内藤重人の日記

内藤重人(ThreeQuestions)の日記です。
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少年の叫び 2024 -La.mama編- 出演者紹介Д螢鵐瀬螢鵐瀬轡殴

野暮だけどバンド名の説明をしよう。

この名前はリンダリンダラバーソールの「リンダ」と僕の名前の「重人」から名前を取った。内藤重人と佐々木泰雅のふたり組で他のメンバーはいない。

今回、自分でOAをやりたいと思っていた。そして誰かと一緒に演奏したいなと考えたとき、そこに泰雅がいた。既存曲を演奏したいというより新しい曲が作りたかったし一緒に作りたいと思った。ふたりだからこそ生まれる音を模索出来るような気がしたんだ。

バンド名は幡ヶ谷のドトールで僕が提案した。
その後、泰雅がこの名前がいいんじゃないかと言った。

僕は折角の機会だからこれからに繋がるような演奏をしたいねと言った。しかし、未だ演奏曲は決定していない。もう4月も終わりになるというのに。

でも大丈夫だ。今まで沢山いろんな事を一緒にしてきたのだから。フロムTOKYO、ビンボーダンス、僕のバンドでも弾いてくれたし、何度もツーマンもやった。彼のライブは数え切れないくらいに聞いたし、それは彼の方も同様だろう。

新宿JAMの事務所で初めて会ってからどれだけの時間が経っただろうか。僕は彼の変化を誰かに話す事が出来ると思う。彼はどうだろうか。僕自身がどう移り変わってきたかを自分で人に話す事は出来ない。

彼が歌っていた曲の歌詞に「友達になれたらいいのに」という一文がある。僕達は友達なんだろうと思う。けれど大切なのはこれから先だという思いは尽きない。

友達と演奏するのは楽しい。
けれど有限だとも思う。
だからこそこの機会を活かしたい。


少年の叫び 2024
2024.5.6
渋谷La.mama/音楽酒場はまこ/GABI GABI

出演:(渋谷La.mama編)
OA:リンダリンダシゲト/クオーツ星/ブリキオーケストラ/玉手初美 MEN/BigsMile/さわひろ子/成宮アイコ+クロダセイイチ/狐火/性闘士☆準矢/内藤重人

OPEN/START 14:30/15/00
Ticket adv/door 3000/3500yen(+1D)

Ticket Information
naito.live@gmail.com
972E7380-F866-496E-9D8B-3EC90C002EF4

少年の叫び 2024 -La.mama編- 出演者紹介Ω儔

年齢が近いのも関係しているのかもしれないけれど親近感を抱いている。だからだろうか、夜遅くにも構わずに酔っ払って電話する事がある。ごめんね。出ないのが正解だよ。でも、いつも翌日「どうしましたか!」ってLINEをくれてありがとう。酒でだいぶ足元がおぼつかなくなった夜の帰り道に狐火さんの曲を聞く。酩酊状態なのにすっと脳に入り込んで足元から若干目線を上げる。井の頭通りを歩いている人影はなく、もう一度電話を掛けようかと思って迷惑だろうと思って止める。翌日は平日である事に気づいて足を早める。頭を振って、また頑張ろうと帯を締め直す。


どれだけ更新しても抜け落ちてしまうような焦燥感があって、でもきっと少しづつでも進歩していると希望を抱きたい。例えば、最近少しずつだけど腹筋を始めた。彼はどんな夜を過ごしているのだろうと思う。音楽を創っているのだろうか。


この前、福島のライブハウスで僕はライブをした。フロアに彼の写真が貼られていた。笑顔で写っている彼の肖像を見て、そうか。ここで沢山ライブをしてきたんだろうなと思った。その夜、僕はそのライブハウスに泊めてもらった。誰もいなくなったお店で店主が敷いてくれた布団で仰向けに寝ながら若干入眠が浅くて、その間に少し未来の事を考えた。


僕も曲を創り続けるだろう。その時にどんな詩を描くだろうか。どんな音を重ねていくだろうか。ひとりでは歩み続ける事は出来ない。友人だったり、仲間だったり、知人、そして尊敬する人の元に辿り着きたかったりしながら旅は続いていく。突然途切れてしまいそうになる事もあるかもしれないけれど、僕は音楽を聞く。知らない人よりも知っている人の音楽の方が良いと思う時が多い。出会えて良かったって言葉はまだ早過ぎるけど、いつかその気持ちを心に抱きながら彼と手を紡げる時が来たら良いと思う。



少年の叫び 2024
2024.5.6
渋谷La.mama/音楽酒場はまこ/GABI GABI

出演:(渋谷La.mama編)
OA:リンダリンダシゲト/クオーツ星/ブリキオーケストラ/玉手初美 MEN/BigsMile/さわひろ子/成宮アイコ+クロダセイイチ/狐火/性闘士☆準矢/内藤重人

OPEN/START 14:30/15/00
Ticket adv/door 3000/3500yen(+1D)

Ticket Information
naito.live@gmail.com

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少年の叫び 2024 -La.mama編- 出演者紹介ゥオーツ星

豆くんは寡黙なのかそうでもないのかよく分からなくなるときがある。雄弁ではないけど意外と話すし。昔、意外と俺、打ち上げ好きなんだよ。って言ってたし。なんだろう。少し年齢は離れているけど歌い始めた時期も近いし同期のような気持ちを持っているかもしれない。そう言えばずっと僕に対しての会話上に丁寧語は存在しない。全然構わないんだけど。

豆君も新田君も忘れてるかもしれないけど、2度程、彼らが前にやっていたパンパンの塔で鍵盤を弾いた事がある。あれはなんだったんだろう。カウントダウンジャパンを終えた彼らが出演した新宿JAMの年越しライブ。「River」の間奏で僕の鍵盤の上に豆君は僕の鍵盤に足を載せていた。そういう一面もあるのだ。

先月、共演した時に特にステージ上での動作が変わったという事もないが、歌い方が変わっているような気がした。一生懸命歌っているように感じたのだ。ライブ後にそういう事なのか?と聞いたら歌い方の技法についての変化を彼は話していたけれど、感情的な話はなかった。あの夜も僕達は颯爽とそれぞれの帰路についた。

節目、節目で誘わせてもらって今では共演の回数は数え切れないくらいになった。もしかしたら友達と言っても過言ではないくらいに距離が近づいたのかもしれない。遊んだりもするしね。それでも、いつかふたりで一緒にピザでも食べながらワインでも飲んでみたいものだ。話されていないような話題があるような気がする。


豆君の曲に「骨」という曲がある。そこには「N君」という人が登場してくる。僕は内藤なので一応N君である。明日から僕は札幌にライブに行くのだけれど、前に豆君と1週間近く一緒にツアーに出た事がある。名古屋、大阪、札幌の行程で「僕とN君の5日間」とかいうツアー名だったと思う。あの旅の中での彼の振る舞いや歌を覚えている。彼の中で鼓動を打つ心臓の感触が音楽を鳴らしている時にどういう働きをしているのかは分からない。音楽家は多弁である必要もないと思う。ただ、彼から繰り出される歌の中の登場人物は躍動している。多彩な感情を持つ。そして時々、自分に少し似ているかもしれないなと思うんだ。

きっとそういう事なのだろう。
いつもありがとう、今回もよろしくね。


少年の叫び 2024
2024.5.6
渋谷La.mama/音楽酒場はまこ/GABI GABI

出演:(渋谷La.mama編)
内藤重人/玉手初美 MEN/さわひろ子/ ブリキオーケストラ/成宮アイコ+クロダセイイチ
クオーツ星/and more

OPEN/START 14:30/15/00
Ticket adv/door 3000/3500yen(+1D)

Ticket Information
naito.live@gmail.com
53513DC8-34FD-437C-97E1-72F4C486E380


少年の叫び 2024 -La.mama編- 出演者紹介だ宮アイコ+クロダセイイチ

この日記を遡ると2006年から記事があるんだけど。前に成宮さんが過去に遡って読みました。って言ってくれた。自分で読むと顔から火が出るみたいに恥ずかしいんだけど、それを読んで感想を述べてくれた事があった。いや〜とか多分僕は言った。感想は求めなかった。

高円寺の今ではなくなってしまったライブハウスで僕達は初めて共演した。アップライトピアノを弾く男性と成宮さんの2人組だった。イベント前に彼女のHPを見て認識していたから、どんな人なんだろうって思っていた。終演してから挨拶程度の会話をした。お疲れ様です、とかそんなの。それから1年経たないうちに一緒に音源を作った。飛躍が甚だしいが、とても自然な流れだったような気がする。

自分以外の人で歌わずに演奏する時、僕は大層な事も出来ないし基本的に歌い手の中に沈み込むように弾きたい。曲の中では感情の浮き沈みもあるし行き着く先もきっとある。その中を漂うように彷徨う。何度も成宮さんの横でピアノを弾いた。羅列した単語の中で、限定された時間の中で彼女の事を知った。生活の事も近況報告も特になくても舞台を重ねて、今では少しだけお互いが相対した時の緊張感も恐らく少し柔らかになった。

いつだか黒田くんと3人で打ち合わせ終わりで飲んでいる時だったと思う。どういう話の流れだったかは忘れたけど「自己を律しているのです」と彼女は言った。

昔、僕は律するという事がきっと全然なかった。でも、今は少しだけ出来る。それは例えば内臓脂肪値が高いからラーメンを食べるのを止めた事とか。自分でやろうと思った習慣を出来るだけ決め事にしていく事とか。そういう事の先で、そんな事が言えるようになるのかな。きっとそれはとても大変な事なのだろう。ひとりの人間の底に渦巻く憐憫を他人が知る事はなかなか出来ないけれど、彼女の言葉に感動したり、僕の音楽に微かにでも打たれてくれたり。そういう事の積み重ねで今があるのかなって思う。

時々着ている僕のライブのステージ衣装は成宮さんから譲り受けた服だ。黒くて少し彼女にはサイズが大きいであろうシャツ。ライブで何を着ればいいだろうか。と相談したところお下がりしてくれた。それを今も着ている。最近書く歌詞の下書きで2文節くらいで単語を散りばめていったりする。それはもしかしたら成宮さんの影響なのかもしれない。



少年の叫び 2024
2024.5.6
渋谷La.mama/音楽酒場はまこ/GABI GABI

出演:(渋谷La.mama編)
内藤重人/玉手初美 MEN/さわひろ子/ ブリキオーケストラ/成宮アイコ+クロダセイイチ
and more…

OPEN/START 14:30/15/00
Ticket adv/door 3000/3500yen(+1D)

Ticket Information
naito.live@gmail.com
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少年の叫び 2024 -La.mama編- 出演者紹介ブリキオーケストラ

僕は酒を飲むと深夜未明にも関わらず友人に電話する習性がある。そして結構な頻度で多田羅君に電話を掛ける。大抵の場合は出てもらえない、当然だ、彼は朝が早いし、そもそも酔っ払っている人間に会いたくはないだろう。けれど、たまに電話に出てくれる。僕はいつも同じ事を言う。「今、何しているのか。」夜中なのだ。眠ろうとしているに決まっている。それでもたまに彼は会ってくれる。駅前のベンチだったり公園だったり、そして稀に彼の家だったりで酒を飲む。

酒を飲むのに誘うのには理由がある。いや、酔っている時はそんなにはないかもしれないけど恐らくある。彼の音楽がバンドが好きだからだ。それに彼自身の事も好きなのだ。だから節目では一緒にやりたいって思う。

昔、どこかのライブハウスで出会って酒を酌み交わして僕達は友達になって、一緒にやるようになって。お互いの人生での出来事なんかも知って。それが続いているってとてもとても素敵だと思う。今までこんな事があんな事があってさ。って書き出せば切りがないけれど、ほんとふとした時に今夜も彼の歌は僕と共にある。

前に少しの間だけブリキオーケストラで僕はピアノを弾いた。あの夜、ライブ後の楽屋での彼の表情を覚えている。とっても笑っていた。本当に音楽が好きでライブが好きなんだろう。高望みの無謀な期待はしない。僕達は僕達の足でこれからも音楽の道を進んでいけるように祈る。これからの事とか不安な事とか怖い事とか勿論あるけど、恐らく大丈夫だろうって思う。少しだけ切ない事もあるけど、きっと大丈夫って彼は歌ってくれるから。


少年の叫び 2024
2024.5.6
渋谷La.mama/音楽酒場はまこ/GABI GABI

出演:(渋谷La.mama編)
内藤重人/玉手初美 MEN/さわひろ子/ ブリキオーケストラ
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OPEN/START 14:30/15/00
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少年の叫び 2024 -La.mama編- 出演者紹介△気錣劼躬

さわさんが仮歌を歌ってくれた新曲をもう何ヶ月も作っている。もちろん、ずっと掛かり切りで向かい合ってるわけじゃなくて様子を見ながら少しづつ進めている。去年の秋くらいだろうか、その曲をひとりで切り出したくらいの頃に越谷で僕達は出会った。共演だったのだ。埼玉から東京までの帰りの電車、1時間位の中で我々は話した。最寄りの駅に近づいて立ち上がる寸前、彼女は鞄からCDを取り出して僕に差し出してくれた。始まりとしては完璧に近かった。あの日の歌声と喧騒、終電頃の静かな車窓が今も漂う。


それから時折我々は会って話せる機会があったし、先日は僕のライブでさわさんは4曲歌ってくれた。その時に最初に演奏した曲が冒頭に触れた曲なのだけど、パソコンで組まれた型枠に生命が吹き込まれたような気がした。サンプラーの8番。リズムトラックのスイッチを押した瞬間に曲が成り立った気がした。そして今も完成までの道を緩やかに歩いている。


いや、そもそも彼女の音楽が好きだ。今も聞きながらこれを書いているのだけど、丁寧に伸びやかに音が映える。少し肌寒い冬の日中、視界には入らないところですくすくと確実に成長していく大木を想像する。そしてそれは子供の頃に見た朧気な記憶の古い映画を眺めていたような穏やかだけどそわそわするような感じに繋がる。

ライブを聞けば精神がぶっ飛ぶようだ。音楽を続けていく中で大きな出会いは幾度かあった。それは時々、音楽は薄れていく心の中のある部分を喚起させてくれる。


今日は土曜日でもう3月も終わりなのに昼飯を食いに出たらとても外は冷え込んでいた。午後からパソコンに向かって鍵盤を弾いた。途中、手を止めてこれを書いている。段々と日が暮れて過ぎていく日中。ずっと続く事なんてないはずなのだろうけど、音楽の道の中で交差する事が出来た事が素晴らしい事のように思える。

長く良い関係でいられるように僕も頑張りたい。



少年の叫び 2024
2024.5.6
渋谷La.mama/音楽酒場はまこ/GABI GABI

出演:(渋谷La.mama編)
内藤重人/玉手初美 MEN/さわひろ子/
and more…

OPEN/START 14:30/15/00
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少年の叫び 2024 -La.mama編- 出演者紹介ゞ娘蟒虍MEN

多分原田さんの家で酒を飲んでいた時に玉手初美って知ってる?って彼が僕に聞いた。僕は知っているような、存じ上げないような。と答えたと思う。でも、名前は多分知ってると思えた。それから映像を見せてくれた。酒を飲みながら。どかんと心臓に響くようだった。

それはPaleのレコ発ライブの少し前だったから原田さんが誘ってくれて玉手さんがライブを聞きに来てくれた。終演後の物販に立っている僕に話しかけてくれた彼女は映像で見た人よりも穏やかそうに見えた。そりゃそうだ、いつもあんなテンションで生きていたら破裂してしまうだろう。その後、音源データを頂いたので聞いた。結構聞いた。J-popという曲が好きで特に聞いた。歌うまいなあと思ったけど、それよりちょいちょい挟み込まれてくる彼女自身の詩が好きだと思った。もちろん本人と話した事はほぼなかった頃だったからどういう性格の人なのかも何も分からないけど、音楽は人を描き出す事があるからもしかしたら仲良くなれるかもしれないなって思った。どうしてかって僕と少し似ているところがあると思ったから。全然違います。って彼女は言うかもしれないけど。


ライブを見に行こうと思って連絡を取った。日にちをチェックして予定を開けていたら「ごめんなさい、都合でその日のライブがなくなりました」と連絡が入った。そっか、残念だなって思った。と、同時に予定が開くなら一緒にライブをやらないか。と連絡をした。時々僕は突飛な行動に出る事がある。もしかしたら、この機会を逃したら縁が遠のいてしまうと思ったのかもしれない。とにかく日にちは迫っていたけど、ライブをブッキングして僕達の初共演はツーマンとなった。調べてみたら去年の3月の事だ。あれから一年しか経っていないと思うと少し驚いてしまう。ツーマンの前にライブを聞くべきだと思って、その一週間程前に予定されていたライブに遊びに行った。終演後、玉手さんの仲間達とピザを食べてワインを飲んだ。玉手さんはスタジオに行くと言っていなかった。酒を飲み過ぎて大変な事になったが、なんとなく後味は良かった。ほぼ初対面だったはずなのに古くからの友達のようにまた来週と言って別れた。

ツーマンライブは良かった。自分の曲も玉手さんに当日歌ってもらったのだけど、声に伸びがあって曲が昇華されていくような気がした。それからも時々酒を飲んだ。飲むたびに結構いろんな事が起こった。今では恐らく友達であり仲間なのだろう(違いますとは言わないで欲しい)酒を介さないでも喫茶店で話す事も出来るようになった。たまに打ち明けてくれる話はいつも爆発級で彼女の人生が心配になる事もあるけど、元気で健やかそうにも見える。


しかし僕は玉手初美MENのライブを未だに見た事がない。最初の衝撃をライブで聞きたくてスケジュールはいつもチェックしているけど全くタイミングが合わない。迫る少年の叫び2024。僕はMENと共演したいと言った。原田さんもオーターさんもお忙しいだろうし、難しいだろうなあと思ったけど、思い切って誘ってみた。

初めて会った日からほぼ1年後。また共演出来て嬉しい。きっとこれからも色々な事があるだろうから。それらも含めてやはりぶち飛ばして欲しい。うまく行く事ばかりじゃないと思うけど、多分いつだってそうだった。それは僕も一緒だから、音楽に対する気持ちが少し似ていると思うよ。

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少年の叫び2024開催に向けて

あっという間に3月になった。この前の7daysからもう1ヶ月経つのだ。という事は少年の叫び2024開催まで明日でまる2ヶ月前だ。準備が終わっていないどころか僕はスタート地点から然程遠くないところにいる。しかし、順調に進行しつつある事もある。そしてそれは自分の力ではない。それがどういう事なの書いてみよう。


去年か今年の初め頃に石塚さんと少年の叫び2024について話しをしていた。(この日記を読んでくれている人は彼の事を知っている人がほとんどだと思うから、彼が何者なのかは割愛する。)今年の5月にイベントをやろうと決めてから少し経った頃だと思う。どんな形で想像しているのかという自分の気持ちとミーティングの擦り合わせのようなものだったが、石塚さんは言った。ワシも近くの会場でブッキングしようかと思ってんねん。と言った。ふむ?。と僕は思った。少年の叫びは僕の企画である。当たり前ではあるが、僕から声を掛けなければ誰も出てくれはしないし。そこには誰もいない。石塚さんもブッキングをするという事はいくつかの会場でライブをやるという事ですか。そうやな。と彼が言ったかどうかは覚えていないが。自然と方向性が定まった。極めて突飛な展開なはずなのにどうしてか違和感も余りなかった事が不思議なくらいだ。


その時点で今年の少年の叫びは3会場で開催される事として決まったが、僕は自分で声を掛けさせてもらった出演者のライブを全て聞きたいし、自分で出演する為にもLa,mamaにずっといるので他の会場に行く事は出来ない。時間的余裕があれば多少の移動も可能かもしれないが、バッチリと詰まっている為、どこにも移動する時間はないと思われる。という事は石塚さんがブッキングした他会場に僕は行く事はないし、ライブも見れないという事になる。そんな事ってあるのか。しかし、時間は伸び縮みしないし、僕の体はひとつしかない。


なので、先日La.mama以外の2会場に出演される方へ文面を書いた。ライブを見れない事へのお詫びとイベントに対する自分の気持ちを伝えようと思った。乖離した文章が連なる謎な文体であったと思うが、もしかしたら理解してもらえるかもしれない。送らせてもらう人達の中には会った事がない方の名前もあった。つまり初めましてである。伝わらないかもしれないなと思いながら、なんとか線を繋げようと書き切った。それは石塚さんを介して現在、全ての人に届いているはずだ。


思えば、僕と石塚さんは不思議な結びつきをしてきた。常軌を逸していた事もあった。新宿JAMの1階の事務所で初めて話した時、彼は言った。「スタジオでライブやらんか。」「やりましょう」と僕は言った。実はその時も7daysのイベントだった。その後、石塚さんは言った「JAMで働かんか」「働きたいです、但し僕は家がないので困っています」「そうか」と彼は言った。会話として成り立っていないようにも思えるが自然だった。考えてみればあの頃、多分石塚さんは今の僕より少し年上くらいだった。

新宿JAMで働き始めてからも色々あった。JAM FESが生まれたし。CDを出したいと伝えたら社長に企画書を作る事にもなった。そのレコ発の日「祭りやな。」と言って楽屋に入ってきた姿を覚えている。閉店の日のイベントで僕はひとりでライブをした。節目だと思っていたので、ありがちな言葉だったけど感謝を伝えた。

しかし、それからも縁は繋がったままだった。何故なら石塚さんはLa.mamaに現れたからだ。そこは僕が初めてイノマーさんに会った場所だし、ティッシュタイムの場所だし友達が沢山出来た場所だったから。石塚さんがLa.mamaに居る事で固まった線が解れて別方向で重なっていくような気がしてまた歌う機会に恵まれた。


そんなこんなで5月6日に繋がったのだけど、その日がどんな事になるか楽しみでもあるが、不安も当然ある。初めての試みだから。という事以上に何かを深層心理が予感している。遊びに来てくださる方になんだか楽しかったと感じて欲しいからそれが良い方向の事であるように自分の脳内回路を矯正している。基本的に僕はリーダーには向いていない。主に自分の事を考えてしまう。しかし、今回出てくださる予定の人達がもしかしたら思っているかもしれない、ぐちゃぐちゃな中でも何かを残したいという気持ちは自分以外の事だとしても想像する事が出来るような気がする。

それはあの頃の新宿が僕に教えてくれたのかもしれないし、ずっと遊んでいた頃の下北沢の街が僕に伝えてくれたのかもしれないし、昔の怖くて溜まらなかった渋谷が教えてくれたのかもしれない。先日出演者の名前がまだ入っていないタイムテーブルを作った。昼のイベントが入っているので顔合わせの時間は3分しか取れなかった。混沌を予感させる冒頭だ。


僕は少年の叫び2024を渋谷La.mamaでしっかりと軌跡を残せるように努力したい。石塚さんはあの独特の雰囲気で一帯を囲むだろう。簡潔に書くと石塚さんVS僕であり、石塚さんと僕なのだろうと思う。今でも本当に?と思う気持ちもあるが、そんな風に自分のイベントに関わってくれる人もそうそういない。なので考えていると楽しくなってくる。来年、再来年と繋がるかは分からないけれど、今、自分の持てる精一杯の音楽を持ってイベントに対峙しようと思うんだ。


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少年の叫び2024に向けてを終えて

あれから丸々一週間経つ。酒でひりついた胃腸も凝固しそうになった脳味噌も体調も精神的なバランスも復調してきたように思う。

そうだ、僕は7日間歌う事が出来たのだ。

別に毎日朝方まで飲む必要はなかったかもしれない。しかし僕は酒を口に運んだ。日によっては全く喉を通らないと思えたが、しばらくすればまたするするとアルコールは胃に齎された。お茶割り、ワイン、ビール。ジンソーダが最近好きなのに考えつく事さえ出来なかった。深夜に焼肉を食べ、チーズを食べてお菓子を口に運んだ。

まるで伝説みたいな日々だった。全ての共演者の全ての曲の演奏を聞く事が出来た。みんなと知り合う事が出来て親密に歌い合える空間を共に出来た事をとても嬉しく思う。そのひとつひとつの物語はロードムービーみたいに繋がって土曜日の最後の曲に繋がった。

まるで僕は感動したみたいだった。
背中を向けて少し泣いた。音楽をやっていてそんな気持ちを知る事が出来るなんて思ってなかった。

日曜日、ワンマン。もう出し尽くして何も残されていないと思えたが、アンコール込みで18曲を歌えた。演奏は日々肉体に染み込むようで、なんだか少し強くなれたみたいだった。それにその時も僕はひとりではなかった。傍らには絵描きの森さんがいた。

そして、どの日も聞きに来てくれた人がいた。線が繋がったのは目線の先にあなたがいてくれたからだ。


少年の叫び2024を終えて、本祭、少年の叫び2024に向かう。なんだか似た文字が多くてややこしいけど。

どんなイベントになるのか情報が自分の中で処理しきれなくてまだ何も伝えられない。時間はそんなに多くあるわけじゃないけど、ひとつひとつ向き合っていきたい。
どうなるか分からないっていうのは良いことだ。分かりきった事よりもその方がいいと思う。やり遂げられれば来年、再来年と広がっていけるような気がしている。新しい曲を完成させて、また創って。アルバムも進めて。
その日に向かって生きていこうと思う。

最後の終演後、5分位、石塚さんとふたりで話した。僕に出来る事があるような気がしますって自信を持って言えたのは。今までの音の鳴る場所があったからだろう。


今日は冬晴れでまるで春みたいだ。まるで恋をするように今日も僕はピアノの前に座る。永遠なんかじゃ全然なくて。むしろ残されているものは少ないかもしれないけど最後まで音楽と共にあれるように。

戦いの準備は整いつつある。
2024/5/6 渋谷La.mamaでお待ちしています。

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少年の叫び2024に向けて

声にならない音を発しながら
苛立ち過ぎて廊下の壁をぶち抜いた。

人を殴った事もなかったし、怒りで我を忘れる事なんて外の世界では経験がなかった。それなのにどうしてこんな気持ちになるような事を言われなければならないのだろう。どうしてこんなにもやるせないのだろう。叫び声と沈黙が対峙して頭の中の回線が彈け飛んだ。

ここは自分の家の中のはずなのに。

発端はきっと僕が悪いのだろうけど、相性が芳しくないと言えばいいのだろうか、折り合いが良いのか気が合わないのか。決定的に歯車がずれていた。友達の家に遊びに行ったなら彼等はご両親と談笑している姿なんかを見ると「そんな事ある?」って思った。

それは今も夢の中とかで思い浮かぶ。
懐かしいなとも思いつつ昨日の事のようにも思える。

感情を投げ返せたなら良かったのかもしれないけど、それは火に油を注ぐようなもので悪化の一途を辿るし決定的な崩壊を招くような気がしたし、確定されるにはまだ早過ぎる気がしながらも、いや、いっそ早く訪れてくれとも感じながら心の中に名前の無い感情は蓄積された。それらは霧散せずに心の中に積み重なっていった。一時的に保留を掛けたとしても消滅する事がない叫び声は発展すれど衰退する事はなくどんどんと拡張した。


部屋の中のCDコンポから流れ出すTOKYO FMのチャンネル。名前は聞いた事があるけど、曲を知らないロックミュージシャンの曲が流れる。楽器も弾けない僕はただ聞いていた。資源ごみかと古本から成り立った漫画本の山。不良漫画を繰り返し読んだ。全てが静寂に戻った夜に家を抜け出して廃車置き場に集まりたかったけど携帯電話もない夜中に友達と連絡を取り合える手段はなかったから、ただベンチに座っていた。

多分、少年の叫びの発端ってそういう事だった。

成人後、僕は家に帰らなくなった。
ライブハウスで新しい友達が沢山出来た。
そして音楽を始めて、東京の暮らしも長くなった。

怒りは今も解消しきれずに残る。
苛立ちは微妙に姿を変えて街の風となる。
自然に沢山時間が流れても消えない事もまだある。

僕はまだ新しい曲を書き続けている。
明後日月曜日から7日間
「少年の叫び2024に向けて」が始まる。


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藤山拓と僕

家で藤山君と酒を飲んでいた。多分、ワインか何かだと思う。彼は酒が強いのかどうなのか分からないがなんとなく強いような気がする。どこで眠るつもりだったんだい?と聞くと建物の隙間ですかね?と答えた。流石の彼も冬場に外では眠らないだろうから季節は夏だったんだと思う。そういえば僕もそんな事をしていた。別にひとりでも構わないと思いつつもそんなに簡単に寝付けるものでもないし、少し寂しくもある。けれど、僕は悲しくはなかった?とは聞かなかった。そんな事は別に確認するような事でもないのだ。


名古屋の鑪ら場で僕達は出会った。あの日、珍しく何かの予定があった僕は終演後、直ぐに店を出た。藤山君とも少ししか話していないような気がするけど、再会まで時間は掛からなかった。縁があるというのはそういう事なのだろう。嬉しいというより、まあそうだろうな。というような自然な感じがした。それがいつどこでだったのかは覚えていないけど高円寺のライブハウスで彼が出てくるのを待っていたのを覚えている。その日、僕は彼にLOOPの使い方を教えてあげたら大層気に入っている様子だった。道交法違反で捕まらないといいけど。


僕達はまだ東京で共演した事がない。


先日、また彼と酒を飲んでいた。恐らくワインだと思う。それまでの間、僕と彼は何度か一緒に演奏してきた。家で。もしくは原宿のストリートピアノで。そのふたつの動画をさっきリツイートしながら改めて聞いた。最近演奏している「GIRL」という曲の原型はここから生まれた。そして原宿では「BLUE」を弾いた。彼はその曲を知らないと思われたが、とても元々のメロディーに親和性が高かった。こんな風に歌えたらいいのにな。彼の歌を聴くとそんな気持ちになるんだ。


奈良の彼の実家の近くで支度を整えて出てくるのを外で待っていた。時間は夕焼け間近で閑静な住宅街に夕焼け空が広がって。そうか、藤山君はここで育ったのだなと思いながらぼーっと僕は空を見ていた。今まで出会った事のある知ってる誰かに似ているような気がして。いや、前にもこんな事があったような気がしたけれど、不思議とそれが当然のような気がした。気がついたら彼が出てきてお母さんが駅まで送ってくれた。僕は車内で後部座席から彼らの姿を見ていた。


一緒に演奏出来たらいいな。という事をしばらく前から考えていた。でも、そんな機会は待っていても訪れないし、今回YAN君にお願いしてアトリエを借りた。それだったら久しぶりに一緒に舞台に立とうとYAN君に持ちかけたら快諾してくれた。


僕が演奏して彼が演奏して、YAN君を交えて3人で演奏したいと思っている。いつまでも終わらない探索の日々の中で出会える事はとっても嬉しい事だ。

というかそれがなければ厳しい事の積み重ねで折れてしまうかもしれない。この日までに諦めてこなかった僕達の日々がどんな音を紡ぐのかとても楽しみだ。

日記に載せようと思ってふたりで写っている写真を探したけど見当たらなかった。この日、みんなで撮れたらいいなと思ってる。そうしたらきっとまた会えるから。


【LIVE 】
2023/12/14(木)
少年の叫び 2024に向けて
東京.志村坂上HERE WE GO
*東京都板橋区志村坂上小豆沢2-18-7
(志村坂上駅A3出口脇BAR ALPEN 2F)

出演:
内藤重人
藤山拓
k:soul:y a.k.a YAN

OPEN/START 19:30/20:00
Ticket 2000yen(no charge)

【御予約】naito.live@gmail.com

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原田さんと僕

大きな西友の袋を何袋も持って彼は待ち合わせ場所に歩いてきた。体が大きいので直ぐに分かるくらいに存在感があるのに大きく手を振って笑っている。


顔が似ている事もあるし、一度飲みましょうと誘ったら遊びに来てくれたのだ。


コロナ渦だったから居酒屋も開いていなかったし。家で酒でも飲みましょうという事になったのだが家飲みとしては買ってくれた食材は膨大であった。


深夜、彼は深く酔っ払って、ピアノ椅子を破壊して轟沈するように果てた。近距離で彼を眺める事は今までなかったけれど、その時は少しだけ髪が長めだったし、似たような眼鏡を掛けると本当に自分に外見が似ているなと思った。しかも服装はアディダスのジャージ上下だった。多分、僕がよくそれを着ているから意識して着てきてくれたのだろう。


コロナ渦はまだ続いていたし、暇な訳ではないけど忙しい訳でもない僕達は頻繁に会った。音楽の話も沢山したような気がするけれど、それ以上に日常的な話しをしたような気がする。そこには親密な雰囲気があったし、それは嬉しい事だと思えた。


多分泥酔の最中、Paleの製作途中だった僕は作り途中の音源を彼に聞いて欲しくて流したり送ったりもした。そこからベースを弾いてくれる事になって、2022年3月24日下北沢シャングリラで僕達は共に同じステージに立った。あの舞台には世古さんもタイガもいた。日付を調べてみようと自分の記録を遡ったら彼のステージ名は「ドッペル原田」だった。普段は似ているけど多分ステージ上では似ないんじゃないかなとも思ったけど。


春を終えて夏を迎えて季節が秋に変わり年を越えた頃に僕達はPaleのツアーファイナルに辿り着いた。初めてふたりで飲んだ日からあのステージを終える頃までの間に僕達の環境は少しだけ変わっていった。一年と少しの間にきっと色んな事があったんだ。その変化の最中に少なからず居れた事を嬉しく思うけど。


夜は終わる事なく続いていて。どこまでも飛んでいけるような気がしているのに。移り変わっていく事との対峙を続けなければ失われてしまうような事もあるから。


いつか朝方近くの新宿中央公園で話したような事を紡げるように。もう少しだけ強くなりたいものだ。

原田さんは地面に突っ伏してたから覚えてないかもしれないけど。


【LIVE】

少年の叫び2024に向けて

2023/11/15(木)三軒茶屋Grape Fruit Moon

【出演】
内藤重人
さわひろ子
ドブロク

OPEN18:30 /START19:15
Ticket adv/door 2800/3300(+1order)

【御予約】naito.live@gmail.com

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少年の叫び 2024に向けて

すっかり日が落ちるのが早くなって秋が深まってきているようだ。僕はと言えばたまに強烈な憤りに満ちた呟きを発したくなったり、無感情に無表情に気持ちを閉じ込めたりしながらも大体は愉しく毎日を刻んでいる。特に予定がない日は近くの区民プールで泳いだり、図書館で本を借りたり、最近買ったカメラを持ち運んで非常にありきたりな写真を撮ったりと健全な文化的な生活みたいなものを享受したりもしている。楽器を弾く事も曲を書く事も密度も掛ける時間も上がっているような気がする。そう書いていると今が悪いとは思わない。むしろ向上しているような気もするけれど、そうでもないような無色透明な海辺にぽつんとひとりで座っているような気持ちになる時もある。


「内藤重人」っていう名前でライブの時に名前の後ろに(from ThreeQuestions)ってクレジットされなくなって数年が経った。昔からひとりでライブをやる事は多かったし、ここからがソロでの活動だ!って区切りがあった訳でもないけれど、少しづつ時間を積み重ねながらひとりで活動するという事を自然に受け止めている今に至ったのだと思う。


それからの3年で2枚のアルバムを作った。それにAUMADOKIとPaleという名前を付けた。子供の頃、親にあなたはひとりでは何一つ成し遂げられないと言われた事があった。そうかもしれないなと思ったが幼心に反骨心が燃え上がる気持ちを感じた。彼らが言っていた成し遂げるという事の言葉の方向性は理解していたが、それとは違う衝動が僕を押して2023年まで運んでくれた。言葉と音は尽きる事なく頭の中を今も回っている。親族に期待外れだったと思われたとしても自分の道を卑下する事は決してしたくはない。


2000年代前半に始まった「少年の叫び」というイベント。当時からそうだったが勿論今では僕は少年ではなくなった。だからといって大人になったかと言えば当たり前に大人なのだし変化は沢山あったけれど根源的には余り変わっていないようにも思う。時期によって「少年の叫び」は内容を変えてきたけれど、多分当時と変わらず自然にこの名前を扱えるのはそういう自分の内面があるからなのかもしれない。


来週「少年の叫び2024に向けて」というイベントを企画する。当然、「向けて」なので向かった先があるのだ。どんな事が出来るだろうか。と思いながら、そこに向けての最初の切り口を開こうと思い立った。会場は最近お世話になっているGrape Fruit Moon。共演はドブロクとさわひろ子さん。簡単に太刀打ち出来る相手ではないので一週間前の今日、日記を書きながら自分自身を奮い立たせようとしている。


さわさんは越谷のイベントで一緒だった。歌に突き抜かれてしまった僕はこの人は何者なんだろうと思い、その後何度かお話させてもらう機会をもらった。家でもよく彼女の音源を聞く。出会いに恵まれるのは本当に幸せな事だと思う。これから数限りなく一緒に共演していけるかどうかはこの日が重大なのだと思う。

Paleの制作が始まる時期にドブロクの原田さんに頻繁に会うようになった。最近は兄のように思う時もある。ずっと前から知っていたバンドだけれども今回初めて共演が叶う事になった。やはりこの日に掛かっているのだろうと思う。最初が肝心だと思うから。


思い込んだように首を垂れて楽屋の端っこに座るだろう。どんな曲をどんな音で演奏するのか考え込むだろう。客席にお客さんはいてくれるだろうか。不備もあるかもしれない。どんな風に音を放てるだろうかと考えると少しだけ怖くもあったりもする。そんな夜を重ねて時間の推移とは別に辿り着ける夜に届くのなら、出会う事が出来る人がいるのなら。僕は僕の人生を幸せに思う。


【LIVE】

少年の叫び2024に向けて

2023/11/15(木)三軒茶屋Grape Fruit Moon

【出演】
内藤重人
さわひろ子
ドブロク

OPEN18:30 /START19:15
Ticket adv/door 2800/3300(+1order)

【御予約】naito.live@gmail.com
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Pale Tourを終えて

Pale Tour Additonalを先日終えた。

終演後、しばらくしてみんなが帰ってしまった後も少し店に残っていたら現場に入っていたカメラマンのこーだいと三軒茶屋から地元まで歩いて帰る事になった。僕はレンタルサイクルで彼は自前の自転車でさっと帰って近くの公園で一杯飲めたら。と思ったんだけど、彼の自転車がパンクしたので歩いて帰ろうか。となった。僕はコンビニを見つける度に酒を買い足して、彼はアイスコーヒーのようなものを飲んでいた。歩いているだけでも汗が頬を伝うくらいの湿度の中で彼と近況なんかを話しながら夏を愉しみながら背中に食い込む機材リュックの重さを感じた。


茶沢通り沿いのバーミヤンを越えてMOZAICとSHELTERを通り過ぎていつもの坂道に差し掛かる。井の頭通りとの分岐を直進して遊歩道を進む。何度も何度も歩いた道を辿りながら旅路を思い返せたら美しいような気もしたけど、それにはまだ早いような気がして。世間話とか彼の話をしていたら地元に着いたので公園でtoitoitoi村越君を交えて少し酒を飲んで家に帰った。腹が減っていたので冷凍パスタを食べて釣り馬鹿日誌の映画を見て眠った。少し寝苦しかったけど熟睡出来たような気もする。


あれから2日経ってもまだ僕は休日模様だけれど、そろそろ書ける事があるような気が朝からしていたのに僕が今日やった事といえば、昼飯に駅前の蕎麦屋で鳥天丼と蕎麦のセットを食べに行った事と図書館に行って∀ガンダムの小説を返してカミュの異邦人とチェニイという人の漁師という短編集を借りた事とゲームを進めた事くらいだ。あっという間に夜になってしまったし、そわそわしてしまってパソコンを開いて今、これを書いている。


さっき筆を取る前にあの日の配信の映像を見ていた。僕の顔は随分と日焼けしていて、髪もかなり伸びたなあと思いながら体調を崩してしまっていた先週の事を考えた。なんとか声が出て良かった。袖に隠れている部分と晒されている部分で肌が白黒になっていて、それは最近の僕の生活を表しているのだろうと思ったし僕の声や歌は辿ってきた舞台をどう過ごしてきたのかを表しているのだろうとも思えた。


昨日眠る前に今年の全てのライブを書き出してみた。当たり前だけど、どんな夜だったか忘れている日は一日もなくて。それが感傷的であるか感動的であるかは別として、成功や失敗や反省や後悔や喜びがどうだったかも置いておいて。辿って来れたんだなという、ほっこりとした感情がさっと胸を駆けて直ぐに過ぎていった。それは本当に一瞬の充足感みたいなものだったけれど。きっとその感覚は僕の中に宿るのだろうなと思えた。いつか、またどこかで感じられる日が来たらいいのだけど。


多分、言葉で表す事が大事なんだろうと思う。
Paleを創って最終日まで旅を運んでこれて良かった。


いつか諦めてしまうという事さえ決める事なく忘れてしまう事があるかもしれない。そんな時にこの日記を自分で見返して思い出す事があるのかもしれない。

青春とは言えない旅路の真ん中で新しいはじまりに僕が今も期待出来るのは重ねられた出会いのお陰だ。

この旅の中で出会ってくれてありがとう。
また音の鳴る場所で会いましょう。

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Pale Additional FINALに向けて

疲れたりする事ってある?って何人かの友達に聞いてみた。もちろん体が疲れたりする事はあるだろうけど、そういう事じゃなくて。ずーんとさ。なんかもう動けないみたいになる事ってある?って意味だ。

それはもしかしたら自分自身に何か思うところがあったのかもしれない。だって、そんな事を聞いた事なんて今までになかったような気がするから。


先日、札幌滞在中に体調を崩して友人が数日家を開ける用事があるからと部屋で休ませてくれた。アパートの窓は開かなかったから豊平川に行って座り込んで何もせずに風に当たってみた。何組かの人達がバーベキューをしていて楽しそうだなと思っていたら少し寂しくなったし悪寒もするから部屋に帰って眠るのを繰り返した。

街に向かう大きな橋には車が行き交ってゆっくり沈んでいく夕日にヘッドランプの灯りが薄く溶けていく様子が綺麗だったし、野生の狐なんかが走っているのを見ていたら和んだけど何かが変わってしまっているような気もして。それを受け入れる事はとても疲れる事だなって想像だけは出来たけど体調の悪い僕には立ち向かう勇気が足りているのか不安だった。

なんとか無事に東京に帰って医者に行ったら抗生物質が貰えたので僕には珍しく処方箋通りに飲んでいる。だって火曜日にはライブがあるし。このまま声が出なかったら困ってしまう。

今年の1月末に発表したPaleという音源。その旅を本当の意味で終える。2ヶ月前に渋谷で幸せなツアーファイナルを迎える事が出来たけれど、どうしても最後の最後にひとりで幕を閉じれるような演奏がしたかった。そうしたら次へと道が開けるような気がしていたから。


体調の方も少しづつ良くなってきて怖くて吸えなかった煙草に恐る恐る火をつけてみたりとか声を出して歌ってみてライブの事を考えたりしながら今週末を過ごしている。積み重ねていけているんだという気持ちはもしかしたら分かりにくいだけで言い換えれば重ねられたものを抜いていくという事なのかもしれないな。

加速していく時間の中で熱もないのに震えてしまうような時もあるけれど。自分の決めた道を悲観の中ではなくて光の中に溶けていくように最後まで辿りたい。


明後日は久しぶりの対バンのイベントなんだ。

GOMESS、成宮さん、クロダ君、共演を受けてくれてありがとう。初めて成宮さんに会ったのは5年前位だろうか。多分、GOMESSに初めて会ったのもそのくらいだったと思う。彼らに相対した時に僕が携えていける武器は多くはないけれど彼らを知る事が出来たから向かう事が出来た方角が確かにあると思う。

素晴らしく鮮明な言葉と音楽に満ちた夜になると思う。祝祭を求めるというより背水のような気持ちでなんとか描き出せるように僕も歌いたいと思う。


どうか聞きに来て頂けたら嬉しいです。


2023/7/25(火)三軒茶屋Grape Fruit Moon
Pale Additional FINAL
出演:
内藤重人/GOMESS/成宮アイコ×クロダセイイチ

OPEN/START 18:30/19:00
Ticket adv/door 3000/3500(+Order)
*配信あり URL:https://twitcasting.tv/c:grapefruitmoon_/shopcart/239757
Information(チケット予約)
naito.live@gmail.com

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