三河から長野を結ぶ、風光明媚なことで知られる飯田線。
その測量技師・現場監督を務めた、アイヌ民族の技術者「川村カネト」氏の生涯を題材とした合唱劇です。
この飯田線は、当時の技術では測量や工事はとても無理な場所でした。
その断崖絶壁などの続く険しい土地を、山歩きになれたアイヌ民族の測量隊を率いて、測量を成功させたのが川村カネトという人でした。
カネト氏は、アイヌが和人と同じ仕事をしても、和人の半分しか給料がもらえなかった時代に、苦学して測量技師としての資格をとった人でした。
氏は測量後も、その腕を見込まれて現場獲得として尽力します。
ですが、非常に険しい自然相手の工事、また、戦時中に行われた突貫工事であったということもあり、
様々な困難が待ち構えていました。
また、アイヌに対する差別も厳しい時代であったために、自分達が見下している対象に監督されることをに不満を覚える声もあがり、カネト氏は窮地に立たされます。
そこでカネト氏のとった行動は…
アイヌ語に触れよう会も協賛団体として参加しています。
ぜひともご来場ください。
日時:
11月3日(土)
17:15 開場 18:00 開演 20:00 終演予定
11月4日(日)
12:45 開場 13:30 開演 15:30 終演予定
会場: 愛知県勤労会館大ホール
前売り: 一般 2,300円 3歳〜高校生・障害者 1,500円
当日: 一般 2,800円 3歳〜高校生・障害者 2,000円
チケット
取扱所 チケットぴあ (Pコード:781-427) TEL:0570-02-9999
めいきん生協生活サービス事業部 TEL:052-806-5011
ご注意
●3歳未満のお子様は入場をご遠慮ください
●託児所をご用意しておりますので、事前に事務局までご連絡ください
http://nagoya.kaneto.com/
「川村カネト」氏とは?
川村カネトは1893年北海道旭川市でアイヌの首長(原文では『酋長』)の息子として生まれた。幼年時代蒸気機関車を目にし,心を打たれ鉄道の仕事に就くことを決意。学校を卒業後,測量人夫となり,アイヌという理由で給料を半分にされるなど多くの悔しさを味わいながらも勉強を重ね,測量技手の試験に合格。鉄道員札幌講習所を卒業し,1909年鉄道省の測量技師として北海道の鉄道建設の先頭に立った。
25年から天竜峡―三河川合間の測量のために本州に上陸し,山岳が天竜峡谷にせまる荒々しい地形,岩盤の崩れやすい中央構造線にそった未開の山間を命がけで測量。29年には天竜峡―門島間の線路工事現場監督として,地形が厳しい上に軟弱な地質で水害など悪条件が重なる難工事を完成させた。天竜峡トンネルでは工事のどさくさにまぎれて生き埋めにされそうになったこともあった。樺太や朝鮮などで鉄道測量を手がけた後,旭川市の河村アイヌ記念館の館長としてアイヌ民族の文化保存に尽力した。60年には飯田市を訪れ講演も行っている。77年1月に人生の幕を閉じた。 (出典南信州新聞2003/1/1)

