労災 愛知労働局は、先日、平成30年の県内の労働災害発生状況をまとめました。これによれば、死傷者数(4日以上の休業を伴う災害(死亡災害を含む))は7,117人で、対前年比では367人(5.4%)増となっています。そのうち死亡者数は46人。こちらも対前年比で2人(4.5%)増となりました。

 事故の型については業種によって差がありますが、全体で見ると、転倒が1,605人(占める割合 22.6%)ともっとも多く、墜落・転落が1,167人(占める割合 16.4%)、はさまれ・巻き込まれが953人(占める割合 13.4%)の順となっています。特に第三次産業(商業・保健衛生業・接客娯楽業)においては、転倒が32.2%(681人)と全業種より10%ほど多くなっています。

 また年齢別でみると、60歳以上が25%、50歳以上60歳未満が24%と、50歳以上でほぼ半数を占めていますが、事故の型で最多の転倒災害については、年令が高くなるほど増加する傾向が認められます。60才以上の被災者は、平成21年の約34%であったのが、平成30年には41%にまで上昇しています。更に50歳以上では、72%を占める状態となっています。更に男女では、女性の転倒事故が特に多いという傾向も見られます。

 今後も高齢者の雇用は増加する一方の状況が続きます。労災事故を減少させるためには、50歳以上の従業員の労災を防止するような対策が急務であると言えるでしょう。
参考リンク
愛知労働局「平成30年愛知の労働災害発生状況」
https://jsite.mhlw.go.jp/aichi-roudoukyoku/content/contents/000423902.pdf

(大津章敬)

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