ふれあいニュース
1月号 睦月(むつき)  
 親族が互いに往来し、仲睦まじく宴をする月の意。

1月の異名
●祝月(いわいづき) ●始和(しわ) ●太郎月(たろうづき)

釣り 川・・・寒ブナ・ワカサギ 海・・・タイ・子持ハゼ
園芸 バラの剪定、花壇の天地返し
旬の味 フグ・ブリ・カキ レンコン・シュンギク

暦 1月19日 のど自慢の日 
 NHKラジオの「のど自慢素人音楽会」が1946年(昭和21年)のこの日に始まったことから、日本放送協会(NHK)が制定。わが国初めての聴取者参加番組だったため、第1回の予選は30倍の競争率でした。

健康情報
体の冷えとしもやけのケア
 血流が滞ると、体に冷えが生じます。よく言われるように、冷えは万病のもと。生活習慣病の温床となり、イヤなしもやけの原因にも。今回は手軽に行える、体の冷えとしもやけ対策をご紹介します。
●手足を温めると全身ポカポカ
 手浴と足浴は簡単で、しかも毎日行えて効果が高い冷え対策。洗面器に約42度のお湯を用意して、手浴は手首まで、足浴はくるぶしまでを浸します。時間はともに5分程度。全身がじんわり汗ばんでくればOKです。
●しもやけは温水と冷水で
 二つの洗面器にお湯(約42度)と冷水を張り、しもやけになった手を30秒ずつ10回ほど交互に浸すと、患部の血行が促進されて、しもやけの改善に。温水からはじめて、温水で終わる順番がコツ。また終わった後には必ずマッサージを。ただし強めはNGです。専用の治療薬の湿布もお忘れなく。

生活情報
卵料理の意外なコツ
 卵は新鮮なものと古いものとでは、味が断然異なります。料理には生みたての卵を使いたいもの。卵の鮮度の見分け方は簡単です。小さじ2の塩を溶かしたカップ1の水の中に卵を入れると、新鮮なものは沈み、古い卵は浮き上がります。消費期限がわからない卵にはぜひ試してみて。また塩と酢を少々入れて水からゆでると、黄身が中央にある、きれいなゆで卵が。冷蔵庫から出した卵は、常温に戻してからゆでましょう。溶き卵をむらなくほぐすには、おはしの先に塩を少しつけて、切るようにしてかき混ぜます。すると白身と黄身がきれいに溶け合いますよ。厚焼き玉子を上手に作りたい方には、おすすめのコツ。


くらしの便利
ニットの手入れ
伸びた袖口をもとの形に
 二ットは袖口が伸びやすいのが欠点ですね。こういう時はざくざく袖口に並縫いをしてから、糸を引っ張って絞ります。その後に少し浮かせた状態で、スチームアイロンの蒸気を袖口に片面約30秒間ずつ当てます。袖口が乾いて糸をとれば、だらりと伸びていた袖口が引き締まっています。
肘やお尻が伸びた時も
 肘やお尻などの伸びた部分に、スチームアイロンの蒸気を当てて蒸らします。その後アイロン台の上に平らにひろげて乾かすと、繊維は熱と湿気にふれると縮む性質があるために、ほらほら元の形に戻っていきますよ。

おばあちゃんの知恵袋
柚子の手づくり保湿クリーム
 今の季節は、肌に水分が不足しがち。そこで昔からしっとり素肌をつくることで有名な、柚子の手づくり保湿クリームをご紹介します。作り方は簡単です。
( 1 ) 薬味などで使った柚子の種を集めて、洗わずに容器に入れ、種の重さの7倍の35度のホワイトリカーを種の上に注ぎます。焼酎は種の上にかぶるようにして下さい。
( 2 ) 蓋をして冷暗所に保存し、これを1日1回、毎日振っていると、5日間くらいで、中の液体がとろとろのゼリー状に。

 これを顔や手に塗ると、パサついたお肌もシットリ。柚子の種にはペクチンという、保湿効果をもたらしてくれる成分が。また柚子オイルには血行促進の働きもあるので、寒さで滞った血流を改善、血色のよい素肌に変えてくれます。