期間限定で毎週最終日曜日は新潟空港のデッキが無料開放されるので、子供を連れて飛行機を見に行った。

到着・出発便が少ないので1機の到着を見ただけで終わってしまったが、子供は動くものが好きなので少々遠くても連れて行こうと決めていた。

しかし日曜の午前中なのに空港は閑散としており、国際線はカウンターすら開いていなかった。新潟空港展示コーナーがあったので覗いてみたが昔懐かしいバブルを思い出させるようなジャンボ機のハワイ行きチャーターの写真があった。今はジャンボ機等燃費も悪いしそこまで大量に人を運ぶような需要もなくなってしまったので見る事すらできないが、なんとなく懐かしい。恐らくこのような時代は二度とやってこないのではと思ってしまう

新潟空港は地理的にも便利であり、戦略次第では良い空港だと思っている。近隣の福島(会津方面)、山形の南の方、群馬の北の方等、周辺の人にPRを行い使いやすい空港にすれば十分集客できる立地にあるとは思っている。

もっと本格的にLCCの誘致を行い、LCCで安く地方から海外に飛べる、という拠点にすればよいと思ってしまう。海外でもロンドンの空港は混雑しているので、その郊外、それもバスで1時間以上かかるような場所にLCC専用の飛行場がある。 ドイツでもフランクフルト空港からバスで1時間半ゆられるハーンという山の中にLCCの空港がある。

着陸料や駐機料の問題ではあるとは思うが、飛べる便を増やし価格を魅力的にすれば外資の航空会社は地方空港でも飛んできてくれると思う。新潟空港からバスでほんの20分も乗れば首都圏につながる新幹線にも乗れる。これほど便利な地方空港は海外にもそうない。

大手航空会社の誘致ではなく、海外のLCCを着陸させれば海外の若者はなんとかして行動してしまうくらいのバイタリティを持っている。LCCが飛ぶ空港になり東南アジアやアジアへ気軽に飛べるようになれば新潟空港も利用価値がぐんと上がると思っている
KIJKIJjumbo