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長浜医院は、横浜市 あざみ野のアレルギー科・小児科・内科を持つ医院です。


「シルバーエイジはいつまで頑張れるか?!

シルバーとは何歳?

シニアとは何歳?

いずれも暦年齢では若くない事か事実。

日本では中高齢者と言い、高齢者で65才以上は前期高齢者。75才以上は後期高齢者と言う。

頑張っていても、多くの契約書では65才以上の年令で退職となる。

定年後の方は一般的には非活動期としてもシルバー人材となれるのか?

最近老人、お年寄り、おじいさん、おじさん、と言われることに抵抗感が少なくなる。孫には「じぃじぃ」と言われる。幸い「ぃ」抜きの「じじい~」ではない。

残念ながら、変に自覚し始めたのかもしれない。昔の老人保健法で40歳以上は老化の始まりとして成人病、老人健診があった。あまり気持ちよくないので、今はメタボ健診、生活習慣病健診・検診という

5人に1人の高齢社会である。若者と一緒に行動していない現場では、高齢者仲間だけの活動、行動となることが多い。若者と交わりましょう。

さて最近自分の年も忘れ「アレ?!同じ年かな?!」が多い。

   タクシー

先日タクシーに乗る:ドアが開き「こんにちは、どちらまでですか」

「あれ同じ年かな」と思われる白髪、雰囲気。

「住所がわかりますか?ナビに入れます。」

昔は、店の名前はうる覚え、住所もわからず。土地勘だけでなんとなくわかった。

「近くまで行ったらよろしくお願いします」

「こちらこそよろしくお願いします」物腰柔らかく、ゆっくりスタート。

安全運転は確か。安心運転は乱暴より良い。然しゆっくりである。最近高齢者の運転事故が多い。運転免許返還を考えるだけ考えていた時期に、そろそろ走行のタクシーに乗る。

   インターネット、スマホ

当院もインターネット、スマホでの予約制となる。

高齢者は使いこなせないとの話で、月水金の内科系は今まで通り順番性となる。高齢者でも最近使っている人が多いので失礼な話であるが、使いこなしている人は少ないかもしれない。「でやんで」と感じて怒る高齢者もいるであろう。巷はどんどん変化する。高齢者にやさしくとは、手取り足取りがいいのであろうか。議論しても最後は「個人差ですね」「お年ですね」となる。

当院は病院のようにすべて機械化されていないのでどのような外来になるか、とりあえずご理解、ご協力ください。然し何年後には機器に使われている医療現場になるであろう。

若者と高齢者の差が暦年齢だけの問題だけではない。若者は高齢者のためにと思い、しかしながら高齢者は若者のためにとは考えにくい。高齢社会ではシルバー産業として目線が違う対応を、余計なお世話をしていることが多い。

50年前頃から、将来高齢化、高齢社会となるので高齢者を大事にしましょう、そして老若戦争が起こるでしょうと予測していた。最近は高齢者も大事であるが、若い人、将来のために子供も大事であると変わりつつある。高齢者はそれなりに頑張りましょう。

   宅配便

宅配便の方は毎日大変。走り回っている。先日ピンポンでのぞくと若者ではなくそれなりのお年寄り。「アレ?!同じ年かな?!」

玄関を開けると多少若いか?しかし姿、形、動作も同じ。重い荷物を抱えている。

思わず「大変ですね、ご苦労様です」余計な言葉かもしれない。好きでやっているわけでもなく相手は仕事!!エレベーターを使用せず4階なのにご苦労様です。

宅配便ではなかったが、最近いろいろなお店で配達してくれる。便利である。特に重い水もの、お米などはお願いする様である。同じぐらいの年齢の方に配達してもらうと恐縮してしまう。健康のための運動と理解して、ありがとうございます。

   シルバー人材

近くの人が植木の簡単な選定をシルバー人材にお願いした。

梯子を使ったが2段ぐらいから落ちて骨折した。そのような話はよく聞く。骨折をきっかけとして寝たきり準備状態となることがある。

「アレ?!同じ年なのに?!」高齢者が自分より若い人にお願いすることもあるが、高齢者が高齢者にお願いすることも多い。お互い様のそのような世の中になりつつある。

草、枝ボウボウでも、梯子を使う作業はそろそろやめようと思う。然し梯子や椅子を使わないと手が届かない仕事がたくさんある。若い人は気軽に手伝ってくれない。気軽に手伝ってもらってもボランティアではなく、有料の感覚がついつい自分で頑張る。

高いところのものをとるときに椅子を使用しても背伸びをすることがある。不安定であり、回転いすは特に使用禁止である

   徘徊

先日徘徊のご老人と遭遇。困っていそうなので、サポートする。

話題の中でお年は何歳ですか?「76才!?」あれ同じぐらいの年だ。

改めて元気な自分に感謝する。何とか対応ができるのに30分かかる。

誰か助けて!ご老人は無事に家族につながる。

認知症サポートシステム並びに図柄はあるが、現場ではお互い、隣近所で助け合えるかどうかいまいちであった。わからなければおまわりさんを呼びましょう、連絡しましょうとなる。おまわりさんが探してくれるわけではない。おまわりさんを増やすには予算も必要。徘徊探索の図柄に魂が入っていない。もう一息の理解、努力が必要か。徘徊予防、対策の限界もある。

最後は個人の責任、家族の責任、システムの完備、ナビを使いましょうとなるか?(病気なのに!!)

 

   シルバー期間

シルバー期間を生きがいとして動く、働く、活動する。

健康寿命の延伸のためとして、生活する。24時間の生活のリズムを刻むことが長いか短いか考えさせられる。

高齢者夫婦世帯は「ブツブツ」言いながらなんとか!!??安定しているかもしれない。後期高齢者になるといろいろな家族構成で独居の方が多くなる。一人で頑張るは精神的にまずいとしてデイサービス利用、しかし今さらながら社会性を身につけましょうは少し遅いかもしれない。

周囲を見回したら、お互いに「アレ?!同じ年かな?!」と思う年齢層ばかりである。

最近の仕事は乾杯の挨拶、閉会の挨拶である。年功序列とはいえ一言で終わるか、脱線して長くなるか。長い時は冷えたビールで泡がなくなることがある。いい時と悪い時がある。

   健康寿命の延伸

最近のシルバーは結構長生きする。然し健康寿命であるかどうかの判断が難しい。医療、介護に依存しない、自立しているを健康状態とすると高齢社会で健康寿命の定義をもう少し確かなものにする必要があろう。平均寿命と健康の中間を健康寿命の延命で縮めようとしているがなかなか難しい。 

いつまで頑張れるかではなく、何でもいいので1年、1年の目標設定を平常心で生きましょう。その積み重ねであろうか。(1年間であの部屋だけは片付ける、1年間しっかり運動に通う、1年間おやつは食べない、1年間四季折々4回は旅行する、1年間あの喫茶店に通う、1年間趣味の会に通う、1年間で友達3人つくりましょう、1年間ボランティア活動をする等等)

しかし一人で目標設定、完結は困難なことが多い。身の回りに、ご近所に目標設定、完結できる素材、場所が多ければよろしい。

街に点在していればなお良し。わざわざ銀座まで行くこともない(いければなお良し)

   介護保険制度、医療保健制度を頼りにする時代となる。然し制度であり制約がある。あてにできない時もある。若ければ文句を言えたが、高齢となると言い切れない。頑張ると頑固としてクレーマー扱いとなる。介護保険制度は改良の余地が多いにある

   「シルバーエイジはいつまで頑張れるか?!」

頑張りすぎないでそこそこ、おおむね良好であれば良しとしましょう。

おおむね良好は静かに過ごすことではない。なおのこと体力の減退、衰弱につながる。最近「生涯現役」ではなく、「生涯青春」としてそこそこの活動、おおむね良好で、燃え尽きないようにしましょうとしている。そしてポックリ病希望者も楽隠居を考えないで、今更ですがこの機会に運動・健康を考えましょう。

 

(後期高齢者の呼称は適正でないとして一時問題となった。学会でも議論されている。私見では抵抗はない)

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