愛知の雇用 相変わらず、深刻な人材不足が続く愛知県ですが、少し流れが変わってきているかも知れません。今回は2019年6月28日に愛知労働局が公表した令和元年5月分の有効求人倍率をデータについて見ていきたいと思います。

 愛知県の令和元年5月分の有効求人倍率等は以下のようになっています。
有効求人倍率 1.97倍(対前月▲0.02ポイント)
有効求人数 165,654人(対前月+0.6%)
有効求職者数 83,979人(対前月+1.6%)

 全国平均の有効求人倍率は1.62倍でしたので、引き続き愛知の倍率は全国平均を大きく上回っているのは間違いないのですが、今回注目したいのはその推移です。左上のグラフをご覧ください。年度で見ると有効求人倍率はリーマンショック以降毎年右肩上がりで上昇を続けてきました。
平成25年度 1.39倍
平成26年度 1.53倍
平成27年度 1.56倍
平成28年度 1.66倍
平成29年度 1.86倍
平成30年度 1.97倍

 ところが、ここ1年間は完全に頭打ちで1.96倍から1.99倍の間で推移しています。この傾向は全国平均も同様の状況にあり、右肩上がり一本調子で来たわが国の雇用も踊り場に来ていることが分かります。

 最近は正社員求人で比較的多くのエントリーがあったといった現場レベルでの話も増えてきています。景気後退は歓迎すべき状況ではありませんが、雇用については徐々に状況が改善していると見ることができるかも知れません。もしかすると求人を行っても人は集まらないと考え、採用をあきらめてしまっている中小企業の担当者の方もいらっしゃるかも知れません。状況は変わってきていますので、必要に応じ、動いてみてはいかがでしょうか?
参考リンク
愛知労働局「令和元年5月分 速報 最近の雇用情勢」
https://jsite.mhlw.go.jp/aichi-roudoukyoku/content/contents/000455780.pdf

(渡たかせ

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