鉄道写真家 岩堀春夫のblog

鉄道写真を撮り続けて50年。懐かしい写真から最新の話題までをお楽しみ下さい。

カテゴリ: 貨車

 楽しかった屋久島の旅から帰ると、いきなり会社へ行く。家に帰って着替える時間はあつたのか。よく考えたら、会社から直接行ったのだから、服は会社のロッカーにある。

 通勤途中にも撮影はするし、なにかと興味は尽きない。まずは尼崎駅に特急「雷鳥」が登場していた。これは福知山線の塚口駅まで行って方向転換だろうか。つばめ返しは知っているがこれは客車時代の「つばめ」や「はと」がやっていた。「雷鳥」の場合は向日町からの回送経路によって向きを変えるようにしている。それが出来ない理由でもあったのだろうか。ところで、尼崎〜塚口は早い時期から電化されていて、EF58が入線していた。

 その後、福塩線の70系が走ったり、アルナで新製の東武電車が止まっていたりした。もう最後かもしれないDD54も撮っていた。朝の楽しみはレサ10000で野田の大阪中央市場からの帰りだと思う。
7712032屋久島 、宮之浦
屋久島を離れるシーンからスタート。目線がずれているから、私の見送りではない。


7712103 西ノ宮EF5838
翌朝にはもう出社時にブルートレインを撮影。広島のEF58が牽いている。1979年の7月まではヘッドマーク無しのEF58が牽いていた。


7712104 尼崎EF5874
尼崎駅でもブルートレイン。駅では同じホームから撮るしかなかった。米原のゴハチ牽引だ。


7712105 尼崎485KA
尼崎駅で「雷鳥」が通過。これは「つばめ返し」の塚口行きになる。


7712106 尼崎485KA
やがて上り線に「雷鳥」が戻ってきた。この頃はまだキリンビールの工場に線路が入っていた。


7712113 尼崎 DD51
まだ「雷鳥」は来ている。尼崎駅の通勤風景で右に福知山線の列車が到着。東海道本線は普通しか止まらなかった。


7712116 東武EC 尼崎
当時はまだアルナから直接下り線に甲種回送を牽き出していた。その後、それが無くなり、上り線に陸送するようになる。止まっているのはクリーム色の東武電車でナンバーは書いてなかった。


7712120 西ノ宮EH1028
当時は朝の西ノ宮駅で稲沢二のEH10が撮れた。これがルーチンになる。


 7712124 尼崎70系
夕方に撮れた鷹取工場行き配給。大抵はクモヤ等の編成だったが、この日は福塩線の70系だつた。


7712125 尼崎DD54
これが最後かな。福知山線のDD54もその後見られなくなった。


7712133 レサ10000
朝の楽しみは冷凍車。トップナンバーしか撮らなかった。


7712203 DD51541尼崎
まだ「雷鳥」は来ていた。米子のDD51は撮りたかった1111号がついに撮れずじまいだった。


 

 ゴールデンウィークには北九州に行った。前年に全国を旅行して専用線の状況はかなりわかっていたが、ここは時間をかけて撮っておきたいという場所もいくつかあり、それらは連休を使って少しずつ攻略する予定だった。

 北九州ではやはり金田から出ている金見鉄道に時間をかけたかったが、それ以外にも北九州港湾局や新日鉄八幡製鉄所もあり、それ程充分には撮れなかった。

 出発は急行「くにさき」205レで14系座席だが全指定で満席だった。早朝に下関で下車しているが、なにも撮っていない。門司に移動して北九州資材センターへ行っている。早朝すぎて目当てのDB10は庫内にいた。

 どんな情報があったのか忘れたが西鉄バスで田野浦埠頭へ行き三菱セメントの入換え作業を撮っている。この時は大久保の車庫には行っていない。

 それから新中原駅(現 九州工大前)へ行っている。
7706826 北九資セDB10
九州入りして最初に訪ねたのが北九州資材センター。ここに元DB10という前歴の移動機がいた。行くのが早すぎて庫内で撮るしかなかった。


7706831 北九資セDB10
機械番号も付いている。ここで撮れたのもこの時が最初で最後になる。


7706832 門司8t移動機
さらにニチユの8トン移動機も入っていた。これは昭和29年3月製で、同じである。製番は22467。色は緑色だった気がする。


7706835 門司港DD511003
DD51牽引の客レで門司港駅に8:07到着。ここから西鉄バスで田野浦埠頭へ向かう。


7706904 田野浦DE651
埠頭にはいきなりこんなスイッチャーがいた。これは前年に新造された三菱65トンのDE651。当時はまだまだ新車が作られていた。


7706919 田野浦DE651
三菱鉱業セメントの側線で使われていた。すぐ横が関門海峡の入口になる。ここで船に積込みが行なわれていた。


7706922 田野浦DE651



7706924 田野浦DE651
DE651の足回り。三菱製は軸配置のバリエーションが多い。形ボギーの台車にボギー台車を加えた5軸で構成されている。


7706929 田野浦DE651
DE651のサイドビュー。専用線の機関車としては最大級になる。既存の技術を組み合わしているが、これ一両のみの存在だった。


7707002 田野浦DE651
入換え作業は10:20〜11:10だった。右側のサイロに貯めたセメントが船に積込まれる。


7707003 田野浦DE651
セメント側線の全景。この様な風景が展開していた。


7707011 田野浦DE651
セメントの横には貯木場もあった。


7707018 田野浦ホキ6720
石原町から来ていたセメントクリンカのホキ6700。


7707021 田野浦DE651
この時は直接バスで埠頭へ行ったので、大久保や雨ヶ窪には行っていない。荷下しを終えたセメント列車が戻っていく。この後はまたバスで小倉へ向かった。バックの山の右側が和布刈になる。















 

 名古屋では去年に続いて名古屋臨海鉄道へ行った。神宮前から市バスに乗って日通のスイッチャーがいる汐見町へ行った。ここで滅多に遭遇しないタキ35000のトップナンバーを撮っている。入換え作業は日車35トンのND3511だった。L型機の方は全機庫内にいた。

 それから東港へ行き、機関区にいるDD13タイプを撮影した。前年にも来ているので、特に変化は無かった。内燃機関車がたくさん撮れるという満足感があった。

 
7705020 名古屋臨海ND3511
この日は日車35トンのND3511が働いていた。ここが貨物ファンの人気スポット。東京の晴海、大阪の浪速みたいな所である。


7705010 汐見町名古屋臨海
石油タンクの並ぶ汐見町で入換え。引込み線がたくさんある。


7705006 汐見町タキ35000
数の多いタキ35000のトップナンバーに遭遇できた。


7705022 タム4009汐見町
昭和石油のタム4009。タム500改造の古い二軸タンク車。汐見町は貨車ファンなも人気があった。


7705023 汐見町タキ124
タキ124 戦前から使われているアーチバー台車のタンク車である。


7705122 汐見町名臨DB-45
この日はL型機が庫内にいた。DB〜45はニチユの20トン機で、先に解体されていた。


7705131 汐見町名臨DC-61
汐見町の日通は9号地と呼ばれていた時から使われていたが、名古屋臨海鉄道に編入されている。加藤のDC-61は前年に入換え作業を撮影している。


7705026 名古屋臨海、東港
DD13タイプが並んだ東港機関区の朝。


 7705032 東港名臨ND55210
 ND55210は防音型である。  

7705203 名臨海DD5526
東港は朝の光線が良かった。ここで形式写真が撮れる。

 

 就職して初めて東北地方へ行く。この時は3連休を利用し、前夜の新幹線で上京し、上野駅から夜行列車で目的地に早朝に着くという計画である。ところが、手帳を見ると、この時は一夜に3本の夜行列車を乗り継いで仙台まで行っていた。8407レで郡山へ行き、8407レで福島、そこから6113Mまつしま6号で仙台である。混んでいて座れなかったのか、理由はよくわからない。当時は夜の東北本線を夜行列車が続行で運転されていたのがわかる。仙台からは客車の鈍行521レに乗り継いでいる。時刻表を見れば十和田3号で行けば乗換え無しで行けるのだから、混んでいて乗れなかったのかと思う。

 それまでにも何度か東北本線に乗って、沿線の側線は見ていた。二枚橋は加藤がいるのを車窓から見ていたが、行ってみればこんなに賑やかな所だとは知らなかった。
7703912 小牛田ED7540
連休初日の朝は東北本線を普通列車で北上していた。仙台から二枚橋までは4時間弱の所要時間で、鈍行列車を楽しんでいた。途中駅の停車時間も長い。


7703915 水沢10t移動機
水沢駅の10トン移動機。そのバックには貨物ホームがある。袋の中身は何だろうか。


7703918 二枚橋DC252
9:17に二枚橋駅到着。専用線が動き出すのにちょうどいい時間である。いきなりくみあい資料の汽車製DLが見えた。


7703932 二枚橋KT+KY
駅についてホームの向こうに重連のスイッチャーが出てきた。これから入換えショーが始まる。専用線の撮影は、普通はこんな感じではない。


7704012 二枚橋KT+KY
鋳物台枠の加藤10トン機が撮れた。次位は協三の8トンか。日本通運と書いてある。


7704104 二枚橋日本重化学
こちらは日本重化学工業である。合金鉄のメーカーで東北から北陸にかけていくつもの事業所のあるメーカーである。


7704003 二枚橋DC252
くみあい運輸倉庫の汽車25トン機はDC252で元東北パルプか。


7704129 二枚橋DC252
ホームから入換え作業が撮れた。


7704133 二枚橋DC252
跨線橋からも撮れる。こんな楽な撮影は珍しい。

 
7704106 二枚橋ED751037
 二枚橋駅を通過するED751037単機。


7704116 二枚橋ホキ8310
ホキ8300はトウモロコシとコウリャンを運ぶ。全農の私有貨車だった。


 

 神戸港の入換えは前年の6月に撮っていた。今回は神戸港駅のヤードで撮影している。位置的には三宮の海側にあり、そこから埠頭への線路が伸びていた。さらに摩耶埠頭と湊川貨物駅への支線がある。東灘信号場から東海道本線の貨物支線があって、本線と連絡していた。この線は非電化でDD13が使われていた。ここが電化されたのは19814/1からである。

 摩耶埠頭への線はMAYAと書かれたマーク付きの専用機が使われ、運転していたのは日本通運の職員だった。

 湊川貨物駅までは海岸通に沿って走る区間で、何度か撮影している。しかし、湊川駅のヤードまでは撮っていなかったのは悔いが残る。この辺りが明治7年に開通した初代の神戸駅になる。鉄道桟橋の辺りも残っていたし、何よりもポートタワーという絶好の展望台があるのに撮っていなかった。関西の貨物側線はほとんど撮影しているのに、悔いが残るのは他に淀川貨物駅もある。

 湊川駅はとっていなかったが、神戸駅の構内は撮っていた。何両かのDD13が忙しく働いているのが見られた。構内にはまだ腕木信号器が並んでいるのも記録していた。電化された1981年に自動信号化されている。その前に白いビルの駅舎が出来ていた。

7703706 神戸港DD13635
 DD13635 姫路一区所属。こちらは摩耶埠頭専用機関車である。


7703710 神戸港DD13368
DD13368姫路一 構内にはDD13が4両止まっていた。


7703723 神戸港DD13344
遠方には港大橋に続く高架道路が見える。

7703729 神戸港駅構内
ヤードの入換えは12:20から始まった。森本冷蔵の倉庫は今の赤い森本倉庫である。


7703733 神戸港DD13
まだ腕木信号器の並ぶ構内。控え車の次位は麦芽のホキ9800で、湊川から尼崎へ向かう。よく見ていたが、ちゃんと記録していなかった。


7703809 神戸港駅構内
神戸港駅構内の入口付近を見る。国道2号線と阪神高速の横になる。


7703724 神戸港 コキ1005
コキ1005 海上コンテナ輸送用の貨車が神戸港駅常備だった。


7703826 神戸港DD13344
突堤の入換えは12:45から始まった。
 

7703830 DD13344神戸港
ハーバーハイウェーの工事は前年から進んでいないようだ。これは神戸市みなと総局が管理する有料道路で、港島と六甲島を連絡する。

 

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