こんにちは最近風邪気味の名木野です(笑)
みなさん風邪には気をつけましょうインフルエンザも流行っているみたいです
特にアングラーの方は外の冷たい風にさらされる時間が長いでしょうから
さて今回の記事は前回の続きとなりますが、簡単なスピナーベイト自作方法その②をご紹介していきたいと思います
前回はヘッドのコーティングまで終了しましたので、ついにスピナーベイト製作の「キモ」。ワイヤーワークから書いていきたいと思います
これが前回作成したヘッドまでの部分ですね!
ここから先の部分を曲げて行きましょう!
まずは画像のように、ヘッドの先端から45度の角度でワイヤーをまっすぐに曲げます
角度が重要ですので、しっかりと確認しましょう!スマホをお持ちの方はスマホアプリでも分度器等ありますので、これは購入しなくても大丈夫でしょう!
そしてヘッドの付け根から35mmの位置にマーキングをします
こんな具合です!横側につけたほうが曲げるときに確認しやすいです(あとで消します)
次に、ラインアイの部分を曲げていきます
マーキングが終わったら、マーキングの位置がちょうど一番頂点に来るようにぐるっと円を作るようにまげて行きます
この時、画像のようなラウンドノーズのプライヤーがあるととても便利です無いときは精密ドライバーや、釘に巻きつけるように曲げましょう
こんな具合に、角度にして240度くらいですかね・・・ぐるっと曲げます
円の外周の直径は4.5mm~5.0mmくらいがいいと思います
曲げ終わったら、再びマーキングします
頂点から5.0mmの位置にマーキングを施してください
マーキングが出来たら、先の細いラジオペンチ等でラインアイの部分をはさみ、マーキングの位置で曲げます!
ここでの曲げる角度がかなり重要になってきますので、説明しておきます
一般的なスピナーベイトの曲げ角度(ヘッド側ワイヤーとブレード側ワイヤーの成す角度)は、
約ですが、65~85度くらいが多いです。
角度を浅く(65度など)すれば、
飛距離が伸びる
早巻きでの安定性が上がる
などのメリットがありますが、
逆にデッドスローなどでは水の抵抗が少ないために、うまく動いてくれない傾向にあります
逆に、
角度を深く(85度など)すれば、飛距離は落ち、バランスが難しくなりますが
デッドスローにも対応しやすい
引き感が大きくなる
などの効果が得られます
他にも様々な要素があって最終的な動きになっていきますので、一概に言えることではありませんが
、様々なワイヤーの角度や、ブレードの種類などを試して、理想のスピナーベイトを作っていくことも可能になるはずです
どうしてもメーカーさんで出しているものは万人向けにオールマイティーさを取り入れなければいけないという縛りも多少あるでしょうから
自分専用の自作であれば、たとえば超デッドスロー専用スピナベや、早巻きオンリーのスピナベなど、状況に応じて使い分けが可能なものを作っていけるはずです
話が脱線しました(笑)が、続きです(笑)。今回は80度に設定して作っていきます
このとき、正面から見てみると、ラインアイを曲げたときに、左右にズレが生じているのが分かります
これをペンチを使って修正していきましょう。どうしても240度ほど回して曲げている関係でワイヤー1本分のズレは必ずと言っていいほど発生してしまうと思いますので、このように時々確認しては修正を加えていきましょう
まっすぐになりました
さてお次は、ついにブレード部分の製作に入っていきます
まずはパイプを15mmにカットします
カットしたパイプを瞬間接着剤等でラインアイの根元部分に固定します
固定が終わったらお好みのビーズ(穴径1mm)を入れ・・・
クレビスを片端挿入し、2リング付きベアリングを方向に気をつけてクレビスの中に通し・・・
もう方端のクレビスの穴に通します
さらにその上にビーズをひとつ追加します
この状態です
これで下側のブレード取り付け部分が完成しました
ここでリングベアリングを使わないもののほうが一般的には多く出回っていますのでお好みで
今回はダブルで回転する巻き感の強いスピナーベイトにしたいので二つ付けます
次は上側のブレード部分にいきましょう
ラインアイの付け根から55mmの位置にマーキングし・・・・
20mmにカットしたパイプを入れ・・・・
また、マーキングが頂点に来るようにワイヤーをぐるりと回します
このとき回し終わったワイヤーの角度が、ブレード取り付け側のワイヤーとおよそ90度になるようにします(分かりづらい説明ですみません)このあとワイヤーを巻きつけるためです
ペンチでこのようにはさみこみ・・
二週ほどワイヤーに巻きつけていきます
この状態です巻きつけ終わったら、内側ぎりぎりのところでニッパーでカットします
ワイヤーエンドニッパー等があればそちらのほうがよりギリギリでカットできます
これでワイヤーの工程は終了です
さあ、あとすこしで完成ですよー!!
工程は残すところあとふたつ!
次はラバーを巻いていきます
今回はPDLさんの凸凹ラバーを使って、よりスローに引けるようにします!
以前スモラバのときにもご紹介させていただいた方法でスレッドをヘッドの根元部分に下巻きします
今回は下巻きを瞬間接着剤でしっかり固定しました
十分に接着剤が乾いたら、一つ目のラバーをヘッド方向にめいいっぱい寄せて巻いていきます
PDLさんのこのラバーは端っこが裂けないようになっていますので、とても巻きやすいですね
しっかり力を入れてスレッドを2周ほど巻き、ハーフヒッチ2回で締めこみます
こんな風になります
次に、外側にくる、二つ目のラバーを巻いていきます
一枚目と同じ要領で、重ねて巻いていきます
巻き終わったら、4周ほどしっかりと巻き、ハーフヒッチ3回でググッと完全に締めこみます
(ウィップフィニッシュでもかまいません)
この時スレッドの余った部分をカットしてもかまいません!(画像では最後にカットしています)
これで巻き終わりましたね
ラバーをカットしていきましょう長さはお好みで
今回は内側(2枚目に巻いた方)を75mmに
外側(一枚目に巻いた方)を60mmにして段をつけました
切り終わったら、ラバーの根元の余計な部分を、切り落としていきます
ラバーをマスキングテープで固定するとやりやすくなります(ラバーカット前でもかまいません)
カッターを押し付けるように1周させます・・・
こんな具合です
さあ!ついに最後です感動の瞬間ですブレードをとりつけて・・・・・・・
マスキングテープをはがしたら・・・・・
ついに完成です
とても長いこと説明してきましたが、慣れるとエポキシの乾燥を除けば30分~40分で作れてしまいます
まとめて作ってしまえば短時間で大量のスピナーベイトが自作できちゃいます
いろいろなワイヤー角度、ラバー、ブレードなどを試し、自分だけのスピナーベイト製作をみなさんもやってみてはいかがでしょうか
というわけで・・・・
以上、簡単なスピナーベイトの製作法でした
最後まで見ていただき、ありがとうございましたご意見、ご感想などありましたら参考になりますので、コメントいただけると励みになります
次回は、もうちょっと踏み入って、自作ブレードを使用し、見た目もワンランク上げ、レベルアップしたスピナーベイト製作をお届けできればと思います
それではまた次回
みなさん風邪には気をつけましょうインフルエンザも流行っているみたいです
特にアングラーの方は外の冷たい風にさらされる時間が長いでしょうから
さて今回の記事は前回の続きとなりますが、簡単なスピナーベイト自作方法その②をご紹介していきたいと思います
前回はヘッドのコーティングまで終了しましたので、ついにスピナーベイト製作の「キモ」。ワイヤーワークから書いていきたいと思います
これが前回作成したヘッドまでの部分ですね!
ここから先の部分を曲げて行きましょう!
まずは画像のように、ヘッドの先端から45度の角度でワイヤーをまっすぐに曲げます
角度が重要ですので、しっかりと確認しましょう!スマホをお持ちの方はスマホアプリでも分度器等ありますので、これは購入しなくても大丈夫でしょう!
そしてヘッドの付け根から35mmの位置にマーキングをします
こんな具合です!横側につけたほうが曲げるときに確認しやすいです(あとで消します)
次に、ラインアイの部分を曲げていきます
マーキングが終わったら、マーキングの位置がちょうど一番頂点に来るようにぐるっと円を作るようにまげて行きます
この時、画像のようなラウンドノーズのプライヤーがあるととても便利です無いときは精密ドライバーや、釘に巻きつけるように曲げましょう
こんな具合に、角度にして240度くらいですかね・・・ぐるっと曲げます
円の外周の直径は4.5mm~5.0mmくらいがいいと思います
曲げ終わったら、再びマーキングします
頂点から5.0mmの位置にマーキングを施してください
マーキングが出来たら、先の細いラジオペンチ等でラインアイの部分をはさみ、マーキングの位置で曲げます!
ここでの曲げる角度がかなり重要になってきますので、説明しておきます
一般的なスピナーベイトの曲げ角度(ヘッド側ワイヤーとブレード側ワイヤーの成す角度)は、
約ですが、65~85度くらいが多いです。
角度を浅く(65度など)すれば、
飛距離が伸びる
早巻きでの安定性が上がる
などのメリットがありますが、
逆にデッドスローなどでは水の抵抗が少ないために、うまく動いてくれない傾向にあります
逆に、
角度を深く(85度など)すれば、飛距離は落ち、バランスが難しくなりますが
デッドスローにも対応しやすい
引き感が大きくなる
などの効果が得られます
他にも様々な要素があって最終的な動きになっていきますので、一概に言えることではありませんが
、様々なワイヤーの角度や、ブレードの種類などを試して、理想のスピナーベイトを作っていくことも可能になるはずです
どうしてもメーカーさんで出しているものは万人向けにオールマイティーさを取り入れなければいけないという縛りも多少あるでしょうから
自分専用の自作であれば、たとえば超デッドスロー専用スピナベや、早巻きオンリーのスピナベなど、状況に応じて使い分けが可能なものを作っていけるはずです
話が脱線しました(笑)が、続きです(笑)。今回は80度に設定して作っていきます
このとき、正面から見てみると、ラインアイを曲げたときに、左右にズレが生じているのが分かります
これをペンチを使って修正していきましょう。どうしても240度ほど回して曲げている関係でワイヤー1本分のズレは必ずと言っていいほど発生してしまうと思いますので、このように時々確認しては修正を加えていきましょう
まっすぐになりました
さてお次は、ついにブレード部分の製作に入っていきます
まずはパイプを15mmにカットします
カットしたパイプを瞬間接着剤等でラインアイの根元部分に固定します
固定が終わったらお好みのビーズ(穴径1mm)を入れ・・・
クレビスを片端挿入し、2リング付きベアリングを方向に気をつけてクレビスの中に通し・・・
もう方端のクレビスの穴に通します
さらにその上にビーズをひとつ追加します
この状態です
これで下側のブレード取り付け部分が完成しました
ここでリングベアリングを使わないもののほうが一般的には多く出回っていますのでお好みで
今回はダブルで回転する巻き感の強いスピナーベイトにしたいので二つ付けます
次は上側のブレード部分にいきましょう
ラインアイの付け根から55mmの位置にマーキングし・・・・
20mmにカットしたパイプを入れ・・・・
また、マーキングが頂点に来るようにワイヤーをぐるりと回します
このとき回し終わったワイヤーの角度が、ブレード取り付け側のワイヤーとおよそ90度になるようにします(分かりづらい説明ですみません)このあとワイヤーを巻きつけるためです
ペンチでこのようにはさみこみ・・
二週ほどワイヤーに巻きつけていきます
この状態です巻きつけ終わったら、内側ぎりぎりのところでニッパーでカットします
ワイヤーエンドニッパー等があればそちらのほうがよりギリギリでカットできます
これでワイヤーの工程は終了です
さあ、あとすこしで完成ですよー!!
工程は残すところあとふたつ!
次はラバーを巻いていきます
今回はPDLさんの凸凹ラバーを使って、よりスローに引けるようにします!
以前スモラバのときにもご紹介させていただいた方法でスレッドをヘッドの根元部分に下巻きします
今回は下巻きを瞬間接着剤でしっかり固定しました
十分に接着剤が乾いたら、一つ目のラバーをヘッド方向にめいいっぱい寄せて巻いていきます
PDLさんのこのラバーは端っこが裂けないようになっていますので、とても巻きやすいですね
しっかり力を入れてスレッドを2周ほど巻き、ハーフヒッチ2回で締めこみます
こんな風になります
次に、外側にくる、二つ目のラバーを巻いていきます
一枚目と同じ要領で、重ねて巻いていきます
巻き終わったら、4周ほどしっかりと巻き、ハーフヒッチ3回でググッと完全に締めこみます
(ウィップフィニッシュでもかまいません)
この時スレッドの余った部分をカットしてもかまいません!(画像では最後にカットしています)
これで巻き終わりましたね
ラバーをカットしていきましょう長さはお好みで
今回は内側(2枚目に巻いた方)を75mmに
外側(一枚目に巻いた方)を60mmにして段をつけました
切り終わったら、ラバーの根元の余計な部分を、切り落としていきます
ラバーをマスキングテープで固定するとやりやすくなります(ラバーカット前でもかまいません)
カッターを押し付けるように1周させます・・・
こんな具合です
さあ!ついに最後です感動の瞬間ですブレードをとりつけて・・・・・・・
マスキングテープをはがしたら・・・・・
ついに完成です
とても長いこと説明してきましたが、慣れるとエポキシの乾燥を除けば30分~40分で作れてしまいます
まとめて作ってしまえば短時間で大量のスピナーベイトが自作できちゃいます
いろいろなワイヤー角度、ラバー、ブレードなどを試し、自分だけのスピナーベイト製作をみなさんもやってみてはいかがでしょうか
というわけで・・・・
以上、簡単なスピナーベイトの製作法でした
最後まで見ていただき、ありがとうございましたご意見、ご感想などありましたら参考になりますので、コメントいただけると励みになります
次回は、もうちょっと踏み入って、自作ブレードを使用し、見た目もワンランク上げ、レベルアップしたスピナーベイト製作をお届けできればと思います
それではまた次回