ふれあいニュース
2023年 8月号

葉月(はづき)
木の葉が紅葉して落ちる月「葉落月」から。旧暦で8月は秋。
8月の異名
●雁来月(がんらいつき)●桂月(けいげつ)●木染月(こぞめづき)
釣り 川・・・ウグイ・ナマズ 海・・・イシモチ・ハタハタ
園芸 夏の草花の切り戻し バラの剪定
旬の味 イサキ・アワビ ゴーヤ・オクラ
暦 8月1日 麻雀の日
麻雀の持つボケ防止やストレス解消の効果を知ってもらい、多くの人に実際に麻雀を楽しんでもらうことを目的に、全国麻雀組合総連合会が制定。日付は麻雀牌の8(パ)1(イ)の語呂合わせから。
健康情報
二日酔いに効く「梅番茶」

夏場は仕事の後のビールが格別で、ついつい飲みすぎてしまいますね。そこでご紹介するのがおばあちゃんの知恵の「梅番茶」。翌朝の二日酔いの頭痛や吐き気を緩和する飲み物です。作り方は簡単。湯呑に熱い番茶を注いで、梅干しを1個落としてお箸で潰すだけ。番茶の利尿作用が二日酔いの元凶アセトアルデヒドの排出を促し、カフェインが頭痛を和らげてくれます。また梅干しには飲酒で過剰に分泌した胃袋を中和して、胃壁の荒れを修復する働きも。このとき吐き気が気になるなら、ごく少量のすりおろしたショウガと醤油を加えてみて下さい。胃のむかつきが和らぎます。焼酎の梅干し割りのように梅干しと一緒にお酒を飲めば、二日酔いをしにくいそうです。また梅には肝機能を高めたり、夏風邪の原因となる体の疲れを癒す働きもあるので、梅番茶は夏の健康茶としてもお奨めです。
生活情報
夏のハッカの使い方
ハッカうちわ
うちわにハッカオイルをつけてあおぐと、スーッとした涼風が生まれます。実際ハッカの香りには、体感温度を下げる働きがあるそうです。ハッカオイルはごく少量を、うちわや扇子などのシミになりにくい部分につけて下さい。またティッシュに含ませて室内やトイレなどに置いて置けば、悪臭をおさえる涼やかな香りの柔軟剤に。

ハッカで虫除け
害虫はハッカの香りが苦手です。虫予防にハッカの害虫液を作りましょう。無水エタノール10mlにハッカ油を10滴程度垂らしてよく混ぜ、さらに精製水90mlを入れて混ぜあわせます。スプレーボトルに入れたら出来上がり。部屋の虫予防には玄関や窓付近、網戸にもスプレーをしておくといいでしょう。
くらしの便利
エアコンなしで夏を涼しく
自然な風を呼びこむ
気温が下がる夜間はエアコンの冷風を離れて、外の涼やかな風に吹かれてみませんか?部屋の窓やドアを二カ所以上開けて風の通り道を作り、風が外へ出ていく窓に向かって扇風機を回します(扇風機を外に向ける)。すると部屋の熱気が外へ流れて、別の窓からは気持ちのいい夜風が吹き込んできますよ。
エアコンなしで夏を涼しく
熱気防止にスダレ
京都の町家などでは、夏場に窓にスダレを垂らしているのを見かけますね。暑い夏の日差しをさえぎり、涼しく過ごす昔ながらの知恵です。窓とすだれの間に日陰の空間ができるので、カーテンで遮るよりも涼しく、風通しもいいので部屋に熱気がこもりません。今年の夏は昔ながらの暮らしの知恵で、ちょっとお洒落に過ごしてみては。
おばあちゃんの知恵袋
小豆枕で熱帯夜もスヤスヤ
寝苦しい夜が続きますね。そんな夜でもスヤスヤ眠れるのが小豆枕です。小豆枕は枕の中に熱がこもりにくいうえ、心地よい後頭部への指圧効果もあり、わが国では昔から夏の快眠枕とされてきました。買えば高価な品ですが、手作りもできます。小豆枕の作り方は簡単です。
⑴タオルか手ぬぐいで筒状の袋を作ります。口の部分を紐でしばるようにすると便利です。
⑵袋に、小豆1キログラムを入れて口をしばれば完成です。
この小豆枕を枕の上に乗せて使います。事前に冷蔵庫で冷やして使えば、快適さは倍増しますよ。
2023年 8月号

葉月(はづき)
木の葉が紅葉して落ちる月「葉落月」から。旧暦で8月は秋。
8月の異名
●雁来月(がんらいつき)●桂月(けいげつ)●木染月(こぞめづき)
釣り 川・・・ウグイ・ナマズ 海・・・イシモチ・ハタハタ
園芸 夏の草花の切り戻し バラの剪定
旬の味 イサキ・アワビ ゴーヤ・オクラ
暦 8月1日 麻雀の日

麻雀の持つボケ防止やストレス解消の効果を知ってもらい、多くの人に実際に麻雀を楽しんでもらうことを目的に、全国麻雀組合総連合会が制定。日付は麻雀牌の8(パ)1(イ)の語呂合わせから。
健康情報
二日酔いに効く「梅番茶」

夏場は仕事の後のビールが格別で、ついつい飲みすぎてしまいますね。そこでご紹介するのがおばあちゃんの知恵の「梅番茶」。翌朝の二日酔いの頭痛や吐き気を緩和する飲み物です。作り方は簡単。湯呑に熱い番茶を注いで、梅干しを1個落としてお箸で潰すだけ。番茶の利尿作用が二日酔いの元凶アセトアルデヒドの排出を促し、カフェインが頭痛を和らげてくれます。また梅干しには飲酒で過剰に分泌した胃袋を中和して、胃壁の荒れを修復する働きも。このとき吐き気が気になるなら、ごく少量のすりおろしたショウガと醤油を加えてみて下さい。胃のむかつきが和らぎます。焼酎の梅干し割りのように梅干しと一緒にお酒を飲めば、二日酔いをしにくいそうです。また梅には肝機能を高めたり、夏風邪の原因となる体の疲れを癒す働きもあるので、梅番茶は夏の健康茶としてもお奨めです。
生活情報
夏のハッカの使い方

うちわにハッカオイルをつけてあおぐと、スーッとした涼風が生まれます。実際ハッカの香りには、体感温度を下げる働きがあるそうです。ハッカオイルはごく少量を、うちわや扇子などのシミになりにくい部分につけて下さい。またティッシュに含ませて室内やトイレなどに置いて置けば、悪臭をおさえる涼やかな香りの柔軟剤に。

ハッカで虫除け
害虫はハッカの香りが苦手です。虫予防にハッカの害虫液を作りましょう。無水エタノール10mlにハッカ油を10滴程度垂らしてよく混ぜ、さらに精製水90mlを入れて混ぜあわせます。スプレーボトルに入れたら出来上がり。部屋の虫予防には玄関や窓付近、網戸にもスプレーをしておくといいでしょう。
くらしの便利

自然な風を呼びこむ
気温が下がる夜間はエアコンの冷風を離れて、外の涼やかな風に吹かれてみませんか?部屋の窓やドアを二カ所以上開けて風の通り道を作り、風が外へ出ていく窓に向かって扇風機を回します(扇風機を外に向ける)。すると部屋の熱気が外へ流れて、別の窓からは気持ちのいい夜風が吹き込んできますよ。

熱気防止にスダレ
京都の町家などでは、夏場に窓にスダレを垂らしているのを見かけますね。暑い夏の日差しをさえぎり、涼しく過ごす昔ながらの知恵です。窓とすだれの間に日陰の空間ができるので、カーテンで遮るよりも涼しく、風通しもいいので部屋に熱気がこもりません。今年の夏は昔ながらの暮らしの知恵で、ちょっとお洒落に過ごしてみては。
おばあちゃんの知恵袋

寝苦しい夜が続きますね。そんな夜でもスヤスヤ眠れるのが小豆枕です。小豆枕は枕の中に熱がこもりにくいうえ、心地よい後頭部への指圧効果もあり、わが国では昔から夏の快眠枕とされてきました。買えば高価な品ですが、手作りもできます。小豆枕の作り方は簡単です。
⑴タオルか手ぬぐいで筒状の袋を作ります。口の部分を紐でしばるようにすると便利です。
⑵袋に、小豆1キログラムを入れて口をしばれば完成です。
この小豆枕を枕の上に乗せて使います。事前に冷蔵庫で冷やして使えば、快適さは倍増しますよ。