ThreeQuestions/内藤重人の日記

内藤重人(ThreeQuestions)の日記です。
Official web:
ThreeQuestions: OFFICIAL SITE
内藤重人: OFFICIAL SITE

僕の歌 札幌、夕暮れ、溶けていく。

札幌に向かってる。

飛行場での振る舞いも空港までの道程も慣れたものだ。飛行機は少し遅れて新千歳空港に着いた。

最近「札幌」の曲を書き始めた。
最初に取り掛かったのが今までの全ての札幌でのライブを書き記すこと。凄く時間が掛かった。

2008年の夏の前から始まる物語。
今年はもう2018年だ。

デッサンの様な散文のような。
時系列に対して言葉を散らかす。
少しづつ細部が形取っていく。
まるでプラモデル製作のようだ。

実際まだ「札幌」は出来上がってないのだけど、最近は着想のようなものというか。アイデアのようなものから曲を作りたくなっている。前は全然そんな事なかった。まだ発表出来てないけれど、大きな決意も秘めている。自分が必要だと思う事はきっと本音の中に隠れていて、それを探し出す毎日の真っ最中だと思う。


札幌に向かう電車の中。
東京とは違う。
柔らかさを持った夕暮れに車窓は染まっている。

最近の僕は苛立ってばかりなのに。
一瞬で優しさが心に満ちた。
来てよかったな。って実はもう思ってる。
もう少ししたら夜になって音楽の中へ。

本日奥山漂流歌劇団とツーマン。
札幌だから鳴らせる音があって。
放てる言葉があると思う。
10年分の書き記したテキストを見れば、そりゃそうだよなとも思うけど、優しい色と風に包まれて。深呼吸をしたら僕はまた生まれ変わる。

故郷みたいだ。ただいま。

【LIVE 本日】
4月20日(金)札幌LOG
「ぼくのうた」
出演
内藤重人
奥山漂流歌劇団

ticket:2500円(1d付き)
OPEN/START 20:30/21:00

photo ちひろ

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4/9 雑記 高円寺にて。

高円寺に来た。

少し時間があったけど味楽は行かないことにした。
腹一杯になるし、ライブどころじゃなくなる。
マクドナルドに行くかと思ったけど、自分でマックは禁じているので行けない。金がないので迷ったが、昼夜の境目を付けたくてサンマルクカフェへ。

好きなんだけど、凄く久しぶり。
いつか仙台で入って以来、高円寺のサンマルクカフェは初めて入った。

最近空いた時間に地球防衛軍というゲームをしている。地球にエイリアンが侵略してくるゲームなんだけど、ゲーム中のアナウンサーの言葉で戦いに参加する人を募集していて、公募に応じた人には1万ドルが支給されるというメッセージが出てくる。エイリアンと戦う人がいない為の軍隊の方針なのだが、時間が経ってふと今日思った事があった。

僕は金がない。
なので、家を買う事も出来ないだろうと思う。
1万ドルでは家は買えないが、もしもその制度が現実になったら。と少し思ってみた。

僕が参加するしないは別として。
凄く大胆な政策に思える。
金がない。という事は連鎖みたいに続いて行く。
金がある。に変わった事がないので、どうしたら変化が起こるのかは分からないが、生活上の大きな変化って自然にやってくるとは余り思えない。

僕の生きている間の世界の変化を想像していると、目を瞑りたくなる時もある。希望的観測で満たせる程に僕はポジティブでもないので、頑張らなければ。といつか常日頃思う様になった。

頑張らなければ。と言っても自分の苦手な事を頑張る事は非常に難しい。自分の生きてきた道の延長線で頑張っている。それが悪い事とは思えないし。僕の人生を否定されたくなんてない。

けれど。みたいな気持ちが胸の端にあって。社会の動向や当たり前と思われる事の推移も気になる。

僕は戦争に行って人を傷つけたくはない。
エイリアンは地球に侵略してこないかもしれないが、敵はいない。とは言えない。

味楽に行って腹一杯になる事は出来ない。
僕はライブハウスに向かう。
今日、歌を歌う。自分で作った歌を歌う。
少しづつ革命されていく意識。
その変化が世界に追い越されてしまわないように。
自分の道を一生懸命生きたい。

サンマルクカフェを出て商店街を真っ直ぐ。
昔ゲームセンターがあった四つ角を左に。
古着屋が軒を連ねる道を抜けてU-hAへ。

夕焼けが綺麗だ。
友達と居酒屋に行きたいけど。
しばらく無理だろうな。


【LIVE】
4/9(月)高円寺U-hA
w/
akey/柳本小百合

OPEN/START 19:00/19:30
ticket:2000円+1drink

出演時間 20:15〜

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僕の歌 下北沢、音に撃たるるば 前夜

毎日が回りながら繋がって僕を運んでいる。

桃尻東京テレビジョンからPAJAMARZ。
さっきまでエミリオといたのでCreature。
色んな音に運ばれて気がつけば3月の末に立っている。決意を固めた初春の日から僕は運ばれていく。何も待ってはくれない。焦りを感じて言葉にならない妙な感覚が僕を包む。それを取り払うように頑張れ。と自分に言ってみる。実際に呟いてみても効果はないので自転車のペダルを重く踏み込む。暖かくなった東京の風を切り分けながら少しだけ体が軽くなるのを感じたりもする。

明日のライブの事について書きたい。

明日は内藤企画。
音に撃たるるば Vol.8
最初は下北沢風知空知で中村佳穂とのツーマンライブだった。タイトルが思い浮かばなくて、この名前は中村さんに付けてもらった。イベントが終わってこの名前を使い続けてもいいかどうか聞いた。それから7回のイベントを経た。

思い浮かんだ事には果敢に挑戦していきたい。
漠然と怖いと思う気持ちが増して行くような気もするけど、それに呑み込まれて遠慮するようになっては、全く良くないのだろうとも思う。

昔、この名前を思う時には僕が挑戦相手の音に撃ち抜かれたいと思っていた。今は少し違う。僕が僕の音で相手を撃ち抜きたいと思うようになった。

いつもいつも頑張らなきゃって思っていると、なんだか何かが少し乾いて行くのを感じる。刺激的な音に囲まれて僕を優しく突き放してほしい。

明日の夜、心が濡れている様に今日を生きたい。



【LIVE】
2018/3/30(金)
下北沢BIG MOUTH
音に撃たるるば Vol.8
出演:
内藤重人
山田庵巳
小豆原一朗

Ticket adv/door:2700yen
+1order+お通し(540yen)
OPEN/START 18:30/19:30

INFO
naito.live@gmail.com

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僕の歌 金曜日の千葉

小雨の降る金曜日、総武線に乗って千葉に帰った。
駅前の街並みは変わっていないように思った。
思い出そうと思えば幾らでも思い出せる。
良いことも悪いことも。千葉の物語。

正月に一度帰ろうと思っていたけど。
三月になってしまった。

バスに乗って駅から10分程で着く。
マンションの前の広場は人がいなかった。家の前にある小さなトンネルを見てずっと前に思ってた事を思い出した。少し冷たい乾いた春の風が小雨混じりに吹いていてそれがよく似合う気がした。

実家は綺麗になっていて僕の部屋はなくなっていた。残していた荷物の整理を少しして作ってくれた夕食を食べてコーヒーを飲んだ。

懐かしいTシャツを1枚持って帰ってきた。
月末のライブに行く時に着ようと思う。

沢山、本当に沢山のCDがあった。
その一枚一枚に纏わる事がある気がした。
少しだけ懐かしさみたいな感傷に浸った。

実家にいた頃、家にあったピアノでたどたどしい演奏をしていた。時間的に夕暮れ時が多かった。その時間ひとりになれる事が多かったからだろう。生活も毎日も完全なる灰色に包まれていたが、美しいものを鳴らせていると思いたかった。思春期の終わり。大人の階段を登る事を拒否していた。

時間は戻らないが、愛でそれを埋める事が出来るかもと希望的な観測でなんとか心を整理する。僕には愛が少し足りないけど、せめてそれを分かりたい、信じたいと思う。大量にこびりついた心の皺もいつかなだらかに優しくなるのだろうか。僕はまだ今のまま歌っていたいと此の期に及んでも思う。それがとても自然に思える事も少し変なのだろうけど。

何重にも張り巡らせた心の壁を壊す事は難しいけど、色を塗り替える事は出来る。思えば中学生の時にノートに壁の絵を何度も書いていた。壁に絵を描く少年の絵だ。僕はその絵に言葉を書き込んだ。

壁の絵はいつからか描かなくなったけど。
随分してから曲を書き始めるようになった。

実家の中で作った曲はどのくらいになるだろう。
近く思い出しながら演奏出来たらいいなと思う。

きっと今と少し違う。
似てるかもしれないけど違う。
そういう道を生きてきたんだ。

遠い過去も今もきっと繋がっている。
また近く千葉に帰れたらいいな。
今夜は思い出しながら曲を並べてみよう。


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僕の歌 下北沢ERA

一昨日は下北沢ERA。
2007年4月21日以来のERAのステージだった。
あの日はいつだったかなって調べたんだ。
下北沢駅が改装される前の事だった。
駅前再開発反対を唱える人が多くいて、僕自身も変わっちゃうのは嫌だなあと思ってた。

あの11年前の夜。
今はもうなくなってしまった下北沢駅前の広場で深夜APRICOTのマジマが歌った。漫画を読む人も近くにいた気がする。僕達はライブハウスを追い出されて言葉にならない感情を噛み締めながら彼の歌を聞いた。みんなで一緒に歌った。彼等の地球大洪水白書というCDのリリースツアーファイナルだった。僕はそとCDのライナーノーツを書かせてもらっていた。彼等の事も彼等の音も大好きだったが、確かに彼等はその夜、大分やり過ぎていた。

あの夜の事を忘れてない。
その時に友と話し合った事も覚えてる。
その約束を守り続けた訳じゃないけど。
本当にERAに行く機会がなかった。

あれから11年。僕は下北沢ERAのステージに立って歌った。誘ってくれたのはカズマックスだった。

ありがとう。ライブが出来て良かった。
JAM移転が決まって大変だと思うけど。
体に気をつけて頑張って欲しい。

ライブのMCでアンプのつまみにとTrebleいうのがあるんだけど、それの事を間違えてTroubleと読んで、PAさんにすいません、トラブルがゼロになってました。と言った。後から考えると少し面白い。

トラブルはゼロではなかった。

歌詞のかなりの部分を置き換えて歌った。
頭が冴えていたみたいで出てきた言葉も悪くないと思った。途中曲の後奏の時に俺もカズト君も楽器を弾いていなくてドラムしか鳴ってない部分があってそれも少し面白かった。バンドっていうのは凄い。

日記に書いてる事もあったし、言葉だけじゃなく実際に自分がどういう変化を思ってるかを思うとやはりステージは少し怖かった。ライブが終わった後にどうだったかなと西野君に聞いてみた。

帰り道、車で送ってくれて、その後にタイガと少し飲みに行った。彼は2年以上振りのフロムTokyoのライブだった。一緒に出来て良かったし、ステージを見れて良かった。思う事もあったので、夜中、彼に話した。自分の気持ちを伝えられる友達がいるのは嬉しい。

深夜、またね。と言って帰る時の風の匂いとか。
終演後のERAの前に出演者がいっぱいいた感じとか。好きだな。って思う。良い夜だった。

あの頃と変わってないかと言えば、色んな事が変わったと思うけど、繋がってるよな。と思う時もある。下北沢の駅の工事はまだ継続中だけど、駅前の様子もどんどん変わっていく。好きだった地下にある500円ランチの店はなくなってラーメン屋になった。下北沢屋根裏もなくなった。ライブ前に眠亭の前を通ったら行列が出来てて何故?と思った。

変わらない事を期待してもきっと変わってしまうから。その事を寂しく思う事は避けられないけど、しっかり進んでいく事が大事なんだろうって思った。

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僕の歌 下北沢ERA前夜

3月13日。晴天。

友川カズキさんと前野健太さんのツーマンを聞きにラママへ。端っこの席でじっくり聴かせて頂く。最後おふたりで演奏していた数曲が凄く良かった。自分ならどんな風に弾くだろうと途中思った。昔、アルプスがシゲとはライブの見方が多分違うよ。と僕に言った事があるけど、それともまた違うとは思うけどライブの聞き方は変わったと思う。

終演後、渋谷を飛び出して中野行きのバスに乗る。途中で具合が悪くなって下車しようかと思ったが我慢する。信号の赤とバス停留所の存在が悩ましい。

数日前の決意。それはそこそこ前から思っていた事でそれを書いた事で現実的に突然、何かが変わる訳ではないけど、変わろうとしている自分がなんとなく自然に感じる。常に能動的であるのは難しいけど、思った事の端っこを捕まえて離さないようにする事が大事だ。そこから生まれる事を信じている。

明日は下北沢で3Qの今年初の東京のライブ。
札幌、大阪と来て、ようやくだ。
もう3月になってしまったし大々的に言う事でもないけど、今年最初の東京のライブという意識はある。共演には2年3ヶ月振りのフロムTokyo。西野君のイベントだ。JAMの移転も発表になった。今の彼は忙しくしてるだろう。僕の生きていく道と貴方の道をまた交わせてくれてありがとう。前夜、少しだけ先の事も思ってしまうけど、どうなるかなんて分からない。でも、どうなりたいか思う事が大切だと思う。

不安は切り離せない。
けれど、避けては通れない。
僕の明日がやってくる。
音楽の中に光と闇を
そして最後には笑顔を見せたい。

2018/3/13(水)
下北沢ERA
新宿JAMカズマックスpresents
『MAX NIGHT!!』
出演:
ThreeQuestions
サーティーン
フロムTokyo
あけみ
ベルノバジャムズ

OPEN/START:18:00/18:30
Ticket a/d:2000yen/2500yen(1D別)
INFO
information.3q@gmail.com


photo by ちひろ

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僕の歌 下北沢BIG MOUTHとアコーディオンのヤギ

下北沢BIG MOUTHでライブだった。

いつからか毎月お世話になるようになって、共演にも知人が多く出来た。アコーディオンの八木さんは共演も何度かさせてもらって、終演後の店に寝泊まりしてる人だという事をいつからか知ってた。ひょんな事から彼の恋人にプロポーズするという夜があって、その時間に突然ピアノを弾き出す。という役割をお店から貰ったこともがあった。あの時はタイタニックのテーマを弾いたっけな。八木さんは端っこの席で小さな声で彼女さんと話してた。もっと盛大なものかと思ってたから少し戸惑ったけど、とにかくもうまくいったみたいでほっとした。この前、春から店を出て新生活を送るって聞いたから、送別会やりましょうよ!なんて俺、言ってたっけ。

先日、八木さんが亡くなったと知った。その事を聞いてから店に行くのは最初だったから、今日どういう風な顔で入れば分からなかった。下北沢の駅に着いて店に向かってる途中に自転車に乗ったイノマーさんに会った。凄く軽快な自転車のターンで頑張ってるね!って言ってくれた。真冬の頃だったらすっかり陽が落ちてる時間だったけど、まだ街は明るく、空の色も見えた。一言、二言、会話した事で少しだけ足取りの色は変わって会場入りした。

店に入って挨拶を済まして椅子に座った。
マスターが話しかけてくれて少し話した。
僕は新しい曲を演奏したかったから歌詞を携帯のフォルダからノートに書き写した。

いつからか「いつから」って言えなくなった。
から歌い出す歌。リハーサルの時に歌えてない気がして半音キーを上げた。いつからかそんな事も出来るようになった。上手く話せない事も増えたけど。

BIG MOUTHの客席の右端にアコーディオン八木さんの写真と花が置いてあった。ライブの出番の前の人が歌ってる時にその場所の前に座った。写真の中の彼は笑っていて、振り返って、それを見た時に泣いた。人の死をいつ実感するのかは、その知らせを聞いた時じゃない時だってある。それは誰かに何か伝えたかった事があって、少し遅れて翌日、もしくはもっと後にああ、こういう事が言いたかったんだって思うように、僕はいつも少し遅れて感じたり思ったりする。

でも、ライブはそれではいけない。
ライブが終わってしまえば後からではどうにも出来ない。演奏も勿論そうだし声だってそうだ。
頑張って歌った。

僕の財布の中に彼が前にくれた札幌のスーパー銭湯の割引券が入ってる。お金なかったら使いなよ。って言ってくれたけど、結構狸小路から遠くてさ。まだ使えていなかった。

帰り際、マスターが八木さんのCDをくれた。
彼はお祭り男になりたかった人だから。と言った。
なんとなくだけど意味が分かった気がした。

もう会えなくなって寂しい。

東京の夜の風は冷たくて
冬なのか春なのか分からない。

下北沢BIG MOUTH 18周年おめでとうございます。

今月の終わりにBIG MOUTHで音に撃たるるばを開催する。僕は歌い続けたい。


【LIVE】
2018/3/30(金)
下北沢BIG MOUTH
音に撃たるるば Vol.8
出演:
内藤重人
山田庵巳
小豆原一朗

Ticket adv/door:2700yen
+1order+お通し(540yen)
OPEN/START 18:30/19:30

INFO
naito.live@gmail.com


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僕の歌

深夜1時過ぎ。部屋の中は薄くキーンという音が聞こえる位に静かだ。

今日は3月11日。

1年が365日という事を誰が決めたのかは分からないけど、年を越える度に同じ日付の日はやってくる。

記憶に刻まる日付が僕の人生にも何度かあって、その度に思って時間の流れを体に染み込ませる。


僕が初めて1人でステージに立ったのは阿佐ヶ谷の小さいライブバーだった。wild gun crazyというイベントで僕はアコースティックギターでライブをした。

ライブの途中ギターのホールの中にピックを落として失笑を買った。なんだか面白い人みたいな感じでライブは終わった。多分その時の自分がした事がどういう事か分かっていなかったのだろう。だから、あの日の日付の事は覚えていないけど、随分前の事だ。


それまでも少しだけどやっていたバンドを20代の半ばから本格的にはじめた。エスエムのアルプスが声を掛けてくれて桃尻東京テレビジョンというバンドに入った。同時期に永井君ともバンドをやってた。凄く歌の上手いボーカルがいた。和人君とも対バンしたりした。バンドは厳しくも楽しかったが、並行して自分でも歌を歌い始めた。数年に一度しかやらなかったソロライブを月に何回もやるようになった。いつしかそれはバンドをやりたい気持ちに繋がっていって内藤重人with???という名前がついた。

そしてThreeQuestionsへと繋がっていった。

僕は1人で歌うのを途切れさせなかった。
ThreeQuestionsの曲も歌ったし、誰にも聞かせた事ない曲も歌った。ステージに立つ事に意味があったし人生を生きていると感じた。僕は歌う場所を求めて殆どいつでも誘ってもらえれば出演した。
そしてどこにでも飛び出していった。

都内から飛び出して同じ街に毎月のように歌いにいった。旅は人との出会いを生んでくれて音楽で友達が出来た。

問題はなかった。

焦りはなく、日によっては多少の悔しさはあったが極端に言えば、その場所に存在している自分に意味があった。僕は僕の生活の歌を歌い、少年期から積み上げてきた脳内に刻まれている情景を思った。


ある時からふと自分の中の変化を思うようになった。それは突発的なものではなく、じわじわと自分の中に積み上げてきたものが臨界に達しようとしている事のようにも思った。

それは良いとか悪いとかではなくて、やがてやってくるものなのだろうし、不自然な感じではなかったけれど、僕は問いかけられるような、その内面から生まれてくるエネルギーと向き合う事は避けられなかった。

例えばステージに向かうまでの時間の過ごし方が少しづつ変わったり、東京の街並みに対しての感覚も変わり。共演相手に対しても思う事も変わった。好きな音楽も変わった。戸惑ったり悔しさを押し殺したりする事も増えてきた。変わろうとしても変わらない部分もある事は分かっていたが、人生の激流に僕はいる事を知った。


2017年の暮れに新宿JAMが閉店した。

その事自体は随分前から知っていた事だし、営業最後の日のステージ、僕は思いを込めて歌い切った。

友達と屋上に行って新宿の夕暮れを見た。

過ごしてきた時間、歌ってきた夜が過ぎ去っていくのを重ねながら、漠然とこれからの事を思った。


2018年に入って僕の周りでもいくつかの事が起こった。僕はそんな彼等の話を聞きながら自分の人生の事を思って音楽の事を考えた。自分が得られていない事、諦めてしまいそうな気持ちが僅かでも自分を蝕んでいる事に対して僕はふつふつと自分に対しての宣戦布告を思った。

いつからか、今、あるものもある時にふとなくなってしまうような怖さと向き合うようになっていた。

自分1人がステージに立つという事に対しての何かを奮い立たせる必要があった。

変わらなければいけないと思った。
そして今、言葉にしている。


心の奥で圧倒的に渇望しているものがあり、それは自然と手に入れられるものではない事を大人の僕は知っている。

これは僕の最終戦争の序章。

好きだったバンドの歌詞がある。
「死ぬまでドキドキワクワクしていたい」
俺もそうあれたらいいなと思うけれど、それは自然と在り続けるものではないのだろう。

僕が僕であり続ける為の戦いの為に漠然と望む事は自分が許さない事を知った。

実際は全ては霧の中にあり、現時点で見えてる事は殆ど誰にも聞かせていない曲たちがあるくらいだ。

今まで僕はずっと傷つくのを恐れていた。そしてそれはこれからも変わらないだろう。

それでも進みたい。その為に今までの人生で何百回も使った言葉「俺、頑張るから。」を自分に染み込ませる。


もう一度書く。これは僕の闘争のはじまり。

渇望が薄れてしまう前に、何かが終わりを告げてしまう前にもわっとした霧が包み込むような2018年という年に僕は僕の旗を掲げ直す。

いつかきっと全てが圧倒的な光の中で笑顔に包まれる日を夢見て。


いつの間にか朝が近づいている。


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東京に戻っている

電車に揺られて東京に戻っている。

昨夜、安心してふわっとした気持ちで夢の中にいた。現実と表裏一体した妙に現実的な夢の連鎖。
不思議とぐっすり眠れた感覚があった。
恐怖感も寂しさもなかった。良い夜だった。

朝8時に目を覚ました。
換気扇の音、誰もいない鑪ら場。
もう少し眠ろうと思って夢の中に戻った。

昼前に目覚めて店を後にした。
外はとてもぽかぽかしていてむしろ暑いくらいだった。冬が終わって春がやってきたみたい。

車窓からの風景を眺めている。
愛知県、静岡県、神奈川県、東京。
長い東海道。もう見慣れた風景、覚えてしまった駅名の連続。駅蕎麦はどこが上手いとかまで知ってしまっている。マスクはなくなった。財布の中身は際どい。2日間の匂いや雰囲気が自分を囲んでいるのが分かる。窓から差し込む光の光量が凄く多くて、それを包み込んで浄化してくれるような妙な錯覚を覚える。日が暮れるまで後少しだ。

昨夜、JET THUNDERSが活動停止を発表した。
インターネットで知りたくなかった。

自分の事を考えてみる。
きっとずっと頑張ってた事があって。
当たり前じゃなかった事を当たり前にしてきた。
その延長線上を踏んでいくのか。
もしかしたら全然違う道を選ぶのか。
迷う事もあるけど、性格的なものはいつも、頑張らなきゃの方向へ俺を運んでいく。

でも、思うんだ。
友達がいなくなっても頑張れるか
誰も聞いてくれなくても頑張れるか
きっと全然そんな事ない。

3月がはじまって。
頑張らなきゃって日が沈んだ電車の中で
やっぱり今も思ってる。

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3月になりました、明日は大阪へ。

最近また腰痛が酷くなってきたので、ようやく整形外科に行った。なるほど、、と思うような事を言われて薬を貰った。昨日の日中は少し暖かくて、公園の遊歩道の端っこに腰掛けて風に当たった。今年も花粉の季節がやってきた。もう3月だ。

昨夜はアサトのツアーファイナル。
終演後朝方近くまで飲んだ。
さて。帰るか。と思ったら土砂降りの雨が降ってて仕方がないから雨に打たれながら自転車で帰った。こんな時に限って迷うはずのない道なのに不思議な程に迷ってしまう。10分で辿り着けるところを30分くらいかけて、切ったばかりの髪の毛から水を滴らせながら少し懐かしいな。なんて思った。帰ったら風邪をひかないようにシャワーを浴びた。風邪をひきたくなかった。

3月最初の日。春日和だった。
夜、明日の準備をしている。早朝に東京を立って大阪へ。明日は寝屋川でThreeQuestionsのライブがある。信じ難いのだけど、3Qの寝屋川でのライブって7年振りになるらしい。俺、何度も何度も歌いに行かせて貰ってるからだろうか。本当に?と思った。

でも、確かに久しぶりなのかもしれない。
3Qとtoitoitoiとのスプリットツアー。が7年前のライブなのだろう。何かが始まろうとしてる。そんな感じがあった。あの頃に出会った人達は今も仲良くやれてる人が多い。大切な時期だったのだろう。

明日はお世話になってるレーベルのスタッフのイベント。7年前、高校生だった彼女もきっとその日も聴きに来てくれていた。俺、いつも会えば彼氏できたかい?とかしか聞いてなかった気がするけど、ライブハウスで会えて本当に嬉しかった。いつかの難波でのイベントが終わった後、帰り道に一緒に頑張ろうよ。というような事を俺は言った。それが切っ掛けになったか分からないけど、関係性は少しづつ変わりながらも今に続いている。

今回どういう気持ちで我々に声を掛けてくれたのか分かる気がする。勿論、いいところ見せたいけど、きっと何か少しそれ以上のものも求められていると思う。音楽と人、時間を越えて、僕達は再会する。

沢山の人と出会った寝屋川の街、次にライブ出来る日がいつか分からないし。世代は変わっていくし、会いにくくなって行く人も多いかもしれないけど、俺、やってるよ、歌ってる。もしこの日記が届いたなら会えたら嬉しいな。久しぶり。って話そうぜ。

机の上に散らばった小銭を財布に詰め込んで早朝に家を飛び出すつもりだ。携帯の画像フォルダ。それを見て色んな事があったな。なんて思いたくないから、最近は写真はあまり撮らなくなった。でも、明日は写真、撮れたらいいなって思うよ。

あっちゃん、よろしくお願いします。

【LIVE】
2018/2/17(土)
大阪・寝屋川VINTAGE
あっちゃん&べじおpre.「はじめの一歩 第5歩目」
w/
NEW CINEMA WEEKEND 81
waybee
Raff dogs
TETRA
Droopys

開場17:30開演18:00
前売1500円当日2000円
出演時間は20:50〜

INFO
information.3q@gmail.com

photo 鈴木友莉

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ロックンロールと生活

大阪に向かっている。

昨夜から体調を崩して本当は夜明かしで向かおうと思ってたけど急遽新幹線で行く事にした。最近は体調を崩してばかりだ。免疫力が弱くなっているのか、塩分過多なのか、分からないが直ぐに熱が出る。

昨夜はホームfromアローン。
珍しく前夜から当日までの不安が強かった。何が怖かったか分かっているけど、それは言葉にしたくはない。それでも、みんな優しかった。ライブは自分としてはいい感覚で歌えたと思う。後頭部の方で少し囁きかけるような声が聞こえたけど、大丈夫だった。終わった後にタイガが最後に演奏した曲を良かったって言ってくれて嬉しかった。

イノマーさんとソロで一緒に出来て嬉しかった。ライブ中、後ろの方で立って聞いてくれてるように見えた。出番が近づいて緊張して立っているだけなのかもしれないけど嬉しかった。お互いがひとりで歌い合えた事はとても大切な事だと思った。

日中は暖かかったのに夜の新宿は冷え込んでいて帰り道、それが少し辛かった。東口のロータリーでイノマーさんとは別れた。僕は西口へ。イノマーさんは東口の方へ。僕はまたやりましょうと何度か言ってみた。

冬の風が強いと最近はなんだか堪えられない。
これからも友達が沢山出来たらいいなと思うけど、それは分からない。自分次第だと思う。

今日のライブの事を書く。
一昨年の冬。僕は人生で初めてライブを飛ばした。
北海道から大阪への日程で大雪の影響で飛行機が飛ばなかった。他の便は全て満席で僕は新千歳空港で24時間程を過ごした。ひとりきりで寂しくて悔しくて情けなかった。残ったお金で空港の上の階にある休憩施設で夜を明かして東京に次の日帰った。その日に予定されていたのが大阪でアサトアキラとのツーマンライブだった。もう一度機会を頂けて僕は今、また大阪に向かってる。チケットはソールドアウト。と言いたいけど、まだ席数は少しあるみたいだ。でも、聴きにきてくれる人がいる。それが僕の胸を奮い立たせる。

今日はとてもいい天気だ。
小春日和のようだ。車内から見える日本はとても美しく見える。気持ちがいいし、今日のセットリストを考えようと思う。

僕ひとりで音楽は鳴らない。
だから投影したいんだ。
今夜が素敵な夜になりますように。
それはとても大切な事だ。



【LIVE】
2018/2/17(土)
大阪・谷町四丁目スキッピー
内藤重人&アサトアキラpresents
「ロックンロールと生活」
開場19:00開演19:30
前売2500円当日3000円
出演/内藤重人/アサトアキラ
OG:わたなべよしくに

INFO naito.live@gmail.com


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ホーム<from>アローン Vol.1前々夜

この前の日曜日、下北沢サイゼリヤでアポロとワインを飲んでたらイノマーさんに偶然会った。僕達はマグナムという名前のワインを飲んで酔っ払ってた。アポロと2人で飲むのも久しぶりだった。

イノマーさんはお酒をやめたのでドリンクバーを飲んでた気がする。ちょっと何を飲んでたかまでは覚えてないけど、多分メロンソーダだった気がする。

俺とアポロは延々とワインを飲んだ。
僕達の間には昔話はそんなになくて。
それがとても良かった。

初めてイノマーさんに会った日がいつだったか調べてみた。2004年3月27日渋谷lamamaだった。オナマシとフラカンのツーマン。オープニングアクトにANOYOが出てて、その絡みで僕は打ち上げにも出た。一言でもいいから話したかった。その感じを今も覚えている。自制出来ないようなエネルギーと何かを次々にしなければおかしくなってしまいそうな子供っぽい無茶苦茶な衝動に身を任せてた20歳を少し過ぎたばかりの俺。今、出来る事があの頃の俺に出来るとは思えないけど、あの頃に出来た事が今、出来るとも思えない。最初の会話も最初の話題も覚えてる。あの夜の朝までの事、全部覚えてる。マネージャーだったタカシ君が笑ってくれた事、津田さんの事。渋谷駅の井の頭線の階段。まだ早朝は寒くて、でも1日のはじまりが凄く嬉しかった事。

それから14年経った。
本当かよって思うけど今年は確かに2018年。
色んな時間を共に過ごさせてもらった。
無茶苦茶な衝動は少しづつ自分の体に溶け込んで、俺は歌を歌うようになった。

頻繁に会う事が出来た時期もあれば、なかなか会える機会がなかった時期もあった。その間もイノマーさんの日記はずっと読んでいた。日記の更新が滞りがちになると勝手に心配したりもした。少しだけど俺の事を書いてくれた記事を探して読んだりもした。

時間が流れて初めて会った時のイノマーさんの年齢に俺は近くなった。自分の人生の長さは分からないが、昔よりは少し察する事や気づく事も増えた。今日整体に行ったら内藤さん、回復遅いですよね。と笑いながら整体師が言ってた。体は相変わらず硬いままだ。酒は大分飲めるようになった。イノマーさんはお酒をやめた。煙草は今も吸ってる。扁桃腺が腫れた時期から吸ってる煙草は軽くなったけど。イノマーさんは変わらず同じ銘柄の煙草を吸ってる。昔、気軽に煙草1本ください。なんて俺、言ってた。今は言えない。甘えたくないもん。会えば話を聞いて欲しくて、取り留めのないなんだかよく分からない話をしてしまう。しっかり聞いてくれて、そして突っ込んでくれて笑ってくれる。あとどのくらいそんな時間を一緒に過ごせるだろうか。いや。一緒に過ごせるようになった事自体が凄い事かもしれないけど。あとどのくらい共演出来るだろうか。最初は共演出来るなんて考えもしなかったけど。

俺も生きてきたんだ。
歌ってきたんだ。

今週末、金曜日に迫った俺とイノマーさんの共同企画がある。去年の秋くらいに一緒に何かやれたらいいねって俺に言ってくれた。凄く嬉しかった。いつぞやの日記で俺の歌の事を書いてくれた事があった。その日の日記を携帯のお気に入りに入れた。あれからまだそのページは開いてないけど、いつか見る日が来るのかもしれない。


今、明後日の事を考えている。
このイベントのタイトルはイノマーさんが考えてくれた。最初に聞いた時に震えた。

最初は1人だった。
ライブハウスで友達が出来た。
沢山の時間を過ごしてきた。

この日、人生を越えていきたい。
どうかどうか聴きに来て欲しいです。


2月16日(金)
新宿ロックンロール以外は全部嘘
ホーム<from>アローン Vol.1
監督:イノマー(fr オナニーマシーン)
脚本:内藤重人(fr ThreeQuestions)
w
イノマー
中山卓哉(グッバイフジヤマ)
佐々木泰雅(フロムTokyo)
ターキーのぶと(ユタ州)

a/d 2000/2500+1d
O/S:18:30/19:00

INFO
naito.live@gmail.com (内藤重人)


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2018/1/24 深夜

日記を久しぶりに書く。

JAMが終わってしまって今、何を書くべきか分からなくて。結果明確な答えは出なかったけど、書きたいように書いてみようと思った。

今日昼過ぎ高速バスに乗って神戸から帰ってきた。大雪の影響で交通規制もあって倍の時間が掛かってしまったが、無事に帰還出来て良かった。

今、深夜、ピアノでコードを並べている。
正月が終わってからずっと取り組んでいるが、なかなか進まない曲がある。

最近は癖や気持ち良さを優先させるのではなくて、自分なりに描写っていうものにしっかり向き合いたいと思うし。出来れば独立した曲というか。他の曲に似たくないという欲もあるけど、時間はどんどん流れていって怖くなる。

それでもそれに挑む事が僕の戦いなのかなって思う。諦めない事、心折れない事も大切だが、それをやるべき時のうちに完成させる事が大事だ。そして発表して聞いてもらいたいと思う。

今回神戸からはユタカライナーという高速バスに乗って帰ってきた。いつからか楽器を持って深夜バスに乗るのが凄い気になるようになった。実際乗れなかった事なんて一度も今のところないんだけど。本当に乗れるのかな。っていつも凄く気にしてる。

今回も太陽と虎だったしお酒飲みたかったけど、終演後そそくさと退出。到着してみたら発車直前だった。危なかった。

ユタカライナーは決して座席は広くないが、楽器を載せてくれる。けど安心してはいけない。何がいつ起こるか分からないし。
些細な事で心を壊したくない。だから、守るべき事は守りたいと思うようになった。

しっかりと歩んでいけばたどり着ける場所もあると思うが。きっと自分が目指しているのはそれだけで辿り着ける場所でもないように思う。

言わなければ伝わらない思いもあると思うが
出来れば心の奥の声はステージで伝わってほしいという思いもある。だからライブを沢山したい。

自分を損なわないで辿り着く事は厳しいのではないかと思う時もあるし、自分の尺度や自分の視野に傷つきながら、悔しい気持ちを抱えながら。

それでも広げていければいいと思う。

自分の中の遺伝子と脳内の心象風景が心に枷をはめていくけれど。僕はそれから逃げたりはしない。
自分の大切にするものとそれは常に対峙しながら歩んでいくのだ。

高速バスの車内でそんな事を思っていた。

明日からしばらくライブがない。
その間に何が出来るだろうか。

来月、イノマーさんと俺の共同企画をやります。去年の3Qのツアーファイナルの時に話していて、それが現実になりました。自分でも最高に刺激的な共演者に恵まれたなって思います。

どうか遊びに来てくれたら嬉しいです。

僕とイノマーさんの話はまた次の日記に書きます。物語みたいに日記も繋がっていったらいいな。


【LIVE 新着】
2月16日(金)
新宿ロックンロール以外は全部嘘
ホーム<from>アローン Vol.1
監督:イノマー(fr オナニーマシーン)
脚本:内藤重人(fr ThreeQuestions)
出演:
内藤重人(ThreeQuestions)
イノマー(オナニーマシーン)
中山卓哉(グッバイフジヤマ)
佐々木泰雅(フロムTokyo)
ターキーのぶと(ユタ州)

Ticket adv/door: 2000/2500yen+1drink
OPEN/START:18:30/19:00

Information
naito.live@gmail.com (内藤)


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内藤と新宿JAM

2018年になって幾日か経った。

新宿JAM最後の日を終えて故郷の近くの街に行く機会があった。数年前、突然に故郷を失って俺は新宿JAMに居着いた。JAMがなくなった翌日に故郷の街の近くまで電車に揺られながら、なんとなくその日、帰るべきのような気がした。

一つの物語の完結として凄く美しい流れのように思えたけど、結局帰れなかった。そのままではいけない気がして母親にメールをした。年始のライブが続く時期が終わったら帰るからと。

誰かがブログで書いていた。新宿JAMは実家のようなものだ。と書いてた。なるほど、その感覚は俺にもよく分かった。帰り着く場所を失ってしまった僕達には得続けるか失い続けるかしかないような気がした。

1/7、昼過ぎ。
石塚さんと電話で少し話した。
なんだか寂しそうな感じの声をしてた。
俺は札幌にいる。頭の奥に染み込む心象風景のような街にいる。

SAKE祭の時にタイガが言ってた。
少しづつ寂しくなってきますね。って。
彼がそういう事を言うのは珍しい。

本当に適切な言葉や感情はいつも少し遅れてやってくる。でも、それを感傷的にしてしまうだけではなくて、きっと僕達の生きてきたあの時間を力に変えて走り続けなければいけない。

僅かな光を手の中に持てるようになったとしても、それは油断したらいつ消えてしまうか分からないものだから、俺、頑張らないと。

2018年が始まって3回の演奏を終えた。
俺はスカートを履くのをやめた。
SAKE祭、FSR、聞いてくださった方
ありがとうございました。
明後日スピで歌って俺、東京に戻ります。
きっと雪が溶け出す頃にまた来れる。

全力で走って
たまに立ち止まって振り返って
やっぱり感傷的になってしまうけど
人知れず少し泣いて。
再会を願って。また音を鳴らして。
生きていくんだ。

2018年、初頭
僕達はあの頃に描いた未来の中に生きている。
きっととても幸せな事だ。


新宿JAMとあの場所で出会った人生のライバル達。
僕を仲間にいれてくれて嬉しかった。
しっかりと心に刻んで俺は行きます。

ありがとうございました。
みんな、またね。

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内藤と新宿JAM vol.11

2013年6月
渋谷屋根裏が閉店した。
2015年1月
下北沢屋根裏が閉店した。
2017年大晦日。
新宿JAMが閉店しようとしている。

俺、渋谷屋根裏最後の日は行かなかった。
内藤募金箱まで設置してもらった事があるのに。
なんでだろうか。
望月さん、伊藤さん、元気だろうか。
長く続く地下への階段を降りて見えてくるエントランスの風景は今も脳内に刻まれている。

下北沢屋根裏最後の日は覚えている。
STANCE PUNKSのライブ。
TSURUさんが客席の上をダイブで外に流れて行って、そのまましばらく戻ってこなかった。イノマーさんがモッシュしててぐちゃぐちゃになってた。友達が沢山いた。思春期の終わりを思った。

12月30日、午後。
僕はJAMスタジオにいる。
本日のPAJAMARZのライブはソールドアウト。
ありがとうございます。
外は晴天。少し暖かめの日だ。
石塚さんは28時間くらい起きてると言ってた。
夜中と朝のイベントが繋がったと言ってた。
いつ眠るんだろう。

俺はしっかり眠った。
お尻に粉瘤が出来ていて痛いが。
大丈夫、元気だ。

今日が終われば明日が大晦日だ。
なんだかここ最近毎日JAMにいる。
行く途中の道すがら寂しいって思うようになった。

今日が終わったら明日が大晦日だ。
スタジオで僕はワンマンライブをやる。
俺にもそれなりに理由があるのだ。

スタジオライブ。
石塚さんとやろうって話してから6年が流れた。
思いを全部語る事は出来ない気がするから。
脳裏に景色を浮かべて歌いたい。
きっとその先に辿り着ける。

2017年12月31日。
明日、本年度最後のライブ。
新宿JAMスタジオライブ。
宜しくお願いします。


【LIVE】
2017/12/31
新宿JAM STUDIO
音に撃たるるば vol.7 内藤重人単独公演

OPEN18:30 / START19:00
TICKET¥2000 + [D別]

photo by uwabo koudai

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