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長浜医院は、横浜市 あざみ野のアレルギー科・小児科・内科を持つ医院です。

カテゴリ: かきの種

かきの種

生活習慣病と生活習慣

                       

 

健康寿命、平均寿命そして生活習慣病、姿勢習慣病、ロコモティブ症候群対策。

何年も叫ばれている。

そして2025年、いわゆる団塊の世代の高齢社会となり、「住み慣れた地域で安心して過ごしていける」ためにどうしましょうと議論されている。

現在「青葉区地域包括ケアシステム」を考えましょうとなっている。

医療、介護部門では入院、入所ではなく在宅療養、寝たきり、看取りをどうしましょうと全国的に知恵を振り絞って思考錯誤しながら、航海が始まりました。

がむしゃらな時代、ローン地獄、消費が美徳、能力主義、格差社会、転勤族等の団塊世代。今更住み慣れた地域としてすぐ順応できるのであろうか?

ローン返済がやっと終わって地域で安心して過ごせる年、地域になったのでしょうか?

いい面もあり悪しき面もあるがとにかく高齢社会になることは避けて通れない事実である。

医療面、物理的には限られた資源をどのように共有し、無理でないシステムが安心につながる。しわ寄せをどのように感じるかで満足感が違う。年をとりシワが出てくることが当たり前なのか、シワをカバーすることが当たり前なのか、シワにならない!?生活をすることが当たり前なのか、シワも生活習慣病の延長戦と考えるかどうか。

生活習慣病とはとりあえずは糖尿病、高血圧、脂質異常症、肥満、そして喫煙に特化して

考えている。そして運動療法。食事療法、禁煙、薬物療法とした。

以前は休養を入れてよくお話をした。1日の1/3は睡眠です。しかし睡眠と休養は違います。

最近生活習慣病対策の話はそれとして生活習慣が大事ですとしている。わかっているけど「そうですね」で終わる。

生活習慣により「住み慣れた地域で安心して過ごしていける」ことが変わってくるのではないでしょうか。

一人だけでも幸せになろう?一人だけでは無理がある。それはさっくり「地域づくり」です。最近大場地域ケアプラザ管轄で「健幸笑てん」という地域ケアづくりの活動をしております。ホームページにクリックしてのぞいてください。

又「ム・ウ21あざみ野」はメディカル・フィツトネスではなく、

本来はメディカル・ウエルネスですので、お役に立ちたいと考えております。

ご理解、ご協力をお願いします

                        (長濱隆史)


先日開催された「道草の会」の話題提供のお題でした。

独居老人という言葉は抵抗がありますね。しかし原則同じです。一般的には「地域社会と何らかの関わり合いがある場合」は独居、独居とあまり言わないそうです。(語呂が悪い?)

前期高齢者、後期高齢者の名称も不快感があるとして問題となりましたが、語呂ではなくそれなりに理由があり、現在使用されている。

*平均寿命と健康寿命の差は約10年位ある。健康寿命までの一人暮らし、平均寿命までの一人暮らし、そして平均寿命に近い時期の一人暮らし。ごちゃごちゃにしないで考えましょう。しかし元気な時はあまり考えません。元気な時に自分並びに周囲の状況をしっかり把握しましょう。

*ADLとQOLは日常生活動作がどの程度生活の質を上げ、満足のある生活が過ごせるかであります。普通の生活は個人差があり、普通の生活に戻すことを目的にするとイライラします。加齢変化だけでも普通の生活は大変です。

*キャッチフレーズで「快適な一人暮らしの方法を教えます!!!」

若い時の若い人の一人暮らしと高齢者の一人暮らしは違います。

元気な時には「一人暮らしはいいですよ。せいせいしますよ。一人暮らしを謳歌していま~~~す。楽しいことをやる時間は十分あります。余暇の時間の使い方を伝授しま~~~す。田舎暮らしもいいですよ」

しかし健康あっての時間、余暇です。

「もう少し調子が悪くなったら、健康づくりを始めますからその時はよろしく」という方がありますが、元気な時こそ「ムウ21あざみ野」で健康づくり、仲間づくりをしましょう。

元気な方は「何かあったときはそれまでです?」「ポックリいきたいですね!!」とよく言う。ポックリ死は急死の一種ですのでお医者さんは推奨しないでしょう。

本当に健康な時は好きなことができるでしょう。

*半健康になったときはどうしましょう。加齢とともに多くの高齢者が所属する範囲です?

まだ自分で動けるが少し不便となる。それを予想通りであると納得するか、少し不安感を感じるか?少し慌てるか?かぜなど一過性の病気でも高齢者では長引く。半健康状態で健康づくり、体力づくりをしましょうは元気な時と違って多少の慎重さが必要である。

*病気の時、そしてほとんど家から出ない状態は準寝たきり状態の前状態です。身体活動が減速すると体がなまって、広義の体力は急速に減退します。最近入院してもすぐ退院させられます。人間の移動できる能力は素晴らしいことです。姿勢、姿勢習慣病を考えながら身体活動を高めましょう。

*準寝たきり状態になると医療保険、介護保険の適応の判断は誰かが動かないとそのルートに乗らない。都会ではたまに死後何日で発見されることもある。その時は医療保険、介護保険、見守りはどのように動いていたのであろうか。

*寝たきり状態での一人暮らしは次回にしましょう。

*病気の種類、介護度、家族等の環境条件により在宅で支えられるかどうかの検討又は決断が必要です。在宅での看取り、施設での看取り、病院での看取り等ハードでの看取りは在宅、や施設での増加を政策的にはその方向性にある。しかしながらソフトの充実、国民の考え方、哲学的な考え方が円熟していく必要があろう。われわれ高齢者には時間がかかり、間に合わない!!!!

*一人暮らしのポジティブなことはありますか

たくさんありますが。人生を背負っているので個人差が大きい。自分自身で頑張って一人暮らしもいいが、種々リスクを解決しながら、「最後は治療しなくていいです、ポックリがいいです、散骨でいいです」と言われてもそれは一人で頑張った事にはならない。終活が流行っている。今後機会があれば終活(エンデイングノート)を酒のつまみにして、明るく、喧々諤々しましょう。

ネガティブ話題に対峙することの実現に向けて考えることです。考え、行動しないで何とかなるは現在の情勢からはない。考え、行動することが健康寿命を延ばすことかもしれない。又元気であれば、地域の中でどのように活動することがお互い様になり、地域づくりで今後のお互い様の平均寿命、健康寿命を考えることになります。

ハード的には医療機関、かかりつけ医、各種施設そして街、地域の商店等の各種資源、介護保険、医療保険等の制度。そして住居形態(5階なの1階なの平屋なのマンションなの、どこに住んでいるか)等の相好の乗り入れ、連携(コミュニケーションづくり)を考えましょう。

ソフト的には血縁関係、人的関係、社会関係(地域含む)等が必要となる。

露骨な話としてお金の有無でそれに即した内容となることがある。

24時間対応のところがありますよ!。でもお金がかかりますよね。制度以上のサービスは民活の利用ということになるので、お金がかかります。図柄、連携、システム等々以前より充実してきたことは事実であるが、細かく細かくしていくとなかなかうまくいかない、希望通りにいかないことが多々出てくる。どのように、だれが解決するのでしょうか。

血縁は少子社会、核家族の延長、移動の多い社会として子供は外国、地方ですということもある。ましてや都会の一極化により親戚、兄弟、本家?分家?はバラバラ。時に近場にお墓もない。子どもは昼間の勤務で就労していて事実上の一人暮らし。この間まで子どもと一緒で賑わっていたが、今は高齢者二人暮らし、そして一人暮らしとなるであろう。血縁はあるが血は薄く、貧血状態である。まして他人も貧血状態である。

社会的孤立にならない工夫が必要である。

遠い親戚より近くの他人で日常茶飯事のお付き合いが否応なく必要となる。

昔縁側で日向ぼっこ、お茶、おやつをよばれる、家に行ったり来たりがあった。

ぶらぶら歩きながら、しゃれた喫茶店、お店で過ごす、うまくすると近所の仲間が来ている

それだけでわざわざ渋谷に行く必要はない。近場の関係である(コジャレタ店が少ない!!??)

高齢者対策としていろいろなサークル、研修会ができている。それに参加することもよし。

多少元気でも介護保険制度の範囲として、デイケア、デイサービスが主流であるが、生活習慣の改善、日常生活の改善が種々のリスク管理として大切であろう。

与えられた活動ではなく、自分たちでチャレンジしてみましょう。

皆さんはまだまだ若いはずです。   

追:「道草の会」等々で結論のでないおしゃべりをしましょう。ご参加下さい。

 

1.  「介護保険制度改正と活き方」    

    理事長  長浜 隆史

あけましておめでとうございます。

今年も波瀾万丈となるでしょう。多かれ少なかれ刺激的な年になるでしょう。

2016年4月から介護保険制度改正がなされ、介護現場も変わり、サービスの内容も変わります。なぜ今までのようなサービスが受けられないんですか?

各自治体、市町村又は地域住民が受け皿になるような仕組みづくりをします。

急にあなたが主役ですと言われても大変ですが!!介護保険料、利用者の負担額が見直されます。全体にサービスが増えるのか、減るのかは個人の状況により変化し、各自治体の取り組み方により格差が生じてくる。

何かかが変わることは確かであり、担当者によく相談しましょう。

しかしながら団塊の世代が75歳以上となる2025年までに「地域包括ケアシステム」、「在宅医療、介護の連携」の完成度が今後問われる。今まで病気の治療としての外来医療、入院医療、往診等による在宅療養そしてそれに伴う施設入所が動いてきた。我々の30年前の調査では入院での死亡80%、自宅10%、施設そのほか10%ぐらいであった。何とか言われながら今も変わらず。しかし今後は在宅死、施設死の方向で病院での死亡を減らすことが問われている。あるべき姿であろうが地域包括ケアシステム、在宅療養、介護のネットワーク並びに地域におけるサポート体制が機能しなければ当事者だけの問題ではなくなる。

ボランティア団体、住民としての自治会等が従来の介護保険の一翼を担うことの誘導並びに啓発活動は自発的には難しく、今後どのような展開となるか、それぞれの立ち位置、人生の終活へ向かっての生き方まで整理、調整しなければできないであろう。生まれてから今までそのような土壌、教育は正式にはない。善意に頼っている。いわゆる介護保険の制度を利用する前の住民のボランティア活動であろうが、自分自身がやること、やれることを考え、今さらではないが活動しましょう。

それらが良いこととして○であればよいが、△でもよしとしましょう。×は避けたいが時には×もある。しかし×ではまずい。介護保険の多くの事業者は赤字になれば撤退する。なるかならない程度に政府は誘導する。ボランティア活動も自己犠牲が多くなると、いくら良い事でも継続が難しくなる。介護保険の流れの地域活動、ボランティア活動、そして自然発生的なボランティア活動は利用者にとって見えにくいものである。利用する立場になる前に元気なうちに勉強して、参加してみましょう。

平成28年からは健生会では大場地域ケアプラザ等とともに「健幸笑てん」なる組織を立ち上げ地域づくり、活動に協力します。まずできることとして毎月第3土曜日開催の「ヘルスアップセミナー」、奇数月の第2水曜日開催の「シナプスの会」、毎月第3水曜日開催の「みちくさの会」を健生会だけではなく、地域に還元し活動します。健生会の目的である疾病治療のほかに予防医学として疾病予防、健康づくり、転倒防止、認知症予防等々を含めて今年も活動します。

ご理解ご協力のほどお願いします。詳細はスタッフにお聞き下さい。

なお年4回土曜日コンサートとして臨場感あふれるオペラ&カーロ野あざみのコーラスが聞けます。寝たきりでも、車椅子でもおこしいただけます。団員も募集中。

28年の目標:結論は簡単に出ませんが、「生き方、活き方、行き方」をご一緒に考えましょう。

 

ⅰ)どのような組織ですか?

①どなたでも参加できます

②地域に住まわれている方々・てんが、地域の様々な拠点と共に地域づくりをする。

③「青葉区全体がこうなったらいいですね」と言う話しもあったが、顔が見える範囲で活動する事がまとまりやすい等と言う事で、この地域のあらゆる資源が同じ方向で、同じ目的(川幅は広い)で動く事が私達住民にとって少しであっても必要であると感じた。

④拠点又はメンバーのサービス提供者は自分のできる範囲で自分のできる事を利用者又は住民に提供する。=現在やっている事です。

⑤拠点又はメンバーのサービス提供者と利用者又は住民はネットワークを

利用してお互いに情報交換しながら、住み慣れた地域づくりをする。

⑥おおざっぱな地域づくりです。ゆっくりでも、着実に自分たちでつくることが必要です。地域での仲間づくりです。

⑦将来何ができるかも楽しみです

ⅱ)どうしてこうなったんですか?

①この地に住んで30年強、骨を埋めるのかなと思った時期がありました。

②住み慣れた地域で安心して暮らせる居場所、気兼ねなく動きまわれる街が必要と考えました。

③現在は住民同士お互いに干渉しない様にして夫々頑張って生活をして事が多い。最低限の相互の不干渉、守秘義務は当然あります。

④同じ道路を使い、同じ空気を吸い、近くのお店で同じようなものを買い、

同じように?生活している。そしてイベント、集会、趣味の会、研修会、ボランティア活動等々がこの地域だけでもたくさん行われている。

⑤しかしながら活動的な方以外はこの地でどのような活動があるのか、どのような楽しい事があるのかわからないまま、時間を過ごしていることが多いと思う。そして地域づくりとは高齢者、団塊の方々の為だけのものではない。

⑥「自分だけが幸せ」だけではなく、どうせなら「健やかに幸せに笑いにあふれた地域づくり」があれば、みんな健康、健康寿命も延びる、認知症の予防にも通じるものがある。街も活性化する。

⑦乳幼児から高齢者までみんな元気になる。そして人口も増える?と思う。

⑧皆様の英知を集め、すすめばなんとかなる。

ⅲ)今後の課題

①できている事、やっている事を広く、開示し、仲間づくり。

②もう少し工夫すればなんとかなる事を一つずつ実行する。

③二ひねりしなくてはできないことは、まず一ひねりする様お互いに努力する

④「拠点もてん」もお互いに種々の事を共有、甘受しながら地域づくりをする。

⑤やる課題、やれる課題、すでにやっている課題は結構多い。

(文責  長浜)

 


大山街道「荏田宿」ではない。先日、荏田で開業している横山博先生から一冊の本を頂いた。何気なく読んでいたが、そこにはすごい歴史が掲載されていた。安政3年(1856)に現在地に横山三省氏が医院を開業、現在5代目である。それもすごいが、横山医院は福田会(ふくでんかい)と言う組織と連携し、明治40年(1907)ごろより昭和20年(1945)ごろまで子ども、乳幼児の社会的養護に携わっていた。福祉施設、里親委託制度の運用として595名の育児がなされたと記載されていた。この事業は終戦と共に年2回の皇后陛下からの御下賜品、養育費の支給がとだえ、福田会の里親制度は消滅した。とある。現在ですらその様な事は大変なことであり、当時の荏田の環境は良い?が、現在からは想像もできない大変な環境な中、都筑郡荏田村でこの様な事業が展開されていたことは驚くべきことであり、感嘆するのみである。今は住宅地、田園がない田園都市である。

今我々がする事、できることは何であろうか。背伸びはできないが、できることをやることが大切であろう。できる事もやらない、やれない世の中であろうか、小さな力でもそれが源流となり、大きな流れになるかもしれない。新住民?は地元を知らず、新しい地元、歴史をつくっていけるのであろうか。荏田の地区にも大きな源流があった事に感心し、感激した。(関連写真は「地域の情報」に掲載予定)


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