苗坊の徒然日記

読書とV6をこよなく愛する苗坊が気ままに書いてます。 お気軽にどうぞ。

喜多喜久

リケジョ探偵の謎解きラボ 彼女の推理と決断 喜多喜久4



研究第一の理系女子が帰ってきた!
留学帰りの研究者・友永久理子と同棲を始めた保険調査員の江崎は、
結婚に向けて着々と準備を進めていくが、二人の生活には様々な問題が……。
一方、江崎の勤める保険調査会社《懇誠リサーチ》が受ける依頼は、相変わらず厄介なものばかり。
果たしてその死亡事故は偶然か他殺か。頭を悩ませる江崎は、久理子に相談を持ちかける。
リケジョ探偵が科学を駆使し、「死」にまつわる謎を鮮やかに解く!

前作をもう忘れてしまっていたのですが^^;そういえばこんなコンビがいたなーくらいで…すみません。
でも、内容は面白かったです。保険調査会社と科学を駆使した事件たち。
やっぱりお金目的だから事件はゲスイものが多かった気がしますけど^^;
それでも仕事熱心な江崎君と久理子さんのコンビが真相を解明していきます。
その間に2人は引っ越しして同居して結婚の準備を進めていっていたのですが…
何だか不穏な雰囲気が出てきて心配になりました。何となく予想はしていましたけどね…
それでもきっと2人の未来は明るい。眩しいラストでした。

<宝島社 2019.4>2020.1.16読了

ヴァンパイア探偵 禁断の運命の血 喜多喜久4



史上最も血液を愛する探偵、ここに誕生!
森に囲まれた紅森市は、昔から殺人事件が多いことで有名だ。紅森署に勤める刑事の桃田遊馬は、日々、難事件と格闘している。そんな彼が頼りにするのは、古い屋敷で血液の研究をしている幼なじみの天羽静也。血液のスペシャリストである静也は、遊馬が半ば強引に持ち込んでくる事件の血液分析を担当し、捜査に協力している。華奢な長身に実験用の黒衣をまとった彼を人は”ヴァンパイア”と呼ぶが、本人はその渾名をひどく嫌っている。
絞殺された大学教授と衣服に付いた血痕の謎。同棲していた女を殺して逃亡中の男と巡査刺殺事件の謎。バラバラ殺人と思われる”リストマン事件”と「運命の血」の謎。殺された女性の首に残された痕と監視カメラに映ったヴァンパイアのような風貌の人物の謎――
そして、ついに明かされる静也自身の”秘密”とは!?
イケメン刑事&ミステリアスな血液研究者の幼なじみコンビが”血”を手がかりに難事件に挑むブラディ・ミステリー開幕!

殺人事件が多い町と聞いたら蝦蟇倉市を思い出したのですが。(余談)
今回は血液のスペシャリストが登場!喜多さんは色んなスペシャリストを登場させますね。やっぱりご自身に理系の知識があるからこういう作品を次々生み出せるんだろうな。凄いです。
連作短編集なので、事件一つ一つは難事件ではないのですが、事件に関係する血液を調べることで分かってくる真実というのが面白かったです。
また分かってはいましたが、桃田と天羽の関係が耽美でしたねー←
恋愛感情ではないんですけど、静也が調べている「ヴァンパイア因子」について固執する理由は何となく予想できました。
こちらのテーマも面白かったのでまた2人に会えたらと思います。

<小学館 2019.8>2019.10.11読了

科警研のホームズ 喜多喜久4



大人気「化学探偵Mr.キュリー」シリーズの著者が描く、初の科学捜査ミステリー!
科学警察研究所・本郷分室にやってきた三人の研修生たちは、科警研の仕事に興味を示さない室長・土屋の態度に困惑する。
かつての彼は科警研の研究室長を務め、鋭い洞察力と推理の切れ味で、警察関係者から「科警研のホームズ」と称されていたらしいが……。
自分たちの成長のため、三人だけで事件の調査に邁進する研修生たち。
しかし、彼らが行き詰まったとき、土屋のホームズばりの頭脳が目まぐるしく動きだす!

ずっと科捜研だと思ってました。科警研なんですね。
北海道警から研修でやってきた北上に兵庫県警から来た高岡、埼玉県警からきた伊達。性格はバラバラですが、高岡も伊達もそれぞれの目的のために意欲を持って事件に取り組んでいきます。
北上は少し違って自分のやりたい仕事が出来ればいいという感じでしたが、事件や室長の土屋と関わっていくことで少しずつ変化が出てきます。
土屋は事件に関しては我関せずで自分の研究に没頭。しかし、研修生たちが自分たちが解析した結果を含め事件の過程を説明するとたちどころに解決の糸口を語り出す。安楽椅子探偵みたいな感じでしょうか。
事件の過程や真相も面白かったですし、続編も出るみたいですね。楽しみです。

<宝島社 2018.11>2019.9.9読了

化学探偵Mr.キュリー8 喜多喜久4

化学探偵Mr.キュリー8 (中公文庫)
喜多 喜久
中央公論新社
2019-06-20


理学部の排水から検出された覚醒剤。大学内で撮影された爆破動画。そして研究室で体調を崩す学生、その意外な原因を、Mr.キュリーこと沖野と彼のライバル・氷上が探る、大人気シリーズ第八弾。人気声優興津和幸さん&白井悠介さんの朗読で大好評のスピンオフ「池のほとりに立つ彼女」も収録!

シリーズ第8弾。前回はスピンオフみたいな感じで二人の周りの人たちがメインだったんですよね。
今回は通常に戻って沖野准教授と舞衣のコンビが戻ってきました。
普通に考えて大学の庶務がこんなことしないだろうと思いますけど、わざわざ厄介ごとに自ら進んで立ち向かっていく舞衣はかっこいいと思います。巻き込まれてる沖野もまんざらでもないんだと思うんだけどな。根は面倒見がいい人ですからねー。
ということで今回も様々な事件というか出来事がありましたね。大学が舞台でネグレクトの話が出てくるとは思わず、そこは読んでいて辛かったですが。
最後は前作で登場した信希が登場。朗読か何かされてたんですかね?
ざっくりとしたストーリーしか前回のは思い出せませんが、沖野先生は今も昔も厄介ごとを引き受けてますね^m^現代の信希はどうなっているのかも知りたいです。

<中央公論新社 2019.6>2019.8.20読了

プリンセス刑事 喜多喜久4

プリンセス刑事 (文春文庫)
喜多 喜久
文藝春秋
2018-10-06


女王統治下にある日本。現女王の姪で、王位継承権第五位の王女・白桜院日奈子が選んだ職業は、なんと刑事だった!?「ヴァンパイア」と呼ばれる殺人鬼による連続殺人事件の捜査本部に配属された日奈子と、彼女のパートナーに選ばれた若手刑事の芦原直斗は、果たして凶悪な犯人を逮捕することができるのか―?

設定が面白かったですね。女王統治下ってイギリスに近いのかな…。
王位継承権を持つ日奈子が選んだ職業は刑事だった。ヴァンパイア事件の捜査に当たるため、ある弱点を持つ芦原が日奈子とバディを組むことになります。
このプリンセスが情熱が有り余っているのか聞き込みなのに容疑者候補に言っちゃいけないことまで言ってしまったりするから芦原と同様にハラハラしながら見守っていました。
でも、ドジなわけでもないしわがままなわけでもなく、信念を持って仕事をしていることが伝わってきてそこは良かったです。
過保護すぎる警備をする竹野とか、芦原の同僚の間々田とか、妹を心配する日奈子の兄とか他にも個性的なキャラクターが登場しますし、読んでいて面白かったです。
ヴァンパイアに関してはもう性格異常者としか言いようがないですよねー。気持ち悪かった。
このバディのこれからも読むことが出来るのかな?楽しく読みました。

<文芸春秋 2018.10>H30.11.27読了

死香探偵 喜多喜久4

死香探偵 - 尊き死たちは気高く香る (中公文庫)死香探偵 - 尊き死たちは気高く香る (中公文庫)
著者:喜多 喜久
中央公論新社(2018-01-23)
販売元:Amazon.co.jp

「さて、現場の謎を嗅ぎ解こうじゃないか!」
特殊清掃員として働く桜庭潤平は、死者の放つ香りを他の匂いに変換する特殊体質になり困っていた。そんな時に出会ったのは、颯爽と白衣を翻し現場に現れたイケメン准教授・風間由人。分析フェチの彼に体質を見抜かれ、強引に助手にスカウトされた潤平は、未解決の殺人現場に連れ出されることになり!?
分析フェチのイケメン准教授×死の香りをかぎ分ける青年の、新たな化学ミステリが書き下ろしで開幕!

昨日ネットがつながらなくて本を読むしかできず、小説やら漫画やら読んでいました。
その中の1冊です。
また不思議な探偵が登場しましたね…。死者の香りを食べ物のにおいに感じてしまう潤平。その能力を利用して←風間准教授が数々の事件に潤平を巻き込んでいきます。
事件を解くたびにその香りのものが食べられなくなるので大丈夫かなぁと勝手に心配になっていました^^;この風間という男は潤平の心配を分かっているのかどうか…。
事件そのものについては香りとの関連と解決の導き方は面白かったです。潤平頼り過ぎる気もしますけども。
でも潤平の根本的な問題が解決するのかと思ったらまさかまさかだしこれからどうなるのか。。。
にしても潤平の25歳に見えない童顔と男か女か分からない可愛さというのは気になりますね←なんか耽美っぽさもあったような気がするし、著者さんはこのシリーズを続けていく予定なのか、気になるところです。

<中央公論新社 2018.1>H30.9.6読了

「はじめまして」を3000回 喜多喜久4

「はじめまして」を3000回「はじめまして」を3000回
著者:喜多 喜久
幻冬舎(2018-06-21)
販売元:Amazon.co.jp

高校二年の北原恭介は、友達の少ないリケイ男子。そんな恭介が、クラスの人気者・牧野佑那から生まれて初めての「告白」をされた。「昨日の夜、北原君に告白する夢を見たから」「予知が外れると、不幸が襲い掛かるの」冗談みたいなことを言って、ぐいぐい恭介の生活に入り込んでくる奔放な美少女。恭介の頑なな“リケイのメンタル”が次第に揺らぎ始め、ついに想いが“本当の恋”へと変わろうとしていた、そのとき…。恭介は、笑顔を絶やさなかった彼女が、「ある重大な秘密」をずっと抱えていたことを知る―。

今回はファンタジーテイストの小説でしたね。少しは化学が入っていましたけど、どちらかというとファンタジーと恋愛がメインでした。
きっと佑那が言っている以上に「くだん」の呪いは深刻なものなんだろうなと思っていました。実際に言われた時に信じられるかは分からないけど、佑那は自分の運命を受け入れつつ、恭介とずっと一緒にいられたことを幸せに感じていたんじゃないかな。
佑那の日記を読んでいたらだんだん胸がいっぱいになっていきました。もうそこまで来たら運命の人としか思えないですよね。
そして最後の場面。
展開はコナンの映画の「ベイカー街の亡霊」を思い出しました^m^
実際に実現出来たらと思うと少し怖いけど、2人にとっては幸せなラストで良かったと思います。

<幻冬舎 2018.6>H30.7.27読了

化学探偵Mr.キュリー7 喜多喜久4

化学探偵Mr.キュリー7 (中公文庫)化学探偵Mr.キュリー7 (中公文庫)
著者:喜多 喜久
中央公論新社(2018-02-23)
販売元:Amazon.co.jp

猫柳課長が大学で遭遇した猫虐待事件。美間坂剣也がCM出演オファーを受けた「酔わない酒」の謎。沖野を理解すべく、氷上一司が挑む学生の記憶喪失事件。Mr.キュリーこと沖野春彦の名推理に“化学反応”した人々が織りなす、個性豊かな七色のミステリが登場です!

このシリーズ50万分も売れてるんですか!(唐突に)密林のあらすじのところを読んでいたらそう書いてあったのでびっくり。確かに化学という分野が入ってるけど分かりやすくて面白いもんね。
シリーズ第7弾。もう7冊目ですか。今まで登場した方々の話が出てきていて舞衣は少し蚊帳の外。ちょっと残念です。あの猪突猛進な舞衣も見たかったのですが。
そして今まで登場したらしい人達、思い出せる人の方が少ないんですがすみません^^;
みゅーたんがうっすら覚えているかなぁ…っていうかみゅーたんってなんだよ、本名はなんだ。美間坂剣也ももちろんわかるけど…あ、水上も分かるか…それくらいかな。
まあ、人物が分からなくても全然読めるから良いんですけどね←
どのお話も日常ミステリのようで面白かったです。
まあ、命にかかわるものもありましたけど…
そして最初と最後の沖野先生が学生時代の物語、素敵でしたねー。
信希は年齢的に私と同い年だったので自分の受験の事とか諸々思い出してしまいました。
私は行きたい高校があって、頑張って勉強して合格したけど、その高校に合格することが目標になっていたから、入学してからが大変だったなという思い出。次の目標が見つけられなかったんですよねー。だから信希の様に将来なりたいもの、やりたいものがちゃんと決まっているのは羨ましかったです。それでも、独りよがりになりそうになっていたのかもしれないですね。気づけて良かった。またこのシリーズのどこかで登場してほしいです。

<中央公論新社 2018.2>H30.6.5読了

ビギナーズ・ドラッグ 喜多喜久4

ビギナーズ・ドラッグビギナーズ・ドラッグ
著者:喜多 喜久
講談社(2017-12-07)
販売元:Amazon.co.jp

世界を変えるのはいつだって、ひたむきな努力と果てしない情熱だ!中堅製薬会社で事務職を務める水田恵輔は、祖父が入居する老人ホームで出会った女性・滝宮千夏に一目惚れする。しかし、彼女は治療困難な難病に侵されていた。彼女のために何かできないのか。悩んだ恵輔は、自ら治療薬を創ればいいと思い立つ。同期の研究員・綾川理沙を巻き込み準備を始める恵輔だったが、素人の思いつきに対する周囲の風当たりは強く…。次々と立ちはだかる困難、進行する病魔、恵輔の恋と情熱の結末は―。

老人ホームで出会った難病に苦しむ女性のために、自ら治療薬を開発することを決意する。なかなかぶっ飛んだ内容でしたが、面白かったです。熱い作品でした^^
純粋で生真面目な恵補は思い立ったら即行動。周りの言葉も聞かずに突っ走っていきます。それでもきっと、恵補が総務部という何も知識がないところから始めていったのが良かったのかもしれないですね。少しでも知識があったら無理だって思ってしまっていたかもしれない。4人のチームもだんだん団結していったのも良かったです。人にはその人にしかない物語がそれぞれあるんですよね…。

<講談社 2017.12>H30.4.11読了

化学探偵Mr.キュリー6 喜多喜久4

化学探偵Mr.キュリー6 (中公文庫)化学探偵Mr.キュリー6 (中公文庫)
著者:喜多 喜久
中央公論新社(2017-06-22)
販売元:Amazon.co.jp

四宮大学にアメリカから留学生が来ることになった。彼女は十六歳で大学に入った化学の天才エリー。沖野の研究室で天然素材「トーリタキセルA」の全合成に挑むことになるが、天才コンビ沖野&エリーにしても最終段階で合成に失敗してしまう。原因を調べていくと、大学内でのきな臭い事情が絡んでいることが見えてきて?シリーズ初の長編登場。

今回は初の長編でしたね。変わらず面白くてあっという間に読んでしまいました。
飛び級で16歳で大学に入った天才エリー。化学の世界に飛び込んだきっかけは一人の大学生との出会いがきっかけでした。
しかし、その学生は既に大学を辞めていた。辞めた理由はなぜだったのか、そしてエリー自身の秘密もあり、物語は展開していきます。
実験内容に関してはもういくら読んでも理解できないことは分かっているのでさらさらと読んで←学生二見の行方やなぜ大学を辞めたのか、そればかり気になって読んでいました。諸々の真相に関しては腹ただしかったですねー。1人の男性の人生にまで影響を及ぼしたことに対してのあまりにもひどい態度にこちらもイライラしました。
それでも最後は一応のハッピーエンドで良かったです。この後の展開も気になります。
このシリーズは全体的に流れが繋がっているので、次回出てきてくれるかなーと期待してます。

<中央公論新社 2017.6>H29.11.13読了

化学探偵Mr.キュリー5 喜多喜久4

化学探偵Mr.キュリー5 (中公文庫)化学探偵Mr.キュリー5 (中公文庫)
著者:喜多 喜久
中央公論新社(2016-12-21)
販売元:Amazon.co.jp

化学サークルによる「甘い物質」合成対決。サ行の発音がおかしくなった同級生の秘密。四宮大生を狙う奇妙な仮面の男の正体。協力して事件の解決に当たる沖野と舞衣は、ひょんなことから理学部の冷蔵室に閉じ込められてしまった。暗闇&低温の極限状態から脱出する術はあるのか!?

シリーズ第5弾。結構続いていますね。もう6冊目も出てますよね。
シリーズの中では何となく時間が流れていて、この本で丸1年がたったんですかね。
ホント沖野先生じゃないですけど舞衣は巻き込まれすぎですよね。自分から巻き込まれて言っている感も否めないですが^^;
どのお話も化学にまつわる話で、でも分かりやすくて面白かったです。
主人公の舞衣が文系人間なのでその目線なのがいいのかな。
最後の沖野先生と舞衣が閉じ込められた話はドキドキしました。
色恋じゃなくて生理現象の件で。
普通だったら大学教授と新米庶務の子の恋なんてありえないと思うんですけど(ありえるのか?)何だか気になる2人ですよね。次回また何か展開があるんでしょうか。
次も楽しみです。

<中央公論新社 2016.12>H29.9.6読了

リケジョ探偵の謎解きラボ 喜多喜久4

リケジョ探偵の謎解きラボ (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)リケジョ探偵の謎解きラボ (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
著者:喜多 喜久
宝島社(2017-05-09)
販売元:Amazon.co.jp

保険調査員の仕事は、死亡事故の発生に際し、保険会社から支払われる保険金に関して被保険者側に問題がないか調査・報告すること。
保険調査会社《懇誠リサーチ》の江崎に回ってくるのは、大学教授の密室での突然死や、田舎町の海岸でのサラリーマンの溺死など、不審死ばかり。
その「死」は果たして、自然死か他殺か――。
そんなとき、江崎は意中の人でiPS細胞の研究者・友永久理子に相談を持ちかける。研究最優先、男は後回し――
熱血女性科学者・理系女子のリケジョ探偵が、「死」にまつわる謎を解く! 『このミステリーがすごい! 』大賞シリーズ。

「小さな殺し屋」教授の死の真相。少し化学が絡んでいてなるほどと思いました。リケジョ探偵だからこそ解けた謎なのかもしれないですね。にしても奥さん、男を見る目が無さ過ぎますねー
「亡霊に殺された女」夫婦だからってなんでも話すべきとは思わないけど、この夫婦は話さなすぎだったんじゃないかなぁ。悲しい結末でしたね。
「海に棲む孔雀」読み始めた1ページ目でこの事件となるキーが分かってしまって^^;でも真相にはビックリ。こちらも切ないお話でした。
「家族の形」介護に追われる家族たち。こちらも悲しい話でした。でも、息子さんがしっかりしていたからその点は少し安心かな。
にしても江崎君と久理子さんは最後いつのまにこんならぶらぶに…。

<宝島社 2017.5>H29.8.14読了

リケコイ。 喜多喜久3

リケコイ。 (集英社文庫)リケコイ。 (集英社文庫)
著者:喜多 喜久
集英社(2016-10-20)
販売元:Amazon.co.jp

恋愛経験ゼロ。冴えない理系大学院生の森は、ある日突然恋に落ちた。相手は、卒業研究をするためにきた、黒髪メガネの年下リケジョ・羽生さん。ところが、好みド直球な彼女にはある重大な秘密が!妄想と現実に身悶えながら、あの手この手でアプローチを仕掛けるが、ひたすら空回り。それでも諦めきれない…。どこまでも不器用で、思わず応援したくなる、歯がゆさ満載の青春ストーリー!

いやー…ホント頭がいいだけの男でしたね←ヒドイ
喜多さんに失敗談を小説にしてもらうというていでの物語でしたが(リアルじゃないよね?)アニヲタなのとか全然かまわないんですけど、要所要所でダメなところが露呈されていましたねー。いやはや。
恋愛経験が乏しい私ですらバカじゃないの?って思うところがたくさんありましたよ^^;そういうもんなんすかね。
また学生たちのあけすけな会話。もう虫唾が走りました←
いつものような化学ミステリとは違いましたねー。
「私」が誰なのか分かった時にそこいったか!って思ったくらいかなー。

<集英社 2016.10>H29.1.26読了

アルパカ探偵、街をゆく 喜多喜久5

アルパカ探偵、街を行く (幻冬舎文庫)アルパカ探偵、街を行く (幻冬舎文庫)
著者:喜多 喜久
幻冬舎(2016-04-12)
販売元:Amazon.co.jp

愛していた者の狎諺阿糧詭瓩鮹里辰討靴泙辰浸、人は悲しき闇に放り込まれる。夫が女性と写る写真を見つけ、過去を悔やみ始めた未亡人。死んだ娘の日記を読んで、親の知らない猜未隆薛瓩鮹気卦瓩瓩詆磧宗宗K瓦人の声を聴くことはできないが、この街では、涙にくれる人の前にアルパカが現れ、真実の扉を開けてくれる。心温まる癒し系ミステリ。

アルパカ探偵とは何ぞやと思いましたが、本当にタイトルと装丁まんまのアルパカの探偵が現れるという^^;まあそのカラクリ(?)は最後に明らかになるのですが。
5編からなる連作短編集です。出てくる人たちは異なりますがこの場所が比久奈市という場所は一緒で同じような場所が登場します。
「アルパカ探偵、聖夜の幽霊を弔う」
プロ野球選手だった父親が既に亡くなっているクリスマスイブに娘の葵にテディベアをプレゼントしていた。葵が見た父親は幽霊だったのか。
この出来事の真相も良かったけど、葵と一緒に謎解きをしたお友達の雛子の存在が良かったなぁ。最後の2人が可愛くて好きでした。
「アルパカ探偵、奇跡の猫を愛でる」
ずっと家の中で飼っていた猫コユキがなぜか外に出たがっており、逃げ出してしまった。圭吾は行方不明になったコユキを捜し、とある病院で見つける。しかしその猫は自分の猫だという女子高生が現れる。だが、コユキは目の色がピンクと青の珍しい猫だったため、違うとは思えなかった。
真相はありがちな感じだったけど、面白かった。2人の今後が気になるところ。
「アルパカ探偵、少年たちの絆を守る」
速斗はクラスメートたちと探偵クラブを結成し、夏休みにナンバープレートの落書きについて調べることになった。聞き込みを続ける中、速斗の父親がかつて船の事故で亡くなっていることを知った年下の駿は何か思い悩むようになる。
なんだよー!少年たち可愛すぎだよー!みんながお互いの事を考えて想い合っていて、友情って素敵!と感動した作品でした^^
「アルパカ探偵、夫婦の絆を照らし出す」
あらすじにお話の内容が書かれているので割愛しますが、そんな長年連れ添っていて旦那さんが嫌だなんて思っていたわけないじゃないって思いましたけど、本人から見たら重大な問題だったんですよね。色々調べて旦那さんの想いが分かって良かったです。お孫さんもいい子でしたね。
「アルパカ探偵、少女の想いを読み解く」
こちらもお話の内容は割愛しますけど、親も奥さんもさらに娘もガンで亡くすなんて主人公が可哀想すぎてしょうがなかったです。でも、ちゃんと春香に想いは伝わったんじゃないかな。切なすぎたけど…。

<幻冬舎 2016.4>H28.12.6読了

化学探偵Mr.キュリー4 喜多喜久4

化学探偵Mr.キュリー4 (中公文庫)化学探偵Mr.キュリー4 (中公文庫)
著者:喜多 喜久
中央公論新社(2016-03-18)
販売元:Amazon.co.jp

大学で暗躍する『互助組合』の謎。反応を掻き混ぜる以外に使い道のない“スターラー盗難事件”。切断された銅像と雪の上の足跡。そして今回、Mr.キュリーこと沖野春彦がなんと被害者に!?この事件の謎に立ち向かうのは、イケメン俳優にして「春ちゃんラブ」の美間坂剣也。沖野リスペクトによる化学的知識を駆使して新たな名探偵となれるのか!?

シリーズ第4弾ですね。コンスタントに出ていて非常に嬉しいです^^
今回も大学庶務の七瀬と沖野先生のコンビが大活躍しています。
今回4作目ですが、物語の中ではまだ9か月くらいしか経ってないんですね。
どの作品も面白かったですが、完全に騙されたのは沖野先生が被害者になったやつかなー。どうなるんだろうとドキドキして読んで、なるほど!と思いましたけどその先の真相にびっくりしました。良かった良かった。
個人的に剣也君が好きなので出てきてくれて嬉しいです^^
次の作品も楽しみです。

<中央公論新社 2016.3>H28.8.13読了

創薬探偵から祝福を 喜多喜久4

創薬探偵から祝福を (新潮文庫nex)創薬探偵から祝福を (新潮文庫nex)
著者:喜多 喜久
新潮社(2015-11-28)
販売元:Amazon.co.jp

病の原因を突き止め、命をつなぐ――創薬探偵。創薬チーム、それは原因不明の難病奇病に苦しむ者の最後の望み。主治医からの依頼を受け、限られた時間内に病のメカニズムを解明、対応する新薬を創造して患者を助けるのが彼らの役割だ。調査担当の薬師寺千佳と化学合成の鬼才・遠藤宗史。ふたりは、数々の難題をクリアして得た成果で、ある女性を救おうとしているのだが――。化学×人間ドラマ。ミステリの新たな扉が開かれる。

テーマも内容も難しかったですが、原因不明の難病と闘う患者を救おうとする遠藤と千佳の熱意が感じられました。でも二人の本当の目的は別にあって…。その部分は最後に大きな展開を迎えて驚きました。2人の身にも色々なことが起きるのだけどそのすべてが仕事にも人生にも生きているような気がして最後はじんわりして読み終えました。
著者さんはずっと薬学関係をテーマに小説を書かれていていつか「創薬」がテーマの小説にチャレンジするんだろうと思っていたとあとがきに書かれていました。
確かに仕事は何をしていますかと聞いて「創薬研究です」と言われても全然ピンと来ないです。それに同じようにフラスコと白衣と注射器とかしか思い浮かばないような気がします。
この小説自体はフィクションですが実際にこのようなお仕事をされているんですね。ご本人もおっしゃっていますがかなりのマニアックな内容だったと思います^^;
それでも面白かったですし、遠藤や千佳の今後もぜひ読みたい。
諸々気になるところもありますし、創薬探偵というにはまだミステリ要素は少ないと思うので是非続編を出してほしいと思います。

<新潮社 2015.12>H28.5.13読了

化学探偵Mr.キュリー3 喜多喜久4

化学探偵Mr.キュリー3 (中公文庫)化学探偵Mr.キュリー3 (中公文庫)
著者:喜多 喜久
中央公論新社(2015-06-23)
販売元:Amazon.co.jp

体調不良を引き起こす呪いの藁人形、深夜の研究室に現れる不審なガスマスク男、食べた者が意識を失う魅惑の“毒”鍋。次々起こる事件を、Mr.キュリーこと沖野春彦と庶務課の七瀬舞衣が解き明かす―が、今回沖野の前に、かつて同じ研究室で学び、袂を分かった因縁のライバル・氷上が現れた。彼は舞衣に対し、沖野より早く事件を解決してやると宣言し!?

このシリーズも第3弾ですか…その割にこの物語の中では半年くらいしか経ってないんですね。一体舞衣たちはどれだけ事件に巻き込まれているんでしょうか^^;
今回も4つの事件に巻き込まれる舞衣たち。
全ては化学によって解明されて行くミステリでこの方の作品の醍醐味ですよねー。
今回は最後のお話で沖野の秘密が少し垣間見えましたね。沖野にそんな秘密があったとは。
この小説を読んで、化学に興味を持った人が増えたらいいなぁなんて思いました。
私は高校生の時に化学で2取ったことあるし年も取ってるんで。若い人頑張って←

<中央公論新社 2015.9>h28.1.15読了

化学探偵Mr.キュリー2 喜多喜久4

化学探偵Mr.キュリー2 (中公文庫)化学探偵Mr.キュリー2 (中公文庫)
著者:喜多 喜久
中央公論新社(2014-07-23)
販売元:Amazon.co.jp

鉄をも溶かす“炎の魔法”、密室に現れる人魂、過酸化水素水を用いた爆破予告、青酸カリによる毒殺、そしてコンプライアンス違反を訴える大学での内部告発など、今日もMr.キュリーこと沖野春彦准教授を頼る事件が盛りだくさん。庶務課の七瀬舞衣に引っ張られ、嫌々解決に乗り出す沖野が化学的に導き出した結論は…!?大人気シリーズ第二弾。文庫書き下ろし。

シリーズ第2弾です。相変わらず化学の部分は分からないけど事件については面白いです!
大学職員ってそんなにたくさんいろんなことに巻き込まれたりしないと思うので多分舞衣はそういうのに巻き込まれる才能があるんでしょうねぇ。まあ色々あったほうが人生楽しいと思うので良いんじゃないでしょうか←
どのお話も面白かったけど1番最初の炎の魔法の話は結末も可愛くて好きかな。
沖野は舞衣の事を一体どう思っているんでしょうねー。
2人は恋愛には発展しなそうですが、このコンビにはまた会いたいと思うので続編がまた出てくれたらいいなと思います。

〈中央公論新社 2014.7〉H27.3.24読了

文部科学省研究公正局・二神冴希 捏造のロジック 喜多喜久4

捏造のロジック 文部科学省研究公正局・二神冴希 (『このミス』大賞シリーズ)捏造のロジック 文部科学省研究公正局・二神冴希 (『このミス』大賞シリーズ)
著者:喜多 喜久
宝島社(2014-12-10)
販売元:Amazon.co.jp

興国科学研究所に勤める研究員・円城寺は、突然センター長の呼び出しを受けた。二年前に論文捏造の疑惑で日本中を騒がせた“PAX細胞”についての論文が、今になって再び投稿されたというのだ。当時、疑惑の渦中にいた人物たち―一人は失踪、一人は謎の死を遂げているにもかかわらず。いったい誰が、何のために疑惑の論文を投稿したのか。クビ寸前の円城寺は、文部科学省に新設された研究公正局から派遣されてきたキレ者役人・二神冴希とコンビを組み、計算科学者など秘密のサポート・メンバーとともに、捏造論文の真相に迫っていく―。

内容を全然知らないで読んだのですが、この作品は確実に「あの事件」を絡めた作品です。
著者さんが研究者だからこそ書けた作品なのだと思います。
っていうかここまで書いちゃって大丈夫???と心配にもなりますけども…。
でも研究者の方々はいらいらもやもやした日々を送られたんだろうなと思いました。
この物語は展開がまた凄かったですけども、ありえなくもないな…なんて思ってしまいました。
面白かったという言い方は語弊がありそうですが、でも面白かったです。

〈宝島社 2014.12〉H27.3.17読了

真夏の異邦人 超常現象研究会のフィールドワーク 喜多喜久4

真夏の異邦人 超常現象研究会のフィールドワーク (集英社文庫)真夏の異邦人 超常現象研究会のフィールドワーク (集英社文庫)
著者:喜多 喜久
集英社(2014-09-19)
販売元:Amazon.co.jp

ひと目見た瞬間、強烈な電流が背中を駆け抜けた。僕は、奇妙な飛行物体から突如現れた少女に恋をしていた―。夏休み。大学の“超常現象研究会”に所属する星原俊平は、動物の不審死の噂を聞き、先輩3人と故郷の村を訪れた。ところが、調査開始早々に人間の手首が発見されて…。やがて、俊平は少女の“正体”と、村で起きた事件の真相に辿り着く。儚いひと夏の出来事を綴るSF青春ミステリー。

喜多さんの作品は理系と純愛がテーマの作品ですねぇ…。
今回は超常現象ですか。今までとちょっと方向が違うかも。
超常現象に関してはサークルとしての部分は中途半端な感じだったかな^^;
でも大学のサークルなんてそんなもんですよね。
ユーナの正体は大まかには予想がつきましたけども、俊平があまりにも恋について知らないもんだからおいおいおい!と思ったりもしました^m^
動物の不審死の謎と人間の手首の謎は色々入り混じってましたけど、なるほどと思いました。
事件の真相に関してはハラハラドキドキする部分もありましたが何とかなってよかったです。そして最後は切ない結末でしたけど、でもエピローグの最後の一文に希望が持てました。みんな幸せに過ごすことが出来ていたら良いな。

p178.「何が正しいかなんて、誰にも分からないし、誰にも決められない。(略)人はもっと自由でいい。自分のやりたいことをやればいいんだ。(略)自由になれる時間がたっぷり用意されていて、やれることの選択肢は無限に広がっている。だから、好きな道を選べばいいんだ」

〈集英社 2014.9〉H27.2.20読了

化学探偵Mr.キュリー 喜多喜久4

化学探偵Mr.キュリー (中公文庫)化学探偵Mr.キュリー (中公文庫)
著者:喜多 喜久
中央公論新社(2013-07-23)
販売元:Amazon.co.jp

構内に掘られた穴から見つかった化学式の暗号、教授の髪の毛が突然燃える人体発火、ホメオパシーでの画期的な癌治療、更にはクロロホルムを使った暴行など、大学で日々起こる不可思議な事件。この解決に一役かったのは、大学随一の秀才にして、化学オタク(?)沖野春彦准教授―通称Mr.キュリー。彼が解き明かす事件の真相とは…!?

文庫でしか出ていなかったのでこの作品の存在を知りませんでした…。
他の作品よりも化学っぽくなくて完全なる文系人間としては良かったです。
主人公が化学とは無縁の子だから良かったのかもしれないです。分かるように説明して!っていうシーンは良く言った!と思いながら読みました^m^
大学事務で庶務課の七瀬舞衣と大学准教授の沖野春彦が事件を解決していくのですが殺人が起きるわけではないのでゆる〜い感じでさらさら読めました。
東川さんの作品に登場する凸凹コンビのような。
まあ、入りたての大学事務の女の子が上司や大学准教授にこんなにいろいろ言えるんだろうかなんてことも思ったりもしましたけども、まあそこはご愛嬌ですかね。
更にいうならとある病気に感染した記述があるんですがそんなことで感染しないだろうとツッコミを入れた場面もありましたけどもまあそれも良いですよ(いいのか?)
続編があっても面白そうだなと思いました。
ひとつ言うなら、喜多さんの理系関係以外の小説も読んでみたいなーとも思います。

〈中央公論新社 2013.7〉H26.5.6読了

二重螺旋の誘拐 喜多喜久4

二重螺旋の誘拐 (『このミステリーがすごい!』大賞シリーズ)二重螺旋の誘拐 (『このミステリーがすごい!』大賞シリーズ)
著者:喜多 喜久
宝島社(2013-11-11)
販売元:Amazon.co.jp

誘拐は連鎖する!? 『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞受賞作『ラブ・ケミストリー』(累計12万部突破)で人気を集めた著者による、緻密にして大胆な誘拐ミステリー! 大学に勤務する香坂啓介は、先輩・佐倉雅幸の一人娘・五歳の真奈佳に、妹の面影を重ねて可愛がっていた。ある日、帰らない真奈佳を心配する雅幸と妻・貴子の元に、誘拐を知らせる電話が……。啓介と雅幸の物語は、螺旋のように絡み合っていく――。巧緻なプロットと周到な伏線が、ド派手などんでん返しを演出します。

喜多さんだから何かカラクリがあるんだろうと思って読んでいました。カラクリ自体はなんとなく気づいていたんですけど…啓介の方がどうも…あれ、犯人誰だかすぐにわかっちゃう気がするんだけどなぁ。見知らぬ人が犯人じゃないでしょ、あれは。
って思っちゃって結末を読んで若干テンションが下がったと言いますか…
ずっとどうなるんだろうとドキドキして読む手は止まらなくてあっという間に読んでしまったんですけどね。それでもどうもそれか〜と思うとうーん…
啓介については私は気持ち悪いとは思わなかったから、最後は良い方向へ行くと良いなぁと素直に思いました。
それから、本編とは関係ないんですが、物凄い大事なシーンで誤植があって^^;
それが残念でした。
それでもこの作品は喜多さんの作品の中で1番専門的な部分が少ないストーリーだったと思うので、読みやすかったです。
色々言っていますがお話は面白かったです。

<宝島社 2013.11>H26.3.1読了

恋する創薬研究室 片思い、ウイルス、ときどき密室 喜多喜久4

恋する創薬研究室 片思い、ウイルス、ときどき密室 (単行本)恋する創薬研究室 片思い、ウイルス、ときどき密室 (単行本)
著者:喜多 喜久
幻冬舎(2013-10-10)
販売元:Amazon.co.jp

恋愛、オシャレ、実験、謎解き――全部苦手。そんな冴えない理系女子が、イケメン理系男子に恋をした。だが、ライバルの出現、差出人不明の脅迫状、意外な三角関係、新薬開発の失敗などが次々に……。不本意だらけのヘタレ女子、反撃開始!
帝國薬科大学創薬研究室・修士2年生の伊野瀬花奈は、重要なプロジェクトチームに入ったのにミスばかりしてる落ちこぼれ。"恋も研究もパッとしない理系女子"から卒業しようと、一念発起。イケメン助教・北条智樹への恋を叶えるため奮闘を始める。
ところが、美人で成績優秀なライバルが立ちふさがり、不気味な脅迫状まで届くように。そして、智樹の命を狙う恐ろしい影が……!

なんでいつもこういう難しい内容なんだろうなぁと思ったら東大大学院卒の方なんですね…道理でいつもよくわからない実験について書かれているなと思いました(思いっきり文系な人)
展開的にはいつもと同じような奥手な人が好きな人に振り向いてもらえるように頑張るみたいな感じなんですけど(失礼なざっくり具合)
いやー・・・騙された。ものすごく騙されました。
これは気付かないよーずるいよー。
でもまあ実験内容は分からなかったけど話は面白かったd背う。
花奈もこれで自信がついたと思うし、ハッピーエンドでよかった。
にしてもあの先輩はいただけないなぁ。こんな人本当にいるんだろうか。だとしたら女は怖いね←
相良先輩は絶対にあの子が好きだったと思うのだけど。だとしたら最後のセリフは結構ひどいよな気がするのだけどどうだろう^^;

〈幻冬舎 2013.10〉H25.11.8読了

美少女教授・桐島統子の事件研究録 喜多喜久4

美少女教授・桐島統子の事件研究録美少女教授・桐島統子の事件研究録
著者:喜多 喜久
中央公論新社(2012-12-18)
販売元:Amazon.co.jp

東京科学大学に入学した芝村拓也が出会った美少女は、日本人女性初のノーベル賞受賞者・桐島統子教授だった。一方、大学では構内に吸血鬼が出るという噂が。吸血鬼の正体に迫る拓也たちは日本を揺るがす計画に辿りつき…。
「完全免疫」を持つぼくと、見た目は17歳、心は88歳のノーベル賞教授が、キャンパスの“吸血鬼”を追う。

喜多さんのサイエンス系ミステリ?第4弾です。
今までは化学でしたが、今回は生物学?生理学?がテーマでしたね。
まあ、いずれにしても相変わらず研究の説明部分はサッパリでしたが、ミステリ部分は面白かったです。
友人の飯倉が体調を崩して入院し意識が戻らなくなります。その原因を突き詰めていくと、なぜか大学で蔓延している吸血鬼の噂が関わってきます。
飯倉の病気の原因を突き詰め、吸血鬼の正体についてもだんだん明らかになっていきます。どうなっていくんだろうと気になって最後はあっという間でした。
主人公の芝村も奮闘してました。
ただいうなら、桐島統子教授が若返っている重要性があまり必要なかったというか関わっていなかったような。芝村が意欲を出すっていうところだけ?^^;でも、もともと尊敬していたんだから意欲は最初から出ると思うんだけど。いや、そもそも若返ってなかったら雲の上の存在だものね…なんて色々考えてしまいましたが。
続編も出来そうなので今度は2人の恋愛模様なんかあれば見てみたいです。

〈中央公論新社 2012.12〉H25.1.15読了

ラブ♥リプレイ 喜多喜久5

ラブ・リプレイ (『このミス』大賞シリーズ)ラブ・リプレイ (『このミス』大賞シリーズ)
著者:喜多 喜久
宝島社(2012-09-07)
販売元:Amazon.co.jp
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『このミステリーがすごい! 』大賞作家が描く、理系女子×有機化学ラブコメ×ミステリー。時間を巻き戻せるチャンスは10回。奈海は愛する人を救えるか!? 東大農学部院生の奈海はバレンタインデーの朝、同じゼミに在籍する本田の死体を発見する。凶事に茫然自失する奈海の前に、突如“死神"を名乗る青年が姿を現し、「過去に戻って愛する者を救う機会を与える」と言う。死因を突き止め、彼を救うことを決意。が、本田が密かに開発していた惚れ薬も絡み、事態は思わぬ方向へ…果たしてふたりの運命やいかに?

喜多さんの作品も3作目です。化学エンターテイメント小説って呼ばれているんですね。の、第3弾。
今回は時間の巻き戻し。そしてそのチャンスは10回まで。何度も行ったり来たりして、本田を救おうとしているのに、救おうとすればするほど展開がまったく意外な方向へと向かって行ったり犠牲者が変わっていったり、根本の部分が分からないと解決しないので、だんだんそもそもの理由が分かっていきます。
ただ、死を防ぐことだけを考えてたらダメなのかと読んでいていろんな展開が待っているので夢中で読みました。面白かったです。
読んでいて、昔放送されていたドラマ「君といた未来のために」を思い出しました。
まあ、あれは期間が4年間をぐるぐる回っていたし、そうなる理由が分からなかったから少し違うけど。
今回は惚れ薬という化合物は登場しましたけど、1,2作目に比べて化学な難しい部分が少なかったので文系人間としてはありがたかったです。
最後、どうなるどうなると気になって読んでいて、もうすぐ終わるのかなと思ったらまさかの展開に驚きました。え〜!!ここで終わり〜!!って著者にクレームを入れそうになりました^^;でも、そうならなくて良かった。
この人のラブコメな感じ好きです。これからも読んでいきたいです。
でも、化学エンターテインメントと言われている以外の小説も読んでみたいです。

〈宝島社 2012.9〉H24.10.3読了

猫色ケミストリー 喜多喜久5

猫色ケミストリー猫色ケミストリー
著者:喜多 喜久
宝島社(2012-04-06)
販売元:Amazon.co.jp
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計算科学を専攻する大学院生の明斗は、学内に棲みつく野良猫が唯一の友達だ。ある日落雷で、近くにいた明斗と猫、同級生の女子院生スバルが同時に意識を失う。気がつくと明斗の魂はスバルに、スバルの魂は野良猫に入れ替わっていた!元にもどるため必死に奔走する二人は、猫の餌から、研究室で覚醒剤の違法な合成事件が起きていることに気づく。餌に薬物を混入した犯人の目的は?果たして二人は、元の体にもどれるのか。

著者さんの2作目です。装丁のイラストが前作の人と同じだしタイトルもあまり変わらないしきっと難しいもの(曖昧)がたくさん出てくるんだろうなあと思ったらやっぱりそこらへんは難しかったです。
意識が入れ替わるという昔からあるネタをどう料理するのか興味があったのですが、物凄い意外性はなかったかな。でもテレパシーという形で脳が人間の2人が会話しているのは面白かったです。どうして入れ替わってしまったのかという考えも理屈っぽくてそれも興味深かった。
それにしても前作もそうだったけどどうしてこうこの人の書く主人公の男どもはそろいもそろって鈍いんだろうか…。「この鈍感野郎!」って殴りたくなりました。あ、殴るときは男性の姿の時で。
高校生の時のトラウマから9年間人とかかわろうとしていなかった明斗が女生徒姿に入れ替わったことでコミュニケーションを取らなければならない状況に陥って、ある意味良かったのかなと思います。
スバルは前々から気になっていたんですね。ふふふ。ラブっぷりが初々しくて可愛かったです。
ただ、事件の犯人と動機が何となく読めてしまってそこがちょっと残念だったなと思いましたが。私なんかに読まれるというのは相当の事だと思うので^^;
でも、著者さんの書かれる作品は私と相性が良いみたいで読んでいるときに楽しいのでこれからも読んでいきたいなと思います。
出来れば今度は、ケミストリーが全く関係ない作品を書いてほしいなと思います。
2人の関係が少しでも進展していますように。

〈宝島社 2012.4〉H24.4.24読了

ラブ・ケミストリー 喜多喜久5

ラブ・ケミストリーラブ・ケミストリー
著者:喜多 喜久
宝島社(2011-03-04)
販売元:Amazon.co.jp
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どんなに複雑な物質であっても、瞬時に合成ルートを編み出す能力を持つ大学院生・藤村桂一郎。ところが彼は研究室にやってきた新人秘書・真下美綾にひと目惚れし、能力を失ってスランプに陥ってしまう。そんなある日、カロンと名乗る黒衣の妖女が「キミの能力を取り戻してあげる」と現れ、美綾への告白を迫るが…。東大で理系草食男子が巻き起こす前代未聞のラブコメ&ミステリー。東大卒の著者が描く“日常系コメディ”登場!天才的化学センスをもつ藤村桂一郎は、初恋によってスランプに!突然現れた死神・カロンに振り回され、超オクテの草食男子はどこへ行く!?2011年第9回『このミス』大賞優秀賞受賞作。

面白かった!私好きだ!こういうラブコメみたいな感じ好きだ。
書評で「もやしもん+太陽の塔」と書かれていたが、私はどっちも読んだ事がないので分からないんですが、面白く読みました。
まず、始めに登場する死を宣告された女性らしき人は誰なんだろうと。
私はあの人だなと考えていた人がいたのですが・・・はずれました^^;
私は犯人やら展開が当たったことがあまりありません。
舞台は農学部。私は中学の時に数学が得意だったので高校は理数系に進み、一気に理数系が嫌いになり化学なんてもってのほか^^;と言う事で今回は大丈夫か?と思ったのですが、そこらへんは細かく解説されていたので挫折せずにすみました。
出てくる人も個性的な人が多いです。
藤村は24歳にして初恋を経験してるし、後輩の岩館さんも何かありそうだし百瀬君は超オタクだし、東間はイケメンだし神崎先生も特徴的だし、真下さんも可愛かったです。
皆変わっているけどいい人達ですよね。素敵な人ばかりです。皆藤村の能力を知っていてそれが失われてどうにかしなければと本気で考えているし、岩館さんや神崎先生は色恋沙汰に親身に相談してくれるしとってもいい人!
最後の怒涛の展開がビックリしましたけども。あの急展開は超ピュアな男には選択できないでしょ。
そして更に藤村を気にかけていた女性の正体!あれは気付かなかったですねぇ・・・。
カロンがいろいろ上手い事しすぎな気もしますけど、それでも最後はハッピーエンドでよかったです。ああいう終わり方好きです。やっぱりラストはハッピーエンドじゃないとね。
でも、もうちょっと先に何かあっても良かったような気がするんだけどな。
まいっか。確かにラブコメっぽくてラノベっぽいところもあってミステリというくくりは微妙だけど私は好きです^^次回作出るかな。期待してます。
カスヤナガトさんの装丁もとっても素敵!これだけで読むのがワクワクします。

〈宝島社 2011.3〉H23.6.10読了
自己紹介
苗坊と申します。
生まれも育ちも生粋の道産子。読書とゲームとマラソンとV6を愛してやまないオーバー30です。47都道府県を旅行して制覇するのが人生の夢。
過去記事にもTB、コメント大歓迎です。よろしくお願いいたします。
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