Pale Tour Additonalを先日終えた。
終演後、しばらくしてみんなが帰ってしまった後も少し店に残っていたら現場に入っていたカメラマンのこーだいと三軒茶屋から地元まで歩いて帰る事になった。僕はレンタルサイクルで彼は自前の自転車でさっと帰って近くの公園で一杯飲めたら。と思ったんだけど、彼の自転車がパンクしたので歩いて帰ろうか。となった。僕はコンビニを見つける度に酒を買い足して、彼はアイスコーヒーのようなものを飲んでいた。歩いているだけでも汗が頬を伝うくらいの湿度の中で彼と近況なんかを話しながら夏を愉しみながら背中に食い込む機材リュックの重さを感じた。
茶沢通り沿いのバーミヤンを越えてMOZAICとSHELTERを通り過ぎていつもの坂道に差し掛かる。井の頭通りとの分岐を直進して遊歩道を進む。何度も何度も歩いた道を辿りながら旅路を思い返せたら美しいような気もしたけど、それにはまだ早いような気がして。世間話とか彼の話をしていたら地元に着いたので公園でtoitoitoi村越君を交えて少し酒を飲んで家に帰った。腹が減っていたので冷凍パスタを食べて釣り馬鹿日誌の映画を見て眠った。少し寝苦しかったけど熟睡出来たような気もする。
あれから2日経ってもまだ僕は休日模様だけれど、そろそろ書ける事があるような気が朝からしていたのに僕が今日やった事といえば、昼飯に駅前の蕎麦屋で鳥天丼と蕎麦のセットを食べに行った事と図書館に行って∀ガンダムの小説を返してカミュの異邦人とチェニイという人の漁師という短編集を借りた事とゲームを進めた事くらいだ。あっという間に夜になってしまったし、そわそわしてしまってパソコンを開いて今、これを書いている。
さっき筆を取る前にあの日の配信の映像を見ていた。僕の顔は随分と日焼けしていて、髪もかなり伸びたなあと思いながら体調を崩してしまっていた先週の事を考えた。なんとか声が出て良かった。袖に隠れている部分と晒されている部分で肌が白黒になっていて、それは最近の僕の生活を表しているのだろうと思ったし僕の声や歌は辿ってきた舞台をどう過ごしてきたのかを表しているのだろうとも思えた。
昨日眠る前に今年の全てのライブを書き出してみた。当たり前だけど、どんな夜だったか忘れている日は一日もなくて。それが感傷的であるか感動的であるかは別として、成功や失敗や反省や後悔や喜びがどうだったかも置いておいて。辿って来れたんだなという、ほっこりとした感情がさっと胸を駆けて直ぐに過ぎていった。それは本当に一瞬の充足感みたいなものだったけれど。きっとその感覚は僕の中に宿るのだろうなと思えた。いつか、またどこかで感じられる日が来たらいいのだけど。
多分、言葉で表す事が大事なんだろうと思う。
Paleを創って最終日まで旅を運んでこれて良かった。
いつか諦めてしまうという事さえ決める事なく忘れてしまう事があるかもしれない。そんな時にこの日記を自分で見返して思い出す事があるのかもしれない。
青春とは言えない旅路の真ん中で新しいはじまりに僕が今も期待出来るのは重ねられた出会いのお陰だ。
この旅の中で出会ってくれてありがとう。
また音の鳴る場所で会いましょう。

終演後、しばらくしてみんなが帰ってしまった後も少し店に残っていたら現場に入っていたカメラマンのこーだいと三軒茶屋から地元まで歩いて帰る事になった。僕はレンタルサイクルで彼は自前の自転車でさっと帰って近くの公園で一杯飲めたら。と思ったんだけど、彼の自転車がパンクしたので歩いて帰ろうか。となった。僕はコンビニを見つける度に酒を買い足して、彼はアイスコーヒーのようなものを飲んでいた。歩いているだけでも汗が頬を伝うくらいの湿度の中で彼と近況なんかを話しながら夏を愉しみながら背中に食い込む機材リュックの重さを感じた。
茶沢通り沿いのバーミヤンを越えてMOZAICとSHELTERを通り過ぎていつもの坂道に差し掛かる。井の頭通りとの分岐を直進して遊歩道を進む。何度も何度も歩いた道を辿りながら旅路を思い返せたら美しいような気もしたけど、それにはまだ早いような気がして。世間話とか彼の話をしていたら地元に着いたので公園でtoitoitoi村越君を交えて少し酒を飲んで家に帰った。腹が減っていたので冷凍パスタを食べて釣り馬鹿日誌の映画を見て眠った。少し寝苦しかったけど熟睡出来たような気もする。
あれから2日経ってもまだ僕は休日模様だけれど、そろそろ書ける事があるような気が朝からしていたのに僕が今日やった事といえば、昼飯に駅前の蕎麦屋で鳥天丼と蕎麦のセットを食べに行った事と図書館に行って∀ガンダムの小説を返してカミュの異邦人とチェニイという人の漁師という短編集を借りた事とゲームを進めた事くらいだ。あっという間に夜になってしまったし、そわそわしてしまってパソコンを開いて今、これを書いている。
さっき筆を取る前にあの日の配信の映像を見ていた。僕の顔は随分と日焼けしていて、髪もかなり伸びたなあと思いながら体調を崩してしまっていた先週の事を考えた。なんとか声が出て良かった。袖に隠れている部分と晒されている部分で肌が白黒になっていて、それは最近の僕の生活を表しているのだろうと思ったし僕の声や歌は辿ってきた舞台をどう過ごしてきたのかを表しているのだろうとも思えた。
昨日眠る前に今年の全てのライブを書き出してみた。当たり前だけど、どんな夜だったか忘れている日は一日もなくて。それが感傷的であるか感動的であるかは別として、成功や失敗や反省や後悔や喜びがどうだったかも置いておいて。辿って来れたんだなという、ほっこりとした感情がさっと胸を駆けて直ぐに過ぎていった。それは本当に一瞬の充足感みたいなものだったけれど。きっとその感覚は僕の中に宿るのだろうなと思えた。いつか、またどこかで感じられる日が来たらいいのだけど。
多分、言葉で表す事が大事なんだろうと思う。
Paleを創って最終日まで旅を運んでこれて良かった。
いつか諦めてしまうという事さえ決める事なく忘れてしまう事があるかもしれない。そんな時にこの日記を自分で見返して思い出す事があるのかもしれない。
青春とは言えない旅路の真ん中で新しいはじまりに僕が今も期待出来るのは重ねられた出会いのお陰だ。
この旅の中で出会ってくれてありがとう。
また音の鳴る場所で会いましょう。
