2008年09月11日

「善光寺本堂」と共に国宝の「厨子」

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9日(火)ご案内した「大町市観光ボランティアの会」の研修会。
「長野県の国宝(大法寺・安楽寺・善光寺)及び重文前山寺巡り」
そこで、今回のご案内は「国宝」「重文」を中心にご説明しました。

青空にくっきりとそそり立つ国宝の「善光寺本堂」。(9日撮影)
明治41年(1908)特別保護建造物に指定。
昭和4年(1929)国宝保存法によって国宝指定。
昭和28年(1953)文化財保護法によって国宝指定。
本堂

実は、国宝になっているのは「本堂」だけではありません。
善光寺本堂 附(つけたり)厨子一基

長野市のホームページ「国指定文化財」をどうぞ
本堂と共に、本堂の中に収められている「御三卿(ごさんきょう)の間」の厨子も国宝。
御三卿」とは、善光寺の開基、本田善光(よしみつ)、その子善佐(よしすけ)、妻の弥生前(やよいのまえ)。
その3人の像をまつっている厨子は国宝。
製作年代は明らかになっていません。

寄進は、宝永4年(1707)と書かれているとのこと。
(『善光寺史(長野郷土史研究会顧問 小林計一郎)』。
本堂再建が同じ年、宝永4年。
と、いうことは本堂再建に合わせて、寄進されたと思われます。

この厨子は「内陣券」をお求めになって、内陣(畳の間)に入れば拝観できます。詳しくは「善光寺」のホームページ、こちらをどうぞ。

naganoetokino1 at 00:20│Comments(0)TrackBack(0) 善光寺 

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