下町の小さなフレンチ・レストラン『ビストロ・パ・マル』にやってくるお客さんの不可解な行動を強面で繊細な料理をつくる三舟シェフが、さらりと解きあかす料理はおいしく、人間関係はほろ苦い?『ビストロ・パ・マル』シリーズの第3弾。 (市図)235P
知らないうちに第3弾が出ていてびっくり!え〜っ、読む読むってことで……
今回は表題作プラス7編の計8編。どれも、極上の料理がもれなくついてくるので、1話1話楽しめました。知らない用語がたくさん出てくるので、調べながら、いろいろ想像するのも楽しい。
主人公のギャルソン、高築くんは相変わらずなので、シェフの表情に「何?何?何なの?」と焦りながら、なるほどそういうことか……のくり返し。どれが好きかと聞かれたら、そこは父娘の物語か、悲恋からの……といったところでしょうか。
にしてもシェフ、少し丸くなったんじゃ?
とりあえず、ごちそうさまでした。