ふれあいニュース
2024年2月号
2gatsumoji_006-1024x1024如月(きさらぎ)
寒すぎて4,服(衣)を重ねたことから「衣更着(きさらぎ)」の意。

2月の異名
●梅津早月(うめつさつき)●麗月・令月(れいげつ)●建卯月(けんぼうづき)

釣り 川・・・タナゴ・ワカサギ  海・・・アイナメ・アマダイ

園芸 宿年草の株分け・花壇の土の天地返し

旬の味 アンコウ・キンメダイ・カブ・ハクサイ・ミズナ

暦 2月4日 ビートルズの日
0629beatles世界的なアイドルだったビートルズの愛称は「Fab.4」。「Fab.4」とは、Fabulous Four(素敵な4人組)の意味で、2月4日の「Feb.4」にかけて、この日をビートルズの日としました。




健康情報
冬のブルーな日には酒粕
72168508 冬になると、気分が今一つという日がありますね。これは心のバランスを整える脳内物質のセロトニンの分泌が、短い日照時間や低気圧の影響により不安定になるからだそうです。こういうときは酒粕を食べてみましょう。酒粕は心を安定させ穏やかにする成分「S-アデノシルメチオニン」を含んでいます。またウツ気分改善効果が認められた「LHジペプチド」などもたっぷり。酒粕といえば粕汁や甘酒が頭に浮かびますが、デザートの材料に用いる方法も。甘酒と牛乳を混ぜた甘酒ミルクや、クッキーとパウンドケーキの生地に酒粕を加えると、おいしい甘酒スイーツが出来上がります。気分とおなかの状態はリンクしていることが多く、心がブルーな時は腸の動きも悪いもの。酒粕は食物繊維が豊富で、善玉菌を増加させ腸の動きを増進します。冬の日は酒粕で心とおなかを守りませんか?



生活情報
節分は「福茶」で幸せを願いましょう
0430_R_200-8 節分(2月3日)といえば豆まき。豆まきは災いを招く邪気を払う行事で、我が国では古くから行われてきました。豆まきの後は、数え齢に1個を加えた数の豆を食べます。これには今年と来年の分の幸せを願うという意味が。このとき「福茶」を飲みながら豆を味わってみても。福茶とは節分や大晦日、お正月に頂く「無病息災」を願うお茶のこと。福豆三粒をフライパンで炒って湯呑に入れ、梅干し一個と少量の塩昆布を加えてお湯か緑茶を注げばできあがり(一人分)です。また節分の食べ物として恵方巻きが有名ですが、これは「恵方の方角を向いて一本を一気に黙って食べる」というのがルール。家族が黙々と食べている様子はなんともユーモラス。楽しい節分の夜をお過ごしください。



くらしの便利
冬こそカビ対策
リビングをカビから守る
9bfa5b423c865b6686646b8529ce63a1_w 冬は暖房によりリビングの窓には結露が。この水滴がパッキンやサッシの下部にたまるとカビが生じてしまいます。こまめに結露をふき取ることが、リビングをカビから守る一番の対策。それでも生じたカビは消毒用エタノールで拭き取りましょう。消毒用エタノールはすでにアルコール濃度が消毒・殺菌用に調整されていて、使い方もティッシュや布に含ませて用いれば便利ですよ。

寝具をカビから守る
 暖房や加湿器の使用で、冬の寝室の窓にも結露が。加えて人はコップ1杯(約200㏄)の汗をひと晩でかくため、寝室は高温度状態です。窓のカビには前述のエタノールを使いますが、寝具についたカビの除去は素人では不可能。朝、必ず部屋の空気を入れ替えたり、布団乾燥機をかけたり、晴れた日にはマットレスをベットの上に立てて風を通すなど、カビから寝具を守る習慣を心かけましょう。



おばあちゃんの知恵袋
冷え・痛みに「びわ葉の風呂」
watermark (4) 寒さ厳しい今の時期は、体の冷えや痛みに悩まされる人も。枇杷葉の風呂は、昔からそういう症状に効くといわれてきた薬湯です。葉の栄養は極寒の今が一番濃厚で疲労をとるビタミンB1や免疫を高めるビタミンC、ポリフェノールなど、癒しの成分がいっぱい。生葉15枚をよく洗って3センチ大に刻み、布袋に詰めたら浴槽へいれます。お風呂は水から沸かすこと。
追い炊きができない場合は、鍋に葉と2ℓの水を入れて沸騰させます。5分間煎じたら煮汁を湯舟のお湯へ。体がほっとひと息つく、あったか枇杷風呂のできあがりです。