2007年07月02日

ゴルフと怪我(2)

 私のスクール生には、「バネ指」になってしまった人が何人かいます。
 「バネ指」とは、指の屈筋腱に起こる腱鞘炎です。
 「バネ指」の言葉の由来は、引っかかった指を無理に伸ばそうとすると、まるでバネの現象のように、ビヨーンと伸びるからと言われています。
 
 一般的には、中高年者に多いようですが、スポーツ選手にも時折見られます。慢性的な機械的刺激(使い過ぎ)が原因の場合が多いようです。

 「バネ指」になってしまったスクール生の場合は、明らかに練習のし過ぎが原因と思われます。
 あまりに強くグリップを握り、そのまま力を抜かずにスイングし続けると、確かに指が曲がった状態で固定されてしまいそうな気がします。

 一番の治療法は練習をしばらく休むことなのですが、「バネ指」になるほど練習するような生徒さんは、休めと言っても休まないほどの真面目な練習好きの人が多いので、なかなか直らないようです。

 「脱力」は、ゴルフのスイングすべてにおいて重要です。

ゴルフと怪我

 今日あるスクール生から「骨折したので暫く休ませて欲しい」との電話がありました。
 
 詳しく聞いてみると、「ゴルフの練習をしすぎて肋骨を折ってしまった」というのです。

 ゴルフはなかなか上手くならないので、ある程度いい当たりが出るまでは、無我夢中に練習してしまいがちです。
 そういうときこそ、「体力」とは違ったゴルフに必要な「力」である「精神力」を鍛えるつもりで、できるだけ力をいれずにゆっくりスイングするのが、実は最大の上達方法なのです。(参照:「プロゴルファー長野伸吾のゴルフは武術だ:ミスショットについて(2)」)

 今回のスクール生には、これを機会に「脱力」をマスターしてもらいたいと思います。

ドライバーのヘッド

 今日はスクール生の一人からすごいモノを見せてもらいました。
 
 なんと、彼のドライバーのヘッドの部分が壊れていたのです。

 壊れていたといっても、割れたというような壊れ方ではなく、ヘッドの上部に当たる部分が完全に取れていたのです。
 ものすごく分かりやすく説明すると、缶ジュースの上部のフタにあたる部分だけがスパッと取れていた感じです。(写真がなければ判りにくいですが)

 本人いわくテンプラを連発していたとのことでしたが。
 面白いのは、彼が練習場で打った瞬間に、ボールとともにフタ(?)が飛んでいったらしく、その後、周りの人に手を挙げて「すいません、すいません」と言いながらフィールドから回収してきたとのことです。

 やはり、こういう場合は係の人に言って他の人の練習を止めてもらわないといけないですね。

スイング時の両腕とクラブの動きと胴体の使い方について(4)

 前回は自転車のペダルのイメージについてまで伝えましたね。
 今回はそれでどイメージすればよいかを書きます。

 スイングの胴体の部分はペダルのしくみをイメージし回転。
 両腕とクラブは足の使い方をイメージして上下運動。
 実はこの組み合わせにより、円弧ができるのです。

 はじめは素振りからゆっくりと、両腕とクラブのうごきを上下に動かしましょう。
 V字に動かす感じで。
 そしたらだんだんと体の回転を加えていきます。

 最初から早く振ると、クラブが地面に叩きつけられる感じがし、恐怖反応で反射的に両腕が縮まり、悪いくせがついてしまいます。

 あせらずにゆっくりと。これが上達への近道です。

 この動きをベースにスイングプレーンやオンプレーンを意識して、練習してみてください。

スイング時の両腕とクラブの動きと胴体の使い方について(3)

 前回は腕で作った円弧の形が崩れやすくなるところまで説明しましたね。しっかりおさらいしながらイメージしましょう。

 円弧の形が崩れてくると、スイングがわからなくなってきます。

 そうなると、どういった形でクラブを上げていいかなどを余計に考えはじめ、振り切れなくなり、飛距離をロスしたり、ミート率が下がってきたりします。

 自転車を例にしてみましょう。
 自転車をこいでいるとき、ペダルの部分は、軸を中心に回転するように作られているので、客観的には回って見えます。

 しかし自転車をこいでいる本人は、ペダルを回しているというよりは、ペダルを踏んでいる感覚だと思います。
 感覚では上下方向に足を使っているということです。

 ではどういったイメージをもてば良いのでしょうか。

 それは次回にお話しますね。

スイング時の両腕とクラブの動きと胴体の使い方について(2)

 前回はトップスイングまでを説明しました。

 そしてトップスイングの形からダウンスイングにかけて、両腕とクラブはそのまま地面方向に真っ直ぐ振り下ろす感じです。

 そのとき胴体は体重移動を含む左回転運動をして、タイミングよくボールにインパクト。

 一気にフィニッシュへ。
 インパクトからフィニッシュに向かう両腕とクラブの動きは、振り上げです。

 客観的にスイングを見ると、円運動に見えます。

 すると腕で円運動をしてしまいます。
 そして今度は、胴体の回転を加えます。

 すると腕で作った円弧の形が崩れます。

(次回に続く)


スイング時の両腕とクラブの動きと胴体の使い方について

 フルスイングしたときに、両腕とクラブの動きを体の正面から客観的に見ると円弧を描いています。

 ですが主観的には両腕とクラブは、上げて下ろす感じです。

 胴体を回転させないと仮定し、両腕とクラブの動きのみにすると、振り上げ、振り下げの直線運動になります。

*細かい動きは別の機会に説明します

 この縦の直線運動に胴体の回転を加えると、円弧になります。

 クラブを振り上げると同時に、体をタイミングよく右回転し、トップスイングにもっていきます。

 
 まずはここまでをイメージしてください。

(次回に続く)

ミスショットについて(2)

「必要以上に力まないようにスイングするということ」
 前回こう言いましたね。

 詳しい事は別の機会に説明しますが、力まないで打たれたショットにはこんな利点があります。
 それはミスショットにしろグッドショットにしろ毎回そのときにどう当たったのか、どうスイングしたのかという情報が脳に伝わりやすくなるのです。

 もちろん個人差はあります。

 力むと筋紡錘という器官が作動しなくなり、情報が脳に伝わり難くなるのです。

 人間である以上ミスは必ずでます。
 藍ちゃんやタイガーウッズもミスはしています。

 プロや上級者は必要以上に力んでいないため、ミスしてもミスした時の情報が伝わってくるので、次から修正してくるのです。

 ミスを生かすも殺すも自分次第なのです。
 どうせミスするのであれば力まずに打ち、情報を得たほうが得ですよね。

ミスショットについて

 ミスショットは誰でもしたくないですよね?
 みなさんはミスショットした時、自分自身でどのようにして矯正しますか?

 ミスショットしたときボールにどう当たったか、どうスイングしたかというより、ボールがどう飛んでいったかが気になります。

 身体で感じた情報より、目で見た情報を優先しがちです。
 この目で見た情報ばかりを頼りにスイングを矯正するとなかなか上達していきません。

 身体で感じた情報を優先し、その後目で見た情報や知識を頼りにスイング矯正すると上達する率がぐんと上がります。

つまり、
「必要以上に力まないようにスイングするということ」です。

 まずはこれだけ頭に入れて置いてください。
 次回、少し詳しく説明しますので♪


素振りの大切さ

 ある程度ボールが打てるようになったら、素振りをするようにしてください。

 ボールばかり打っていると力んできてしまい、あらゆるミスが出はじめます。

 なぜ力むとミスがでるのか?
 詳しい事は別の機会に説明しますが、力みすぎると、スイング全体が縮まってしまい、大きくスイングできないためボールが飛びません。

 またアドレス時よりも腕が縮まり、インパクト時にボールに届きにくくなくなり、トップボールが、出やすくなります。
 この場合、初心者は空振りの可能性大です。

 素振りを数多くするとこれらの症状が軽減され、よいスイングになってきます。

 素振りの回数は、ボールを打った数と同じ位かやや多いのが理想です。

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