2019年06月28日

7月13日〜9月の土・日 仁王像を善光寺の僧侶がご案内

「SBC信越放送」は「善光寺の仁王像をPR・僧侶が事前研修」(6/26)を放送しました。
26日、開眼100年となる仁王像の研修会が善光寺事務局講堂で行われました。
講師は東京芸術大学大学院の非常勤講師・藤曲隆哉氏。
善光寺の仁王像は、東大寺の仁王像を参考につくられている。
台座に固定されずに背中にある支えのみで立っているなどと解説しました。
善光寺の僧侶など40名が受講しました。

善光寺では今後、仁王門と仁王像を善光寺の僧侶が参拝者にご案内します。
7月13日(土)から9月までの(土)(日)を中心に行うそうです。

大正8年(1919)5月10日に安置され、同年9月に開眼供養が営まれた仁王像をまつる仁王門。仁王門は大正7年(1918)3月30日に完成。 (2019年6月15日撮影)
DSC06272 (2)

1月に仁王門と仁王像は、東京芸大大学院の文化財保存学・保存修復彫刻研究室などによって調査が行われました。
2019年1月31日ブログ「善光寺の仁王門・仁王像で初の調査、仁王像のおすす払い

「信濃毎日新聞」(6/27)「開眼100年 保ち続ける絶妙バランス 善光寺仁王像 実は自立構造
調査の結果を踏まえて、講師の藤曲氏(東京芸術大学大学院の非常勤講師)は解説しました。
・善光寺の仁王像の足には台座の穴に像を固定するほぞがない。
・金具で像の背中と壁をつなげている。しかし壁の板に大きな負荷はかかっていない。
・像は重さ300キロ以上。
・均整の取れたプロポーションで、バランスを取って自立している状態。
・設置当初と比べると台座上で10センチほど動いたことも分かった。
・このままで倒れることはないか検討が必要。
・像はともに高さ5,3m前後。
・ほぞを使わない構造は、西洋の先進的な制作技法を取り入れている。今までにない造形を目指した表れかもしれない。
・エックス線調査では、複数の部材をかすがいやくぎを使って内部で接合している。
・頭部や足、指先などに空洞があり、軽量化を図っている。
・像全体は虫食いなどはなく、良い状態だが、修理を計画してもいい時期に来ている。

naganoetokino1 at 21:00│Comments(0) 善光寺 

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

Google  ブログ内検索は、一番上で「blog」選択。一番下の「Search」を押してご覧ください。











最新記事
Archives