鉄道写真家 岩堀春夫のblog

鉄道写真を撮り続けて50年。懐かしい写真から最新の話題までをお楽しみ下さい。

カテゴリ: 電気機関車

 せっかく新潟まで行ったのだから、帰りは東京経由にした。夜行の「佐渡4号」で上野へ向かう。ルーチンになったEF58の撮影から一日が始まる。この頃はもうすでに廃車も出ていたと思う。この日は羽田空港での撮影を考えていた。そこで浜松町へ向かうのだが、ちょっと海の方へ歩いて行く。日の出埠頭のアサノセメントでニチユの10トン機が撮れた。他にも港湾局の機関車等撮れていた筈なのに、それらは写っていなかった。汐留の貨物駅もあり、もっと撮っておけば良かったにと思う。

 それからモノレールで羽田へ行き、飛行機の撮影である。羽田は前年の5月にも来ていて、今回が2度目になる。国際線は数が多く、今回はアエロフロートのイリューシン62が撮れた。さらにジャンボジェットはゾロゾロ動いていた。
7714207 上野EF5858
宇都宮のEF5858は20系寝台車を牽いていた。


7714208 上野EF58106
こちらは長岡のEF58106。


7714210 日の出アサセメNY
日の出埠頭まで行って、撮れたのはこれだけだった。これがどこかは覚えていない。このニチユは後に新興の平沢運輸へ移っている。


7714212 浜松町EF6519
浜松町にもEF65が来ていた。ここまで来ているのなら汐留を撮っておけば良かったのにと思う。


7714215 ANA L1011
全日空のトライスター


7714222 JAL B747 JA8121
JA8121 JALのジャンボはこれからもどんどん増えてくる時代である。


7714223 KLM B747
KLMはオランダ航空。二階窓が3つのは初期形である。トーイングで通過した。


7714225 FT B747F
フライングタイガーは窓付きだったのか。存在感のある機体である。後部にもう一機いる。


7714227 JAL DC8 JA8059
JALのDC8もまだ使われていた。


7714306 羽田IL62
これがソ連から来たアエロフロートのイリューシン62。

 
7714308 アエロフIL62
イリューシン62は後部にエンジンを4基装備している。前年に撮ったVC10に似ている。


7714311 ANA YS11 JA8735
ANAのYS11も横切った。


7714316 JAL DC10 JA8531
JA8531 1976-4登録のJALのDC10が到着した。これが初号機になる。2004年まで使われた。


7714320 JAL B747F JA8123
JA8123 ジャルカーゴも撮れた。
 

 新潟での2日目はまず新津機関区へ行った。ここにはDD20が留置されていて、気になっていた。DD51の1エンジンバージョンだが、ずっと使われずに民営化前まで残されていた。汽車会社製の除雪用と思うが、ほとんど走らなかったのでは思う。1976年までは除雪の後押しに使われていたかもしれない。セミセンターキャブのDD202はその形状だけがDE10DD16に引き継がれている。

 前日に乗って来た青森行きの「きたぐに」も撮影している。座席車は12系という編成だった。その後、1982年に上越新幹線が開通してからは新潟行きになり、1985年からは583系に変わった。我々庶民の為の列車だったが、2012年に定期運転が廃止になった。

 記録を見ると新津での撮影時間は僅かで、すぐに新潟駅に戻り、バスで焼島へ行った。
7713706 新潟DD5120
早朝の新潟駅にて。7:53発の422Mで新津へ移動した。DD5120は新製配置が鳥栖で、その後東新潟に移り、磐越西線で使われていた。すでに新幹線の高架工事が始まっている。


7713707 EF8160新津
酒田のEF8160がパンタを下げて休んでいた。村上から北が交流区間になる。


7713708 新津EF1590
長岡のEF15も来ていた。1979年に廃車だから最末期での遭遇になる。1980年までに多数が引退したが、一部は民営化直前まで残されていた。


7713709 新津DD202
構内の外れにDD20が並べて留置されいてた。


7713732 DD202新津
DD202はセミセンターキャブ。DD51のエンジンを一基乗せた小型DLで、DD53の除雪後押しに使われたのだと思う。これの増備はDD16に引き継がれたが短命に終った。


7713735 DD202新津
DD202の正面。


7713713 新津DD201
DD201はエンドキャブである。大阪の汽車会社製で、福知山線で試運転が行なわれた。こちらは入換え用DLとして考えられていたようである。


7713727 新津DD201
何故か車輪は移動機っぽい。DD51のハーフサイズである。


7713824 DD201新津
特急「北越1号」大阪行きが通過。DD20はこんな位置に止まっていた。


7713820 きたぐに新津
青森行きの急行「きたぐに」が通過。寝台車はまだ10系である。


7713823 きたぐに 新津
座席車は12系の時代。寝台車は新潟まで連結である。その後14系になり、さらに583系の電車化になって存続した。



 

 この年も大きな動きの無かった年である。自民党政権が政権交代で8月に連立野党による細川政権が発足する。7月には北海道南西沖地震があり奥尻島で津波被害。多くの死者がでた。12月には法隆寺・姫路城・屋久島・白神山地が日本で初の世界遺産に登録。

 JR貨物のEF65等元国鉄機の更新工事が1989年から始まり、塗装はJR貨物になって新製されたEF66-100に合わせた白とブルー系の配色に変更された。EF200の運用が増えて西宮市内でも昼間にEF200牽引列車(1071/1074)が走るようになった。年末からは681系使用の神戸発富山行き臨時雷鳥1018013Mが運転される。さらに「シュプール妙高志賀」で初の583+485併結運転で4/3まで。
301721 シュプール583
583系のシュプール回送も1991年12月から延命工事で塗装が変更されていた。向日町(吹田総合京都)所属車がこの色になり、その後またグレー系のツートンに変更された。


301330 DD51シュプール
1990年から登場したDD51運用。電気機関車の不足を補うために、臨時列車の牽引には亀山から宮原に転属したDD51も使われていた。


301333 シュプール489
489系の長編成もシュプール妙高志賀に使われていた。六甲山をバックに回送が撮影できた。


301723 NA115
117系と引き換えに登場した元岡山区の115系も快速運用に加わっていた。1992年の春から使われている。後部にはラモール芦屋(マンション)が建設中である。


301726 EF6644さくらNA
東京ブルトレのダイヤが乱れると阪神間を昼間に走ることもあった。情報が無くて、突然現れたりするので、撮影は難しい。前ははれているが、後部は雲がかかり、ギリギリだった。


9307726 芦屋EF66富士
特急「富士」もモノクロで撮っていた。まだモンテメール西館ができる前で、駐車場になっていた。その西側のマンションはアルパ芦屋で1983年11月2竣工。


9311605 EF6572NA
1989年からはEF65の更新工事で貨物色に塗装変更があった。新色に遭遇するのはかなり時間がかかったものである。もう、この手の貨物列車は珍しかった。


9311606 EF200-16NA
EF200の貨物も阪神間で撮れるようになってきた。これがその後引退するのは2019年3月になる。所定の性能は発揮できなかったが、25年以上は走ったことになる。


9313235 EF200-16NA
JR貨物期待のインバーター電機。性能試験では変電所に負担がかかり、ハイパワーは使えない状態で運用されていた。


9312622 EF651135あすかNA
ジョイフルトレインの「あすか」が西下。米原列車区のヘッドマーク付きである。乗車する団体が提供したヘッドマークを掲げて走ることもあった。郷免町の市境付近も法面が補強されてフェンスも新しい。


9320226 EF651135NA
14系客車の長編成も通過。







 

3月14日のダイヤ改正では「あかつき」長崎編成に「ソロ」B個室寝台を連結。

4月ごろから103,201,205系の簡易排障器にナンバーが表記される。117系の岡山転出に伴って、115系が岡山区から網干区に転入し、快速に使われる。4月25日は「あかつき」の京都発下りから一人用個室寝台オハネ15-350が連結される。5月からは非冷房の103系が運用から外れ、西明石〜京都間が完全冷房化となる。7月11日からはEF200の量産車が試験的に本線貨物の牽引を開始した。5083.5082(東京貨物〜東水島) 7月15日からは「なは」にB個室寝台車オハネ25-2000を連結開始。(西鹿児島発7/14より) 熊本編成に組み込まれていたレガートシート車が鹿児島編成に移る。

 社会でもこれと言った事の無い1年だった。鉄道では3月の改正で東海道新幹線に300系による「のぞみ」が運転開始。最高時速270km/hで東京〜新大阪間を従来の最速列車より19分早い2時間30分で結んだ。7月には山形新幹線も開業している。

221722 マニ30NA
 現金輸送のマニ30が連結された上りコンテナ列車。1978年から新造された荷物車で、日本銀行の所有で各地の支店に向けて使われたが、最高時速が95キロで運転に制約があり、1992年から使用が減っていった。雑誌等に発表されることは少なかった形式である。


9201019 EF66NA
夙川を通過するEF66牽引の上り貨物を南側から撮影。大きなマンションが「夙川グリーンタウン」で、その向こうに阪急の夙川駅がある。国道2号線沿いのマンション屋上から撮っている。


9201111 EF58150NA113
EF58150牽引のカニすき臨が通過。播但線経由の山陰方面行き。客車はSL「やまぐち」号に使われる12系レトロ客車。
カニスキが列車名になるのは1990年のキハ58系による急行「カニスキ号」香住行きから様々な車種と列車名が使われた。その以前はスキー臨銀嶺号が冬場の定番で、C57三重連の思い出もある。



9210928 タンゴエクスNA
北近畿タンゴ鉄道の「タンゴエクスプローラー」増備車。試運転で京都から姫路まで運転された。森具墓地の横を通過する。


9211009 タンエク試乗NA
試運転の帰りは大師踏切で撮影。タンゴエクスプローラーは宮津線の第三セクター化により、京都までの直通特急で使われたが、2編成になると、検査時の運休が無くなり、多客時にも対応できた。その後、福知山線経由になったこともあり、2011年まで定期運用があった。西宮市内では福知山線の生瀬付近を走っていた形式になる。


9214533  西ノ宮103
西宮駅に停車する103系と201系。103系の簡易排障器には車番が書かれている。


9217813 ナインドリーム甲子園
夏の高校野球で簡易ホテルとして設定された「ナインドリーム甲子園」。583系寝台電車を来場者の宿泊に使われた。新大阪発で大阪駅ホームで施錠されて夜を明かし、早朝に甲子園口の折返し線に移動して、8:30まで滞在することができた。旅行代理店やみどりの窓口でキップが売られ、大人は3500円だった。
583系は1991年12月から延命工事施工で淡いブルーに塗装変更されている。



 

 

 京都の京阪七条で東北地方のSL写真展があり、行ってきた。これは「サカタニ」ギャラリーカフェで11/30まで開催されている。古い写真だが、ベテランファンがきっちり撮影した、かなりレベルの高い写真展だった。

 せっかく京都に行くなら、その前に何か撮っておきたい。今年は京都方面へ行く事も少なかった。叡電とか奈良線とか梅小路等は撮っている。京阪大津支社はびわ湖浜大津駅だけは撮りに行った。いろいろ検討したが京都びわ湖チケットで石山へ行く事にした。ところがこのカードは以前にもあったが名前が変わり、値上げしているようだ。

 せっかくだから京津線と石坂坂本線にも行くことにした。いつも素通りになる四宮の車庫も下車して撮影した。まだ旧色が並んでいたし、保線のモーターカーもホームから撮れる。バックを湖西線の列車が通過するのがいい。赤いEF510が来たが、撮り逃す。これが一番良かった。次には117系や223が来たが、あまり目立たない。

 近江神宮前・松ノ馬場・終点改名某駅を撮る。沿線の家はかなり増えているなと思った。それから石山へ行き、瀬田川橋梁を撮影。ここは青空バックで撮りたい。すぐにEF210の下り貨物が来た。ところがその後雲がかかりだす。場所を変えてボートを手前に撮影。競技会のようで、やたらとたくさん出ている。しかし、空が白くなって良くない。本命のEF65PFの時はもうボートも終っていた。
  それから京阪七条へ行くのだが、京阪本線には乗れない。京都駅から歩くことになる。会場では久しぶりに年上の人と喋った。東海道のD52やボックス動輪の8620等の話しが聞けた。今後はこんな機会も減ってくるなと思った。

京阪803 ,四宮sy758
四宮は行き帰りに撮影した。これが午後の光線。まだ旧色の編成も残っている。撮るなら今のうちです。バックを湖西線の223系が通過しているが目立たない。サンダーバードなら目立つが、赤いEF510がベストである。


6京阪 ,四宮側線sy749
保線用のモーターカーもホームから撮れる。最近はモーターカーでも撮れるチャンスは滅多に無いから、撮れる時にはしっかりと撮っておきたい。午後に順光になる。


OT16近江神宮前 4sy607
近江神宮前駅で下車。ここの地名は「にしこおり」。大津線の車庫は「にしごおり」と呼ばれている。最初はよくわからなかった。


京阪616 、松ノ馬場sy644
松ノ馬場で下車。撮影地はかなり減っている。ここもすぐ左は住宅地になっている。


EF210154 ,石山瀬田sy708
石山駅でバスを撮り、弁当を買って瀬田川へ行く。着いた時はこうだった。ここでEF65PFを待つ。


223 ,石山瀬田sy728
空が白くなったから、手前のボート頼りで撮影。


EF652092 ,石山瀬田sy742
EF65PFの時には競技会も終っていた。空も白いし、日差しがあっただけだった。原色に戻したのがたくさん走っている。他にも10人くらいは撮りに来ていた。


4一番丸 、石山sy733
初期の外輪船を復元した一番丸が通過。レークウエスト観光の瀬田川琵琶湖リバークルーズである。ボートは競技会で、ホームページで調べられる。夏の土日によく開催されているようだ。


京都大津線  1day qy
右が今回使用した京都びわ湖チケット。以前の京都地下鉄京阪大津線1dayチケットと同じだが、1300円に値上がりしている。浜大津の公共駐車場割引も付いている。石山へ行くだけなら損するが、坂本まで行ったのだから充分元が取れている。


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