苗坊の徒然日記

読書とV6をこよなく愛する苗坊が気ままに書いてます。 お気軽にどうぞ。

歴史・美術関係

晩節の研究 偉人・賢人の「その後」 河合敦5



歴史に名を残す偉業を成し遂げた人物も、ほとんどの場合、本当に活躍したのは、ある一時期に限られる。それどころか、リタイヤ後に意外な「その後」の人生を送った人物が少なくない。「祟り」に慄き死んでいった藤原道長。健康に気を使いすぎて逆に死期を早めた徳川家康。老人になってから計画殺人を実行した徳川光圀。勘違いで殺人を犯して獄死した平賀源内……。有能な成功者である彼らはなぜ"晩節を汚す"ことになったのか。その分岐点には何があったのか。30人の偉人たちの知られざる末路を繙き「人生の本質」を追求する、画期的な書。

学校で習った歴史上の人物たちが活躍した後、老後はどんな人生を歩んでいたのか。30人の人生が書かれています。栄華を物にした人でも老後や死後は辛いものだったり…色々ありますね、人生は←
特に印象的だった方は人見絹枝さんでした。名前は知っていましたし、日本人の女性選手で初めてメダルを獲得した人というのも知っていましたが、メダル獲得後の人生は辛いですね…。円谷幸吉を思い出しました。
銀メダルだったから次は金メダルを。期待を持つ事は良いと思いますけど、過度はダメです。そして、健闘を称えないとダメです。見ているだけ、応援しているだけの国民は、血のにじむような努力をしている選手の過程も理解しようとしないとダメです。それを改めて思いました。
古代から近代までの歴史上の人物たちの生涯を知ることが出来て良かったです。

<幻冬舎 2019.4>2019.8.12読了

深読みフェルメール 朽木ゆり子 福岡伸一

深読みフェルメール (朝日新書)
朽木ゆり子
朝日新聞出版
2012-07-13


フェルメール作品を全点踏破している両著者が、なぜそこまでフェルメールに惹かれるのか、その魅力と見どころのポイント、お互いの解釈にウンチク、全点踏破の苦労と楽しさなどを語りつくす。さらに、『盗まれたフェルメール』(新潮社)の著作もある朽木氏による、盗まれたままの作品や見つかった作品のストーリー、その後の展開などの解説も。「読めば、フェルメールのことが、すっかりわかった気になる」一冊。

フェルメールの生い立ち、絵画の見解などフェルメールオタクの2人の対談が書かれています。
私がフェルメールを知り、興味を持ったのは大学生の時に観た「真珠の耳飾りの少女」の映画でした。大学図書館に映画のDVDがたくさんあったのでよく観ていたのですが洋画はあまり見てなかったんです。それでも気になって手に取ったのは、やはりあの絵がインパクトがあったからなんでしょうね。映画もとても面白かったです。それをきっかけに色々読み始めたら結構史実とは違うところもあるんだなーとも思いましたが^^;
お二人は絵画の専門家とは異なるので、観点が面白いです。そしてマニアック。
また、絵画についての解説が分かりやすくて面白かったです。
私は全点制覇はきっと出来ないとは思いますが、全作品を堪能できたような気がします。
いつか「合奏」が出てくることを願っています。

<朝日新聞出版 2012.7>2019.5.3読了

人騒がせな名画たち 目からウロコ 木村泰司5

人騒がせな名画たち
木村泰司
マガジンハウス
2018-10-05


名画の謎解き本の決定版!やさしい。面白い。そして解説が深い!
本書は「人騒がせな」西洋の名画のご紹介を通じて、名画を深く楽しむ鑑賞方法を知っていただくものです。
たとえばどんな作品をご紹介しているか、いくつかをご紹介してみましょう。
●画家が受注拒否! 「ぶらんこ」の意味とは!?
●ナポレオンが乗っていたのは白馬でなくラバ!?
●農民を描いたのは成功のための単なる「ジャンル変え」!
●バレエ鑑賞は愛人の品定め会場!
どれも展覧会では決して知ることのできないエピソードを揃えました。
日本では絵画を印象で感じることや、個人の勝手な感想ばかりが主流になりがちですが、西洋絵画を本当の意味で「楽しむ」ためには、絵画の裏に秘められたさまざまな「真実」を知らなければ始まりません。
当時の風俗、社会情勢、人間関係……。つまり「絵画を読む」ための知識です。
本書では、それを丁寧にご紹介してゆきます。
登場する画家はボッティチェリ、ルーベンス、フェルメール、ルノワール、ゴッホなど、ルネサンス以降、近代までの美術史界のV.I.P.ばかり。
そしてご紹介する作品のほとんどは、誰もが知る「超有名作」を選びました。
ほかにどんな作品を掲載しているか、一部をご紹介しましょう。
ヨハネス・フェルメール「牛乳を注ぐ女」
ピーテル・ブリューゲル(父)「農民の踊り」
サンドロ・ボッティチェリ「ヴィーナスの誕生」
ピーテル・パウル・ルーベンス「セネカの死」
フランシスコ・デ・ゴヤ 「裸のマハ」
エドゥアール・マネ「草上の昼食」
エドガー・ドガ「エトワール」
フィンセント・ファン・ゴッホ「花咲くアーモンドの木の枝」
ポール・セザンヌ「温室のセザンヌ夫人」
ディエゴ・ベラスケス「化粧室のヴィーナス」
ポール・ゴーギャン「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」ほか多数。
掲載作品は大半がカラー印刷 (一部サブカット等はモノクロ印刷)で、作品の迫力、美麗さがリアルに迫ってきます。
巻末には
「MAP 画家と作品ゆかりの地」「年表 画家たちの生きた時代」 「画家名50音順 掲載作品一覧」も掲載してあり、理解を深めるにあたって便利です。

この作品に登場する絵画は有名な物ばかりです。知っている作品が多く、それで著者さんの解説を読むととても分かりやすく、面白かったです。1つの作品ごとの解説も長すぎないのが良いですね。
実際の絵画をもしも見る機会があれば、また違った見方も出来るのかなと思います。
絵画の意図や作者の人生も知ることが出来て良かったです。もっともっと知っていきたいです。

<マガジンハウス 2018.10>2019.4.10読了

美貌のひと 歴史に名を刻んだ顔 中野京子



美が招くのは幸運か破滅か? 肖像の奥に潜む、秘められたドラマとは。
絵画のなかの美しいひとたちは、なぜ描かれることになったのか。その後、消失することなく愛でられた作品の数々。本書では、40の作品を中心に美貌の光と影に迫る。
――美を武器に底辺からのし上がった例もあれば、美ゆえに不幸を招いた例、ごく短い間しか美を保てなかった者や周囲を破滅させた者、肝心な相手には神通力のなかった美、本人は不要と思っている美、さまざまですが、どれも期待を裏切らないドラマを巻き起こしています。それらエピソードの数々を、どうか楽しんでいただけますよう。

「世界一受けたい授業」にもよく出演されている中野さんの著作。わかりやすくて面白くて大好きです。今回も面白かった。
画家の人生も色々ですが、モデルとなった人の人生も色々なんですよね…。
印象的だったのは女性画家アルテミジアが書いた「ユーディトと侍女」かな。私も女だからかユーディトがめちゃくちゃカッコよく見えました。おかしいと異論を唱えた大物男性芸能人?は世界一受けたい授業に出てた人なのかな?濁してましたけど。
あとはローランサンが書いたココ・シャネル。この作品はテレビ番組か何かで見たことが有りますが、確かにどうしてローランサンがこんなに寂寥感あふれる感じにシャネルを書かれたのか…。
表紙のクラムスコイの「忘れえぬ人」は本当にインパクトが強いですね。目力が強くて貴賓もあるこの女性の末路を知って、もの悲しくもなっちゃいましたが…。
こうした絵の中に潜む謎や歴史を知ることが出来て、面白かったです。

<PHP研究所 2018.6>H30.1.5読了

カフェのある美術館 素敵な時間を楽しむ5

カフェのある美術館 素敵な時間をたのしむカフェのある美術館 素敵な時間をたのしむ
世界文化社(2017-02-18)
販売元:Amazon.co.jp

これまでに類書がなかった、カフェに惹かれて行きたくなる美術館のガイド本です。
カフェの特徴別に、レトロな雰囲気、緑と陽だまりが素晴らしい、個性的なたたずまい、料理が美味しい、22の美術館(コラム扱いの施設を含めると29か所)をじっくり紹介しています。展覧会を巡った後は、お洒落なカフェでアートの余韻に浸る…。至福の時間を過ごすための情報満載。

今回の本はカフェがある美術館に特化したものです。
美術館には素敵なカフェが併設されていたりしますけど、私はそういえば入ったことはあまりない気がします。
最初に登場した三菱一号館美術館はロートレック展を見に行ったことがあります。でもカフェの存在は気付かなかったな…なんて素敵な雰囲気。
他は山種美術館のカフェが気になりました。和菓子がとても綺麗。食べるのがもったいないけど食べてみたい…。そして前々から行きたいと思っている金沢21世紀美術館!ここはもう絶対にいつか行きたい。
また別の視点で美術館を知ることができて良かったです。

<世界文化社>

ぶらぶらミュージアム 大田垣晴子5

ぶらぶらミュージアム (散歩の達人POCKET)ぶらぶらミュージアム (散歩の達人POCKET)
著者:大田垣晴子
交通新聞社(2018-01-31)
販売元:Amazon.co.jp

ゆるく学ぶ、アートを作る、貴重な体験をする、のんびり散歩する、憩いの場として活用する……などなど、新しい楽しみ方を提案するのがこの本のコンセプト。 月刊『散歩の達人』の連載(2013年6月号~2017年11月号)をベースに、大量の加筆修正を施した、初心者にやさしく、上級者には目から鱗の一冊です。 時折、ミュージアム以外ものってますが、そういう意味でもゆるめなのです。

またまた美術館・博物館巡りの本です。こちらも東京がメイン。割と大きなところが多かったですね。こちらで特に気になったのは江戸東京博物館とすみだ北斎美術館ですね。セットで行きたい。
あと「三鷹天命反転住宅」は以前アド街ック天国の気にスポで登場していましたね。不定期で見学会があるのか…気になるなぁ。中をみてみたいかも。
以前読んだ美術館巡りの本に載っていた場所もあったので、ますます行きたくなったところもありました。こういう本を読むだけでも行った気になれて楽しいです。でも、実際に行きたいなー。

<交通新聞社 2018.1>

東京のちいさな美術館めぐり 浦島茂世5

東京のちいさな美術館めぐり東京のちいさな美術館めぐり
著者:浦島茂世
ジービー(2015-03-19)
販売元:Amazon.co.jp

これまでのガイド書や雑誌では紹介しきれなかった東京近郊(関東近辺)の個性的な美術館ばかりを掲載。
掲載美術館数はこだわりの106館。
各美術館のミュージアムショップやグッズ紹介のみならず、隣接のカフェなどのプラスαの情報も豊富な写真とともに紹介。もちろん地図などのアクセスデータも全美術館掲載しています。全ページオールカラー。

東京にはたくさんの美術館があるんですね。めちゃくちゃ特化した美術館や、とある芸術家の美術館、親子で楽しめる美術館、色々ありました。
行ったことがある美術館もありましたが、今回見て行きたいと思ったのは「切手の博物館」「東洋文庫ミュージアム」「ちひろ美術館」「長谷川町子美術館」「三鷹市星と森と絵本の家」かな。最後のところは国立天文台と一緒に行きたいです。
最近美術館や博物館の本を読むのにはまっています。色々見て行ってみたいところをピックアップしているのですが、だんだんたまってきて困ります^^;10月と11月に東京に行く予定があるけど、どれくらい行けるかなー。

<ジービー 2015.3>

東京マニアック博物館 おもしろ珍ミュージアム案内 決定版 町田忍5

東京マニアック博物館 おもしろ珍ミュージアム案内 決定版東京マニアック博物館 おもしろ珍ミュージアム案内 決定版
メイツ出版(2018-03-20)
販売元:Amazon.co.jp

東京には専門分野に特化した博物館や資料館が数多く存在します。
中にはマンションの一室で開かれているような小さなスペースのところもありますが、
その分野の収蔵・展示品の珍重さにおいては日本一、いや世界一とも言えるかもしれません。
本書はこれらの博物館・資料館に光をあてた、より深い東京を楽しむためのガイドです。
町田忍流「マニアック博物館の楽しみ方」とは、銭湯、納豆、霊柩車、甘栗、牛乳瓶の蓋、蚊取り線香・・・
カバーする分野は驚くほど広く、またマニアックなモノばかり。
庶民文化研究の先駆けにして第一人者である町田忍が、マニアック博物館の楽しみ方をご案内します!

タイトルがタイトルなだけに、変わった博物館がたくさん登場しました。
東京には小さな博物館がたくさんあるんですね。無料で見られるところもたくさんありました。なんだかんだで東京へ行く機会は多いので^^;色々行ってみたいです。
気になった場所はたくさんありましたが、以前行った「印刷博物館」はもう1度行きたいと思っていましたし、「きもの芸術館」も気になる。「国立天文台」も気になるし「くすりミュージアム」と「翡翠原石館」も気になる。
今度東京へ行くときの計画の中に入れてみようと思います。

<メイツ出版 2018.3>H30.8.5読了

柚木沙弥郎の染色 もようと色彩

柚木沙弥郎の染色 もようと色彩 日本民藝館所蔵作品集 (単行本)柚木沙弥郎の染色 もようと色彩 日本民藝館所蔵作品集 (単行本)
著者:柚木 沙弥郎
筑摩書房(2018-03-23)
販売元:Amazon.co.jp

染色家・柚木沙弥郎の決定版作品集。自ら日本民藝館に寄贈した新旧約90点の作品を、ヨーロッパの古家具などとともに撮影・収録。

先日「日曜美術館」で特集されていた柚木さん。
その作品の色使いが素敵で、95歳の柚木さんも素敵で、思わず衝動買いしてしまった本です。この番組を見るまで、申し訳ないですが存じ上げず。
それでも一つ一つの作品がとても可愛らしくてパワーがあって、魅了されました。
そして、好きなことを一生懸命楽しんでされている姿が素敵で、羨ましくて。
いくつになっても挑戦する気持ちや楽しむことの大切さを教わった気がします。
日本民藝館で現在展示をされているそうです。GWに東京へ行ったのにその時は知らなくて…残念です。
いつか柚木さんの作品を、生で見ることが出来たら良いなと思います。

<筑摩書房 2018.3>

知られざる日本に眠る若冲  狩野博幸/監修5

知られざる日本に眠る若冲【完全保存版】知られざる日本に眠る若冲【完全保存版】
エクスナレッジ(2017-11-22)
販売元:Amazon.co.jp

知られざる逸品から代表作『動植綵絵』まで全90作品の大ボリュームを拡大図つきで徹底解説!
いざ、大判の誌上ギャラリーで若冲を巡る、遥かなる旅路へ。
若冲ファンに送る、永久保存版!
はじめてでも見どころがすぐ分かる!
鑑賞できるポイントと部分図を合わせて掲載し、詳細に紹介する入門書。

何かと話題になった伊藤若冲の作品。図書館の新刊案内でこの本がある事を知り、読んでみました。若冲の作品を見ることが出来る美術館が紹介されています。
私はどこかにそもそも伊藤若冲とは?という解説がある事を期待していたんですけど、残念ながら無くて^^;もちろん伊藤若冲の事は知ってるよね?知ってる上で教えますよ。ってこの本から言われているような気がして何だかすみませんと思いました←
何となく鶏の絵の印象が強い若冲の絵ですが、バラエティに富んだたくさんの絵を描かれているんですね。びっくり。
日本全国、色んな美術館で所蔵されているんですね。
常設されているところと企画展のみのところと色々ありましたが、いつかどこかの美術館で実物を見てみたいなと思いました。一応メモは取りました^m^

<エクスナレッジ 2017.11>H30.3.4読了続きを読む

イラストで読むギリシア神話の神々 杉全美帆子4

イラストで読む ギリシア神話の神々イラストで読む ギリシア神話の神々
著者:杉全 美帆子
河出書房新社(2017-02-15)
販売元:Amazon.co.jp

西洋の芸術作品を鑑賞するときに、絶対に役立つギリシア神話の知識。わかりやすく親しみやすいイラストでストーリーと神々の特徴を紹介した画期的な一冊。

ギリシア神話は昔から詳しく知りたいなぁと思っていて、イラストで読むとかかれていたので分かりやすいかと思って読んでみました。
確かに分かりやすかったですけど…いやー…内容が凄いですね。もうなんでもありですね^^;そして分かりやすかったですけど横文字の名前しかないからちゃんと理解できたかは微妙ですが。それでも面白く読みました。

<河出書房新社 2017.2>H29.5.9読了

井伊家の教え 彦根藩・末裔の娘が語る赤備えの精神 井伊裕子5

井伊家の教え 彦根藩・末裔の娘が語る赤備えの一族井伊家の教え 彦根藩・末裔の娘が語る赤備えの一族
著者:井伊裕子
朝日新聞出版(2016-12-07)
販売元:Amazon.co.jp

徳川四天王の一人であり、戦国の世に「井伊の赤鬼」と恐れられた初代・直政。直政の関ヶ原の戦いでの武勲により西国ににらみをきかす彦根の地を拝領、徳川幕府を支える「譜代筆頭」の家として、江戸時代の平和を支えてきた井伊家。そして、幕末の難局をまかされたものの、桜田門外の変で倒れた十三代・直弼のことなど、子孫だからこそ語れる素顔の歴史の数々―。

何かの記事でこの本を拝見して手に取りました。
現段階の大河では虎松以外の井伊家の男はみんな死んでしまい、井伊家の存続はどうなる…というところなので、井伊家が現代まで続いているっていうのが何だか考えるだけで涙が出てきそうですよね←
とても読みやすくて勉強になりました。大河が始まって、何冊か直虎や直政に関する本は読みましたが、他の井伊家の事はもちろんわからず。
直弼に関しても、やはり桜田門外の変のことしか存じ上げていませんでした。茶人で有名だったなんて知らなかった…!さらにお子さんのことなんてなおの事知らず…。でも、娘の弥千代、結婚して桜田門外の変の直後に離縁したけどさらに12年後に復縁って素敵すぎやしませんか…。息子の直孝はさらに大変だったと思います。それでも井伊家はちゃんと続いていったんですから、この方の功績もきっと大きいんですよね。
大河ドラマの主人公になったことでさらに知れ渡ることになった井伊家。観光地になったり撮影現場になったり、街が活気に包まれるのはいいことだと思いますけど人が増える分そこで日常暮らしている人は大変ですよね。私もGWに大河の舞台になっているところへ行く予定ですが暮らしている人の邪魔にならないよう、マナーを守って観光したいと思いました。
裕子さんが井伊家の末裔だというと「凄いですね」とよく言われ、そう言われる意味が分からないとおっしゃっていました。普通に考えればそうなんですよね。人間だれしも祖先がいて、その人が有名か有名ではないかの話なんですけど…。でも私も言ってしまうかも^^;織田君のことも初めて知った時、凄い!って思った気が…。

<朝日新聞出版 2016.12>H29.3.29読了

城主になった女 井伊直虎 梓澤要5

城主になった女 井伊直虎城主になった女 井伊直虎
著者:梓澤 要
NHK出版(2016-08-23)
販売元:Amazon.co.jp

東に東海の雄・駿河の今川義元!北に信濃から侵攻してきた武田信玄!西は三河の徳川家康と織田信長の連合軍!たえず三方から狙われ、脅かされてきた遠江の小国・井伊家。次々と当主が殺され、出家した姫が、地頭職を継いで、井伊谷の平和のために立ち上がった。後の徳川四天王・井伊直政を育て上げた、知られざる戦国の女領主・次郎法師直虎の生涯。

いよいよ来月から大河が放送されますね〜。Vゴト関係なく来年は大河を見ようとしております^^大河が井伊直虎だと知ってすぐに前から気になっていた井伊直虎が主人公の小説を読み、面白くて一気に好きになりました。
直虎の生涯が本当に壮絶で辛い思いをたくさんして来たんだろうなと思うのですが、それでも乱世を懸命に生き抜いた女性の姿が凛々しくて素敵でした。
今回タイトルに惹かれて読んだのですが、以前読んだ小説と大まかには同じだったので(まあ史実なんでね)復習のような形で読みました。
幼少の頃は周りに恵まれて愛されて育って、若くして幼馴染と許嫁になって、幸せな未来が待っていると思っていたのに。
井伊家の男たちが次々に亡くなり、許嫁も命の危険にさらされて。
残った女性たちでの闘いが本当に切なくて悲しくて。
今川家どもめ!!と怒りながら読んでました←
許嫁の直親も30歳前後で殺されて、必死の思いで直政もとい、虎松を守ったんだろうなぁと思います。
それでも井伊家は自分たちの領土を広げるため、自分たちの名誉のために戦うということはしない人たちだったというのが印象的でした。自分たちが生きるための地があればいいという考えだったんですかね。城主だったのは4年だけだったけど、直虎が戦地に赴いたことはなかったんですよね。
著者さんが、最近流行りのゲームなどで直虎が甲冑を着て闘っている姿を見て悲しくなるとおっしゃっていて、確かになぁ…と思いました。私はそのたぐいのゲームはやったことないんですけど…。
実際に闘ったとされる人ならいいですけどね、そうじゃないなら何だかなぁって思いますよね。
まあそんなことは置いておいて、この本は面白かったです。
本の最後に井伊直虎ゆかりの地の場所がいくつか載っていました。機会があったら行ってみたいな。

<NHK出版 2016.8>H28.12.6読了

芸術家たちの秘めた恋―メンデルスゾーン、アンデルセンとその時代 中野京子4

芸術家たちの秘めた恋―メンデルスゾーン、アンデルセンとその時代 (集英社文庫)芸術家たちの秘めた恋―メンデルスゾーン、アンデルセンとその時代 (集英社文庫)
著者:中野京子
集英社(2011-07-20)
販売元:Amazon.co.jp

19世紀前半、ロマン主義全盛の時代を生きた作曲家メンデルスゾーンと作家アンデルセン。生まれも容貌もまるで正反対の二人を結びつけたのは、奇跡の声を持つ歌姫だった。三者三様の想いを胸に秘め、創作活動に没頭する彼らを持ち受ける過酷な運命とは…。『結婚行進曲』や『醜いあひるの子』など、不朽の名作を生み出した芸術家たちの知られざる一面に、『怖い絵』シリーズの著者が迫る。

以前読んだ中野さんの著作の後ろにこの本が紹介されていて、タイトルに惹かれて読みました。小説のようでしたけど、史実なんですよね。
メンデルスゾーンとアンデルセンが関わりがあったとは知りませんでした。そして二人を結び付けたジェニー・リンドという歌姫も初めて聞きました。
メンデルスゾーンは短い人生だったんですね。最期も悲しい。絶対に過労死でしょうけど、他にも何か病気があったんでしょうかね…。
アンデルセンは子ども時代は貧困だったかもしれませんが全体的にはめぐまれていたのかなと思いました。自分の考えの赴くままに行動して勝手に自由に行動してて、楽しそうでしたね←ジェニーが不憫でなりませんでしたよ。
それぞれの生い立ちも細かく書かれていて勉強になりましたし、面白かったです。

<集英社 2011.7>H28.10.20読了

残酷な王と悲しみの王妃2 中野京子5

残酷な王と悲しみの王妃2残酷な王と悲しみの王妃2
著者:中野 京子
集英社(2015-10-26)
販売元:Amazon.co.jp

王も王妃も、泣き笑い、苦しみながら生き抜いた。
ルードヴィヒ二世、カルロス四世、アレクサンドル三世妃マリアなど、ヨーロッパの王と王妃の波瀾万丈の人生を、絵画や写真とともに辿る歴史読み物第2弾。

第1弾以上に始めから予備知識のあった人はいませんでした^^;初めて聞く王と王妃たちばかり。全てが新鮮で、またいつの時代どこの国でも残酷で悲しい王と王妃がいたのだなと感じます。
ノイシュヴァンシュタイン城を作ったのがルードヴィヒ二世だったんですねー。全然結びついていませんでした。狂王なんて言われていたようで…。読んでいたらまあ祖父の血と容姿を継いじゃったからしょうがないのかなーなんて軽い感想を抱きました^m^
アレクサンドル三世妃マリアも初めて知りました。デンマークで生まれ、仲良し姉妹だったアリックスとマリア。マリア自身は結婚後も幸せに過ごせたようですねー。でも、子どもや孫の亡くなった年が一緒なのを見てちょっと鳥肌が立ちました。
カルロス四世も名前は知りませんでしたが、ゴヤの絵でよく登場する人だったんですね←
この人はもう自業自得としか言いようがないですね^^;
そして特に印象的だったのが最後の章、デンマーク王妃カロリーネ・マティルデのことでした。この方も私は知らなかったなぁ。今で言うアスペルガー症候群であった王との婚約。いきなり癇癪を起したり暴れたり娼婦館通いをする夫のことを嫌い、また夫と結婚したことで出会うことになった侍医ストルーエンセ。2人の恋が切なかったですね。またこの時代は拷問や処刑がえげつないですね・・・。ストルーエンセは悪だくみを考えていたわけではないのに。皆亡くなってから少しだけでも報われたのは良かったですが、切なかったです。
どの王室も王も王妃も知らなかったのですが初めに家系図が載っているのでそれを見ながら読むことが出来るのでとてもわかりやすいです。文章も軽めなので読みやすかったです。
中野さんの作品は読んでいない本がまだまだたくさんあります。刊行ペースについていけるかわかりませんが^^;読み進めていこうと思います。

<集英社 2015.10>H28.10.7読了

中野京子と読み解く 名画の謎 対決篇 中野京子5

中野京子と読み解く 名画の謎 対決篇中野京子と読み解く 名画の謎 対決篇
著者:中野 京子
文藝春秋(2015-07-27)
販売元:Amazon.co.jp

横たわる美女、片や絶讃、片や大スキャンダル!?
同様の題材や図柄なのに、その意味や世の評価は時に正反対。人気シリーズ第4弾は様々な観点から2点の絵を対決、真相を紐解きます。

このシリーズ4冊目なんですね。
私1冊しか読んでいなかったです。今回で2冊目ですね。
中野さんの作品は分かりやすくて好きです。といっても全然頭の中に入ってないと思うんですけど^^;
今回のテーマは対決篇。
時代も国も違うのだけどテーマが同じだったり内容が同じだったりしてこういう見方もあるのかと新鮮でした。
また中野さんの文章が面白いです。ちょいちょい突っ込みたくなるような感じ^^
面白かった対決をいくつか。
ルノワールとピカソが書かれた「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」昼と夜でこんなに雰囲気が違うのかとびっくり。
あとは奥さんを書くことがあっても旦那様を書いているという作品はほとんどないというのもなるほど・・・と思いました。確かに男性のかっちりした体型の絵より女性のふくよかな体つきの絵の方が見栄えがしますもんね。
それから自画像を描く人は割といるけど夫婦一緒の絵を描く人は少ないっていうのもなるほどと思ったのだけど、この本で出てきた2作はどちらも素敵でした。特にルーベンスの絵。凄く素敵!夫婦の仲睦まじい感じが分かります。
あ、そうそう。篠山紀信さんが撮影した三島由紀夫の写真。凄く印象的なのがあったんですけど元ネタがあったんですねー。無知すぎますよね、失礼^^;
「聖セバスティアヌス」…美しい画でした。
読んでいないあと2冊も探して読んでみようと思います。

<文芸春秋 2015.7>H27.11.14読了

シェイクスピアを追え!消えたファースト・フォリオ本の行方 エリック・ラスムッセン4

シェイクスピアを追え!――消えたファースト・フォリオ本の行方シェイクスピアを追え!――消えたファースト・フォリオ本の行方
著者:エリック・ラスムッセン
岩波書店(2014-02-22)
販売元:Amazon.co.jp

1623年に初のシェイクスピア全集として刊行され、21世紀にいたって6億円で落札された世界でもっとも高額な書物、ファースト・フォリオ。このコレクター垂涎の稀書が、400年の間にたどってきた数奇な運命をめぐるエピソード集。富豪、泥棒、愚者、変人、フォリオの魅力にとり憑かれ、人生を翻弄された人々の悲劇と喜劇。

この間読んだ「紅茶スパイ」の時も思いましたが、事実は小説よりも奇なりとは良く言ったもんです。
今回もノンフィクション。タイトルはミステリのようですが。
ただ、ストーリーは作られたミステリのようです。
シェイクスピアが書いた書物であるファースト・フォリオ。この本の存在自体今回初めて知りましたが、現物があるのならばそれは喉から手が出るほど欲しいものですよね。
日本の図書館でも所有しているところがあるようで、それは誇りに思いました。
にしてもこの本に出合ったからこそ人生が変わった人たちの話の数々が本当に凄い。
良い人も悪い人も、それほど人を狂わせる書物なんてそうそうないですよね。
実際にこの本を見てみたくなりました。
そしてまた研究者たちの手によって発掘されたファースト・フォリオの報道も、心待ちにしたいと思います。

〈岩波書店 2014.2〉H26.6.10読了

紅茶スパイ 英国人プラントハンター中国をゆく サラ・ローズ5

紅茶スパイ: 英国人プラントハンター中国をゆく紅茶スパイ: 英国人プラントハンター中国をゆく
著者:サラ ローズ
原書房(2011-12-21)
販売元:Amazon.co.jp

19世紀、中国がひた隠ししてきた茶の製法とタネを入手するため、英国人凄腕プラントハンター/ロバート・フォーチュンが中国奥地に潜入…。アヘン戦争直後の激動の時代を背景に、ミステリアスな紅茶の歴史を描いた、面白さ抜群の歴史ノンフィクション。

以前図書館に勤めていた時に選書して購入した本でした。
気になっていたのですが当時積読本が多くてタイミングを失ってしまっていました。
先日「乙女の読書道」の中にこの本が収録されており、再熱して今回ようやく読みました。
今は当たり前になっているイギリスの紅茶。しかし、昔は中国でしか手に入らない貴重なもの。アヘン戦争後は手に入れることもできなくなった。そこでスパイとして送り込まれたのがロバート・フォーチュン。事実は小説よりも奇なりとは言ったものですねー
イギリス人が中国人風に髪を剃って中国人の服を着て顔つきが変わってるなぁと言われたら万里の長城を超えたところの民族だから変わったところがあるで通るってどういうこと^^;
今のイギリスといえば紅茶という文化を作ったきっかけとなった人ということですよね。それって本当に凄いことです。命がけだったこともたくさんあり、また家族と離ればなれになる時間も多かった。それでも自分の任務を遂行したフォーチュンさんは本当に素晴らしい方ですね。
ノンフィクションなのに小説のようで面白かったです。

〈原書房 2011.12〉H26.6.4読了

ユニコーン ジョルジュ・サンドの遺言 原田マハ4

ユニコーン―ジョルジュ・サンドの遺言ユニコーン―ジョルジュ・サンドの遺言
著者:原田 マハ
NHK出版(2013-09-26)
販売元:Amazon.co.jp

「それが、それだけが、私の唯一の望み──」
ある一つの望みを未来に託し、ジョルジュ・サンドは永遠の眠りにつく。その昔、彼女は滞在していた古城で美しいタピスリーに魅入られた。そこに描かれた貴婦人が夜ごとサンドの夢に現れ、震える声で語りかける。「お願い、ここから出して」と──。「貴婦人と一角獣」に秘められた物語が今、幕を開ける。
■『楽園のカンヴァス』で山本周五郎賞を受賞したアート小説の旗手・原田マハの書き下ろし。中世ヨーロッパ美術の最高傑作「貴婦人と一角獣」の謎に迫る。/「貴婦人と一角獣」のカラー図版掲載。/ジョルジュ・サンドの短編も収載。

原田さんが書かれているので小説なのかと思ったらちょっと違いましたね。テレビとのコラボの本なんでしょうか。(ちゃんと調べていない)
ジョルジュ・サンド、名前は知っていますが女性だということと小説家だと知ったのは名前を知ったかなり後でした。
名前を知ったのは「ときめきトゥナイト」で作者さんが第1部の登場人物を紹介するくだりがあってこの漫画ファンにはおなじみの「ジョルジュ」と「サンド」が紹介されていて、その部分に「2人の名前を合わせるとジョルジュ・サンドになりますね」と書かれていたんです。で、その方はどなただろうと思って調べて知ったというのがきっかけです^^;漫画に出てくる2人は男性なので勝手に男性だと思っていたのですが女性でしたね。
ジョルジュ・サンドの短編を原田さんが書かれていて、これがずっと続くのかと思ったら歴史書に変わり、ちょっと拍子抜けでした。原田さんの書かれるジョルジュ・サンドを読みたかったなというのが正直なところ。
面白かったですがちょっと物足りなかったかなとも思います。

〈NHK出版 2013.9〉H25.10.20読了

赤瀬川原平が読み解く全作品フェルメールの眼4

[新装版] 赤瀬川原平が読み解く全作品 フェルメールの眼[新装版] 赤瀬川原平が読み解く全作品 フェルメールの眼
著者:ヨハネス・フェルメール
講談社(2012-06-16)
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「フェルメールはカメラが出来る前の“写真家”である。」
永遠の新鮮さの謎。

フェルメールが生涯遺した36点の作品の写真と共に赤瀬川さんの主観で各絵について語られています。
私がフェルメールを最初に知ったのは「真珠の耳飾りの少女」という映画を見たのがきっかけです。フェルメールをちゃんと知らないのにこの映画を見ようと思ったというのも不思議な話ですが。
それ以降、フェルメールの絵がとても気になるようになりました。
今、東京で見ることが出来ますよね。9月までなら絶対に見に行ける!と思っていたのですが行けなそうで残念でなりません。
こうなったら札幌もしくは北海道のどこかに来ることを祈るしかありません。
私はやはり「真珠の耳飾りの少女」が好きなのですが、他の作品も好きです。
光の具合をどうして絵で表現できるのか、不思議でなりません。著者もおっしゃっていますが、本当に写真のようです。
それなのに緻密に書かれているかと思いきや場所によっては結構アバウトに書かれている部分もあるというのが衝撃でした。この作品は1枚の絵の紹介の際に拡大図も載せていたりするのですがそれが本当によく分かります。
それなのにどうしてあんな写真のような絵が描けるのか、不思議でなりません。
一生のうち1度で良いから、どこかでフェルメールの絵を見ることが出来ればいいなぁ。

〈講談社 2012.6〉H24.9.4読了

ミッフィーとフェルメールさん5

こどもと絵で話そう ミッフィーとフェルメールさんこどもと絵で話そう ミッフィーとフェルメールさん
美術出版社(2012-06-07)
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こどもといっしょに絵を鑑賞したら、どんなにたのしいことでしょう。まっさらな目にうつる名画は、きっと「なぜ?」「なに?」でいっぱい。奇想天外でユニークな視点に満ちていることでしょう。そこには意外な気づきも待っています。見落とすなんてもったいない。たとえば日本でも人気の高い、オランダを代表する画家・フェルメールの絵を、こどもはどう観るでしょうか。「こどもに読み聞かせて」、こどもと絵について話したり、「大人が自分で読んで」、こどもの視線で絵を観てみたり。さあ、ミッフィーといっしょに、名画を観ていきましょう。

タイトルにフェルメールと入っていたので図書館で借りてみました。
ミッフィーのお話で、その中でフェルメールの絵を観に行こうというお話だったんですね。
本当に内容は絵本でした。ミッフィーがフェルメールの絵を見て色々思った事をお父さんに投げかけます。
それは子どもがお父さんに言う質問のようで、実際にフェルメールの絵を子どもが見たらそういう疑問を持つのかなっていう内容でした。
フェルメールの絵についても最後にちゃんと解説がついていて良かったです。
フェルメールも、ミッフィーの生みの親であるディック・ブルーナも同じオランダ生まれで、フェルメールの絵も数点飾られているアムステルダム国立美術館に、ブルーナの作品も収蔵されることになったそうで。
そういう記念の本だったんでしょうか。
親子で読むのにふさわしい絵本だと思います。私も楽しみました。
東京でフェルメール展が9月まで開催されていますよね。私も行く気満々だったのですが、どうやら行けなそうです。
絶対に行けると思ったのになぁ…思った以上にお知らせが来ないんだもの。ブツブツ…

〈美術出版社 2012.6〉H24.8.27読了

エリザベス一世 石井美樹子4

図説 エリザベス一世 (ふくろうの本/世界の歴史)図説 エリザベス一世 (ふくろうの本/世界の歴史)
著者:石井 美樹子
河出書房新社(2012-06-14)
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ルネサンス期のイギリス絶頂期を築いた女王の評伝。不幸な少女時代、姉との確執、王位という栄光、生涯独身を貫いた心のうちなど、宿命に動かされた生涯を、多数図版とともに解説する。

ロンドンオリンピックが開催されている中、順番が回ってきてラッキーだなと思いました。図説なので貴重な絵画が数多く掲載されており、非常にわかりやすいです。エリザベスの家族、またエリザベスを取り巻く人々の事が細かく書かれています。
アン・ブーリンの生涯を書いた本は読んでいたのですがエリザベス一世の本は読んでいなかったので、母を処刑され、2歳で庶子となったエリザベスが女王になるまでがとても気になっていたんです。
結婚をせず、ずっと独り身で国を守り続けていたんですね。
女王になってからの演説が素晴らしかった。エリザベスはなるべくしてなったんですよね。
出来れば女王になってからの事をもう少し知りたかったなとも思いますが、面白く読みました。
それにしても、皆さん名前が似たり寄ったりで誰が誰だか悩みます。
エリザベスとメアリーとヘンリー?という名前は何度も登場して、だんだんわからなくなってきました・・・

〈河出書房新社 2012.6〉H24.8.6読了

平清盛のすべてがわかる本 中丸満5

平清盛のすべてがわかる本平清盛のすべてがわかる本
著者:中丸 満
NHK出版(2011-11-22)
販売元:Amazon.co.jp
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この1冊で、大河ドラマの主人公、平清盛のすべてがわかる!
知っているようで、あまり知らない平清盛。平清盛は歴史の中でどのような役割を果たしたのか、史実を中心として考えていき、合理主義者で先進性をもった時代の改革者であった、真実の清盛像を浮かび上がらせていく。

大河が始まる前にわんさかと平清盛関連の本が刊行されたので、読みたいと思っていました。でもいかんせん積読本が多くて^^;ドラマがとっくに始まっちゃっていました。
でもドラマを見ていたせいか理解しながら読めて良かったです。
大河を見るまで、私も平清盛は悪い人なんだと思っていました。でも具体的なことは分からなくて13歳の頼朝を流罪にした人で、大きくなった頼朝が清盛を倒し幕府を開いたっていう物凄くアバウトでしか把握していなかったのですが。
ドラマを見たり本を読んだりして平清盛がここまでたくさんの偉業を成し遂げている人だとは思いませんでした。お金の流れの基本を作っていたり、外国との貿易を熱心に行ったり。源氏は貿易はあまり関与していなかったようなので、平氏の時代が長く続いていたら日本の将来も変わっていたんじゃないかと言われているんですよね。
平清盛のことを悪人だと思い続けることがなくて良かったと思います。剛君が大河に出演してくれたお陰です^^そして一応平家派が復活してくれたお陰です^m^
明日から大河も第2部に突入するようなので楽しみです。

〈NHK出版 2011.11〉H24.4.28読了

戦国武将の死亡診断書5

戦国武将の死亡診断書戦国武将の死亡診断書
エクスナレッジ(2012-01-23)
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「本能寺の変が起きなくても、高血圧症だった信長の余命は長くなかった!?」
当時の記録を現代医学で読み解くと、戦国武将の意外な持病や死因が見えてきます。
大酒飲みで、酒の肴は主に梅干しと味噌。そんな不摂生がたたって、若くして脳出血に倒れた上杉謙信。
自分で薬を調合するほどの超健康オタクだったにもかかわらず、最後は医師より自分の診断を信じて病状を悪化させた徳川家康。
追放された八丈島でのロハスライフで、驚くほど長生きした宇喜多秀家。
徳川家と豊臣家の板挟みのストレスから持病を悪化させた片桐且元。
当時、日本に伝わったばかりの梅毒に感染し急死した加藤清正。
イボ痔で馬に乗れなかったために落ち武者狩りで命を落とした穴山梅雪――などなど、
戦国武将の意外な一面が今、明らかになります。

タイトルに惹かれて読んでみました。
実際に病気で亡くなったと言われている方、また戦いの中敗れたけれどこんな持病があったのではないか?と、37の武将について書かれています。
きっと今の医療だったらたくさんの人が助かって長生きしているんだろうなと思う人もたくさんいました。
結構ストレス性胃炎の武将が多かったのが意外でした。生死にかかわる戦いをしている人たちだからそういうのは無縁だと思っていたのだけど。意外と板挟みになったりして大変な人もたくさんいたんだろうな。
そして追われたりとか統一できなかった人とかそういう人が長生きなのが多いというのが意外。上に立つのが良いとは少なからず言えないという事なんでしょうか。
一人一人のカルテが素晴らしいと思います。
生い立ちも書かれていたりして、あまり知らない武将さんのこともよく分かります。こういう人と関わりがあったのねっていう。
ただ、不審死、不明という武将が少なかったのが残念かも。この時代はきっとそういう人がたくさんいただろうしそれが史実につながって言ったりすると思うので。
でも面白かったです。こういう分かりやすい歴史書がたくさん出てほしいなと思います。

<エクスナレッジ 2012.1>H24.2.25読了

危険な世界史 運命の女編 中野京子5

危険な世界史 運命の女篇危険な世界史 運命の女篇
著者:中野 京子
角川書店(角川グループパブリッシング)(2011-11-01)
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マリー・アントワネット、ハプスブルグ家、モーツァルト、アンデルセン――etc. フランス革命の前後200年の間、燦然と輝いた歴史的スターたちの仰天エピソードを紹介するシリーズ第2弾!

今回は歴史を映画にした話が多かったですね。私は全く見たことがない映画ばかりでしたが^^;でも結構脚色された映画もあるんだねぇって全然関係ないことを思いましたが。やはり核心の部分には触れていないので気になる映画もいくつかありました。
そして前作と同じように第1章は様々な女性が描かれているのですが。
マリーアントワネットの時代が基準にはなっているのですが、歴史上でそれほど取り上げられていない人もたくさん登場していました。
この頃はやはり女性に決定権はないんだなぁと思ったり、結構、結構な事をしている人もいたり^^;
今回も読んでいて面白かったです。日本の徳川の時代のことも書かれていました。
中野さんの作品は読んでいない本がたくさんあるので、更に読んでいこうと思います〜

<角川書店 2011.10>H24.2.16読了

乙女の美術史 世界編 堀江宏樹 滝乃みわこ5

乙女の美術史 世界編乙女の美術史 世界編
著者:堀江 宏樹
実業之日本社(2011-11-17)
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古代から現代まで、世界中の「美」は乙女のために!
日本は「世界一美術展に足を運ぶ人が多い国」です。
しかしそこで人々が食い入るように見つめているのは、作品ではなく「説明文」。
そう、日本人は美術に興味はあっても、教養がないのです……。
一度読んだだけで頭に残り、すぐに美術館に行きたくなる本が、やっとできました。
「乙女の美術史」では、女性に人気のある作品と作者にまつわる恋愛、家族、友情を中心に「乙女」目線で名作をわかりやすく読みといていきます。
【カラ―口絵】
ピサネロ、ダ・ヴィンチ、ルノワール、ミレイ、ミュシャ、ローランサン、フリーダ、ニキ ほか
【古代・中世】
●夫婦の仲は永遠に―エジプト・ネフェルティティ胸像
●本当は怖い「テルマエ・ロマエ」―ローマの大理石彫刻
●ツボや皿に同性愛アートが!?―ギリシャの陶芸品
●ガネーシャとシヴァのガチンコ親子ゲンカ―ヒンドゥー教美術
●天使たちとムハンマドのシーン―イスラム教美術
●美術で国を滅ぼした「風流天子」―中国・徽宗皇帝
●十字軍のドロ沼「聖遺物」奪還作戦―イタリア・サンマルコ聖堂
【近世】
●超ナルシストな元・美少年―ダ・ヴィンチ
●筋肉大好きのだめんず・うぉ~か~―ミケランジェロ
●空虚さを美に変えた「おひとりさま男」―ボッティチェリ
●「ホモはダメ!絶対」ぜんぶお尻がタブー―ボッス
●宗教画はSM趣味の隠れみの?―クラナハ
●マルガリータ王女を守った「やさしい肖像画」―ベラスケス
●「恋多き妻」に萌えていたマスオさん―フェルメール
●傷だらけの武闘派ゲイ・ヤンキー―カラヴァッジョ
●絵筆による「男」への復讐―ジェンティレスキ
●テーマパークと化す教会と宮殿―バロックの建築
●胸よりお尻がエロティック―ブーシェ
【近現代】
●『裸のマハ』はスペイン宮廷一の女傑?―ゴヤ
●慰みモノになっても、めげない「乙女の誇り」―ドガ
●「男」のコンプレックスが生んだ「オネエ芸」―ロートレック
●私の顔に陰影をつけないで!―西太后
●「考えすぎの人」はヒモ亭主で亭主関白―ロダン
●美しくても、選ばれない女―カミーユ・クローデル
●おっぱいやお尻が大好きです―ルノワール
●後追い自殺した妻との、実はうつろな関係―モディリアーニ
●ゴーギャンとの病ンデレ愛憎劇の果てに―ゴッホ
●「私は贅沢が好き」究極の甘えたガール―マリー・ローランサン
●二次元しか愛せなかった男子校出身者―ロセッティ
●妻を崇拝し続けた、エキセントリックな狂信者―ダリ

はい、世界編です。
私が好きな画家さん、フェルメール、ミュシャ、ルノアール、ロートレック(ロートレックは明らかに健君の影響だが^^;)みなさんのことが書かれていたのでその時点で結構満足。
書かれている内容は専門的ですがかなりくだけているので入り込みやすいと思います。
書かれた絵も少し載っているのでそれも嬉しかったり。
画家という職業は昔はパトロンがいないとやっていけなかったり生きているうちになかなか認められなかったり大変な職業ですよね。
もちろん人によって描かれ方はそれぞれなのですが、それぞれに味や想いを感じます。
ロートレック展に11月に行ったので、生い立ちは知っていました。復習の感覚で読めたのが少し嬉しかったです。ルノアールも以前テレビで生涯について放送されていたのを見ていたので大体知ってました。
ミュシャの書く絵が好きでフェルメールの絵は「真珠の耳飾りの少女」の映画を見てからドハマリしました^^;
6月から始まるフェルメール展に行きたいよ〜!どうかその時期に東京でコンサートやって〜!←
本の中で興味深かったのはルノアールが生きているときに残した言葉。「女たちに教育がつけば、多分ほかのことがおろそかになるだろうね。僕はこれからの時代の人が、色事がヘタになるんじゃないかと心配だよ」って言ったらしく…。…ほぉ。と妙に納得してしまいました^^;
ほかの方の作品も人生も興味深かったです。あー面白かった。

<実業之日本社 2011.11>H24.2.14読了

乙女の美術史 日本編 堀江宏樹 滝乃みわこ5

乙女の美術史 日本編乙女の美術史 日本編
著者:堀江 宏樹
実業之日本社(2011-11-17)
販売元:Amazon.co.jp
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古代から現代まで、日本の乙女アート再発見!
日本は「世界一美術展に足を運ぶ人が多い国」です。
しかしそこで人々が食い入るように見つめているのは、作品ではなく「説明文」。
そう、日本人は美術に興味はあっても、教養がないのです……。
一度読んだだけで頭に残り、すぐに美術館に行きたくなる本が、やっとできました。
「乙女の美術史」では、女性に人気のある作品と作者にまつわる恋愛、家族、友情を中心に「乙女」目線で名作をわかりやすく読みといていきます。
【カラー口絵】
阿修羅像、源氏物語絵巻、葛飾応為、歌川国芳、竹久夢二、内藤ルネ、中村佑介 ほか
【古代・中世】
●キレイなお父さんは心配性―『阿修羅像』
●仏像のセクシュアリティ―『弥勒菩薩拶半跏思惟像』『薬師三尊像』
●人気のために「脱いだ」女神―『吉祥天像』『江ノ島弁才天』
●末法思想の中で求められた「ふっくら」仏―『阿弥陀如来像』
●清盛が描かせた「刀をふりかざす平安美人」―『平家納経』
●じつはやっつけ仕事だった『金剛力士像』―運慶と快慶
●イケイケ父さん、かわいそうな父さん―『金閣寺』『銀閣寺』
●水墨画の「画聖」はギラギラ生臭坊主―雪舟
●戦国天才絵師の奇妙な生い立ち―岩佐又兵衛
【近世】
●武力でなく、文化で反旗を翻した男―古田織部
●琳派にリメイクされ続けた『風神雷神図』―俵屋宗達、尾形光琳、酒井抱一
●「萌え絵」はここからはじまった―菱川師宣、鈴木春信
●歌麿の「ちょいぽちゃ好み」を引きずり出せ!―蔦屋重三郎
●「謎の絵師・写楽」の絵は売れていたのか?―東洲斎写楽
●オタク? 変態? じつは「日本のダ・ヴィンチ」―伊藤若冲
●天才オヤジと強がりムスメ―葛飾北斎・葛飾応為
●ポップアーティスト歌川国芳と愛弟子たち―月岡芳年・河鍋暁斎
【近現代】
●伝説の花魁を泣かした『美人』の絵―高橋由一
●名もなき母へ捧げた東洋のマリア『悲母観音』―狩野芳崖
●「心やさしき野蛮人」たちの日本美術院―横山大観、菱田春草、下村観山
●天才、ヌードでつぶされる―黒田清輝
●ロマンチックが止まらなかった永遠の中二病―青木繁
●人気女流画家たちの生き方―上村松園・小倉遊亀・片岡球子
●智恵子を追いつめた「光太郎ショー」―高村光太郎
●画風とは正反対のマッチョすぎる「理想の女性」像―竹久夢二
●田舎の少年たちを奮いおこした「妖しい美少年」―高畠華宵
●カリスマ女性誌『それいゆ』の時代―中原淳一・内藤ルネ
●少女漫画というアート―萩尾望都とこれからの少女漫画

日本の画家さんの歴史を集めた本です。
でも堅い感じじゃなくてゆる〜くて女性向けの本です。何だか漫画っぽかったり耽美っぽかったり。いろんな時代の日本の有名な画家さんの話をいろいろ知ることが出来て面白かったです。
特に江戸時代以前の人は名前と有名作くらいしか知らなかったので、その人の人生についても書かれていたので知らないことも多かったです。
高村光太郎さんは「智恵子抄」で有名ですけど、その本が出版される前の夫婦の話が本当だったらひどいなぁと思ったのだが…。多分事実なんでしょうね・・・
竹久夢二・高畠華宵・中原淳一・内藤ルネの絵はこの間竹久夢二・弥生美術館で絵を多数見ました。面白かったですね。その方々の人生もその時に読んで色々あるんだなぁ・・・としみじみしてました。
上村松園・小倉遊亀・片岡球子の3人の人生も凄かった・・・っていうか2人が100歳越えっていうのもまた凄い^^;
最近の画家さんはあまり知らないのだけど、最初のカラーの絵で中村佑介さんの絵があったのが嬉しかったです。…名前の漢字間違っていたけど^^;

<実業之日本社 2011.11>H24.2.12読了

危険な世界史 中野京子4

危険な世界史危険な世界史
著者:中野 京子
角川グループパブリッシング(2008-08-01)
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運命に翻弄されたナポレオンの兄弟たち。パッとしなかったモーツァルトJr.。同性愛者なのに結婚したチャイコフスキー――。革命期最大のスター、マリー・アントワネット時代に本当にあったお話。

中野さんの本はとても分かりやすいのでよく読みます。新刊で「危険な世界史 運命の女編」という本が出たことを知り、こう書かれているということは以前にも出ているんだろうと思い、読んでみました。
いや〜面白かったです。マリーアントワネットが生きた時代を主軸として彼女が生きた十八世紀後半の前後百年間、1683年〜1883年にかけてヨーロッパやロシアで起きた事件や活躍した人物たちのスキャンダラスなエピソードを取り上げて紹介しています。連載だったんですよね。
なんとなく聞いた事のある人が実はこうだった。なんてエピソードがあったりして面白かった。
ナポレオンの兄弟たちはナポレオンのせいで何だか可哀相な一生を過ごしている人もいましたし、モーツァルトJrは親が天才のせいで母親も期待して、しすぎていて本当に大変だっただろうなと思いました。
赤ずきんや眠れる森の美女などを書かれたシャルル・ペローはルイ十四世につかえていた宮廷人で実は弁護士出身だったというのが驚きました。童話作家じゃなくて詩人・文芸評論家だったんですね。
パイレーツ・オブ・カリビアン女性版の女海賊の話も面白かった!いろんな人生があるんですねぇ。
もちろん全部は覚えられないんですけど^^;
へぇ〜こんなことがあったんだ〜って気軽に手に取れる歴史書だったと思います。

〈角川グループパブリッシング 2008.8〉H23.11.29読了

中野京子と読み解く 名画の謎 ギリシャ神話篇 中野京子5

中野京子と読み解く名画の謎 ギリシャ神話篇中野京子と読み解く名画の謎 ギリシャ神話篇
著者:中野 京子
文藝春秋(2011-03-09)
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オススメ!
★謎が解けたら、名画は最高の「エンターテインメント」になる!
日本人の苦手ジャンルとされてきたギリシャ神話の名画を、西洋文化史に精通する著
者が痛快に読み解きます。そうして見えてくるのは、ゾクゾクするほど面白い神々と
人間のドラマ。
主神ゼウスや、愛欲の女神ヴィーナス、太陽神アポロン、処女神ディアナなど、そう
そうたる神々が繰り広げる全20篇の物語を収録。
■ オリュンポス十二神の関係がひと目でわかる「神々の系譜」付き
■ 紹介する名画は30点。すべて美しいビジュアルにこだわったオールカラー
■ 主要絵画24点は、引き出し線を使って詳細に解説
レンブラント『ダナエ』/ティントレット『天の川の起源』/セスト(ダ・ヴィンチ模写)『卵から生まれた双子』/ジェローム『ピグマリオンとガラテア』/ボッティチェリ『春(プリマヴェーラ)』/ゴヤ『運命の女神たち』など。

私、小説以外でオススメ!ってつけたの、初めてな気がします。
中野さんの作品は2冊目なのですが、面白いです。
名画の謎、歴史についてが紐解かれている作品ばかりで凄く興味深いんですよ〜。
今回は名画の中に隠されたギリシャ神話の謎。です。
ギリシャ神話って知りたいと思っていてもなかなか難しくて理解できなかったんですよね、今まで。
今回でスッキリサッパリ分かりました!とは勿論言いませんけど^^;過去にこういう名画があって、この名画の中には作者のギリシャ神話におけるこういう意図があったんじゃないかって言う解説が分かりやすくて面白くてふんふんと思いながら読んでいました。
もう最初から惹かれちゃいましたよ。レンブラントの「ダナエ」普通に絵を見ても綺麗な絵だなと思うんですけど、その絵の中にダナエの父親が神託を受けたらダナエの息子に将来殺されるといわれてダナエを監禁して、でもダナエは監禁されている場所の窓からゼウスが光として登場して結局子どもが出来るって言う神話がぎゅって詰まっているんですよ。1枚の絵で。その神話が分かると絵の見方も変わりますよね。ダナエの表情とか裸体とか射している光とか全てに意味がなされてくるんですよね。絵自体もとても素敵。絵を本で見れるということだけでも価値がある気がします。
ルーベンスの絵もフランダースの犬に登場する絵くらいしか知らなかったんですけど^^;何枚か見ることが出来ました。「ヴィーナスとアドニス」と「パエトンの墜落」か。この本凄くよかったんですけど、絵の索引とかあればもっと引きやすかったのになぁと思いました。ちょっと探すのに手間がかかるときがあり^^;私の引き方が悪いのか。
あとは文章の間に絵があるので最初か最後に載ってたら見やすかったのになぁとかちょっと小さいことを思いましたけど^^;それでも大満足でした。面白かったです。手元においておきたいかも・・・。

〈文芸春秋 2011.3〉H23.8.24読了

悲劇の女王の物語 儚く散った50人 クリス・ウォルダー4

悲劇の女王の物語―儚く散った50人悲劇の女王の物語―儚く散った50人
著者:クリス・ウォルダー
原書房(2011-03-25)
販売元:Amazon.co.jp
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毒殺、刺殺、斬首、絞殺……
まばゆいばかりの光を放った彼女たちは、 なぜ死ななければならなかったのか?
古今東西50人の女王・王妃たちの驚きのエピソードが満載。

先日読んだ「残酷な王と悲しみの王妃」が面白かったので、類書が新刊で出ていたので読みました。
前回の作品では5人の王妃達のお話でしたが、今回は50人。
知らない人ばかりでしたが、前回登場した王女も登場しました。
本当に、昔は理不尽な罪を着せられて殺されたり、無実の罪を着せられて殺されたり、親や兄弟に命を狙われたり、幽閉されたり、近親相姦はあるし、なんでもありの世界だったんですね。
いやはや、ビックリ。
王女という高い地位で女性なのに無残な殺され方をしている人もいました。
自業自得の人もいましたが、理不尽な人ばかり。こんな適当で良いのかって思うくらい。でも、そういうときでもずるがしこい人もいて、地位を勝ち取ったりしちゃうんですよね。
知らない女王ばかりでしたが、読んでいくと親族で順番になっていたりするので、そういう歴史があったのかと読むのには分かりやすいと思いました。
1番最後はダイアナ妃でした。
自分の知っている王妃も、歴史に刻まれる事になるんだなとちょっと感慨深かったりして。
ダイアナ妃って結婚される前は幼稚園の先生だったんですね。知らなかったです。
この本を読んで、読んだ事がそのまま頭の中に記憶されればいいんだけどなぁ。
あんまり覚えていないんだろうなぁ^^;

〈原書房 2011.3〉H23.5.11読了

残酷な王と悲しみの王妃 中野京子5

残酷な王と悲しみの王妃残酷な王と悲しみの王妃
著者:中野 京子
集英社(2010-10-26)
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運命の支配か。宿命への挑戦か。アン・ブーリン、マルガリータ・テレサ、イワン雷帝etc.数百年の時を超え、王族たちの生々しい息遣いがここに甦る。『怖い絵』の著者がヨーロッパ王朝の光と影を辿る歴史読み物。

タイトルに惹かれて図書館で借りて読みました。
歴史は学生の時は苦手だったのですけど、歴史の本を読むのは好きです。覚えなきゃいけないっていう思いがないのが良いのかも^^;
この本で出てきた王妃達は、名前は聞いたことがあるけどどういう人かは分からないなぁと言う人ばかりでした。まあ、読んで完璧に分かったわけではないと思いますが。それでも歴史がとても分かりやすくて、読みやすかったです。面白かった。
出てくるのはこの方々なのですが。
メアリー・ステュアート(スコットランド女王)
マルガリータ・テレサ(スペイン王女→神聖ローマ皇后)
イワン4世(モスクワ大公・全ルーシのツァーリ)
ゾフィア・ドロテア(イギリス王ジョージ1世妃)
アン・ブーリン(イングランド王妃)
メアリー・スチュアートの性格が本当なら、最後に処刑されてしまうのも自業自得な部分もほんの少しは無きにしも非ずだと思うけど、それ以外は本当にひどいですよ。
外国も、昔の日本のように世継ぎを生まない女性は女じゃないみたいな感じな時代もあったんですね。
ハプスブルク家もちゃんとは知らなかったんですけど、近親相姦も良いところですね。そんな濃い血ばかりで子供を産むから長生きする健康な子供が生まれなかったのでは?と、今だったら誰しもが思うと思うのだけど。マルガリータ・テレサの母親はホント可哀相ですよ。結婚する予定だった男性が死に、その男性の父親と結婚する事になったとか。意味がわからない・・・。
イワン雷帝は、人ではないと思う。悪魔だ。癇癪が起きると相手が誰であろうと殺してしまう。後で後悔したって遅いのに。
ゾフィア・ドロテアがされた仕打ちは本当にひどい。そもそも結婚自体が間違ってる。結婚が決まったのに捨てられてその弟と結婚した女性が捨てた人の娘と自分の子どもを結婚させる事にいい顔をするはずがないのに、どうして分からないんだろう。夫も妻を人生の3分の2も幽閉させて自分は悠々自適に暮らしているとか、読んでいて腹が立ってしょうがなかったです。
アン・ブーリンもいわば略奪愛だけど、10年も王は言い寄って結婚したのに、男の子を産まなかったからって斬首とか、人の行為とは思えないですね。
こんなに女性が物のように扱われていた時代があったんですね。
読んでいて腹が立ちました。
でも、言い方に語弊があると思うけど、惹きこまれてあっという間に読みました。
歴史って面白いです。

〈集英社 2010.10〉H23.4.18読了

江戸のエロスは血の香り 氏家幹人3

江戸のエロスは血の香り江戸のエロスは血の香り
著者:氏家幹人
朝日新聞出版(2010-11-19)
販売元:Amazon.co.jp
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江戸時代における、恋と情事と結婚の風景。武士はなぜ男色を好んだのか? 美女の条件は胴長短足?日常茶飯だった?妻たちの不義密通。たぎる性欲に悩んだエリート少年の告白など。甘くも苦い、江戸のうずきを感じる一冊。

タイトルが印象的だったので図書館に予約しました。
江戸時代の色恋沙汰の話かと思ったらもっとディープな世界だった・・・。
しばらく男色の話だったからどうしようかと^^;
でも、実際に男色が流行った?時期や場所があって、小説もあったりして江戸時代もわりと恋愛は自由だったのかと思ったり。
戦国時代だと結婚相手は女性には決定権がなくて、繁栄のために身売りのように嫁いでいるイメージだったのだが、江戸時代はまた違うんですね。
心中が流行るなんて・・・どういうことだ・・・。
まあ、その時代の恋愛?背景がわかって面白かったです。

〈朝日新聞出版 2010.11〉H23.2.24読了

恋する日本史 やまとなでしこ物語 山名美和子5

恋する日本史 やまとなでしこ物語恋する日本史 やまとなでしこ物語
著者:山名 美和子
新人物往来社(2010-09-11)
販売元:Amazon.co.jp
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感動!こんなに勇敢でけなげな乙女たちがいたこと知らないなんてもったいない!歴史に残るほどの愛、命を燃やす生き様、女だって英雄だった。

歴史上の人物達を支えた女性たちの自伝を数々残した作品です。
出てくる女性たちのイラストがとても可愛らしくて入り込みやすかったです。
にしても戦国時代から明治時代にかけて、数々の女性たちが闘い、尽くし、支えていたんだなと思います。
男性達は、女性が立ててくれて、支えてくれているからこそ闘えたのだなと読んでいて思いました。
そして、そんなに慈しんでいるのに、時代と戦いに巻き込まれ、無理矢理な結婚をさせられたり自刀したりさせられて翻弄されて。かわいそうです。
特に印象的だったのはお市の方と浅井三姉妹ですね。映画を見ていたりしたので、多少は知っていましたけど、お市の方なんて、始めの夫はお兄さんである織田信長に殺されて、2番目の夫は豊臣秀吉に殺されて、自分も自害させられて。それでも母親の意思を継いだ三姉妹もまた凄かったです。
それから、楠本イネ。シーボルトの娘で女性初の医者になった方なんですよね。その人生もまた凄かったです。混血という事で差別もあっただろうに、幼少の時に会ったきりのお父さんを尊敬して医者になったんですから、凄いですよね。
巴御前も、小説で読んでいたので多少は知っていましたけど、こちらも戦に自ら挑んで闘って。それでも夫を救う事ができなかった辛さって言うのは私たち現代人には想像もつきません。
たくさんの女性たちの人生を読んでいて思ったことは、その時代を生きた女性たちはいろんなところでつながっているんですよね。もちろん有名な人たちばかりを取り上げてはいるんですけど。この人とこの人は姉妹なんだ。とか、この人はさっき出てきたこの人に助けられたんだとか。読んでいてとても興味深かったです。
歴史を覚えるのは苦手だけど、こういう形で読んでいくのは面白いなぁと思います。

〈新人物往来社 2010.9〉H22.11.16読了

面白くてよくわかる!日本史 加来耕三4

面白くてよくわかる!日本史面白くてよくわかる!日本史
販売元:アスペクト
発売日:2010-05-25
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大河ドラマを見ても、テレビのクイズ番組を見ても、どの時代に、どんな事件があり、どんな人物がいたのかが、サッと出てこない。歴史的な事件が、なぜ起きたのかという背景がよくわからない……。そんなときに、「もっと、日本史を勉強しておけばよかったなぁ」と思ったことはないでしょうか。
今さら、高校の教科書を勉強する気にはならないけど、常識として「ざっと日本史の流れはつかんでおきたい」という人のために、本書は作られました。暗記中心の受験勉強日本史を捨て、日本史を流れとして捉える。これが、本書の主眼です。
〈事件をつなぎ合わせて、歴史を理解する〉のではなく、〈歴史の流れをつかみ、事件をそこに置いていく〉ことで、今まで、頭に入ってこなかった、事件や人物が、すんなりと頭に入ってくるのです。
また、そういうふうに歴史を見ていくと、一つひとつの事件や人物の背後にある、大きなドラマが見えてきます。これこそが、歴史の面白さ、歴史の醍醐味なのです。流して読むという感じで、本書を読んでいただければ、今だからこそわかる発見がきっとあります。是非、ご一読を。

タイトルに惹かれて図書館で借りました。
この面白くてよくわかる!シリーズはたくさん出ているみたいですね。
私は日本史は覚えるのは苦手ですが、知るのは好きです。
(分かっていただけますかね^^;)
なので、こういう勉強勉強していない本って好きです。
一つの出来事を2ページで教えてくれるので、分かりやすかったです。
よくわかる!って書いてあるけど、頭が悪い私は分からないところもあったりして^^;
でも、白村江の戦で負けたから遣唐使が行いにくくなったっていうのは、部分部分の単語でしか覚えていなかった私はそうやって繋がっていくのねとびっくりして読んだり。
縄文時代から平成まで書かれていたけど、やっぱり明治以降は良く分からんなと思ったり。
結局身についているのかは微妙ですが^^;
でも、読んでいて面白かったです。
知ることは大事な事なんです。はい。(無理矢理まとめる^^;)

〈アスペクト 2010.5〉H22.8.2読了

世界を変えた人が、子どもだったころのお話3

世界を変えた人が、子どもだったころのお話
世界を変えた人が、子どもだったころのお話
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104人の偉人たちの子ども時代を、ちょっと短かめに、読みやすくまとめました!
ガリレオ、坂本竜馬、マザー・テレサ、アインシュタイン、ジャンヌ・ダルク、樋口一葉……
さまざまな分野で大活躍した偉人たちは、小さいときから何でもできる「特別」な子だったのでしょうか?
いえ、いえ。そんな子ばかりではありません。
この本は、ふつうの偉人伝とちがって、日本をはじめ世界中の偉人たちの「子ども時代」を、わかりやすく魅力的な文章で紹介しています。
約3分くらいで読み聞かせができるお話をメインに扱っているので、少しの時間で、ムリをせずに読み聞かせをしたいときに活用できるでしょう。
とかく伝記は説教くさくなりがちですが、本書のお話は、思わず引きこまれ、共感できるものばかりです。
きっと、子どもたちは偉人の子ども時代と自分を重ね合わせ、勇気づけられることでしょう。

偉人達の子供時代の話が2ページで分かりやすく綴られています。
出てくる人みんな、1度は聞いたことのある偉人。
子ども時代を聴いたことのある人もいましたが、こんな苦労した人だったんだと驚いた人もいました。
面白かったけど、2ページで語られているので、これだけ?と思ってしまう部分も多くて、ちょっともったいなかったなと思います。
たとえば宮沢賢治。幼い頃のエピソードがバッタを死なせてしまったって・・・もっと何かあったのでは?と思ったり。
南方熊楠は人間百科事典って言われているから勉強も出来たのかなと思ったら、中学生以降は学校の勉強はしなかったとか、意外だなとおもったり。
勉強になった!とまではいえないけど、なるほどと面白く読むのは良かったかなと思います。

〈PHP研究所 2010.4〉H22.7.25読了

フェルメール全点踏破の旅 朽木ゆり子3

フェルメール全点踏破の旅 (集英社新書ヴィジュアル版) (集英社新書ヴィジュアル版)
フェルメール全点踏破の旅 (集英社新書ヴィジュアル版) (集英社新書ヴィジュアル版)

日本でもゴッホと並ぶ人気を持つ十七世紀オランダの画家、ヨハネス・フェルメール。
その作品は世界中でわずか三十数点である。
その数の少なさ故に、欧米各都市の美術館に散在するフェルメール全作品を訪ねる至福の旅が成立する。
しかもフェルメールは、年齢・性別を超えて広く受け入れられる魅力をたたえながら、一方で贋作騒動、盗難劇、ナチスの略奪の過去など、知的好奇心を強くそそる背景を持つ。
『盗まれたフェルメール』の著者でニューヨーク在住のジャーナリストが、全点踏破の野望を抱いて旅に出る。

「真珠の耳飾りの少女」を観て、すっかりフェルメールの絵のファンになりました。
映画は作品を含め、人間関係も忠実に再現されているのかと思いましたが、「真珠の耳飾りの少女」のモデルって、不明なんですね。
映画のストーリーは研究者にとっては賛否両論だったというのはこの作品を読んで始めて知りました。
でも、フェルメールの作品って、本当に綺麗で引き込まれます。
印象的なのは、ふっくらとした女性の仕草や表情。
そして、多いのが、絵画の左側に窓があり、光が差している作品が多いんですよね。
その光の差し方がとても綺麗で、好きです。
フェルメールの作品が全部で30数点しかないのも知らなかったです。
今東京で7点展示されていますよね。
7点なんて、少ないな…。と思ったのですが、とんでもない事だったんですね。
去年、新国立美術館で展示されていたときも観に行きたかったんだけどな。
流石に東京に行くのは無理でした。長期休みの取れる時期だったら行ったんだけど。
世界中の美術館に行ってみたいと言う夢が一応あるので、生きてるうちに何点かは見れるかな〜。

〈集英社 2006.9〉H20.11.20読了
自己紹介
苗坊と申します。
生まれも育ちも生粋の道産子。読書とゲームとマラソンとV6を愛してやまないオーバー30です。47都道府県を旅行して制覇するのが人生の夢。
過去記事にもTB、コメント大歓迎です。よろしくお願いいたします。
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