ふれあいニュース
2-0012月号 如月(きさらぎ)
寒すぎて、服(衣)を重ねたことから「衣更着(きさらぎ)」の意。

2月の異名
●梅津早月(うめつさつき) ●麗月・令月(れいげつ) ●建卯月(けんぼうげつ)

釣り 川・・・タナゴ・ワカサギ 海・・・アイナメ・イシモチ
園芸 一年草ハーブのタネ播き・宿根草の株分け
旬の味 アンコウ・キンキ・ブリ カブ・ハクサイ・ミズナ

暦 2月1日 重ね正月
 重ね正月は、厄災が身に起こるとされる厄年の人が、2月1日のこの日を2回目の元日として、齢をひとつとったとみなし、厄年を早くやり過ごそうとする風習です。厄年は科学的な根拠のないものですが、いまでも根強く信じられています。

健康情報
体の痛みに里芋湿布
 ねんざや打ち身で歩けなかったり、熱のある炎症等で体が痛い時に、すぐに試してほしいのが里芋湿布です。
⑴里芋を用意して、厚く皮をむき(薄いとかゆみの原因に)すりおろします。
⑵里芋と同量の小麦粉と里芋の1割の量のすりおろし生姜を⑴に加えて練り合わせます。
⑶これをガーゼか布にとってのばし、痛い患部へ貼ります。落ちないように、上から包帯などで固定して下さい。

4時間ほどしたら、乾ききらないうちに新しいものと取り替えましょう。里芋がかゆい人は、ジャガイモを代用しても。なお皮を厚くむくのは、かゆみの原因となる里芋の皮付近に多く含まれているシュウ酸カルシウムを除くためです。


2-002生活情報
アイロンの知恵袋
 衣類の型くずれは、アイロン直後の温度や湿度が高いうちに、着たり畳んだりすると起こります。アイロン後の衣類は椅子の背にかけて、しばらく風にあてて湿気や熱をとりましょう。こうしたほんのひと手間で、型くずれが防げます。また可愛い刺しゅうも、直接アイロンをあてると、つぶれてしまってだいなしに。固くしぼった濡れタオルに刺しゅう部分をあてて、布の裏側からアイロンを置くようにあてると、刺しゅうがつぶれずふっくらと仕上がります。ひだつきのスカートは、アイロンをかけると二重になったひだの下の部分に、スジがつくことも。生地が重なっているところに薄いボール紙をはさんで、すそを引きながらアイロンをかけると、ひだがきれいにのばせますよ。



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くらしの便利
色止めの知恵
塩で色落ちを防ぐ
 買ったばかりのジーンズなど、色落ちしやすいものはあまり洗いたくないという人も。そんな時に役立つのが、色止めの知恵です。塩は染料を定着させる働きがあり、色を抜けにくくします。たらいの水に塩大さじ1を溶かし、新品のジーンズをひと晩つけると色落ち防止に。
酢で色落ちを防ぐ
 洗濯機ではすすぎの時に、酢を1カップくわえても色止めに。酢には柔軟効果もあります。なお塩、酢の色止めをした後は、紫外線による色あせの怖れがあるため、外干しは避けて、風の通る場所に陰干しをしてください。


おばあちゃんの知恵袋
野菜の力で鼻スッキリ
●たまねぎで鼻風邪撃退
 たまねぎの成分硫化カリルは、鼻の粘膜の炎症をおさえます。たまねぎの芯の白い部分を鼻の前に持っていき、深呼吸を繰り返すと、鼻詰まりがゆるやかに。このたまねぎ1/4個をすりおろし、ショウガ1片のおろし汁とはちみつ大さじ1をコップに入れて、熱湯を注いだたまねぎ湯は、昔から伝わる鼻風邪に効く飲み薬です。
●「れんこんおろし汁」で鼻スッキリ
 れんこんには、皮膚や粘膜の収れん作用や消炎作用が。よく洗って皮ごとすりおろしたら、このおろし汁に綿棒を浸して鼻の内部に塗ります。すると詰まっていた鼻が通って、スーッと楽に。