苗坊の徒然日記

読書とV6をこよなく愛する苗坊が気ままに書いてます。 お気軽にどうぞ。

東川篤哉

ハッピーアワーは終わらない かがやき荘西荻探偵局 東川篤哉4



長身、メガネでミステリオタクのリーダー・小野寺葵、謎の方言を操る元ヤンの占部美緒、黒髪JKコスで自称19歳の関礼菜。そんな西荻窪で暮らす金欠アラサー三人組が、滞納する家賃を返すべく探偵に!? 鮮やかな推理を携え、下世話根性丸出しで難事件に挑む。そうアタシ達、やればデキる女なんです。

シリーズ第2弾ですね。
でも前回の事をあんまり覚えていないのですが^^;何だかシリーズが増えてきて…
でも、滞納家賃の免除を懸けてアラサー三人組が事件に挑むって言うのは何となく覚えてます。
今回も事件は面白かったです。
全裸の男の死体の謎、疑いをかけられた礼菜を救うために挑んだビルとビルの間で起きた殺人事件の謎、長谷川邸で起きた密室殺人、そしてまたしても礼菜が事件に巻き込まれ、頭を負傷した事件について。
三人組だけど、基本的に事件を解決してるのは葵だけなんですよねー。でも、葵は2人がいるから解けているのかな?一人でもできるか。
三人娘はお気楽に生きていて楽しそうですね。こんな風にその日その日を楽しく過ごす感じで生きられたらどんなに良いかなー(と現実逃避気味)

<新潮社 2019.6>2019.7.16読了

さらば愛しき魔法使い 東川篤哉3

さらば愛しき魔法使いさらば愛しき魔法使い
著者:東川 篤哉
文藝春秋(2017-04-13)
販売元:Amazon.co.jp

事件解決に貢献したマリィに「あるもの」をおねだりされ、青くなる小山田刑事。一方、派手に活躍するマリィたちに、オカルト誌「マー」が目をつけた!二人の、そして八王子の未来はどうなる!?魔法使いマリィ、消える―?シリーズ最高潮!ユーモアミステリーシリーズ第3弾。

マリィの魔法と小山田刑事の少しの推理力で^m^事件を次々に解決してきたこのシリーズ。今回も、犯人があらかじめ分かっている状態でトリックを暴いていきます。
と言ってもマリィがその人が犯人かどうか魔法をかけて確認してからトリックを考えるというパターンが多いから何となく後出しじゃんけんのような気がしますけど^^;
それでもまあこういう感じも斬新で面白いですけどね。
でも、最後の唐突な終わり方は何でしょう?何となく腑に落ちないと言いますかモヤモヤが残るラストでした。多分続編があるということなんだと思いますが果たして…

<文芸春秋 2017.4>H30.4.12読了

ライオンは仔猫に夢中 平塚おんな探偵の事件簿3 東川篤哉3

ライオンは仔猫に夢中 ~平塚おんな探偵の事件簿3~ (平塚おんな探偵の事件簿 3)ライオンは仔猫に夢中 ~平塚おんな探偵の事件簿3~ (平塚おんな探偵の事件簿 3)
著者:東川篤哉
祥伝社(2017-09-12)
販売元:Amazon.co.jp

転落死した社長令嬢の部屋から赤いハイヒールが消えたのはなぜ? 老人の最期を見ていた鸚鵡が狙われる理由は? ライオン探偵・エルザと助手・美伽に難事件と災難が降りかかる。『小説NON』掲載に書き下ろしを加え書籍化。

「失われた靴を求めて」社長令嬢が転落死しているのが見つかり、警察は自殺と判定したが、父親が納得がいかない。死の真相と犯人を捜す2人。ハイヒールが無くなった理由。そういえば昔、友達の親の車に乗せてもらった時に言われたことあったなぁと思い出しました。
「密室から逃げてきた男」一番最悪な形で逃げてきた男。警察は彼を犯人として捜査を始めている。2人は男が見つかる前に犯人を捜す。そ、そんなことできるのか?という密室トリックでしたねぇ^^;それでもちょっと自滅っぽい感じもしたかなぁ。それでもまあ色々丸く収まって良かったですね。
「おしゃべり鸚鵡を追いかけて」オウムを見つけてほしいという依頼を受け、なぜか命を狙われそうになった2人。老人は転落死と言われているが殺人ではないかと疑い始める。こちらはトンデモなのかと思ったらそうではなかったという結末でした。私もだと思うけどミステリーの読み過ぎには気を付けないと^m^
「あの夏の面影」綺麗な女性が彼氏の動向を探ってほしいという。2人は相思相愛だったと思ったら意外な展開に。どんな形であれ自分が幸せだと思うことをしたらいいんじゃないですかね。最後は彼女に対してちょっともったいないなぁと思いましたけど^^;

<祥伝社 2017.9>H30.4.6読了

探偵さえいなければ 東川篤哉4

探偵さえいなければ探偵さえいなければ
著者:東川 篤哉
光文社(2017-06-16)
販売元:Amazon.co.jp

関東随一の犯罪都市と噂される「烏賊の都・烏賊川市」では、連日、奇妙な事件が巻き起こります。時には、私立探偵・鵜飼杜夫が駆けつけられないことも。でも大丈夫。この街では事件もたくさん起こるけど、探偵もたくさんいるのです。ひょっとしたら、探偵がいなければ事件も起こらないのかも…。日本推理作家協会賞にノミネートされた佳編「ゆるキャラはなぜ殺される」など、安定感抜群のユーモアミステリ5編を収録した傑作集!

鵜飼探偵のシリーズ久しぶりでしたねー。相変わらずのゆるい感じが懐かしさすら感じました^m^
「倉持和哉の二つのアリバイ」こちらは鵜飼探偵がアリバイ工作として利用された話。犯人は嘘をつくのが下手ですね。まあ、このシリーズ全体に言えることなんですけど。犯人がちゃんとアリバイ工作のために時間を覚えておいてと言っていたのが細かく覚えすぎてて玉砕とか上手い終わり方でしたねー。
「ゆるキャラはなぜ殺される」この事件は事件よりもゆるキャラの中身の真相の方が印象強くて被害者とかトリック?とかがなんか霞んでいきましたね^^;そのオチが面白かったです。
「博士とロボットの不在証明(アリバイ)」ロボットは何だったんでしょうねー。博士をたきつけるだけたきつけて、最後のオチは予想通りでしたけど、その姿は演技なのか本当だったのか、どちらなんだろう。
「とある密室の始まりと終わり」いやー…気持ち悪かった。真相を想像するだけで気持ち悪かったです。まあ、当の本人が一番気持ち悪かったでしょうけど^^;簡単に言えば自業自得なんですけどねー。
「被害者によく似た男」この話がトリックとして1番面白かったかもです。最後、刑事たちは間違えたままお話が終わるのかなと思ったらまさかのオチが待っていてやられました^^;

<光文社 2017.6>H29.8.11読了

かがやき荘アラサー探偵局 東川篤哉3

かがやき荘アラサー探偵局かがやき荘アラサー探偵局
著者:東川 篤哉
新潮社(2016-10-21)
販売元:Amazon.co.jp

女子力なんてお呼びじゃないわ。家賃は払えないけど犯人は捕まえるわよ! 西荻窪のシェアハウスでお気楽に暮らす女子三人組が、何の因果か探偵稼業に コスプレ系自称19歳の礼菜、茶髪武闘系の美緒、残念なメガネ美人の葵。こじらせ女子って一体誰のこと? 今宵も発泡酒片手に、その場しのぎのドタバタ迷推理で、ウチらに解けない謎はない! イケてない日常を笑い飛ばす、痛快新シリーズ!

またぶっ飛んだ主人公たちが登場しましたねー。でも例によって例のごとくあんまり魅力を感じな…げほごほ。
事件に関してはまあなるほどと思うものもあったかなぁ。深夜に洗濯機が回る謎とかおじいさんが毎週金曜日の夜に出かける理由とかなるほどと思いましたけれども。
最初に登場した法界院家とほぼ赤の他人の成瀬もちゃらんぽらんだし本当に言葉の掛け合いがコントですよねー。まあそれが面白かったりウケたりするんですけども。
最後の葵の危機にみんなが助けるところは良かったけど。
このシリーズも続くのかなぁ。何だかシリーズが増えてきましたね^^;

<新潮社 2016.10>H28.12.11読了

ライオンの歌が聞こえる〜平塚おんな探偵の事件簿2〜 東川篤哉4

ライオンの歌が聞こえる 平塚おんな探偵の事件簿2 (平塚おんな探偵の事件簿 2)ライオンの歌が聞こえる 平塚おんな探偵の事件簿2 (平塚おんな探偵の事件簿 2)
著者:東川 篤哉
祥伝社(2015-06-24)
販売元:Amazon.co.jp

湘南の片隅に、見た目も実力も癸韻量消議紊いる――
舞い込むのは風変わりな依頼ばかり。
地域密着型の「生野エルザ探偵事務所」、本日も来る者拒まず営業中!
東川篤哉のミステリー最新作!

前作で1って書かれていたから2が出るだろうなと思ったらやはり出ましたね^m^
エルザの口調がどうも慣れないのですが、今回は前回よりも楽しく読めたような気がします。相変わらず土地勘は全然ないんですけども…神奈川は横浜と鎌倉にしか行った事がなく。。。
第一話『亀とライオン』
亀のミツキちゃんを探すという依頼内容から殺人事件へ発展していくのにはびっくり。
そして靴と靴下がなくなるという謎…私は全然ピンときませんでしたが、やっぱり探偵業をやっているだけありますね。推理に関してはなるほどと思いました。
決め手となったことは、私はそこまで太ったことがないので分からないんですけど、出も妊婦さんは自分でやるの大変だって聞いたことがあったような・・・
第二話『轢き逃げは珈琲の香り』
事件の真相に関してですけど、キーとなったコーヒーですがそうしてしまうのは分かるけどそんなに固定されているもんなんでしょうか…いや、全くやったことがないのでわかりませんけども…にしても真犯人は卑劣でしたねー。
第三話『首吊り死体と南京錠の謎』
湘南平にかつての恋人とつけた南京錠を外してほしいと依頼を受け、その後依頼人が亡くなっているのが分かった2人。その事件の真相は、何だか物悲しかったですねー。
何となく被害者の方が悪いような…えげつないというかなんというか…。
第四話『消えたフィアットを捜して』
出た!!トンデモ!!トンデモな真相!←
真相部分を読んでいて思わずはぁ?って思ってしまってすみません^^;
そ、その真相は暗かったからで解決するものなんでしょうか…
東川さんだからねぇとしか言えないような…
ただ2つの車の事故の結びつきは面白かったです。そう来るか!と思いました。

<祥伝社 2015.6>H27.8.25読了

探偵少女アリサの事件簿 溝ノ口より愛をこめて 東川篤哉4

探偵少女アリサの事件簿 溝ノ口より愛をこめて探偵少女アリサの事件簿 溝ノ口より愛をこめて
著者:東川 篤哉
幻冬舎(2014-11-26)
販売元:Amazon.co.jp

誤発注した大量のオイルサーディンとともに、勤め先のスーパーをクビになり、地元で『なんでも屋タチバナ』を始めた、俺、橘良太。三十一歳、独身、趣味はナシ、特技は寝ること。すこぶる平凡な俺が、なんと殺人鬼の濡れ衣を着せられてしまう!そんな折、俺の前にわずか十歳にして自らを探偵と信じる無垢で無謀な美少女・綾羅木有紗が現れた―。殺人鬼の疑いを晴らすため、俺はしぶしぶ有紗と事件を調べはじめるが…。溝ノ口で事件のあるところに、天才美少女探偵あり!爆笑必至のユーモア・ミステリー。

また強烈なキャラクターが登場しましたね。
今度はロリータな格好をする10歳の少女有紗。
まあこんなキャラクターだろうなとは思いましたけど^^;
橘君のキャラクターは嫌いじゃないですけどね。
事件のトリックはなるほどと思うのあり、ぶっとんでるのあり。
最後の野球のくだりは凄かったですねー^^;
でもまあトンデモミステリは東川作品の醍醐味なので^^楽しく読みました。

〈幻冬舎 2014.11〉H26.12.26読了

純喫茶「一服堂」の四季 東川篤哉4

純喫茶「一服堂」の四季純喫茶「一服堂」の四季
著者:東川 篤哉
講談社(2014-10-09)
販売元:Amazon.co.jp

古都・鎌倉でひっそりと営業する古民家風喫茶「一服堂」。エプロンドレス姿の美人店主は、恥ずかしがり屋で人見知り。しかし、事件となるとガラリと人が変わってしまう。動機には一切興味がない安楽椅子型の名探偵が「春」「夏」「秋」「冬」の4つの事件を鮮やかに解く、連作シリーズ!

…え〜と…こ、これ大丈夫?ですか?
と、本を受け取った瞬間に思いましたけど…この風貌、文庫本で見たことありますよ…違う著者さんで…。って一読者が心配してもしょうがないですけど。
四季ごとに起きた事件を解決していく安楽椅子(あんらくよりこ)さんがメインなんですけど…私憑依←した後のよりこさんあんまり好きじゃないなぁ^^;(元も子もない)
東川さんの某ベストセラーシリーズ(なぜ隠す)の執事さんより毒舌というか言い方がきついというか…うーん。まあこういうノリが東川さんだから良いんですけどね^^;
事件自体は面白かったです。突飛で奇怪な事件ばかりでしたけどトリック等はさすがだなと思いました。
ただ最後の事件がちょっと…うわーうわー…っていう^^;これ映像化するんならコメディになると思う…
事件も面白かったですが、事件を解決するたびに超人見知りなよりこさんを助けようとする常連さんが増えるっていう構図が結構好きでした。みんなキャラクターも強烈で良かったです。
最後の事件のカラクリにはしてやられました・・・全然気づかなかったなぁ…

〈講談社 2014.10〉H26.11.6読了

魔法使いと刑事たちの夏 東川篤哉4

魔法使いと刑事たちの夏魔法使いと刑事たちの夏
著者:東川 篤哉
文藝春秋(2014-07-31)
販売元:Amazon.co.jp

また殺人事件?犯人が誰か、魔法で教えてあげる!八王子署のエース、小山田刑事の秘密。それは―自宅に魔法使いが棲んでいること。目指せ逮捕!今回の愉快な犯人たち。タレントの密会写真をもみ消そうとする、芸能事務所社長、手抜き工事された恨みを晴らしたい建築士、生活苦にあえぎ、親戚の遺産を狙う推理作家、テナントビルから追い出された、紳士洋品店の店主。禁断のユーモアミステリーシリーズ、第二弾。

く、くだらねぇ〜…失礼。
相変わらずのゆるい感じ、私は嫌いじゃありません^m^
今回はすべて犯人が分かっている状態から推理していく物語でしたね。
くだらないしそれでいいのかと思うところもあるのだけど、ちゃんとトリックについては真面目に考えて魔法に頼らない小山田刑事は良い奴だと思います。ただ、椿姫もとい椿木警部に対する変態っぷりはなんか拍車がかっているような気もしますけど^^;
トリックはなるほどと思うところもあるから良いんですけど、あの建築士のトリックって1日でそんなに変わるもんなんだろうか…自分の家持ったことないんで分からないですけど←
推理作家の事件は奥さんがとても可哀相でした。健気な奥さんのために自分が必死で働けばいいだけの事だったのにね。
まあ、とにもかくにも私は好きなので^m^
このシリーズもまた出たら読みたいなと思います。

〈文芸春秋 2014.7〉H26.9.4読了

探偵部への挑戦状 放課後はミステリーとともに2 東川篤哉4

探偵部への挑戦状 - 放課後はミステリーとともに2探偵部への挑戦状 - 放課後はミステリーとともに2
著者:東川 篤哉
実業之日本社(2013-10-26)
販売元:Amazon.co.jp

■霧ヶ峰涼と渡り廊下の怪人
体育祭を二日後に控えた学園。
陸上部の練習終了後、主将の足立が倒れていた場所は、渡り廊下の中央という奇妙な場所だった。
■霧ヶ峰涼と瓢箪池の怪事件
秋の学園祭。探偵部一同はお好み焼き屋を出店。
その夕刻、モテ男の生徒が謎の女性に襲われ、瓢箪池に転落してしまった。
■霧ヶ峰涼への挑戦
ミス鯉高祭を見に行こうとする涼の前に、大金うるるが現れる。
名前からして霧ヶ峰涼のライバル美少女は、架空密室事件の挑戦状を探偵部にたたきつけた。
■霧ヶ峰涼と十二月のUFO
冬期補習の帰り、クール・ビューティー、池上先生と会った涼は、
二人で恋ヶ窪教会の前を通ったが、その庭で神父さんが……。
■霧ヶ峰涼と映画部の密室
ひょんなことから、映画部の映画に出演することになってしまった涼。
だがその部室から、40インチのテレビが消失した。
■霧ヶ峰涼への二度目の挑戦
またも現れた大金うるる。今度仕掛けた架空事件は“空家の刺殺死体”。
雪の中、第三者の出入りは不可能で、涼に“犯人”の疑いが?
■霧ヶ峰涼とお礼参りの謎
霧ヶ峰涼、二年最後の三月。学園には三年生による先生への
「お礼参り」という習慣(?)があるという。池の畔に立つ体育教師に早速……。
(HPからの引用)

まさかこの作品のシリーズが出るとは思いませんでした…。相変わらずな霧ヶ峰涼ですね。名前を見てやっぱりエアコンが思い浮かびますがまさかライバルとして「うるるとさらら」が登場するとは・・・!遊んでますねー。
霧ヶ峰と、同級生の赤坂と先輩の多摩川、八橋は同じ探偵部なのに会ったことないですねーまいっかーっていう流れがあって、あれ?と思ったけど、そうだそうだ。3人が活躍(?)するシリーズが別にあったんですよね。だいぶ前に読んだから忘れていました。ようやく探偵部が集結したわけですね。
にしても探偵部もあってミステリ研究会もあって、部活動が充実した高校ですね〜。
でもうるるのいるミス研は嫌だなー
事件の真相は面白かったり、ありえねー!っていうのもあったり。
このシリーズはこのままアホな感じを突っ切っていただきたいです^^;
多摩川と八橋は卒業しちゃったから霧ヶ峰と赤坂だけになってしまって、このシリーズは霧ヶ峰しか出てきていなかったから寂しさは感じないけど、でも部員2人は寂しいですよね。
次作は変な新入生が来たりするのかな。楽しみです。

〈実業之日本社 2013.10〉H25.12.18読了

ライオンの棲む街〜平塚おんな探偵の事件簿1〜 東川篤哉3

ライオンの棲む街 ~平塚おんな探偵の事件簿1~ (平塚おんな探偵の事件簿 1)ライオンの棲む街 ~平塚おんな探偵の事件簿1~ (平塚おんな探偵の事件簿 1)
著者:東川篤哉
祥伝社(2013-08-09)
販売元:Amazon.co.jp

「ライオン」こと美しき名探偵・エルザと天然ボケ炸裂の助手・美伽。
もっとも危険な"格差コンビ"が湘南の片隅で難事件に挑む!!
本格×ユーモアミステリーの新シリーズ、スタート!!
27歳の川島美伽は東京でのOL生活に夢破れ、地元・平塚市に帰ってきた。
それを聞きつけた高校時代の友人・生野エルザから「ウチの仕事を手伝え」との誘いがくる。
就職難の昨今、旧友の優しさに感激しながらエルザのもとを尋ねる美伽。しかし、そこには『生野エルザ探偵事務所』という看板が……。
10年ぶりに再会した旧友は、地元の刑事も恐れる“名探偵"に成長していたのだった!!

東川さん新シリーズ…だそうです。
何だかいつにもましていろいろゆるいですねぇ。トリックはなるほどと思うんだけどなー。
表紙がラノベテイストでますますゆるい感じが加速している気が。
ラノベがだめっていうんじゃないんですよ、念のため。
でもかつての同級生同士だし、いいコンビじゃないかな。
それでもこういうゆるい感じのばかりじゃなくて「館島」みたいなミステリもまた書いてほしいなぁと思います。

〈祥伝社 2013.8〉H25.9.30読了

私の嫌いな探偵 東川篤哉4

私の嫌いな探偵私の嫌いな探偵
著者:東川 篤哉
光文社(2013-03-16)
販売元:Amazon.co.jp

うら若き美貌のビルオーナー、二宮朱美。二十代半ばにして、ビルの最上階に住まい、家賃収入で優雅に日々を送っている…はずが、なぜか、気がつけば奇妙なトラブルに振り回されてばかり。それもこれも、階下に入居している「鵜飼杜夫探偵事務所」がいけないのだ!今日もまた、探偵事務所を根底から揺るがす大事件が巻き起こる。
「死に至る全力疾走の謎」朱美が部屋にいると「ふぎゃ」という声と共に衝撃が走る。外へ出てみると男性が一人頭から血を流して倒れていた。聞き込みをすると近くを通った大学生が全速力でその男性がビルに向かって走って激突するのを見たらしい。
「探偵が撮ってしまった画」大学教授の佐々木が自宅で死亡しているのが発見された。他殺のように見えたが雪が降っており、足跡に帰ったものが見つからなかった。
「烏賊神家の一族の殺人」烏賊神家の主が長男の彼女の素性を調べてほしいと依頼してきた翌日、烏賊神神社でバイトをしている巫女が女性の死体を発見する。しかし人を呼び再び現場へ行くと死体は消えていた。
「死者は溜め息を漏らさない」猪鹿村で男性が崖から落ちて死亡した。事故と処理されたが死亡した男性の母親が事故のはずはないと主張し、鵜飼に依頼する。村へ行くと目撃者がおり、その中学生がエクトプラズムを見たという。
「二〇四号室は燃えているか?」彼氏が浮気をしていると思われるので調査してほしいという依頼を受ける。鵜飼と戸村はその彼の家を張りこむことに。そこに依頼した女性とは違う女性がおり、キスをしている現場を目撃する。しかしその後、二〇四号室で火事が起き、男性が死んでいるのが見つかる。

烏賊川市シリーズ第7弾です。もう7弾まで来たんですね。
それでも相変わらずのゆる〜い感じ。私は嫌いじゃないですけどね。
今回は朱美が結構しゃしゃり出てきていましたね^^というか流平の扱いがだんだん雑になっている気がするんだけど。「死にました」って言ってスルーするのどうなんだ^^;可哀相すぎる…
「死者は溜め息を漏らさない」の展開がちょっと意外だったけどそれ以外は結構ベタでしたよね。ゆるい展開でもトリックは結構方法って思うことが多かったですけど、今回はトリックも本格っているよりはベタだった気がします。
1度長編を読んでしまうと短編がより軽く感じてしまうので長編が良いかなー。
流平君が可哀相すぎるので、次回は流平君が頑張るものを書いてください^^

〈光文社 2013.3〉H25.4.29読了

謎解きはディナーのあとで3 東川篤哉4

謎解きはディナーのあとで 3謎解きはディナーのあとで 3
著者:東川 篤哉
小学館(2012-12-12)
販売元:Amazon.co.jp

宝生邸に眠る秘宝が怪盗に狙われる?体中から装飾品を奪われた女性の変死体発見?続々と発生する難事件に、麗子ピンチ…しかしながら「お嬢様は無駄にディナーをお召し上がりになっていらっしゃいます」影山の毒舌と推理は絶好調!そして、ラストシーンでは麗子と影山、風祭の3人の関係にも大きな変化が訪れて―!?大人気ミステリ第3弾。
第一話「犯人に毒を与えないでください」
麗子が37.2度の「高熱」を出しながらも仕事に勤しんでいた。そんな時に事件が。地主の桐山健作が死亡した。死因は青酸カリによる服毒死。第一発見者は被害者の妻・信子。
死体の傍にはペットボトルに入った水とコップが置かれており、被害者は数時間前に服毒、他殺と自殺両方の可能性が考えられた。
第二話「この川で溺れないでください」
前日、お花見の席で酔っぱらいを井の頭池に落とすという醜態を見せた麗子は、気落ちしながら仕事に向かっていた。石黒亮太というチンピラが殺されていた。最近石黒は金回りが良かったらしい。お金を上げていたらしい親戚の神崎家を訪ねる。
第三話「怪盗からの挑戦状でございます」
宝生家に怪盗からの挑戦状が届く。「金の豚」を盗むという。麗子は父親に相談の電話を掛けると、宝生家かかりつけの探偵御木本を呼べという。
第四話「殺人には自転車をご利用ください」
佐々木澄子という金持ちの老婦人が絞殺死体が発見された。彼女の遺体はなぜか子ども用の椅子に座らされていた。
丸山美鈴という家政婦から犯人の心当たりを訊いたところ、澄子の甥の平沢健二が怪しいと言われる。彼は元競輪選手。5キロの道のりをどうやって15分で移動したのか。
第五話「彼女は何を奪われたのでございますか」
映画研究会に所属する女子大生の水野理沙は、喫茶店で先輩の木戸静香と偶然出会う。木戸静香は眼鏡をかけているにもかかわらず、グラスをとり損ねたり、転倒したりと不審な行動をとっていた。
翌日、木戸静香の遺体が発見されるが、靴やベルト、眼鏡や財布や携帯電話などが持ち去られていた。
第六話「さよならはディナーのあとで」
中央線の近くにあり、騒音に悩まされそうな清川邸の主人、清川隆文が木刀で頭を殴られて殺されているのが発見される。
凶器の木刀は隆文のものであり、木刀にはく隆文の指紋がついていた。
風祭は、隆文の妻の芳江の部屋が荒らされているのを発見する。

シリーズ第3弾です。
麗子お嬢様と執事の影山と風祭警部の掛け合いが相変わらずな感じで。
トリックはそれぞれ面白かったです。
怪盗からの挑戦状なんて新しかったですね。かかりつけの探偵がいるなんて本当にお金持ちの発想。でも、御木本は全く使えない感じで終わってちょっと残念でした。
3人の掛け合いが相変わらずでちょっと飽きてきたなぁなんて失礼なことを思ったのですが、最後の展開がビックリ。え、風祭警部?そんなことに。
次回どうなる!?…と思ったらこのシリーズは3冊で完結らしいですね。
最後に麗子が影山に思わず言ってしまった言葉が良かったです。

〈小学館 2012.12〉H25.2.8読了

魔法使いは完全犯罪の夢を見るか? 東川篤哉4

魔法使いは完全犯罪の夢を見るか?魔法使いは完全犯罪の夢を見るか?
著者:東川 篤哉
文藝春秋(2012-09-28)
販売元:Amazon.co.jp
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39歳独身の美人刑事《八王子市警の椿姫》こと椿木綾乃警部と、椿木警部に罵られることを至上の喜びとするその部下、小山田聡介。
八王子市警の名コンビが勇んで出向く事件現場には、いつもなぜか、竹箒を持った謎の三つ編み美少女がいて――。
本格ミステリーのトリックと、抱腹絶倒の掛け合いが最高の化学反応を起こすユーモアミステリー。
毒舌美少女マリィ、結婚願望を捨てきれない椿木警部と、どMな部下小山田刑事と、三者三様の強烈なキャラクターにも注目です。
「魔法使いと逆さまの部屋」監督の南源次郎の妻佐和子が何者かに殺された。事件の真相も気になるが殺人現場となった場所に置かれているものが逆さになっているのも気にかかった。
「魔法使いと失くしたボタン」テレビでダイエットなどの番組で良く出てくる泉田健三の義理の兄槙原浩次が自宅で死んでいるのが見つかった。殺人現場はここだろうと警察は考えるが・・・
「魔法使いと二つの署名」ものまね芸人である松浦宏一は芸能事務所社長の矢川照彦が貸しビル業を営む三原慶子にそそのかされてマンション経営を始めようとしていることを懸念していた。
「魔法使いと代打男のアリバイ」多摩川ホームズの菅原武彦は代打出場をしていた。彼は試合終了後、ある男と待ち合わせをしていた。その男は菅原と同じ雰囲気に見える。

東川さんの新刊です。
相変わらず緩いですね〜^^;それが東川さんの作品の良いところなのですが。
タイトルにもありますように、この作品では魔法使いが登場します。その魔法使いが魔法をかけて事件がすぐに解決・・・というわけではありません^^;
魔法使いであるマリィはいつも家政婦の仕事を探していて、働く先々で殺人事件が起き、仕事を追われます。このマリィと小山田刑事のコンビがなかなか面白いです。東川作品ではおなじみな感じでしょうかね。
東川さんが書かれる警察はどうしてこういう変な・・・もとい個性的なギャグ感満載な感じになっちゃうんでしょうね^^;私は面白くて好きだけど。
マリィは魔法使いらしい活躍ももちろんするのだけど、個人的にはもうちょっと出てきても良かったんじゃないかなぁと思う。せっかく魔法使いという特典?があるんだからもうちょっとその魔法をアピールしてみるとか、存分に使ってみるとか^m^観れたら面白かったかな。

〈文藝春秋 2012.9〉H24.11.7読了

中途半端な密室 東川篤哉5

中途半端な密室 (光文社文庫)中途半端な密室 (光文社文庫)
著者:東川 篤哉
光文社(2012-02-14)
販売元:Amazon.co.jp
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「中途半端な密室」テニスコートで、ナイフで刺された男の死体が発見された。コートには内側から鍵が掛かり、周囲には高さ四メートルの金網が。犯人が内側から鍵をかけ、わざわざ金網をよじのぼって逃げた!?そんなバカな!不可解な事件の真相を、名探偵・十川一人が鮮やかに解明する。
「南の島の殺人」七尾幹夫と山根敏の元へ、友人である柏原則夫から手紙が届いた。旅行先の海外で殺人事件があったという。泊まった先の家にて、朝起きると庭に死体があったという。
「竹と死体と」ミキオと敏ちゃんが敏ちゃんのバイト先の古書店で古い新聞記事を見つける。17メートルの丈の頂上におばあさんの死体が発見されたという。なぜそんなところで発見されたのか。
「十年の密室・十分の消失」またしてもノリオから分厚い手紙が届いた。ノリオが道で助けた女性は自分がかつて自分が住んでいた場所へ向かっていた。そこで10年前に父親が自殺したらしい。しかし、その女性は自殺とは思っていなかった。
「有田記念の冒険」「鶴屋」というカツ丼屋の店主が何者かにフライパンで殴られた。容疑者に一人の名前が浮上したが彼には鉄壁のアリバイがあった。

東川さんの初期の作品なんですね。最初からこういうまーったりした雰囲気だったんですね^^;殺人事件が起きてるのに何だかそういう緊張感がないというか…。でも私は嫌いじゃないです。というか、好きです。
最初の表題作は小説家と探偵という組み合わせですが、それ以降はミキオと敏ちゃんのシリーズでした。どちらも良い感じでゆるくて良いです^^
でも、トリックは多少ありえないと思っていても、それでもよくこういうトリックが思い浮かぶなぁと脱帽です。
特に好きだったのは「南の島の殺人」かな。いろいろ騙されました^^;
あとがきの(同級生)の光原さんの言葉も正直な感じで面白かったです^m^

<光文社 2012.2>H24.3.30読了

謎解きはディナーのあとで2 東川篤哉4

謎解きはディナーのあとで 2謎解きはディナーのあとで 2
著者:東川 篤哉
小学館(2011-11-10)
販売元:Amazon.co.jp
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「アリバイをご所望でございますか」
菅野由美が立川駅南口にある権藤ビルで殺されていた。彼女には8年付き合っていた男性江崎建夫がいたが、社長令嬢と結婚が出来そうという事で彼女に別れを切り出していた。彼が怪しいということで、捜査に乗り出すが、彼には完璧なアリバイがあった。
「殺しの際は帽子をお忘れなく」
宝生麗子は行きつけの帽子店にやってきた。そこの店員に事件についての意見を聴くためだ。古びた建物の中で若い女性が殺されていた。携帯やパソコンがなくなっていたが、更になぜか彼女が持っていた帽子が根こそぎなくなっていた。
「殺意のパーティにようこそ」
麗子は友人の父親の誕生パーティに呼ばれていた。大学生時代の友人と久しぶりに会い、会話を楽しんでいたが、屋上から悲鳴が聞こえる。
「聖なる夜に密室はいかが」
クリスマスに影山は用事があるらしい。そのことに腹を立てバスに乗って通勤すると場所を間違えていた。その場で女性が助けを求めていた。友人が自宅で亡くなっているのだという。しかし、雪が降った後にもかかわらず足跡がなかった。犯人はどうやって逃げたのか。
「髪は殺人犯の命でございます」
ある屋敷で女性が刺殺されていた。その女性の死体で1番不審な点は、長かった髪の毛がバッサリ切り取られていたことだった。何のために犯人は髪を切ったのか。
「完全な密室などございません」
有名な画家がアトリエで殺されていた。アトリエは完全な密室。関係者にもアリバイがあり、隠し扉も見当たらない。事故死ではないかとも考えられていたが影山が反論する。

謎解きはディナーのあとで第2弾です。
私はドラマは見ていなかったのだけど、やっぱり執事の影山はとりあえず30歳を超えてる気がするんだけど…って言ってもしょうがないですね。
本当にそのまま続編という感じで2人の関係性はまぁーったく変わっていなかったですね^^;
言葉の掛け合いとか、影山がお嬢様に言う大失言だってお互いに懲りないなぁと思うし…。それがダメってんじゃないんですけど。
ミステリ要素は流石だなと思いますけど、それ以外のゆる〜いのも相変わらずで^^;
でも、最後の風祭警部の行動は「おっ」と思いました。
まあ、進展はしないでしょうけど。
これからも続いていくのでしょうか。楽しみです。

<小学館 2011.11>H24.2.8読了

はやく名探偵になりたい 東川篤哉4

はやく名探偵になりたいはやく名探偵になりたい
著者:東川 篤哉
光文社(2011-09-17)
販売元:Amazon.co.jp
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『藤枝邸の完全なる密室』
藤枝修作は伯父の藤枝喜一郎を殺すために屋敷へやってきた。完璧な密室殺人を作り上げ、退散しようとしたところ、屋敷内に不審な男性が入り込んでいた。
『時速四十キロの密室』
鵜飼と戸村は依頼主である小山田幸助の元へ向かうために海へ来た。妻が浮気をしており、相手を調べてほしいという依頼だった。しかし、展開は思わぬ方向へ。妻の浮気相手が何者かによって不審な死を遂げたのだ。
『七つのビールケースの問題』
鵜飼と戸村は依頼主の老人の元へ向かった。しかし、老人はいない。諦めて近くの商店でビールを購入した。そこの商店の娘がビールケース7箱がなくなったので探してほしいという。
『雀の森の異常な夜』
戸村は大学時代の友人の圭介の家へやってきた。その家は西園寺家といって名家である。圭介の姪にあたる絵里に誘われ夜道を散歩していた。すると、西園寺家の当主庄三が誰かに車椅子を押されて散歩している姿を見かける。
『宝石泥棒と母の悲しみ』
屋敷で何者かによって宝石が盗まれた。内部の犯行の可能性が高いため、仕方なくかつての教え子の鵜飼に犯人を捜してもらうことに。

東川さんの最新刊です。烏賊川市シリーズ第6弾!
本屋大賞を受賞されて、その作品もドラマ化されて(見ていませんが)すっかり予約がたくさん入るようになっちゃって、大変な作家さんになりましたね。
でも、結構あっさり読み終わるんですよね^^;とくに烏賊川市シリーズは。
早く読み終えてもしっかり面白いんですけどね〜
ということで今回も楽しみにしていたのですがまさかの短編集。さらに砂川刑事が登場しないので、コンビ同士の対決がなかったのがちょっと残念でした。
どの作品もいろいろありえね〜と思いつつも、いつものようなギャグテイストで面白かったです。
トリックとして面白かったのは「雀の森の異常な夜」ですかね。なるほど!と読んでいて面白かったです。
そして意外な感じだったのが最後の作品。宝石のありかはなんとなく想像できたのですが、いろいろの諸々が(言ったらネタバレになるため^^;)騙されました。目線も新しい感じで面白かったです。
そして相変わらずの鵜飼、戸村コンビ。ちゃんとしてる部分は1割弱であとは真面目なのか不真面目なのかただのアホなのかなんなのか・・・
2人を見ていたら(読んでいたら?)小さな悩みは吹っ飛びますね^^;
東川作品を全部読んで思ったのは、烏賊川市シリーズが1番くだけててくだらなくて面白いってことです。
なので、今回は多分シリーズが出るのは久しぶりだったと思うのですが、ずっと続いていってほしいなと思います。
こっちのシリーズは映像化しませんように・・・(ぼそ)

ここに死体を捨てないでください! 東川篤哉4

ここに死体を捨てないでください!ここに死体を捨てないでください!
著者:東川 篤哉
光文社(2009-08-20)
販売元:Amazon.co.jp
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「死んじゃった…あたしが殺したの」有坂香織は、妹の部屋で見知らぬ女性の死体に遭遇する。動揺のあまり逃亡してしまった妹から連絡があったのだ。彼女のかわりに、事件を隠蔽しようとする香織だが、死体があってはどうにもならない。どこかに捨てなきゃ。誰にも知られないようにこっそりと。そのためには協力してくれる人と、死体を隠す入れ物がいる。考えあぐねて、窓から外を眺めた香織は、うってつけの人物をみつけたのであった…。会ったばかりの男女が、奇妙なドライブに出かけた。…クルマに死体を積み込んで。烏賊川市周辺で、ふたたび起こる珍奇な事件!探偵は事件を解決できるのか?それとも、邪魔をするのか?驚天動地のカタルシス。

これで今のところの東川さんの作品は全部読んだかな。いやはや、あっという間でした。どの作品も面白いです。すっかり東川さんにはまりました。もう謝らなくていいかな^^;
3ヶ月弱?で一気に全作読みましたよ〜。いや〜楽しい時間でした。
今回は烏賊川市シリーズ第5弾です。5まできたか。そして今回のキーマンらしい香織は今までの人たちに増してキャラクターが強烈ですね〜^^;っていうかただのおバ○?あ、失礼。一生懸命だと思うんですけどなんだかずれてるというか・・・。最初から最後まで突っ込みどころが満載なんだもの!
死体を隠したはずなのに車ごと消えた謎。これは当事者は怖いですよね。
今回は志木刑事と戸村君という新人コンビ?が災難でしたね〜。
結局志木刑事は怪我したのか?無事だったのか?どうなんでしょう。戸村も無駄に溺れさせられたりして^^;可哀想に。
今回は探偵組と警察組で多勢に無勢な気がしました。砂川警部も頑張っていたと思うんですけどね〜(上から目線)
最後のあの出来事は偶然だったのでしょうか。必然だったのでしょうか。
生きた状態でちゃんと登場していない山田慶子の強い強い想いだったのでしょうか。
今となってはわかりませんが。
香織と鉄男の最後がちょっと切なかったです。
砂川警部も見逃してくれればいいのに・・・ってそんなわけにはいかないか。
っていうか、私が読んでいた単行本の画像がない・・・。

〈光文社 2009.8〉H23.6.25読了

もう誘拐なんてしない 東川篤哉4

もう誘拐なんてしないもう誘拐なんてしない
著者:東川 篤哉
文藝春秋(2008-01)
販売元:Amazon.co.jp
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俺が、おまえを誘拐してやろうか?ひょんなことからヤクザの組長の娘を誘拐する羽目になった翔太郎。関門海峡を挟んで、脱力感あふれる青春が、小気味よい九州弁が、驚愕のミステリーが炸裂する。とびきりキュート、空前の身代金トリック。

今回はノンシリーズを読みました。日頃会っている人たちが登場しないからか気持ち的にはテンション低めで読み始めたのですが^^;
やはりそこは東川作品。ギャグっぽい感じがまた良くってあっという間に読んでしまいました。狂言誘拐が成功するのかと始めはちょっとドキドキしていたのですが、狂言誘拐はわりとあっさり落ち着いて^^;その後の事件に度肝を抜かれました。まさかあんな展開になろうとは。
始めはミステリ要素がなかったのでそういう作品だと思ってたんです。それでも中盤からミステリっぽくなってきていつもの東川さんの作品のような感じになってきてトリックとかが登場して。やっぱり東川作品はこうでなくてはいけません。
ただ単に楽してお金を得ようとしてたこ焼き屋を一時的に始めたところから全てが始まった翔太郎にとっては本当に現実世界とは思えない数日間だっただろうなと思います。
でも、巻き込まれたとは言え何とかしてやりたいと思い「お前を誘拐してやろうか?」なんて言えませんよ。4回も誘いを断れたけどめげるな翔太郎^m^
最後の死闘?も相手がヤクザなのに良く頑張りましたよね。余計なものが引っ付いていましたけど^m^それでもとってもかっこよかったと私は思います。
翔太郎の先輩である甲本もいい味出していましたね。方言もさることながら何かやらかすか何かするだろうとは思っていましたが、まさに事件のキーマンだったと思います。
皐月おねえちゃんもかっこよかったです。キャラ的には1番好きだったかも。
「お嬢」なんて呼ばれているから、もう頭の中には某マンガの某組長の孫で先生でもある女性が思い浮かびましたけども。
冷静沈着で頭もいい。お父さんなんかよりもよっぽど組をまとめるのに向いていると思います。
とっても面白かったのだけど、ラストがあっさりしすぎてるかなと思いました。
翔太郎と絵里香の事もそうだし、組のことだってそうだし、絵里香の妹の詩緒里の事とか全部なかったのでもうちょっとその後を書いても良かったんじゃないかなと思いました。
それ以外は良かったですよ〜。面白かったです^^

〈文芸春秋 2008.1〉H23.6.11読了

交換殺人には向かない夜 東川篤哉5

交換殺人には向かない夜 (光文社文庫)交換殺人には向かない夜 (光文社文庫)
著者:東川 篤哉
光文社(2010-09-09)
販売元:Amazon.co.jp
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調査を依頼され、使用人を装って山奥の邸に潜入した私立探偵・鵜飼杜夫。ガールフレンドに誘われ、彼女の友人が持つ山荘を訪れた探偵の弟子・戸村流平。寂れた商店街の通りで起こった女性の刺殺事件の捜査をおこなう刑事たち。別々の場所で、全く無関係に夜を過ごしているはずだった彼らの周囲で、交換殺人はいかにして実行されようとしていたのか?飄々と、切れ味鋭い傑作本格推理。

ネタバレあります

烏賊川市シリーズ第4弾です。
十乗寺さくらさんが再び登場。名前は聞いた事があるがはて・・・?と思っていたのですが、第2弾に登場したんですね。
何だか怒涛のように読んでいたから忘れていました^^;
そうだそうだ、戸村に好意を寄せている珍しいお嬢様でしたね。(失礼な)
この作品、烏賊川市シリーズの中で1番好きかもです〜!!
今回は刑事さんたちはまた違う事件を追っていて、鵜飼探偵と朱美さんは依頼者の善通寺咲子の家へ行き夫の春彦の動向を探り、戸村とさくらはさくらのお友達である水樹彩子と彩子の別荘ひまわり荘へ。と、バラバラに行動しているのに、全てが繋がるんですから、凄いですよね。
まず、刑事さんたちの事件については騙されました。てっきり咲子さんが殺されたんだとばかり思っていました。だってグレーのスーツだし。
しばらく読んでいたら泉水刑事のこともすっかり忘れていたし^^;
全然気付かない私。ダメじゃん。
探偵組(勝手に命名)が奥さんに電話していて「繋がらないよ、だって死んじゃってるもの」って思っていたけど、全然見当違いでした^^;
彩子の口調がいきなり変わって驚きました。彩子の本当の口調ってどっちなんでしょう。やっぱり俺様口調の方かなぁ。そうだよね、きっと。
今回は探偵も戸村もそこまでもの凄く活躍はしなかったかなぁ。
全てはあの人の(何て読んで良いかわからない)ひとり舞台だった気がします。
事件の真相はもう一言じゃ言い表せません。何度か読んで「な・・・なるほど」ってようやく納得した感じでした。・・・納得したか?
最後の彩子が颯爽としていてステキでした。粋なことしますね^^
戸村は無事にさくらをドライブへ連れて行くことが出来たのでしょうか。
第5弾も楽しみです。

〈光文社 2005.9
     2010.9〉H23.6.9読了

完全犯罪に猫は何匹必要か? 東川篤哉5

完全犯罪に猫は何匹必要か? (光文社文庫)完全犯罪に猫は何匹必要か? (光文社文庫)
著者:東川 篤哉
光文社(2008-02-07)
販売元:Amazon.co.jp
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回転寿司チェーンを経営する資産家・豪徳寺豊蔵が殺された。犯行現場は自宅のビニールハウス。そこでは、十年前にも迷宮入りの殺人事件が起こっていた…。豊蔵に飼い猫の捜索を依頼されていた探偵・鵜飼杜夫と、過去の事件の捜査にも関わっていた砂川刑事がそれぞれの調査と推理で辿り着いた真相とは!? 10年の時を経て繰り返される消失と出現の謎!! すべての猫は、殺人のための装置だったのか?

烏賊川シリーズ第3弾です。
このタイトルがいいですよね。読み欲(?)をそそられます^^
殺人現場に招き猫だなんて!何だか東川さんらしい奇想天外な感じが醸し出されていますね。
この本は今まで読んだ東川作品の中で1番の長編だったと思います。450ページくらい。
それでも、長さを感じることはなく、あっという間に読んでしまいました。
現場にいつも1番に到着する(運転手が元ヤンだから?)志木刑事と砂川警部の掛け合いは相変わらずで、良いですね^^あのおバカな会話が好きです。
そしていつも首を突っ込む(巻き込まれる?)鵜飼探偵と自称助手の戸村流平と自称経理の二宮朱美が今回は三毛猫探し。でも、ただ三毛猫を探しているだけなのに事件と繋がっちゃうんだから不思議ですよね。
大金を出して三毛猫を探してほしいと言う依頼者や、殺人の動機は読んでいくうちに何となく読めた気がします。
それは多分、作品の中にも登場しましたけど「三毛猫ホームズ」シリーズを読んでいるからなのかなぁと思います。
そこで三毛猫に関する知識を知ったし。っていうか、あの事実は常識なんでしょうか?^^;
砂川刑事っておバカかと思ったら、結構やりますね^^推理ショーが中途半端なのもまた面白く。
今回は鵜飼さんの立場は微妙な感じでしたね。
でも、今回はまとまったお金が手に入ったようで、良かったですよ。
いくらくらいだったんでしょうねぇ・・・家賃は全部払ったんでしょうか。鵜飼さんの性格上、せっかくお金が手に入ったんだから全額ボンッって出さないような気がする^m^

〈光文社 2003.8
  光文社文庫 2008.2〉H23.5.30読了

密室の鍵貸します 東川篤哉5

密室の鍵貸します (カッパ・ノベルス―カッパ・ワン)密室の鍵貸します (カッパ・ノベルス―カッパ・ワン)
著者:東川 篤哉
光文社(2002-04)
販売元:Amazon.co.jp
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オススメ!
しがない貧乏学生・戸村流平にとって、その日は厄日そのものだった。彼を手ひどく振った恋人が、背中を刺され、4階から突き落とされて死亡。その夜、一緒だった先輩も、流平が気づかぬ間に、浴室で刺されて殺されていたのだ!かくして、二つの殺人事件の第一容疑者となった流平の運命やいかに?ユーモア本格ミステリの新鋭が放つ、面白過ぎるデビュー作。

ネタバレしてます

順番を間違えて烏賊川市シリーズの第2弾「密室に向かって撃て!」から読んでしまったのですが、こちらが最初。この作品が、東川さんの長編デビュー作なんですね。
この本の新書版が、まず1ページめくったところから面白いんです。有栖川さんの解説がついているのですが「最近、ミステリを出汁に書かれた面白いのか面白くないのか分からないミステリが多い」といきなり書かれていて笑いました^^;
この作品は面白かったですよ!
まあ、第2弾に結構なネタバレが書かれていたので知っていたこともあったのですが、事件についてはもちろん知らなかったので、戸村が一体どんな状況でピンチに陥ったのかが分かってよかったです。
いや〜本当にピンチだったんですね^^;大ピンチだ。
しかも警察に捕まって無実の罪をかぶったのかと思ったら、本当に紙一重ではありましたけど、警察の目を潜り抜けて捜査をしていたんですね。
第2弾が、鵜飼探偵が大活躍だったので今回もそうなのかなぁと思ったらまさかの砂川警部が事件の真相を話し始めたから驚きました。確かに2冊目での探偵の評価って低かったような・・・。
砂川警部が戸村の言葉を聞いて真相に気付いてくれなかったら、戸村が犯人になってましたよ。よかったね、ちゃんと耳を傾けてくれて。
トリックには驚きました。あんな緻密な計画が動いていたとは。
同じ「殺戮の館」なのに、面白くないものと面白いものがあるなんていう考えが全く思い浮かびませんでしたよ〜。東川さん凄い。
そして事件の動機がまさか戸村の代わりに殺人を行ったとは・・・ビックリだ。
これは戸村の酒癖が悪いのが元凶では^^;
茂呂先輩、多分ナイフを抜かなかったら助かっていたと思うな。中学の保健の授業で習った事があるんです。もし刺されたら絶対に抜いてはいけないと。そのままの状態だと血があまり出ていないので助かる可能性が高いと。でも、抜いてしまうとその衝撃で血が大量に出るので、そこで出血多量で死んでしまう可能性が高くなってしまうそうです。
だから、もし刺されたらナイフはそのままで病院へ行くんだぞというよく分からないアドバイスを貰った事があります^m^いつ活用できるんだ、そのネタは。
自分には全く利益のないことをして完全犯罪を試みたのにあんな結果になってしまって、何だか先輩がもの凄くかわいそうに感じてしまった。

〈光文社 2002.4〉H23.5.26読了

殺意は必ず三度ある 東川篤哉5

殺意は必ず三度ある (ジョイ・ノベルス)殺意は必ず三度ある (ジョイ・ノベルス)
著者:東川 篤哉
実業之日本社(2006-05-16)
販売元:Amazon.co.jp
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のんきを絵に描いたような鯉ヶ窪学園。敗退を続ける野球部グラウンドからベースが盗まれてしまう。オレ(=赤坂通)が唯一の下級生として在籍する探偵部員の総力を結集しても謎は解けない。後日、野球部とライバル校との練習試合終盤に事件は起きた。白昼堂々、球場で発見された野球部監督の死体に騒然となる両校関係者と捜査陣。動機は不明、球場ではアリバイ実験も行われるなど混迷をきわめる事件に、オレたち探偵部三人が事件に首を突っ込んだ。しょうもない推理合戦の先に待つものは…。

怒涛のように予約して、今怒涛のように来ている東川作品^^;
鯉ヶ窪学園シリーズ第2弾です。この2冊とスピンオフの「放課後はミステリーとともに」でこのシリーズは今のところ終わりなんでしょうか。
今回も探偵部の3人ははじけていますねぇ。殺人事件が起きているのにこのギャグっぽさがいいです。ミステリ小説をギャグ化でいるのって凄いよなぁと、今更ながら思っています^^;
今回も面白かったです!
鯉ヶ窪学園野球部のベースが全て盗まれ、こんな暇な奴しかしなそうな悪戯をするのは探偵部の3人に決まってると勝手に犯人扱いされ、事の重大さが微妙なため有耶無耶になっていた小さな事件が、まさかあんな大きな殺人事件へと変わるとは思いませんでした。
ギャグ感覚はあるけど、ミステリ部分は本当に本格派。
犯人なんて全然分かりませんでした。あの中にいるだろうなくらいしか分からなかったし。
野球の専門用語もチンプンカンプン。あんな言葉があったんですね。確かに野球用語って物騒な漢字を使った言葉って多いかも・・・。
球場全体を使ったトリックには脱帽でした。あんなトリック絶対に気付かないですよ。本当に凄いです。
でも、そもそもの事件の発端が切なかったかなぁ。
若き日に起こしてしまった小さな事件。それが30年も尾を引くことになるなんて。
それが互いが思っている重みが違えば尚更。
そう思わずにはいられませんでした。
このシリーズも面白かったので、また出してほしいです^^
さ、まだまだ手元に東川さんの作品があるので、読むぞ〜!

〈実業之日本社 2006.5〉H23.5.24読了

館島 東川篤哉5

館島 (ミステリ・フロンティア)館島 (ミステリ・フロンティア)
著者:東川 篤哉
東京創元社(2005-05-30)
販売元:Amazon.co.jp
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巨大や螺旋階段の下に倒れていた当主の死因は、転落死ではなく墜落死だった!?天才建築家・十文字和臣の突然の死から半年が過ぎ、未亡人の意向により死の舞台となった異形の別荘にふたたび事件関係者が集められたとき、新たに連続殺人が勃発する。嵐が警察の到着を阻むなか、館に滞在していた女探偵と若手刑事は敢然と謎に立ち向かう!瀬戸内の孤島に屹立する、銀色の館で起きた殺人劇をコミカルな筆致(!)で描いた意欲作。『密室の鍵貸します』でデビューした気鋭が放つ、大トリックと謎解きの面白さを楽しめる本格ミステリ。

少しネタバレあります。

またまた東川さん。今年は東川さんの本をたくさん読む年になりそうです^^
今回はシリーズものではなくて単発。
瀬戸内海の島、横島に建設された建物で起きる事件についてが書かれています。
もう冒頭の事件の設定から真相が気になるんですよね。
転落死ではなく、墜落死。墜落するような場所のないところで被害者は何故墜落したのか。うぅ〜ん。気になりますねぇ!
そこでもやはり刑事が登場。今回は相馬隆行刑事という若い刑事でした。
そして小早川沙樹という私立探偵。東川さんの本は探偵もよく登場するんですね。
シリーズもののように、ストーリーはそこまでぶっ飛んではいないのですが、登場人物がたまに見せる変なテンションの高さとか変わった動作とか^m^そこは東川さんらしいなと思いました。特に小早川のキャラが良いですね^^キレたところはちょっと霧ヶ峰涼を思い出しました。
はじめ、舞台設定が何故1980年代なんだろうと思っていました。
瀬戸大橋は私が物心ついたときにはあった記憶がありますが、そんなに歴史的なものだったんですね。そしてその瀬戸大橋着工が大きな鍵となっている。そこで大きく納得しました。
事件の真相はまぁ〜ったく想像できませんでした。完全な密室殺人だと思っていたのに・・・何と!
でも、確かに展望台なのにそこから見る景色が悪いという文脈があったときは、怪しいなとは思ったのですが。まさか館自体にあんなカラクリがあるとは!ビックリです。まさかあの場所があんなふうになるなんて!・・・ごにょごにょ。
ストーリーも事件のトリックも満足でした^^
そして、いい感じなんだか違うんだかだった相馬刑事と小早川探偵の雰囲気が最後可愛かったです。
小早川が相馬刑事の呼び方に悩んでいるところが微笑ましくていいラストだなと思いました。

〈東京創元社 2005.5〉H23.5.12読了

密室に向かって撃て! 東川篤哉4

密室に向かって撃て! (光文社文庫)密室に向かって撃て! (光文社文庫)
著者:東川 篤哉
光文社(2007-06)
販売元:Amazon.co.jp
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烏賊川市警の失態で持ち逃げされた拳銃が、次々と事件を引き起こす。ホームレス射殺事件、そして名門・十乗寺家の屋敷では、娘・さくらの花婿候補の一人が銃弾に倒れたのだ。花婿候補三人の調査を行っていた“名探偵”鵜飼は、弟子の流平とともに、密室殺人の謎に挑む。ふんだんのギャグに織り込まれた周到な伏線。「お笑い本格ミステリー」の最高峰。

図書館にある東川作品をひたすら予約して、回ってきたものから読んでいるのですがこの作品は続編だったんですね・・・。巻末にシリーズ名が載っていて失敗したと思いました。ストーリーの中にバンバン前作の事が登場しているし。ネタバレはありませんでしたが。まあ、しょうがないですね。
今回読んだ本は烏賊川市という場所が舞台。東川さんの作品はいつも特徴的な警察のコンビが登場しますよね^^それが面白いです。
全体的には本当にコメディタッチ。志木刑事と砂川警部が誤って拳銃を流出してしまったシーンも完璧なコメディだったし、鵜飼と流平のコンビは茶番?^m^子供の喧嘩みたいだし。ああいう軽いノリが東川さんの特徴なんでしょうね。登場人物も個性的で面白かったです。新大家の二宮朱美とかお嬢様の十乗寺さくらとか。
トリックは例によって例のごとく全く気付きませんでした。
突飛といえば突飛なのですけど、それでも納得できましたし。やっぱりトリックとかミステリ要素はコメディではなくて本格なんですよね。
面白かったです^^このシリーズはまず前作の「密室の鍵貸します」を読んで、次へ行きたいと思います^^

〈光文社 2002.10
 光文社 2007.6〉 H23.5.4読了

学ばない探偵たちの学園 東川篤哉5

学ばない探偵たちの学園 (光文社文庫)学ばない探偵たちの学園 (光文社文庫)
著者:東川 篤哉
光文社(2009-05-12)
販売元:Amazon.co.jp
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私立鯉ケ窪学園に転校した赤坂通は、文芸部に入るつもりが、何故か探偵部に入部してしまう。部長の多摩川と部員・八橋とともに部活動に励むなか、学園で密室殺人事件が発生!被害者は、アイドルを盗撮しようとしたカメラマン。妙な名前の刑事コンビや、個性派揃いの教師たちが事件をかき回すなか、芸能クラスのアイドルも失踪!学園が誇る探偵部の推理は。

鯉ヶ窪学園シリーズを読みました〜^^
今回は赤坂君という不運な少年が主人公。手芸部に入るつもりが唆されて探偵部に入部。でも、小説は読むようですし、あっているような気がしました。
そういえば副部長は登場しませんでしたね。登場しませんでしたが、実は霧ヶ峰さんが副部長だったりして^m^
放送部の人が探偵部だったり、密偵が多そうですね^^;一体何人探偵部がいるんだろう。事件以上にそっちの方が気になったりして。
事件も勿論面白かったです。保健室で殺されていた男性。そこから始まる推理と新たなる事件。
私も多少考えましたけど、まぁーったく想像できませんでした。
保健室の男性の事件はそんなことが出来るのか!?と思いましたが、まあこういう事件ならありなのかなとも思いました。
他の事件のトリックも動機もなるほどと思いましたし。
ミステリとしても面白かったです。
顧問の石崎先生は謎な人物ですね・・・。
っていうか、あれ?「放課後はミステリーとともに」では霧ヶ峰さんが石崎先生に顧問を頼もうとしていなかったっけ?
時系列が刊行順ではないんですかね。おもしろーい。
多摩川、八橋、赤坂のトリオもなかなかぶっ飛んでいて良かったです^^

〈実業之日本社 2004.1
     光文社 2009.5〉H23.4.25読了

放課後はミステリーとともに 東川篤哉5

放課後はミステリーとともに放課後はミステリーとともに
著者:東川 篤哉
実業之日本社(2011-02-18)
販売元:Amazon.co.jp
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私立鯉ケ窪学園高等部副部長・霧ケ峰涼の周辺にはなぜか事件が多発する。校舎から消えた泥棒、クラスメ-トと毒入り珈琲一族との関わり、校外学習のUFO騒動―はたして解決できるのか…。
「霧ヶ峰涼の屈辱」霧ケ峰涼は生物の石崎先生に探偵部の顧問になってもらうためにお願いしにE館へやってきた。そのとき、涼は泥棒らしき人物に体当たりされる。犯人を追いかけるが、見失ってしまった。そこには3人の男性がいた。
「霧ヶ峰涼の逆襲」涼は帰り道に怪しげな男性を見つけた。その男性は芸能カメラマンで、俳優の安藤カケルを張っているらしい。しかし、その家には相手だといわれる舞台女優しかいなかったようだ。安藤カケルは本当に家の中にいたのだろうか。
「霧ヶ峰涼と見えない海」涼の親友奈緒ちゃんから頼まれごとをしていた。奈緒ちゃんが下宿している門倉家の主、新之助氏の命を何者かが狙っているのだと言う。そして実際、命を狙われた。
「霧ヶ峰涼とエックスの悲劇」涼は観測会に参加していた。地学の担任である池上先生はUFOを見つけたと意気込み、後を追う。その先で見つけたものは、畑の真ん中で治れている女性だった。しかも、池上先生の友人だと言う。
「霧ヶ峰涼の放課後」涼と奈緒は倉庫で不良の荒木田を見つける。生活指導の先生もそれを見つけ、煙草を探し始めた。しかし、見つからない。放課後、荒木田が涼を誘い、礼だと言って好きなものを頼めと言う。涼は荒木田に奢られる理由は分からなかった。
「霧ヶ峰涼の屋上密室」涼は野球部との勝負の帰り、教育実習生の野田栄子を見つけた。会話をしていると、栄子先生が上を見上げた。その後、上から女子生徒が落ちてきた。栄子先生は下敷きとなり、涼は事件に巻き込まれる。
「霧ヶ峰涼の絶叫」足立駿介は砂場で何者かに殴られ倒れていた。足立は自分が部長になったことで陸上部を辞めた大平と小仏が怪しいとにらむ。涼は勝手にワトソン訳となり、足立のペースにのまれる。
「霧ヶ峰涼の二度目の屈辱」友人の森野美沙に絵のモデルになってくれると頼まれる。しぶしぶ美術室へ向かうと、荒木田が石像の下敷きになっていた。まだ犯人は近くにいると思い後を追うが外へ出た形跡がない。またE館で事件が起きた。

ちょっとネタバレあります

以前読んだ「謎解きはディナーのあとで」が面白かったので、今回も読みました。
この本の帯に「謎解きはディナーのあとで」で東川さんの作品の魅力に気付いた皆さん、気付くの遅すぎ!っていう文章がありました。私もその1人だったので「あ、すみません」と一応謝っておきました。
この本は単体だと思っていたのですが、シリーズの第3弾なんですね。
そこすらちゃんと分かっていません、また怒られそうですね^^;
東川作品を最近いっぱい予約をしたので、待っていてください^m^
今回もとっても面白かったです。
何よりも霧ヶ峰涼という存在が本当に面白い。「エアコン」と言われると先輩だろうが刑事だろうがつかみ掛かるって言うのが面白いです^^
雰囲気はハルチカシリーズのチカちゃんなのですが。それよりももっとぶっ飛んでいました^^;
こんな個性的な生徒がいてちょいちょい事件があって。何だか高校生活がとっても楽しそうです。読んでいて羨ましくなっちゃいました。
また霧ヶ峰涼という存在がぶっ飛んでいて個性的なのですが、事件についてはちゃんとミステリでした。
どの事件もなるほどと思いましたし、真相がまた考え付かないようなものばかりでした。
個人的には「霧ヶ峰涼の逆襲」と「霧ヶ峰涼の屋上密室」が好みでした。どれも面白かったですが。

〈実業之日本社 2011.2〉H23.4.7読了

謎解きはディナーのあとで 東川篤哉5

謎解きはディナーのあとで謎解きはディナーのあとで
著者:東川 篤哉
小学館(2010-09-02)
販売元:Amazon.co.jp
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ミステリ界に新たなヒーロー誕生! 主人公は、国立署の新米警部である宝生麗子ですが、彼女と事件の話をするうちに真犯人を特定するのは、なんと日本初!?の安楽椅子探偵、執事の影山です。
彼は、いくつもの企業を擁する世界的に有名な「宝生グループ」、宝生家のお嬢様麗子のお抱え運転手です。本当は、プロの探偵か野球選手になりたかったという影山は、謎を解明しない麗子に時に容赦ない暴言を吐きながら、事件の核心に迫っていきます。
本格ものの謎解きを満喫でき、ユーモアたっぷりのふたりの掛け合いが楽しい連作ミステリです。
「殺人現場では靴をお脱ぎください」
麗子が向かった現場には、自宅で何者かに首を絞められて殺害された女性が横たわっていた。しかし、自宅にもかかわらず部屋の真ん中でブーツを履いたまま横たわっていた。
「殺しのワインはいかがでしょう」
大きな屋敷の主人がワインを飲んで死亡していた。死因は毒。主人は家政婦と再婚しようと考えており、それを家族に反対されていたため自殺したのではないかと思われた。しかし、家政婦は殺人だと言い切る。
「綺麗な薔薇には殺意がございます」
老舗ホテルの経営者藤原家の庭で、居候をしていた女性が死亡していた。その女性は長男雅彦の婚約者で、何故かバラのいばらの上で亡くなっていた。
「花嫁は密室の中でございます」
麗子の大学時代の後輩有里が自宅で結婚式を挙げるため、麗子は有里の家へ向かう。有里はウエディングドレスを身に纏いパーティを楽しんでいたのだが、有里の姿が見えなくなる。しばらくして、有里が自分の部屋で背中を刺されているのが見つかる。
「二股にはお気をつけください」
自宅マンションで野崎と言う男性が全裸で死亡していた。目撃証言があり、片方は150センチくらいの女性と一緒に歩いていたといい、片方は170センチくらいの女性を見たと証言している。
「死者からの伝言をどうぞ」
児玉絹江という消費者金融社長が殺された。部屋の中にあったトロフィーで撲殺されたようだ。前夜の食事の時間、息子の和夫と喧嘩になり「ぶっ殺す」とまで言ったらしい。警察は和夫を疑うが・・・

今話題になっていますよね。ようやく順番が回ってきたので読めました。
面白かったです!そして表紙の中村佑介さんのイラストが本当に素敵^^
大企業の令嬢が刑事という設定と事件を解決するのが執事というのもまた面白かったです。
風祭刑事の中途半端な?御曹司の自慢話は腹が立ちましたね~。いやですね~ああやって自分の力ではないのに自慢話をする人って。麗子のように隠し通している人のほうが気品があると思います。
事件の真相も面白かったですが、なにより麗子と執事の掛け合いが面白いです。
麗子は生粋のお嬢様だと思うのですが、たまに出る江戸っ子っぽい雰囲気がお嬢様らしくなくて好きでした^^多少世間知らずっぽいところもありましたけど、常識人だと思いましたし。
また執事の影山の毒舌っぷりが絶妙です。
事件の真相が解けると「失礼ながら、お嬢様の目は節穴でございますか?」なんて仕えているお嬢様に向かって暴言を吐くのがおかしくて。
またいちいち反応してさらに暴言を吐くお嬢様も素敵です^^
影山の素性は謎ですが、2人はいいコンビになりそう。
続編も出て欲しいです。
そして最後には風祭警部に麗子の素性をしれて、今までの自慢話がいかに自分にとって恥ずかしかったのかを知って卒倒して欲しいです^m^

〈小学館 2010.9〉H23.1.12読了
自己紹介
苗坊と申します。
生まれも育ちも生粋の道産子。読書とゲームとマラソンとV6を愛してやまないオーバー30です。47都道府県を旅行して制覇するのが人生の夢。
過去記事にもTB、コメント大歓迎です。よろしくお願いいたします。
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