徳本上人名号塔

2021年04月06日

「南照寺(川東善光寺)」(中野市)の徳本上人名号塔

千曲川をはさんで、善光寺の西側にあるので川東善光寺と呼ばれる「南照寺」(中野市中野)に参拝しました。

門前には商店街の通りが続いていて、長野市の善光寺と同じような門前町の景観です。右の標柱には「真言宗 智山派 南照寺」左には「高井山 本願院 川東善光寺」と書かれています。
川東善光寺門前

同寺の境内。中央には昨年秋に行われた晋山式の回向柱が建っていました。
「本堂は文化11年(1814)頃再建。本尊は金銅善光寺式阿弥陀三尊。(中尊像高34,8僉南北朝時代作)。脇侍は中尊とはぼ同じ像高で、別の善光寺仏の脇侍だったらしい」(『善光寺史研究』)
川東善光寺

本堂の正面右側に、特色のある徳本上人名号塔が建っていました。
「南無阿弥陀仏 徳本 花押」3,2m(拡大してご覧ください)
川東善光寺 徳本

脇に刻まれた年号。「文政二 夘歳 九月 建之」(拡大してご覧ください)
徳本 脇

徳本碑の左脇に建つ名号碑。(拡大してご覧ください)
徳本碑 横

2007年6月9日〜17日に御開帳が開催されました。
2007年6月ブログ「川東善光寺の御開帳

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2021年01月19日

投稿・情報を呼びかける『徳本上人研究会便り 第3号』

「念仏行者徳本上人研究会」から『徳本上人研究会便り 第3号』をお送りしただきました。「一行院」(東京都文京区)のHPに掲載された『第2号』。同寺は、徳本上人が往生された寺です。

2019年11月、徳本上人研究会の第3回目の行事が寛慶寺(長野市)で開催されて、長野郷土史研究会の小林一郎会長が「小林一茶と徳本上人」の題で講演をしました。

2019年11月26日ブログ「長野市で開催された 念仏行者 徳本上人研究会
同年11月27日ブログ「寛慶寺(東之門町)で小林会長講演『小林一茶と徳本上人』

第3回の便りの内容は次の通りです。
・会のご挨拶と報告 石川達也氏
・徳本行者の展示を開催して 長野市立博物館 細井雄次郎氏
・徳本上人名号(書)考 亀井秋男氏
・平塚周辺の徳本上人名号碑と大会(おおがい)念仏 増田登氏
・「念仏聖徳本行者展」レポート 石川達也氏
・一行院日記 八木千暁氏

会では、便りに「投稿・情報、歓迎します!」と呼びかけています。
徳本上人に関する情報、名号塔の情報、徳本上人への想いや、徳本上人に興味を持たれた経緯など。
また別の媒体で発表した徳本上人に関わる論文や、収集した資料や写真などは、一行院で保管するということです。(ご一報は「一行院」まで)

「念仏行者徳本上人研究会」は、平成29年(2017)の徳本上人200回忌を期に結成。
『徳本研究会便り』を発行。年1回、徳本上人ゆかりの地で、研究会を開催。
第1回は一行院(東京都文京区千石)、第2回は法善寺(和歌山県美浜町)、第3回は寛慶寺(長野市東之門町)でした。次回は令和3年10月3日(日)に、名古屋で開催される予定です。


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2021年01月17日

蓮香寺(川中島)吞竜上人をまつる境内に建つ徳本名号塔

『日本各地の徳本名号塔』(念仏行者徳本上人研究会)に紹介されている、長野市内の名号塔は96基でした。訪ねた各地の名号塔をご紹介します。

2019年12月15日ブログ「徳本上人名号塔、全国一は長野市

長野市川中島町原の「蓮香寺」に徳本上人名号塔を訪ねました。

蓮香寺の本堂。浄土宗。本尊は阿弥陀如来。「平成10年(1998)長野冬季オリンピックのゲストハウス」としてドイツチームに本堂・庫裏などを提供。(2021年1月13日)
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明治13年(1880)建立の鐘楼門。
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吞竜(どんりゅう)上人像をまつる開山堂。明治17年建立。吞竜さんの縁日法要は、毎年4月・8月の8日に行われています。
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境内に建つ徳本上人名号塔(210僉法「南無阿弥陀仏 徳本 花押」右脇に「文化十三 子年」(拡大してご覧ください)
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左脇には「五月吉日」と刻まれています。
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2021年01月12日

県最古の浄土宗寺院のひとつ「浄運寺」の徳本上人名号塔

長野市に隣接する須坂市井上の「浄運寺」に、徳本上人名号塔を訪ねました。

浄運寺は鎌倉時代の初期、建保2年(1214)に法然上人の弟子、成阿(じょうあ)によって開かれた長野県最古の浄土宗寺院のひとつです。

浄運寺の仁王門。右手上に庫裏。(2021年1月12日)
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仁王門をくぐると、突き当りに徳本上人名号塔が建っています。
「南無阿弥陀仏 徳本 花押」(250僉法奮搬腓靴討翰ください)
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裏側。「文化十三年丙子歳 仲夏 明誉代」(拡大してご覧ください)
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寺の入り口に建つ案内板。本堂は須坂市指定文化財。(拡大してご覧ください)
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寺所蔵の絹本著色釈迦三尊像は、須坂市指定文化財。(拡大してご覧ください)
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HP内の「Google ストリートビュー」で、仁王門から本堂内部まで拝観することが出来ます。

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2021年01月07日

三宝寺(長野市山布施)「村山の荒神さん」の徳本名号塔

『日本各地の徳本名号塔』(念仏行者徳本上人研究会)に紹介されている、長野市内の名号塔は96基でした。訪ねた各地の名号塔をご紹介します。

2019年12月15日ブログ「徳本上人名号塔、全国一は長野市

長野市篠ノ井山布施村山の「三宝寺(さんぽうじ)」に徳本名号塔を訪ねました。
浄土宗。本尊は三宝大荒神、子安大荒神。(2021年1月6日)
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標柱の左手、銘木「衣掛の桜」の元に建つ徳本上人名号塔。
「南無阿弥陀仏 徳本 花押」建立年は不明。(239僉法奮搬腓靴討翰ください)
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碑の下部「徳本 花押」最下部に蓮華が刻まれています。
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本堂にまつられているのは「木造伝子安荒神坐像」(国指定重要文化財)です。
右手に蓮華を持ち、左手で支えるようにして乳飲み子を抱く、他には見られない珍しい姿の像です。(像高55,4僉
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「村山の荒神さん」で親しまれている三宝寺。厄除け、安産・子育てを祈願する参拝者が大勢いて、信仰を集めています。

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2020年12月28日

猿が飛び回る 旧阿弥陀堂跡(長野市若穂)徳本名号塔

『日本各地の徳本名号塔』(念仏行者徳本上人研究会)に紹介されている、長野市内の名号塔は96基でした。訪ねた各地の名号塔をご紹介します。

2019年12月15日ブログ「徳本上人名号塔、全国一は長野市

長野市若穂保科の高岡集落に徳本名号塔を訪ねました。
2019年10月の台風19号の被害を受けて、12月12日に行ったとき時には通行止めになっていました。そこで1年後の2020年12月26日に再訪しました。山間の高岡地区では、1年経っても、まだ復旧工事は行われていました。
驚いたのは、積もった雪の上を多数の野生の猿が飛び回っていたことです。

昭和34年(1959)8月14日の台風7号によって、阿弥陀堂は倒壊しました。現在阿弥陀如来像は公会堂に安置されています。
その阿弥陀堂跡に建つ、徳本上人名号塔。(223僉法崙醋軌ぬ鐶吠 徳本」と刻まれていて、赤く塗られています。(2020年12月26日)拡大してご覧ください。
高岡名号塔1

「文政元年戌寅九月」
3高岡名号塔

「堪蓮社清誉忍讃学子」(拡大してご覧ください)
2高岡名号塔


この集落では、国の無形民俗文化財の「高岡の小豆焼き行事」が行われています。
毎年正月15日、どんど焼きに続いて行われる行事です。囲炉裏で小豆を焼いて、その年の天候や農作物の豊凶を占います。


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2020年11月01日

11月3日まで開催「徳本上人展」最終3日は無料入館日

11月3日(火)まで「長野市立博物館」(長野市小島田町・川中島古戦場史跡公園)で開催中の「生き仏が信濃にやって来たー念仏行者、徳本を迎えた人々」。会期終了が迫ってきました。
11月3日(火・文化の日)は、同館の無料入館日です。

長野市内の各地で目にすることができる、独特の字体の「南無阿弥陀仏」の碑。
200年前に、熱烈に迎えられた僧、徳本上人の名号塔です。
人々はどんな願いや思いを持って碑を建てたのか?
かつての人々の信仰に、思いを馳せることができる展覧会です。

私は展覧会初日の9月19日と、10月27日の2回、見学してきました。
2020年9月19日ブログ「長野市立博物館『徳本展』2百年前熱烈に歓迎された僧
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2020年10月22日

寺ワークも可 地元住民に開放している「高山善光寺」

飛騨高山の「高山善光寺」(岐阜県高山市天満町)は、宿坊体験ができる寺として宣伝しています。

同寺では、コロナ禍で宿泊客が激減した中、本堂や和室で読書をしたり、休憩したり、自由に寺を使ってもらう取り組みをしているということです。
寺ワークも可、地元住民に開放」(中日新聞6/5)

同寺は、信州善光寺が呼び掛ける「善光寺会」の一員でもあります。その紹介には「善光寺飛騨別院 高山善光寺」とあります。
見どころは、お戒壇巡りと徳本上人お名号石となっています。

同寺の門前には「徳本上人の名号塔」があるからです。

この徳本上人名号塔は、元々、同じ市内の「大雄寺(だいおうじ)」(高山市愛宕町)の願いで、仕置場(処刑場)に建立されました。しかし昭和になって道路拡張により、高山善光寺の入り口に移設されたということです。

名号塔は146僂如崙醋軌ぬ鐶吠」「文政四年三月」と刻まれています。

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2020年10月18日

徳本上人名号塔を訪ねて 松巌寺(長野市鬼無里)

『日本各地の徳本名号塔』(念仏行者徳本上人研究会)に紹介されている、長野市内の名号塔は96基でした。訪ねた各地の名号塔をご紹介します。

2019年12月15日ブログ「徳本上人名号塔、全国一は長野市

松巌寺(長野市鬼無里)の入り口です。標柱の脇に、徳本名号塔があります。
鬼無里地区では、唯一の徳本名号塔です。
(2020年9月8日)
松巌寺入り口 1

徳本名号塔。「南無阿弥陀仏 徳本(花押)」「文政六年(1823)癸未」
松巌寺 徳本碑1

同寺の本堂。曹洞宗。本堂には鬼女紅葉の護持仏の地蔵尊がまつられ、境内には紅葉の墓や、家臣の墓があります。
松巌寺本堂1


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2020年09月19日

長野市立博物館「徳本展」2百年前 熱烈に歓迎された僧

9月19日(土)から11月3日(火・祝)まで「長野市立博物館」(長野市小島田町・川中島古戦場史跡公園)で開催される特別展「生き仏が信濃にやって来たー念仏行者徳本を迎えた人々ー」。初日の19日に見学に行ってきました。
長野県内ばかりか、徳本上人の地元・和歌山や、ゆかりの地・大阪からの宝物が展示されています。是非、多くの方にご覧いただきたい展覧会です。

長野市立博物館の入り口。コロナ感染予防で記名や消毒、検温が行われていました。
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徳本上人の長野県内での足跡を知ることができる展示の数々は圧巻です。
広い館内に、ゆったりとしたスペースで展示されていました。

そのひとつが貞松院(諏訪市)に伝わる、巨大な六字名号軸。奥のパネルは、それを基にして、阿弥陀寺の磨崖に彫られた六字名号。(写真撮影可)
私が初めて拝観したのは、2014年8月「諏訪市仏教会で絵解き」「阿弥陀寺の名号碑
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オールカラーの図録も充実。表紙は無常院(長野市安茂里)の徳本曼荼羅。
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博物館の西側に建つ、徳本上人の名号塔。220僉
「南無阿弥陀仏 徳本(花押)」「文化十三歳丙子四月造立之」
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会 期  9月19日(土)〜11月3日(火・祝)
開館時間 午前9時〜午後4時30分(最終入館は午後4時)
休館日  毎週(月)9月21日(月)は開館、9月23日(水)
入館料  大人300円、高校生250円、小・中学生100円(常設展示と共通)
(土)は子どもウェルカムデーにつき小・中学生無料
9月21日(月)、22日(火)11月3日(火)は入館無料

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2020年03月09日

東日本台風の水害に遭った善導寺(長野市大町)の名号塔

『日本各地の徳本名号塔』(念仏行者徳本上人研究会)に紹介されている、長野市内の名号塔は96基です。訪ねた各地の名号塔をご紹介します。

2019年12月15日ブログ「徳本上人名号塔、全国一は長野市

「善導寺」(長野市大町)に徳本上人名号塔を訪ねました。(2020年2月1日)
長沼地区にある同寺は、昨年9月の東日本台風(台風19号)で、千曲川の堤防が決壊して大きな水害に遭いました。同寺は130冂の浸水がありました。本堂は床下浸水でしたが、庫裏が床上浸水しました。
徳本上人名号塔。「南無阿弥陀仏 徳本(花押)」(275僉
後ろの観音堂も床上浸水したそうで、被害に遭った外壁がはがれ落ちていました。
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名号塔の裏側。「願以此功徳平等施一切 同発菩提心往生安楽国 当山拾四世戒誉」「維時文化十三子年六月五日奉造立」「善光寺阿弥陀院町 小林善助」
(拡大してご覧ください)
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浄土宗。本尊は阿弥陀如来。
寛保2年(1742)8月2日の戌の満水で諸堂を流失。明治6年火災で鐘楼以外を焼失。明治7年に本堂は再建されました。左手に徳本上人名号塔。
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2階に銅鐘がある山門。門をくぐると本堂。右手が庫裏。
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北国往還松代通り(雨降り街道)に面した入り口。
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徳本上人は文化13年(1816)6月4日に飯山から浅野を通って、同寺に到着。5日は滞在して、6日朝に出立して善光寺町に向かいました。名号塔には、滞在した5日の日付が刻まれています。

同寺で行った絵解きの模様。釈迦涅槃図は水害を免れて無事だったそうです。
2014年6月25日ブログ「善導寺で釈迦涅槃図の絵解き

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2020年02月21日

徳本上人名号塔を訪ねて 大口分水工(長野市妻科)

『日本各地の徳本名号塔』(念仏行者徳本上人研究会)に紹介されている、長野市内の名号塔は96基でした。訪ねた各地の名号塔をご紹介します。

2019年12月15日ブログ「徳本上人名号塔、全国一は長野市

長野県庁西の大口分水工(長野市妻科)に徳本名号塔を訪ねました。
文化13年(1816)5月7日に寛慶寺(東之門町)を出発した徳本上人は十念寺(西後町)を経て、無常院(安茂里小市)に向かう途中に、裾花川近くのこの地で、名号塔の開眼をしました。
敷地内に建つ石碑。中央が徳本上人名号塔。(2019年12月22日)
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徳本上人名号塔。「南無阿弥陀仏 徳本(花押)」(143僉
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敷地内にある祠。右に「天之水別大神」と刻まれた石柱。
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敷地内に建つ「善光寺用水 大口分水工」の案内板。
裾花川から取り込まれた八幡堰(川)は、この場所で山王堰、八幡(堰)川、漆田川に分岐して、善光寺用水として利用されています。
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右に祠や碑。手前右に山王堰(すぐに古川と計渇川に分かれる)、手前左に漆田川。奥の左手から右に八幡堰(川)が流れています。八幡堰(川)は、信濃毎日新聞本社の南東で北八幡川と南八幡川に分かれます。
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徳本上人名号塔を訪ねて 仏導寺(長野市若里)

『日本各地の徳本名号塔』(念仏行者徳本上人研究会)に紹介されている、長野市内の名号塔は96基でです。訪ねた各地の名号塔をご紹介します。

2019年12月15日ブログ「徳本上人名号塔、全国一は長野市

仏導寺」(長野市若里)に徳本名号塔を訪ねました。(2019年12月22日)
同寺の門前に建つ石碑。一番左が徳本上人名号塔。
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徳本上人名号塔。「南無阿弥陀仏 徳本(花押)」(171僉
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碑の側面。「弘化三丙午 八月仏滅日 当山十六世 根誉上人代」
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碑の裏面。「惣社念仏講中 世話人 栄左ヱ門 岩吉 仲右ヱ門 重右ヱ門 喜助 甚左ヱ門 勘左ヱ門 柳右ヱ門 瀬平」(『長野市の石造文化財』)
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同寺は浄土宗。ご本尊は阿弥陀如来。寺伝によれば開基・創建は、文治4年(1188)熊谷次郎直実。延宝2年(1674)現在地に移転。直実の娘、玉鶴姫の像・綱引き阿弥陀仏を安置しています。
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同寺近くの案内石柱。「善光寺御旧跡 熊谷山仏導寺 入口」
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2020年01月18日

徳本上人名号塔を訪ねて 正覚院(長野市安茂里大門)

『日本各地の徳本名号塔』(念仏行者徳本上人研究会)に紹介されている、長野市内の名号塔は96基でした。訪ねた各地の名号塔をご紹介します。

2019年12月15日ブログ「徳本上人名号塔、全国一は長野市

正覚院(長野市安茂里大門)に徳本名号塔を訪ねました。(2019年12月20日)

同寺の本堂。真言宗で本尊は大日如来。正式には慶紫山正覚院月輪寺。このあたりの地名を昔は窪寺(久保寺)と言い、同寺に由来していると言われています。「木造伝観音菩薩立像」は平安時代初期の作で、県宝指定。観音堂が2つあり、窪寺(久保寺)観音として親しまれています。
正覚院

最初、仁王門南にあり、その後、石門前に移設。現在は観音堂石段下に移設。中央の碑が徳本上人名号碑。
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「南無阿弥陀仏 徳本(花押)」170僉O凸未砲蓮嵎言三庚辰正月吉日 講中」と刻まれています。(拡大してご覧ください)
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2020年01月17日

徳本上人名号塔を訪ねて 無常院(長野市安茂里小市)

『日本各地の徳本名号塔』(念仏行者徳本上人研究会)に紹介されている、長野市内の名号塔は96基でした。訪ねた各地の名号塔をご紹介します。

2019年12月15日ブログ「徳本上人名号塔、全国一は長野市

無常院(長野市安茂里小市)に徳本名号塔を訪ねました。(2019年12月20日)

同寺の本堂。浄土宗で本尊の「銅造阿弥陀如来及び両脇侍立像」は鎌倉時代中期の作。善光寺式一光三尊像で、善光寺分身仏四十八体のひとつと伝えられています。このたび市文化財から県宝に指定されることになりました。
また同寺は善光寺四十九霊地の善光寺七寺(院)のひとつです。
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本堂前に建つ徳本上人名号塔。160僉J顕13年5月9日石に直接染筆。同年6月12日開眼。裏には「文化十三丙子五月 当山十五主 超誉隆専代」(拡大してご覧ください)
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同寺の境内墓地に建つ、もう一基の徳本上人名号塔。
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2020年01月12日

徳本上人名号塔を訪ねて 比丘尼堂(長野市平柴) 

『日本各地の徳本名号塔』(念仏行者徳本上人研究会)に紹介されている、長野市内の名号塔は96基でした。訪ねた各地の名号塔をご紹介します。

2019年12月15日ブログ「徳本上人名号塔、全国一は長野市

比丘尼堂(長野市平柴)の徳本名号塔を訪ねました。(2020年1月9日)
弥勒寺の集落から大黒山へ続く道と、阿弥陀寺から下ってくる旧道とが交差する地点から少し東に下がったリンゴ畑の片隅にありました。
小さなお堂の脇に建つ石塔。四面に刻まれています。(200僉
眼下に平柴の集落、その向こうには長野市街地が広がっています。
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表に回ると「比丘尼堂」と書かれた額が掛かっています。左側に建つ石塔。正面には「南無阿弥陀仏」と両側に書かれた光背の前に、阿弥陀三尊が描かれています。(拡大してご覧ください)
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台石には「父母為菩提」「諸国順拝供養塔」と書かれています。(拡大してご覧ください)
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石碑の背面に「南無阿弥陀仏 徳本(花押)」と刻まれています。(拡大してご覧ください)
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お堂側の面にも「南無阿弥陀仏 稚童」「円光大師廿五霊場」「四国中偏礼供養塔」と刻まれています。拡大してご覧ください)
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お堂の反対側の面にも「南無阿弥陀仏 励誉」「西国秩父坂東神社」「仏閣巡拝供養宝塔」と刻まれています。
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このお堂の中には、大きな自然石があります。生きているまま自らを葬ったという尼の墓だと伝えられています。(『安茂里史』生き埋まりの尼の墓)
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長野市街地が一望できる眺めは見事でした。
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2020年01月07日

徳本上人名号塔を訪ねて 法蔵寺(長野市川中島町御厨)

1月6日(月)「戸部のおたや祭」で伊勢社(長野市川中島町御厨)に参拝しました。
2020年1月6日ブログ「戸部のおたや祭に参拝
隣接する法蔵寺の門前に、徳本上人の名号塔がありました。

『日本各地の徳本名号塔』(念仏行者徳本上人研究会)に紹介されている、長野市内の名号塔は96基でした。訪ねた各地の名号塔をご紹介します。

2019年12月15日ブログ「徳本上人名号塔、全国一は長野市

法蔵寺(長野市川中島町御厨1076)の名号塔をご紹介します。(2020年1月6日)
同寺の門前に建つ徳本上人名号塔。(236僉防宗崙醋軌ぬ鐶吠 徳本(花押)」。
裏「文化十三年丙子四月中旬 当山十一世信誉代 当寺念仏講中」
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同寺の本堂。浄土宗で本尊は阿弥陀如来。寺伝によると開山は浄土宗の第三祖、良忠。
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安永8年(1779)建立の鐘楼門。山号「光明山」の額が掛けられています。
1月6日は隣接する伊勢社の「おたや祭」で、門前には露店が並びます。
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徳本上人は善光寺町に入る前に、同寺に文化13年4月17日から19日まで滞在して布教をしました。20日に善光寺門前の西方寺に向かいました。逗留中、唐紙1枚に念仏講中本尊として染筆。その後、再び同寺を訪れ、同年5月21日に名号塔を開眼しました。

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2019年12月23日

徳本上人名号塔を訪ねて 正満寺(長野市若穂綿内)

『日本各地の徳本名号塔』(念仏行者徳本上人研究会)に紹介されている、長野市内の名号塔は96基でした。訪ねた各地の名号塔をご紹介します。

2019年12月15日ブログ「徳本上人名号塔、全国一は長野市

正満寺(長野市若穂綿内8585-1)を訪ねました。(2019年12月12日)
同寺の本堂前に建つ徳本上人名号塔。(267僉乏搬腓靴討翰ください。
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右手前に名号塔(側面)と、左手に本堂。
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同寺は浄土宗。本尊は阿弥陀如来。山号は光濃山、院号は無量院。北信濃十三仏霊場第十番札所です。
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境内には聖徳太子をまつる太子堂があります。
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鐘楼門(山門)は、長野市指定文化財。修復中で覆いが掛かっていました。
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増上寺」の54世住職の倫誉念海大僧正は、正満寺の出身です。
また昭和3年(1928)に「王子善光寺」を開創した倉島大音上人は、正満寺で得度しました。

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2019年12月17日

徳本上人名号塔を訪ねて  東光寺(長野市若穂川田)

『日本各地の徳本名号塔』(念仏行者徳本上人研究会)に紹介されている、長野市内の名号塔は96基でした。訪ねた各地の名号塔をご紹介します。

2019年12月15日ブログ「徳本上人名号塔、全国一は長野市

東光寺(長野市川田2962)を訪れました。(2019年12月12日)
本堂脇の墓地を背に建つ名号塔。「徳本(花押)」総高267僉3搬腓靴討翰ください。
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右には山号の「医王山」、左は「東光寺」と刻まれた標柱。
背後は古城山城跡。同寺の前の水田地帯は川田条里遺跡。発掘によって、弥生時代から江戸時代までの水田跡が確認されました。近くには北国脇往還松代通り(谷街道)の宿場、川田宿があります。
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参道に建つ、珍しい無縫塔の六地蔵。
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続いて覆い屋が掛かった、六地蔵が並んでいます。
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寺紋の六文銭が屋根に付く、同寺の山門。
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同寺の本堂。曹洞宗で、本尊は釈迦牟尼仏。明徳寺(松代町豊栄)の末寺。
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2019年12月16日

徳本上人名号塔を訪ねて  延命寺(長野市若穂保科)

『日本各地の徳本名号塔』(念仏行者徳本上人研究会)に紹介されている、長野市内の名号塔は96基でした。訪ねた各地の名号塔をご紹介します。

2019年12月15日ブログ「徳本上人名号塔、全国一は長野市

延命寺(長野市若穂保科2531)を訪れました。(2019年12月12日)
門の脇の駐車場に面して一段高い場所に、徳本名号塔が建っています。
総高294僉8紊蹐本堂。(拡大してご覧ください)
保科延命寺

名号塔の裏側。「文化十四丁丑年」
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山号の「智現山」の額が掛かる同寺入り口の門。
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本堂前に建つ碑。京都知恩院第58世門主祐月は、同寺の出身。
「総本山知恩院第五十八世 海誉祐月大僧正頌徳碑」(拡大してご覧ください)
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碑の裏側。「平成十七年四月二十四日 第二十四世 寛誉耕真建之」
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同寺の本堂。浄土宗で、本尊は阿弥陀如来。
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2019年12月15日

徳本上人名号塔、全国一は長野市(まだ増える可能性)

11月26日(火)「第3回 念仏行者徳本上人研究会」が長野市で開催されました。
徳本上人は江戸時代中期の浄土宗の念仏行者です。上人は、文化13年(1816)春から秋に掛けて信州全域を巡錫しました。各地に念仏講を起こし名号塔を残しています。

11月26日に寛慶寺(東之門町)で行われた研究会で、『日本各地の徳本名号塔』(念仏行者徳本上人研究会)が配布されました。徳本名号塔とは、徳本上人の名号が刻まれた石塔。過去に紹介されて、その後滅失した名号塔も記載。署名や花押がなくても、徳本上人の書体と認められるものを記載。

同研究会がまとめた一覧表によると、全国にある名号塔は1641基(2019年11月26日現在)。都道府県別では長野県内は最多の490基。(2位は徳本上人の出身地、和歌山県の260基)
また長野県内でも最多は長野市の96基。(2位は松本市の73基)

長野市は、全国の市町村で一番多くの名号塔が残っていることが分かりました。今後の調査で、まだ増える可能性があります。また長野駅から善光寺まで、歩いて巡れる徳本名号塔が多数あるのは、全国的にも珍しいことも知りました。

善光寺本堂の西側に建つ徳本名号塔。左側面「文化十三年五月龍集丙子五月」
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同塔の裏側。「徳本」(花押)
「願主 当所大門町 西川九平衛」「為先祖代々菩提」「預 良性院慈巌代」
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同塔の土台の裏側。「石工 藤澤政五郎且好」
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2019年11月26日ブログ「長野市で開催された第3回念仏行者徳本上人研究会
2019年11月27日ブログ「寛慶寺(長野市)で小林会長『小林一茶と徳本上人』

今までこのブログで取り上げた徳本名号塔。
2007年3月「信仰の証を伝える徳本碑(善光寺)
2007年3月「善光寺界わいの徳本碑(十念寺)
2007年7月「映画『転校生さよならあなた』のロケ地に建つ徳本名号碑
2014年9月「阿弥陀寺(諏訪市)の絶壁大岩に刻まれた徳本碑
2019年4月「道の駅白馬の飯田十三仏堂の脇に建つ徳本名号碑
2019年5月「塩尻市仏教信和会お花まつりに招かれた東漸寺(塩尻市)の徳本碑

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