快晴の中を走る内陸線の雪景色は本当にきれい
思わず息を吞むほど綺麗 ハッとするほどキレイ
これはもっと宣伝した方がいいと思う。
「本当にそう思ってるの?」
「そうした方がいいと思う。むしろ(宣伝が)足りな過ぎるんじゃないかって思って
いいと思う。」
「何がそんなにいいの?」
「こんなに自然がいっぱいで、素晴らしい雪景色が広がる路線はそう無いと思う。」
「そう言うけどそれは独りよがり何じゃないの?大体他の路線の雪景色を見た事が
あるの?ローカル線なんてどこも田舎で自然がいっぱいだからどこだって一緒
じゃないの?」
「見た事は無いけど、『秋田の山奥』(を走る)とか、『秋田の雪』と言えば、それ
だけでブランドで「あ~、あそこは豪雪で有名だしね」って言ってもらえそう
だからそこは自信をもっていいと思う。」
「自分の目で見て無いなら信用できないね。」
「だって人からそう言われた事あるもん! というか言われまくりだもん。旅行好きで
全国の鉄道を乗り歩いている方から「今まで見た中でこの路線の雪景色が一番すごい
!」と絶賛されたり、海外のお客様が雪景色を見てほとんど発狂、というか狂喜乱舞
する姿も見てるし、そういう反応からしてこの路線の雪景色は本物…と思っていいと
思う。特に長い長い十二段トンネルを出てから戸沢~上桧木内に続くあたりの
景色の反応はすこぶる上々。」
「いい大人が『だって』とか『だもん』とか恥ずかしくないの?」
「…そこは少し思うけど、でも今言った事は本当。だから内陸線の雪景色はけっこう
イケてるって言ってもいいと思う。」
「でもまだ信用できないな。そもそも客観的なデータ、例えば『雪景色がすごい鉄道
ランキング』とかにでも入ってるならいいけど。」
「それならネットを検索すると結構出てくる。意外と出てくる。ほかの路線ももちろ
んすごいけど、雑誌とかにだってよく載るし、この点だけでも引けをとらないと思
うよ。」
「…まあそこまで言うなら内陸線の雪景色もちょっとはすごいと言ってもいいかな。」
「いいと思う。でもまだまだ知名度が低いし、内陸線の雪景色の良さが十分伝えきれて
ないから、もっともっと情報発信して、ランキングの入れ替わり上位を常に目指して
いきたいと思う。」
「そうか、それなら励むことだ。頑張りな。」
「はい。頑張ります。」
…と、内陸線の雪景色をもっともっと自信を持って世間に伝えたい反面、本当に自信を持っていいのかな?ひとりよがりじゃないのかな!? と時々不安になる心の葛藤を書いてみました。
今年は大雪で長かった冬もそろそろ終わりですが、来年にはコロナも落ち着いて、たくさんのお客様にこの路線の雪景色を見ていただけたらと思います。 …でも本当に自信を持っていいですかね?
運転士 さくらだ でした。
(※今回使用した写真は、すべて沿線在住のカメラマン、植村直人様が撮影された
物です。写真のご提供ありがとうございました

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自信もっていいと思いますよ。1つだけ残念なのは1両で走る列車は色もマッチしますが連結されると色がアンバランスでセンス無し、列車の色を決めるときはそこまで考えてほしいです。
埼玉と米内沢行き来の年寄のたわごとです。