こんにちは。

今年の冬は12月前半がほとんど雪が降らず安堵していたところ、年末~1月中旬にかけては阿仁合(あにあい)を中心に結構な大雪に見舞われ、沿線全体で見事な雪景色が広がっております。

 

晴天に恵まれるとこんな素敵な景色ですが・・・
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一たび大雪に見舞われると、そう平和でのんびりとした事を言ってられない場合もあります。

 
例えば、
・ポイント(転てつ機)に雪が挟まると線路の切り替えができない!
・車両を連結しようとしても連結部分がびっしりと凍りついて連結できない!
・車両下部を点検しようとしても、両側が雪の壁に覆われてとても下にもぐっていけない!
・レールが見えなくなる位の大雪だと遅延が発生する。

・倒木・雪崩・トラス橋上部に溜まった雪の落下等による車両破損の被害。
・轍(わだち)の発生により、踏切内での乗用車の立往生・脱輪・遮断桿の折損被害あり。
・一晩でものすごい積雪があり、車庫(車両基地)から出る事すら困難な場合もある。
・何をするにもまずは除雪から。…経費、人員の確保、時間・労力の相当な消費。


  

等々、考えただけでもキリがないほどの大雪の影響が多々あります() 
それでも、特別異常な事態がなければちょっとやそっとの雪では遅れないのが内陸線で、
自分達でも「あの大雪でよくほとんど遅れなかったなぁと話し合う時もしばしばあります。(「雪に強い?内陸線」→

 

そんな雪景色は、お客様から、「この景色は本当に素晴らしいよ 「ほかじゃ見られない。」     (ただただ)すげぇ、すげぇ・・。」感嘆の声をあげていただくのでそれが何よりの励みになりますが、私はその横で平静を装いながら、
「もう大雪は勘弁して!」とか「あと降らないで。」「一瞬でも止んでくれたら何でも言う事聞くからなどと半分泣きながら心の中で叫んでおります。

 

・・・まあ何でもほどほどが良いという事で。

 内陸冬21 48


以前スキー場の関係者から、(雪の降り始めは)『空からお金が降って来る』」なんて聞いた事がありますが、そういう意味では内陸線の雪景色もお金になるのかな?特に
海外からのお客様の『』を見た反応というのは、その喜び様は自分達の想像をはるかに超えております


雪の被害にあわない程度

列車が遅れずお客様がスムーズで快適に移動できる程度の雪


と、自然を相手にずいぶん都合のいい話をしておりますが、冬後半戦はそんな難儀をする事が無いほどほどの雪を期待しております。

どうかお客様が、「ここにしかない内陸線の素敵な雪景色」に出会えますように。

という訳で「雪の難儀」の話

 

運転士 さくらだ でした。