ふれあいニュース
2023年10月号
神無月(かんなづき)
神々が出雲に集まり、諸国に神がいなくなる月の意。
10月の異名
●雷無月(かみなかりづき)●小春(こはる)●大月(たいげつ)
釣り 川・・・ナマズ・ヒメマス 海・・・アオリイカ・カンパチ
園芸・・・1年草の種まき・宿年草の植え替え
旬の味・・・サワラ・カマス・サンマ・クワイ・クリ・カキ
暦 10月4日 イワシの日
日付は「い(1)わ(0)し(4)」のごろ合わせから。「大阪おさかな健康食品協議会」が1985年に制定しました。栄養豊富でおいしくてしかも安いイワシの価値を、広く社会にアピールすることを目的しています。
健康情報
健康増進の柿酢を作ろう
昔から柿は「医者いらず」の果実として知られてきました。事実柿には体の免疫を高めるビタミンCやポリフェノールなどの成分がたっぷり。柿酢はこの柿を発酵させて作った健康増進のお酢です。柿酢の作り方は簡単。熟した柿のヘタをとったら水洗いして乾くのを待ちます。皮の表面ついた酵母菌が酢を作るため、皮はむきません。次に容器に入れて冷暗所に保存します。容器にはふたをせず、布巾をかぶせてひもで留めてください。柿から水分が出はじめたら、1日1回ヘラで柿をつぶしてかき混ぜます。しばらくすると表面に白い膜が出てきますが、これは腐敗ではなくて酵母菌の一種の産膜酵母。上手に発酵が進んでいる証拠です。約三か月で柿酢が完成します。最後に布でこして、15ml程度を水で割ったり、ハチミチドリンクで楽しんでください。もちろん通常のお酢のように、料理にも使えます。
生活情報
極上のバターが簡単にできる
生クリームでフレッシュバターを作ると、朝食がホテルのトーストの味わいに。ちょっと贅沢なこのバター、実はすぐに作れます。よく冷やした200mlの生クリーム(非乳化剤・乳脂肪分40%以上・種類別「クリーム」)を、500mlのペットボトルに入れて、力強く振り続けるだけでOK。しばらくすると生クリームが固まりはじめ、10分すぎる頃には真っ白だったペットボトルが透明になって、液体とバターとに分離します。さあ、バターの完成です。液体部分は栄養価の高いホエーで、そのまま飲んでもおいしい。できたバターは無塩なので、塩2g程度を混ぜて冷蔵庫で固めて下さい。トーストはもちろん、料理に使えば味がぐっと引き立ちます。
くらしの便利
台所の窓の汚れと悪臭
油汚れの窓はラップで
台所の窓は調理中に飛び散った油にゴミやほこりがこびりつき、通常の水拭きではなかなかきれいになりません。こういう場合はラップを使えば、お掃除がはかどりますよ。まず窓用洗剤を汚れの部分にスプレーしたあと、上から食品用ラップでおおいます。10分後、汚れが浮いてきたのを確かめたら、布で丁寧に拭き取れば終了です。
台所の悪臭
生ごみを捨てるキッチンの三角コーナーは、台所にこもる悪臭の一番の発生源。ここに飲み終えたコーヒーのかすを入れておくと、嫌な臭いが防げます。活性炭と同じようにコーヒーかすは表面に無数の孔をもち、臭いを吸着する働きがあります。その消臭力は活性炭の五倍にあたるという説も。ゴミ箱にも忘れず入れておきましょう。
おばあちゃんの知恵袋
髪をツヤツヤにするゆで汁シャンプー
うどんやパスタのゆで汁には、石けん効果成分の「サポニン」が。ゆで汁で髪を洗うと水分が汚れやほこりを落とすとともに、サポニンが頭皮の脂分を洗い落としてくれます。ゆで汁の洗髪は、汁を髪にかけて洗うだけで簡単。洗ったあと少し時間をおいてから、髪についたゆで汁をお湯で洗い流してください。江戸時代の女性は、うどん粉と海藻のふのりを混ぜ合わせた製品で汚れや脂を落とし、髪にツヤを与えていたということです。当時の女性たちの人気商品だったとか。
2023年10月号

神々が出雲に集まり、諸国に神がいなくなる月の意。
10月の異名
●雷無月(かみなかりづき)●小春(こはる)●大月(たいげつ)
釣り 川・・・ナマズ・ヒメマス 海・・・アオリイカ・カンパチ
園芸・・・1年草の種まき・宿年草の植え替え
旬の味・・・サワラ・カマス・サンマ・クワイ・クリ・カキ

日付は「い(1)わ(0)し(4)」のごろ合わせから。「大阪おさかな健康食品協議会」が1985年に制定しました。栄養豊富でおいしくてしかも安いイワシの価値を、広く社会にアピールすることを目的しています。
健康情報

昔から柿は「医者いらず」の果実として知られてきました。事実柿には体の免疫を高めるビタミンCやポリフェノールなどの成分がたっぷり。柿酢はこの柿を発酵させて作った健康増進のお酢です。柿酢の作り方は簡単。熟した柿のヘタをとったら水洗いして乾くのを待ちます。皮の表面ついた酵母菌が酢を作るため、皮はむきません。次に容器に入れて冷暗所に保存します。容器にはふたをせず、布巾をかぶせてひもで留めてください。柿から水分が出はじめたら、1日1回ヘラで柿をつぶしてかき混ぜます。しばらくすると表面に白い膜が出てきますが、これは腐敗ではなくて酵母菌の一種の産膜酵母。上手に発酵が進んでいる証拠です。約三か月で柿酢が完成します。最後に布でこして、15ml程度を水で割ったり、ハチミチドリンクで楽しんでください。もちろん通常のお酢のように、料理にも使えます。
生活情報

生クリームでフレッシュバターを作ると、朝食がホテルのトーストの味わいに。ちょっと贅沢なこのバター、実はすぐに作れます。よく冷やした200mlの生クリーム(非乳化剤・乳脂肪分40%以上・種類別「クリーム」)を、500mlのペットボトルに入れて、力強く振り続けるだけでOK。しばらくすると生クリームが固まりはじめ、10分すぎる頃には真っ白だったペットボトルが透明になって、液体とバターとに分離します。さあ、バターの完成です。液体部分は栄養価の高いホエーで、そのまま飲んでもおいしい。できたバターは無塩なので、塩2g程度を混ぜて冷蔵庫で固めて下さい。トーストはもちろん、料理に使えば味がぐっと引き立ちます。
くらしの便利
台所の窓の汚れと悪臭

台所の窓は調理中に飛び散った油にゴミやほこりがこびりつき、通常の水拭きではなかなかきれいになりません。こういう場合はラップを使えば、お掃除がはかどりますよ。まず窓用洗剤を汚れの部分にスプレーしたあと、上から食品用ラップでおおいます。10分後、汚れが浮いてきたのを確かめたら、布で丁寧に拭き取れば終了です。

生ごみを捨てるキッチンの三角コーナーは、台所にこもる悪臭の一番の発生源。ここに飲み終えたコーヒーのかすを入れておくと、嫌な臭いが防げます。活性炭と同じようにコーヒーかすは表面に無数の孔をもち、臭いを吸着する働きがあります。その消臭力は活性炭の五倍にあたるという説も。ゴミ箱にも忘れず入れておきましょう。
おばあちゃんの知恵袋

うどんやパスタのゆで汁には、石けん効果成分の「サポニン」が。ゆで汁で髪を洗うと水分が汚れやほこりを落とすとともに、サポニンが頭皮の脂分を洗い落としてくれます。ゆで汁の洗髪は、汁を髪にかけて洗うだけで簡単。洗ったあと少し時間をおいてから、髪についたゆで汁をお湯で洗い流してください。江戸時代の女性は、うどん粉と海藻のふのりを混ぜ合わせた製品で汚れや脂を落とし、髪にツヤを与えていたということです。当時の女性たちの人気商品だったとか。