、無理ないかなぁ。そんなことないのかなぁ。
いろいろツッコミどころはありましたけども楽しく読みました。
ただ、登場人物がものすごくたくさん登場したのにその人たちの使い方がちょっともったいないかなぁと思いました。
ちょっと辛口ですみません。

〈原書房 2014.6〉H26.7.16読了

邪馬台国殺人紀行 鯨統一郎4

邪馬台国殺人紀行 (実業之日本社文庫)邪馬台国殺人紀行 (実業之日本社文庫)
著者:鯨 統一郎
実業之日本社(2013-02-05)
販売元:Amazon.co.jp

美人歴史学者の静香、ひとみ、東子の女子三人は、吉野ヶ里遺跡の古代墓で、知人の考古学者の死体を発見。しかも死体近くには邪馬台国の所在を示す金印もあった。未知の殺人犯と、日本史上の一大論争の二つの謎に遭遇した三人は、安楽椅子探偵の手法をもって犯人を推理する。事件終盤、露天風呂でひらめいた真相とは―。トラベル歴史ミステリー三編を収録。

鯨作品でおなじみの静香と東子が一緒にいるのが新鮮。
東子がシリーズで登場する雰囲気とちょっと違いましたね。
正直静香のキャラクターはあんまり好きではないんですけども^^;
3人が考えた「アルキ女デス」としてさまざまなところを旅行するのですがその各地で殺人事件に巻き込まれます。3編収録されていてそのすべてが邪馬台国があったのではないかと説が出ている場所でした。
さらっと読める短い作品でもったいないなと思いつつ、史実について語るシーンは難しくてここが長いと読む気がなくなってしまうので^^;ちょうどいい塩梅だったような気もします。
でも鯨さん「邪馬台国はどこですか?」で更に全然違うところにあったのではっていう説も考えられていましたよね。
鯨さんの作品はこういう歴史と結びついているものがやっぱり好きだなぁ。
ひとみ同様静香にむっとするときもあるけど^^;またこの3人で旅して事件に巻き込まれてほしいなぁ。

〈実業之日本社 2013.2〉H26.7.11読了

邪馬台国はどこですか? 鯨統一郎5

邪馬台国はどこですか? (創元推理文庫)邪馬台国はどこですか? (創元推理文庫)
著者:鯨 統一郎
東京創元社(1998-05)
販売元:Amazon.co.jp

カウンター席だけの地下一階の店に客が三人。三谷敦彦教授と助手の早乙女静香、そして在野の研究家らしき宮田六郎。初顔合わせとなったその日、「ブッダは悟りなんか開いてない」という宮田の爆弾発言を契機に歴史談義が始まった…。回を追うごとに話は熱を帯び、バーテンダーの松永も教科書を読んで予備知識を蓄えつつ、彼らの論戦を心待ちにする。ブッダの悟り、邪馬台国の比定地、聖徳太子の正体、光秀謀叛の動機、明治維新の黒幕、イエスの復活―を俎上に載せ、歴史の常識にコペルニクス的転回を迫る、大胆不敵かつ奇想天外なデビュー作品集。

ようやく読みました。鯨さんのデビュー作。
本当はこの作品から読み始めるのが普通だと思うんですけど、私の選書能力がおかしいのか^^;記事を見返したら最初に読んだのが「パラドックス学園」って…しかもこの内容結構えげつない終わり方なんですよね。よく読み続けたもんだ。そして読み続けてよかったと思います。
ずっと気になっていて、買ってもいたのに買ったら満足したのか図書館から借りている積読本が多いからかなかなか読めませんでした。
読んでよかったー。全てはここから始まったんですよね。「努力しないで作家になる方法」を読んでいるので尚更感慨深かったです。
鯨さんのこの独自の新説は本当にすごいです。私は歴史に詳しくないので素直に鯨さんの説はすごいなと思います。
ただ、こういう新説の作品が多くてそちらがほぼ既読だったため、他の方が感じている感動を味わえなかったのが残念。
でも、邪馬台国はどこにあると考えているのかはずっと知りたかったのでそれを知ることができて良かったです。本当にその場所を掘り起したいくらい。
この作品から15年。鯨さんの作品はありすぎてコンプリートはなかなか難しいものがありますが、それでもずっと追いかけていきたいです。
最近はあれ?って思うこともなくはないですけど^^;

〈東京創元社 1998.5〉H25.11.6読了

タイムスリップ竜馬と五十六 鯨統一郎5

タイムスリップ竜馬と五十六 (講談社ノベルス)タイムスリップ竜馬と五十六 (講談社ノベルス)
著者:鯨 統一郎
講談社(2013-01-09)
販売元:Amazon.co.jp

幕末の京都で刺客に襲われた坂本竜馬は、太平洋戦争直前にタイムスリップし、連合艦隊司令長官・山本五十六に出会う。同時に、現代で戦艦大和のレプリカを見学していた女子高生・香葉子も二人の前に現れた。彼女の未来の知識から日本に勝算はなく、開戦はあまりに無謀と分かる。アメリカの強大な国力を熟知している五十六、日本が世界の列強に居並び平和な未来を築くことを願う竜馬、家族や恋人を失う戦争の悲しみから人々を救いたい香葉子。三人は戦争を回避したい想いで一致団結するが、時の内閣は迷走。「開戦やむなし」の気運が高まり、狂信的な戦争推進派が五十六の暗殺を企てる。はたして、歴史の大河は日米非戦という予想もしない方向へと流れを変えるのか!? 刻々と真珠湾攻撃のタイムリミットが迫る……!!

鯨さんのタイムスリップシリーズ。もう9冊目…?ですか。
ここ最近のこのシリーズはちょっとむむむ?という感じだったので今回もどうかなぁと思ったのですが、今回は良かったです。私好きです^^
今回現代からタイムスリップするのは香葉子のみ。うらら達は登場しないのでちょっと最初は残念でしたけども。それよりもうらら達がタイムスリップしていることを忘れてる方が残念でしたねー。前は覚えていた気がするんですけど…。
今回の舞台は太平洋戦争直前の世界。そこに現代から香葉子と、江戸時代を生きる坂本竜馬が1941年にタイムスリップします。
この発想が鯨さんらしいなぁと思うのですが^^;
私自身、歴史はそこまで詳しくないのですが、幕末を学んだことは覚えてますが、昭和の時代ってわりと学校でもさらっと勉強するから細かい事は覚えていないんですよね。というか細かくやったのかな?…っていうくらい。
なので、今回山本五十六目線で政府がどのように動いていたのか学ぶ事が出来て面白かったです。頭に入っているかは別として…。
坂本竜馬が殺されずに長生きしていたら、日本はまた違った時代を生きていたかもしれないと良く言われていますよね。なので、頭が良い竜馬が五十六の秘書をしていたらこんな感じだったのかなぁなんて思ってしまいました。
そしてラストの展開は更にスケールが大きくてビックリ^^;そこまでしたらもうそうなるしかないよね。っていう…ネタバレになるので言えませんが。
そういえば作品の中で香葉子の愛読書の1冊に百田尚樹さんの「永遠の0」があるそうです^m^零戦という名前が出てきたときに内容が「永遠の0」を思い出すなぁと思ったらこの文面が出てきました。流石鯨さん抜かりないですねー。

〈講談社 2013.1〉H25.2.13読了

ドラゴンリップ 刑事・竜めぐみの体当たり捜査 鯨統一郎4

ドラゴンリップ 刑事・竜めぐみの体当たり捜査 (FUTABA NOVELS)ドラゴンリップ 刑事・竜めぐみの体当たり捜査 (FUTABA NOVELS)
著者:鯨 統一郎
双葉社(2012-08-21)
販売元:Amazon.co.jp
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警視庁捜査一課の美人刑事・竜めぐみ。独断専行気味に捜査を進める彼女は、命令も聞かず、上司の不興を買っている。ホシと睨んだ人物を歯に衣着せぬ物言いで問い詰め、聞き込みの態度は気っ風良く――「女だからって、しかも美人だからって舐めなんじゃないわよ」。三つの殺人事件を華麗に追う、倒叙ミステリー。
『唇よ、熱く君を語れ』―気鋭のジャーナリストが、若き実業家のパーティーへ。翌日、崖下に転落した車の中で遺体で発見される。飲酒運転と見られたが、実は彼は下戸だった。『人形の家』―精巧に人間を模したロボット=アーマンを製作する企業で、技術者兼経営者が深夜、刺されて死亡。返り血を浴びていたのはアーマンだった。『ブルー・シャトウ』―新市庁舎建設に反対する市議会議員が、市庁舎から転落死。自殺と思われたが、間をおかずして女性職員が刺殺され、殺人の線が濃厚に。

鯨さんの新刊です。鯨さんも刊行ペースが速いですね。結構すぐ読めるので何とか追いつけますが。でも、過去の作品はなかなか読み進められていないのですが。
今回の主人公は28歳の美人刑事、竜めぐみ。
同僚には嫌われまくっていますが、洞察力と行動力は抜きんでています。唯一味方の青井だけは気づいているみたいですが。
殺人事件が起きますが全て犯人が最初に分かっていて、刑事がどうやって解決していくかを高みの見物している感じです。
そう考えると読んでいる人が考えられないのが物足りない気もしますが、私は考えても分からない人なので^^;こういう形式でも良いです。
めぐみは28歳なのにちょいちょい古いネタが入ってきます。これは鯨さんお得意の分野ですね。演歌部分はよく分からなかったけど「西武の若い選手は育たないわね。菊地や大石はどうしたのよ」っていうくだりと「♪飲み過ぎたのは〜あなたのせいよ〜」のくだりは分かりました^^;
菊地投手は最近出てきましたけどね。
「男と女のラブゲーム」は私、3歳の時から歌ってるんです。その頃覚えた理由は不明です。
そんな小ネタもありつつ、面白く読みました。本格ミステリまでは行きませんが、軽く読みたいと思ったらちょうどいいかもしれません。
続編も出てほしいなぁ。

〈双葉社 2012.8〉H24.9.27読了

タンタンの事件ファイル 横浜「佐藤さん」殺人事件 鯨統一郎4

タンタンの事件ファイル 横浜「佐藤さん」殺人事件 (小学館文庫)タンタンの事件ファイル 横浜「佐藤さん」殺人事件 (小学館文庫)
著者:鯨 統一郎
小学館(2012-07-06)
販売元:Amazon.co.jp
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横浜中華街にある、たんぽぽ探偵事務所、略してタンタンは、所長の岸翔太と押しかけ社員で言葉を知らないため時々奇妙な会話となる鈴木海鈴、通称マリンの二名からなる。脅迫状が届いたという佐藤優子が、そのたんぽぽ探偵事務所に調査の依頼に訪れた。翔太は直前、佐藤大和殺害の現場に名刺が残されていたため、取り調べを受けていた。佐藤が名字である人物ばかりが、相次いで殺されていく。佐藤に拘る犯人の真意とは!?知恵袋である博学な知識豊次郎も加わり、難事件に立ち向かうタンタン。マリンの不思議な魅力がいっぱいの、書き下ろしユーモアミステリー。

鯨さんは色々なシリーズを書かれていますが、この「タンタンの事件ファイル」というのは新しいシリーズなんですかね。これからも続いていくのでしょうか。
お金持ちの息子である岸翔太はかつて母が駆け落ちして家を出ていってしまい、この世から浮気をなくそうと浮気調査にいそしんでいる。そんな中巻き込まれたのが佐藤さん殺人事件。被害者の一人の側に岸の名刺があったことから容疑者の一人として疑われます。それを利用して被害者の佐藤さんたちの接点を探します。
いきなり働かせてくれと言っておいて結構ふてぶてしいマリンちゃんは結構言い間違いをするので読んでいてもウザかったです^^;それでも勘が働くのでそこから展開したりするので完全には憎めないと言いますか…
途中から登場する岸の先生である知識先生も登場してますますめんどくさいことに・・・じゃなくて事件の全貌が明らかになっていきます。
事件の真相はなるほどと思ったけど、若干強引だったかなぁ。そこまでするかという気がしなくも・・・まあ、それくらい恨んでいたということなんですかね。
面白かったけどマリンの言い間違いと芸能ネタがウザかったかな。だんだんめんどくさくなってきた^^;・・・なんていったら鯨さんの良さまで否定しちゃうことになっちゃうのであまり言わないことにします。
そういえば佐藤さんがたくさん死ぬということで某作家さんの某タイトルの本を思い浮かべたんですけど(私は読んだことはない)、チラリと登場しました。やっぱり知っていましたか。流石です。

〈小学館 2012.7〉H24.8.14読了

笑う娘道成寺 女子大生桜川東子の推理 鯨統一郎5

笑う娘道成寺 女子大生桜川東子の推理笑う娘道成寺 女子大生桜川東子の推理
著者:鯨 統一郎
光文社(2012-05-18)
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夜ごとバーに集まるヤクドシトリオこと私立探偵の工藤とライターの山内、マスターの島。そして、美貌の大学院生桜川東子とバーのアルバイトに入った歌舞伎好きの坂東いるか。焼酎のつまみに語られるのは、往年の銀幕スターへの思慕と、巷を賑わす未解決事件。トリオの頓珍漢な推理を尻目に、いるかが事件と歌舞伎との類似点を指摘すると、すかさず東子が新解釈で名推理を披露! 鯨統一郎のバー・ミステリ第4弾!

久しぶりに読みました。ヤクドシトリオと東子さんのシリーズ!もう第4弾なんですね。ある物語と巷で話題の現在の事件を結び付け事件解決へと導くシリーズ。きっと鯨さんのお得意分野ですよね。今回は歌舞伎です。
歌舞伎はあまり詳しくないですが、ちゃんとどういうお話なのか解説してくれるので分からないということもないです。
今回から阪東いるかという東子と同い年のOLも登場します。この子は歌舞伎が大好きな女の子で話にもよく乗ってくるし歌舞伎の解説もしてくれるいいキャラクターです。
今回は歌舞伎がテーマだからか毎回ヤクドシトリオ達は俳優さんたちの話で盛り上がります。それは良いんですけど、別に昭和のスターを今の俳優で言うと誰誰みたいな感じって比較しなくてもいいんじゃないか?と思っちゃったけども。
岡田君の名前も2回出てきたぞ。びっくりした。1回目はバタくさい顔って言われてたけど^^;まあ、否定はしない。←2回目は市川雷蔵的要素を持ってるとか書かれてたけど…だだだ…大丈夫?批判浴びない?なんて勝手に怯えている人。だって銀幕スターだぞ。
私は結構昔の俳優さんも知っているから読んでいて面白かったけど(昭和の初めの方の俳優さんは流石に分からんが)もっとも納得できなかったのは赤木圭一郎は今で言う妻夫木聡かなっていうのにはちがーう!と思ってしまった。妻夫木君が悪いわけでは決してないのだけど、20歳前後であの貫禄は誰とも合わないだろう!・・・って、映画を見たことはないんだけども。
今回も6つの歌舞伎のお話を元に物語が展開されていきますが、お話自体に斬りこんでいるけど…鯨さん大丈夫?って今に始まった事じゃないか。新解釈ということで私は楽しみました。
ネタ作りは大変だと思うけど、これからもこういうお話をたくさん書いてほしいと思います。

〈光文社 2012.5〉H24.6.5読了

タイムスリップ聖徳太子 鯨統一郎3

タイムスリップ聖徳太子 (講談社ノベルス)タイムスリップ聖徳太子 (講談社ノベルス)
著者:鯨 統一郎
講談社(2011-11-08)
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倭国に君臨する聖徳太子は、自ら幻術を駆使し、隣国・塊やマーシア国との戦いに勝利し征服した。太子の次なる狙いはラバダ王国。彼は部下に老若男女問わず王国のすべての人間を抹殺することを命じる。圧倒的兵力をもってラバダに侵攻した倭国軍!だが王国にも天才的軍師が出現し太子をも翻弄する。戦いの行方はいかに。

タイムスリップシリーズ第8弾です。もう8弾まで来ましたか…。
そして次は聖徳太子だとどこかで言ってたのですが本当にそうでした。
聖徳太子って・・・そんな野望を持っていたのか?^^;
授業で習ったことくらいしか知らないのだけど…。
最近の小中学では聖徳太子のことを厩戸皇子と言っているらしいですが、この本によるとそういわれるのは嫌みたいですよ^m^
でも確かに厩って馬小屋ってことですよね?そう考えると聖徳太子のほうがかっこいいと思うんですけど…そういう問題ではないのか。
聖徳太子ってこんなに悪い野望を持った人だったんでしょうか。わからん…
というか、倭国以外の国名もよく分からなかったんですけど、架空の国・・・?なんですよね?違うのかな。
今回はうららと氏家先生がタイムスリップしたんでしょうか…。そこらへんも今回は曖昧でしたね。いつのまにかうららもタイムスリップしていてうらら目線じゃないのが分かりにくさに拍車をかけていたような…。
う〜ん。面白くないわけじゃないんですけど、ちょっと突飛すぎて史実と違いすぎて何がどう違うのか何を目指しているのかが分かりにくかったです。
取り上げている歴史も人物も良いんですから、もうちょっとわかりやすい舞台設定にしていただきたい^^そんなこと言っちゃいけないでしょうか。
いろいろ言っちゃいましたが、タイムスリップシリーズは大好きなのでこれからも書き続けていってほしいです。
ですので、森鴎外から戦国時代あたりくらいまでの雰囲気で書いていただければ大変うれしいです。また、次回作を期待しています。

〈講談社 2011.11〉H23.12.24読了

新・日本の七不思議 鯨統一郎3

新・日本の七不思議 (創元推理文庫)新・日本の七不思議 (創元推理文庫)
著者:鯨 統一郎
東京創元社(2011-04-28)
販売元:Amazon.co.jp
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スリーバレーのバーテンダー松永は、早乙女静香の話についていくため日夜歴史の勉強を続けている。ある日、静香が宮田六郎と連れ立って店に入ってきた。これまで宮田に対してやたら喧嘩腰だった歴史バトルにおいても、何やら風向きが違う。なぜだ?二人の親密な態度は気になるが、現存する世界最古の国ニッポンのことを知らないのも捨て置けない…。

最初ヤクドシトリオのシリーズかと思ったら間違えました。
毒舌の静香さんとライターの宮田さんとのシリーズですね。
そして読んでいて途中で気づきました。また「邪馬台国はどこですか?」を読んでいないことに^^;更にもう1冊「すべての美人は名探偵である」も読んでなかった〜わ〜!
と言っても、まあ読んでいなくても全く支障はないのですが。それでも気になるのでいつか(いつかっていつだ)読みます。
今回はおそらく^^;「邪馬台国はどこですか?」で静香と宮田がバトルをした話の検証をしてるんですね。あとは更なる新説と。
よくもまあいつも思いますが鯨さんはいろんな説を考えますね。これで研究者じゃないんだから本当にすごいと思います。
今回は新しい説も登場しましたね。写楽なんて人物名くらいしか知らなかったので新鮮でした。真珠湾攻撃に関しても12月8日ってことくらいしか把握していないしなぁ。
空海もついこの間博物館に行ったばかりだったので興味深かったです。
それよりなにより静香と宮田の関係が気になる・・・
やはり恋人になったのでしょうか・・・
面白かったです^^

〈東京創元社 2011.4〉H23.12.2読了

キモメン探偵、謎を解く 鯨統一郎3

キモメン探偵、謎を解くキモメン探偵、謎を解く
著者:鯨 統一郎
PHP研究所(2011-07-21)
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髪の毛はボサボサ。分厚い眼鏡。シャツはきちんとズボンの中に入れ、人気アイドルグループ「SET」の追っかけをしている颯太は、正真正銘の「キモメン」である。とはいえ、周囲の女性からどういう目で見られようと、大好きなSETの応援をしているだけで颯太は幸せだった。ところが、そんな平和な日常は、彼女たちが所属するプロダクション社長が殺害されて一変する。容疑をかけられたSETメンバーのために、颯太は独自の捜査を開始するが、苦難の連続。はたして颯太は真相を暴き、憧れのアイドルを救うことができるのか……!?

鯨さんの新刊です。いやはや、ぶっ飛びすぎてて最初はどうしようかと^^;主人公は中学時代は全国模試1位をとったこともある主人公の颯太はSETのファンとなり、キモメンに変貌します。好きになるって言う気持ちは分かるのだけど、どうしてキモくなっちゃうんだろうか^^;何だか「キモイ」って言われすぎてて同情したくなりましたよ。好きになるのはいいけど、その人にふさわしい・・・まで行かなくても会うときにかっこいい自分を見せたいとか、そういう風に思わないもんだろうか。風貌は。中身はいろいろ語っちゃう気持ちは分かるのでノーコメントですけど^^;
内容は面白かったです。カンだけの刑事の存在が良くわからなかったし、疑いをその子だけに向けて固執する意味も分からなかったけど、事件のトリックは面白かった。
また、いろんな鯨さんの作品を読みたいです。

<PHP研究所 2011.7>H23.10.13読了

タイムスリップ紫式部 鯨統一郎4

タイムスリップ紫式部 (講談社ノベルス)タイムスリップ紫式部 (講談社ノベルス)
著者:鯨 統一郎
講談社(2010-11-03)
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女子高生・本間香葉子は授業中、教師に鞭で打たれたショックで気を失い、なぜか平安時代にタイムスリップしてしまう!「堪忍してください…」紫式部の身体に宿った文学少女は、その日から毎晩婬夢にうなされ、不倫相手とキスを体験!さらに時の最高権力者の衝撃の末路を目撃することに!彼女は無事、現代へ戻れるのか。

これで出ている分のタイムスリップシリーズは制覇したかな^^
今回の時代は平安時代。そして現代の香葉子が飛ばされます。しかも今までとは違って意識だけがタイムスリップ。自分の外見は紫式部です。
何と新しい・・・。この世界では何と、菅原道長が何者かに殺され大きく歴史が変わろうとしています。
紫式部と清少納言は互いに才女と言うことで真相を調べることに。
香葉子は眠ると源氏物語の中の夢を見るのですが、うろ覚えの私は、ああそういえばそんな人がいたね。とかそんな話だったねって思う程度で^^;何だか申し訳なかったです。今回も鯨さん独自の新解釈があったというのに・・・。
事件の真相は納得の行くような行かないような・・・ですかね。
まあ今のように警察がいるわけでもなく、ただ自分たちで調べるしかないからしょうがないのかもしれないですね。
紫式部と清少納言は仲が悪かったそうですが、実はこんな感じだったら・・・って考えたら面白いですよね。
ところであの明石小五郎と小林少年は何者だったのでしょう。普通に登場しましたけど^^;明らかに別の物語からやってきた人たちですよね。しかも活躍したようなしてないようなですし。
この物語も面白かったですけど、源氏物語も読み返さないとなと思います。
モデルは醍醐天皇かもというのはどこかで聴きましたが、道長の可能性もあるんですね。源氏物語は謎も多いです。
林望さんの「超訳 源氏物語」を読んでいるのですが、三巻を読み終えてから止まっているんですよねぇ・・・。

〈講談社 2010.11〉H23.9.18読了

タイムスリップ戦国時代 鯨統一郎

タイムスリップ戦国時代 (講談社ノベルス)タイムスリップ戦国時代 (講談社ノベルス)
著者:鯨 統一郎
講談社(2008-11-07)
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ある日突然、あの『太閤記』が伊達政宗の伝記小説に変化した!何者かが戦国時代の史実を変え、正史を歪めている!?背後にいたのは25世紀のマフィア組織“むらさきの光”。本来の歴史を生きる人類を淘汰し新世界を創るため、彼らは策謀する。日本、否、世界の危機を救うべく、歴史を再び正すため、女子高生麓麗がまたもタイムスリップして戦国の世に挑む。

いや〜・・・めちゃくちゃですね^^;けなしてるわけじゃないんですけど。
自転車が登場して以降、現代物を読んでるのか時代物を読んでるのか分からなくなりました。
いつもの面々が歴史を変えるために頑張っているのは良かったんですが、自転車は出てくるし電話も携帯もネットも出てくるし。いや〜これはやりすぎ注意なのでは?と思ってしまったのだけど。
それでも一応歴史に沿っていて、勉強になる部分は流石だなと思いました。
って、褒める部分を探してみたけど^^;
結果やりすぎ。だな。
そういえば野球もあったんだった・・・。
名前はともかく名字を見たら、あー・・・っていう^^;
この作品、まあ面白かったけど時代小説が好きな人は読まないほうがいいと思う・・・。
さ、順番間違えた部分は補ったし、次は正規の順番で読めます〜。

〈講談社 2008.11〉H23.9.13読了

タイムスリップ忠臣蔵 鯨統一郎4

タイムスリップ忠臣蔵 (講談社ノベルス)タイムスリップ忠臣蔵 (講談社ノベルス)
著者:鯨 統一郎
講談社(2009-11-06)
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22世紀―イヌが世界の頂点に立ち、ハンドと呼ばれるヒトは、お犬様の手としてお仕えする身分に!昔々、徳川綱吉により発せられた「生類憐れみの令」。推進派の吉良上野介が仇討ちされずに天寿を全うしたため、悪法が400年以上続き正史を歪めてしまっていたのだ。これを知った人類の有志は、戦意を喪失した赤穂浪士に殿の仇を討たせるべく、江戸時代へと向かう。

間違えた・・・間違えた・・・。あんなに確認したのに読む順番を間違えました・・・。
この本はタイムスリップシリーズ第6弾だから戦国時代のほうが先なんですよね。
うーおー。失敗した〜。
でもまあ、直接関係はないのでそこまで失敗ではないのですが。しかも今回はいつもとはちょっと違いますよね。今までのシリーズと時代が違うというかなんというか・・・。ウララたちもウララ達なんだけど違うというか。(説明下手)
生類憐みの令が400年も続く法令となり、現代では犬の方が人間より勝っているっていうのは新しいですよね。
学校で習った時はしょうもない法令だと思ったけど、確かに400年も続いたらしょうもないと思っても犬を崇めなきゃいけないからもしかしたらこんな未来も想像できるのかもしれないですね。
そこでタイムスリップしたウララ達は赤穂藩の人たちを討ち入りさせるために動き出します。赤穂浪士って昔キムタクさんとか岡田君が出たドラマを見て全体をやんわりと知った感じでちゃんとは理解してなかったです。
まあ、今回もどこまで本当なのかは分かりませんが^^;
それでも歴史を使ってこういう物語を作っちゃうのがさすが鯨さんですよね。
でもちょいちょい小ネタを入れてくるから重々しくないんだよなぁ。
犬の1番えらいらしいカイって、あの家族の犬からとってない?とか。
赤穂浪士の頭文字とってAKB48にしようとか。
合言葉は「チオ、ビタ」にしようとか。
ちょいちょい脱力するフレーズがあるんですよね〜^^;入れたいんでしょうね〜。
でもまあ、犬たちの邪魔もあったりして討ち入りはしないといっていた人たちをあそこまでまとめて動かしていくって言う展開は面白かったです。
結末も良かったです。
さ、次は戦国時代を読まなくては!

<講談社 2009.11>H23.8.29読了

白骨の語り部 作家六波羅一輝の推理 鯨統一郎4

白骨の語り部―作家六波羅一輝の推理 (C・NOVELS)白骨の語り部―作家六波羅一輝の推理 (C・NOVELS)
著者:鯨 統一郎
中央公論新社(2006-03)
販売元:Amazon.co.jp
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作家・六波羅一輝は大ヒットしたデビュー作以降、小説が書けないでいた。ようやく、柳田国男の『遠野物語』で有名な、岩手県の遠野に伝わる民話に新作推理小説の着想を得た彼は、新米女性編集者・北村みなみとともに取材に向かった。しかし、遠野で待ち受けていたのは―女性の白骨死体。警察に知らせようと焦る一輝とみなみだが、山中で迷ってしまう。偶然、猿村という山村に辿り着き、大きな屋敷に飛び込んだ二人だが、住人たちも娘が帰らないと心配しているところだった。そして、警察の捜査により白骨死体の身元が特定された。それは屋敷に住む、謎めいた昆家四姉妹の次女・有希子。だが、有希子が失踪したのは数日前で、白骨は死後一年は経過している…。被害者は本当に彼女なのか!?白骨が語る、呪われた旧家・昆家と惨劇の真相とは。

鯨さんの作品で小樽を舞台にした作品があると知り、予約しようとしたらシリーズ物だと知って第1弾を読みました。
第1弾は遠野なんですね。2年前に岩手に行きましたが、スケジュールの都合上泣く泣く諦めたんですが、やっぱり行けばよかったなぁ・・・。
六波羅はデビュー作以来小説が書けずにいたのだけど、新人編集者の北村が六波羅の大ファンで何とか小説を書かせようと強行突破するのが面白かったです。
でこぼこコンビだけど意外と相性がいいかもですね。
前日まで会っていた有希子が翌日白骨死体となって発見されたって言うから、てっきり昔やってた銀狼怪奇ファイルで一瞬でミイラ化するトリックあったなぁ。あれかなぁと思ったけど、全然違った^^;
トリックは驚きました。犯人も。
とても切なくて哀しいお話でした。
でも、これで六波羅先生は書けるようになったんでしょうか。
第2弾もいつか読みます〜。

〈中央公論新社 2006.3〉H23.8.19読了

努力しないで作家になる方法 鯨統一郎5

努力しないで作家になる方法努力しないで作家になる方法
著者:鯨統一郎
光文社(2011-06-18)
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ひょっとして、大いなる勘違いなのか…。頭をかすめる強気と弱気。妻と子どもの運命まで背負っての、作家修業の道はいつまで続く!?怪作・話題作を連発するミステリ界のトリックスターが明かす、驚きのデビュー秘話。

本を全部読んでタイトルをみて「どこが!」って思いました・・・。
ここまでタイトルと内容が真逆の作品って初めて読みましたよ・・・。
鯨さんって仮面作家さんなんですね。今更ですが。
そしてこの作品は自伝的小説らしい。最後にあくまでフィクションですと書かれていたけど、ほぼ実話なんですよね・・・。
鯨さんの歴史物は大好きで、小説も何冊か読んでいるのですがちゃんと筋が通っていて読み応えがあるんです。それが本当に独学の産物だったとは・・・びっくりです。
しかもデビューまで17年なんて・・・。よく諦めなかったですね。ずっと諦めなかった鯨さんも凄いですし、ずっとずっと支えていた奥さんも凄いです。
諦めたらといいつつも、破り捨てたノートをちゃんと戻して取っておいていたり、借金もしている状態なのにコツコツお金を貯めていて、それを鯨さんのためのお金として渡したり。
本当に、出来すぎっていうくらい素敵な奥様です。
まだアイデアって言う状態のときに、タイムスリップシリーズのことやナミダキラコの名前や厄年トリオが出てきたときには、もう鯨さんの中にはたくさんのアイデアが頭に詰まっているんだろうなと思いました。
デビューできてからは怒涛のように出されたのでしょうか。
鯨さんがこんなに苦労されていたとは知りませんでした。小説家になるのは本当に大変で、生半可な気持ちで望んじゃいけないんだなって思いました。
って、こんなに書いておいて、デビュー作となった「邪馬台国はどこですか?」ずいぶん前に買っているのにまだ読んでいないんです^^;
鯨さんが満身創痍で書かれた作品。何とか今年中には読みたいと思います!
(・・・読めるかなぁ・・・^^;)
これからは鯨さんの作品をちょっと違う目で読むようになるかも・・・。
何だか鯨さんの作品がいとおしく感じました。

<光文社 2011.6>H23.7.4読了

今宵、バーで謎解きを 鯨統一郎4

今宵、バーで謎解きを (カッパ・ノベルス)
今宵、バーで謎解きを (カッパ・ノベルス)
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桜川東子、縦横無尽の酩酊推理、みたび。今回は、ギリシャ神話の新解釈で、数々の難事件をあざやかに読み替える! 事件の顛末と酒飲みの馬鹿話を肴にした、バー〈森へ抜ける道〉に集う中年男三人組との絶妙なかけあいも健在の、人気シリーズ第3弾。バー・ミステリといえば、鯨統一郎!

面白かったです!
かわらずこのヤクドシトリオと東子さんの謎解きシリーズは面白いです。
第1弾は童話を絡めた事件を謎解き、第2弾は日本の御伽噺。そして今回はギリシャ神話。
正直、1番元ネタがわからないシリーズ本でしたが。
でも分からなくても十分楽しめました。真相が意外で驚きます。
今回も、予測は出来ませんでした。
トリックは面白かったのですが、以前も言ったとおり、ヤクドシトリオの昔話がとてもウザい^^;
その前置きが結構長いので、さっさと殺人事件の話を進めろーと思います。
工藤と東子は進展なんてするんでしょうか。それもちょっと気になります。
このシリーズは、タイムスリップシリーズと同様に、ずっと続いていってほしいなと思います。

〈光文社 2010.4〉H22.6.23読了

鬼姫人情事件帖 鯨統一郎4

鬼姫人情事件帖
鬼姫人情事件帖
追っ手から逃れる途中に、滑落し記憶を失った美里藩の「りん姫」は、
<鈴屋>という江戸の居酒屋店主・和助に助けられる。記憶が戻るまで<鈴屋>で
「おりん」として働くことになった。
<第1話>冨士参り
高木屋の番頭・雄吉の妻が殺されるという事件が
起きる。下手人は、遊び人己之吉。しかし数日後、己之吉は自殺してしまう。
事件は下手人の自殺という結果で終わったかに見えたのだが。
<第2話>人形流し
近江屋茂兵衛の身請けが決まったおみのだったかかつて心中した勝太がそれを許さなかった。人形流しの日、川で死んでいるおみのが見つかる。勝太が下手人として疑われた。
<第3話>七夕
長内猪十郎の家で、妻の久と薬売りの与平が死んでいた。猪十郎が下手人として捕らえられたが、死んだ2人が不倫関係にあったとわかり、釈放される。おりんがどこか納得がいかなかった。
<第4話>月見
相撲取りの響が何者かに毒殺された。響は事前に大御所の風浪との対戦をわざと負けて欲しいといわれていた。それに背いたからなのか。金沢屋の娘、ひと恵が下手人を探していた。
<第5話>七五三
おりんのならっている三味線に新しい仲間が加わった。呉服屋の番頭、高宮和平の妻お梅である。お梅はかつて岩助という男に襲われた暗い過去があった。その岩助が殺された。岩助の手にはお梅の簪が握られていた。
<第6話>羽子板市
林屋のアザミという女中がいなくなった。許婚の徳助がむかっても番頭も当主も聞く耳を持たない。おりんも調査をするが、同じ結果。しかし新たな情報も入る。当主の妻、およねも行方不明だという。
<第7話>薮入り
田原家は7年前、強盗に襲われ、当時の番頭の茂助が殺されたのだ。当主の伝兵衛も口が利けずに寝たきりとなっている。そして、最近男が店の周りをうろついていた。女中のお夕が心配していた。数日後、その男と伝兵衛が何者かに殺害されているのが見つかった。

面白かったです^^鯨さんの作品は本当に好きです。
命を狙われていたりん姫が記憶を失い、引き取られたお店で働き始める。
おりんは記憶はないが、かなりの長刀の使い手。
自分の顔に化粧を施し、界隈で起きた事件の下手人を成敗するようになる。
それはいいのか?殺人罪ではないのか?という大きなツッコミは置いておいて。
どの事件も意外な犯人だったりするので、驚きます。
おりんの自分の胸と相手の胸を重ねると相手の気持ちが分かる能力も面白い。
おりんは自分の正体に最後気付くけど、最後がとっても気になる形で終わります・・・。
続編は出るのかな。
出てほしいなぁ。長刀を振り回して悪を倒す、おりんをまた見たいです。

〈PHP研究所 2009.4〉H21.8.14読了

なみだ研究所へようこそ! 鯨統一郎4

なみだ研究所へようこそ!―サイコセラピスト探偵波田煌子 (祥伝社文庫)
なみだ研究所へようこそ!―サイコセラピスト探偵波田煌子 (祥伝社文庫)
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ネタバレ注意!

「アニマル色の涙」
大学教授の紹介で<なみだ研究所>で働く事になった新米臨床心理士の松本清は、最近眩暈に悩んでいる。それはセラピストの波田煌子のせいだった。貧相な知識に惚けた会話。なのに、患者の心の悩みをズバリと言い当て、その病を治してしまう。
高野健朗という患者はたくさんの動物が見えるのだという。松本は統合失調症だと判断するが、煌子は違うという。高野は会社をクビになり、会社のお金を盗んだのだという。何故、そこまでわかるのだろうか。
「ニンフォマニアの涙」
下川千蔵は、奥さんに襲われたのだという。奥さんの様子が最近おかしく、話を聞いているとニンフォマニアなのではないかと松本は睨む。しかし、煌子は話を聞き、奥さんは子どもを亡くしてしまったのだと言い出した。
「憑依する男の涙」
石倉という男は、腹話術をしてしゃべるようになってしまった。松本はユング的世界の虜になってしまったのだと考える。しかし、煌子の考えは違っていた。石倉は徳永という友人に利用され、会社のお金を横領しようとしていたのだ。
「時計恐怖症の涙」
田川さとみは息子の弘幸のことで相談に来た。息子が時計を怖がっているのだという。1週間、毎日習い事をしている弘幸。母親のさとみは当然だというが息子はどうだろうか。話を聞き、煌子は弘幸がいじめっこであることに気付く。
「夢うつつの涙」
なみだ研究所の波田、小野寺、松本は社員旅行へ来ていた。3人がホテル内で講義中、停電が起き、松本はどちらかに唇を奪われた。。。一体どちらが。ぼーっと過ごす中患者がやってきた。彼女の名は奥井慶子。彼女は夢と現実がわからなくなっているのだという。尾塚朋恵という友人がいるらしいのだがその人物が関係しているらしい。煌子は慶子はトランスセクシャルだという。その真相の鍵は、名前にあった。
「ざぶとん恐怖症の涙」
森田肇という今回の患者は座布団が怖いのだという。電車のつり革につかめないために会社にいけなかったり、些細な事で会社を休むようになる。松本は不潔恐怖症だと睨むが、煌子は会社拒否だという。
「拍手する教師の涙」
松本は煌子と小野寺と催眠ショーを観にいく。催眠ショーで失敗した時、何故か大きく拍手の音が聞こえた。それは、松本の中学の時の理科の先生、河本先生だった。彼は、人が失敗している姿を見ると、何故か拍手をしてしまうのだという。松本は先生の過去に何かあると感じ、催眠療法を始める。
「捜す男の涙」
久保という警察官がカウンセリングにやってくる。彼は捜し物をしているのだという。思い出すためにサイコドラマを始める。
片手では持てないある程度のもの、細長くて先が尖っている物だという。これは一体何を意味しているのだろうか。

鯨さんの作品です。
いやー。凄いです。流石です。
メンタル・クリニックなんですけど、不思議な患者さんがたくさん治療に来る。
それは動物がたくさん見えたり、時計が怖かったり、夢と現実がわからなくなったり。
それを臨床心理士の松本が根拠を述べながら病名を明らかにしていくのですが、煌子というセラピストが全く違った観点からその人の抱えている悩みを理解していく。
その内容がまた凄いです。
良くこんな事が思いつくなぁって言うくらい。
流石鯨さんです。
しかも、患者の病気についてだけでなく、研究所内の人間関係もとても分かりやすくて面白かったです。
小心者だけど真面目で努力家の松本。貧相な知識で見た目は少女にしか見えない煌子。スタイル抜群の会計士、小野寺。
それぞれキャラが引き立っているし、三角関係?も読んでいて面白かったです。
連作短編ですが、微妙に話は繋がっていて、引き込まれました。
続編の「なみだ特捜班へようこそ!」も読んでみたいと思います。

〈2001.4 祥伝社〉H21.7.20読了

タイムスリップ水戸黄門 鯨統一郎4

タイムスリップ水戸黄門 (講談社ノベルス)
タイムスリップ水戸黄門 (講談社ノベルス)
新潟は湯沢でハイキング中の女子高生うらら達一行の元へ現れたのが、タイムスリップしてきた黄門様。
国交大臣を狙い、日本中の自動車工場爆破を企む環境保護テロリスト集団“赤い馬”とも対決し、うららが御老公と葵の印籠を取り出すクライマックスまで、ノンストップのタイムスリップシリーズ大好評第4弾。

タイムスリップシリーズ第4弾です。
今度は過去の歴史上の人物が現代へやってきます。
過去にうららが明治維新を闘ってきた時の友、石松パインが21世紀に水戸黄門を置き去りにせざるを得ない状況に陥り、うらら達が面倒を見ることになる。
そこに水戸と新潟を結ぶ高速道路を計画する政府たちと絡み合い、うらら達は悪を退治する事になる。
だんだんうらら達に貫禄が出てきました。ずっと高校生のままなのですが。
私は水戸黄門をドラマで見た事は数えるくらいしかないです。
なので、水戸光圀がどんな人物なのかって言うのは全然わからなくて。
でも、水戸光圀は全国行脚をしてはいなかったって言うのは聞いた事があったけどね。
ご老公は現代を勉強していたため、順応できていて、段々かっこよく見えてきました。
生きていた頃、税金の無駄遣いをしていたのね。
薔薇之介も登場して、200ページくらいの軽めの作品だったけど楽しめました。
このシリーズ大好きです^^
次は戦国時代だ!

〈講談社 2006.11〉H21.4.16読了

タイムスリップ釈迦如来 鯨統一郎4

タイムスリップ釈迦如来 (講談社ノベルス)
タイムスリップ釈迦如来 (講談社ノベルス)

ブッダはオカマだった!?
老子からソクラテスまで世界最高の叡知を巻き込んで、インドの一ローカル宗教だった仏教が、世界宗教となるまでを描いた、人類史上初「哲学的バカミス」遂に誕生!
現代日本から古代インドへ飛んだ女子高生・麓麗の活躍や如何に。
天才・鯨統一郎の「タイムスリップ」シリーズ最新刊。

面白〜い!やっぱりタイムスリップシリーズは面白い。
今回はとっても昔にタイムスリップしたんですね〜。
ウララはなんだかタイムスリップ慣れしてない?^^;前回が8年の歳月を追っていたのでとても長く感じましたが、今回はちょっと軽いテイスト。
それでも面白さは損なわれません。
私はブッダの事は全然分からないので、合ってるんだか違うのか分からなかったけど、老子やソクラテスを巻き込むまでスケールは大きくないだろう。
面白いなぁ。
最初、吉田が「ダイバーだった。」って言った言葉から名前がダイバダッタになったのは面白かったなぁ。こういう繋がりが面白いです^^
そして、ブッダとソクラテスでの演劇対決で、B'zとSMAPで対決したのがおっかしくて。
特に「世界に一つだけの花」の替え歌は爆笑でした。
吉田やうららの現代の話が結構最近になってきてそれもまた面白いです。
まだもう1作あるんですよね。
楽しみです!

〈講談社 2005.3〉H20.10.31読了

タイムスリップ明治維新 鯨統一郎4

タイムスリップ明治維新 (講談社ノベルス)
タイムスリップ明治維新 (講談社ノベルス)

渋谷の女子高生・麓うららは、幕末にタイムスリップしてしまった。
時代を我がものにしようとたくらむ、小栗上野介によってゆがめられた歴史を、正しく進めなければ現代に戻れない。
うららは、桂小五郎や坂本竜馬、西郷隆盛、勝海舟の間を奔走し明治維新を目指す。『タイムスリップ森鴎外』に続く第二弾。

タイムスリップ第2弾です。
前回も面白かったですが、今回はスケールが大きいですね〜。
前回は歴史上の人物、森鴎外が現代にタイムスリップしてくると言う話でしたが、今回はうららちゃんが幕末にタイムスリップしてしまいます。
そこで歴史を変えようと目論む小栗上野介の企みを阻止しようと立ち上がります。
25世紀からやってきた石松と薔薇之介と色々ありながらも見事に史実に基づこうと努力していくわけですが。
うららちゃん逞しいですね〜。闘ってますよ、時代と。
そして幕末から明治への勉強にもなる!なるほど〜と思うところが多々ありました。
歴史は苦手なもので^^;
でも、まさかリンカーンやノーベルなどが登場するとは!
たしかに歴史はめちゃくちゃになってしまいますね。
歪みが生じた歴史と正しい歴史が上手く噛み合ってるんですよね。
面白かったです!
でも、「邪馬台国はどこですか?」のネタバレもある(?)のでそちらを先に読んでからの方がいいのかも。
私はまだ読んでいないので失敗しました^^;
個人的に。幕末の事を読んでいると「るろうに剣心」を思い出したなぁ。

〈講談社 2003.7〉H20.10.8読了

九つの殺人メルヘン 鯨統一郎4

九つの殺人メルヘン (カッパ・ノベルス)

彼女がグラスの日本酒を呷ると、確実なはずのアリバイが崩れ出す。
グリム童話の新解釈になぞらえて、解き明かされる事件の真相とは!?
渋谷区にある日本酒バー“森へ抜ける道”を舞台に、店の常連の工藤と山内、マスターの“厄年トリオ”と、日本酒好きの女子大生・桜川東子が推理する、九つの難事件。
興趣あふれる珠玉の本格推理傑作集。

「浦島太郎の真相 恐ろしい八つの昔話」の先のほうです。続編から読んでしまいました。
なるほど、工藤さんは警察官だったのですね。そして桜川さんは最初は女子大生の設定だったと。
もう1度続編を読んでみたくなりました。
「ヘンゼルとグレーテル」「赤ずきん」「ブレーメンの音楽隊」「シンデレラ」「白雪姫」「長靴をはいた猫」「いばら姫」「狼と七匹の子ヤギ」「小人の靴屋」
このグリム童話と結ばれた事件が起き、その時代背景を現す解釈が出てきます。
その新解釈が正しいのかは分かりませんが、確かに童話一つ一つの中にある疑問点に気付き、その疑問を見事に解決しているように思います。
面白かったなぁ。
確かにヘンゼルとグレーテルのグロテスクな結末や、赤ずきんちゃんが1発でおばあさんを狼と見抜けないところ、ブレーメンを目指していた動物達が何故ブレーメンへ行こうとしなかったのか、などなど、気になる点はありました。
なるほど、そういう解釈もできるな。と思うんです。凄いです。鯨さん。
私は好きです。
ただ、面白いんですけれども、子どもにはオススメできない作品かな。夢が壊れちゃいそうだから^^;

〈光文社 2001.6〉H20.9.29読了

タイムスリップ森鴎外 鯨統一郎5

タイムスリップ森鴎外 (講談社ノベルス)

オススメ!
大正11年(1922)、何者かの手によって80年後の渋谷道玄坂に突然タイムスリップさせられた森鴎外こと、森林太郎(モリリン)。
元の世界に帰る方法を探る鴎外は、超ミニスカートの女子高生・麓(ふもと)うらら達と共に、芥川龍之介、太宰治ら昭和初期の作家達に共通する奇妙な現象を発見する。
予想もつかない意外な犯人に、文壇騒然間違いなしの野心作!!

面白かった!想像以上に面白かった。
森鴎外の作品、実は読んだ事ないのですが(すみません…)
それでも十分楽しめました。タイトルを知っているだけでも楽しめる。
森鴎外が現代にいるって!どうなの^^;
それだけで面白い。
そして、森鴎外が頭が良くて順応性が高いので、服装も髪型も行動も現代風に!
テレビは観るし携帯は使えるし(絵文字付き)ホームページは開設するし。
おもしろいわ〜。森作品を読みたくなりました。
また面白かったのが、森鴎外が現代人が自分の作品をどう思っているのか知って一喜一憂する所。やっぱり気になるよね。
また、今人気の作家さんがたくさん登場したのも嬉しい。
鴎外が宮部みゆきの「龍は眠る」を読んで涙したら、嬉しいよね。
カラオケしてるのも面白かったなぁ。
でも、鯨さん、なんでキンキの「kissから始まるミステリー」なんて知ってるんだ。
懐かしすぎ。シングルじゃないし、デビュー前の歌だし金田一だし…。
あれはカナリマニアックだぞ。私もたまに歌うけど^^;
他の若くして亡くなった文豪たちの死の真相と鴎外が何故現代へやってきたのかを追求していくのは面白かったなぁ。
ありえない話だけど、実際にあったら面白いだろうな。
ずっと積読しといたのがもったいなかったです。
面白かった!他のシリーズ作も読みます!

〈講談社 2002.3〉H20.7.10読了

隕石誘拐 宮沢賢治の迷宮 鯨統一郎4

隕石誘拐―宮沢賢治の迷宮 (カッパ・ノベルス)

宮沢賢治の名作『銀河鉄道の夜』には、幻の第五次稿が現存していた。
しかも、その原稿には賢治が発見したダイヤモンドの隠し場所が記されていた…。
妻と子供が誘拐された!童話作家修業中の中瀬研二は残された手がかりをもとに、誘拐犯の思惑を探る。
妻・稔美は、宮沢賢治研究家だった父親からダイヤモンドの在処を知らされていたようだ。
誘拐犯たちに先回りして家族を救出するため、研二は賢治童話を読みはじめる。
深淵で謎めいた作品世界の、奥底に隠された暗号とは!?

いや〜…凄いです。鯨さん。やっぱり鯨さんの作品はこういうほうが良いです。
宮沢賢治、好きなのでタイトルに惹かれて購入。
そして早数年…ずっと読んでいませんでした^^;
夫婦喧嘩から始まったのに、いきなり誘拐、監禁ですからビックリ。
最初は頼りなさそうな研二だけど、だんだん鋭くて逞しくなっていくんだよね。
奥さんを助けようとする姿はかっこよかったです。
どんでん返しもあり、最後まで気を抜けません。
そして何よりも凄いのが、宮沢賢治の作品が本当に細かく描かれ、作品の中に反映されている事ですね。
宮沢賢治の作品は小学生の時に習ってから、好きになって色々調べたり作品を読んでいたりしていたんです。
自分の中では結構詳しいつもりだったのですが、そんなもんじゃないですね。
文章の解釈まではいたってませんでした。
鯨さんの解釈が真実だと思ってしまうくらい、凄いです…
非現実的な部分もあるのですが、納得できるんです。
素晴らしいです。鯨マジック。どんどん読んでいきたいです。

〈光文社 1999.6〉H20.5.16読了

異譚・千早振る 鯨統一郎3

異譚・千早振る

粗忽長屋の熊さん八つぁんをはじめ、一本抜けたところがある面々が、知らず知らずのうちに、江戸幕府転覆のカギを握っていた!?
著者ならではの軽妙でユーモラスな筆致で、おなじみの古典落語の名作から長屋噺をひとひねりふたひねり、時代ミステリーに一変させる!!
湯屋番、長屋の花見、道具屋、まんじゅう怖い、時そば、目黒のさんまなど、八編。
摩訶不思議、鯨マジックにかかれば、幕末の暗闘もどことなくのんびり。
底抜けに明るい粗忽者たちのやりとりがまんま落語でおもしろく、落語通ならば、なるほどこう来たか、とニンマリ笑える。

落語だとかなり後半で気付きました^^;
あ、饅頭怖いのところで。遅すぎですね。
私は幕府の事より吉右衛門がどうなるのかの方が気になっちゃって。
結局どうなったのか分からないで終わってしまった・・・。
面白かったけど、落語の事を知ってから読みたかったな。
そしたらもうちょっと楽しめたかも。

〈実業之日本社 2007.11〉H20.2.16読了

いつか、キャッチボールをする日 鯨統一郎3

いつか、キャッチボールをする日

新島隆二は36歳。プロ野球の選手である。
ある出来事をきっかけにレギュラーからはずれ、今は代打での起用が多くなっている。
隆二には隼という小学生の息子がおり、隼も野球チームに所属している。
隼はプロ野球選手の息子とは思えないほど野球は上手ではなかった。
隆二はキャッチボールをし、隼に野球を教えている。

読み終えた感想は、この作品は本当に鯨さんの作品なのか?でした^^;
私はまだ3冊しか読んだ事がないのですが、家族がテーマの作品は初めてでした。
この家族はとっても素敵だと思ったのですが、色々詰め込みすぎだし、色々突然すぎると思ったんですよね…。
ありえね〜!!って思いながらさら〜っと読んでしまった感じです。
そして野球チームのコーチ。あれは人として最低でしょう。
そんな人間が指導者としてやっていけるわけがないです。
それにもちょっと違和感を感じてしまいました。
ラストは素敵でしたね。ドキドキして、あっというまに読み進めてしまいました。
そして、野球の事がとっても細かく書かれていたのは面白かったですね。
楽天の田中投手とかが登場したからビックリしたよ。
一体いつ書いたんだって思いますよね^^;
鯨さんは、やっぱり歴史とか、ミステリを熱く語ってほしいなぁと思いました。

〈PHP研究所 2007.10〉H19.1.14読了

浦島太郎の真相 恐ろしい八つの昔話 鯨統一郎5

浦島太郎の真相 恐ろしい八つの昔話 (カッパ・ノベルス)

オススメ!
ここは「森へ抜ける道」という名の日本酒バー。
常連の僕・工藤と山内、マスター・島の「ヤクドシトリオ」は、今夜も益体もない話に花を咲かせている。
私立探偵である僕が、どうしても謎が解けない殺人事件のことを話すと(というか、山内とマスターが勝手に話してしまうのだ)、同じく常連の美人大学院生・桜川東子さんは、上品にグラスを傾けながら、なぜか日本のお伽話になぞらえて鮮やかな推理を展開する―驚嘆、そして思わず納得。
『九つの殺人メルヘン』に続く、珠玉のバーミステリー。

久しぶりの鯨さんの作品。
いや〜やっぱり面白いわ。
鯨さんが本当にいろいろ調べて作品を作っている事が分かる。
昔話の真相が本当に面白くって引き込まれた。
昔話も奥が深いなぁ。
そしてヤクドシトリオの雑談も凄かったなぁ。
40代向けの話なので全然ついていけなかったけど。
音楽だけはフォークソング好きだから知ってるネタも多かったけど。
昔のアニメとかマニアックすぎて分からんかった^^;
この作品は「九つの殺人メルヘン」の続編なんでしょうか。
制覇したくなりました。

〈光文社 2007.5〉H19.8.24読了

新・世界の七不思議 鯨統一郎4

新・世界の七不思議

東洋の寂れたバーの片隅で、過去幾たりもの歴史学者を悩ませてきた謎がいともあっさり解明されてしまうとは。
在野の研究家以上には見えない宮田六郎が、本職の静香を向こうに廻して一歩も引かないどころか、相手から得たばかりのデータを基に連夜の歴史バトルで勝利を収めていく。
宮田の説に耳を傾けながら、歴史に興味を持ち始めた若い頃のようにワクワクするジョゼフであった。

3月に4分の3くらい読んでいて、読みかけになっていた本です^^;
ようやく読めました。
様々な世界の謎を、小さなバーで議論大会が開かれる。
この作品、シリーズの続編なんですね。
「邪馬台国はどこですか?」が最初なんですね。
そちらも読んでみようと思います。
静香さんはものすっごいキツイ女性なんですが^^;
酷い罵倒にも負けずに宮田は世界の不思議を持論で対決します。
「アトランティス」とか「始皇帝」とか、社会で勉強して、謎に包まれているテーマだから惹かれるよね〜。
それで結構分かりやすいから尚更読みやすかった。
宮田の持論が正しいのかは分からないけど、凄く納得できた。
鯨さん面白いな〜
どんどん・・・(出来たら)読んでいきたいですね。

〈東京創元社 2005.2〉H19.5.27読了

パラドックス学園 開かれた密室 鯨統一郎4

パラドックス学園 開かれた密室

本当におもしろい本ほど 壁に叩きつけたくなります
パラドックス学園パラレル研究会、通称パラパラ研。
所属している部員は、ドイルにルブラン、カーにクリスティー。
新入部員のワンダは、彼らが著名なミステリ作家であることを知っている。
しかし、彼らは大学生で、ミステリ小説など読んだことがないと言う。
ワンダは、パラレルワールドに入り込んでしまったのか!?
一読驚嘆必至、鯨ミステリの極北にして、究極の傑作!

鯨さん初読です!
いや〜何と言いますか。不思議な作品でしたね。
最初は一体どんなストーリーなんだ!?って思いましたけどね。
やられましたよ。そういう結末ですか。
納得できるような・・・出来ないような・・・。
叩きつけたくなるって言うのが、何となく分かりました^^;
私が名前を知っている有名な作家さんはコナンドイルとアガサクリスティーとエラリークイーンかなぁ・・・。
後は知らなかった・・・まずい。
鯨さんの作品はいくつか持っているので、ちょこちょこ読んでいこうと思います〜。

〈光文社 2006.1〉H19.2.14読了
自己紹介
苗坊と申します。
生まれも育ちも生粋の道産子。読書とゲームとマラソンとV6を愛してやまないオーバー30です。47都道府県を旅行して制覇するのが人生の夢。
過去記事にもTB、コメント大歓迎です。よろしくお願いいたします。
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