2025年03月11日
血圧 126/80 SPO2 96 Puls 113/min
血液検査 RBC404 ×104/mm3 WBC7,670 mm3 PL 38.2×104/mm3 Ht34.4% Hb11.6g/dl CRP12.1mg/dl
迅速抗原検査 COV-2(-)イムノエ-スinf(-) エルナスマイコ(+)
2025年03月09日
2025年03月04日
前日より嘔気あるため何も食べられず受診した10代後半の患者さんです。急性胃腸炎と診断しましたが、待合室で顔面蒼白手足は真っ白、くずれるようになって歩けず、血圧70/30 脈拍60/分(触れにくい) SPO 2 97% 話しかけても"ぼ-と"していてショック状態と考え直ちに血管確保、生食500mlを急速補液(30分~45分)で施行しました。補液が始まると10分位で手先もやや赤みをおび(左写真補液前)、点滴終了時には血圧94/66と回復、なんとか歩ける状態になりました。脱水症もしくは迷走神経反射によるショックと診断しました。Na 133mEq /l K 3.7 Cl 108mEq/l
- 顔面蒼白(pallor)
- 虚脱(prostration)
- 冷汗(persiration)
- 脈拍触知不可(puluselesness)
- 呼吸不全(pulumonary insufficiency)
収縮期血圧 90mmHg以下、脈圧 30mmHg以下がショックの診断基準
2025年02月26日
<口唇ヘルペスの経過>
- 口元にチクチク、ムズムズなどの違和感を感じる
- 口元が赤く腫れている
- 赤く腫れた患部の上に水疱⇒水疱が破れ潰瘍化⇒痂皮形成⇒剝離して正常皮膚。
- 経過中、熱が出てくることがある。
- アゴの下のリンパ節に腫れを感じる。
2025年02月25日
2025年02月22日
2025年02月20日
高血圧にて下記処方している患者さんです。最近息切れがみられるようになり(以前SPO2 98⇒93%)、胸部レントゲンをチェックしたところ肺気腫が進行しています。また右胸壁に腫瘤様変化があり肋骨骨折の影響と考えます。これまで日にたば60本のヘビ-スモーカ-むでした。現在は1日7~8本になっていますが、COPDが進行して呼吸機能の悪化しないように治療しなければなりません。
2025年02月19日
2025年02月18日
高圧にて下記処方している患者さんです。1月15日咳痰みとめオゼックス2錠を5日間処方しました。その後も咳があり食欲も低下して2月18日息苦しさと両下腿・足首を主訴に受診しました。体重は1kg程度増加(47.0→48.kg1)しておりレントゲンにて心拡大著明(CTR 0.67)で心不全と診断しました。
[検査結果]
126/94 p 135/min SPO2 95-97%
RBC386×104/mm3 WBC4280/ mm3 PL 13.8104/mm3 Ht37.0% Hb13.0g/dl BS 123mg/dl GOT 62 GPT 55 Tcho 144 Bil 1.4 Na141 K4.1 Cl113
CRP3.1mg/dl
BNP 778.2pg/mL
左下肺野の横隔膜と胸膜横隔膜の不鮮明な陰影から考慮すると肺炎の合併の可能性も否定できません。高齢であることから病院紹介としました。
2025年02月10日
2月5日咳鼻にて受診メジコンのみしましたが翌日より発熱、その後も改善せず咳増悪したため2月10日来所。胸部レントゲンにて肺炎像(両側広範囲)、CRP 24.5 mg/dl WBC 11,980と炎症所見強く重症化が予想されるため病院に入院紹介しました。CRP WBCを考慮すると何らかの細菌が原因と考えています。
検査 肺炎球菌尿中抗原陰性、コロナインフル迅速検査陰性。紹介先では外来にて抗生物質の投与により3日後にに解熱10日後にはほぼ正常化したとのことでした。外来で治療には悪化の可能性もあり、大胆な治療選択だったとの印象です。
2025年02月07日

2025年02月06日

2025年02月01日





2025年01月28日






2025年01月27日
1週間を超えて発熱咳鼻水続き検査投薬を受けるも改善しないため受診した1歳児です。当科にて直ちに肺炎を念頭に諸検査を実施しました。採血検査ではCRP 4.2mg/dl WBC 8,850 エルナスマイコIgM抗体(+) 、迅速高検検査にてhMPV(ヒトメタニュ-モウイルス)・RSウイルスもともに陽性、胸部レントゲン検査で右下肺野に浸潤影をみとめたことから肺炎と診断しました。主たる肺炎の原因は;レントゲン所見からマイコプラズマの可能性大と考え同日よりオゼックスを投与したとろ翌日より解熱、咳も軽減して1週間の投与により諸症状も消失食欲睡眠等回復しました。
2025年01月24日



2025年01月22日

[参考] ナトリウム利尿ペプチド⇒ANP(心房) CNP(血管内皮細胞、骨組織)
BNP:脳性ナトリウム利尿ペプチド(心室から分泌)
proBNP(前駆物質)⇒BNP1:NT- proBNP
2025年01月20日
1月13日にインフルエンザA、その後夜の発熱と咳がとまらないため受診した60代の患者さんです。1月20日来所、胸部レントゲンにて右下肺野にわずかに浸潤影みとめ、尿中肺炎抗原陽性の結果からインフルエンザに合併した肺炎球菌性肺炎と診断(CRP 3.4mg/dl WBC 12,430)。経口でオゼックス1週間投与開始する夜37゜C台の熱発が続くため1月23日24日の両日ロセフィン2gの点滴静注追加しました。その後よりすみやかに平熱となり、1月27日の再検で肺炎影も消失したため治療を終了しました。
インフルエンザ罹患時の肺炎合併(23例)起因菌肺炎の起因菌:肺炎球菌11例,ブドウ球菌2例,インフルエンザ菌2例,モラキ セラカタラーリス1例,ミレリ菌1例 インフルエンザ罹患後平均2日(0~5日)で発症。[参考]入院した肺炎の起因菌
2025年01月18日
- インフルエンザAが大流行している。型はH1N1pdm09で2009年に流行した新型インフルエンザと考えられている。
- 2020~2021、2021~2022年のシーズンはインフルエンザの流行がコロナウイル禍のためかまったくみとめられなかった。
- 診療所でも令和6年12月23日~12月28日の週がインフルエンザA 95人でピーク、現在令和7年1月14日~18日同46人と減少傾向。
1.まつたく効果(有意差)がみられない年の方が多い。
2.低年齢層では有効な年が少なくない。
3.流行しているインフルエンザの型と流行前に用意されたワクチンの型にずれがあることがあり、インフルエンザワクチンの有効性の判断は難しい。
***ワクチンの有効率の計算(%)
有効率 =1-(ワクチンを接種して、発症した人の割合)/(ワクチンを接種しないで、発症した人の割合)×100
2025年01月17日

2025年01月11日

2025年01月10日
前日よりまったく経口摂取できず嘔吐と38゜Cの発熱で受診した2歳児です。咳が1週間前よりありその後の発熱のためマイコ肺炎を考慮してレントゲンを施行したところ、胸部には肺炎所見はみとめませんでしたが、胃と腸のガス像が著明で腸管の麻痺性イレウスを想起させる所見でした。インフルエンザ迅速検査にてA型陽性のためインフルエンザによる胃腸炎脱水症と診断、補液を十分施行して経過観察としました。
2025年01月06日
12月26日咳がだらだら1月続くため受診、レントゲン検査にて間質性の陰影あり肺炎と判断下記処方しました。 検査 12月26日 胸部レントゲン 肺炎像 12月28日 採血・迅速検査 CRP 0.1
WBC6,170
エルナスマイコ(-)でしたがマイコ否定できずクラリシッド・アスベリンを処方しました。心拡大縦隔拡張胸腺腫大も同時にみとめ経過観察としました。(検査不十分、RS?hMPV?Inf A?)。