診療所のできごと

診療所の日々のちょとしたことをお知らせいたします。

コロナ感染対策の工夫

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太田大泉地区ではこのところ新型コロナウイルス感染者の報告が、県内でも多い方になっておりより感染対策を充実させるため、患者さんができるだけ手を触れないで診察ができるよう工夫をしてみました。まず手の消毒ですが、かざすだけで自動的にアルコ-ル散布ができるようにしてみました。また体温測定を従前は職員が額に手を近づけて実施していましたが、この方法だと患者さんと職員の距離が保てないためAIによる自動認識の装置を導入(写真:カウンタ-の上)、さらにトイレのドアノブからの感染リスク考慮して取っ手を直接触れないよう、トイレの入り口にティシュスタンドを配置しました。ティシュを手に取ってドアノブを覆いながら開閉してください。十分とはいえませんがこれらを利用することによって、当院では所内のどこにも直接触れないで診察を終えることが可能です。もちろん3密の回避や換気については、建物自体が風抜けが良くロビ-診察室なども広く設計されているので、落ち度なく実行できていると考えています。


不思議な出来事進行中!

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 伝染力のあるウイルス感染症の患者発生数は普通正規分布をします。今年のインフルエンザの流行は1月に入ると突如ブレ-キ(上記表の切れ込み:dip)がかかってその後も上昇なく収束してしまいました。めったにない現象です。この時期は丁度コロナウイルス感染が増加、社会的に問題となりはじめた時期と不思議なほど重なっています。また小児科の患者数が激減していて、新型コロナにより保護者家族が受診を控えたためと考えていました(右図)。patientところが感染症定点の報告をみるとヘルパンギ-ナ・手足口病・水痘・マイコプラズマ感染症いずれも例年とくらべて全く流行がなく報告は極めてわずかな状況です。当科の外来でも報告すべき感染症が全くありません。ただ突発性発疹は感染様式が他の感染症とは異なる(10か月前後に母親から感染)ためか、通年と変わらない発生数です。夏流行すべき疾患がこれほど見られないのは、医師なってから43年はじめての経験で"ありえない"と驚いています。例年と変わることといえば新型コロナの流行です。①手洗い・マスク着用・休園休校などの徹底のため ?②ひとつのウイルスが大流行すると他のウイルスの感染が見られなくなるウイルスの干渉(ひとつの細胞にあるウイルスが感染すると他のウイルスの感染が抑えられる)によるため ?などが推察される原因ですが、定かな検討はありません。それにしても不可解な現状です。

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新型コロナウイルスの検査(2)

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診療所でコロナのPCR検査あるいは抗原検査を実施するには、その感染リスクを考慮すると難しい問題があります。当院では部屋の中からアクリル板の1cm程度の穴を通して綿棒を出し感染室の患者さんの鼻腔から検体を採取する工夫をして実施しています。この方法だと採取者が汚染されることなく検査できるので患者さんの要望に応えることが可能になると考えています。

新型コロナウイルスの検査(1)

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(陽性の時は30分かからず反応がでます。この場合は10分程度でした)

新型コロナウイルスの感染に歯止めがかからず、患者数がますます増加してきています。多くの場合軽症なのでそれほど恐れることはありませんが、感染の有無を知ることはとても重要になります。当科でも最近、PCR検査(結果判明まで2日)とコロナウイルスの迅速検査(同約30分)を導入しました。保健所を通した行政検査が煩雑でスピ-ド感に欠けているきらいがあり必ずや役立つものと考えています。

開業30年 !

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