2020年08月31日

IMGA003460代の患者さんです。ふらつきがあるためMRI検査を依頼したところ右内頚動脈に狭窄がみつかり梗塞予防のためクロピドグレルが処方になりました(写真は服部えびす様クリニック提供)。原因は動脈硬化症と考えますが70%以上の血管の狭窄があると2年以内に脳梗塞の発症確率が約30%になり要注意です。


nagasawanorio60 at 11:04コメント(0)おとなの疾患神経疾患 

2020年07月31日

vari
1歳児です。母親が10日前帯状疱疹を発症、現在治療中とのことでした。発疹が出現したため受診しました。帯状疱疹からの水痘感染が考えられバルトレックスを5日間処方しました。4日目には水痘ワクチン未接種のため発疹が急激に増加全身にみとめましたが、発疹の勢いはバルトレックスにより抑えられている印象です。周産期新生児期の感染は重症になり要注意です。帯状疱疹の伝染力は水痘と変わらないとの報告もありますが、印象としては水痘からのそれに比べて弱いと考えられています。

nagasawanorio60 at 14:53コメント(0) 

2020年07月30日

esoca
胸部レントゲンの読影能力が試されるケ-スです。倦怠感とだるさ息苦しさが1ヶ月続いて改善傾向がないため受診した70代の女性です。SPO2 93% CRP 0.2mg/dl WBC 8,400  Hb 10.9 g/dl  Tp 5.6 g/dl 、胸部レントゲンにて気管が右側に偏移しており左右気管支分岐部が不鮮明なため呼吸困難との関係を考慮して呼吸器の専門科に紹介しました。食道癌による気管の圧排+癌組織の気管支浸潤とのことで食道癌の専門医に転院しましたが1年後に亡くりました。





nagasawanorio60 at 10:57コメント(0) 

2020年07月29日

kimura
浮腫と動悸を主訴に受診した70代の患者さんです。軽度の心不全の所見でしたがその時の胸部レントゲン写真にて、心陰影の中に空気を含んだような嚢胞様の陰影をみとめ辺縁は胃の鄒壁様の所見をみとめます。食道裂孔ヘルニアを示唆するレントゲン像です。空気像の位置と形態から混合型もしくは傍食道型の可能性があります。バリウムによる造影検査か内視鏡検査によって確定できます。
hernia































nagasawanorio60 at 12:56コメント(0)おとなの疾患消化器 

2020年06月30日

d発熱で受診された50代の患者さんです。微熱が1週間続き今朝38゜C台になったため来所しました。CRP 27.3mg/dl WBC 19,260 胸部レントゲンにて右上葉から中葉にかけて濃淡の不均一な浸潤影(swiss cheeze appearance)をみとめ肺気腫に伴う肺炎と診断、炎症所見強いため入院紹介しました。30年以上1日1箱を超えて喫煙したいたとのことです。尿中肺炎球菌抗原陽性との結果報告。


nagasawanorio60 at 16:39コメント(0)おとなの疾患肺炎 

2020年06月29日

p糖尿病にてインスリン療法(コントロ-ル不良(HbA1C 9%台)を施行している患者さんです。咳と微熱が続くためオ-グメンチン等を5日間投与しましたが発熱(38゜C)胸痛出現したため来所しました。CRP 23.3mg/dl WBC 14,000 血糖 170mg/dl 胸部レントゲンにて左下肺野にすりガラス様の陰影をみとめ肺炎と診断、入院紹介しました。原因菌は不明とのことでした。


nagasawanorio60 at 16:38コメント(0)おとなの疾患肺炎 

2020年05月16日

RAC胃痛(チクチク痛い)のため内視鏡検査を施行した40代の患者さんです。胃体部全体に赤い点状の粘膜(regular arrangement of collecting venules)をみとめます。胃の粘膜の集合細静脈が規則的に配列した像です。この変化が胃体部全域に認められるときはRAC陽性と診断、この所見がある時はピロリ陰性(約95%の確率)の正常胃と考えられます。この例でも潰瘍胃炎はみとめずピロリ迅速検査も陰性でした。


nagasawanorio60 at 09:57コメント(0)おとなの疾患消化器 

2020年05月15日

tpⅡ型糖尿病にてジャヌビアを服用中の患者さんです。4~5年前より爪の変形をみとめ爪を切り詰めていましたが改善しないため受診しました。爪白癬が疑われるため顕鏡したところ白癬菌をみとめ診断を確定、クレナフィン塗布を指示しました。
t

nagasawanorio60 at 16:48コメント(0)おとなの疾患皮膚科疾患 

2020年05月14日

orgs
3年前に左中肺野に帯状の浸潤影があり、慢性関節リウマチに伴う器質化肺炎と診断していましたが、KL-6が上昇していることを指摘され再検したところ、左肺門部に浸潤影をみとめ、CTにて精査していただいたところ肺癌(腺癌)を疑われ専門病院に転科になり摘出手術を受けました。

nagasawanorio60 at 08:53コメント(0)おとなの疾患腫瘍 

2020年05月13日

machida肺気腫が基礎疾患にあり肺炎を2~3年に1回程度5~6回繰り返していた患者さんです。3年前肺MAC症と確定、リファンピシン等の長期投与を受ここ2年は特に問題なく経過していました。2週間前より咳食欲不振が続き家でじっとした状態で様子がおかしいとのことで受診しました。胸部レントゲンにて左下肺野に浸潤影をみとめるため肺炎と診断、SPO2 85-90%に低下していたため入院紹介しました。投薬のみですぐには入院させてもらえず病状は進行、経口摂取ができず起きられなくなったため1週間後に入院、在宅酸素となり退院しその後の経過は良好です。


nagasawanorio60 at 08:51コメント(0)おとなの疾患肺炎 

2020年05月12日

photo糖尿病と高血圧の患者さんです。フルイトラン服用後4日目に両手親指付け根に浮腫様紅斑、同時に頸部にも同様皮疹をみとめ受診しました。この患者さんは以前にもプレミネント(ロサルタン+ヒドロクロロチアジド)服用により手背顔面に皮疹をみとめた既往があり、今回トリクロルメチアジド(フルイトラン)photosensを安易に投与したため光アレルギ-性の薬疹が出現したものと考えています。フルイトランを直ちに中止、デルモベ-ト軟膏の塗布を指示しました。

nagasawanorio60 at 11:25コメント(0)おとなの疾患アレルギ-疾患 

2020年05月11日

gout足親指の付け根が赤く腫れ痛みのため眠れない状態だったとのことで受診した60代の患者さんです。典型的な痛風発作です。ナイキサンを処方、疼痛が収まってから尿酸排泄障害型の高尿酸血症のためユリノ-ムを開始しました。


nagasawanorio60 at 16:52コメント(0)おとなの疾患代謝疾患 

2020年04月10日

214dayafapril30
発熱と咽頭痛左頸部痛のため受診した20代の患者さんです。左扁桃に膿栓を伴う扁桃肥大をみとめWBC 2,480(リンパ球48%そのうち異型リンパ球12%)GOT 61 GPT 79 の結果からIMを疑いEBV IgMを確認したところこの時点では陰性でした。ロキソニン投与にて経過をみたところ5日たっても解熱せずWBC 5,260(リンパ球60%異型リンパ球28%)  GOT 254 GPT 520 LDH 595 IU/l と肝機能障害が悪化していました。家庭内安静を指示2週間後にGOT 39 GPT 135IU/lに改善EBVIgMようやく陽転、IMと確定診断この時依然として扁桃には膿栓(写真中段)が付着していました。

nagasawanorio60 at 14:31コメント(0)おとなの疾患ウイルス感染 

2020年04月09日

SATHY
微熱と頸部痛が1ヶ月続き改善傾向がないため受診した30代の患者さんです。診察時甲状腺の腫脹と圧痛をみとめ、超音波検査にて左右両葉に低エコ-の領域をみとめました。WBC 9.650 (リンパ球32%)CRP 1.7mg/dl fT4 2.24ng/dl↑fT36.37pg/dl↑ TSH 0.055 7↓の結果から亜急性甲状腺炎と診断、プレドニン15mg/日を開始しました。反応は良好で翌日より平熱となり痛みも消失しました。甲状腺機能状態は亜急性甲状腺炎が治癒すれば正常化しますので抗甲状腺薬は投与していません。subacute

nagasawanorio60 at 08:54コメント(0)おとなの疾患甲状腺疾患 

2020年04月08日

clava1月15日発熱で受診、迅速検査(ストレプトA)にてA-β溶連菌陽性のためメイアクト5日間処方した学童です。1月23日再度発熱軟口蓋に粘膜疹と発赤扁桃腫大をみとめ溶連菌感染症の再燃と診断、クラバモックスを10日間投与しました。服用10日目朝、両下腿に滲出性様紅斑が出現、次第に上肢体幹にもひろがり、ザイザルとリンデロンを処方、発疹は2週間で消失しました。EBウイルスの検索をしましたがVCAIgM・VCAIgG・EBNAともに陰性でした。
drugchild


drughyp


nagasawanorio60 at 08:43コメント(0)小児科疾患薬副作用 

2020年04月07日

Bec3

1月頃より時々熱発があり2月中頃、軟口蓋に粘膜疹をみとめ来所しました。この疼痛強くWBC 7,100 CRP 1.6mg/dlの結果でした。その1ヶ月後アフタと浅い潰瘍が口唇歯肉に出現、発熱に加えて下腿前腕に皮下結節をみとめたため再受診、ベ-チェット病が疑われるため専門医に紹介しました。入院して治療開始とのことです。1ヶ月後腹痛が強くなり小腸に瘻孔形成、内視鏡検査にてクロ-ン病が確定、現在メサラジンと生物学的製剤で治療継続しているとのことです。

BechetBechetdx
chron








nagasawanorio60 at 10:45コメント(0)おとなの疾患アレルギ-疾患 

2020年04月06日

IM
3日間発熱が続き解熱しないため受診した患者さんです。カロナ-ルのみ対症的に投与しましたが翌日眼瞼の浮腫と嘔気が強く食べられないため再度来所しました。左右の頸部にリンパ節腫脹がみられましたが、咽頭扁桃に変化はなく、WBC 13,800(lymp 78% Atyp8%)CRP 0.8mg/dl GOT330 GPT 468 Tbil 2.6mg/dlの結果から伝染性単核球症(EBVIgM 1.3陽性,EBNA陰性)と診断、点滴にて2日間経過をみました。その後もぐったりとして経口摂取まったくできないため入院紹介しました。

 [ 異型リンパ球の特徴]
①大型(16μm以上)、②N-C比低、③核網粗荒、④強好塩基性。
 [異常リンパ球(腫瘍性)]
①N-C比高、②顕著な核形不整、③明瞭な核小体、④核網は粗網~粗荒、
⑤奇妙な突起、⑥空胞(脂肪)などが特徴。
IMsymp



nagasawanorio60 at 10:20コメント(0)小児科疾患ウイルス感染 

2020年03月28日

empタバコ1日30本から40本、60年のヘビ-スモ-カ-です。1~2年前より息切れを感じるようになっていましたが、最近増悪して会話時すら肩で呼吸するようになってきたため、家人に勧められて受診した70代の患者さんです。喘鳴をみとめSPO2 96%FEV1% 68.57 %VC 73.1 CRP 0.3mg/dl WBC 5,740 胸部レントゲンにて肺気腫様の変化と右横隔膜肋骨角に線状粒状影をみとめ(CTにて確認中)、COPD(慢性閉塞性肺疾患)と診断禁煙を指示、テオロング・ホクナリン・ムコダインの服用とアドエアの吸入を開始しました。10日後には息苦しさは改善(SPO2 98%)、禁煙の継続と服薬を続けることによって良い状態の維持を図りたいと考えています。
emphysema

nagasawanorio60 at 15:04コメント(0) 

2020年03月26日

iida.m血圧が高く高血圧(160-170/100-110)の治療開始するため諸検査(胸部レントゲン、心電図、採血、検尿)を施行したところ、偶然右下肺野に浸潤影がみられ、この時CRP1.3mg/dl WBC 9,460 イムノカ-ドマイコ陰性の結果でしたが肺炎と診断、ジェニナックを5日間処方しました。反応は良好で1週間後には改善しました。珍しい肺炎の経過です。


nagasawanorio60 at 11:49コメント(0)おとなの疾患肺炎 

2020年03月25日

toma.f咳と関節痛が1週間続くため受診した患者さんです。2~3日前より37.5゜前後の発熱と息苦しさをみとめたため胸部レントゲンを確認したところ左肺野に透過性不良の間質性の陰影をみとめました。CRP 0.1mg/dl WBC 8,060 SPO2 98%の結果からウイルスによる肺炎と診断、新型コロナウイルスの可能性を考慮して保健所に連絡しました。経過でPCR検査施行とのことでした。


nagasawanorio60 at 11:28コメント(0)おとなの疾患肺炎 

2020年03月24日

Val
水痘発症4日目の学童です。初診時発熱と掻痒の強い水疱を写真の半分程度にみとめました。バルトレックスを服用しましたが広範囲に広がり、新しい発疹はほとんどみとめず、痂皮(かさぶた)をみとめます。皮疹が深くものでは瘢痕を残すことが少なくありません。予防接種をしていない場合、このように皮疹が多数出現することが普通です。白い付着物はカチリ(軟膏)で掻痒の緩和に有効です。

nagasawanorio60 at 09:08コメント(0)小児科疾患ウイルス感染 

2020年03月23日

suzukinaokilungtumor
職場の健診にて肺(左中肺野)に結節陰影を指摘され受診した50代の愛煙家です。胸部レントゲンにて0.7cm辺縁に毛羽立ち様の陰影をみとめる、さらにCT等による検査が必要なため病院を紹介、CT上でも胸膜を巻き込んだ所見がみられたたより高度な専門病院に紹介になりました。結果報告は現時点ではまだありません。

























nagasawanorio60 at 14:31コメント(0)おとなの疾患呼吸器疾患 

2020年03月07日

lichenphoto
6ヶ月前位より舌と口腔粘膜に白い白苔様の変化がみられ改善せず、舌の変化が進行して痛みやしみるようにな状態が強くなり、3ヵ所の医療機関を受診、最終的に扁平苔癬と診断を受けていた患者さんです。口腔用ステロイド剤を塗布しても改善の傾向がないためカンジダを心配して来所しました。粘膜の白いレ-ス様の変化は扁平苔癬に特徴的な所見で舌にもびらん発赤白苔様の変化がみられることも少なくありません。舌の表面の白苔様の組織からはカンジダはみとめませんでした。扁平苔癬は経過が長く再発も多いため、悪性変化に注意しながらデスパコ-ワ等適宜使用しながら経過をみてゆくことになります。

nagasawanorio60 at 16:27コメント(0)おとなの疾患皮膚科疾患 

2020年03月06日

co37~38゜C台の発熱が4日間続き、当初より軽い息苦しさがあり改善しないため受診した30代の患者さんです。胸部に異常呼吸音はみとめずSPO2 99%体温37.5゜Cでした。CRP 0.5mg/dl WBC 8,320 インフルエンザテストマイコプラズマ迅速テストともに陰性でしたが、胸部レントゲンにて左肺野に透過性不良の間質性の陰影がありウイルス性の肺炎と診断しました。新コロナウイルス感染(濃厚接触はない)が否定できないため専門の外来紹介、PCR検査を施行してもらい結果は陰性でした。その後しだいに解熱咳もなく治癒しました。臨床経過では新コロナウイルスの感染の有無を診断することは不可能です。


nagasawanorio60 at 14:25コメント(0)おとなの疾患肺炎 
記事検索
プロフィール

nagasawanorio60

月別アーカイブ
  • ライブドアブログ