2023年01月16日

九品寺(和歌山県海南市)川底から見つかった善光寺仏  50年ぶり開帳 

「読売新聞」(1/15)は、「如来山九品寺 50年ぶり本尊開帳…和歌山海南」と報じました。

1月14日(土)「九品寺」(和歌山県海南市)で、50年ぶりに本尊の御開帳が行われたということです。九品寺は浄土宗の寺です。
公開された秘仏の本尊は、長野市の善光寺と同じ「一光三尊仏」(ひとつの光背の中央に阿弥陀如来、右に観音菩薩、左に勢至菩薩)です。

由緒によると、同寺は善光寺(長野市)の別院として770年に創建。
本尊は1737年の火災で行方不明となりました。
翌年の正月14日に、近くの川底から見つかりました。

見つかった1月14日に、50年ごとに御開帳を行い、本尊を公開しているとのことです。

これまで『善光寺史研究』(小林計一郎著)などにも、紹介されたことがない寺です。
もちろん「全国善光寺会」にも入っていません。

「川底から見つかった」とは、「善光寺の本尊が難波の堀江に沈んでいた」を連想させる、なんとも不思議ないわれです。調べてみると、見つかった場所は、後世まで「如来淵」と伝わっているそうです。
多くの方に知っていただきたい善光寺仏です。

naganoetokino1 at 21:06│Comments(0) 善光寺 | 長野と他の地域

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