Ms-14a2
【登場作品】
機動戦士ガンダム
機動戦士Z(ゼータ)ガンダム
機動戦士ガンダムZZ
機動戦士ガンダム 第08MS小隊
機動戦士ガンダムエコール・デュ・シエル―天空の学校
機動戦士ガンダムC.D.A.若き彗星の肖像
その他、ゲーム登場多数

【概要】
YMS-14「ゲルググ(先行量産型)」を経て量産されたゲルググ。
基本的な性能はYMS-14と変わりなし。 先行型と量産型の性能が変わらないというのは珍しく、コスト・性能を両立した名機であることが窺える。

先行量産型は一時の間ではあるが実弾兵器を使用していたということもあり、このMS-14Aがジオン軍として初めて「ビーム兵器」を正式に使用したMSとなる。(サイドストーリーのMSやMAなどでは、既にビーム兵器を使用している物もあるが、そこは割愛)
実は、あの「マ・クベ」が乗っていたギャンとリックドムに続く次期主力MSの座を争ってはいたが、性能の面でギャンを突き放したため、ゲルググが採用されている。 これまでの経緯だと性能面を重視するよりも「コスト」を重視し正規採用を決めたMSが多かったが(事故などもあったが、最初のザクもそうだった)、やはりゲルググは異例なのだろう。
それもそのはずで、カタログ上のスペックでは連邦軍のガンダムを上回る数値を示しており、そのような性能を有したMSを「量産」出来るのであるから、当然採用に至る・・・はずだ。

このような性能を有したゲルググを量産するにまでになったジオン側が、どうして一年戦争に負けてしまったのか。
諸説あるようだがとりあえず確定しているものとしては、ゲルググの投入が一年戦争の末期であったため戦況を覆すには時期が遅すぎた。 また、同様に戦争末期であったため、歴戦の勇士であった熟練のパイロットたちの多くが戦死・離脱したことにより操縦者が不足。 新兵が戦場に投入されることが多く、その新兵に戦果を上げさせるにはザクやリックドムよりも性能の高いゲルググを操縦させ、性能差により「無理やり」勝たせるしかなかった。
というジオンの窮状があったためとされている。

【関連グッズ】