最低賃金の推移
 最低賃金は毎年10月に見直しが行われていますが、毎年6月に改定の目安が公表されることから、この時期になると最低賃金が話題にされることが増えてきます。この週末の新聞報道でも、今週火曜日(2019年5月14日)に開かれる経済財政諮問会議で、民間議員が年率3%以上の引き上げを提案し、政府も6月にまとめる骨太の方針にそれを盛り込む方向で調整するとの記事が出ていました。

 最低賃金についてはそもそも働き方改革実行計画の中で「年率3%程度を目途として、名目GDP 成長率にも配慮しつつ引き上げていく。これにより、全国加重平均が1,000円になることを目指す」との方針が明記されており、今年は消費増税への対応もあることから、それ以上の引き上げが行われることになりそうな状況です。ちなみに、現在の最低賃金の全国加重平均は874円であり、単純に3%引き上げを行うと900.22円。900円台突入というインパクトを考えても、26円程度の引き上げが行われるのではないかと予想されます。

 グラフは愛知県の最低賃金のこれまでの推移ですが、現在の愛知の最低賃金は898円のため、少なくとも920円以上になることは確実です。最賃雇用を行っている企業では人件費コストが増大しますので、それを捻出できるだけの生産性向上が不可欠となります。

(大津章敬)

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