クソパーティを、作らなければならない。
気でも狂ったのか、と思われるかもしれない。

大いに違う。今さらながらに気づいたのだ。
クソデッキを作ることの、必要性に。
こんな経験があるはずだ。
「このポケモン、どうやって使えばいいんだろう?」「あ、あれじゃね?××とのシナジー」「いやいや、ないでしょwww ん?待てよ、てことは……〇〇と組み合わせたらいいんじゃね?」「うは、キタコレwww最強でしょwww」「勝つるwww」……

そういった他愛のないやりとり。未知のシナジーを発見したときの、自分たちが世界を出し抜いたという全能感と昂ぶり。

そのときは確かに。どんなにくだらないやりとりも、無限に広がる可能性に目を輝かせていたはずなのだ。
それなのに。
今ではオフの結果や考察や他人の評価を見るなり、やれ「何だか使いにくそう」だの、「コピーして組めれば活躍するかも」だの、知ったふうなコメントをしては満足し、「結局弱いね」などとのたまう。
その気持ちは、しかしわからないではない。
いざ時間というリソースを大量に投下して、出来たデッキがクソデッキでは、浪費にほかならないからだ。
誰だって無駄は嫌いだ。限られた資源を配分するならなるべく有意義に、というのは万人に共通する命題だろう。
したがって徒労を、クソデッキを恐れるのは当然だ。
だが、それでも。
挑戦しなければ進化はないのだ。

前回、まさしくスカーフキッスという糞パーティを作り浪費をしたものの、それはガルーラシャワーズという次の進化へつながるUTSUWAであったのだ。

「ねこだまし+こごえるかぜというダイパ時代かよ!」

とかいうつっこみもまんざら受け入れなければならないほどの古典的な戦略であるが、メガシンカというオーバースペックなポケモンがその戦略を取るとなったらダイパ時代の廃れたアレとはわけが違うのである。
かつノーマル+水という組み合わせは、ガルーラが打点を通しにくい鋼・岩などにも打点を入れやすく相性補完がよく、強力な組み合わせとなった。
しかし使っていて不満もあった。

こごえるかぜによりシャワーズ自体のSが足を引っ張り、こごえるかぜ成功後も一度攻撃を受けることが発生したこと。
威嚇により手助けがあることでケアは出来ているがテンポ損を受けてしまうこと。

そもそも、凍える風を主軸とする構築は、風というS操作を行うコントロールに近い動きになるが、これはコントロールパーティではない。S操作をするとともに、テンポアドバンテージを蓄積していく前のめりなパーティなのである。そのため、一度体制を崩されると立ちなおすのが難しい構築であるともいえる。

この2つを克服するために別のこご風持ちを探すこととなった。

前回のパーティ作成時に候補と上がっていた、手助け風ラティアスが真っ先に候補となった。
テラキオン・ゴウカザルというガルーラの天敵となるポケモンを上から縛ることが出来るラティアスは相棒として優秀なポケモンであった。
しかし、この並び実はガルーラ+ニンフィアという組み合わせに弱いのである。

そして、数あるポケモンの中からとあるポケモンに、XY発売してしばらくして新特性が発見されたあのポケモンを見つけた。

勝ち気ミロカロスである。

シャワーズに近い種族値であるが、Sが81とシャワーズより高く用意に113、118、121といったSのラインを超えることが出来る点、ガルーラが苦手とする威嚇を受けることによるテンポ損を勝ち気を並べることにより、ガルーラとは別の攻撃角度を用意することでケアをすることができる。
このミロカロス天才か?

ガルーラシャワーズ改め、ガルーラミロカロスの誕生である。
この時点でパーティは出来上がっていた。
これが王の見定めるUTSUWAだ。

使用パーティ「ガルーラシャワーズテンポ」
ガルーラ:おんがえし・ふいうち・ねこだまし・まもる:ガルーラナイト
ミロカロス:ねっとう・しんぴのまもり・こごえるかぜ・じこさいせい:たべのこし
ヌメルゴン:りゅうせいぐん・ヘドロ爆弾・だいもんじ・だくりゅう:こだわりめがね
サザンドラ:あくのはどう・だいもんじ・だいちのちから・まもる:いのちのたま
メタグロス:コメットパンチ・れいとうパンチ・トリック・いわなだれ:こだわりスカーフ
ファイアロー:ブレイブバード・ちょうはつ・おにび・まもる:ラムのみ


前回までのガルーラシャワーズの直属の進化系である。
水単色ポケモンとの相性補完を考えた結果、草食ヌメルゴンに行き着き、この形になりました。
スカーフグロスの採用により、テンポ取られた際の抜き返しが可能になった他


結果、準優勝することができたものの

このパーティ

全試合

ガルーラ・ミロカロス・ヌメルゴン・メタグロスしか使ってないから!


つまり2匹の枠をもてあました糞パーティ。

子守唄でも歌ってやりますかね。。。



サザンドラ・ファイアロー:全て忘れて〜酔いたい夜は〜続きを読む