愛猫を昨年3月に亡くした直後、はじめての出展となったニャンフェス9。
まさか介護からのペットロスの最中に出展することになるとは思いもよらず。

心の整理が付かないうちにニャンフェス10の募集となり、友人に相談すると、
「とりあえず応募したらいい」と背中を押されたので応募し、2回目の当選。

台風中止後「もう少し続けて製作がんばれよって愛猫が言ってるのかな」と
ツイートした私に他の出展者のみなさまがたくさん「いいね」をくださり、
延期後もスライド出展を決めました。

しかし、モチベーションは最後まで帰ってきてくれませんでした。
なぜなら2月ごろには介護の思い出、3月には1周忌でのフラッシュバックに
襲われたからで、3月半ばになっても準備すら手に付きませんでした。

そんな中の新型コロナウイルス騒動。
2次募集の方にチャンスを譲れると思ったので、キャンセル締め切り日間近に、
運営委員会にメールで出展キャンセルの相談をさせていただきました。
ペットロスに対して、「イベントで同じ経験をされた方との交流が心を癒して
くれるかもしれないが、安心してお勧めできない状況が残念だ」と温かい言葉を
くださいました。
開催されるのであればがんばってみたいという気持ちを起こしてくださいました。
状況判断が難しい時期だったので2次募集はしなかったのでしょう、その分
急いでキャンセルせずにその時までゆっくり考えればいいと猶予もくださいました。
お返事をくださったご担当者の方に感謝申し上げます。

2度の中止で、一番大変なのは実行委員会です。
一生懸命製作されていた作家さんたちも大変です。
購入や交流を楽しみにされていたお客様もがっかりでしょう。

2回目のスライド出展の決定で、実行委員会も作家さんたちも、中止になった分を
取り戻せるように、猫好きの方同士の楽しいイベントをぜひ成功させてほしいです。

革小物なからいは、2回目のスライドチャンスをいただきましたが、ペットロスによる
モチベーションの低下を理由に、正式に出展をキャンセルいたします。
できればニャンフェス10をやり切って、自信とモチベーションを取り戻したかったです。
できればニャンフェス10リターンズで「出展してよかった」と思いたかったです。

しかし、今の自分にできる最善の方法は、過去2回の抽選に漏れた1年待ちの
やる気あふれる作家さんに1ブースを譲ることだと思ったのです。

ゆっくりと心の整理をして、ペットロスを2年以内になんとかして、
モチベーションを取り戻したその時に、あらためて再び抽選から参加させて
いただければな、と思います。

もしもニャンフェスで実物を見て購入したかったと思ってくださる方がいらしたら
とても申し訳ないことでございますが、minneで購入できるものもありますので
そちらでお買い上げくだされば幸いです。

根付やストラップの製品は在庫処分する予定でしたので、minneには掲載しておりません。
こちらは保護猫団体に、「里親縁組された方への粗品として渡してほしい」と
寄付するつもりです。ただし、物品は邪魔になるので断られるかもしれませんが。

次回のニャンフェスは買う側として楽しみにしています。