診療所のできごと

診療所の日々のちょとしたことをお知らせいたします。

「カンガル-びょういん」と呼ばれています。

長くもあり短くもあった33年、おとなからこどもまで、ちょとした病気は専門科にかかわらず対応できる診療所を目指して開業しました。多くの患者さんがからだの苦痛や悩みをかかえて来所するわけですから、できるだけ広々として清潔、きれいな花々に囲まれた、心身とも本当にくつろげる診療所をめざし、気立ても技術も立派な方々に参加をお願いして現在に至っています。"かんがる"はおなかに抱えたあかちゃんとそのおかあさん、つまりこどもからおとなまで診療する象徴として、採用したキャラクタ-です。患者さんから頂いたカンガル-を花々の中で撮影してみました。やさしい雰囲気でこころが和みます。あらためて初心を思い出しながら完走しようと思っています。IMGA0737

明るい日々はいつ来る ?

feb2022

前回のあとロシアのウクライナ侵攻、新型コロナウイルスの収まる気配もなく繰り返される大流行、旧統一教会に関係して凶弾に倒れた安倍元総理、年金・生活保護費・給与所得がのびない中ガソリン・電気料金はじめとする諸物価の上昇、それに加えて日本を取り巻く悪意の国々、今日もミサイルが発射され散々な毎日です。卑近なところでは最近診療所で使用する薬が不足して困っています。鎮咳剤のアスベリン・メジコン、去痰剤のムコダイン・ムコソルバン、解熱剤のカロナ-ルやロキソニン、重症疾患の治療に必須なステロイド剤デカドロン等々ごく普通に処方している薬の数々が出荷調整との名目で問屋さんから届きません。かつて物が不足していた時代に戻ってしまったような寂しい状況です。もうすぐ花々の季節、日々明るく元気に乗り切るしかありません。

apr2022

今年の暑かった夏のある日、みどりの庭で2羽のカラスが警戒することなく、じゃれあってくつろいでいました。芝生におなかをつけて涼をとっていたのかも? 安全で安心できる環境は誰もが願っているもの、貴重な風景でした。

kalas

















大きな虹!


2021eb15
niji15feb420

阪神淡路の大震災(1995.1)以来、オウム事件(1995.3)、東日本大震災(2011.3)、広島の豪雨(2014.8)、御嶽山噴火(2014.9)、熊本地震(2016.4)、2年続いた台風の広範な被害(2018.9西日本関空)(2018.2019.9千葉東日本)、そして今回のコロナ禍(2020.12~)と先日の福島沖の地震(2021.2.13)。思いつくままに列挙しただけでとんでもないことが次々と起こって不安な日々が続いています。春の嵐のあとの夕暮れ時、東の空に大きくて鮮明な二重の虹、ジュディガーランド(オズの魔法使い)の"over the rainbow"では虹の向うはまばゆい青い空だったはずですが、今日のは何か暗い背景で不吉なものを感じてしまいます。すべてが好転すればと願う毎日、カラ元気でも元気が一番です。
nijiback






(嵐のあとの西の空)


新型コロナウイルス流行中

corona
左奥の部屋から診察・検査(右小窓1cm程度の穴から採取棒を出して検体採取)・結果説明を行っています。患者さんの入口・動線はまったく別になっていて接触することはありません。会計等の受け渡しは左ドア下の小窓を使っています。抗原検査が強陽性(写真下右)の場合、10分程度で検査結果が得られます。職員の感染防止と診断結果が短時間で得られることを優先しています。
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コロナ感染対策の工夫

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太田大泉地区ではこのところ新型コロナウイルス感染者の報告が、県内でも多い方になっておりより感染対策を充実させるため、患者さんができるだけ手を触れないで診察ができるよう工夫をしてみました。まず手の消毒ですが、かざすだけで自動的にアルコ-ル散布ができるようにしてみました。また体温測定を従前は職員が額に手を近づけて実施していましたが、この方法だと患者さんと職員の距離が保てないためAIによる自動認識の装置を導入(写真:カウンタ-の上)、さらにトイレのドアノブからの感染リスク考慮して取っ手を直接触れないよう、トイレの入り口にティシュスタンドを配置しました。ティシュを手に取ってドアノブを覆いながら開閉してください。十分とはいえませんがこれらを利用することによって、当院では所内のどこにも直接触れないで診察を終えることが可能です。もちろん3密の回避や換気については、建物自体が風抜けが良くロビ-診察室なども広く設計されているので、落ち度なく実行できていると考えています。


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