こんにちは。運転士さくらだです。
昨年の7月に発売された「鉄印帳」

「これがコロナが無かったらなぁ(もっと人が来ただろうなあ…)」
と、言っても仕方がない事をつい言ってしまいますが、いや、決してあきらめではなく、
「いつかコロナが終息して、鉄印帳集めに奔走する人達が爆発的に来る


でもやっぱり待てない鉄印帳(^_^)
今は行けなくても、せめて収集する気分だけでも
味わいたい!…と思って購入したのがこちらの本、
『旅行読売1月号』と付録『鉄印帳ブック』
です。
(※この本については先月9日のアテンダント・たけ
ちゃんさんの記事でも紹介されております
のでこちら→→をご覧下さい。)
さてこのお目当てのふろくですが、これが読んでみると実に面白い・・・
その内容は、(鉄印帳とは?)という鉄印帳その物のご紹介、参加加盟鉄道会社40社の一覧・紹介、鉄印帳を全部集めるとどうなるか?といった所ですが、ここまでは大体内容を予想してましたが、予想外だったのはここ(
下部参照) …紹介文の中で、鉄印帳のデザイン選考の理由、背景、誰が担当したか、どこに依頼をしたか、揮毫したのは誰か、等といった記述があり、読んでみるとこれがめっぽう面白かった!べらぼうに面白かったです!(表現、合ってます
)
例えばこんな感じ。(



いかかですか?
異色の経歴を持つ運転士がデザインしたとか、若者らしくパソコンを使用したとか、
これ、言ってみれば親切すぎるくらい親切な会社のウラ話で、そんな事を惜しげもなく教えてくれるなんて、読んでいて「なんて豪華な付録なんだ」 と思いました。
鉄印帳のデザインのご紹介、なんて言うと、大抵「~各社それぞれ趣向を凝らして様々なデザインをご用意しております。」などで済まされてしまいますが、実際にこの企画・デザインの担当になった方は、一番初めに話を振られた時、少なからず戸惑ったと思います。
「一体どうしようか?」「会社の、または沿線の特色を出すためには何を用いたらいいのだろうか?」「お客様が訪れる、来たい、欲しい!と思わせるにはどんなデザインにしたらいいのだろうか?」
「これで利益を出すためにはどんなデザインや手法をとればいいのだろうか?」等々…。
私も鉄道会社の人間ですので、どうしても社員の側の目線で見てしまい、その苦労は相当ではなかったかなと思いました
それでも、この付録を読んだ時、この鉄印帳企画を盛り上げるべく各社ともアイデアを出し合い奮闘する様子が紹介文から感じられた時は、何ともほほえましく、その会社(職場)の雰囲気が伝わって来る気がしました。
…まあ実際の所はわかりませんが、そのかいあってかこの鉄印帳の人気はまだまだおとろえる気配がありませんので、これから訪れる際は、少~~しだけ、そのような各鉄道会社の想いを感じていただけたらと思います。
(※なお、ご存じのとおり、今コロナの感染拡大がさらに急速に広まっており、1都3県に緊急事態宣言が出されるなど予断を許さない情勢です。ですが、一応今回はそれを抜きにして…の話ですので、その点ご理解下さい。)
それではこれからの方も、以前から実行中の方も、鉄印帳の旅、頑張って下さい
という訳でこの辺で。
運転士 さくらだ でした。