ふれあいニュース 12月号
12-1
 

師走(しわす) 
師とは僧侶のこと。年末の僧侶は走り回るほど忙しい様子の意。


12月の異名
●春待月(はるまちづき)●梅初月(うめはつづき)●暮古月(くれこづき)

釣り 川・・・タナゴ・ワカサギ 海・・・スミイカ・タコ
園芸 落葉樹の植え替え・バラ苗の植え付け
旬の味 キンキ・カキ・フグ・ハクサイ・ダイコン・ネギ

暦 12月3日 カレンダーの日
 1872(明治5)年、維新の政府は「来る12月3日を明治6年1月1日とする」と宣言しました。国民に大きな衝撃を与えた一方、日本国発展のきっかけにもなったこの明治の改暦に基づいて、 1988(昭和63)年に全国団扇扇子カレンダー協議会などにより制定されました。

健康情報
歯ブラシ交換のススメ
12-4 口の中は約1000~2000億の細菌がいるといわれていて、それを掃除する歯ブラシは清潔にお手入れしていても菌が付着してしまいます。また使い古した歯ブラシは毛先の弾力がなくなり、細かい食べかすや歯垢をかき出す力も低下して、磨き残しが増えて虫歯や歯周病のリスクが高まります。なので、歯ブラシの交換は1ヶ月に1回が推奨されているのです。毛先が広がってしまったら1カ月未満でも交換しましょう。正しい歯磨きはインフルエンザ予防にもなります。
【歯ブラシを選ぶポイント】
●硬さ
やわらかめ・・・歯周病予防や現在治療中の人
ふつう・・・歯茎が健康な人
かため・・・弱い力でしっかり磨きたい人

※ヘッドの大きさは、親指の幅、もしくは、前歯2本分くらいの大きさが目安です。


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生活情報
「数え年」って何?
 現在日本で一般的に使われる年齢の数え方は「満年齢」です。生まれた日を0歳と数え、次の生まれた日(誕生日)が来ると1歳加わるという数え方ですが、生まれた時を1歳と数え、以後は正月を迎えるごとに1歳ずつ年齢を加えていく「数え年」も使われています。
 日本人は古くから年神様を迎える正月を大切な日とし、年末に大掃除をし、門松を飾り、鏡餅を用意する風習が根づきました。そして年神様から「年魂(としだま)をもらい、一年を生きる力を授かり、みな一斉に1つ年を重ねるという考え方が生まれたといいます。
 1902(明治35)年に「年齢計算二関スル法律」が施行され、公的な年齢計算に満年齢を使用するようになってからは、お年寄りや神社以外あまり使われなくなりましたが、知っておくと便利でしょう。
●「数え年」の計算方法
誕生日→満年齢+2歳
誕生日→満年齢+1歳

12-02
くらしの便利
乾物の使い忘れ解消術
ひじきはまとめてもどす 
 ひじきはすぐに使えるように、まとめて水で戻して冷凍しておくと便利です。水気をきって使いやすい量に分けてラップで包み、冷凍用保存袋に入れて冷凍しておきます。凍ったまま煮物やみそ汁に使えるほか、マリネやサラダ、混ぜご飯など使い道はいろいろです。2週間をめどに使い切りましょう。

高野豆腐は調理後に冷凍
 高野豆腐はニオイ移りしやすいため、開封後の冷蔵・冷凍保存はやめましょう。含め煮などに調理して、よく冷ましてから食べやすい大きさに切り、小分けにしてラップに包んで冷凍用保存袋に入れ冷凍しておくと便利です。自然解凍して、食べる直前に電子レンジで温めるとおいしくいただけます。保存の目安は1ヶ月。

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おばあちゃんの知恵袋 

温泉卵を簡単に 
 安くて栄養価も高い卵は、家庭料理には欠かせない素材ですね。ゆで卵や目玉焼きに飽きたら温泉卵を使ったお料理はいかがでしょう。どんぶりだけで簡単に作れるのでぜひお試しを。
 そのままだしをかけて食べてもおいしいですし、サラダや牛丼にトッピングして、くずしながら食べるとまろやかになり、ひと味違った一品になります。
●作り方
ふた付きのどんぶりか一人用鍋に生卵を入れたら、熱湯をふちぎりぎりまで静かに注ぐ。ふたをして湯が冷めるまで待つ。
※どんぶり1個につき卵2個まで。卵は割らずに入れてね。