ふれあいニュース
2025年 3月号
弥生(やよい)
草木がいよいよ生い茂る月「木草弥や生ひ月(きくさいやおひづき)」の意。
3月の異名
●雛月(ひいなづき)●花見月(はなみづき)●桜月(さくらづき)
釣り 川・・・サクラマス 海・・・サヨリ・ヒラメ
園芸 一年草の植え付け・花柄摘み
旬の味 アンコウ・アマダイ・キャベツ・ホウレンソウ
暦 3月9日 雑穀の日
日付は「ざっ(3)こく(9)」のごろ合わせから。雑穀の素晴らしさをより多くの人に知ってもらうことを目的に、一般社団法人・日本雑穀協会が制定しました。この日には雑穀料理のコンテストや雑穀産地でのイベントなどが開催されるそうです。
健康情報
冷え・ストレス・肌荒れによもぎ湯
冬の寒気で新陳代謝が低下していた私たちの体は、春を迎えたこの時期、冷えやストレス、肌荒れなどの不調に襲われがちです。よもぎ湯はそんな春の悩みを抱えてる方におすすめのお風呂。よもぎの精油成分シネオールが体を温めて冷えを改善、脳の緊張を鎮める効果で心身をリラックスさせてくれます。またクロロフィルが肌荒れを癒して、皮膚の治癒力も高めます。よもぎ湯の作り方は簡単。200gの生葉をよく洗って1000mlの水で沸騰させたら、15分ほど弱火で煮だした煮汁を浴槽のお湯へ加えればできあがりです。よもぎの成分がゆっくりと体に浸透し、湯上りはポカポカ、体の疲れもスッキリしますよ。なおよもぎはキク科の植物のため、肌の弱い方やアレルギーのある方は注意して下さいね。
生活情報
煮魚の煮崩れと臭いを防ぐ


冬は魚に脂がのって、煮つけがおいしい季節ですね。しかし煮魚は形が崩れやすく臭いも気になるため、敬遠されがちです。煮汁が沸く前に魚を入れると煮崩れしやすく、生臭さも増してしまいます。魚は必ず煮汁を沸騰させた後で鍋にいれましょう。その際、鍋底に割りばしを三本ほど敷いてその上で煮ると、底に身がつきません。また鍋底と魚の間に隙間ができて、煮汁が回って味がよく染み込みます。サバなどの青魚は煮立ったら弱火にし、酢大さじ1を加えて下さい。青魚特有の生臭さがやわらぎ、身が締まって煮崩れを防ぎます。酢の代わりに梅干し1個を入れてもOK。魚に移った梅干しの香りで食欲が増進する効果も。
くらしの便利
さきいか利用法
健康を考えた肴として
さきいかには脳と神経組織の働きを強化するDHAや、コレステロールを抑えて心臓や肝臓の機能を高めるタウリンが豊富。また弱くなった現代人の噛む力を鍛える効果もあり、糖分も低めなさきいかは、健康効果を考えたお酒の肴として最適です。
中華スープを作る
噛むほどに味が出るさきいかには、うまみ成分のアミノ酸がたっぷり。これでおいしい中華スープが作れますよ。さきいか15gとお湯500㏄でダシをとったら、塩小さじ1/2強とコショウを加えます。だしをとった後のさきいかを刻んで、ありあわせの野菜と溶き卵と一緒に鍋に入れてひと煮たちさせると、うま味のある中華スープが。
おばあちゃんの知恵袋
春野の風邪には「ネギ梅みそ」
季節の変わり目の三月は風邪を引きやすい時期。体を温めて元気をつけてくれる「ネギ梅みそ」は、そんな春の風邪の予防と手当てにお奨めです。作り方は簡単。種を取ってペースト状にした梅干し2個と小さじ2の味噌、みじん切りにした白ネギ1/2本をよく混ぜ合わせるだけ。好みで刻んだ生姜を加えても。温かいご飯に「ネギ梅みそ」を少量のせると、う~んおいしい。熱々の番茶に大さじ1の「ネギ梅みそ」を混ぜて飲むと、体が温まって汗が出ます。ネギも梅も味噌も、体の冷えを解消し免疫力を高める成分がたっぷりなのです。
2025年 3月号

草木がいよいよ生い茂る月「木草弥や生ひ月(きくさいやおひづき)」の意。
3月の異名
●雛月(ひいなづき)●花見月(はなみづき)●桜月(さくらづき)
釣り 川・・・サクラマス 海・・・サヨリ・ヒラメ
園芸 一年草の植え付け・花柄摘み
旬の味 アンコウ・アマダイ・キャベツ・ホウレンソウ
暦 3月9日 雑穀の日

健康情報
冷え・ストレス・肌荒れによもぎ湯

生活情報
煮魚の煮崩れと臭いを防ぐ



くらしの便利
さきいか利用法
健康を考えた肴として

中華スープを作る

おばあちゃんの知恵袋
春野の風邪には「ネギ梅みそ」
