2017年01月30日

絵解き継承に向けて「長野の絵解きを広める会」スタート

1月29日(日)に「長野郷土史研究会」は平成29年度総会・記念行事として、「長野の絵解きを広める会」の設立シンポジウムを開催しました。
10時から11時20分まで、善光寺門前「竹風堂大門店」の3階大門ホールで行いました。

この模様は30日「信濃毎日新聞」の信州ワイドに「絵解きの文化発信 会設立 長野・飯綱・須坂の寺院など」と掲載されました。

前半は小林一郎(長野郷土史研究会会長)の講演。
「長野の文化を支える絵解き」と題して、長野は絵解きが残っている貴重な地域であることを語りました。
CIMG2399

後半は6名のパネラーが登壇。それぞれの寺院で行っている絵解きの状況や思いを話しました。私、小林玲子が「長野の絵解きを広める会」代表に就くことになり、司会を務めました。
DSCN6798

中央が願法寺(飯綱町古町)の日野多慶子氏、右が往生寺(長野市往生地)の水野恒子氏。各寺を守り、絵解きを守ってきたという気概を感じるお話でした。
DSCN6805

「今日は長野郷土史研究会の総会で絵解きを初めて行ってから10年の節目で、感慨深いです」と語った、かるかや山西光寺(長野市北石堂町)の竹澤環江氏。
善光寺淵之坊の若麻績享則師は「縁起堂として4種類の絵伝を所蔵。絵解きは常時行える状態」と語りました。
善光寺大勧進の役僧・天野義光師は光明寺(須坂市)の住職でもあり「先々代の住職が出開帳を行っていた」と語りました。
長野郷土史研究会青年部長の小林竜太郎は長野郷土史研究会で行っている5つの絵解きを紹介して、「今、善光寺参りの絵解きを行っているが、今後いろいろな絵解きも行っていきたい」と語りました。
DSCN6797

会場にお見えの絵解きを行っている寺院、団体の皆さんも各活動を紹介しました。
善光寺吉祥院の和田容子氏は、「宿坊の女将と掛け持ちだが、絵解きもしっかりやっていきたい」と意欲を語りました。
DSCN6815

長沼絵解き研究会(長野市穂保)の赤芝道子氏。長沼公民館の宮澤会長はじめ会員の皆さんは、お揃いの服装で参加しました。
DSCN6818

無茶楽会(長野市津野)の笹井妙音氏。これから「道元禅師」の絵解きを行うと発表しました。
DSCN6820

上中町文化財保存会(須坂市)の北島袈裟則氏。法然堂での絵解きを聞いた子どもたちが、「これから悪いことはしません」と誓うことを紹介しました。
DSCN6821

この他、会に賛同してくださった寺院は次の通りです。
長谷寺(長野市篠ノ井塩崎)、西厳寺(長野市大町)、大昌寺(長野市戸隠)、松嚴寺(長野市鬼無里)、寳界寺(長野市戸隠)、光明寺(須坂市)

長野県の北信で絵解きを行っている寺、団体が一堂に会した貴重なひととき。
長い年月に渡って引き継がれてきた各寺院の絵解きのお話をお聞きして、改めて大変感動しました。これから私は「長野の絵解きを広める会」の代表として、更なる継承に力を注いでいこうと、決意を新たにしました。

naganoetokino1 at 10:03│Comments(0)TrackBack(0)長野郷土史研究会 | 絵解き・講演会

トラックバックURL

コメントする

名前
URL
 
  絵文字
 
 
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

Google  ブログ内検索は、一番上で「blog」選択。一番下の「Search」を押してご覧ください。











最新記事
Archives