鉄道写真家 岩堀春夫のblog

鉄道写真を撮り続けて50年。懐かしい写真から最新の話題までをお楽しみ下さい。

カテゴリ: 航空機

 就職してからも行きたい所を少しずつ行ってきた。ナローゲージでも前年には屋久島に行っている。まだ鉱山関係にはあまり興味が無く、残るのは難関の南大東島である。ここは鉄道ファンにも載っていたし、一般誌に掲載されることもあり、是非とも行きたい所だった。現地に問い合わせたことは無いが、行くのはサトウキビの収穫期である冬期に限られる。土日の休みに有休2日取って行く事にした。これで初めて飛行機に乗ることになる。旅費は10万くらいになったが、いくら安月給でもそれくらいは出せた。台湾へ行く方が安いくらいである。

 この頃に海外のSLを撮りに行く人もいた。しかし、こちらは加藤や酒井といった日本型DLを撮りたかった。南大東島は当時最も魅力的な目的地だった。

 順調に那覇に着き、南西航空に乗換える。搭乗券を受取り、待たされたが、なんと飛行機は欠航だという。4日間のプランだが、写真の撮れるのは間の2日しかない。それが1日になるのか。翌日の空席待ちになる。しかし、翌日は定期便に乗れず、夕方に臨時便が出て、それにギリギリ乗れることになった。乗れなければ、翌日に行くこともできず、那覇で引き返すしかなかった。

 一日中撮れるのは1日のみとなつた。夕方に旅館に着くと相部屋になっていた。当時は北大東島に行く人は南大東から船便である。その船が欠航になり旅館で足止めだった。ところが、相部屋の人はナローファンのSさんで、今もお付合いが続いている。その日はサトウキビ列車が走っていなかったようである。しかし、翌日には走るということである。

 翌日は天気も良く、島中歩き回って撮影した。加藤や酒井の運転をたくさん撮ることができて、期待以上の撮影ができたのだった。
7802136 SWAL DHC6南大東
人生2度目の飛行機は南西航空のDHC6である。人生初のプロペラ機で南大東島に到着した。機首にも荷物室があるのは知らなかった。臨時の393便である。


7802206 南大東DL1
夕暮れの機関区へ行く。庫内にびっしり機関車が入っていた。1号機だけが外に止められていた。


7802221 南大東KT110
2/18の朝。日付けが全部間違っているのか。元日本海軍の加藤110は保線列車に使われる。


7802228 南大東
南国の朝。保線列車の出発準備。


MD770218  No110
車庫にいた機関車が忙しく走り回っていた。いよいよこれからサトウキビ列車の撮影が始まる。


南大東島 、在所f2594
その後、雑誌取材で廃止後の撮影が実現。機関庫は残っていた。


7802230 南大東NS7
日本車両のUDLも2両使われていた。トンネル工事用のDLである。


7802233 南大東SK3
これが酒井のDL。10トンクラスが活躍する。


7802235 南大東KT2
加藤のDLは2両いた。さらにガソリンの110号で計3両の最大勢力である。



7802421 南大東KT110
エンジン始動。これはガソリンエンジンでクランク棒を回す。こんなの見るのは初めてである。元々動いていたのに、止まってしまったのか。


7802506 南大東KT
加藤の5号機は車庫に残されていた。


7802512 南大東DL1
やがて各地からサトウキビ貨車が集まってくる。期待通りのナローゲージが撮影できたのだった。
















 

 これまで何度も飛行場へ行って写真を撮っていたが、いよいよその飛行機にお金を払って乗ることができた。その直前にも飛行場へ行って準備している。ノースウエストのB727はどこから来たのだろうか。パンナムはまだB707で、羽田との格差を感じた。

 それで、いよいよ自分が乗ることになる。初フライトはJALB747である。記録ははっきり残されている。JA8124JAL911便那覇行き。テイクオフは32L10:17 タッチダウンは12:24で飛行時間は2時間7分だった。飛行中にトラブルは無かった。

 ただし、那覇は雨で、しかも天候は荒れていたようである。
7801231 伊丹NW B727
ノースウエストオリエントのB727。乗客は米軍の関係者のような気がする。


7801235 伊丹PA B707
パンアメリカンは伊丹ではB707が使われていた。遠方ではKALのB727が到着している。


7801327 伊丹TDA YS11
YS11は地方路線で活躍していた。その後、滑走路の延長によるジェット化が進み、国産プロペラ機は姿は減っていった。しかし、その後小型化の方向でプロペラ機は飛び続けている。


7801333 伊丹TDA YS11
乗降風景はよく撮っていた。


7801409 伊丹JAL B747
いよいよ初めて飛行機に乗る。ガラス越しに搭乗機を撮影。タラップがよく使われていた。アップダウンクイズが懐かしい。


7801416 西宮市JAL B747
初めて西宮市上空を飛ぶ。エンジンの下に阪急の西宮北口車庫や西宮球場が見える。西宮浜は埋め立てが始まったばかりである。これから2時間かけて那覇まで飛ぶ。


7801433 那覇ANA B727
那覇は雨だった。ここでもJALのB727と遭遇している。もう無くなると聞いて撮りにいったのは2年前だった。


7801612 那覇SWAL DHC6
離島への航路は南西航空が担当していた。小型機はDHC6が使われていた。


7801636 那覇SWAL YS11
石垣等の大きな島へはYS11が使われていた。


7801708 那覇SWAL YS11
こちらは到着機である。YS11は日本中のローカル空港で活躍していたのがわかる。自衛隊機の発着もあり、まだF104が使われていた。


7801719 那覇JALバス
沖縄エアポートサービスのバスが空港内で走っていた。バス窓で丸ライトである。




 ちょっと今日は荒れた天候になっている。ずっと家にいることにしよう。青春切符はまだ一回残っている。

 うまく日にちを合わそうかという気持ちもあったのだが、気がつけば少しズレていました。何かの事情で羽田がクローズになり、伊丹に国際線が向かっているという情報が流れた。それですぐに伊丹の外周へ向かったのだった。

 今となればネット検索でも何があったのかは調べられなかった。少し前に羽田で撮ったアエロフロートのイリューシン62がいきなり撮れたし、さらにUTAやサベナの見慣れないキャリアも来ていた。

 実はこの前からも何度か伊丹空港へ行っていたが、すでにフィンガーには入れなくなっていた。それで、車で行って外から離着陸を撮影するようになっていた。滑走路の西側に道があり、水門や墓場などの撮影ポイントがあった。さらに原田進入灯の方で着陸機を迫力いっぱいに撮れるポイントもあり、以後は送迎デッキから撮る事はほとんど無くなっていた。

 飛行機っていうのはこのようなハプニングも期待できるのが嬉しい。何度も通っていると珍しい機種が撮れたりすることもある。

7716322 伊丹CCCP IL62
2ヶ月前にも撮っていたアエロフロートのイリューシン62が伊丹にも来ていた。羽田に降りられず行き先変更で伊丹にやってきた。


7800104 KAL B727OSA
KALのB727は定期便。B727-100も来ていた。日本ではほとんど見られなくなった機体である。


7800105 JAL B747OSA
JALのB747が着陸。墓地から撮影できた。日本では短距離用の座席が多いSRが使われていた。


7800106 CX B707OSA
伊丹には東南アジアからの国際線が多く。お昼前後に次々に離陸していた。キャセイもまだB707である。タイやシンガポールからも来ていた。


7800111 伊丹UTA DC8
これも普段は見られないフランスのUTA航空 DC8-62が撮れた。


7800126 伊丹CA B707
こちらも定期便の中国民航B707。


7800129 伊丹ANA B727
全日空のB727-200は国内線でたくさん使われていた。


7800205 サベナDC10OSA
これも普段は発着のないサベナベルギー航空のDC10。


7800207 サベナDC10OSA
3発エンジンのDC10を見送って、この日の撮影を終る。ちょっとしたお年玉を貰ったような気持ちだった。


7800227 伊丹PA B707
アメリカからはパンナムとノースウエストが乗入れていた。伊丹にはまだB707が来ていた。その後、ジャンボに変わる。


7800512 伊丹TMA B707
この頃は緑色の貨物機もよく撮れた。TMAのB707で今話題のレバノンである。









国民の3分の1は年末年始が好きではないらしいです。実は私も好きじゃない。テレビは見るもの無いし、貨物も止まるし。もう少しの辛抱です。データ処理にも時間がかかりました。もうハードディスクに入りきれない量になっています。間違えて消したら困るし。
 昔は臨時列車がたくさん走っていた。ネット情報もよく見ていたが、今は更新しないのがいっぱいある。程度の低いのばっかりです。









 

 当時の羽田空港はワイドボディ機が出そろっていて、さらに旧型ジェットも見られるという飛行機ファンにとっては非常に楽しい所だった。

 ダグラスDC101971年に運行開始でJALでは1976年4月から登場している。初期には貨物ドアの欠陥で墜落を繰り返していたが、すでに対策がとられていた。

 ロッキードL1011はトライスターと呼ばれ、1972年に運行開始。全日空では1974年から1995年まで使われた。経済性では少し劣っていたが、安全性の高い機体で、大きな事故は一度も起こしていない。政治的な事件よりは安全が一番である。

 ボーイングB747は航空界で一番活躍した機体であり、ジャンボという愛称で親しまれた。その間に墜落事故は数限りないが、みんなから愛される飛行機だった。JALの運行は747-100SR19739月からである。その前にも国際線で到着していたが、当時はSLブームまっただ中で、特に関心も無かった。

 JALDC81960年頃から登場し、1980年代後半まで使われていた。ボーイング707と共に一時は世界の空を席巻した機体である。同時期にイギリスでは後部4発のVC10を使い、ソ連でも同じような形態のイリュ—シンが羽田に乗入れていた。いずれもプロペラ旅客機に代わって海外旅行の大衆化に貢献した機体である。

 思い返せば日本の全国でSLが活躍していた時代から飛行機の発展も進められていたのだが、その経緯はほとんど知らずに生きていたことになる。
7714410 JAL B747F JA8123
JA8123 貨物機は鼻が上に開くのが珍しい。パイロット用の高いタラップがある。


7714415 ANA B737 JA8409
ANAのB737も一番初期のタイプである。この機体が今も改良を繰り返して使い続けられているとは想像もできなかった。KALのDC10はほとんど撮る機会がなかった。


7714417 NW B747F N616NW
ノースウェストのカーゴ機が到着。素っ裸で歩いているという感じ。恥ずかしくないのかな。


7714418 NW B747F N616NW
貨物機に塗装は必要ないということか。急に羽田の飛行機が消えたような気がする。


7714424 JAL B747 JA8101
JALのジャンボ一番機が登場。上窓未3つが初期タイプになる。


7714428海保安庁 ショートJA8800
断面が四角い飛行機もあった。海上保安庁のショートである。


7714436 TDA YS11 JA8709
東亜国内航空のYS も赤と緑の新塗装に変わりつつあった。


7714506 フィリピンDC8
フィリピンのDC8がいて、その向こうにBAのVC10が止まっている。


7714511 AF B747
エールフランスが到着。


7714518 PA B747SP N534PA
パンナムは航続距離性能のいいSPを使っていた。東京〜ニューヨーク間をノンストップで飛べるようになった。


7714527 BA VC10
BAのVC10が見えた。これも日本で見られる最末期かもしれない。50機くらいしか作られなかった機体である。その向こうのPIA DC10はパキスタン。乗るのには勇気がいる。キャセイのトライスターも見える。


7714532 NW B747 N615US
最後にノースウエストのジャンボが到着。


7714613 EF58123上野
夜にはまた上野駅へ行き、EF58を撮る。


7714617 EF58120上野
機関車のナンバーを集めるだけで、後の列車には興味が無かった。この後何で帰ったのかは記録が無い。




 せっかく新潟まで行ったのだから、帰りは東京経由にした。夜行の「佐渡4号」で上野へ向かう。ルーチンになったEF58の撮影から一日が始まる。この頃はもうすでに廃車も出ていたと思う。この日は羽田空港での撮影を考えていた。そこで浜松町へ向かうのだが、ちょっと海の方へ歩いて行く。日の出埠頭のアサノセメントでニチユの10トン機が撮れた。他にも港湾局の機関車等撮れていた筈なのに、それらは写っていなかった。汐留の貨物駅もあり、もっと撮っておけば良かったにと思う。

 それからモノレールで羽田へ行き、飛行機の撮影である。羽田は前年の5月にも来ていて、今回が2度目になる。国際線は数が多く、今回はアエロフロートのイリューシン62が撮れた。さらにジャンボジェットはゾロゾロ動いていた。
7714207 上野EF5858
宇都宮のEF5858は20系寝台車を牽いていた。


7714208 上野EF58106
こちらは長岡のEF58106。


7714210 日の出アサセメNY
日の出埠頭まで行って、撮れたのはこれだけだった。これがどこかは覚えていない。このニチユは後に新興の平沢運輸へ移っている。


7714212 浜松町EF6519
浜松町にもEF65が来ていた。ここまで来ているのなら汐留を撮っておけば良かったのにと思う。


7714215 ANA L1011
全日空のトライスター


7714222 JAL B747 JA8121
JA8121 JALのジャンボはこれからもどんどん増えてくる時代である。


7714223 KLM B747
KLMはオランダ航空。二階窓が3つのは初期形である。トーイングで通過した。


7714225 FT B747F
フライングタイガーは窓付きだったのか。存在感のある機体である。後部にもう一機いる。


7714227 JAL DC8 JA8059
JALのDC8もまだ使われていた。


7714306 羽田IL62
これがソ連から来たアエロフロートのイリューシン62。

 
7714308 アエロフIL62
イリューシン62は後部にエンジンを4基装備している。前年に撮ったVC10に似ている。


7714311 ANA YS11 JA8735
ANAのYS11も横切った。


7714316 JAL DC10 JA8531
JA8531 1976-4登録のJALのDC10が到着した。これが初号機になる。2004年まで使われた。


7714320 JAL B747F JA8123
JA8123 ジャルカーゴも撮れた。
 

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