名駅JAZZ and CAFE BASSLINEのブログ

BASSLINE http://music.geocities.jp/nagoyajazzbass/ のHPに入りきらない部分をBlogにしました。

当店について

ぴあさんより、MOOK 「ジャズワンダーランド」 という雑誌が出ました。

本年3月28日、ぴあさんより、ジャズワンダーランドという雑誌がでました。

ジャンルごとに初級者~中級者に向けて編集したガイド本“ワンダーランド”シリーズのジャズ版。
ジャズ初心者に向けたジャズの楽しみ方の指南、ジャズ100年史、楽器別アーティスト名鑑、定番アルバムの紹介、ジャズシーンの現在、ジャズスポット紹介等となっています。

新しいうちはなぜか天ぷら風味の香りが漂い(紙またはインクの匂い?)、和食好きの方にはそれも嬉しいかと思われます。

定価2000円となっておりますが、前回は2005年と11年前の出版なので、今後10年分と考えたら随分安いかと。
皆様も是非本屋さんまで走っていきましょう。

パラゴンについて

HPがなぜか更新できなくなってしまいました。

大変申し訳ありませんが、右側の目次欄、もしくはもっと右側にあるカテゴリー別アーカイブという欄からご希望の項目を探して覧頂きますようお願い申し上げます。


さて、JBLのスピーカー、パラゴンについて少しだけ補足しておきます。
1)ホーンの長さは十分か
低音用のホーンは十分に長くないと低音が出ないのではないかと誤解する場合があるようです。
例えば、50Hzの波長は音速340(m/秒)を50(回/秒で割って6.8m、気柱が基本振動数で共鳴するにはその1/4波長の1.7m必要だと。
まあ、パラゴンの低音用ホーンはパネルの後方に折れ曲がって入っているスタイル、かつ前面パネルは低音用ホーンの一部でもあるので1.7m必要だとしても問題はないのですが、その考えは大間違いです。

これは、楽器のホーンとオーディオ用スピーカー(Sp)のホーンの区別がついていないと、Spのホーンも共鳴に相応しい長さが必要と思ってしまうからですね。
これについては、当店のオーディオについて(その3)にも書きましたが、逆で、Sp用のホーンは共鳴してはなりません。むしろ共鳴してしまうと、その周波数の音だけがボーンと響いて大変な音になってしまいます。
Sp用のホーンは共鳴のためではなく、バッフル効果、即ち、圧を周りに逃さずその場できちんとした音波を形成するためにあります。

お風呂のお湯を手のひらで前後運動してもお湯は横に逃げてしまい、きちんとした波ができません(※1)
手のひらを囲むように筒状のものがあってその中で前後運動すれば手の運動に応じた波が形成されます。
そのためのホーンであり、もし、ホーンの長さが十分にないと低音が出ないとするならば、普通のSpはホーンがない=ホーンの長さがゼロということで低音が全くでないことになってしまいますが、そんなことはありませんね。

2)左右くっついているがモノラルにならないか
左右別のSpユニットから音が出ていて、中でも左右の箱は独立しています。
左右セパレートのSpの間に湾曲したパネルをつけたと考えればよろしいかと思います。
そしてその湾曲したパネルの後ろには低音用のホーンがあります。

また、左右同一音(モノラル)の場合、パラゴンでは左右にまたがる湾曲パネルにより1点から放射されたように波面が広がるため、一般のセパレートSpに比してモノラル音が一点から出た音のように明瞭で、これはステレオ定位にも良い影響を与えています。

モノラルがモノラルらしく美しく聴こえるからと言って、ステレオがモノラルに聴こえる訳ではなく、実はモノラルがきちんとモノラルらしく聴こえて初めてステレオ定位が成り立ちます。

ステレオ音源の正中定位音(モノラル音)は正中の1点から出たモノラル音として聴こえなくてはなりませんが、これが曖昧だと、そこから離れた音はなおさら曖昧になってしまいます。

この、音像が明瞭か否かとステレオ感、定位に関しては長くなってしまうのでいつか別の項で述べたいと思います。

なお、現実のコンサートやライブでは定位などはっきりしないから定位云々は意味がないという議論がありますが、だからと言ってオーディオの定位もいい加減だと、ホールでの録音の再生音はますますめちゃくちゃになってしまいます。

まあ、百聞は一聴にしかず(?)と言いますし、言葉による解説よりもご自身の耳でお聴きになるのが一番かと思います。
試聴用のCDご持参の場合、おっしゃって頂ければかけさせて頂きますので、どうぞお試し下さい。

(※1) 
お湯を押す早さが早ければ早いほど(高音)お湯が逃げる暇がなくなり波を形成しやすくなりますが、ゆっくり(低音)だとお湯が逃げやすくなり、波を形成しにくくなります。
また、手のひらが大きければ大きいほどお湯が横に逃げられなくなり波を形成しやすく、これは大口径SPが低音再生に有利な理由にもなっています。

これらのことは、手のひらの側から言えば、お湯の抵抗(インピーダンス)を感じる方が波を作りやすいことを意味します(これをお湯側から言えば、手にロード(負荷)をかけていることになります)。

分かりにくい言葉が出てきましたが、手のひらを動かす早さによって抵抗が違ってくるので直流回路で言う抵抗とは違う概念としてインピーダンスという言葉を使っているだけで、ここでは単に手応えの意味で考えて頂ければよろしいかと思います。
押してもスカスカ状態ではのれんに腕押しの如く影響を与えられないのに対して、手応え(=インピーダンス)のある方が効果を得られるのはどの世界でも同じですね。押しても頑として動かないほどインピーダンスが高すぎる場合、努力の割には実効が得られないこともあり、適切なインピーダンスが必要となりますが、普通の低音、例えば50~100Hzで口径38cmのSpコーンを使用した場合、1~2mのホーン程度で空気インピーダンスが過剰になることはないようです。


また、コーンの動きが早い(周波数が高い)ほど、あるいはコーンが大きいほど空気のインピーダンスが高くなり、音波を形成しやすくなります。
低音の場合、そのままでは空気のインピーダンスが低いためコーンが振動しても音波形成しにくいので、ホーンによりインピーダンスを高くして音波を形成しやすくしています。
また、ホーンの先が細いまま終わると、そこから放射されるときに急にインピーダンスが下がって元の木阿弥になってしまうので、自由空間の空気インピーダンスに整合させるよう徐々にホーンの口径が大きくなっています。
即ち、ホーンはコーンが接する空気のインピーダンスを高めて音波形成させると同時に、自由空間の空気インピーダンスに徐々にマッチさせるという2つの役割を担っています(※2)

長くなって恐縮ですが、
高音用ホーンはラッパのように先があまり開いてないのもあるのに対して低音用ホーンの多くが大きく開いて終わっているのは以上の理由によります。
すなわち、当店のオーディオについて等にも書いたように高音は直線性を帯びるため、スパッとホーンが切れていてもそのまま音波が出て行きますが、低音用のホーンではインピーダンスを整合させるために徐々に開く形となっています。

(※2)
以前、当店のオーディオについて(その3)で、「いったんホーンで形成された音波はその後の環境がどう変わろうとも、それなりの品質は保持される」と書きましたが、インピーダンスまたはロードがかかって音波がきちんと形成されて自由空間に放射されると、当店のオーディオについて(その4)で「音波形成の点でその効果を実感したのは、実は後方のカウンター席で聴いたときでした」とも述べたように、スピーカーの後ろでも驚くほど良い音で聴こえる理由はここにあります。
セパレートスピーカーの音をスピーカーの後ろで聴くとスカスカした音に聞こえますが、それはSpの後ろにいられるほど広い空間がある(=バッフル効果がない)場所で音を出すと、そもそも最初からきちんとした音波が形成されないことによるのであって、聴く場所のせい以前の理由によります。

以上より、最初にきちんと音波を形成することが一番、そのためのスピーカー周囲の環境が大事であって、聴くための環境はその次となります。
いくら良い場所で聴いても、まず最初に良い音波が形成されてなければどうにもなりません。
 

BASSLINEでのジャズと落語のフュージョンは終了しました。

何ゆえに落語かと。
それは、
ジャズも落語も人生も浪花節!!だからという理由だけではなく、その答はTVでご覧下さい。

7月19日~7月26日頃まではネットでも見ることができます。
http://stream.cnci.jp/DBCTube/home/VidDetail?owner=user&id=10027993&channelname=ccnetの、「出張落語番組 LUCK☆GO!!#8」です。

落語のお師匠さんが名古屋駅からBASSLINEへ入店するところまでと落語が始まるところからが見ものです。
初めの方の私(代表)が出ているところはすっ飛ばして結構ですが、、落語が始まる囃子の部分からごゆっくりと。
終わりの方にピアノの倉橋さんが出てきますので、落語が終わっても止めずに最後までご覧下さい。
20160618

東海地方の情報誌 「 Cheek 」に載りました

HPがなぜか更新できなくなってしまいました。

大変申し訳ありませんが、右側の目次欄、もしくはもっと右側にあるカテゴリー別アーカイブという欄からご希望の項目を探して覧頂きますようお願い申し上げます。

さて、今まで、雑誌で取り上げて頂いたのは、ステレオサウンド社さんのホワイエ(Foyer)音楽の友社さんの甦る! 究極のヴィンテージオーディオ第1弾JBL PARAGONという全国誌だったのですが、ここに来てようやくCheekさんという東海地方を主とする地方誌にも初めて載せて頂くことができました。
名駅での3次会用にという欄にですが、もちろん1次会から3次会まで続けて使って頂いて結構ですし、その方が安上がりです(笑)。何しろ、もうしばらくの間、20時までは夜のコース料理が2400円ですので。
それに、1次会から3~4次会まで同じところで続けていれば、どんなに遅刻しても皆が次の会場に行ってしまった後なんていうことはありません。

それはともかく、音響とかオーディオとか音楽とか、ある意味特殊な面では遠くからでも注目して頂くことは可能ですが、そういうこと抜きに、飲食店としてだけでも地域の方々に注目頂けて初めて名駅に根ざしたお店と言えるので大変嬉しいことでした。
名古屋の顔と言える場所にある当店も、他のたくさんの素晴らしいお店屋さんと同様、名駅のお店として恥ずかしくない店舗を目指したいと思います。

音響もオーディオも音楽も味も雰囲気も座り心地も何も期待しなけりゃ意識もせず、ただぶらりと入ってみたけど、、、にゃ、にゃんなんだ?こりは、、、日本の名古屋、名古屋の駅前、名駅3丁目にはどえりゃあ驚いた、名古屋は一体どげんしとっとやっぺ?
そんなお店に当店はなりたいと考えております。

今後とも、ご指導・ご鞭撻のほどどうぞよろしくお願い申し上げます。

当店の貸切につきまして

今まで、当店で貸切ご希望のお話が度々ありました。
が、当店には遠方よりわざわざお越し頂くお客様がいらっしゃる可能性があることより、お断りせざるを得ませんでした。
というのも、自分自身、旅行や用事で遠くに出かけたとき、行ってみたいジャズ喫茶やジャズクラブにこのときとばかり行った際、お休みや貸切で入れないことがあって残念な思いをした経験があったからでした。

しかしながら、当店の雰囲気を気に入って下さったり、音楽ができる場所でしたいというお客様のご要望に応えられなかったことも大変申し訳ないことでした。

最近、貸切と言っても一晩中貸切する訳でもなく、PM9時から通常営業できれば貸切も可能であることをスタッフに指摘されて気が付きました。
若い頃から今に至るまで、どういう訳か宴会の幹事という大役を務めないで済んできた(逃れてきた?あるいは任せて貰えなかった)ため、そのへんのことが分からなかったのでありました。

という訳で、来年(H25年)より、PM8:30までに終了可能な場合、貸切可とさせて頂くことにしました。
遠方よりご来店のお客様、貸切があることを知らずにお出で頂いたお客様には少しお待ち頂く可能性はありますが、ご了承のほどよろしくお願い申し上げます。

また、今までこの方法に気が付かず頑なに貸切を拒み続けてご迷惑おかけした皆様にお詫び申し上げます。

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